JPH11315731A - 作業機のスロットルレバ - Google Patents

作業機のスロットルレバ

Info

Publication number
JPH11315731A
JPH11315731A JP10119422A JP11942298A JPH11315731A JP H11315731 A JPH11315731 A JP H11315731A JP 10119422 A JP10119422 A JP 10119422A JP 11942298 A JP11942298 A JP 11942298A JP H11315731 A JPH11315731 A JP H11315731A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
lever
throttle lever
lever member
working machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10119422A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Sano
茂樹 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP10119422A priority Critical patent/JPH11315731A/ja
Priority to CA002287467A priority patent/CA2287467A1/en
Priority to EP99308364A priority patent/EP1094211A1/en
Priority to CN99123633.5A priority patent/CN1295185A/zh
Publication of JPH11315731A publication Critical patent/JPH11315731A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D11/00Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated
    • F02D11/04Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by mechanical control linkages
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B63/00Adaptations of engines for driving pumps, hand-held tools or electric generators; Portable combinations of engines with engine-driven devices
    • F02B63/02Adaptations of engines for driving pumps, hand-held tools or electric generators; Portable combinations of engines with engine-driven devices for hand-held tools

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 危険を回避するべく緊急時にエンジンを速や
かに停止させることを可能にする作業機のスロットルレ
バを提供すること。 【解決手段】 作業機の本体1から延長されているハン
ドル扞15に着脱可能に取り付けられ、レバー部材22
を回動可能に備えていて、レバー部材を一方向に回動操
作することにより作業機のエンジン3の回転数を上げる
と共に、レバー部材を他方向に回動操作することにより
作業機のエンジンの回転数を下げ、レバー部材にはエン
ジンを停止させるためのエンジン停止スイッチ23が取
り付けられていて、レバー部材の一方向又は他方向への
所定量以上の回動操作によりエンジン停止スイッチを動
作させてエンジンを停止させるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、汎用エンジンを搭
載した機械、例えば、耕耘機、草刈り機、荷物運搬車、
田植え機、刈り取り機、バインダ、コンバイン、除雪機
等の各種作業機において、上記エンジンの回転数を調整
するための作業機のスロットルレバに係り、特に、スロ
ットルレバにエンジン停止スイッチを内装又は外装し
て、作業者が操作ハンドルを握りスロットルレバのレバ
ー部材に指を掛けたままの状態で、緊急時に該スロット
ルレバのレバー部材を回動・操作することによりエンジ
ンを速やかに停止させることができるように工夫したも
のに関する。
【0002】作業機、例えば、耕耘機においては、耕耘
機本体から一対のハンドル杆が延長されていて、これら
一対のハンドル杆の何れか一方には、いわゆるスロット
ルレバが取り付けられている。そして、作業状態によっ
てこのスロットルレバのレバー部材を適宜の方向に回動
操作することにより、燃料供給量を調整してエンジンの
回転数を上げたり下げたりして作業する。
【0003】一方、耕耘機を運転するに際して、例え
ば、前進走行からバック走行に移る時に、回転力に反す
る反力と共に耕耘機の前方に働く重心移動等、種々の力
の要素が加わって、作業者が把持しているハンドル杆が
突然上昇してしまって適切な動作ができなくなってしま
うことがある。このような場合には、バック走行する耕
耘機の耕耘刃によって作業者が障害を受け、又、耕耘機
の運転走行時にバランスが崩れて転倒してしまい、それ
に作業者が巻き込まれる事故が多く、特に、近年では作
業者の高齢化に伴って上記のような事故が多く発生して
いる。そこで、従来から、そのような危険な状態を回避
するために、緊急時にエンジンを緊急停止させるための
エンジン停止スイッチが設けられている。この種のエン
ジン停止スイッチは、スロットルレバとは別に、例え
ば、押ボタン式スイッチ、又は、回転操作式スイッチを
操作ハンドルの中央部やハンドル杆の握手部近傍に取り
付けたもの、又、特に、左右ハンドル杆連結部にワンタ
ッチ押し停止スイッチを装着したものもある。又、他の
作業機、例えば、草刈り機等においても、エンジンを緊
急に停止させる必要性が生じることがある。すなわち、
