JPH07236302A - 作業用ウエイト、持ち上げ用ハンドルを有する耕耘機 - Google Patents

作業用ウエイト、持ち上げ用ハンドルを有する耕耘機

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JPH07236302A
JPH07236302A JP3131794A JP3131794A JPH07236302A JP H07236302 A JPH07236302 A JP H07236302A JP 3131794 A JP3131794 A JP 3131794A JP 3131794 A JP3131794 A JP 3131794A JP H07236302 A JPH07236302 A JP H07236302A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耕耘機収納の際などに持ち上げ用ハンドルが
障害にならず、また構成を簡素化することができ、さら
に作業用ウエイトの取り付け作業、固定作業が容易な作
業用ウエイト、持ち上げ用ハンドルを有する耕耘機の提
供を目的とする。 【構成】 耕耘機を持ち上げるための持ち上げ用ハンド
ル2がギアケース8に固定されている。このため、たと
えばガード9先端に持ち上げ用ハンドルを設けるのに比
べ、保管、収納の際にハンドルが障害になることはな
い。また、作業時にロータ10を地面に押しつけるため
の作業用ウエイト4は、持ち上げ用ハンドル2に取り付
けられ、ロータ10の鉛直方向上部に位置してロータ1
0を加重する。また、押圧固定ネジ5を締めつけること
によって容易に作業用ウエイト4を固定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は耕耘機の構造に関し、特
に作業用ウエイトや持ち上げ用ハンドルの取り付け構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の耕耘機を図6、図7に示す。図6
は全体の側面図、図7は正面図である。駆動部6にはギ
アケース8、支持アーム7が設けられており、この支持
アーム7先端にロータ軸10Jが支持されている。駆動
部6の動力はギアケース8、支持アーム7を介してロー
タ軸10Jに伝達され、ロータ軸10Jに固定されてい
る複数のロータ10(図7参照)を回転駆動させて土を
すき起こす。ギアケース8に取り付けられたガード9は
泥よけである。
【0003】作業者は作業用ハンドル14を持って耕耘
機を操作し耕耘作業を行なう。作業用ハンドル14はバ
ー12に接続されており、このバー12は接続部13を
介してギアケース8に固定されている。また、ギアケー
ス8には抵抗棒16、移動用車輪18が固定されてお
り、耕耘作業時には図6に示すように抵抗棒16を地面
に接触させてロータ10を押しつける。耕耘機を移動さ
せる場合は、回転軸17を中心として抵抗棒16、移動
用車輪18を180度回転させ移動用車輪18を地面に
接した状態にする。レバー17aは、抵抗棒16と移動
用車輪18との回転を固定するための固定レバーであ
る。
【0004】ところで、耕耘機を車輌に載せたり保管す
る場合などは、耕耘機全体を持ち上げる必要がある。こ
のような場合のために、ガード9先端には持ち上げ用ハ
ンドル60が固定されている。この持ち上げ用ハンドル
60を握って持ち上げたとき、耕耘機の重量がその両側
でバランスがとれるようになっている。
【0005】また、ガード9先端には作業用ウエイト6
2も固定されている。この作業用ウエイト62は、耕耘
作業時にロータ10を土に押しつけるために設けられて
いるものである。図7に示すように、ガード9にはネジ
軸65が設けられており、これらのネジ軸65を作業用
ウエイト62のネジ穴に貫通させ、ナット64で締めつ
