JP2562172Y2 - ロータリーカバー - Google Patents
ロータリーカバーInfo
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- JP2562172Y2 JP2562172Y2 JP1991005789U JP578991U JP2562172Y2 JP 2562172 Y2 JP2562172 Y2 JP 2562172Y2 JP 1991005789 U JP1991005789 U JP 1991005789U JP 578991 U JP578991 U JP 578991U JP 2562172 Y2 JP2562172 Y2 JP 2562172Y2
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- Japan
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- rotary cover
- cover
- rotary
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本案は、ナタ爪仕様のロータリー
カバーに関するものである。
カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】固定のロータリーカバーに対し回動式の
リヤカバーを設けたものを本出願人が実願平2−110
382号として提案した。
リヤカバーを設けたものを本出願人が実願平2−110
382号として提案した。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】以上のものによると、
回動式のリヤカバーが圃場条件に対応して上下動するの
でリヤカバーの土への鎮圧が一定である。しかしなが
ら、リヤカバーにはゴム垂れかついていて、後部を広く
開放できないし、ナタ爪をつけたロータリーカバーの多
くは山型となっていて、これ又後部を広く開放できな
い。したがって、本案は後部を広く開放できるナタ爪仕
様のロータリーカバーをうることを目的とするものあ
る。
回動式のリヤカバーが圃場条件に対応して上下動するの
でリヤカバーの土への鎮圧が一定である。しかしなが
ら、リヤカバーにはゴム垂れかついていて、後部を広く
開放できないし、ナタ爪をつけたロータリーカバーの多
くは山型となっていて、これ又後部を広く開放できな
い。したがって、本案は後部を広く開放できるナタ爪仕
様のロータリーカバーをうることを目的とするものあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本案は、以上のような目
的を達成するため、次のようなロータリーカバーを提供
するものである。すなわち、ナタ爪仕様のロータリーカ
バーであって、側面視で、ロータリーカバーの前部を、
ナタ爪の回転軌跡と略同一形状の円弧面に形成するとと
もに、ロータリーカバーの中途部から後部にかけてを、
前高後低の傾斜面に形成し、更にロータリーカバーの前
端部を、ロータリー軸を通る水平面の近傍まで延設する
とともに、ロータリーカバーの後端部を、前記回転軌跡
の上端を通る水平面と、前記回転軌跡の後端を通る鉛直
面との交線の近傍まで延設し、更にそのロータリーカバ
ーの後端部に、ゴム垂れを設けたことを特徴とするロー
タリーカバーである。
的を達成するため、次のようなロータリーカバーを提供
するものである。すなわち、ナタ爪仕様のロータリーカ
バーであって、側面視で、ロータリーカバーの前部を、
ナタ爪の回転軌跡と略同一形状の円弧面に形成するとと
もに、ロータリーカバーの中途部から後部にかけてを、
前高後低の傾斜面に形成し、更にロータリーカバーの前
端部を、ロータリー軸を通る水平面の近傍まで延設する
とともに、ロータリーカバーの後端部を、前記回転軌跡
の上端を通る水平面と、前記回転軌跡の後端を通る鉛直
面との交線の近傍まで延設し、更にそのロータリーカバ