草刈り機を使用する草地においては、石や金属を含んだ
産業廃棄物が投棄されていることがあり、草刈り機のカ
ッタ刃がそれら石や産業廃棄物に接触した場合には、そ
れが大きな抵抗になって作業の安全性が損なわれること
がある。又、草地にガードレール等の金属製の支柱等が
あってそれらにカッター刃が接触することもある。この
ような場合には、危険を回避するためにエンジンを緊急
停止させる必要があり、よって、既に説明した耕耘機の
場合と同様のエンジン停止スイッチが設けられているも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成による
と次のような問題があった。すなわち、従来の構成にお
いては、危険状態を回避するために、エンジンを緊急に
停止するためのエンジン停止スイッチをスロットルレバ
とは別に併設している。しかしながら、通常、作業者は
耕耘機を運転している場合には、耕耘機の一対のハンド
ル杆を左右の手で把持していて、且つ、一方の手の指を
エンジンの回転数を調整するためにスロットルレバのレ
バー部材に掛けているものである。そのような状態で、
さらに別のエンジン停止スイッチを操作することは運転
状態によっては極めて困難なことがあり、緊急を要する
場合にはそのような操作ができないおそれがあった。こ
れは草刈り機等他の作業機の場合にも同様である。
【0005】又、上記従来の構成のものは、スロットル
レバと別に設けられたエンジン停止スイッチを操作して
電源を短絡させることによりエンジンを停止させるよう
にしている。この場合には、スロットルレバのレバー部
材はそのままの状態、すなわち、燃料を供給したままの
状態であるので、エンジンを速やかに且つ確実に停止さ
せる上では問題があった。例えば、エンジンが高速回転
で運転されている状態において、エンジン停止スイッチ
を操作して電源を短絡させてエンジンを停止させた場合
には、混合燃料がエンジンのシリンダ内に過剰に吸い込
まれてしまうことがある。この場合には、再度、エンジ
ンを始動させようとした場合、燃焼室内が混合気体過剰
状態、いわゆる「プラグかぶり」の状態となってしま
い、プラグ点火が妨げられてエンジンの始動ができない
ことがあった。
【0006】本発明はこのような点に基づいてなされた
ものでその目的とするところは、危険を回避するべく緊
急時にエンジンを速やかに停止させることを可能にする
と共にエンジンを再始動させる場合に速やかに再始動さ
せることが可能なエンジン停止機構を備えた作業機のス
ロットルレバを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本願発明の請求項1による作業機のスロットルレバは、
作業機の本体から延長されているハンドル杆に着脱可能
に取り付けられ、本体部と、該本体部に対して回動可能
に取り付けられたレバー部材を備えていて、上記レバー
部材を一方向に回動操作することにより上記作業機のエ
ンジンの回転数を上げると共に、上記レバー部材を他方
向に回動・操作することにより上記作業機のエンジンの
回転数を下げ、上記レバー部材にはエンジンを停止させ
るためのエンジン停止スイッチが取り付けられていて、
レバー部材の一方向又は他方向への所定量以上の回動・
操作によりエンジン停止スイッチを動作させてエンジン
を停止させるようにしたことを特徴とするものである。
又、請求項2による作業機のスロットルレバは、請求項
1記載の作業機のスロットルレバにおいて、エンジン停
止スイッチは本体部とレバー部材の内部に内蔵されてい
ることを特徴とするものである。又、請求項3による作
業機のスロットルレバは、請求項1記載の作業機のスロ
ットルレバにおいて、エンジン停止スイッチは本体部と
レバー部材の外部に取り付けられていることを特徴とす
るものである。又、請求項4による作業機のスロットル
レバは、請求項2記載の作業機のスロットルレバにおい
て、本体部側にスイッチ要素が内装されていて、レバー
部材側に別のスイッチ要素が内装されていて、レバー部
材の一方向又は他方向への所定量以上の回動・操作によ
り上記両スイッチ要素が短絡してエンジンを停止させる
ものであることを特徴とするものである。又、請求項5
による作業機のスロットルレバは、請求項3記載の作業
機のスロットルレバにおいて、レバー部材側にスイッチ
要素が外装されていて、ハンドル杆側に別のスイッチ要
素が取り付けられていて、レバー部材の一方向又は他方
向への所定量以上の回動操作により上記スイッチ要素同
志が当接して短絡し、エンジンを停止させるものである
ことを特徴とするものである。又、請求項6による作業
機のスロットルレバは、請求項1から請求項5の何れか
に記載の作業機のスロットルレバにおいて、レバー部材
にはアイドリング機構が取り付けられていて、レバー部
材がエンジンを停止させることができる位置まで回動し
ているか否かを抵抗感の有無によって確認することがで
きるようになっていることを特徴とするものである。
又、請求項7による作業機のスロットルレバは、請求項
1から請求項6の何れかに記載の作業機のスロットルレ
バにおいて、レバー部材を一方向に所定量以上回動操作
した場合、レバー部材を他方向に所定量以上回動操作し
た場合の何れの場合においても、エンジンを停止させる
ものであることを特徴とするものである。
【0008】すなわち、エンジンを緊急に停止させるた
めのエンジン停止スイッチを、スロットルレバに内装又
は外装して、スロットルレバのレバー部材を一方向又は
他方向に所定量以上回動させることによって、緊急時に
エンジン停止スイッチを動作させて、エンジンを停止さ
せることができるようにしたものである。つまり、通常
の運転時においては、エンジンの回転を調節しながら作
業するためにハンドル杆を把持してスロットルレバのレ
バー部材に指を掛けて操作しており、よって、緊急時に
これを回動操作することは極めて容易なことである。し
たがって、作業者は緊急時に何ら混乱することなく、ス
ロットルレバのレバー部材を一方向又は他方向に所定量
以上回動させてエンジンを速やかに停止させることがで
きるものである。エンジン停止スイッチのスロットルレ
バに対する取付構造としては、内装する場合と外装する
場合の二通りが考えられ、この内内装する場合には外部
に露出する部分がないので、他の機器との干渉も無く、
又、美観上も好ましいものである。又、いわゆるアイド
リング機構を取り付けることが考えられ、この場合には
レバー部材をどこまで回動させればエンジンが停止する
