JPH11193728A - 作業機のスロットルレバ - Google Patents

作業機のスロットルレバ

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JPH11193728A
JPH11193728A JP36811997A JP36811997A JPH11193728A JP H11193728 A JPH11193728 A JP H11193728A JP 36811997 A JP36811997 A JP 36811997A JP 36811997 A JP36811997 A JP 36811997A JP H11193728 A JPH11193728 A JP H11193728A
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JP
Japan
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lever
working machine
engine
lever member
throttle lever
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JP36811997A
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Shigeki Sano
茂樹 佐野
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種の作業機において、緊急時にエンジンの
回転数を速やかに下げることを可能にする作業機のスロ
ットルレバを提供すること。 【解決手段】 作業機の本体から延長されている一対の
ハンドル杆の内左右何れかのハンドル杆に着脱可能に取
り付けられ、レバー部材を回動可能に備えていて、上記
レバー部材を一方向に回動操作することにより上記作業
機のエンジンの回転数を上げると共に、上記レバー部材
を他方向に回動操作することにより上記作業機のエンジ
ンの回転数を下げ、上記レバー部材には補助操作部が設
けられているもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、汎用エンジンを搭
載した機械、例えば、耕耘機、草刈り機、荷物運搬車、
田植え機、刈り取り機、バインダ、コンバイン、除雪機
等の各種作業機において、上記エンジンの回転数を調整
するための作業機のスロットルレバに係り、特に、作業
者が操作ハンドルを握ったままの状態で、緊急時に速や
かにエンジンの回転数を下げることができるようにその
操作性を向上させたものに関する。
【0002】
【従来の技術】作業機、例えば、耕耘機においては、耕
耘機本体から一対のハンドル杆が延長されていて、これ
ら一対のハンドル杆の何れか一方には、いわゆるスロッ
トルレバが取り付けられている。そして、このスロット
ルレバを適宜の方向に回動・操作することにより、エン
ジンの回転数を上げたり下げたりしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成による
と次のような問題があった。すなわち、従来のスロット
ルレバは、単にレバー部材を回動可能に取り付けただけ
のものであって、そのレバー部材の形状もきわめて単純
なものでった。そのため、その操作性が悪く、特に、緊
急時、例えば、耕耘機が障害物等に当たったり、作業耕
地変化や作業者の操作ミス等によって速度が急激に変化
してしまったり、バック走行時に反力によって操作ハン
ドル側が突然浮上してしまったような場合において、エ
ンジンの回転数を下げたいような場合に、これを迅速に
行うことができないという問題があった。
【0004】本発明はこのような点に基づいてなされた
ものでその目的とするところは、各種の作業機におい
て、緊急時にエンジンの回転数を速やかに下げることを
可能にする作業機のスロットルレバを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本願発明の請求項1による作業機のスロットルレバは、
作業機の本体から延長されている一対のハンドル杆の内
左右何れかのハンドル杆に着脱可能に取り付けられ、レ
バー部材を回動可能に備えていて、上記レバー部材を一
方向に回動操作することにより上記作業機のエンジンの
回転数を上げると共に、上記レバー部材を他方向に回動
操作することにより上記作業機のエンジンの回転数を下
げ、上記レバー部材には補助操作部が設けられているこ
とを特徴とするものである。又、請求項2による作業機
のスロットルレバは、請求項1記載の作業機のスロット
ルレバにおいて、上記補助操作部は、レバー部材の略中
間位置において突設されている押圧部材であることを特
徴とするものである。又、請求項3による作業機のスロ
ットルレバは、請求項1記載の作業機のスロットルレバ
において、レバー部材は、幅広に形成されていて、端部