ーの後端部に、ゴム垂れを設けたことを特徴とするロー
タリーカバーである。
【0005】
【作用】側面視で、ロータリーカバーの前部を、ナタ爪
の回転軌跡と略同一形状の円弧面に形成し、ロータリー
カバーの中途部から後部にかけてを、前高後低の傾斜面
に形成し、更にロータリーカバーの前端部を、ロータリ
ー軸を通る水平面の近傍まで延設するとともに、ロータ
リーカバーの後端部を、前記回転軌跡の上端を通る水平
面と、前記回転軌跡の後端を通る鉛直面との交線の近傍
まで延設し、更にそのロータリーカバーの後端部に、ゴ
ム垂れを設けて、ロータリーカバーの後部を広く開放で
きるようにしてある。
の回転軌跡と略同一形状の円弧面に形成し、ロータリー
カバーの中途部から後部にかけてを、前高後低の傾斜面
に形成し、更にロータリーカバーの前端部を、ロータリ
ー軸を通る水平面の近傍まで延設するとともに、ロータ
リーカバーの後端部を、前記回転軌跡の上端を通る水平
面と、前記回転軌跡の後端を通る鉛直面との交線の近傍
まで延設し、更にそのロータリーカバーの後端部に、ゴ
ム垂れを設けて、ロータリーカバーの後部を広く開放で
きるようにしてある。
【0006】
【実施例】本案のロータリーカバーを説明する前に、先
に提案した実願平2−110382号のものから説明す
る。図4において、機体フレーム(1)にはエンジン
(2)が搭載され、エンジンプーリー(3)からベルト
(4)を介して入力プーリー(5)が駆動される。入力
プーリー(5)からL字型ミッションケース(6)の直
立部における伝動歯車を経て車輪(7)が駆動され、傾
斜部における伝動歯車を経てロータリー(8)が駆動さ
れる。また、車輪(7)上のボンネット(9)には変速
レバー(11)のガイド溝がある。図示の(12)はテ
ンションローラーで、ハンドル部のクラッチレバー(1
0)で操作される。(13)はミッションケース(6)
の傾斜部に取り付けられたハンドルである。
に提案した実願平2−110382号のものから説明す
る。図4において、機体フレーム(1)にはエンジン
(2)が搭載され、エンジンプーリー(3)からベルト
(4)を介して入力プーリー(5)が駆動される。入力
プーリー(5)からL字型ミッションケース(6)の直
立部における伝動歯車を経て車輪(7)が駆動され、傾
斜部における伝動歯車を経てロータリー(8)が駆動さ
れる。また、車輪(7)上のボンネット(9)には変速
レバー(11)のガイド溝がある。図示の(12)はテ
ンションローラーで、ハンドル部のクラッチレバー(1
0)で操作される。(13)はミッションケース(6)
の傾斜部に取り付けられたハンドルである。
【0007】以上のような耕耘機において、ミッション
ケース(6)の傾斜部にロータリーカバー(14)の前
部が取り付けられ、ロータリーカバー(14)の後部は
ボックス状締結部材、すなわち耕深ボックス(15)
で、ロータリー(8)の軸(16)部に取り付けられて
いる。そして、耕深ボックス(15)には抵抗棒(1
7)と耕耘調節棒(18)とが上下調節自在に取り付け
られている。また、ロータリーカバー(14)には回動
式リヤカバー(19)が上下回動自在に取り付けられて
いる。すなわち、リヤカバー(19)と一体な扇形状の
支持板(20)がサイドカバー(21)の外側にあって
ロータリー軸(16)で支持されている。したがって、
リヤカバー(19)はロータリー軸(16)を中心とし
て上下に回動するようになっている。なお、(22)は
リヤカバー(19)のゴム垂れである。
ケース(6)の傾斜部にロータリーカバー(14)の前
部が取り付けられ、ロータリーカバー(14)の後部は
ボックス状締結部材、すなわち耕深ボックス(15)
で、ロータリー(8)の軸(16)部に取り付けられて
いる。そして、耕深ボックス(15)には抵抗棒(1
7)と耕耘調節棒(18)とが上下調節自在に取り付け
られている。また、ロータリーカバー(14)には回動
式リヤカバー(19)が上下回動自在に取り付けられて
いる。すなわち、リヤカバー(19)と一体な扇形状の
