JP3274580B2 - ハンドル用操作レバー機構 - Google Patents

ハンドル用操作レバー機構

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JP3274580B2
JP3274580B2 JP01364295A JP1364295A JP3274580B2 JP 3274580 B2 JP3274580 B2 JP 3274580B2 JP 01364295 A JP01364295 A JP 01364295A JP 1364295 A JP1364295 A JP 1364295A JP 3274580 B2 JP3274580 B2 JP 3274580B2
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    • A01G3/00Cutting implements specially adapted for horticultural purposes; Delimbing standing trees
    • A01G3/04Apparatus for trimming hedges, e.g. hedge shears
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、作業機のハンドル用操
作レバー機構に関し、特に、刈払機、刈込機、チェーン
ソー等の手持ち式作業機のハンドル用操作レバー機構に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の刈払機、刈込機、チェー
ンソー等の手持ち式作業機は、原動機として、例えば電
動モーターを内蔵したモーターケース部と、前記電動モ
ーターにより駆動されるバリカン形刈刃等からなる作業
部と、前記モーターケース部又は作業部に連結されたハ
ンドル部とを有している。前記ハンドル部は、その使い
勝手の利便等のためにフロントハンドルとリヤハンドル
とを備え、前記二つのハンドルの各々の握り部近傍に
は、安全上の観点からそれぞれ電源スイッチが配置さ
れ、該二つの電源スイッチを介して電源と前記電動モー
ターが接続されると共に、前記二つの電源スイッチが共
にスイッチオン状態のときのみ前記電源から前記電動モ
ーターに電力の供給が行われるようになっている。前記
二つの電源スイッチを操作するために、前記フロントハ
ンドルと前記リヤハンドルの各々には操作レバー等が配
置されている。
【0003】そして、刈込機等の手持ち式作業機は、作
業対象物に対して効率よく作業を実施するために、その
作業状態によって作業姿勢を変更して実施しており、前
記リヤハンドルは同じ握り部を把持して作業を行うのが
通常の使用形態であるが、前記フロントハンドルは、そ
の作業状態によって握り部の位置を変更して作業を行っ
ている。このために、前記フロントハンドルはループ状
に握り部が構成されていることが多く、作業者がこのル
ープ状の握り部のどの部分を把持しても作業が可能なよ
うに構成されている。
【0004】前記電源スイッチを操作するための前記フ
ロントハンドルの前記操作レバーは、作業者が前記フロ
ントハンドルを握る位置を変更しても電源スイッチを操
作できるように種々の提案がなされている。一般には、
例えば、前記ループ状のフロントハンドルの周囲に複数
の操作レバー(電源スイッチ)を配置する形式のもの、
あるいは、前記ループ状のフロントハンドルの周囲に沿
わせたループ状の操作レバーを配置する形式のもの等が
ある(例えば、DE−OS3531059、42223
18参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記した手持ち式作業
機におけるハンドル及び操作レバーは、取扱性や操作性
を考慮して作業者の作業に適合するような形状、寸法、
あるいは、配置関係が要求されるものであり、かつ、手
持ち式(携帯式)であるから全体にコンパクトに構成す
る必要があるものである。
【0006】ところで、前記した従来のループ状のフロ
ントハンドルの周囲に複数の操作レバー(電源スイッ
チ)を配置した形式のものは、複数の握り部の位置で操
作レバー(電源スイッチ)を操作できるが、その配置数
には限度があって、作業者が握った握り部の位置と操作