はその幅を狭く形成されていることを特徴とするもので
ある。又、請求項4による作業機のスロットルレバは、
請求項1記載の作業機のスロットルレバにおいて、レバ
ー部材の底面には凹部が形成されていることを特徴とす
るものである。又、請求項5による作業機のスロットル
レバは、請求項1記載の作業機のスロットルレバにおい
て、上記レバー部の上記ハンドル杆の反対側からワイヤ
を着脱するようにしたことを特徴とするものである。
又、請求項6による作業機のスロットルレバは、請求項
1〜請求項5の何れかに記載の作業機のスロットルレバ
において、該スロットルレバはハンドル杆の内側側面に
取り付けられていると共に、押圧部材はレバー部材の上
面側に突設されていて、レバー部材を下方向に回動操作
することにより上記作業機のエンジンの回転数を上げる
と共に、上記レバー部材を上方向に回動操作することに
より上記作業機のエンジンの回転数を下げ、緊急時には
押圧部材を押圧してレバー部材を上方向に回動操作する
ことにより上記作業機のエンジンの回転数を下げること
を特徴とするものである。又、請求項7による作業機の
スロットルレバは、請求項1〜請求項5の何れかに記載
の作業機のスロットルレバにおいて、該スロットルレバ
はハンドル杆の内側側面に取り付けられていると共に、
押圧部材はレバー部材の下面側に突設されていて、レバ
ー部材を上方向に回動操作することにより上記作業機の
エンジンの回転数を上げると共に、上記レバー部材を下
方向に回動操作することにより上記作業機のエンジンの
回転数を下げ、緊急時には押圧部材を押圧してレバー部
材を下方向に回動操作することにより上記作業機のエン
ジンの回転数を下げることを特徴とするものである。
又、請求項8による作業機のスロットルレバは、請求項
1〜請求項5の何れかに記載の作業機のスロットルレバ
において、該スロットルレバはハンドル杆の上面に取り
付けられていると共に押圧部材はレバー部材の右側面に
突設されていて、レバー部材を左方向に回動操作するこ
とにより上記作業機のエンジンの回転数を上げると共
に、上記レバー部材を右方向に回動操作することにより
上記作業機のエンジンの回転数を下げ、緊急時には押圧
部材を押圧してレバー部材を右方向に回動操作すること
により上記作業機のエンジンの回転数を下げることを特
徴とするものである。又、請求項9による作業機のスロ
ットルレバは、請求項1〜請求項5の何れかに記載の作
業機のスロットルレバにおいて、該スロットルレバはハ
ンドル杆の上面に取り付けられていると共に押圧部材は
レバー部材の左側面に突設されていて、レバー部材を右
方向に回動操作することにより上記作業機のエンジンの
回転数を上げると共に、上記レバー部材を左方向に回動
操作することにより上記作業機のエンジンの回転数を下
げ、緊急時には押圧部材を押圧してレバー部材を左方向
に回動操作することにより上記作業機のエンジンの回転
数を下げることを特徴とするものである。
【0006】まず、本願発明の請求項1による作業機の
スロットルレバは、作業機の本体から延長されている一
対のハンドル杆の内左右何れかのハンドル杆に着脱可能
に取り付けられ、レバー部材を回動可能に備えていて、
上記レバー部材を一方向に回動操作することにより上記
作業機のエンジンの回転数を上げると共に、上記レバー
部材を他方向に回動操作することにより上記作業機のエ
ンジンの回転数を下げ、又、レバー部材に補助操作部を
設けたものである。つまり、常時は、レバー部材自体を
回動・操作することにより、エンジンの回転数を調整す
るものであるが、緊急時には補助操作部を介してこれを
行うことができるようにしたものである。又、請求項2
による作業機のスロットルレバは、請求項1記載の作業
機のスロットルレバにおいて、上記補助操作部をレバー
部材の略中間位置に突設された押圧部材としたものであ
る。又、請求項3による作業機のスロットルレバは、レ
バー部材を幅広に形成し、その端部をその幅を狭く形成
したものであり、それによって、操作性を向上させたも
のである。又、請求項4による作業機のスロットルレバ
は、請求項1記載の作業機のスロットルレバにおいて、
レバー部材の底面には凹部が形成されているものであ
り、作業者の手の指が該凹部に嵌まった状態となり、そ
れによって、操作性が向上するものである。又、請求項
5による作業機のスロットルレバは、請求項1記載の作
業機のスロットルレバにおいて、上記レバー部の上記ハ
ンドル杆の反対側からワイヤを着脱するようにしたもの
であり、それによって、ワイヤを着脱する場合にハンド
ル杆が障害になるようなことがなくなり、着脱作業の作
業性が大幅に向上することになる。又、請求項6〜請求
項9は、レバー部材、押圧部材の取付位置を特定したも
のであり、何れの場合も良好な作業性を提供することが
できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図7を参照して、
本発明の第1の実施の形態を説明する。この実施の形態