けて固定している。なお、作業用ウエイト62を確実に
固定するため、2本のネジ軸65が用いられている(図
7参照)。
【0006】他の従来例を図8に示す。この耕耘機には
ギヤケース68に第1持ち上げ用ハンドル66ととも
に、前方部に第2持ち上げ用ハンドル67が固定されて
いる。これら第1持ち上げ用ハンドル66、第2持ち上
げ用ハンドル67を持って耕耘機を持ち上げるようにな
っている。第2持ち上げ用ハンドル67には、図8に示
すように作業用ウエイト68が填め込まれており、耕耘
作業時にロータ10を土に押しつけている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の耕耘機には次の
ような問題があった。まず、図6、図7に示す耕耘機で
は、上記のように持ち上げ用ハンドル60がガード9先
端に設けられているため、たとえば耕耘機を保管する際
などにこの持ち上げ用ハンドルが突出して障害になり、
収納スペースを広く確保しなければならないという問題
がある。
【0008】また、作業用ウエイト62を取り付けるた
めに2本のネジ軸65をガード9先端に設けておく必要
があり、このような専用部材のために構成が複雑化して
しまう。さらに、作業用ウエイト62を固定するために
は、各ネジ軸65に対してナット64を締めつけなけれ
ばならず、作業用ウエイト62の固定作業に手間を要す
るという問題もある。
【0009】特に土の状態に応じて、作業用ウエイト6
2を取り外して耕耘作業を行なうことがある。たとえ
ば、土が軟らかくねばりがあるような場合には、ロータ
10にかける負荷を軽くするために、作業用ウエイト6
2を取り外して作業を行なう。したがって、作業用ウエ
イト62の取り付け、取り外しに手間がかかると著しく
不便である。
【0010】また、図8に示す耕耘機では、作業用ウエ
イト68が第2持ち上げ用ハンドル67に填め込まれる
ことによって取り付けられている。このため、図6、図
7に示す耕耘機に対して、作業用ウエイト68の取り付
け作業は比較的容易である。しかし、この耕耘機では、
第1持ち上げ用ハンドル66とは別に、作業用ウエイト
68を取り付ける第2持ち上げ用ハンドル67を設ける
必要がある。このため、部品点数が多くなり、構成が複
雑化するという問題がある。
【0011】さらに、第2持ち上げ用ハンドル67は耕
耘機の前方に設けられており、ここに取り付けられる作
業用ウエイト68もロータ10に対して前方にずれて位
置することになる。このため、耕耘作業中に作業用ウエ
イト68の重量がロータ10に十分に加重されない。
【0012】そこで本発明は、耕耘機収納の際などに持
ち上げ用ハンドルが障害にならず、また作業用ウエイト
を取り付けるためのネジ軸などの専用部材や、第2のハ
ンドルが不要で構成を簡素化することができ、さらに作
業用ウエイトの取り付け作業、固定作業が容易で、作業
用ウエイトの重量がロータに十分に加重される作業用ウ
エイト、持ち上げ用ハンドルを有する耕耘機の提供を目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る持ち上げ
用ハンドルを有する耕耘機は、駆動部、駆動部に設けら
れている動力伝達部、動力伝達部によって支持されるロ
ータ部であって、駆動部の動力を受けて回転駆動し、土
をすき起こすロータ部、耕耘機を持ち上げるために設け
られた持ち上げ用ハンドル、を備えた持ち上げ用ハンド
ルを有する耕耘機において、持ち上げ用ハンドルは、動
力伝達部に設けられ、かつ耕耘機全体のほぼ重心位置に
のみ設けられている、ことを特徴としている。
【0014】請求項2に係る作業用ウエイトおよび持ち
上げ用ハンドルを有する耕耘機は、駆動部、駆動部に設
けられている動力伝達部、動力伝達部によって支持され