支持板(20)がサイドカバー(21)の外側にあって
ロータリー軸(16)で支持されている。したがって、
リヤカバー(19)はロータリー軸(16)を中心とし
て上下に回動するようになっている。なお、(22)は
リヤカバー(19)のゴム垂れである。
【0008】以上のものによれば、ロータリー軸(1
6)を中心としたリヤカバー(19)が、耕耘面の高さ
に応じて上下動するので、リヤカバー(19)の土への
鎮圧が一定である。しかしながら、リヤカバー(19)
のゴム垂れ(22)によって後部を広く開放できない。
したがって、ナタ爪仕様のロータリーカバーではナタ爪
に巻きついたものを取り除きにくい。そこで、本案は、
この欠点を取り除くため、新規なナタ爪仕様のロータリ
ーカバーを創案したものである。
6)を中心としたリヤカバー(19)が、耕耘面の高さ
に応じて上下動するので、リヤカバー(19)の土への
鎮圧が一定である。しかしながら、リヤカバー(19)
のゴム垂れ(22)によって後部を広く開放できない。
したがって、ナタ爪仕様のロータリーカバーではナタ爪
に巻きついたものを取り除きにくい。そこで、本案は、
この欠点を取り除くため、新規なナタ爪仕様のロータリ
ーカバーを創案したものである。
【0009】すなわち、ロータリー軸(16)にはナタ
爪(23)が取り付けられ、図1、図2の如く、耕耘調
節棒(18)を省略し、抵抗棒(17)のみとし、耕深
ボックス(15)のステー(24)に双尾輪(26)
(26)の支柱(25)を上下調節自在に取り付ける。
そして、支柱(25)の横バー(41)に双尾輪(2
6)(26)を回転自在に軸架する。また、側面視で、
ロータリーカバー(14)の前部を、ナタ爪(23)の
回転軌跡(R)と略同一形状の円弧面(14a)に形成
するとともに、ロータリーカバー(14)の中途部から
後部にかけてを、前高後低の傾斜面(14b)に形成
し、更にロータリーカバー(14)の前端部を、ロータ
リー軸(16)を通る水平面の近傍まで延設するととも
に、ロータリーカバー(14)の後端部を、回転軌跡
(R)の上端を通る水平面と、回転軌跡(R)の後端を
通る鉛直面との交線の近傍まで延設し、更にそのロータ
リーカバー(14)の後端部に、ゴム垂れ(27)を設
ける。
爪(23)が取り付けられ、図1、図2の如く、耕耘調
節棒(18)を省略し、抵抗棒(17)のみとし、耕深
ボックス(15)のステー(24)に双尾輪(26)
(26)の支柱(25)を上下調節自在に取り付ける。
そして、支柱(25)の横バー(41)に双尾輪(2
6)(26)を回転自在に軸架する。また、側面視で、
ロータリーカバー(14)の前部を、ナタ爪(23)の
回転軌跡(R)と略同一形状の円弧面(14a)に形成
するとともに、ロータリーカバー(14)の中途部から
後部にかけてを、前高後低の傾斜面(14b)に形成
し、更にロータリーカバー(14)の前端部を、ロータ
リー軸(16)を通る水平面の近傍まで延設するととも
に、ロータリーカバー(14)の後端部を、回転軌跡
(R)の上端を通る水平面と、回転軌跡(R)の後端を
通る鉛直面との交線の近傍まで延設し、更にそのロータ
リーカバー(14)の後端部に、ゴム垂れ(27)を設
ける。
【0010】以上のような構成にすると、ロータリーカ
バー(14)の後部を広く開放できて、ナタ爪が洗いや
すくなり、ナタ爪に巻きついた草を容易に取り除くこと
ができる。すなわち、ロータリーカバー(14)の中途
部から後部にかけてを、側面視で、前高後低の傾斜面
(14b)に形成し、しかもその後端部を、ナタ爪(2
3)の回転軌跡(R)の上端を通る水平面と、同じく回
転軌跡(R)の後端を通る鉛直面との交線の近傍まで延
設し、ゴム垂れ(27)をその後端部から垂下するよう
に設けたので、安全性を確保したまま後部を広く開放で
き、従って、土はけもよく、かつ、清掃性や草の巻きつ
け等にも対応しやすくなる。そして、ロータリーカバー
(14)の前部を、側面視で、ナタ爪(23)の回転軌
跡(R)と略同一形状の円弧面(14a)に形成し、し