は、本発明を耕耘機に適用した例を示すものである。図
1は、本実施の形態による耕耘機の全体の構成を示す図
で、まず、耕耘機本体1がある。この耕耘機本体1内に
は、エンジン3が内装されていると共に、発電装置5が
内装されている。この発電装置5によって点火線7を介
してエンジン3の燃料に着火するように構成されてい
る。
【0008】上記耕耘機本体1の下面側には、フレーム
9が取り付けられていて、このフレーム9の下側には駆
動軸11が配置されている。この駆動軸11に耕耘部1
3が着脱可能に取り付けられている。そして、上記エン
ジン3の駆動が、図示しない駆動伝達手段を介して、上
記駆動軸11に伝達され、それによって、耕耘部が駆動
されることになる。尚、上記駆動伝達手段としては、例
えば、プーリ・ベルト機構、チェーン・スプロケット機
構、ギヤ群機構等が考えられる。因みに、図1では、そ
の内、プーリ・ベルト機構を採用した例を示していて、
その部分を仮想線で示している。
【0009】上記耕耘機本体1には一対のハンドル杆部
15、15が延長されている。図1では一対のハンドル
杆部15、15の内、右側(操作者が右手で握手する
側)のハンドル杆部15のみを示している。既に説明し
た発電装置5からはエンジン停止回路配線17が延長さ
れていて、このエンジン停止回路配線17は、上記ハン
ドル杆部15に沿って延長されている。
【0010】上記ハンドル杆部15の先端部は握手部1
9となっていて、この握手部19にはスロットルレバ2
1が取り付けられている。このスロットルレバ21は、
エンジン3の回転数を調整する調整レバーとして機能す
る。
【0011】次に、上記スロットルレバ21及びその近
傍の構成を説明する。まず、スロットルレバー21自体
の形状は、図2乃至図4、図6及び図7に示すような形
状になっている。スロットルレバ21は、図6及び図7
に示すように、大きく分けて3個の部品から構成されて
いて、すなわち、左側端部材23、レバー部材25、右
側端部材27から構成されている。これら左側端部材2
3、レバー部材25、右側端部材27を、図示しないス
イッチ機構部、板バネ部材29を挟んだ状態で、締結ボ
ルト31、図示しないナットを介して連結・固定した構
成になっている。又、固定用金具33が取り付けられて
いて、この固定用金具33は、一対の金具片35、37
と、固定ボルト39と、固定ナット41から構成されて
いる。そして、一対の金具片35、37によって、握手
部21近傍のハンドル杆15を挟持し、その状態で固定
ボルト39と、固定ナット41によって締結・固定され
るものである。
【0012】上記スロットルレバ21は、図2に示すよ
うに、握手部19の内側側面に配置されるように取り付
けられている。又、レバー部材25の形状をみてみる
と、まず、幅(図2中上下方向の幅B)が比較的大きく
なっている。又、略中間位置の上面側において押圧部材
43が突設されている。この押圧部材43は、作業者側
が凹状になるように湾曲・形成されている。又、レバー
部材25の先端部には段付部45が形成されていて、そ
の幅(B1 )が小さくなっている。又、図7に示すよう
に、レバー部材21の底面側には凹部47が形成されて
いる。尚、上記レバー部材21の幅、押圧部材43、凹
部47の機能については、作用との関係で詳細に説明す
る。
【0013】さて、上記スロットルレバ21には、ワイ
ヤ51が着脱可能に連結されている。すなわち、図6に
示すように、レバー部材25には、ワイヤ51が装着さ
れるための溝53が形成されていると共に、ワイヤ51
の端に取り付けられた端部材55を出し入れするための
切欠部57が形成されている。そして、図6に示すよう
に、連結する前には、ワイヤ51は仮想線で示すような
状態にある。そして、まず、端部材55を切欠部57内
に挿入し、次いで、ワイヤ51を溝53内に挿入する。
このような手順でワイヤ51の一端を操作レバ21側に
連結するものである。ここで注目すべきは、ワイヤ51
を出し入れするための切欠部57がスロットルレバ21
の内側に位置していることである。これについても、追
って、作用・効果の箇所で詳細に説明する。
【0014】次に、エンジン3を緊急停止させるための
回路構成を説明する。既に説明したエンジン停止回路配
線17は上記スロットルレバ21とは別に任意の場所に
配置されたエンジン緊急停止スイッチに接続されてい
る。そして、このエンジン緊急停止スイッチを操作する
ことにより、発電装置5の電源を短絡させるものであ
る。それによって、エンジン3を停止させるものであ
る。
【0015】以上の構成を基にその作用を説明する。ま
ず、通常の運転時においては、図2〜図4に示すよう
に、作業者は右側のハンドル杆部15の握手部19を右
手で握手した状態で作業を行う。その際、作業者は左手
で左側のハンドル杆部15の握手部19を握手している
ことは勿論である。そして、エンジン3の回転数を上げ
る場合には、図3に示すように、右手の親指でスロット
ルレバ21のレバー部材25を下方に向けて回動操作す