るロータ部であって、駆動部の動力を受けて回転駆動
し、土をすき起こすロータ部、耕耘機を持ち上げるため
に設けられた持ち上げ用ハンドル、耕耘作業時にロータ
部を土に向けて押しつけるための作業用ウエイト、を備
えた作業用ウエイトおよび持ち上げ用ハンドルを有する
耕耘機において、持ち上げ用ハンドルは、動力伝達部に
設けられ、かつ耕耘機全体のほぼ重心位置であって、ロ
ータ部に対してほぼ鉛直方向上部に設けられており、作
業用ウエイトには持ち上げ用ハンドルを貫通させるため
の貫通空間が形成されており、当該貫通空間に持ち上げ
用ハンドルを貫通させることによって作業用ウエイトが
取り付けられる、ことを特徴としている。
【0015】
【作用】請求項1に係る持ち上げ用ハンドルを有する耕
耘機においては、持ち上げ用ハンドルは、動力伝達部に
設けられおり、かつ耕耘機全体のほぼ重心位置にのみ設
けられている。
【0016】このように、持ち上げ用ハンドルは動力伝
達部に直接設けられており、たとえばロータ部からの泥
よけガードなどに持ち上げ用ハンドルが取り付けられて
いない。また、持ち上げ用ハンドルは耕耘機全体のほぼ
重心位置に設けられているため、耕耘機を持ち上げた場
合、持ち上げ用ハンドルの両側でバランスを保つことが
できる。さらに、持ち上げ用ハンドルは耕耘機全体のほ
ぼ重心位置にだけ1つ設けられており、持ち上げ用の他
のハンドルは設けられていない。
【0017】請求項2に係る作業用ウエイトおよび持ち
上げ用ハンドルを有する耕耘機は、持ち上げ用ハンドル
は、動力伝達部に設けられ、かつ耕耘機全体のほぼ重心
位置であって、ロータ部に対してほぼ鉛直方向上部に設
けられている。そして、作業用ウエイトには持ち上げ用
ハンドルを貫通させるための貫通空間が形成されてお
り、この貫通空間に持ち上げ用ハンドルを貫通させるこ
とによって作業用ウエイトが取り付けられる。
【0018】したがって、作業用ウエイトを取り付ける
ための専用部材、たとえばネジ軸などを設ける必要がな
い。また、持ち上げ用ハンドルに取り付けられた作業用
ウエイトは、ロータ部に対してほぼ鉛直方向上部に設け
られることになるため、ロータ部に十分な重さを加える
ことができる。
【0019】
【実施例】本発明に係る作業用ウエイト、持ち上げ用ハ
ンドルを有する耕耘機の一実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本実施例の耕耘機の全体構成を示す側面図
であり、図2は正面図である。
【0020】駆動部6にはギヤケース8、支持アーム7
が設けられており、この支持アーム7先端にロータ軸1
0Jが支持されている。ギヤケース8、支持アーム7が
本発明における動力伝達部である。ギヤケース8には減
速ギヤが内蔵されており、駆動部6の動力はこの減速ギ
ヤで減速され、さらに支持アーム7を介してロータ軸1
0Jに伝達される。
【0021】図2に示すように、ロータ軸10Jには複
数のロータ10が固定されている。そして、ロータ軸1
0Jが駆動部の動力を受けて回転することにより複数の
ロータ10も回転駆動し、この回転するロータ10で土
をすき起こす。なお、ギヤケース8には泥よけのための
ガード9が取り付けられている。
【0022】また、ギヤケース8には接続部13を介し
てバー12が固定されており、バー12にはさらに作業
用ハンドル14が接続されている。作業者はこの作業用
ハンドル14を持って耕耘機を操作し耕耘作業を行な
う。接続部13には図1に示すように、抵抗棒16が取
り付けられている。作業者は耕耘作業時にこの抵抗棒1
6を地面に押しつけ、耕耘機の進行を制御しながら作業
を行なう。なお抵抗棒16は、作業者の身長に応じ、抵
抗棒中心軸16Jを中心に角度切り換えが可能になって
いる。
【0023】抵抗棒16には移動用車輪18が固定され