かを操作時における抵抗感によって確認することができ
るので、操作上都合がいいものである。又、レバー部材
の回動方向であるが、エンジンの回転数をあげる方向に
所定量以上回動させるか、或いは、エンジンの回転数を
下げる方向に所定量以上回動させるかの何れかが考えら
れるが、何れに回動させてもエンジンを停止させること
ができるように構成することもでき、この場合には、緊
急時に何れの方向に所定量以上回動させてもエンジンを
停止させることができるので、使い勝手がより良好なも
のとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図15を参照し
て、本発明の第1の実施の形態を説明する。この第1の
実施形態は、本発明を耕耘機に適用したものである。図
1は本実施の形態による耕耘機の全体の構成を示す図
で、まず、耕耘機本体1がある。この耕耘機本体1内に
は、エンジン3が内装されていると共に、発電装置5が
内装されている。この発電装置5によって点火線7を介
してエンジン3の燃料混合気に着火するように構成され
ている。
【0010】上記耕耘機本体1の下面側には、フレーム
9が取り付けられていて、このフレーム9の下側には駆
動軸11が配置されている。この駆動軸11には耕耘部
13が着脱可能に取り付けられている。そして、上記エ
ンジン3の駆動が、図示しない駆動伝達手段4を介し
て、上記駆動軸11に伝達され、それによって、耕耘部
13が駆動されることになる。上記駆動伝達手段4とし
ては、例えば、プーリ・ベルト機構、チェーン・スプロ
ケット機構、ギヤ群機構等が考えられる。因みに、図1
では、その内、プーリ・ベルト機構を採用した例を示し
ていて、その部分を仮想線で示している。
【0011】上記耕耘機本体1には一対のハンドル杆1
5、15が延長されている。尚、図1では一対のハンド
ル杆15、15の内、右側のハンドル杆15のみを示し
ているが、図14、図15においてはその両方を示して
いる。上記一対のハンドル杆15、15の先端部は握手
部17、17となっていて、この内、右側のハンドル杆
15の握手部17にはスロットルレバ19が取り付けら
れている。このスロットルレバ19にはワイヤ21の一
端が連結されていて、又、ワイヤ21の他端はエンジン
3側に連結されている。そして、上記スロットルレバ1
9を適宜の方向に回動操作することにより、ワイヤ21
を介してエンジン3の回転数を調整するようになってい
る。又、ハンドル杆15にはクラッチレバ22が取り付
けられていて、このクラッチレバ22にはワイヤ24の
一端が連結されている。このワイヤ24はハンドル杆1
5に沿って延長されていて、その他端は既に説明した駆
動伝達手段4側に関係している。そして、上記クラッチ
レバ22を一方向に回動操作することによりワイヤ24
を介して、駆動伝達手段4における駆動伝達を可能にし
たり、駆動伝達を解除したりするものである。
【0012】又、上記スロットルレバ19には、エンジ
ン3を緊急に停止させるためのエンジン停止スイッチ2
3が内蔵されている。尚、図1では上記エンジン停止ス
イッチ23を模式的に且つスロットルレバ19の外側に
図示しているが、実際には、上記したように、スロット
ルレバ19の内部に内装されているものである。その構
成を図5乃至図12を参照して説明する。図5及び図6
はスロットルレバ19の外観を示す斜視図であり、又、
図7乃至図12は、スロットルレバ19を分解して示す
図である。尚、図1乃至図4では、スロットルレバ19
を模式的に示しており、実際には図5及び図6に示すよ
うな外観を成していると共に図7乃至図12に示すよう
な部品から構成されている。
【0013】スロットルレバ19は、図7に示す端部材
25、図8に示す板ばね部材27、図9に示すレバー部
材29、図10に示すスイッチ要素31、図11に示す
スイッチ要素33、図12に示す端部材35から構成さ
れている。尚、図7から図12に順次示す各部材は、積
層される順に示されていて、すなわち、端部材25の下
側に板ばね部材27が配置され、この板ばね部材27の
下側にレバー部材29が配置され、レバー部材29の下
側にスイッチ要素31が配置され、スイッチ要素31の
下側にスイッチ要素33が配置され、スイッチ要素33
の下側に端部材35が配置されることになる。上記端部
材25、端部材35等によって本体部を構成していて、
レバー部材29は、この本体部に対して回動可能に取り
付けられている。
【0014】又、図6に示すように、端部材35には取
付金具37が取り付けられていて、この取付金具37は
略U字状をなしていて、そこにハンドル杆15の握手部
17を嵌合させて、図示しない固定ねじ部材とナットを
締結することにより、スロットルレバ19を握手部17
に取付・固定することになる。
【0015】上記スイッチ要素31、33に関してさら
に詳しく説明する。まず、スイッチ要素31はレバー部
材29側にその回転を規制された状態で組み込まれるも
のであって、その表面(図10において下面側)には導
電部31a、31bが180°の位置に設けられている。
一方、スイッチ要素33側をみてみると、このスイッチ
要素33は端部材35側にその回転を規制された状態で
組み込まれるものであって、その表面(図11中上側
面)には導電部33a、33bが180°の位置に設けら
れている。すなわち、スイッチ要素31の導電部31
a、31bと、スイッチ要素33の導電部33a、33
bとが対向するような関係で組み込まれている。
【0016】又、図10に示すように、スイッチ要素3
1には切欠部31cが形成されていて、一方、レバー部
材29側には上記切欠部31cに係合する突起(図示せ
ず)が形成されている。この突起が切欠部31cに係合
することにより、スイッチ要素31の回転が規制され
る。つまり、レバー部材29の回動と共にスイッチ要素
31が一体的に回転することになる。同様に、スイッチ
要素33にも切欠部33cが形成されていて、一方、端
部材35側にはこの切欠部33cが係合する突起(図示
せず)が突設されている。この突起が切欠部33cに係
合することにより、スイッチ要素33が端部材35側に
その回転を規制された状態で取り付けられる。又、スイ
ッチ要素33の導電部33a、33bには、リード線3
4,36が接続されていて、これらリード線34,36
の一方は接地線となり、他方は電源回路に接続されるこ
とになる。
【0017】そして、通常の運転時においては、スイッ