る。逆に、エンジン3の回転数を下げる場合には、図4
に示すように、親指以外の4本の指によって、スロット
ルレバ21のレバー部材25を上方に向けて回動操作す
る。このような操作を適宜行いながら所望の耕耘作業を
行っていく。
【0016】次に、何らかの理由によりエンジン3の回
転数を大幅に下げる場合について説明する。そのような
事象としては、例えば、耕耘機に何らかの異常が発生
し、図5に示すように、耕耘機が前方に大きく傾倒する
ような場合が予想される。このような場合には、右手の
親指以外の4本の指によって、スロットルレバ21のレ
バー部材25を大きく上方に回動操作する。これによっ
て、エンジン3の回転数を大きく下げることができる。
又、その際、図5に示すように、耕耘機が前方に大きく
傾倒した場合には、右手の親指以外の4本の指による回
動装置が困難な場合が予想される。その場合には、親指
によって押圧部材43を前方に大きく付勢する。それに
よって、スロットルレバ21のレバー部材25を大きく
上方に回動操作することになり、結局、エンジン3の回
転数を大きく下げることができる。
【0017】以上本実施の形態によると次のような効果
を奏することができる。まず、スロットルレバ21の操
作性が大幅に向上したものである。その理由としては、
まず、レバー部材25の幅(B)が比較的大きくなった
ことが挙げられる。つまり、レバー部材25の幅(B)
が比較的大きくなったことにより、親指以外の4本の指
による操作がし易くなったからである。次に、スロット
ルレバ21のレバー部材25の底面に凹部47が設けら
れていて、該凹部47に親指以外の4本の指の先端部が
丁度嵌まっているので、レバー部材25の操作性が極め
て良好であることが挙げられる。次に、押圧部材43が
突設されていて、例えば、耕耘機が図5に示すような状
態になった場合には、この押圧部材43を介して親指に
よってレバー部材25を回動操作できるようになってい
ることが挙げられる。特に、押圧部材43は手前側に向
かって凹状に湾曲・形成されているので、親指による向
こう側への回動操作がやり易い状態になっており、それ
によって、上記効果をさらに高めることができるもので
ある。尚、押圧部材43を湾曲形成しなくても必要な操
作性は得られるものである。
【0018】次に、ワイヤ51のスロットルレバ21に
対する着脱作業がやり易いという利点がある。通常、ワ
イヤ51のスロットルレバ21に対する着脱は、外側
(ハンドル杆部15側)において行われるようになって
おり、この場合、そのハンドル杆部15が着脱作業の障
害になってしまう。これに対して、この実施の形態の場
合には、ワイヤ51のスロットルレバ21に対する着脱
作業を内側で行えるように構成されているので、ハンド
ル杆部15が障害になるようなことはなく、作業性が大
幅に向上することになる。
【0019】次に、図8を参照して、本発明の第2の実
施の形態を説明する。すなわち、前記第1の実施の形態
においては、スロットルレバ21を握手部25の内側側
面に配置したが、これを図8に示すように、上面側に配
置してもよい。
【0020】次に、図9及び図10を参照して、本発明
の第3の実施の形態を説明する。前記第1及び第2の実
施の形態の場合には、作業機として耕耘機を例に挙げて
説明し、そのような耕耘機に取り付けられるスロットル
レバについて説明したが、この第3の実施の形態の場合
には、いわゆる草刈り機を想定し、そのような草刈り機
に取り付けられスロットルレバに適用した例を説明する
ものである。図9及び図10に示すように、スロットル
レバ100は、端部材101、端部材103、これら両
端部材101、103間に挟持されたレバー部材105
とから構成されている。尚、両端部材101、103、
レバー部材105相互間には図示しないスプリング等が
介挿されている。
【0021】上記レバー部材105は、水平部材107
を備えていて、この水平部材107伸した面側には押圧
部材109が突設されている。そして、通常時には、水
平部材107を上方向に回動・操作することにより、エ
ンジンの回転数を上げ、逆に、下方向に回動・操作する
ことにより、エンジンの回転数を下げるものである。そ
の際、必要に応じて、押圧部材109を付勢して、レバ
ー部材105を下方向に回動・操作して、エンジンの回
転数を下げるものである。
【0022】又、端部材103側には固定用金具111
が取り付けられていて、草刈り機の操作杆115にボル
トによって締結・固定するものである。又、ワイヤ11
7のスロットルレバ100への着脱は、上記固定用金具
111の反対側より行うようになっている。すなわち、
端部材101には切欠部121が形成されていて、又、
端部材101と103との間には溝123が形成されて
いる。よって、ワイヤ117の先端に取り付けられた金
具119を切欠部121を介して挿入し、さらせにワイ
ヤ117を挿入する。そして、溝123に沿って配設す
るものである。
【0023】よって、この実施の形態の場合にも、前記
