JPH10313682A - 動力作業機用制動装置 - Google Patents
動力作業機用制動装置Info
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- JPH10313682A JPH10313682A JP9127535A JP12753597A JPH10313682A JP H10313682 A JPH10313682 A JP H10313682A JP 9127535 A JP9127535 A JP 9127535A JP 12753597 A JP12753597 A JP 12753597A JP H10313682 A JPH10313682 A JP H10313682A
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Abstract
かに作業部の作動を停止させることのできる動力作業機
用制動装置を提供する。 【解決手段】 回転動力伝達部の制動装置が、伝動軸
と、該伝動軸の固定されたブレーキドラムと、該ブレー
キドラムに巻回されるブレーキバンドと、を備え、該ブ
レーキバンドが、その弾性復元力により環状径の縮小方
向に付勢される板ばねであり、その一端が支持ピンに回
動可能に軸支され、他端が屈曲自由端として形成してな
る。
Description
装置に係り、特に、ヘッジトリマー等の手持ち式動力作
業機の内燃エンジンのアイドル回転時おいて、作業部の
回転動力伝達部を制動する制動装置に関する。
は、通常、内燃エンジンや電動モータ等を原動機として
内蔵した原動機ケース部と、前記原動機により駆動され
る遠心クラッチ、ギヤ等の動力伝動機構を内蔵した伝動
ケースを構成するマウントベース部と、前記原動機によ
って前記動力伝動機構を介して駆動されるバリカン刃等
からなる作業部と、前記原動機ケース部又はマウントベ
ース部等に装着されたハンドル部とを有している。前記
ハンドル部は、その使い勝手の利便等のためにフロント
ハンドルとリヤハンドルとを備え、前記リヤハンドルに
は、前記内燃エンジンを原動機として用いた場合、スロ
ットル弁の開度を調整するスロットルレバーが配設され
ている。
に当たっては、前記二つのフロントハンドルとリヤハン
ドルとを両手で握り、前記スロットルレバーを回動操作
することで、ケーブルを介して前記スロットル弁の開度
を調節するようにされている。前記スロットル弁は、通
常、気化器の一般的な構成として常時最小開度(アイド
ル回転開度)方向に付勢されていて、自然状態ではアイ
ドル回転開度に保持されて、前記内燃エンジンがアイド
ル回転をしているが、回転数が低いので、遠心クラッチ
がクラッチインとならず、バリカン刃等からなる作業部
への動力は伝達されない状態となっている。
して前記スロットルケーブルを所定長以上引っ張って遊
びが無くされて、前記アイドル回転から高速回転側にス
ロットル弁が開き始めると、内燃エンジンのクランク軸
回転数が前記アイドル回転より若干高い所定回転数に達
すると、前記遠心クラッチがクラッチインとなり前記作
業部に動力が伝達されるようにされている。また、前記
スロットルレバーを回動操作状態から解放したときに
は、前記スロットル弁はアイドル回転開度に戻り、内燃
機関が自動的にアイドリング状態となり、前記遠心クラ
ッチも遮断状態となって作業部への動力伝達が断たれる
ようにされている。
手持ち式動力作業機は、作業を停止すべく、前記スロッ
トルレバーから指を離して回動操作状態を中断した場合
には、内燃エンジンが自動的にアイドリング状態とな
り、前記遠心クラッチが遮断されて作業部への動力伝達
が断たれる状態となるが、作業部の刈刃等は慣性等でな
お少しの間、作動している状態となっている。このよう
な作業停止後の前記作業部の刈刃等の作動は、作業を停
止後に直に前記作業機を移動しようとした場合等に、前
記刈刃等が他のものあるいは人体に触れて、思わぬ損傷
あるいは被害を与えてしまう虞が生じるとの問題があ
る。
エンジンから作業部への動力伝達系に、制動手段を配設
することが行われている(特公昭58−54641号公
報、米国特許第3,290,871号明細書参照)が、
該制動手段は、必要時に単に前記内燃エンジンもしくは
作業部を制動するものであって、前記内燃エンジンのア
イドル回転への移行時に、内燃エンジンから作業部への
動力伝達を断つとともに作業部を制動するものではな