かもその前端部を、ロータリー軸(16)を通る水平面
の近傍まで延設しているので、土を抱き込みやすくな
り、耕耘土の連れ回り現象を多くすることができて、土
の攪拌性か良くなるし、耕耘土が機体前方、つまり車輪
(7)やL字型ミッションケース(6)の直立部に飛散
しなくなるため、その部分に土が付着するのを少なくす
ることができて、清掃等のメンテナンス性が良くなる。
また、耕耘調節棒(18)の代わりに双尾輪(26)
(26)がついているので、本機の安定性が高くなる
し、耕耘調節棒(18)がないので、ロータリーカバー
後方のスペースが広くなって、土、草等がつきにくくな
る。なお、この双尾輪(26)(26)は耕深調節を行
うことができる。
バー(14)の後部を広く開放できて、ナタ爪が洗いや
すくなり、ナタ爪に巻きついた草を容易に取り除くこと
ができる。すなわち、ロータリーカバー(14)の中途
部から後部にかけてを、側面視で、前高後低の傾斜面
(14b)に形成し、しかもその後端部を、ナタ爪(2
3)の回転軌跡(R)の上端を通る水平面と、同じく回
転軌跡(R)の後端を通る鉛直面との交線の近傍まで延
設し、ゴム垂れ(27)をその後端部から垂下するよう
に設けたので、安全性を確保したまま後部を広く開放で
き、従って、土はけもよく、かつ、清掃性や草の巻きつ
け等にも対応しやすくなる。そして、ロータリーカバー
(14)の前部を、側面視で、ナタ爪(23)の回転軌
跡(R)と略同一形状の円弧面(14a)に形成し、し
かもその前端部を、ロータリー軸(16)を通る水平面
の近傍まで延設しているので、土を抱き込みやすくな
り、耕耘土の連れ回り現象を多くすることができて、土
の攪拌性か良くなるし、耕耘土が機体前方、つまり車輪
(7)やL字型ミッションケース(6)の直立部に飛散
しなくなるため、その部分に土が付着するのを少なくす
ることができて、清掃等のメンテナンス性が良くなる。
また、耕耘調節棒(18)の代わりに双尾輪(26)
(26)がついているので、本機の安定性が高くなる
し、耕耘調節棒(18)がないので、ロータリーカバー
後方のスペースが広くなって、土、草等がつきにくくな
る。なお、この双尾輪(26)(26)は耕深調節を行
うことができる。
【0011】他方、図3のものはリヤカバーの脱着がワ
ンタッチでできるものを示している。すなわち、ロータ
リーカバー(28)の両サイドにピン(30)(30)
を設け、リヤカバー(29)の片側にピン(30)に差
し込むことができる孔のあるブラケット(31)を設け
る。また、リヤカバー(29)の他端のブラケット(3
2)には、かぎ型溝(33)を設けるとともに、ピン
(37)を突設し、ピン(37)を孔に通すブラケット
(35)は、ブラケット(32)の外側から当てがわれ
るものであって、前述した如く、そのピン(37)がブ
ラケット(35)の孔に挿通され、ブラケット(35)
のピン(36)とリヤカバー(29)の孔(38)との
間にスプリング(39)が張設されている。
ンタッチでできるものを示している。すなわち、ロータ
リーカバー(28)の両サイドにピン(30)(30)
を設け、リヤカバー(29)の片側にピン(30)に差
し込むことができる孔のあるブラケット(31)を設け
る。また、リヤカバー(29)の他端のブラケット(3
2)には、かぎ型溝(33)を設けるとともに、ピン
(37)を突設し、ピン(37)を孔に通すブラケット
(35)は、ブラケット(32)の外側から当てがわれ
るものであって、前述した如く、そのピン(37)がブ
ラケット(35)の孔に挿通され、ブラケット(35)
のピン(36)とリヤカバー(29)の孔(38)との
間にスプリング(39)が張設されている。
【0012】ブラケット(35)には、かぎ型溝(3
3)の開放部を閉鎖する突部(34)があり、握り(4
0)をもってスプリング(39)の力に抗して時計方向
に回動すると、突部(34)がかぎ型溝(33)から後
退し、ピン(30)を挟持することがなくなるので、リ
ヤカバー(29)をロータリーカバー(28)のピン
