JPH048725Y2 - - Google Patents

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JPH048725Y2
JPH048725Y2 JP5789385U JP5789385U JPH048725Y2 JP H048725 Y2 JPH048725 Y2 JP H048725Y2 JP 5789385 U JP5789385 U JP 5789385U JP 5789385 U JP5789385 U JP 5789385U JP H048725 Y2 JPH048725 Y2 JP H048725Y2
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rake
cover
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tilling
winding
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JP5789385U
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Priority to GB08523165A priority patent/GB2164832B/en
Priority to AU47898/85A priority patent/AU577155B2/en
Priority to CA000491807A priority patent/CA1247919A/en
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は弾性変形可能なレーキを有し耕耘跡を
表層細土下層大土塊にするロータリ耕耘機のレー
キ装置に関する。
(従来の技術) ロータリ耕耘部を覆う耕耘カバーの後部カバー
の内側に棒材(丸棒、板状棒材を含む以下同じ)
からなるレーキを耕幅方向に多数列設したレーキ
付ロータリ耕耘機は、例えば、1984年10月発行の
機械化農業の特集1“土づくりの耕うん学”で開
示されている。
(考案が解決しようとする問題点) この従来装置では、レーキは変形可能な棒材で
形成されていつもその衝撃緩衝性能は低く、その
衝撃が取付板に取付けられている上端に加わり、
溶着部が破損したりすることがある。また、後部
カバーは耕深に応じて上下位置が変化するが、耕
深が浅い場合、後部カバーが垂直姿勢に近ずい
て、レーキの作用部と接触することがある。レー
キは分離した細土を土塊よりも後方へ飛散させな
ければならないのに、後部カバーが接触していた
のではレーキ作用ができなくなり、また土が付着
することがある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、このような従来技術の問題点を、レ
ーキ16の取付け上端の近傍に緩衝用の巻回部1
9を形成し、この巻回部19をその下方の作用部
20より後部カバー9側に突出させてそれと当接
可能に構成することにより、総て解決できるよう
にしたものである。
即ち、本考案における問題解決手段の具体的構
成の特徴とするところは、耕耘部5とこれを覆う
耕耘カバー6の後部カバー9との間に多数本のレ
ーキ16を配列したものにおいて、前記レーキ1
6は上端が耕耘カバー6に対して固定された弾性
棒材17で形成され、その上端近傍には巻回部1
9が形成され、この巻回部19はその下方の作用
部20と後部カバー9とを隔離すべく作用部20
よりも後部カバー9側に突出していて後部カバー
9と当接可能である点にある。
(作用) 耕耘部5の耕耘爪4のアツパカツト耕によつて
耕耘カバー6の内面に沿つて移動される耕土塊
は、砕土されつつ後方へ送られ、レーキ16に当
つて大土塊と細土とに分離される。レーキ16は
大土塊による衝撃をその材質及び棒状という形状
によつて緩衝すると共に、巻回部19が縮小する
ように変形することによつて緩衝する。このレー
キ16に対して後部カバー9が最も近ずいたと
き、巻回部19が後部カバー9に当接し、作用部
20と後部カバー9との間の最小間隙を保持し、
作用部20による細土分離作用を維持する。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面を参照して詳述す
る。
第1〜4図に示す第1実施例において、レーキ
付ロータリ耕耘機1はリンク機構2を介して図外
のトラクタに昇降自在に連結されている。
機枠3には水平横軸回りに回転する爪軸が架設
され、該爪軸にはアツパーカツトとダウンカツト
とができる耕耘爪4が多数取付けられて耕耘部5
が形成されている。
耕耘部5はトラクタのPTO軸からの回転動力
を自在接手軸等を介して受入れて矢印Aで示す方
向と矢印Aと反対方向とのいずれかに回転される
ものである。
また、耕耘部5は耕耘カバー6で覆われてお
り、該耕耘カバー6は機枠3に取付けられた主カ
バー7と該主カバー7の後部に蝶番8を介して上
下動自在に枢支された後部カバー9と、左右の前
後側カバー10,11等からなり、後部カバー9
の後縁に形成した均平部9Aは弾下機構12を介
して接他方向に付勢されている。なお、弾下機構
12の弾下力は強弱調節自在とされる。
更に、耕耘部5の作業深さを設定するゲージ輪
13が支持杆14を介して機枠3に装着されてお
り、支持杆14と機枠3を調節手段15で連結す
ることにより、作業深さは調整可能とされてい
る。
耕耘カバー6の内側にはレーキ16が備えら
れ、該レーキ16は、強靱性を有する金属製丸
棒、板状体等の弾性棒材17からなり、耕幅方向
に間隔をおいて多数列設されている。
レーキ16は1本の弾性棒材17がその棒長手
方向中央部においてU字形18に折曲げられると
ともに、U字形18の近くに上向きの巻回部19
を左右対称に形成し、該巻回部19に続く1対の
円弧杆状作用部20が互いに平行に形成され、レ
ーキ間隔Lを有して自由端とされたものである。
即ち、レーキ16は弾性棒材17からなり、そ
の上端近傍に巻回部19がその下方に作用部20
が夫々形成されている。該巻回部19は作用部2
0よりも後部カバー9側に突出していて、これの
みが後部カバー9と当接可能であり、後部カバー
9が垂直に近い姿勢となつても巻回部19が当接
することにより、後部カバー9と作用部20との
間に少なくとも間隙Cを形成して両者を隔離させ
る。
レーキ16の上端部は耕耘カバー6側に巻回部
19の弾性変形を許容して固定される。弾性棒材
17のU字形18に第3図で示すT形の押え金具
21を外側から重合させ、押え金具21の両側に
形成した弯曲部22で棒材を押付けてボルト23
を中央部に挿通してナツト24に螺合することで