レバー(電源スイッチ)の配置位置とが離れた位置なる
ことが有り操作レバー(電源スイッチ)の操作がし難い
場合が生じると共に、操作レバー(電源スイッチ)を多
数配置することは、部品点数が多くなるばかりでなく、
ハンドル部全体の構造を複雑にする等の問題点がある。
【0007】また、前記ループ状のフロントハンドルの
周囲に沿わせたループ状の操作レバーを配置する形式の
ものは、前記ループ状の操作レバー自身が撓むなどする
ことによって、電源スイッチの作動の確実性に難がある
と共に、ループ状の操作レバーの操作部分の相違によっ
て操作量、あるいは、操作感に違いが生じ、確実な操作
がし難いとの問題点があった。
【0008】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであって、その目的とするところは、手持ち式作
業機のハンドル及び操作レバーにおいて、その取扱性及
び操作性を改善するものであって、特に、ループ状のフ
ロントハンドルとその近傍に配置される操作レバーの形
状・構造を改善して操作性の良い手持ち式作業機を提供
することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成すべ
く、本発明に係るハンドル用操作レバー機構は、回動可
能に支持された回動支持体と該回動支持体に揺動可能に
枢支された操作レバーとを有し、前記回動支持体の回動
軸線方向に前記操作レバーの一方の揺動端に連動連結さ
れた作動操作桿を移動可能に配置したことを特徴とし、
前記回動支持体の回動軸線がループ状ハンドルの仮想ル
ープ中心点もしくはその近傍を通るべく配置され、前記
操作レバーの他方の揺動端の操作把持部が前記ループ状
ハンドルに沿って回動移動することを特徴としている。
【0010】また、前記作動操作桿は、円錐状部もしく
は環状鍔部を備えており、該円錐状部もしくは環状鍔部
の前記回動軸線方向への移動によって、スイッチをオン
状態もしくはオフ状態にすることができる。そして、本
発明に係わるハンドル用操作レバー機構は、刈込機等の
手持ち式作業機に適用すると好適である。
【0011】
【作 用】前述の如く構成された本発明の手持ち作業機
のハンドル用操作レバー機構は、ハンドルに近接して配
置されている前記操作レバーをその枢支点を中心に、例
えば、時計回りに揺動させて前記ハンドルに接近せしめ
ると、前記操作レバーに連動連結されている前記作動操
作桿を軸線の左方向に摺動移動させる。この軸線の左方
向への移動によって、前記作動操作桿の円錐状部もしく
は環状鍔部が、例えば、電気スイッチの作動子を押圧
し、該作動子が前記スイッチ内に押し込まれてスイッチ
オン状態になる。
【0012】該スイッチがスイッチオンの状態になる
と、例えば、原動機としてのDCモーターに電力が供給
されることとなり、該DCモーターが回転する。該DC
モーターが回転すると、この回転動力が、例えば、刈込
機であれば、歯車・往復運動機構に伝達され、該歯車・
往復運動機構によりバリカン形刈刃に相対往復運動を与
えて、刈り込み作業を実施する。
【0013】そして、前記作業開始時、もしくは、作業
中に、前記ハンドルの作業者の手の握り位置と、前記操
作レバーの操作把持部との位置が離れている等して、前
記操作レバーの操作がし難い場合には、前記軸線を回動
中心にして前記回動支持体を回動することによって、前
記操作レバーの前記操作把持部を前記ハンドルを握る作
業者の手の握り位置近傍の、操作の容易な位置に移動す
ることができる。
【0014】
【実施例】図1〜図4は、手持ち式作業機の一つである
電動式バリカン形刈込機に本発明の一実施例を適用した
全体側面図、内部配置図、要部正面図、及び、要部(ハ
ンドルと操作レバー)の斜視図である。本実施例のバリ
カン形刈込機10は、例えば、12VのDCモーターM
を内蔵したモーターケース11と、前記DCモーターM
により駆動されて上下一対のバリカン刃14、15に動
力を伝達して相対往復駆動する歯車・往復運動機構Dを
内蔵した伝動ケース12と、前記モーターケース11の
後部と前記伝動ケース12の後部にまたがって一体的に
形成された略コの字状のリヤハンドル16と、前記モー
ターケース11の前部で前記伝動ケース12に締付固定
されたループ状のフロントハンドル20と、該フロント
ハンドル20の前部に配置されたハンドプロテクタ17
