JPH0338961Y2 - - Google Patents

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JPH0338961Y2
JPH0338961Y2 JP1984186607U JP18660784U JPH0338961Y2 JP H0338961 Y2 JPH0338961 Y2 JP H0338961Y2 JP 1984186607 U JP1984186607 U JP 1984186607U JP 18660784 U JP18660784 U JP 18660784U JP H0338961 Y2 JPH0338961 Y2 JP H0338961Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、耕耘カバー装置に係り、より具体的
には、ロータリ耕耘部を上方から覆う均平部を備
えたカバー装置に関する。
(従来の技術) 耕耘部を上方から覆う耕耘カバー装置として、
固定カバーの後部に、下端にそれぞれ均平部を有
する第1カバーと第2カバーとを組合せて上下動
自在に連結するとともに、第1カバーに対して第
2カバーを高さ方向位置変更固定自在としたもの
がある。
(考案が解決しようとする問題点) 前述した従来の技術にあつては、耕深の大小に
応じて第2カバーを高さ方向に位置変更固定自在
にできることから重宝ではあるけれども、第2カ
バーを位置変更固定自在にする弾機とかストツパ
による外れ止め構造とされていることから構造が
複雑で取扱いが面倒であつた。
本考案は、第2カバーの第1カバーに対する高
さ方向位置変更固定とする手段として第1カバー
に設けられた係合部に、第2カバーの被係合部を
係脱自在とするとともに連結ピンの挿抜によつて
簡単にできるようにしたことを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案が前述の目的を達成せんために講じた技
術的手段として特徴とするのは耕耘部4を上方か
ら覆う耕耘カバー装置5が固定カバー15とこれ
の後部に上下動自在に連結された均平カバー17
とからなり、該均平カバー17が下端に均平部2
3を有して固定カバー15に連結される第1カバ
ー21とこの第1カバー21に高さ方向位置変更
固定自在として備えられ第1カバー21の均平部
23より下方に均平部24を有する第2カバー2
2とからなるものにおいて、第1カバー21の耕
耘部4と面しない側の背面上部に横軸26を介し
てステー27が上下動自在に取付けられており、
該ステー27は下方に延設されてその延設方向に
間隔をおいて複数個の第2カバー22の取付孔2
8,29,30が形成されているとともに、第1
カバー21の背面には前記横軸26より下方にお
いて高さ方向の間隔をおいて複数個の係合部3
1,32,33が設けられ、更に、第2カバー2
2の背面にステー39が固設されており、このス
テー39の上部に、前記係合部31,32,33
に係脱自在とされる被係合部41と前記取付孔2
8,29,30のいずれかに抜挿自在な連結ピン
43を介して取付けられる取付部42が形成さ
れ、前記ステー27の上下動支点である横軸26
と、前記係合部31,32,33のいずれかに係
合している被係合部41を含む取付部と、前記第
2カバー22のステー39の上部取付部42と、
が側面視において三角形を形造るように設けら
れ、かつ、正背面視において略同一平面上にあつ
て耕幅方向の左右中間部に備えられている点にあ
る。
(作用) 第2図が耕耘部4による浅耕し状態G1である
とすると、第2カバー22の均平部24は第1カ
バー21の均平部23より下方に大きく突出さ
れ、この状態は最下段の係合部31に被係合部4
1を係合させるとともに、ステー27の最下端の
取付孔28と取付部42に連結ピン43を挿支す
ることによつて保持される。
この浅耕し状態G1から深耕し状態G2にした
とき、耕耘部4は圃場に沈みこれに追従して第2
カバー22の均平部24は相対的に上昇されて耕
耘跡に接地させる必要があり、これは連結ピン4
3を引抜いて第2カバー22のステー39に備え
られたフツク状の被係合部41を第1カバー21
の背面に備えられた上段又は中段の係合部32,
33に上方から引掛けて係合させるとともに、横
軸26回りに第1カバー21に矢示Aの如く回動
されたステー27の取付孔29,30のいずれか
と取付部42とを合致せしめ連結ピン43を挿入
することによつて第2カバー22を矢示のBの如
く高さ方向に位置変更固定自在とされるのであ
る。
(実施例) 以下、図面を参照して本考案の実施例を詳述す
る。
第6図において、1はロータリ耕耘装置で、3
点リンク機構2を介して図外のトラクタに昇降自
在に装着されている。耕耘装置1は、機枠3と、
耕耘部4と、耕耘カバー装置5と、ゲージ装置6
等で構成されている。
機枠3は、入力用ギヤケース7と、その両側方
に突出する左右一対のサポートアーム8と、各ア
ーム8外側端部から下設された伝動ケース9及び
サイドプレート10等から成り、ギヤケース7に
備えられた入力軸11がトラクタのPTO軸に連
動連結されている。ギヤケース7には、入力軸1
1と連動する正逆転切換機構が内蔵され、該機構
が伝動ケース9内の伝動機構を介して耕耘部4と