ている。この移動用車輪18はロータ軸10J方向(図
2参照)に並んで2つ設けられている。耕耘作業時には
図1に示すように抵抗棒16が地面に接した状態で作業
を行なう。これに対して耕耘機を移動させる場合、抵抗
棒16、移動用車輪18を回転軸17を中心に180度
回転させ、移動用車輪18が地面に接するように位置さ
せる(図示せず)。そして、この状態で耕耘機を移動さ
せる。なお、レバー17aの操作により、抵抗棒16、
移動用車輪18を回転、固定する。
【0024】ところで、耕耘機をたとえば車輌に載せた
り、保管する場合、耕耘機全体を持ち上げる必要があ
る。このため、持ち上げ用ハンドル2が設けられてい
る。本実施例ではこの持ち上げ用ハンドル2はギヤケー
ス8に固定されている。持ち上げ用ハンドル2とギヤケ
ース8の固定部分の詳細を図3に示す。図3Aは側面
図、図3Bは正面図である。図3Bではガード9等は省
略されている。図3Bに示されるように、持ち上げ用ハ
ンドル2の両端部2aが固定ボルト20で固定されてい
る 図5は持ち上げ用ハンドル2を持って、耕耘機を矢印9
0方向に持ち上げた状態を示す図である。図5に示すよ
うに、持ち上げ用ハンドル2は耕耘機全体のほぼ重心位
置に設けられており、持ち上げ用ハンドル2を握って持
ち上げたとき、耕耘機の重量がその両側でバランスがと
れるようになっている。
【0025】このように、持ち上げ用ハンドル2はギヤ
ケース8に直接設けられているため、従来の耕耘機に比
べて保管、収納に便利である。すなわち、図6に示すよ
うに従来の耕耘機は、持ち上げ用ハンドル60がガード
9に取り付けられているため、耕耘機全体から突出した
形で位置する。これに対して、本実施例においては持ち
上げ用ハンドル2がギヤケース8に直接設けられてお
り、従来の耕耘機のように突出することはなく、保管、
収納の際に持ち上げ用ハンドルが障害にならず収納スペ
ースを広く確保する必要がない。
【0026】また、本実施例における耕耘機では、持ち
上げ用ハンドル2は1つのみであり、たとえば図8に示
す従来の耕耘機のように、第2持ち上げ用ハンドル67
は設けられていない。このため、部品点数を少なくし、
構成を簡素化することができる。
【0027】なお、持ち上げ用ハンドル2は本実施例に
示すものに限られず、耕耘機を持ち上げるに適した形状
であれば、他の形状を採用してもよい。また、その取り
付け位置も、保管、収納の際に障害にならない位置であ
れば、他の箇所に設けてもよい。たとえば、持ち上げ用
ハンドル2を駆動部6に取り付けることもできる。
【0028】図1、図2に示すように、持ち上げ用ハン
ドル2には作業用ウエイト4が取り付けられている。こ
の作業用ウエイト4は、耕耘作業時にロータ10を土に
押しつけるためのものである。作業用ウエイト4の詳細
を図4に示す。Aは側面図、Bはその平面図である。作
業用ウエイト4には、貫通空間としての取り付け穴4K
が形成されている。この取り付け穴4Kに持ち上げ用ハ
ンドル2を貫通させて作業用ウエイト4を取り付ける。
【0029】本実施例では、取り付け穴4Kは、作業用
ウエイト4の底面4M(図4A)に対して斜方向に形成
されている。これによって、作業用ウエイト4を持ち上
げ用ハンドル2に取り付けた場合、底面4Mが、湾曲し
て前方に延びるガード9に沿って位置し、安定性が確保
できるようになっている(図1参照)。
【0030】また、持ち上げ用ハンドル2はロータ10
に対してほぼ鉛直方向上部に設けられている(図1参
照)。したがって、持ち上げ用ハンドル2に取り付けら
れる作業用ウエイト4もロータ10の上部に位置するこ
とになり、ロータ10に十分な重さを加えることができ
る。すなわち、耕耘作業時にロータ10を土に向けて確
実に押しつけることができる。
【0031】作業用ウエイト4の底面4Mには防振部材