チ要素31の導電部31aと、スイッチ要素33の導電
部33aが導通されていると共に、スイッチ要素31の
導電部31bと、スイッチ要素33の導電部33bが導通
されている。これに対して、緊急時においてエンジン3
を停止させる場合には、レバー部材29を所定量以上回
動させることによりスイッチ要素31も同時に回転さ
せ、スイッチ要素31の導電部31a、31bを、スイッ
チ要素33の導電部33a、33bを跨ぐように配置させ
る。それによって、電源回路を短絡させてエンジン3を
緊急停止させるものである。図16に通常運転時におけ
るスイッチ要素31、33の位置関係を示すと共に、図
17にエンジン停止時におけるスイッチ要素31、33
の位置関係を示す。
【0018】以上の構成を基にその作用を説明する。ま
ず、通常運転時の場合であるが、作業者41(図14、
図15に示す)は、その右手43、左手45によって一
対のハンドル杆15、15の握手部17、17を把持す
る。そして、図2に示すように、右手43の指43aに
よってスロットルレバ19を挟み込むような状態とす
る。このような状態で、耕耘機を前進・後退、及び旋回
させながら、且つ、スロットルレバ19のレバー部材2
9を適宜の方向に回動操作してエンジン3の回転数を調
整しながら耕耘機を運転していくものである。
【0019】そして、エンジン3の回転数を上げる場合
には、図3に示すように、スロットルレバ19のレバー
部材29を下方に向けて回動操作し(回動操作する前の
状態を実線で示し回動操作後の状態を仮想線で示す)、
逆に、エンジン3の回転数を下げる場合には、図4に示
すように、スロットルレバ19のレバー部材29を上方
に向けて回動操作する(回動操作する前の状態を実線で
示し回動操作後の状態を仮想線で示す)。
【0020】次に、何らかの理由によってエンジン3を
緊急に停止させる場合であるが、この場合には、スロッ
トルレバ19のレバー部材29を、図4中仮想線で示す
ように上方に向けて大きく(所定量以上)回動操作す
る。それによって、エンジン停止スイッチ23のスイッ
チ要素31とスイッチ要素33の位置関係が図16に示
す状態から図17に示すような状態に変化し、それによ
って、電源回路を電気的に短絡させてエンジン3を停止
させるものである。又、この場合には、スロットルレバ
19のレバー部材29を、エンジン3の回転数を下げる
方向に回動させて、燃料の供給を絞り込むようにしてい
る。つまり、エンジン3を停止させる際に、単に、電源
回路を短絡させるのではなく、燃料の供給を絞り込むよ
うにしているものである。又、この実施の形態の場合に
は、図3中仮想線で示すように、スロットルレバ19の
レバー部材29を下方に向けて大きく(所定量以上)回
動操作しても、電源回路を短絡させることはできるの
で、同様の作用を得ることができ、エンジン3を緊急停
止させることができる。
【0021】又、上記のような操作によってエンジン3
を停止させた後、エンジン3が完全に停止する前に、ス
ロットルレバ19のレバー部材29を適宜戻すことによ
り、エンジン3を再起動させることができる。よって、
危険が回避されたことを確認して、スロットルレバ19
のレバー部材29を適宜戻す操作を行えば、容易に元の
作業を再開させることができるものである。
【0022】以上本実施の形態によると次のような効果
を奏することができる。まず、エンジン3を緊急に停止
させたい場合には、スロットルレバ19のレバー部材2
9を何れかの方向に所定量以上回動操作すればよく、そ
れによって、エンジン停止スイッチ23が動作して、エ
ンジン3を緊急停止させることができる。その際、作業
者41は両手43、45でハンドル杆15、15の握手
部17、17を握っていると共に、右手43の指43a
をスロットルレバ19のレバー部材29に常時掛けてい
るので、緊急時にエンジン3を停止させる場合には、特
に持ち替えるといった操作は不要であって、指43aを
常時掛けているスロットルレバ19のレバー部材29を
そのままの状態で回動操作すればよいので、操作性も良
くエンジン3を速やかに且つ確実に停止させて危険を回
避することができる。又、スロットルレバ19のレバー
部材29を何れの方向に回動操作しても、エンジン3を
速やかに且つ確実に停止させることができるので、その
点においても安全性が高いものである。又、スイッチ要
素31、33の構造をみてみると、導電部31a、31
b、33a、33bが夫々180°の位置に対応するよう
に配置されているので、スイッチ要素31、33の厚み
方向のバランスも良好であり、例えば、スイッチ要素3
1、33が傾いてしまって、動作不良を生じさせてしま
うということもない。
【0023】又、本実施の形態の場合には、スロットル
レバ19のレバー部材29を、エンジン3の回転数を下
げる方向、すなわち、上方に所定量以上回動せてエンジ
ン3を停止させようとした場合には、単に電源回路を短
絡させるだけでなく、燃料の供給を絞り込むことになる
ので、従来懸念されていた再起動時の「プラグかぶり」
の現象が発生することを確実に防止することができるも
のである。又、エンジン3を停止させる操作を行った
後、エンジン3が完全に停止する前に、スロットルレバ
19のレバー部材29を元の方向に回動させることによ
り、エンジン3を容易に再始動させることができるの
で、危険を回避した後速やかに元の作業を再開させるこ
とができる。
【0024】次に、図18及び図19を参照して本発明
の第2の実施の形態を説明する。前記第1の実施の形態
の場合には、作業機として耕耘機を例に挙げて説明した
が、この第2の実施の形態の場合には、作業機として草
刈り機を例に挙げて説明するものである。図18は草刈
り機101を作業者103が携帯して作業を行っている
様子を示す斜視図である。草刈り機101の構成から説
明すると、まず、中空状シャフト105があり、この中
空状シャフト105の先端には、カッタ刃107が回転
可能に取り付けられている。
【0025】一方、中空状シャフト105の基端側には
エンジン109が取り付けられていて、このエンジン1
09の回転によって、上記中空状シャフト105内に内
装された図示しない回転伝達機構を介して、上記カッタ
刃107を回転させるものである。上記中空状シャフト
105の略中間位置には把持部111が設けられている
と共に、そこから基端側の所定位置にも別の把持部11
3が設けられている。そして、図18に示すように、作
