JP2559313Y2 - 耕耘部カバー構造 - Google Patents

耕耘部カバー構造

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JP2559313Y2
JP2559313Y2 JP1996005009U JP500996U JP2559313Y2 JP 2559313 Y2 JP2559313 Y2 JP 2559313Y2 JP 1996005009 U JP1996005009 U JP 1996005009U JP 500996 U JP500996 U JP 500996U JP 2559313 Y2 JP2559313 Y2 JP 2559313Y2
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Japan
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tilling
cover
shaft rotary
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cover structure
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JPH0921U (ja
Inventor
山 実 中
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セイレイ工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、耕耘機に装着される耕
耘部において、爪軸ロータリの回耘圏外方を覆う耕耘部
カバーを、必要に応じて開放できるようにしたものの改
良構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種耕耘部カバーの従来技術として
は、爪軸ロータリの前面から上方前半部にかけての部分
を覆う前部カバーを、伝動ケース等の耕耘部機枠側に固
設し、その前半部カバーの後端部に後部カバーを上方開
放可能に蝶番装着し、必要に応じて後部カバーを上方に
開放できるようにしたものが知られている(例えば、実
開昭61−100908号公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来のものは、後部カ
バーを上方に回動開放することによって爪軸ロータリ回
転圏の上方後半部を局部的に露出させることはできるけ
れども、爪軸ロータリ回転圏の上方前半部が前部カバー
で覆われた儘になり、爪軸ロータリの回転圏の上方全域
が完全に開放露出されるものでなかったから、耕耘爪或
いは耕耘軸筒の脱着などのメンテナンスを、爪軸ロータ
リの上方から邪魔ものなく容易に行うことができず、ま
た、後部カバーが耕耘機の機体に近い側を支点にして回
動するのでその機体との干渉による制約を受けて大きく
は開放されないという問題があった。本考案は、爪軸ロ
ータリの回転圏の上方を全面的に大きく開放露出させ
て、耕耘爪或いは耕耘軸筒の脱着等のメンテナンスを、
ごく容易に行うことができるように改良した耕耘部カバ
ー構造を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
め、本考案においては、耕耘機(T)に装着する耕耘部
(R)において爪軸ロータリ(1)の回転圏外方を覆う
耕耘部カバーを、耕耘部機枠(4)を構成するビーム
(6)の延出端部に設けた水平横軸(3)の軸芯周りに
回動可能に敗付けて耕耘機(T)から遠ざかる側に回動
退避させ得るように構成した耕耘部カバー構造にしてい
る。
【0005】
【考案の効果】本考案構造によれば、耕耘部カバーが耕
耘機本体から離れる側に開き回動されて爪軸ロータリの
回転圏の上方が全面的に大きく開放露出されるので、爪
軸ロータリの耕耘爪や耕耘軸筒の脱着等のメンテナンス
を、上方から邪魔ものなく容易に行うことができる。そ
して、開放された耕耘部カバーが、耕耘機本体から離れ
たビームの延出端部側において受け皿状態に位置するの
で、それに耕耘爪等の取外し部品を置くことによってメ
ンテナンスの際の部品紛失をなくすることができるとい
った付随的効果もある。
【0006】
【実施例】次に、本考案の実施例について図面を参照し
て説明すると、耕耘機(T)は、ミッションケース
(7)に連設されるフレーム(8)上にエンジン(9)
を搭載し、そのエンジン(9)から前記ミッションケー
ス(7)内の伝動機構を経て左右車軸(10)(10)
に伝達される動力でもって走行車輪(11)(11)を
回転駆動して走行するように構成され、ミッションケー
ス(7)から延設される操縦ハンドル(12)の握り部
において運転操作を行うようになっており、また、耕耘
機(T)のミッションケース(7)部に、耕耘部(R)
の耕耘部機枠(4)を着脱自在に連結装備できるように
なっている。
【0007】耕耘部(R)はセンタードライブ形になる
もので、耕耘部(R)の機枠(4)は、ミッションケー
ス(7)のPTO部に連動連結して取付ける伝動ケース
(5)と、その伝動ケース(5)の下寄り部位から前後
向きに延設されるビーム(6)を主構成部材として組成
されている。 そして、耕耘部機枠(4)の延出端部に、
デプスゲージ(14)を上下調節自在に取付けるホルダ
(16)が設けられているまた、伝動ケース(5)の
下端部には爪軸ロータリ(1)が水平横向きに横架支承
されており、この爪軸ロータリ(1)の回転圏の上方を
覆う上部カバー(2)と、その左右端から下垂する側面
カバー(2c)(2c)とからなる耕耘部カバーが、耕
耘部機枠(4)に装設されている。なお、前記爪軸ロー
タリ(1)は、伝動ケース(5)に支承横設された耕耘
軸に嵌着する耕耘軸筒の外周に設けた複数のブラケット
に耕耘爪をそれぞれ挿し込み装備して構成されている。
【0008】しかして、耕耘部カバーの上部カバー
(2)は、耕耘部機枠(4)におけるビーム(6)の延
出端部に設けた水平横軸(3)の軸芯周りに回動可能に
取付けられ、図中に仮想線で示しているように、水平横
軸(3)を支点にして耕耘機(T)から遠ざかる側に回
動退避するように設けられ、その上部カバー(2)が爪
軸ロータリ(1)の回転圏の上方を覆う位置(実線図示
位置)にあるときには、耕耘部機枠(4)に設けられて
いる受部上に耕耘部カバーの前部が重合し、蝶ボルト等
止着具(15)でもって固定されるようになってい
る。
【0009】なお、実施例の図面には、センタードライ
ブ形耕耘部に適用した実施例を示しているが、本考案構
造は、サイドドライブ形の耕耘部にも略同様に適用でき
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案構造による耕耘部を備えた耕耘機の全体
側面図である。
【符号の説明】
R 耕耘部 T 耕耘機 1 爪軸ロータリ 4 耕耘部機枠

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耕耘機(T)に装着する耕耘部(R)に
    おいて爪軸ロータリ(1)の回転圏外方を覆う耕耘部カ
    バーを、耕耘部機枠(4)を構成するビーム(6)の延
    出端部に設けた水平横軸(3)の軸芯周りに回動可能に
    取付けて耕耘機(T)から遠ざかる側に回動退避させ得
    るように構成してある耕耘部カバー構造。
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