(30)から容易に取り除くことができる。反対にかぎ
型溝(33)にピン(30)を挿通し、握り(40)を
放すと、スプリング(39)の力でピン(37)を中心
としてブラケット(35)が反時計方向に回動し、かぎ
型溝(33)とブラケット(35)の突部(34)でピ
ン(30)を挟持することになり、ロータリーカバー
(28)に対するリヤカバー(29)の取り付けが容易
に行われる。
3)の開放部を閉鎖する突部(34)があり、握り(4
0)をもってスプリング(39)の力に抗して時計方向
に回動すると、突部(34)がかぎ型溝(33)から後
退し、ピン(30)を挟持することがなくなるので、リ
ヤカバー(29)をロータリーカバー(28)のピン
(30)から容易に取り除くことができる。反対にかぎ
型溝(33)にピン(30)を挿通し、握り(40)を
放すと、スプリング(39)の力でピン(37)を中心
としてブラケット(35)が反時計方向に回動し、かぎ
型溝(33)とブラケット(35)の突部(34)でピ
ン(30)を挟持することになり、ロータリーカバー
(28)に対するリヤカバー(29)の取り付けが容易
に行われる。
【0013】以上のような構造のものにすると、リヤカ
バーの脱着がワンタッチで行え、工具を必要としない。
また、リヤカバーをとれば、ロータリーカバー内の清掃
が楽にでき、巻きついた草の取り除きが楽にできる。ま
た、アタッチメントの取り付けにもリヤカバーがすぐに
外せるので、取り付けが容易であり、取り外しの一連の
動作がスムーズにできるので、作業者に良いイメージが
与えられる。以上、何れにしても本案は、側面視で、ロ
ータリーカバーの前部を、ナタ爪の回転軌跡と略同一形
状の円弧面に形成するとともに、ロータリーカバーの中
途部から後部にかけてを、前高後低の傾斜面に形成し、
更にロータリーカバーの前端部を、ロータリー軸を通る
水平面の近傍まで延設するとともに、ロータリーカバー
の後端部を、前記回転軌跡の上端を通る水平面と、前記
回転軌跡の後端を通る鉛直面との交線の近傍まで延設
し、更にそのロータリーカバーの後端部に、ゴム垂れを
設けたナタ爪仕様のロータリーカバーであり、ロータリ
ーカバーの後部を広く開放できるようになっている。
バーの脱着がワンタッチで行え、工具を必要としない。
また、リヤカバーをとれば、ロータリーカバー内の清掃
が楽にでき、巻きついた草の取り除きが楽にできる。ま
た、アタッチメントの取り付けにもリヤカバーがすぐに
外せるので、取り付けが容易であり、取り外しの一連の
動作がスムーズにできるので、作業者に良いイメージが
与えられる。以上、何れにしても本案は、側面視で、ロ
ータリーカバーの前部を、ナタ爪の回転軌跡と略同一形
状の円弧面に形成するとともに、ロータリーカバーの中
途部から後部にかけてを、前高後低の傾斜面に形成し、
更にロータリーカバーの前端部を、ロータリー軸を通る
水平面の近傍まで延設するとともに、ロータリーカバー
の後端部を、前記回転軌跡の上端を通る水平面と、前記
回転軌跡の後端を通る鉛直面との交線の近傍まで延設
し、更にそのロータリーカバーの後端部に、ゴム垂れを
設けたナタ爪仕様のロータリーカバーであり、ロータリ
ーカバーの後部を広く開放できるようになっている。
【0014】
【考案の効果】本案のものによれば、側面視で、ロータ
リーカバーの前部を、ナタ爪の回転軌跡と略同一形状の
円弧面に形成し、その前端部をロータリー軸を通る水平
面の近傍まで延設したので、土を抱き込みやすく、耕耘
土の連れ回り現象を多くすることができて、土の攪拌性
が良くなるし、耕耘土が機体前方に飛散しなくなるた
め、車輪やミッションケースに土が付着するのを少なく
できて、清掃等のメンテナンス性が良くなる。そして、
側面視で、ロータリーカバーの中途部から後部にかけて
を、前高後低の傾斜面に形成し、その後端部をナタ爪の
回転軌跡の上端を通る水平面と、後端を通る鉛直面との
交線の近傍まで延設するとともに、ゴム垂れをその後端
部に設けたので、安全性を確保したまま後部を広く開放