く、前記問題を解決したものではない。
る場合、制動帯体を牽引する方向に専用のブレーキレバ
ー等を操作するものであるので、内燃機関のアイドリン
グへの移行、即ち、スロットル弁のアイドル回転開度方
向へのスロットルレバーの作動とは、その操作方向を異
にし(通常、スロットル弁のアイドル回転開度方向はス
ロットルレバーを解放する方向である)、直ちに前記問
題を解決するための制動手段として適用できるものでは
なかった。本発明は、前記問題に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、内燃エンジンのアイ
ドル回転移行時に、速やかに作業部の作動を停止させる
ことのできる動力作業機用制動装置を提供することにあ
る。
に、本発明の動力作業機用制動装置は、基本的には、伝
動軸と、該伝動軸に固定されたブレーキドラムと、該ブ
レーキドラムに巻回されるブレーキバンドと、を備え、
前記ブレーキバンドが、その環状径を縮小方向に付勢さ
れた帯体であり、一端が支持ピンに回動可能に軸支さ
れ、他端が屈曲端として形成されていることを特徴とし
ている。
しては、前記制動装置が、バンド操作機構を備え、該バ
ンド操作機構は、偏心カムと、該偏心カムと一体でかつ
該偏心カムを軸心として回動するアームリンクと、を備
え、前記偏心カムを前記屈曲端に当接回動することで、
前記ブレーキバンドの環状径を変更して、前記ブレーキ
ドラムへの前記ブレーキバンドによる制動の制御を行う
ことを特徴とし、前記ブレーキバンドは、その環状径を
縮小することで、前記ブレーキドラムに摩擦接触して該
ブレーキドラムを制動し、その環状径を拡大することで
摩擦接触を解除して制動を解除することを特徴としてい
る。
態様としては、該作業機が内燃エンジンと、該内燃エン
ジンのクランク軸に連結された遠心クラッチと、作業部
と、を備えたものであって、制動装置が、前記遠心クラ
ッチのクラッチドラムに連結された伝動軸と、該伝動軸
に固定されたブレーキドラムと、該ブレーキドラムに巻
回されるブレーキバンドとを備え、前記ブレーキバンド
は、環状径が縮小方向に付勢された帯体であり、一端を
支持ピンに回動可能に固定し、他端を屈曲端として形成
したことを特徴としている。
は、前記制動装置は、前記内燃エンジンのスロットル弁
に連動連結されると共に、スロットルレバーにも連動連
結され、該スロットルレバーを回動操作することで、前
記制動装置による制動の制御と前記スロットル弁の開度
の調節とを行い、前記ブレーキバンドによる前記ブレー
キドラムの制動が、前記遠心クラッチがクラッチアウト
時に行われることを特徴としている。
業機用制動装置は、帯体のブレーキバンドを使用し、該
ブレーキバンド自体の環状径の縮小方向への付勢力を利
用して制動する構造としたので、制動装置の構造を簡単
にすることができると共に、前記ブレーキバンドの移動
範囲を小さくすることができ、前記制動装置をシンプル
に装備することができる。また、前記ブレーキバンドを
操作するバンド操作機構が、偏心カムと該偏心カムと一
体のアームリンクとから構成され、前記偏心カムを回動
可能に軸支してその偏心外周面を、前記ブレーキバンド
屈曲端に当接する構造としたことで、バンド操作機構の
構造を簡単にできる。
た場合には、内燃エンジンの停止時もしくはアイドリン
グ時には、常時、作業部側を制動しているので、該停止
時もしくはアイドリング時に作業部が不要意に動くこと
がない。更にまた、作業の終了時、あるいは、不測の事
態等が生じて、前記内燃エンジンをアイドル運転状態と
した時は、直ちに、作業部側を制動して、該作業部の動
きを拘束して停止させるので、該作業部の運動に基づく
危険を回避することができる。また、ブレーキバンド
を、その弾性復元力により環状径が縮小方向に付勢され
た板ばねとすることにより、一層のシンプル化が達成で
きる。
業機用制動装置の一実施形態について説明する。図1
は、本実施形態の制動装置を備えた動力作業機であるヘ
ッジトリマー10の一例を示した斜視図である。該ヘッ
ジトリマー10は、空冷2サイクルガソリン内燃エンジ
ン11と、該内燃エンジン11により駆動される駆動軸
・ギヤ等の動力伝達部を内蔵した伝動ケース12aを構
成するマウントベース部12と、前記内燃エンジン11
によって前記動力伝達部を介して駆動される上下一対の
バリカン刈刃13a、13b等からなる作業部13と、
前記マウントベース部12の前部に装着されたループ状