とを有している。
【0015】図2に示されているように、前記DCモー
ターMは、下向きに突出する出力軸18を備え、前記D
CモーターMの回転動力は前記出力軸18を介して前記
歯車・往復運動機構Dに伝達され、往復直線運動に変換
されて前記バリカン刃14、15に伝えられ、該バリカ
ン刃14、15を交互に往復直線運動をさせる。前記リ
ヤハンドル16のグリップ部41の前記モーターケース
11側には、リヤスイッチ40としてマイクロスイッチ
が配置されると共に、前記リヤハンドル16の後端には
電源コネクタ19が配置される一方、前記フロントハン
ドル20の後部の前記モーターケース11の前方上部に
は、前記リヤスイッチ40と同規格のマイクロスイッチ
がフロントスイッチ21として配置されている。前記リ
ヤスイッチ40及び前記フロントスイッチ21は、該二
つのスイッチ21、40が共にオン状態になったときの
み前記DCモーターMに電力供給可能にせしめるための
電源スイッチであって、前記スイッチ21、40の各々
の作動子21c、40cが押し込まれたときにスイッチ
オン状態になる一般的なマイクロスイッチで構成されて
いる。
【0016】前述した如くの前記DCモーターM及び前
記リヤスイッチ40と前記フロントスイッチ21を含む
本実施例の手持ち式作業機の電力供給系統の結線状態
は、図5に示されているように、前記DCモーターMの
一方の端子51aが電線52を介して前記リヤハンドル
16の後部に取り付けた前記電源コネクタ19の一方の
端子19aに接続され、前記DCモーターMの他方の端
子51bは電線53、54を介して前記モーターケース
11内に配置されたリセットボタン55c付のサーキッ
トプロテクタ55の一方の端子55aに接続され、この
サーキットプロテクタ55の他方の端子55bは電線5
6を介して前記フロントハンドル20の近傍の前記モー
ターケース11内に配置された前記フロントスイッチ2
1の一方の端子21aに接続され、前記フロントスイッ
チ21の他方の端子21bは電線57を介して前記リヤ
ハンドル16内の前記モーターケース11側に配置され
た前記リヤスイッチ40の一方の端子40aに接続され
ている。更に、前記リヤスイッチ40の他方の端子40
bは、電線58を介して前記電源コネクタ19の他方の
端子19bに接続されている。
【0017】そして、前記リヤハンドル16内に配置さ
れた前記リヤスイッチ40は、前記リヤハンドル16の
グリップ部41の上面側に揺動可能に配置された安全レ
バー32を押して、それと一体に揺動するL字型作動子
ブロック部32aを前記リヤスイッチ40の作動子40
cの横から外して遠ざけ(図2の二点鎖線)、この状態
で、前記リヤハンドル16のグリップ部41の下面側に
揺動可能に配置された後部起動操作レバー43を押し上
げてその押圧部43aで前記リヤスイッチ40の作動子
40cを押し込む(図2の二点鎖線)ことにより、前記
リヤスイッチ40をオン状態とする。また、前記リヤハ
ンドル16から手を離す等して前記安全レバー32の押
し下げ力及び前記後部起動操作レバー43の押上げ力を
解放することにより、前記後部起動操作レバー43、L
字型作動子ブロック部32a及び安全レバー32と適宜
の合成樹脂により一体に成形されているU字状のバネ部
44の付勢力によって、前記後部起動操作レバー43及
び安全レバー32は元の位置(図2の実線)に戻り、前
記リヤスイッチ40の作動子40cもリヤスイッチ40
内蔵のバネの付勢力により元の突出状態に戻りスイッチ
アウト状態となるとともに、前記L字型作動子ブロック
部32aに囲われ、前記リヤハンドル16を正しく握っ
て前記安全レバー32を完全に押し下げない限り、オン
作動はしない。
【0018】一方、前記フロントハンドル20の近傍に
配置された前記フロントスイッチ21は、前部起動操作
レバー22によって操作される。前記前部起動操作レバ
ー22は、その中間部を枢支ピン23により回動支持体
24に揺動自在に支持されており、その一方の揺動端で
ある下端部22bは、前記フロントスイッチ21の作動
子21cを押圧する作動操作桿25の前端部25cに枢
支ピン25dにより枢支連結されている。前記回動支持
体24は、断面台形の中空の箱型をしており、上部から
前記前部起動操作レバー22の前記枢支ピン25dより
上方の揺動端側部分を突出させ、下部後側面から前記作
