JP2724305B2 - 耕耘機における耕耘爪取付装置 - Google Patents
耕耘機における耕耘爪取付装置Info
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- JP2724305B2 JP2724305B2 JP8194652A JP19465296A JP2724305B2 JP 2724305 B2 JP2724305 B2 JP 2724305B2 JP 8194652 A JP8194652 A JP 8194652A JP 19465296 A JP19465296 A JP 19465296A JP 2724305 B2 JP2724305 B2 JP 2724305B2
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- Japan
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- Expired - Lifetime
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Description
取付装置に関するものである。
タリーカバーを取り付け、ミッションケースから爪軸を
突設させ、サイドカバーと爪軸の先端部に間隙を設けた
耕耘機において、爪軸に取り付ける爪はすべて内向きに
設けられていた。
作業能率を考え、できるだけ幅広く、又、ロータリーカ
バーの横幅は耕耘機の操作性を考え、できるだけ狭くし
たいというのが理想である。しかし、図2に示した如
く、爪軸に取り付けるすべての爪を内向きにすると、サ
イドカバーと最外側に設ける爪との距離が少なくなり、
該箇所に草の巻き付きや、土溜まりが発生し、それが馬
力ロスにつながり、最悪の場合エンストを起こすことが
あるという不具合を呈している。
具合を解消するために、次のような耕耘機における耕耘
爪取付装置を提供するものである。すなわち、機体にサ
イドカバーを有するロータリーカバーを取り付け、ミッ
ションケースから爪軸を突設させ、サイドカバーと爪軸
の先端部に間隙を設けた耕耘機において、前記爪軸の先
端部より内側の2つ目の爪のみを外向きに設けるととも
に、爪軸に対するその爪取付位置を最外側の爪取付位置
より内側に設けたことを特徴とする耕耘機における耕耘
爪取付装置である。
きに設けるとともに、爪軸に対するその爪取付位置を最
外側の爪取付位置より内側に設けたことによって、従来
と略同一の耕幅を得ることができるとともに、サイドカ
バーと爪軸の最外側の爪との距離を従来に比べて広くと
ることができる。
まず、耕耘機について、図3を基に説明する。(1)は
フレームであり、これにエンジン(2)が搭載されてお
り、そのエンジンプーリー(3)からベルト(4)を介
して軸(5a)に軸架された入力プーリー(5)に動力
が伝達され、L字型ミッションケース(6)の直立部に
おける伝動歯車を介して軸(7a)に軸架された車輪
(7)を駆動する。また、ミッションケース(6)の傾
斜部における伝動歯車を介してロータリー(8)が駆動
される。(9)は変速カバーであり、図示のように車輪
(7)上のミッションケース(6)の直立部まで延びて
いて、ミッションケース上部カバーを兼用する格好にな
っている。この変速カバー(9)の後方傾斜部に変速レ
バー(10)のガイド溝(11)が設けてあり、又、テ
ンションローラ(12)はミッションケース(6)の傾
斜部に取り付けられたハンドル(13)のクラッチレバ
ー(14)で操作される。ロータリー(8)にはロータ
リーカバー(16)及びサイドカバー(16a)及びリ
ヤカバー(17)があり、このリヤカバー(17)は支
持板(18)で回動軸(18a)を中心として上下に回
動するようになっている。ロータリーカバー(16)に
固着するブーツ型締結部材(19)には抵抗棒(20)
と耕深調節棒(21)とが上下動調節自在に取り付けら
れている。リヤカバーにはゴム垂れ(22)がある。
リー(8)の耕耘爪は、図2の如く、すべて内向き爪
(8b)に形成されて爪軸(8a)に取り付けられてい
る。そして、その最外側の内向き爪(8b1 )は、作業
能率を考え、耕幅をできるだけ幅広く、又、耕耘機の操
作性を考え、ロータリーカバーの横幅はできるだけ狭く
するために、サイドカバー(16a)と近接した状態で
爪軸(8a)に取り付けられている。しかし、最外側の
内向き爪(8b1 )とサイドカバー(16a)がそのよ
うな位置関係にあると、サイドカバー(16a)と最外
側の内向き爪(8b1 )との距離が少なくなり、該箇所
に草の巻き付きや土溜まりが発生し、それが馬力ロスに
つながり、最悪の場合エンストを起こすことがあるとい
う不具合が生じる。
で、図1の如く、爪軸(8a)の先端部より内側の2つ
目の爪、即ち最外側の爪(8b1 )より内側の1つ目の
爪(8b2 )のみを外向きに設けるとともに、爪軸(8
a)に対するその爪取付位置を最外側の爪(8b1 )取
付位置より内側に設けたものである。このように構成す
ると、最外側の爪(8b1 )より内側の1つ目の爪(8
b2)の耕耘作用域は、図2で示す従来の最外側の爪
(8b1 )と略同一になり、従来と同様の耕幅を取るこ
とができるとともに、サイドカバー(16a)と最外側
の爪(8b1 )との距離を従来に比べて大きく取ること
ができ、該箇所に草の巻き付きや土溜まりを従来に比べ
て少なくすることができ、良好な作業が可能となる。ま
た、爪(8b2 )は外向きのため、草を内側に巻き込む
ことも少ない。
では、外向き、内向きによる土の飛散は変化しない。な
お、図示のものでは爪軸(8a)の爪取付ブラケット
(23)(23)には、内向き爪(8b3 )(8b3 )
のもと締め位置に、草カラミ防止棒(24)(24)が
締結ナットで取り付けられている。
できるだけ幅広く、又、ロータリーカバーの横幅は耕耘
機の操作性を考え、できるだけ狭くしたいというのが理
想である。本発明のものによれば、機体にサイドカバー
を有するロータリーカバーを取り付け、ミッションケー
スから爪軸を突設させ、サイドカバーと爪軸の先端部に
間隙を設けた耕耘機において、前記爪軸の先端部より内
側の2つ目の爪のみを外向きに設けるとともに、爪軸に
対するその爪取付位置を最外側の爪取付位置より内側に
設けたことによって、従来と同様の耕幅を取ることがで
きるとともに、サイドカバーと最外側の爪との距離を従
来に比べて大きく取ることができ、該箇所に草の巻き付
きや土溜まりを従来に比べて少なくすることができ、良
好な作業ができる。
の正面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 機体にサイドカバーを有するロータリー
カバーを取り付け、ミッションケースから爪軸を突設さ
せ、サイドカバーと爪軸の先端部に間隙を設けた耕耘機
において、前記爪軸の先端部より内側の2つ目の爪のみ
を外向きに設けるとともに、爪軸に対するその爪取付位
置を最外側の爪取付位置より内側に設けたことを特徴と
する耕耘機における耕耘爪取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8194652A JP2724305B2 (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 耕耘機における耕耘爪取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8194652A JP2724305B2 (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 耕耘機における耕耘爪取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08331903A JPH08331903A (ja) | 1996-12-17 |
JP2724305B2 true JP2724305B2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=16328077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8194652A Expired - Lifetime JP2724305B2 (ja) | 1996-07-24 | 1996-07-24 | 耕耘機における耕耘爪取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2724305B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04113501U (ja) * | 1991-03-20 | 1992-10-05 | セイレイ工業株式会社 | 管理機におけるロ−タリ耕耘部の構造 |
-
1996
- 1996-07-24 JP JP8194652A patent/JP2724305B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08331903A (ja) | 1996-12-17 |
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Legal Events
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