のフロントハンドル部14と、該フロントハンドル14
に近接して設けられたハンドプロテクター15と、前記
マウントベース部12の後部に装着されたリヤハンドル
部20とを有している。
ータ16や燃料タンク17が付設されていると共に、内
部にスロットル弁CVを有する気化器Cや点火プラグ
(図示せず)等が備えられている。前記作業部13の上
下一対のバリカン刈刃13a、13bは、前記内燃エン
ジン11から前記マウントベース部12内の往復運動機
構32等の動力伝動機構を介して相対往復駆動が行なわ
れる。前記リヤハンドル部20は、前記マウントベース
部12に対して前後方向軸線O−Oを中心として回動可
能に装着され、かつ、適宜回動位置で固定できるように
なっている。前記リヤハンドル部20には、スロットル
レバー20a、サブスロットルレバー20b等が配置さ
れている。
内燃エンジン11とマウントベース部12とを前後方向
で断面した状態を示したものであり、図3は、本実施形
態の前記ヘッジトリマー10の回転動力伝達部の制動装
置30の右斜後方より見た斜視図、図4は該制動装置の
概略平面図である。
体21を横にした状態、即ち、クランク軸23が垂直に
なるような状態で前記マウントベース12の伝動ケース
12aに装着固定されている。前記クランク軸23の下
端には、遠心クラッチ24のクラッチボス24aが取付
固定されており、該クラッチボス24aには、遠心力に
よって放射方向に移動可能に位置したクラッチシュー2
4bが嵌装され、該クラッチシュー24bの外側に有底
円筒状のクラッチドラム24cが配置されている。
軸25が一体に取付固定され、前記内燃エンジン11の
前記クランク軸23の回転数が所定値以上の回転数にな
ると、前記クラッチボス24aと前記クラッチシュー2
4bは一体に回転するとともに、該クラッチシュー24
bは、遠心力によって外方向に移動して、前記クラッチ
ドラム24cの内周面に圧着する。これにより、前記ク
ラッチシュー24bとクラッチドラム24cとは一体と
なって該クラッチドラム24cを一体として回転させ
て、前記伝動軸25を介して前記内燃エンジン11の回
転動力を作業部13側に伝達する。
2の前記伝動ケース12aに軸受12b、12bで回転
可能に軸支されており、前記伝動軸25の下端に刻設し
た小歯車25aが前記伝動ケース12aに軸支した上下
面に偏心カム円板を形成した大歯車31に噛み合い、前
記伝動軸25の回転動力を前記大歯車31を介して前記
バリカン刈刃13a、13bの往復運動機構32に伝達
する。前記クラッチドラム24cの下部には、前記制動
装置30の有底円筒状のブレーキドラム27が一体に装
着されており、該ブレーキドラム27の外周には、環状
径が縮小方向に付勢された帯体であるブレーキバンド2
8が巻回されている。
キバンド28は、所定の幅の板ばねで形成され、その中
間部28cが、前記ブレーキドラム27の外周に沿うべ
く環状に、かつその弾性復元力により環状径を小さくす
る方向に付勢されるように形成されている。前記ブレー
キバンド28の一端28aは、ループ状に形成されてい
ると共に、前記伝動ケース12aに固定された支持ピン
29に回動可能に軸支されていると共に、その他端28
bがコの字状に屈曲されて、偏心カム41(詳細後述)
の当接面として形成されている。前記ブレーキバンド2
8の前記中間部28cの内面には、接着等により固着さ
れた摩擦部材28dが適宜長さで間隔をおいて配置され
ている。
ド28を操作する手段として、バンド操作機構40が、
前記ブレーキバンド28の両端部28a、28bの近傍
に配置されている。前記バンド操作機構40は、前記偏
心カム41と、該偏心カム41と一体のアームリンク4
2と、を備え、前記偏心カム41は、前記伝動ケース1
2aに垂直軸線O’−O’を中心に回動可能に軸支さ
れ、その偏心外周面が、前記ブレーキバンド28の前記
コの字状屈曲端28bに当接している。前記アームリン
ク42は、前記垂直軸線O’−O’から離れた位置のケ
ーブル係止部42aに、前記リヤハンドル部20の前記
スロットルレバー20aから延びるケーブル50を係止
している。
トル弁CVからは、該スロットル弁CVを回動させるた
めの操作リンク44が下方に伸び、該操作リンク44
は、くの字状リンク45と操作リンク43とを介して前
記アームリンク42の自由端42bに連結されている。
とにより、前記ケーブル50を牽引し、前記垂直軸線