動操作桿25を前記モーターケース11内へ突出させて
いる。前記作動操作桿25を突出させる前記下部後側面
には、外方に突出した円筒状部24aを、該円筒状部2
4aの外周には環状の外方鍔部24bが一体に形成され
ている一方、前記円筒状部24aの内周には、環状の内
方鍔部24cが更に設けられており、該環状の内方鍔部
24cで前記作動操作桿25を摺動可能に支持してい
る。
【0019】前記モーターケース11の前部には、前記
回動支持体24の円筒状部24aが嵌合する嵌合孔11
aと、前記円筒状部24aの外方鍔部24bが係合する
前記嵌合孔11aの内周に環状に穿設された係合溝11
bが設けられ、前記モーターケース11の前記嵌合孔1
1aと前記係合溝11bに前記回動支持体24の前記円
筒状部24aと前記外方鍔部24bとを嵌合・係合する
ことによって、前記モーターケース11の前部に前記回
動支持体24を回動可能に支持している。前記回動支持
体24から突出する前記作動操作桿25は、前記モータ
ーケース11の前方内部に導かれ、その中間部に円錐状
部25aを備えると共に、その先端部は、摺動軸体25
bとして形成され、前記モーターケース11内に設けた
摺動軸受部11cに、前記作動操作桿25の軸線X−X
の方向に摺動及び回動可能に保持されている。
【0020】前記作動操作桿25の前記円錐状部25a
の上部には、前記フロントスイッチ21が配備され、該
フロントスイッチ21の前記作動子21cが前記円錐状
部25aと対向するべく配置される。図2及び図4の実
線位置では、前記フロントスイッチ21の前記作動子2
1cは、前記作動操作桿25の前記円錐状部25aによ
って押圧されて前記フロントスイッチ21内に引っ込ん
だ状態となっており、この状態はスイッチオンの状態で
ある。前記フロントハンドル20から手を離す等して図
2及び図4の実線位置から前記前部起動操作レバー22
が反時計回りに二点鎖線位置に揺動すると、前記作動操
作桿25の前記円錐状部25aも右方向の二点鎖線位置
に移動する。この時、前記円錐状部25aは左方が径の
小さい円錐状であるから、前記フロントスイッチ21の
前記作動子21cの押圧を解除するので、該作動子21
cは前記フロントスイッチ21から突出する状態とな
り、スイッチオフの状態となる。
【0021】図3に示されるように、前記フロントハン
ドル20は、半円形のアーチ状をしており、その下方両
端部20a、20aが締付固定ビス20b、20bで前
記伝動ケース12の両側の受け部12a、12aに締め
付け固定される。前記フロントハンドル20のアーチの
仮想中心点Xを前記作動操作桿25の軸線X−Xと一致
させると共に、前記回動支持体24を前記フロントハン
ドル20のアーチ内の空間に位置するべく配置し、前記
回動支持体24を前記軸線X−Xを軸心として回動可能
に前記モーターケース11に支持している。
【0022】前記前部起動操作レバー22の上端には、
図3で左右に伸びる操作把持部22a、22aが前記フ
ロントハンドル20のアーチ形状に沿うべく前記前部起
動操作レバー22と一体に形成されており、前記回動支
持体24が前記軸線X−Xを軸心として回動自在である
ので、前記前部起動操作レバー22も前記回動支持体2
4と一体となって回動し、前記回動支持体24の回動に
よって前記フロントハンドル20の前記アーチに沿った
任意の各角度位置に対して前記前部起動操作レバー22
を変更配置できる。これによって、作業者が前記フロン
トハンドル20のどの角度位置を把持していても、その
把持位置での前記起動操作レバー22の操作が容易なよ
うに、前記操作把持部22a、22aを前記フロントハ
ンドル20と一緒に指で握れば、前記回動支持体24を
前記軸線X−Xを軸心として回動して前記前部起動操作
レバー22の角度位置を自在に調節できる。なお、図2
及び図4中の25fは、非作業時に前記操作把持部22
a、22aを前記フロントハンドル20から離間せしめ
て、前記作動操作桿25を右方へ付勢して非作動状態に
保持せしめるための圧縮コイルスプリングである。
【0023】次に、本実施例の作動について説明する。
図1における前記バリカン形刈込機10の前記前部起動
操作レバー22、前記安全レバー32及び前記後部起動
操作レバー43の図示状態は、前記フロントスイッチ2
1及び前記リヤスイッチ40がスイッチオフの状態とす