第1及び第2の実施の形態の場合と同様の作用・効果を
奏することができるものである。
【0024】尚、本発明は前記第1〜第3の実施の形態
に限定されるものではない。まず、前記第1、第2の実
施の形態の場合には、耕耘機を例に挙げて説明し、第3
の実施の形態の場合には草刈り記を例に挙げて説明した
が、耕耘機、草刈り記以外の各種の作業機、例えば、荷
物運搬車、田植え機、刈り取り機、バインダ、コンバイ
ン、除雪機等に適用してもよい。又、各部の構成は図示
したものに限定されることはない。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように本発明による作業機
のスロットルレバによると、まず、スロットルレバの操
作性が大幅に向上したものである。これは補助操作部を
設けたからであり、緊急時には、その補助操作部を介し
てエンジンの回転数を速やかに下げることができる。
又、補助操作部をレバー部材の略中間位置に突設された
押圧部材とした場合には、きわめて良好な操作性を得る
ことができる。又、レバー部材の幅を比較的大きくした
場合には、指による操作がし易くなり、それによって、
さらに操作性を高めることができる。又、スロットルレ
バのレバー部材の底面に凹部を設けた場合には、該凹部
に指の先端部が丁度嵌まるので、レバー部材の操作性が
極めて良好なものとなる。又、ワイヤのスロットルレバ
に対する着脱作業を内側で行えるように構成した場合に
は、ハンドル杆が障害になるようなことはなくなり、作
業性が大幅に向上することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す図で、耕耘機
の全体の構成を示す側面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示す図で、耕耘機
の右側のハンドル杆の握手部及びその近傍に取り付けら
れているスロットルレバの構成を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態を示す図で、耕耘機
の右側のハンドル杆の握手部及びその近傍に取り付けら
れているスロットルレバの構成を示すと共に、操作レバ
をエンジンの回転数を上げる方向に回動・操作した状態
を示す斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態を示す図で、耕耘機
の右側のハンドル杆の握手部及びその近傍に取り付けら
れているスロットルレバの構成を示すと共に、スロット
ルレバをエンジンの回転数を上げる方向に回動・操作し
た状態を示す斜視図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態を示す図で、耕耘機
の全体の構成を示すと共に、何らかの異常が発生して、
耕耘機が前方に大きく傾倒した様子を示す側面図であ
る。
【図6】本発明の第1の実施の形態を示す図で、スロッ
トルレバ及びその近傍の構成を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態を示す図で、スロッ
トルレバ及びその近傍の構成を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態を示す図で、耕耘機
の右側のハンドル杆の握手部及びその近傍に取り付けら
れているスロットルレバの構成を示す斜視図である。
【図9】本発明の第3の実施の形態を示す図で、草刈り
記に取り付けられるスロットルレバの構成を示す平面図
である。
【図10】本発明の第3の実施の形態を示す図で、草刈
り記に取り付けられるスロットルレバの構成を示す側面
図である。
【符号の説明】
1 耕耘機本体(作業機の本体) 3 エンジン 15 ハンドル杆 17 停止回路配線 19 握手部 21 スロットルレバ 25 レバー部材 28 スイッチ機構部 43 押圧部材(補助操作部) 47 凹部 51 ワイヤ 53 溝 57 切欠部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業機の本体から延長されている一対の
    ハンドル杆の内左右何れかのハンドル杆に着脱可能に取
    り付けられ、 レバー部材を回動可能に備えていて、 上記レバー部材を一方向に回動操作することにより上記
    作業機のエンジンの回転数を上げると共に、上記レバー
    部材を他方向に回動操作することにより上記作業機のエ
    ンジンの回転数を下げ、 上記レバー部材には補助操作部が設けられていることを
    特徴とする作業機のスロットルレバ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の作業機のスロットルレバ
    において、上記補助操作部は、レバー部材の略中間位置
    において突設されている押圧部材であることを特徴とす