業者103は、その左手103aによって把持部111
を把持し、且つ、右手103bによって把持部113を
把持するものである。
【0026】又、上記把持部113の近傍には、スロッ
トルレバ115が取り付けられている。このスロットル
レバ115のレバー部材115aを一方向に回動させる
ことにより、上記エンジン109の回転を上げると共
に、他方向に回動させることにより、エンジン109の
回転を下げるものである。具体的には、図19に示すよ
うに、レバー部材115aを、図19中時計方向(図1
9中符号Lで示す方向)に回動操作することにより、エ
ンジン109の回転数は下がり、逆に、レバー部材11
5aを、図19中反時計方向(図19中符号Hで示す方
向)に回動操作することにより、エンジン109の回転
数は上がることになる。
【0027】又、上記スロットルレバ115自体の構成
は、前記第1の実施の形態の場合と同様であり、エンジ
ン停止スイッチが内装されているものである。よって、
緊急時に、エンジン109を停止させたい場合には、ス
ロットルレバ115のレバー部材115aを、図19中
時計方向(図19中符号Lで示す方向)に、所定量以上
回動操作することになる。それによって、エンジン停止
スイッチが動作して回路を短絡させ、エンジン109を
緊急停止させることになる。又、この第2の実施の形態
においても、スロットルレバ115のレバー部材115
aを、図19中反時計方向(図19中符号Hで示す方向)
に、所定量以上回動操作することによっても、回路を短
絡させ、エンジン109を緊急停止させることができ
る。したがって、この第2の実施の形態においても、前
記第1の実施の形態の場合と同様の効果を奏することが
できる。
【0028】次に、図20及び図21を参照して本願発
明の第3の実施の形態を説明する。この第3の実施の形
態の場合には、前記第2の実施の形態における草刈り機
101と同じ草刈り機101に関して、作業者103の
把持の仕方を変えたものである。すなわち、前記第1の
実施の形態の場合には、図18に示すように、右手10
3bを把持部113に対して上方から被せるようにして
把持している。これに対して、この第3の実施の形態の
場合には、図20に示すように、右手103bを把持部
113に対して下側から担ぎ上げるような形で被せてい
る。同様に、左手103aについても把持部111に対
して下側から被せるようにして把持することになる。
【0029】そして、この場合には、図21に示すよう
に、右手103bの人差し指123によって、スロット
ルレバ115のレバー部材115aを回動させることに
なる。その他の構成、作用は、前記第1の実施の形態の
場合と同様であって、その説明は省略する。したがっ
て、この第3の実施の形態の場合にも前記第2の実施の
形態の場合と同様の効果を奏することができる。
【0030】次に、図22及び図23を参照して本発明
の第4の実施の形態を説明する。この第4の実施の形態
の場合にも、前記第2及び第3の実施の形態の場合と同
様に、草刈り機に本願発明を適用した例を説明するもの
である。この実施の形態の草刈り機101は、中空状シ
ャフト105に一対のハンドル杆131、133が取り
付けられている。作業者103は、左手103aによっ
てハンドル杆131を把持すると共に、右手103bに
よってハンドル杆133を把持する。そして、スロット
ルレバ115は、ハンドル杆133に取り付けられてい
る。
【0031】左手103bによってハンドル杆133を
把持した状態を拡大して図23に示す。スロットルレバ
115のレバー部材115aをみると、そこには突起1
35、137が突設されていて、レバー部材115aを
図23中反時計方向に回動させる場合には、突起135
に右手103bの指を掛けて行い、レバー部材115aを
図23中時計方向に回動させる場合には、突起137に
右手103bの指を掛けて行うようになっている。それ
によって、操作性をさらに高めるようにしている。その
他の構成は前記第2、第3の実施の形態の場合と同じで
あり、よって、その説明は省略する。そして、この第3
の実施の形態の場合にも、前記第1及び第2の実施の形
態の場合と同様の効果を奏することができる。
【0032】次に、図24を参照して本発明の第5の実
施の形態を説明する。前記第1乃至第4の実施の形態の
場合には、エンジン停止スイッチ23を、スロットルレ
バ19内に内装した構成を例に挙げて説明したが、この
実施の形態の場合には、エンジン停止スイッチ23をス
ロットルレバ19の外側に外装した例を示すものであ
る。まず、図24に示すように、スロットルレバ19の
レバー部材29の外側に接触端子201を取り付けてお
き、一方、ハンドル杆15側に接触板203を取り付け
ておく。そして、エンジンを緊急に停止させたい場合に
は、スロットルレバ19のレバー部材29を図24中上
方向に大きく回動操作する。それによって、接触端子2
01が接触板203に接触し、それによって、電源回路
が短絡してエンジンが停止するものである。
【0033】このように、エンジン停止スイッチ23を
スロットルレバ19の外側に露出した状態で外装するよ
うな構成であっても、前記第1〜第4の実施の形態の場
合と同様の効果を奏することができる。
【0034】次に、図25を参照して、本発明の第6の
実施の形態を説明する。この実施の形態の場合には、前
記第1の実施の形態におけるスロットルレバ19にアイ
ドリング機構301を取り付けたものである。このアイ
ドリング機構301は、スロットルレバ19の端部材2
5側に放射方向に延長して突設された凸部303と、レ
バー部材29側に取り付けられた弾性板ばね部材305
とから構成されている。
【0035】又、上記凸部303と弾性板ばね部材30
5の位置関係であるが、エンジン3を停止させようとし
て、レバー部材29を図25中上方に向けて回動させた
場合、弾性板ばね部材305が凸部303に差し掛かっ
てこれを乗り越えようとする。その場合、作業者41は
大きな抵抗感を感じることになる。そのような抵抗感を
感じた後さらにレバー部材29を上方に向けて回動させ
ると、エンジン3を停止させることになるものである。
つまり、作業者41はそのような抵抗感を感じることに
より、エンジン3を停止させる領域に入ったか否かを確
認することができ、それによって、操作性が大幅に向上
することになる。
【0036】尚、本発明は前記第1〜第6の実施の形態
に限定されるものではない。例えば、前記各実施の形態