連動している。
耕耘部4は、伝動ケース9とサイドプレート1
0に両端部を支持された爪軸12と、該爪軸12
に固設された爪取付体13を介して装着された多
数の正逆転両用形耕耘爪14から成り、横軸廻り
に正逆転自在に駆動可能とされている。
耕耘カバー装置5は機枠3に固定されて耕耘部
4を上方から覆う固定カバー15と、この固定カ
バー15の後部にヒンジ16を介して上下動自在
に連結された均平カバー17とからなり、該均平
カバー17は機枠3側より突出されたアーム18
との間に設けられた弾持機構19を介して接地方
向に付勢されている。
なお、弾持機構19はその弾性力が強弱調整自
在とされているとともに、ゲージ装置6は機枠3
側との間に設けられた伸縮ネジ構造等による耕深
調整機構20によつて耕耘部4に対して相対的に
上下の位置が調整自在とされている。
第1図、第2図を参照すると、均平カバー17
はその上端がヒンジ16を介して固定カバー15
の後部に上下動自在として連結された第1カバー
21と、この第1カバー21の背後にあつて高さ
方向位置変更固定自在に備えられた第2カバー2
2とからなり、両カバー21,22はいずれも板
金製であつてそれぞれの下端に均平部23,24
が形成されている。
第1カバー21の背面、すなわち、耕耘部4に
面しない側には第1図で示す横巾方向中心線O−
Oに対して対象となる方向に一対のリブ25が高
さ方向に沿つて添接固着されている。
なお、均平カバー17は前記中心線O−Oを境
に左右対象であることから、以下の説明では第1
図でも示す如く右側についてのみ説明する。
リブ25は第1カバー21の上方から下端の弯
曲状均平部23にわたつて一対の平板状プレート
を並設固着したものであり、側面視では第2図に
示す如くへの字形状とされている。
リブ25の上部側には横軸26を介してステー
27が第2図の矢示Aで示す如く上下動自在に取
付けられており、該ステー27は下方に後傾状と
されて延設され、その延設方向に間隔をおいて第
2カバー22の取付孔28,29,30が横向と
されて複数個形成されており、このステー27は
横断面形状が溝形とされている。
更に、リブ25には前記横軸26より下方にお
いて丸棒材よりなる複数個の係合部31,32,
33が高さ方向に間隔をおいて取付けられてい
る。
第2カバー22はその上部に巻込部34を有
し、この巻込部34から直平部35、第1均平部
36、第2均平部37を連設してなる板金製であ
り、第2均平部37は上方折返部38を有する。
そして、この上方折返部38に下端が固設され
たステー39が上方に延設され、その上方延設部
が巻込部34に背後と上面から嵌合状に固設さ
れ、しかも、巻込部34の下面から正面にわたつ
てL字形に折曲されて上端にフツク40を有する
被係合部41が形成されている。
また、ステー39の後端上部には取付部42が
形成されており、この取付部42が前記第1カバ
ー21に備えられたステー27の取付孔28,2
9,30のいずれかに抜差し自在の連結ピン43
を介して択一的に連結可能とされている。
すなわち、第2カバー22の背面に固設された
平板形状のステー39の上部には係合部31,3
2,33のいずれかに上方から係脱自在とされて
リブ25で横ずれが防止される被係合部41が備
えられるとともに、第1カバー21のステー27
における取付孔28,29,30のいずれかに連
結ピン43を介して択一的に連結される取付部4
2を有し、この取付状態において、第2カバー2
2の均平部24が第1カバー21の均平部23よ
り下方にあり、しかも、第1カバー21の均平部
23の背面と第2カバー22の直平部35との間
に空間Cが形成されているのである。
すなわち、第1カバー21に備えた前記ステー
27の上下動支点である横軸26と、前記係合部
31,32,33のいずれかに係合している被係
合部41を含む取付部と、前記第2カバー22の
ステー39の上部取付部42と、が第2図で示す
如く側面視において三角形を形造るように設けら
れ、かつ、第1図に示す如く正背面視において略
同一平面上にあつて耕幅方向の左右中間部に備え
られている。
その他、図において、44はレーキであり、そ
の上部が第2カバー22における直平部35の背
後において締結具45により着脱固定自在に備え
られており、該レーキ44は押え板46によつて
取付部がめかくしされているとともに、第2カバ
ー22の均平部24との間に空間Dを有して設け
られている。
このレーキ44は第2図で示す浅起し均平面G
1及び深耕し均平面G2のいずれの場合でも、草
等の長尺異物を土中に埋没させる機能を有する。
47は閉塞板であり、第2カバー22を取外し
た状態で図外の培土器等を装着するための切欠部
50を閉塞するものであり、第3図〜第5図で示
す如く切欠部50の周縁に固設した筒部48に対
して閉塞板47の周縁に固設の筒部49に抜挿自
在のアーム51A付の偏心量eとされた偏心ピン
51を挿支せしめ、該ピン51の挿抜とピン軸回
りの回動によつて第3図で示す如く閉塞板47と
切欠部50とを重ね合せたり、第4図で示す如く
スキマ52を形成したりするものであり、53は
偏心ピン51のストツパを示している。
また、54は端縁閉塞板であり、第1カバー2
1の側縁部に形成された切欠部55を閉塞するも
のであり、ボルト56で着脱固定自在とされてい