取付部25が構成されている。
更に、巻回部19はこの内側からの飛散物、例
えば、土、石、草等の飛散に伴う付着、絡みによ
る弾性変形作用の低下を阻止乃至防止するため
に、カバー部26が巻回部19の内側に形成され
ている。
即ち、第1実施例では第2図に示す如く主カバ
ー7の骨格材27にレーキ取付部材28を内張り
して、該取付部材28を後方斜めに延設すること
によつて、カバー部26とされ、前記ナツト24
が取付部材28に内張にて溶着されているのであ
る。
第5図は本考案の第2実施例であり、基本構成
は前述第1実施例と同じであることから、共通部
材は共通符号で示し、以下、相違点の述べる。な
お、これは、第6図〜第8図の各実施例において
も同じである。
レーキ間隔Lを一定とした場合、1本の弾性棒
材17からなるレーキの巻回部19が第1実施例
とは反対方向に形成されたもので、この第2実施
例ではU字形18のスパンが短くなつて押え金具
21が小形化されている。但し、この第2実施例
は押え金具21の押付け力は第1実施例より小さ
くなる。
従つて、第6図で第3実施例を示す如く、押え
金具21の弯曲部22はU字形18の頂部側にも
形成しておいて、U字形18を押付けることが有
利となる。
第6図と第7図とに示す第4実施例では、押え
金具21の代りに帯板21′を使用し、この帯板
21′にレーキのU字形18を溶着し、この帯板
21′をボルト23を介して取付部材28に固定
している。
この第4実施例では、全弾性棒材17を1枚の
帯板21′に溶着しておけるので、レーキ16の
着脱が簡便になる。
第9,10図は延長カバーの1例を示してお
り、後部カバー9の後下部の均平部9Aの左右両
側には延長カバー30が着脱自在に取付けられて
いる。
この延長カバー30は従来においては2本以上
のボルトで後部カバー9に対して取付けられてい
たが、ここでは1本のボルト31のみで取付けら
れている。
32は後部カバー9の後下部上面に取付けられ
た帯板製の補強板であり、この補強板32に対応
して延長カバー30の上面にも補強用板材33が
固着されている。
延長カバー30の一側部、即ち後部カバー9と
重合する側部には板材33がなく、板材33の端
面は後部カバー9及び補強板32の側端面Pと当
接しており、1本のボルト31で締結された延長
カバー30がQ方向に回動するのを阻止してい
る。
延長カバー30は後部カバー9の後下部下面と
重合しているので上動はなく、また土からの抵抗
があるので下動も生じなく、1本のボルト31の
締緩だけで後部カバー9に簡単に着脱できる。
(考案の効果) 以上詳述した本考案によれば、弾性棒材17か
らなるレーキ16の上部近傍に巻回部19が形成
され、この巻回部19の弾性変形を許容してレー
キ16の上端部が耕耘カバー6側に固定されてい
ることから、耕耘部5から飛行された石、砂礫等
がレーキ16に衝突しても、レーキ16は弾性棒
材17による弾性変形に加えて巻回部19による
弾性変形によつて、前記衝撃が緩和吸収され、こ
こに、レーキ16の曲り、取付部25の破損等が
防止できる。
また、前記巻回部19は、その下方の作用部2
0よりも後部カバー9側に突出していてそれと当
接可能であるので、作用部20と後部カバー9と
は常に離隔され、作用部20による土塊と細土と
の分離作用を確実に維持できる。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本考案の第1実施例を示し、第1
図は全体側面図、第2図は側面断面図、第3図は
同要部の平面図、第4図は第3図B−B線断面
図、第5図は第2実施例の要部平面図、第6図は
第3実施例の要部平面図、第7,8図は第4実施
例の側面断面図と要部平面図、第9,10図は延
長カバーの1例を示しており、第9図は背面図、
第10図は斜視説明図である。 1……ロータリ耕耘機、5……耕耘部、6……
耕耘カバー、7……主カバー、9……後部カバ
ー、16……レーキ、17……弾性棒材、19…
…巻回部、20……作用部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 耕耘部5とこれを覆う耕耘カバー6の後部カバ
    ー9との間に多数本のレーキ16を配列したもの
    において、前記レーキ16は上端が耕耘カバー6
    に対して固定された弾性棒材17で形成され、そ
    の上端近傍には巻回部19が形成され、この巻回
    部19はその下方の作用部20と後部カバー9と
    を隔離すべく作用部20よりも後部カバー9側に
    突出していて後部カバー9と当接可能であること
    を特徴とするロータリ耕耘機のレーキ装置。
JP5789385U 1984-09-28 1985-04-17 Expired JPH048725Y2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5789385U JPH048725Y2 (ja) 1985-04-17 1985-04-17
GB08523165A GB2164832B (en) 1984-09-28 1985-09-19 Rake device for rotary cultivators
AU47898/85A AU577155B2 (en) 1984-09-28 1985-09-25 Rake device for rotary cultivators
CA000491807A CA1247919A (en) 1984-09-28 1985-09-27 Rake device for rotary cultivators
US06/782,542 US4669549A (en) 1984-09-28 1985-10-01 Rake device for rotary cultivators

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JP5789385U JPH048725Y2 (ja) 1985-04-17 1985-04-17

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Publication Number Publication Date
JPS61173205U JPS61173205U (ja) 1986-10-28
JPH048725Y2 true JPH048725Y2 (ja) 1992-03-05

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ID=30582863

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