においては、作業機として、耕耘機、草刈り機を例に挙
げて説明したが、それ以外にも様々なものが考えられ、
荷物運搬車、田植え機、刈り取り機、バインダ、コンバ
イン、除雪機等の各種作業機においても同様に適用可能
である。又、エンジン停止スイッチをスロットルレバ内
に内装させる場合、外装させる場合において、様々な内
装、外装のための構造に関しては、前記各実施の形態に
限定されるものではない。又、前記第1の実施の形態に
おいて図示したスイッチ要素31、33に関して、その
回転を規制するために切欠部31c、33cを設けたが、
それ以外にも、レバー部材29、端部材35との関係に
おいて、様々な凹凸嵌合構造が考えられ、例えば、スイ
ッチ要素31、33側に突起を形成し、レバー部材2
9、端部材35側にそれら突起に嵌合する溝を形成し、
突起と溝との嵌合構造によって、スイッチ要素31、3
3の回転を規制するようにしてもよい。又、前記第1の
実施の形態においては、スロットルレバ19を何れの方
向に回動させてもエンジン3を停止できるように構成し
たが、何れか一方に回動させる場合のみエンジン3を停
止させるような構成でもよい。又、前記各実施の形態に
おいては、スイッチ要素を本体や端部材に対して別部品
として製作し、それを組立時に組み込むように構成した
が、例えば、本体や端部材等の樹脂製品を成形する際
に、いわゆる「インサート成形法」によってスイッチ要
素を予め一体化させるようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように本発明による作業機
のスロットルレバによると、緊急時にエンジンを停止さ
せる場合に、通常運転時において常に手の指を掛けてい
るスロットルレバのレバー部材を、そのままの状態で所
定量以上回動・操作することによりエンジンを緊急停止
させることができるので、緊急時にエンジンを速やかに
停止させて危険を回避することができるようになった。
そして、従来のように、スロットルレバと別にエンジン
停止スイッチが設けられている場合に比べて操作性が大
幅に向上することになり、それだけ安全性も向上するも
のである。とかく、緊急時において、運転作業者は身の
危険を感じたとき、慌てるため心理的に混乱してしまっ
て危険回避操作ができず、思わぬ結果を招くことがある
が、本発明の装置によればそのような危険を確実に回避
して安全性を高めることができる。又、エンジン停止ス
イッチをスロットルレバの内部に内蔵させた場合には、
スロットルレバの外部に部材が露出するようなこともな
いので、他の機器との干渉によってスイッチ機能が損な
われるようなことはなく、又、誤動作するようなことも
なく、且つ、美観上も好ましいものである。又、スロッ
トルレバを何れの方向に回動させてもエンジンを停止さ
せることができるようにした場合には、それだけ操作性
及び安全性を高めることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す図で、耕耘機
の全体の構成を示す側面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示す図で、耕耘機
の右側のハンドル杆の握手部及びその近傍に取り付けら
れているスロットルレバの構成を示す斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態を示す図で、耕耘機
の右側のハンドル杆の握手部及びその近傍に取り付けら
れているスロットルレバの構成を示すと共に、エンジン
の回転数を上げる方向に回動・操作した状態を示す斜視
図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態を示す図で、耕耘機
の右側のハンドル杆の握手部及びその近傍に取り付けら
れているスロットルレバの構成を示すと共に、エンジン
の回転数を下げる方向に回動・操作した状態を示す斜視
図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態を示す図で、スロッ
トルレバの外観を示す斜視図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態を示す図で、スロッ
トルレバの外観を示す斜視図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態を示す図で、スロッ
トルレバの端部材の構成を示す平面図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態を示す図で、スロッ
トルレバの板ばね部材の構成を示す平面図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態を示す図で、スロッ
トルレバの本体の構成を示す平面図である。
【図10】本発明の第1の実施の形態を示す図で、スロ
ットルレバのスイッチ要素の構成を示す平面図である。
【図11】本発明の第1の実施の形態を示す図で、スロ
ットルレバのスイッチ要素の構成を示す平面図である。
【図12】本発明の第1の実施の形態を示す図で、スロ
ットルレバの端部材の構成を示す平面図である。
【図13】本発明の第1の実施の形態を示す図で、耕耘
機の全体の構成を示すと共に何らかの異常が発生して耕
耘機が前方に大きく傾斜した様子を示す側面図である。
【図14】本発明の第1の実施の形態を示す図で、耕耘
機の全体の構成を示すと共に通常の運転時の様子を示す
斜視図である。
【図15】本発明の第1の実施の形態を示す図で、耕耘
機の全体の構成を示すと共に何らかの異常が発生して耕
耘機が前方に大きく傾斜した様子を示す斜視図である。
【図16】本発明の第1の実施の形態を示す図で、通常
運転時におけるスイッチ要素相互の位置関係を示す図で
ある。
【図17】本発明の第1の実施の形態を示す図で、エン
ジン停止時におけるスイッチ要素相互の位置関係を示す
図である。
【図18】本発明の第2の実施の形態を示す図で、作業
機としての草刈り機を作業者が携帯した様子を示す斜視
図である。
【図19】本発明の第2の実施の形態を示す図で、作業
者の右手及び左手によって草刈り機の把持部を把持して
いる状態を拡大して示す一部斜視図である。
【図20】本発明の第3の実施の形態を示す図で、作業
機としての草刈り機を作業者が携帯した様子を示す斜視
図である。
【図21】本発明の第3の実施の形態を示す図で、作業