る位置であって、前記DCモーターMには電力が供給さ
れていない回転停止状態にある。
【0024】前記状態で、作業者が前記バリカン形刈込
機10の前記フロントハンドル20を一方の手で握り、
他方の手で前記リヤハンドル16の前記グリップ部41
を握ると共に、前記リヤハンドル16の前記安全レバー
32を手の掌で押圧して前記リヤスイッチ40の作動子
40cの安全規制を解除した後、人指し指等で前記後部
起動操作レバー43を押圧すると、前記リヤスイッチ4
0の前記作動子40cが前記リヤスイッチ40内に押し
込まれて、該リヤスイッチ40がスイッチオン状態にな
る。
【0025】前記操作と同時、もしくは、相前後して前
記フロントハンドル20に近接して配置されている前記
前部起動操作レバー22の前記操作把持部22a、22
aを前記フロントハンドル20と一緒に指で握って、前
記前部起動操作レバー22を前記回動支持体24の前記
枢支ピン23を中心に時計回りに揺動させると、前記前
部起動操作レバー22は図2、図4の仮想鎖線から実線
位置に揺動し、該前部起動操作レバー22に連動連結さ
れている前記作動操作桿25も、軸線X−Xの左方向の
実線位置に摺動移動する。この軸線X−Xの左方向への
摺動移動によって、前記作動操作桿25の円錐状部25
aが前記フロントスイッチ21の前記作動子21cを押
圧するので、該作動子21cが前記フロントスイッチ2
1内に押し込まれて、前記フロントスイッチ21がスイ
ッチオン状態になる。
【0026】前記リヤスイッチ40と前記フロントスイ
ッチ21が共にスイッチオンの状態になって初めて、前
記DCモーターMに電力が供給されることとなり、該D
CモーターMが回転する。該DCモーターMが回転する
と、この回転動力が前記歯車・往復運動機構Dに伝達さ
れ、該歯車・往復運動機構Dにより前記バリカン形刈刃
14、15に互いに逆位相の往復運動を与えて、刈り込
み作業を実施する。
【0027】そして、前記作業開始時、もしくは、作業
中に、機体を持ち替える等して前記フロントハンドル2
0の作業者の手の握り位置と、前記前部起動操作レバー
22の左右に伸びる操作把持部22a、22aとの位置
が離れている等して、該操作把持部22a、22aの操
作がし難い場合には、前記軸線X−Xを回動中心にして
前記回動支持体24とともに前記前部起動操作レバー2
2を回動することによって、該前部起動操作レバー22
の前記操作把持部22a、22aを前記フロントハンド
ル20の作業者の手の握り位置近傍の操作の容易な位置
に移動することができる。なお、前記前部起動操作レバ
ー22の上端部を、前記フロントハンドル20を握って
いる手の二本の指の間に挟んでおけば、前記フロントハ
ンドル20のループに沿った手の動きにつれて、自動的
に前記回動位置調整が行われることになる。
【0028】以上、本発明の一実施例について詳述した
が、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、特
許請求の範囲に記載されている本発明の精神を逸脱する
ことなく、種々の変更を行うことができる。例えば、前
記実施例では、前記フロントスイッチ21の操作を前記
作動操作桿25の円錐状部25aが前記フロントスイッ
チ21の前記作動子21cを押圧することによって行う
例を示したが、図6に示すように、前記フロントスイッ
チ21を前記した実施例よりも反時計回りに90度回転
した位置に設置する一方、前記作動操作桿25に円錐状
部に代えて環状鍔部25eを一体に設け、前記作動操作
桿25を軸線X−Xの左右方向に摺動移動することによ
り、前記環状鍔部25eの鍔の一側面で前記フロントス
イッチ21の前記作動子21cを押圧、もしくは、押圧
を解除して前記フロントスイッチ21をスイッチオン、
もしくは、スイッチオフの状態に変更するように構成す
ることもできる。
【0029】この場合にも、前記回動支持体24の前記
円筒状部24aの前記環状の内方鍔部24cと前記作動
操作桿25の途中の係止部との間に、前記圧縮コイルス
プリング25fを介在させることによって、前記作動操
作桿25を常時スイッチオフの状態に(右方へ)付勢し
て置き、作業者が前記前部起動操作レバー22がスイッ
チオン状態の実線位置から手を離すと、自動的に二点鎖
線位置のクラッチアウト状態に移動するように構成す
る。