る。
更に、第6図において、57はレーキを示し、
このレーキ57は耕耘部4をアツパーカツト方向
に回転させたとき、細土は後方に通過させ、粗土
は前面下方に落下させるような機能を有する。
(考案の効果) 本考案によれば、耕耘部によつて作業深さを大
小に変更して圃場条件、作物条件に適したものと
する場合において、これに応じて均平部の位置を
高さ方向に調整して固定するには、第1カバー2
1背後の高さ方向に間隔を有する係合部31,3
2,33に対して第2カバー22の上部に備えら
れた係合部41を係脱させるとともに、第1カバ
ー21より上下動自在として延設されたステー2
7の取付孔28,29,30に第2カバー22の
ステー39に設けられた取付部42を連結ピン4
3の抜挿により連結することができ、ここに、第
2カバー22の高さ方向の位置調整が簡易に実施
できる。
又、第1カバー21のステー27は横軸26を
介して備えられ、この横軸26より下方における
第1カバー21の背後に係合部31,32,33
を設けて、この係合部31,32,33に第2カ
バー22の被係合部41を係合させるとともに取
付部42をステー27の取付孔28,29,30
に連結ピン43にて連結するものであるから、第
2カバー22の均平部24に抵抗が作用しても同
カバー22は調整された位置で確実に保持され、
ここに、均平作用も正確にでき、浅耕し深耕しの
いずれでも確実な均平効果を得ることができる。
更に、前記ステー27の上下動支点である横軸
26と、前記係合部31,32,33のいずれか
に係合している被係合部41を含む取付部と、前
記第2カバー22のステー39の上部取付部42
と、が側面視において三角形を形造るように設け
られているので、均平作業中に外力が作用して
も、これを充分に受け止めることができ、しか
も、正背面視において略同一平面上にあつて耕幅
方向の左右中間部に備えられているので、外力を
受け止める部分が集中できるし、第2カバー22
の高さ調整においても、連結ピン43の挿脱が非
常に容易となつて高さ調整作業が簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は均平カ
バーの右半分を示す背面図、第2図は第1図A−
A線断面図、第3図と第4図は第1図B矢示部の
作動前後を示す断面図、第5図は同じく偏心ピン
の横断説明図、第6図は耕転装置全体の側面図で
ある。 4……耕耘部、5……耕耘カバー装置、15…
…固定カバー、17……均平カバー、21……第
1カバー、22……第2カバー、23,24……
均平部、27,39……ステー、28〜30……
取付孔、31〜33……係合部、42……取付
部、43……連結ピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 耕耘部4を上方から覆う耕耘カバー装置5が固
    定カバー15とこれの後部に上下動自在に連結さ
    れた均平カバー17とからなり、該均平カバー1
    7が下端に均平部23を有して固定カバー15に
    連結される第1カバー21とこの第1カバー21
    に高さ方向位置変更固定自在として備えられ第1
    カバー21の均平部23より下方に均平部24を
    有する第2カバー22とからなるものにおいて、 第1カバー21の耕耘部4と面しない側の背面
    上部に横軸26を介してステー27が上下動自在
    に取付けられており、該ステー27は下方に延設
    されてその延設方向に間隔をおいて複数個の第2
    カバー22の取付孔28,29,30が形成され
    ているとともに、第1カバー21の背面には前記
    横軸26より下方において高さ方向の間隔をおい
    て複数個の係合部31,32,33が設けられ、
    更に、第2カバー22の背面にはステー39が固
    設されており、このステー39の上部に、前記係
    合部31,32,33に係脱自在とされる被係合
    部41と前記取付孔28,29,30のいずれか
    に抜挿自在な連結ピン43を介して取付けられる
    取付部42が形成され、前記ステー27の上下動
    支点である横軸26と、前記係合部31,32,
    33のいずれかに係合している被係合部41を含
    む取付部と、前記第2カバー22のステー39の
    上部取付部42と、が側面視において三角形を形
    造るように設けられ、かつ、正背面視において略
    同一平面上にあつて耕幅方向の左右中間部に備え
    られていることを特徴とする耕耘カバー装置。
JP1984186607U 1984-12-07 1984-12-07 Expired JPH0338961Y2 (ja)

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JP1984186607U JPH0338961Y2 (ja) 1984-12-07 1984-12-07

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JPS61100909U JPS61100909U (ja) 1986-06-27
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