JPH0691761B2 - トラクタ−の作業機装着装置 - Google Patents

トラクタ−の作業機装着装置

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JPH0691761B2
JPH0691761B2 JP62037485A JP3748587A JPH0691761B2 JP H0691761 B2 JPH0691761 B2 JP H0691761B2 JP 62037485 A JP62037485 A JP 62037485A JP 3748587 A JP3748587 A JP 3748587A JP H0691761 B2 JPH0691761 B2 JP H0691761B2
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JP
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quick hitch
frame
pin
dog clutch
shaft
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JP62037485A
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JPS63202305A (ja
Inventor
弘泰 雪野
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ヤンマーディーゼル株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明はトラクターの後部に作業機を装着する際におい
て、オペレータによる操作を出来るだけ少なくしたクイ
ックヒッチ装置に関するものである。
(ロ)従来技術 従来からトラクターの作業機装着装置に付設してクイッ
クヒッチ装置を設ける技術は同一出願人により特願昭60
−262913号が成されている。
また、トラクターに装着した状態の作業機の姿勢を変化
させる技術としては、実開昭61−25711号公報に記載の
如き技術が公知されている。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 従来から、トラクターの三点リンク式装着装置は、圃場
端の回行時に枕地を少なくする為に、ロータリー耕耘装
置の後部を跳ね上げて、トラクターの側に引きつけ姿勢
となるように、固定ヒンジ33と短いトップリンク12を介
装する場合が多かったのである。また、逆にドライブデ
ィスク装置の如く、跳ね上げ上昇をすると不具合の発生
する場合があり、この場合には長い汎用トップリンクが
用いられていたのである。
このように、トップリンクが変化した場合には、ロータ
リー耕耘装置とドライブディスク装置のどちらかの装着
に不具合が発生するので、クイックヒッチ機構の利用範
囲が狭くなっていたのである。
本発明においては、クイックヒッチ機構の後部に調節フ
レーム装置を設けて、どちらの場合にもクイックヒッチ
フレーム20により、作業機を装着できるように調整可能
としたものである。
(ニ)問題を解決するための手段 本発明の目的は以上の如くであり、次に該目的を達成す
る為の構成を説明する。
トラクターの三点リンク式装着装置のトップリンク12と
ロアリンク28・28の後端にクイックヒッチフレーム20を
装着し、該クイックヒッチフレーム20の上部のピン係止
体11と下部両側のロアピン係止体10・10と、調節フレー
ム1の上部のピン3aと下部両側のロアピン18・18とを脱
着可能とし、該調節フレーム1の後面上部のピン3bと作
業機のトップリンクマスト4の上部のピン4aとの間をタ
ーンバックル装置2により枢結し、調節フレーム1の下
部両側のピン7a・7aと、作業機側のロアリンクブラケッ
ト27・27の前端を枢結し、トラクターのPTO軸と、クイ
ックヒッチフレーム20に前後方向に軸受支持したクイッ
クヒッチ軸8の間を連結し、前記クイックヒッチ軸8の
後端にドッグクラッチ8aを設け、作業機のギアボックス
24から前方に突出した入力軸5と、調節フレーム1に軸
受支持したカウンター軸6との間をユニバーサルジョイ
ント15により連結し、該カウンター軸6の前端にドッグ
クラッチ6aを設け、クイックヒッチフレーム20と調節フ
レーム1の装着と同時に、ドッグクラッチ8aとドッグク
ラッチ6aを係合すべく構成したものである。
(ホ)実施例 本発明の目的・構成は以上の如くであり、次に添付の図
面に示した実施例の構成を説明する。
第1図は本発明のトラクターの作業機装着装置に後部に
ドライブディスクを付設した状態の側面図、第2図はク
イックヒッチ装置と調節フレーム装置の部分の側面図、
第3図はクイックヒッチ装置と調節フレーム装置とドラ
イブディスクの下部接合部を示す側面図、第4図はクイ