【0030】また、前記実施例は、電動式バリカン形刈
払機について説明したが、本発明のハンドル用操作レバ
ーは、内燃エンジン式チェーンソー等他の手持ち式作業
機、さらには、各種作業機の緊急停止装置等の操作レバ
ーとしても適用できるものである。なお、前記電源スイ
ッチに代えて、制動手段、電気火花点火装置の回路短絡
同電気スイッチ、エンジンスロットル無効化手段等の操
作レバーとしても利用可能である。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から理解できるように、本発
明は、ループ状のハンドル用の操作レバー機構を回動可
能に支持された回動支持体と該回動支持体に揺動可能に
枢支された操作レバーとで構成し、前記回動支持体の回
動軸線をループ状ハンドルの仮想ループ中心点もしくは
その近傍を通るべく配置したので、前記操作レバーの操
作把持部が前記ループ状ハンドルの握り部に沿って回動
移動することができ、作業者が前記ループ状ハンドルの
握り部のどの位置を握っていても、前記操作レバーをそ
の握り部位置で容易に操作できる。このために握り位置
の変化に基づく操作・作動不良などの不具合が生じな
い。また、ループ状ハンドルの握り部に沿って一つの操
作レバーの操作把持部が回動移動するので、操作部もし
くはスイッチをループ状ハンドルのループに沿って複数
必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を適用した電動式バリカン形
刈払機の全体側面図。
【図2】図1の実施例の内部配置図。
【図3】図1の実施例の矢印III 方向からみたループ状
ハンドルと操作レバー機構の要部正面図。
【図4】図1の実施例の操作レバー機構の拡大断面図。
【図5】図1の実施例の電力供給系統を示す結線図。
【図6】本発明の他の実施例の操作レバー機構の拡大断
面図。
【符号の説明】
10…バリカン形刈払機 20…ループ状フロントハンドル 21…フロントスイッチ 22…操作レバー 22a…操作把持部(他方の揺動端部) 22b…一方の揺動端部 24…回動支持体 25…作動操作桿 25a…円錐状部 25e…環状鍔部 X−X…回動軸線

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動可能に支持された回動支持体(2
    4)と該回動支持体(24)に揺動可能に枢支された操
    作レバー(22)とを有するハンドル用操作レバー機構
    において、前記回動支持体(24)の回動軸線(X−
    X)方向に前記操作レバー(22)の一方の揺動端(2
    2b)に連動連結された作動操作桿(25)を移動可能
    に配置したことを特徴とするハンドル用操作レバー機
    構。
  2. 【請求項2】 前記回動支持体(24)の回動軸線(X
    −X)がループ状ハンドル(20)の仮想ループ中心点
    (X)もしくはその近傍を通るべく配置され、前記操作
    レバー(22)の他方の揺動端の操作把持部(22a、
    22a)が前記ループ状ハンドル(20)に沿って回動
    移動することを特徴とする請求項1に記載のハンドル用
    操作レバー機構。
  3. 【請求項3】 前記作動操作桿(25)は、円錐状部
    (25a)もしくは環状鍔部(25e)を備えており、
    該円錐状部(25a)もしくは環状鍔部(25e)の前
    記回動軸線(X−X)方向への移動によって、スイッチ
    (21)をスイッチオン状態もしくはスイッチオフ状態
    にすることを特徴とする請求項1又は2に記載のハンド
    ル用操作レバー機構。
  4. 【請求項4】 前記操作レバー(22)は、前記ループ
    状ハンドル(20)に対して遠近方向に揺動可能に枢支
    されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか
    一項に記載のハンドル用操作レバー機構。
  5. 【請求項5】 前記ループ状ハンドルは、作業機(1
    0)のフロントハンドル(20)であることを特徴とす
    る請求項2から4のいずれか一項に記載のハンドル用操
    作レバー機構。
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