    る作業機のスロットルレバ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の作業機のスロットルレバ
    において、レバー部材は、幅広に形成されていて、端部
    はその幅を狭く形成されていることを特徴とする作業機
    のスロットルレバ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の作業機のスロットルレバ
    において、レバー部材の底面には凹部が形成されている
    ことを特徴とする作業機のスロットルレバ。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の作業機のスロットルレバ
    において、上記レバー部材の上記ハンドル杆の反対側か
    らワイヤを着脱するようにしたことを特徴とする作業機
    のスロットルレバ。
  6. 【請求項6】 請求項1〜請求項5の何れかに記載の作
    業機のスロットルレバにおいて、該スロットルレバはハ
    ンドル杆の内側側面に取り付けられていると共に、押圧
    部材はレバー部材の上面側に突設されていて、レバー部
    材を下方向に回動操作することにより上記作業機のエン
    ジンの回転数を上げると共に、上記レバー部材を上方向
    に回動操作することにより上記作業機のエンジンの回転
    数を下げ、緊急時には押圧部材を押圧してレバー部材を
    上方向に回動操作することにより上記作業機のエンジン
    の回転数を下げることを特徴とする作業機のスロットル
    レバ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜請求項5の何れかに記載の作
    業機のスロットルレバにおいて、該スロットルレバはハ
    ンドル杆の内側側面に取り付けられていると共に、押圧
    部材はレバー部材の下面側に突設されていて、レバー部
    材を上方向に回動操作することにより上記作業機のエン
    ジンの回転数を上げると共に、上記レバー部材を下方向
    に回動操作することにより上記作業機のエンジンの回転
    数を下げ、緊急時には押圧部材を押圧してレバー部材を
    下方向に回動操作することにより上記作業機のエンジン
    の回転数を下げることを特徴とする作業機のスロットル
    レバ。
  8. 【請求項8】 請求項1〜請求項5の何れかに記載の作
    業機のスロットルレバにおいて、該スロットルレバはハ
    ンドル杆の上面に取り付けられていると共に押圧部材は
    レバー部材の右側面に突設されていて、レバー部材を左
    方向に回動操作することにより上記作業機のエンジンの
    回転数を上げると共に、上記レバー部材を右方向に回動
    操作することにより上記作業機のエンジンの回転数を下
    げ、緊急時には押圧部材を押圧してレバー部材を右方向
    に回動操作することにより上記作業機のエンジンの回転
    数を下げることを特徴とする作業機のスロットルレバ。
  9. 【請求項9】 請求項1〜請求項5の何れかに記載の作
    業機のスロットルレバにおいて、該スロットルレバはハ
    ンドル杆の上面に取り付けられていると共に押圧部材は
    レバー部材の左側面に突設されていて、レバー部材を右
    方向に回動操作することにより上記作業機のエンジンの
    回転数を上げると共に、上記レバー部材を左方向に回動
    操作することにより上記作業機のエンジンの回転数を下
    げ、緊急時には押圧部材を押圧してレバー部材を左方向
    に回動操作することにより上記作業機のエンジンの回転
    数を下げることを特徴とする作業機のスロットルレバ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1094211A1 (en) * 1998-04-28 2001-04-25 Shigeki Sano A working machine throttle lever
WO2009044934A1 (en) * 2007-10-04 2009-04-09 Hitachi Koki Co., Ltd. Portable engine unit

Cited By (3)

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EP1094211A1 (en) * 1998-04-28 2001-04-25 Shigeki Sano A working machine throttle lever
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JP2009091908A (ja) * 2007-10-04 2009-04-30 Hitachi Koki Co Ltd 携帯型エンジン動力作業機

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