ックヒッチ装置と調節フレーム装置とを外した状態の側
面図、第5図は調節フレーム装置の前面図である。
第1図において、全体的な構成について説明する。
実施例においては、作業機としてドライブディスク装置
を付設している。該ドライブディスク装置は円盤ディス
ク21a,21b,21c等を強制駆動回転しながら、土壌を回転
切断する耕耘装置である。後端にはデプスホイール22が
付設されている。該ドライブディスクはギアボックス24
の入力軸5に動力を伝達し、左右へ伝達した後にチェー
ンケース23によりディスク軸に動力を伝達し、円盤ディ
スク21を回転している。
該ドライブディスク装置やブロードキャスター装置等
は、作業機の昇降時においては、あまり後端を急激に上
昇することは都合が悪く、汎用トップリンクを介装し
て、平行移動に近い状態で上昇するのが理想的なのであ
る。
しかしクイックヒッチを使う場合には、短いトップリン
ク12を介装している場合が多いので、該短いトップリン
ク12を使用したクイックヒッチ装置にドライブディスク
装置を付設すると、後端が上昇しすぎて、耕耘面が前後
に長く構成されているドライブディスクの場合には、前
後の耕深が大きく相違するという不具合が発生するので
ある。
故に、該クイックヒッチ装置により装着した時にも、ド
ライブディスク装置の場合には、土壌面の近傍位置で
は、略地面と平行状態に近い状態で上下されることが必
要なのである。
その為に本発明においては、クイックヒッチ装置とドラ
イブディスク装置との間に、従来は無かった調節フレー
ム装置を介装したものである。
該調節フレーム装置は、調節フレーム1とターンバック
ル装置2により主として構成されており、該ターンバッ
クル装置2を調節することにより、ドライブディスク装
置が土壌面近くでは略水平状態で上下するように構成し
たものである。
ドライブディスクよりトップリンクマスト4が突出して
おり、該トップリンクマスト4の先端のピン4aにターン
バックル装置2の後端が枢結されている。
またドライブディスク装置の下方より前方へロアリンク
ブラケット27が突出されており、該ロアリンクブラケッ
ト27の先端が調節フレーム1の下端のピン7aに連結され
ている。
また通常のドライブディスクのギアボックス24から突出
された入力軸5の位置では、クイックヒッチ装置のドッ
グクラッチ8aには連結する程の長さがないので、ユニバ
ーサルジョイント15を介装して、先端を調節フレーム1
に枢支したドッグクラッチ6aに連結している。
そして調節フレーム1の上端に設けたピン座3にピン3
a,3bが設けられており、該ピン3bにはターンバックル装
置2の先端が枢結されており、他方のピン3aには、クイ
ックヒッチ装置のピン係止体11が係合すべく構成してい
る。
クイックヒッチ装置は先願である特願昭60−262913号と
同じものであり、クイックヒッチフレーム20の上端にピ
ン係止体11が固設され、左右の下部には、ロアピン案内
体9とロアピン係止体10が設けられている。該ロアピン
係止体10を解除するレバー17が設けられている。
該ピン係止体11のピン11aに短いトップリンク12が枢結
されており、またロアピン案内体9のピン9aにロアリン
ク28の後端が枢結されているのである。
第1図において開示したトップリンクは短いトップリン
ク12を図示しており、該短いトップリンク12は、ロアリ
ンク28の長さの略半分程度であり、前端はトラクター側
に固着された固定ヒンジ33に構成しているのである。汎
用トップリンクとは従来周知の技術であるが、従来周知
の汎用トップリンクは、短いトップリンク12と固定ヒン
ジ33の全長に渡り架設される長いトップリンクである。
第2図,第4図より調節フレーム装置の構成について説
明する。
ターンバックル装置2は前部螺子杆2dと後部螺子杆2cと
外装螺子筒2bとハンドル2aの4者により構成されている
のである。
また第5図に示す如く、逆U字形に構成した調節フレー
ム1の左右端を連結して、軸受架設杆14が架設されてお
り、該軸受架設杆14の中央の位置にカウンター軸6が軸
受支持されているのである。該カウンター軸6の前端に
ドッグクラッチ6aが固設されており、後端にはユニバー
サルジョイント15が連結されている。該ドッグクラッチ
6aは、クイックヒッチ装置のクイックヒッチ軸8の後端
のドッグクラッチ8aに連結されており、またユニバーサ
ルジョイント15の後端はギアボックス24の入力軸5に連
結されている。
クイックヒッチ軸8の前端はトラクターのPTO軸にユニ
バーサルジヨイント軸により連結されている。
また前述の軸受架設杆14の左右の板よりロアピン18が左
右に突出されており、該ロアピン18のクイックヒッチ装
置のロアピン案内体9とロアピン係止体10の部分が結合
され係止されるのである。
また第5図の如く調節フレーム1の左右の下端より外方
へピン7a,7aが突出されており、該ピン7aにドライブデ
ィスク装置より突出されたロアリンクブラケット27の先