O’−O’を中心として前記アームリンク42を回動さ
せると、前記偏心カム41も一体に回動し、該偏心カム
41の回動により、その偏心外周面が前記ブレーキバン
ド28の前記屈曲端部28bを押圧する。前記ブレーキ
バンド28は、その一端28aが前記支持ピン29によ
り回動可能に軸支されているので、その軸支位置は移動
しないが、前記屈曲端部28bの押圧によってその環状
径を大きくする方向に移動する。このため、前記ブレー
キバンド28は、前記ケーブル50が牽引されない状態
では、前記摩擦部材28dが前記ブレーキドラム27に
圧着して該ブレーキドラム27の回動に制動を加えてい
た状態にあったものが、前記環状径の拡大によって前記
ブレーキドラム27に対して、非接触状態となってブレ
ーキ解除を行う。また、前記アームリンク42が回動す
ると前記操作リンク43が移動することで、前記くの字
状リンク45を水平支持軸46を中心にして回動させ、
前記操作リンク44を下方に移動させて前記スロットル
弁CVを開方向に回動する。なお、前記偏心カム41
は、前記遠心クラッチ24のクラッチイン回転数に対応
する回動位置以上では、常に前記ブレーキバンド28を
非制動状態に保持できるように、リフト量を適宜に設定
した形状としてある。
て前記ケーブル50の牽引を解除すると、前記スロット
ル弁CV部に配置したスプリング(図示省略)等により
前記ケーブル50が常時前記スロットル弁CVの閉側に
付勢されているので、前記偏心カム41は、前記方向と
逆方向に回動して前記ブレーキバンド28のコの字状屈
曲端部28bへの押圧を弱めるので、再び、前記摩擦部
材28dが前記ブレーキドラム27に接触して、該ブレ
ーキドラム27の回転制動を行う。次に、前述の如く構
成された本実施形態の回転動力伝達部の制動装置30の
作動について説明する。
力伝達部の制動装置30においては、内燃エンジン11
が始動していない時、つまり、前記制動装置30が図2
〜4の実線状態にある時は、前記制動装置30のブレー
キバンド28がその環状径を小さくする方向に付勢する
自身の収縮バネ力によって、ブレーキドラム27の外周
面に摩擦圧着している状態になっているので、前記ブレ
ーキドラム27の回動を制動、即ち、前記ブレーキドラ
ム27よりも従動側にあるバリカン刈刃13a、13b
の往復移動を制動している。
イルスタータ16を操作することにより前記内燃エンジ
ン11が始動するが、この状態では、前記内燃エンジン
11はアイドル状態にあり、回転数が低いので、前記遠
心クラッチ24はクラッチインせず、作業部13のバリ
カン刈刃13a、13bには、前記内燃エンジン11の
動力は伝達されず、往復運動はしない。
でスロットルレバー20aを回動操作すると、該操作に
よって、ケーブル50が所定量引っ張られ、アームリン
ク42を回動させ、操作リンク43とくの字リンク45
とを介して操作リンク44を引っ張ることで、前記スロ
ットル弁CVの操作系が遊びのない状態となる。この状
態は、前記ブレーキバンド28が前記ブレーキドラム2
7の外周面に摩擦接触している状態であり、前記スロッ
トル弁CVは最小開度(アイドル開度)状態にある。
操作を行うと、該回動操作によって、前記ケーブル50
は、前記スロットル弁CVを開く方向に引っ張られ、該
スロットル弁CVを最小開度(アイドル開度)から全開
方向に移動せしめ、その開度が調節され、前記内燃エン
ジン11の回転数が上がり、前記遠心クラッチ24がク
ラッチインする状態となる。一方、バンド操作機構40
の偏心カム41も回動し、該偏心カム41の回動によ
り、その偏心外周面で前記ブレーキバンド28の前記屈
曲端28bを押圧し、その環状径を大きくする方向に移
動させて前記ブレーキドラム27の回動に制動を加えて
いた状態から解放し、非接触状態としてブレーキ解除を
行う。前記一連の動作によって、前記内燃エンジン11
の動力は、前記遠心クラッチ24、伝動軸25、及び、
往復運動機構32を介してバリカン刈刃13a、13b
に伝達され、該バリカン刈刃13a、13bを往復運動
させて、生垣刈作業等を行う。
を調節した状態で、不測の事態等が生じて、直ちに前記
内燃エンジン11の回転数を大幅に低下(アイドル運転
状態)させたいときには、把持しているスロットルレバ
ー20aを手指から解放する。前記アームリンク42と
前記ケーブル50とは、前記スロットル弁CV部に配置
されたスプリング(図示省略)等により、常時スロット