てき、従って、土はけもよく、かつ、清掃性や草の巻き
つけ等にも対応しやすくなり、ナタ爪を洗浄しやすくな
る。
リーカバーの前部を、ナタ爪の回転軌跡と略同一形状の
円弧面に形成し、その前端部をロータリー軸を通る水平
面の近傍まで延設したので、土を抱き込みやすく、耕耘
土の連れ回り現象を多くすることができて、土の攪拌性
が良くなるし、耕耘土が機体前方に飛散しなくなるた
め、車輪やミッションケースに土が付着するのを少なく
できて、清掃等のメンテナンス性が良くなる。そして、
側面視で、ロータリーカバーの中途部から後部にかけて
を、前高後低の傾斜面に形成し、その後端部をナタ爪の
回転軌跡の上端を通る水平面と、後端を通る鉛直面との
交線の近傍まで延設するとともに、ゴム垂れをその後端
部に設けたので、安全性を確保したまま後部を広く開放
てき、従って、土はけもよく、かつ、清掃性や草の巻き
つけ等にも対応しやすくなり、ナタ爪を洗浄しやすくな
る。
【図1】本案装置の側面図
【図2】本案装置の双尾輪を示す説明図
【図3】リヤカバーにかかる実施例の斜視図
【図4】耕耘機全体の側面図
14 ロータリーカバー 14a 円弧面 14b 傾斜面 26 尾輪 27 ゴム垂れ
Claims (1)
- 【請求項1】 ナタ爪仕様のロータリーカバーであっ
て、側面視で、ロータリーカバーの前部を、ナタ爪の回
転軌跡と略同一形状の円弧面に形成するとともに、ロー
タリーカバーの中途部から後部にかけてを、前高後低の
傾斜面に形成し、更にロータリーカバーの前端部を、ロ
ータリー軸を通る水平面の近傍まで延設するとともに、
ロータリーカバーの後端部を、前記回転軌跡の上端を通
る水平面と、前記回転軌跡の後端を通る鉛直面との交線
の近傍まで延設し、更にそのロータリーカバーの後端部
に、ゴム垂れを設けたことを特徴とするロータリーカバ
ー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991005789U JP2562172Y2 (ja) | 1991-01-21 | 1991-01-21 | ロータリーカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991005789U JP2562172Y2 (ja) | 1991-01-21 | 1991-01-21 | ロータリーカバー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04117503U JPH04117503U (ja) | 1992-10-21 |
JP2562172Y2 true JP2562172Y2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=31898866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991005789U Expired - Fee Related JP2562172Y2 (ja) | 1991-01-21 | 1991-01-21 | ロータリーカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2562172Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110933959A (zh) * | 2019-12-15 | 2020-03-31 | 刘彬 | 一种便于清理缠草的微耕机 |
-
1991
- 1991-01-21 JP JP1991005789U patent/JP2562172Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04117503U (ja) | 1992-10-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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