端が連結されるのである。
該ロアリンクブラケット27の先端には係止爪部27aが設
けられており、該係止爪部27aと回動爪19が設けられて
いる。該回動爪19にハンドル16が設けられており、ハン
ドル16の先端がロックピンに構成されており、ロック板
29が構成されており、該ロック板29にハンドル16が構成
するピンの下端がバネにより押圧されているので、離す
とロック板29に嵌入ロックされるのである。
また回動爪19は上部を付勢バネ30により係止爪部27aを
挟持する方向に付勢されているのである。
クイックヒッチフレーム20も逆U字形に構成されてお
り、下端の左右には軸受架設杆34が架設されており、該
軸受架設杆34の中央の孔に軸受装置が設けられており、
該軸受装置によりクイックヒッチ軸8が支持されている
のである。
(ヘ)発明の効果 本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏
するものである。
第1に、クイックヒッチ装置の側においてはトップリン
クは短いトップリンク12を用いたままで、ドライブディ
スクの如く平行上下移動を必要とする側に調節フレーム
装置を設けたので、ロータリー耕耘装置の場合も、ドラ
イブディスク装置の場合も、どちらのタイプの作業機の
場合にも、三点リンク式装着装置とクイックヒッチ装置
はそのまま使用できるのでワンタッチ脱着ができるよう
になったのである。
第2に、ドライブディスク装置やブロードキャスター装
置の如く、作業機の上下に際して、略土壌面と平行姿勢
で上下する必要のある場合にも、短いトップリンク12の
ターンバックルは伸縮せずに、調節フレーム装置のター
ンバックル装置2の長さを大きく伸縮することにより、
略水平状態で上下できるような姿勢に変更調節すること
ができるのである。
第3に、作業機側のギアボックス24の入力軸5と、調節
フレーム装置のカウンター軸6との間にはユニバーサル
ジョイント15を介装したので、クイックヒッチ装置のク
イックヒッチ軸8とカウンター軸6の軸芯方向は、ター
ンバックル装置2により作業機の角度を調整しても変化
しないので、脱着時にドッグクラッチ8aとドッグクラッ
チ6aを係合離脱し、同時に連結取り外しを行うことがで
き、従来のクイックヒッチと同じくオペレーターは座席
に座ったままでロータリー耕耘装置もドライブディスク
装置のような作業機も装着ができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のトラクターの作業機装着装置に後部に
ドライブディスクを付設した状態の側面図、第2図はク
イックヒッチ装置と調節フレーム装置の部分の側面図、
第3図はクイックヒッチ装置と調節フレーム装置とドラ
イブディスクの下部接合部を示す側面図、第4図はクイ
ックヒッチ装置と調節フレーム装置とを外した状態の側
面図、第5図は調節フレーム装置の前面図である。 1…調節フレーム、2…ターンバックル装置 12…短いトップリンク、15…ユニバーサルジョイント 20…クイックヒッチフレーム、28…ロアリンク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トラクターの三点リンク式装着装置のトッ
    プリンク12とロアリンク28・28の後端にクイックヒッチ
    フレーム20を装着し、該クイックヒッチフレーム20の上
    部のピン係止体11と下部両側のロアピン係止体10・10
    と、調節フレーム1の上部のピン3aと下部両側のロアピ
    ン18・18とを脱着可能とし、該調節フレーム1の後面上
    部のピン3bと作業機のトップリンクマスト4の上部のピ
    ン4aとの間をターンバックル装置2により枢結し、調節
    フレーム1の下部両側のピン7a・7aと、作業機側のロア
    リンクブラケット27・27の前端を枢結し、トラクターの
    PTO軸と、クイックヒッチフレーム20に前後方向に軸受
    支持したクイックヒッチ軸8の間を連結し、前記クイッ
    クヒッチ軸8の後端にドッグクラッチ8aを設け、作業機
    のギアボックス24から前方に突出した入力軸5と、調節
    フレーム1に軸受支持したカウンター軸6との間をユニ
    バーサルジョイント15により連結し、該カウンター軸6
    の前端にドッグクラッチ6aを設け、クイックヒッチフレ
    ーム20と調節フレーム1の装着と同時に、ドッグクラッ
    チ8aとドッグクラッチ6aを係合すべく構成したことを特
    徴とするトラクターの作業機装着装置。
JP62037485A 1987-02-19 1987-02-19 トラクタ−の作業機装着装置 Expired - Lifetime JPH0691761B2 (ja)

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