JP2579990Y2 - ロータリ耕耘部のカバー構造 - Google Patents

ロータリ耕耘部のカバー構造

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JP2579990Y2
JP2579990Y2 JP1991036206U JP3620691U JP2579990Y2 JP 2579990 Y2 JP2579990 Y2 JP 2579990Y2 JP 1991036206 U JP1991036206 U JP 1991036206U JP 3620691 U JP3620691 U JP 3620691U JP 2579990 Y2 JP2579990 Y2 JP 2579990Y2
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transmission case
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rotary
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JP1991036206U
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JPH04124001U (ja
Inventor
山 実 中
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セイレイ工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ロータリ耕耘部におい
て、爪軸ロータリの回転圏外方を被蓋するカバー構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】伝動ケースに支承横設された爪軸ロータ
リの回転圏外方を被うカバーを、前記伝動ケースに対し
て着脱自在に取付けたものが知られている(例えば、実
公昭46−25045号公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来のものは、カバー
側の取付板に開設した複数のボルト孔を、伝動ケース側
の取付座に対設された複数のボルト孔に合致させ、両者
にボルトを嵌装して締付固定するように構成されていた
ので、カバーを脱着するに際しては、複数孔の位置合わ
せや、複数のボルトの締め弛めに多くの手数がかかる難
点があった。また、爪軸ロータリのメンテナスや耕耘爪
の付替などを行う場合には、爪軸ロータリへの伝動系の
耕耘クラッチを切断して爪軸ロータリを軽く回すことが
できるようにする必要があるが、このクラッチ切断は、
前述したカバー取り外し所作とは別個に行わねばならな
いものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、従来のものに
おける上記難点を解消することを目的としてなされたも
のであって、操作手段(8)によって入切作動される耕
耘クラッチを、本体(7)側のミッションケース(9)
又はそれに連設される伝動ケース(2)の入力部に備
耕耘クラッチを経て伝動される動力でもって前記伝
動ケース(2)に横架支承した爪軸ロータリ(1)を回
転駆動し、その爪軸ロータリ(1)の回転圏外方を被う
カバー(4)を設けてあるロータリ耕耘部において、前
記カバー(4)を伝動ケース(2)に対して着脱自在な
骨フレーム(3)に一体的に設け、その骨フレーム
(3)をレバー(20)の操作によって鉤止固定及び鉤
止解除される連結手段(6)によって伝動ケース(2)
に着脱自在に取付け、この連結手段(6)と前記操作手
段(8)とを、連結手段(6)が鉤止固定状態から鉤止
解除状態に変更操作されるに伴って操作手段(8)が前
記耕耘クラッチを「入」から「切」とするように連動連
係させているものである。
【0005】
【考案の作用及び効果】本考案構造が採用されたロータ
リ耕耘部においては、カバーを備えた骨フレームの伝動
ケースに対する着装及び離脱を、レバー操作によって極
く簡単に行うことができる。そして、骨フレームの取外
しにより伝動ケース及び爪軸ロータリ等が剥き出し状に
なり、それに併せて爪軸ロータリへの伝動系の耕耘クラ
ッチが自動的に断たれるので、全体としての所作手数が
一段と省力化され、メンテナスや耕耘爪の付替等の作業
を、カバーによって制約されない状態のもとで、爪軸ロ
ータリを軽く回しながらごく容易に行うことができる。
【0006】
【実施例】次に、本考案の実施例について図面を参照し
て説明するが、図1は本考案によるロータリ耕耘部を装
備した歩行型耕耘機の全体側面図、図2は歩行型耕耘機
の平面概略図、図3は本考案によるロータリ耕耘部及び
その作用態様説明図、図4はカバー脱着手段と耕耘クラ
ッチ操作手段との連係構造を示す要部側面図、図5はカ
バーの変形例を示す斜視図、図6は変形例のカバーを縦
断した断面部分図である。
【0007】図1及び図2において、歩行型耕耘機の本
体(7)は、ミッションケース(9)から前延する前フ
レーム(10)にエンジン(11)を搭載し、エンジン
(11)の動力を前記ミッションケース(9)内の伝動
装置を経て左右車軸(12)に伝達し、走行車輪(1
3)を回転駆動して走行するように構成され、その運転
は、ミッションケース(9)の上部から延設される操縦
ハンドル(14)の端部において行えるようになってい
る。
【0008】そして、ミッシヨンケース(9)のPTO
部に伝動ケース(2)の前端部を合接して伝動ケース
(2)側の伝動系を前記PTO部に連動連結させた状態
、ロータリ耕耘部(R)を本体(7)側に装着できる
ようになっている。なお、ミッションケース(9)のP
TO部、若しくはPTO部に連動結合される伝動ケース
(2)側の入方部には、動力伝達を正逆転・中立に切り
換える耕耘クラッチ(図示省略)が設けられ、の耕耘
クラッチの切り換えを行う操作手段(8)が設けられて
いる。
【0009】耕耘クラッチを切り換える操作手段(8)
は、図4にみられるように、本体(7)又は伝動ケース
(2)に設置された横向きの枢支軸を支点にして回動す
るベルクランク状のリンク機構(26)の一方の連繋腕
体を、適宜の連繋具を介して前記耕耘クラッチの切換え
作動部に連動接続するとともに、他方の操作腕体の端
を、後述する連結手段(6)に対して所定の部位に対応
位置させて構成されている
【0010】一方、ロータリ耕耘部(R)は、前記伝動
ケース(2)と、伝動ケース(2)から後延する骨フレ
ーム(3)と、カバー(4)とからなっていてセンター
ドライブ型に構成されており、全体の後端部に尾輪装置
(5)が設けられ、また、伝動ケース(2)の下端に爪
軸ロータリ(1)が横架されて、その爪軸ロータリの回
転圏の外方を前述したカバー(4)が被っている
【0011】しかして、前記カバー(4)及び尾輪装置
(5)が骨フレーム(3)がわに一体的に固設され、こ
の骨フレーム(3)が、レバー(20)の回動操作で鉤
止固定・鉤止解除される連結手段(6)によって前記伝
動ケース(2)に着脱自在に結合取付されるようになっ
ている
【0012】前記連結手段(6)は、図3及び図4に示
しているように、骨フレーム(3)の前端部に横架支承
した掛止ピン(15)を、伝動ケース(1)側に形成さ
れている受溝(16)に陥入させると共に、骨フレーム
(3)側の横向き支軸(17)に回動可能に軸着したフ
ック(18)(18)を、それに一体的に連設されてい
るレバー(20)の操作により回動させて伝動ケース
(1)側の突起ピン(19)(19)に鉤止させ、その
鉤止状態を死点越えバネ(21)によって維持し得るよ
うに構成されている
【0013】そして、フック(18)(18)の鉤止部
の外側部位に、前記リンク機構(26)の操作腕体の先
端部に対向する係合体が連設されていて、フック(1
8)(18)が伝動ケース(1)側の突起ピン(19)
(19)に鉤止した状態、すなわち、骨フレーム及びカ
バーが伝動ケースに結合された状態において、フック
(18)(18)側の係合体が耕耘クラッチ「入」のと
きのリンク機構(26)の操作腕体端部に接合位置し、
逆に、フック(18)(18)がレバー(20)の操作
によって鉤止解除方向に作動されると、係合体が前記操
作腕体を押圧してリ ンク機構(26)を枢支軸支点で回
動させて耕耘クラッチを「切」に作動するように構成さ
れている
【0014】なお、(22)は骨フレームを脱着する際
に利用する取っ手、(23)は尾輪装置の上下位置を変
更調節するための調節維持具である。また、(24)は
耕耘爪であり、それぞれの耕耘爪は、基部を爪軸筒の外
周に配設された複数のブラケット(25)に挿し込んで
締結固定して取り付けられるようになっている。そし
て、図にみられる耕耘爪は、ダウンカット回転する正転
(B)時と、アップカット回転する逆転(C)時とで挿
し込み向きを変更するものとなっているのであるが、こ
れは正逆転両用爪に置き換えることもできる。
【0015】また、連結手段(6)の解脱動作でもって
耕耘クラッチを「切」動作させるに加え、本体(7)が
わのスタンド(27)を起立動作させるようにする、或
いはスタンド(27)のみを連結手段(6)の解脱動作
で起立動作させるように構成すれば、骨フレームおよび
カバーを伝動ケースに対して着脱する際に、本体側が安
定よく保持されて着脱作業が更に行い易くなる。
【0016】さらに、図5及び図6に示しているよう
に、カバー枠(29)に窓(28)(28)を開設し、
それぞれの窓(28)(28)に内面側からゴム(3
0)(30)を当てがってビス止めしたカバー構造にす
れば、カバー内面への土壌の付着が減少されるととも
に、カバー内面に付着した土壌は、窓(28)に張設さ
れたゴム板(30)を外面側から叩くことによって簡単
に落下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるロータリ耕耘部を装備した歩行型
耕耘機の全体側面図である。
【図2】歩行型耕耘機の平面概略図である。
【図3】本考案によるロータリ耕耘部及びその作用態様
説明図である。
【図4】カバー脱着手段と耕耘クラッチ操作手段の連係
構造を示す要部側面図である。
【図5】カバーの変形例を示す斜視図である。
【図6】変形例のカバーを縦断した断面部分図である。
【符号の説明】
1 爪軸ロータリ 2 伝動ケース 3 骨フレーム 4 カバー 6 連結手段8 操作手段 20 レバー 26 リンク機構