者の右手及び左手によって草刈り機の把持部を把持して
いる状態を拡大して示す一部斜視図である。
【図22】本発明の第4の実施の形態を示す図で、作業
機としての草刈り機を作業者が携帯した様子を示す斜視
図である。
【図23】本発明の第4の実施の形態を示す図で、作業
者の右手及び左手によって草刈り機の把持部を把持して
いる状態を拡大して示す一部斜視図である。
【図24】本発明の第5の実施の形態を示す図で、エン
ジン停止スイッチをスロットルレバの外側に外装した構
成を示す一部斜視図である。
【図25】本発明の第6の実施の形態を示す図で、スロ
ットルレバの斜視図である。
【符号の説明】
1 耕耘機本体 3 エンジン 5 発電装置 7 点火線 9 フレーム 11 駆動軸 13 耕耘部 15 ハンドル杆 17 握手部 19 スロットルレバ 21 ワイヤ 23 エンジン停止スイッチ 25 端部材 27 板ばね部材 29 レバー部材 31 スイッチ要素 31a,31b 導電部 33 スイッチ要素 33a,33b 導電部 35 端部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業機の本体から延長されているハンド
    ル杆に着脱可能に取り付けられ、本体部と、該本体部に
    対して回動可能に取り付けられたレバー部材とを備えて
    いて、上記レバー部材を一方向に回動操作することによ
    り上記作業機のエンジンの回転数を上げると共に、上記
    レバー部材を他方向に回動操作することにより上記作業
    機のエンジンの回転数を下げ、上記本体部とレバー部材
    にはエンジンを停止させるためのエンジン停止スイッチ
    が取り付けられていて、レバー部材の一方向又は他方向
    への所定量以上の回動操作によりエンジン停止スイッチ
    を動作させてエンジンを停止させるようにしたことを特
    徴とする作業機のスロットルレバ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の作業機のスロットルレバ
    において、エンジン停止スイッチは、本体部とレバー部
    材の内部に内蔵されていることを特徴とする作業機のス
    ロットルレバ。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の作業機のスロットルレバ
    において、エンジン停止スイッチは、本体部とレバー部
    材の外部に取り付けられていることを特徴とする作業機
    のスロットルレバ。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の作業機のスロットルレバ
    において、上記本体部側にスイッチ要素が内装されてい
    て、上記レバー部材側に別のスイッチ要素が内装されて
    いて、レバー部材の一方向又は他方向への所定量以上の
    回動操作により上記両スイッチ要素が短絡してエンジン
    を停止させるものであることを特徴とする作業機のスロ
    ットルレバ。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の作業機のスロットルレバ
    において、レバー部材にスイッチ要素が外装されている
    と共にハンドル杆側に別のスイッチ要素が外装されてい
    て、レバー部材の一方向又は他方向への所定量以上の回
    動操作により上記スイッチ要素同志が当接して短絡し、
    エンジンを停止させるものであることを特徴とする作業
    機のスロットルレバ。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5の何れかに記載の
    作業機のスロットルレバにおいて、本体部とレバー部材
    にはアイドリング機構が取り付けられていて、レバー部
    材がエンジンを停止させることができる位置まで回動し
    ているか否かを抵抗感の有無によって確認することがで
    きるようになっていることを特徴とする作業機のスロッ
    トルレバ。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6の何れかに記載の
    作業機のスロットルレバにおいて、レバー部材を一方向
    に所定量以上回動操作した場合、レバー部材を他方向に
    所定量以上回動操作した場合の何れの場合においても、
    エンジンを停止させるものであることを特徴とする作業
    機のスロットルレバ。
JP10119422A 1998-04-28 1998-04-28 作業機のスロットルレバ Pending JPH11315731A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10119422A JPH11315731A (ja) 1998-04-28 1998-04-28 作業機のスロットルレバ
CA002287467A CA2287467A1 (en) 1998-04-28 1999-10-22 A working machine throttle lever
EP99308364A EP1094211A1 (en) 1998-04-28 1999-10-22 A working machine throttle lever
CN99123633.5A CN1295185A (zh) 1998-04-28 1999-10-27 工作机油门杆

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10119422A JPH11315731A (ja) 1998-04-28 1998-04-28 作業機のスロットルレバ
CA002287467A CA2287467A1 (en) 1998-04-28 1999-10-22 A working machine throttle lever
EP99308364A EP1094211A1 (en) 1998-04-28 1999-10-22 A working machine throttle lever
CN99123633.5A CN1295185A (zh) 1998-04-28 1999-10-27 工作机油门杆

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11315731A true JPH11315731A (ja) 1999-11-16