としてゴム性クッション43が固着されている。このゴ
ム性クッション43によって、耕耘作業時に作業用ウエ
イト4が振動することを防止でき、耕耘作業の操作性を
向上させることができる。なお防振部材としては防振効
果のある部材であればよく、たとえば樹脂性クッション
などを用いることもできる。また、作業用ウエイト4の
表面4Hには、図4A、Bに示すようにへこみ部42が
形成されている。へこみ部42によって、作業用ウエイ
ト4を取り付けた状態で持ち上げ用ハンドル2を握り易
くなる。
【0032】作業用ウエイト4には押圧固定具としての
押圧固定ネジ5が設けられている。作業用ウエイト4の
側面にはネジ穴が形成されており、このネジ穴を押圧固
定ネジ5が螺入、貫通し、先端部5Tが取り付け穴4K
から突出する(図4B参照)。取り付け穴4Kに持ち上
げ用ハンドル2を貫通させて作業用ウエイト4を取り付
けた後、この押圧固定ネジ5を締め込む。これによって
先端部5Tが持ち上げ用ハンドル2の側面部を押圧し、
作業用ウエイト4は持ち上げ用ハンドル2に固定され
る。なお、作業用ウエイト4を持ち上げ用ハンドル2か
ら取り外す場合は、押圧固定ネジ5をゆるめ、持ち上げ
用ハンドル2に対する押圧を解除する。
【0033】作業用ウエイト4は本実施例に示すものに
限られず、貫通空間も取り付け穴4Kではなくたとえば
持ち上げ用ハンドル2に嵌合する切り欠き形状にしても
よい(図示せず)。また、押圧固定具も押圧固定ネジ5
に限られず、持ち上げ用ハンドル2を押圧して作業用ウ
エイト4を固定することができるものであれば、他の構
造を採用することもできる。
【0034】以上のように作業用ウエイト4は、取り付
け穴4Kに持ち上げ用ハンドル2を貫通させることによ
って取り付けられるため、たとえば従来の耕耘機におけ
るネジ軸65(図6、図7)のような専用部材を設ける
必要がなく、構成を簡素化することができる。また、取
り付け穴4Kに持ち上げ用ハンドル2を貫通させるだけ
で作業用ウエイト4を取り付けることができるので、取
り付け作業が容易である。
【0035】さらに、押圧固定ネジ5の先端部5Tで持
ち上げ用ハンドル2を押圧することによって作業用ウエ
イト4を固定するができるため、作業用ウエイト4の取
り付け、取り外し作業が容易である。
【0036】
【発明の効果】請求項1に係る持ち上げ用ハンドルを有
する耕耘機においては、持ち上げ用ハンドルは、動力伝
達部に設けられおり、かつ耕耘機全体のほぼ重心位置に
のみ設けられている。
【0037】このように、持ち上げ用ハンドルは動力伝
達部に直接設けられており、たとえばロータ部からの泥
よけガードなどに持ち上げ用ハンドルが取り付けられて
いない。したがって、耕耘機を保管、収納する際などに
持ち上げ用ハンドルが障害になることはなく、収納スペ
ースを広く確保する必要がない。
【0038】また、持ち上げ用ハンドルは耕耘機全体の
ほぼ重心位置に設けられているため、耕耘機を持ち上げ
た場合、持ち上げ用ハンドルの両側でバランスを保つこ
とができる。したがって、持ち上げ用ハンドルを持って
持ち上げた場合、耕耘機の安定性を確保することができ
る。
【0039】さらに、持ち上げ用ハンドルは耕耘機全体
のほぼ重心位置にだけ1つ設けられており、持ち上げ用
の他のハンドルは設けられていない。したがって、部品
点数を少なくし、構成を簡素化することができる。
【0040】請求項2に係る作業用ウエイトおよび持ち
上げ用ハンドルを有する耕耘機は、持ち上げ用ハンドル
は、動力伝達部に設けられ、かつ耕耘機全体のほぼ重心
位置であって、ロータ部に対してほぼ鉛直方向上部に設
けられている。そして、作業用ウエイトには持ち上げ用
ハンドルを貫通させるための貫通空間が形成されてお
り、この貫通空間に持ち上げ用ハンドルを貫通させるこ