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作手段(8)によって入切作動される
    耕耘クラッチを、本体(7)側のミッションケース
    (9)又はそれに連設される伝動ケース(2)の入力部
    に備え、耕耘クラッチを経て伝動される動力でもって前
    記伝動ケース(2)に横架支承した爪軸ロータリ(1)
    を回転駆動し、その爪軸ロータリ(1)の回転圏外方を
    被うカバー(4)を設けてあるロータリ耕耘部におい
    て、前記カバー(4)を伝動ケース(2)に対して着脱
    自在な骨フレーム(3)に一体的に設け、その骨フレー
    ム(3)をレバー(20)の操作によって鉤止固定及び
    鉤止解除される連結手段(6)によって伝動ケース
    (2)に着脱自在に取付け、この連結手段(6)と前記
    操作手段(8)とを、連結手段(6)が鉤止固定状態か
    ら鉤止解除状態に変更操作されるに伴って操作手段
    (8)が前記耕耘クラッチを「入」から「切」とするよ
    うに連動連係させたことを特徴とするロータリ耕耘部の
    カバー構造。
JP1991036206U 1991-04-19 1991-04-19 ロータリ耕耘部のカバー構造 Expired - Lifetime JP2579990Y2 (ja)

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JPH04124001U JPH04124001U (ja) 1992-11-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59232002A (ja) * 1983-06-13 1984-12-26 株式会社鈴江農機製作所 歩行形農耕車におけるセンタ−ドライブ形耕うん部

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JPH04124001U (ja) 1992-11-11

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