Family

ID=27427554

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10119422A Pending JPH11315731A (ja) 1998-04-28 1998-04-28 作業機のスロットルレバ

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP1094211A1 (ja)
JP (1) JPH11315731A (ja)
CN (1) CN1295185A (ja)
CA (1) CA2287467A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009091908A (ja) * 2007-10-04 2009-04-30 Hitachi Koki Co Ltd 携帯型エンジン動力作業機
JP2010138814A (ja) * 2008-12-11 2010-06-24 Hitachi Koki Co Ltd 手持ちエンジン作業機
CN103299777A (zh) * 2013-06-21 2013-09-18 苏州金威特工具有限公司 一种割草机油门控制机构

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4425753B2 (ja) * 2004-09-16 2010-03-03 ハスクバーナ・ゼノア株式会社 エンジンの操作ユニット
CN101725417B (zh) * 2008-10-20 2012-08-08 江苏林海动力机械集团公司 发动机用停火机构
CN102696288B (zh) * 2012-06-08 2014-06-25 日照市立盈机械制造有限公司 具有安全可靠性的微耕机
DE102013021832A1 (de) * 2013-12-21 2015-06-25 Andreas Stihl Ag & Co. Kg Verfahren zum Betrieb eines handgeführten Arbeitsgeräts mit einem Verbrennungsmotor
JP6799379B2 (ja) * 2016-03-23 2020-12-16 株式会社マキタ 作業機
CN110546364B (zh) * 2018-03-28 2022-05-03 本田技研工业株式会社 发动机操作装置和作业机

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2790254B2 (ja) * 1989-08-29 1998-08-27 株式会社共立 携帯用作業機
JPH0765519B2 (ja) * 1990-03-14 1995-07-19 株式会社丸山製作所 エンジンスロットル制御装置
DE19512833A1 (de) * 1995-04-06 1996-10-10 Stihl Maschf Andreas Handgeführtes Arbeitsgerät, insbesondere Freischneidegerät
JPH099702A (ja) * 1995-06-29 1997-01-14 Shigeki Sano 耕耘機における操作ハンドル握手部のエンジン停止機構
JPH09315179A (ja) * 1996-06-03 1997-12-09 Shigeki Sano 農林業用作業機のエンジン停止機構
JPH11193728A (ja) * 1997-12-29 1999-07-21 Shigeki Sano 作業機のスロットルレバ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009091908A (ja) * 2007-10-04 2009-04-30 Hitachi Koki Co Ltd 携帯型エンジン動力作業機
JP2010138814A (ja) * 2008-12-11 2010-06-24 Hitachi Koki Co Ltd 手持ちエンジン作業機
CN103299777A (zh) * 2013-06-21 2013-09-18 苏州金威特工具有限公司 一种割草机油门控制机构

Also Published As

Publication number Publication date
CN1295185A (zh) 2001-05-16
CA2287467A1 (en) 2001-04-22
EP1094211A1 (en) 2001-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4983663B2 (ja) 刈払機の操作ハンドル及び刈払機
JPH11315731A (ja) 作業機のスロットルレバ
JP3237997B2 (ja) 内燃機関用スロットルの安全装置
JP2006314278A (ja) 刈払機
EP3329762B1 (en) Power equipment
US9084396B2 (en) Handheld power working machine
JP3274580B2 (ja) ハンドル用操作レバー機構
JPH05133315A (ja) 内燃機関のための運転状態切換装置
JP5056740B2 (ja) 手持ちエンジン作業機
JP2001159320A (ja) 作業機のスロットルレバ
CN204113466U (zh) 发动机驱动的作业工具
JP2006314277A (ja) 刈払機
US5447206A (en) Trigger retainer for a portable power tool
TWI332055B (en) Operation unit of engine
JP2012139176A (ja) 携帯型作業機用グリップおよび携帯型作業機
JPH11193728A (ja) 作業機のスロットルレバ
JP3050424U (ja) 作業機のスロットルレバ
JP3049444U (ja) 草刈り機
JP5439930B2 (ja) 手持ちエンジン作業機
JP6794331B2 (ja) 手持式作業機
JP7128678B2 (ja) 手持式作業機
JP2790254B2 (ja) 携帯用作業機
JP3777796B2 (ja) 電動工具
JP2638749B2 (ja) 切断工具
JPH09315179A (ja) 農林業用作業機のエンジン停止機構