とによって作業用ウエイトが取り付けられる。
【0041】すなわち、作業用ウエイトを取り付けるた
めの専用部材、たとえばネジ軸などを設ける必要がな
い。また作業用ウエイト取り付けるために、たとえば別
途ハンドル部などを設ける必要もない。したがって、部
品点数を少なくし、構成を簡素化することができる。さ
らに、貫通空間に持ち上げ用ハンドルを貫通させるだけ
で作業用ウエイトを取り付けることができるので、取り
付け作業が容易である。また、持ち上げ用ハンドルに取
り付けられた作業用ウエイトは、ロータ部に対してほぼ
鉛直方向上部に設けられることになるため、ロータ部に
十分な重さを加えることができる。したがって、耕耘作
業時にロータ部を土に向けて確実に押しつけることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る作業用ウエイト、持ち上げ用ハン
ドルを有する耕耘機の一実施例を示す全体側面図であ
る。
【図2】図1に示す耕耘機の正面図である。
【図3】図1に示す持ち上げ用ハンドルの取り付け状態
の詳細を示す図であり、Aは側面図、Bは正面図であ
る。
【図4】図1に示す作業用ウエイトの詳細を示す図であ
り、Aは側面図、BはAの状態を上方から見た平面図で
ある。
【図5】図1に示す耕耘機を、持ち上げ用ハンドルを持
って持ち上げた状態を示す図である。
【図6】従来の耕耘機を示す全体側面図である。
【図7】図6に示す従来の耕耘機の正面図である。
【図8】他の従来の耕耘機を示す全体側面図である。
【符号の説明】
2・・・・・持ち上げ用ハンドル 4・・・・・作業用ウエイト 4K・・・・・取り付け穴 5・・・・・押圧固定ネジ 6・・・・・駆動部 7・・・・・支持アーム 8・・・・・ギヤケース 10・・・・・ロータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動部、 駆動部に設けられている動力伝達部、 動力伝達部によって支持されるロータ部であって、駆動
    部の動力を受けて回転駆動し、土をすき起こすロータ
    部、 耕耘機を持ち上げるために設けられた持ち上げ用ハンド
    ル、 を備えた持ち上げ用ハンドルを有する耕耘機において、 持ち上げ用ハンドルは、動力伝達部に設けられ、かつ耕
    耘機全体のほぼ重心位置にのみ設けられている、 ことを特徴とする持ち上げ用ハンドルを有する耕耘機。
  2. 【請求項2】駆動部、 駆動部に設けられている動力伝達部、 動力伝達部によって支持されるロータ部であって、駆動
    部の動力を受けて回転駆動し、土をすき起こすロータ
    部、 耕耘機を持ち上げるために設けられた持ち上げ用ハンド
    ル、 耕耘作業時にロータ部を土に向けて押しつけるための作
    業用ウエイト、 を備えた作業用ウエイトおよび持ち上げ用ハンドルを有
    する耕耘機において、 持ち上げ用ハンドルは、動力伝達部に設けられ、かつ耕
    耘機全体のほぼ重心位置であって、ロータ部に対してほ
    ぼ鉛直方向上部に設けられており、 作業用ウエイトには持ち上げ用ハンドルを貫通させるた
    めの貫通空間が形成されており、 当該貫通空間に持ち上げ用ハンドルを貫通させることに
    よって作業用ウエイトが取り付けられる、 ことを特徴とする作業用ウエイトおよび持ち上げ用ハン
    ドルを有する耕耘機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007166944A (ja) * 2005-12-20 2007-07-05 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 移動農機
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