ル弁CVの閉方向に付勢されているので、前記スロット
ルレバー20aが非操作位置に戻ると共に、前記ケーブ
ル50及び前記アームリンク42も非操作状態に戻され
て、前記スロットル弁CVが前記アイドル回転開度に戻
り、内燃エンジン11はアイドリング状態となる。
となると、回転数が低下するので、前記遠心クラッチ2
4がクラッチアウトの状態となり、前記作業部13への
動力伝達を断つ。前記バリカン刈刃13a、13bから
成る作業部13は、動力伝達が断たれても、それまでの
往復運動の慣性によって、該往復運動を継続しようとす
るが、前記ブレーキバンド28は、前記スロットル弁C
Vがアイドル開度となると同時に、前記アームリンク4
2の回動により、その弾性復元力によって環状径を縮小
する方向に変形して、前記ブレーキバンド28の摩擦部
材28dを前記ブレーキドラム27に接触させて、該ブ
レーキドラム27の回転制動を行う。このため、前記内
燃エンジン11がアイドリング状態となると同時に前記
バリカン刈刃13a、13bの往復運動を停止させる。
力伝達部の制動装置は、内燃エンジン11の停止時もし
くはアイドリング時には、常時、作業部13側の回転動
力伝達部を制動しているので、該停止時もしくはアイド
リング時にバリカン刈刃13a、13b等の作業部13
が不用意に作動することがない。また、作業の終了、あ
るいは、不測の事態等が生じて、前記内燃エンジン11
をアイドル運転状態とした時は、直ちに、作業部13側
の回転動力伝達部を制動して、バリカン刈刃13a、1
3b等の作業部13の往復運動を拘束して停止させるの
で、該バリカン刈刃13a、13b等の作業部13の運
動に基づく危険を回避するこができる。
ばね材のブレーキバンド28を使用し、該ブレーキバン
ド28自体の環状径の縮小方向への弾性復元力(締まり
勝手)を利用して制動する構造としたので、制動装置3
0の構造を簡単にすることができると共に、前記ブレー
キバンド28の移動範囲を小さくすることができ、マウ
ントベース12の伝動ケース12a側に前記制動装置3
0をシンプルに装備することができ、かつ、クラッチド
ラム24cを含む制動装置30が伝動ケース12a側に
配置されていて、内燃エンジン本体21と前記伝動ケー
ス12aとを前記制動装置30の装備部分で分離できる
ので、組立・保守整備を容易に行うことができる。
8を操作するバンド操作機構40は、偏心カム41と該
偏心カム41と一体のアームリンク42とから成り、前
記偏心カム41を前記伝動ケース28に垂直軸線O’−
O’を中心として回動可能に軸支して、その偏心外周面
を前記ブレーキバンド28のコの字状屈曲端28bに、
単に、当接する構造としたことで、前記バンド操作機構
40の構造を簡単にできると共に、前記アームリンク4
2の回動移動量に対して前記ブレーキバンド28の移動
量を小さくすることができるので、前記スロットル弁C
Vと前記ブレーキバンド28とに操作移動量の相違があ
っても、一つのケーブル50によって、前記ブレーキバ
ンド28の操作と前記スロットル弁CVの開度操作とを
同時に効果的に行うことができる。
たが、本発明は、前記実施形態に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された発明の精神を逸脱しな
い範囲で、設計において、種々の変更ができるものであ
る。例えば、ブレーキバンドは、単なる適宜材料よりな
る帯体とし、別に設けた付勢ばねにより、環状径が縮小
方向に付勢されるように構成してもよく、また、制動力
をより強力にせしめるために、図示例の構成に更に付勢
ばねを付加してもよい。
明の動力作業機用制動装置は、ブレーキバンドに板状ば
ね材を使用し、該ブレーキバンド自体の環状径の縮小方
向への弾性復元力を利用して制動する構造としたので、
制動装置の構造を簡単にし、操作を容易することができ
る。また、前記内燃エンジンをアイドル運転状態とした
時は、直ちに、作業部側の回転動力伝達部を制動して、
作業部の運動を拘束して停止させるので、該作業部の不
測の作動に基づく危険を回避するするこができる。
業機であるヘッジトリマーの斜視図。
トベース部とを前後方向で断面した制動装置を含む断面
図。
Claims (8)
- 【請求項1】 伝動軸(25)と、該伝動軸(25)に
固定されたブレーキドラム(27)と、該ブレーキドラ
ム(27)に巻回されるブレーキバンド(28)と、を
備えた動力作業機用制動装置(30)であって、 前記ブレーキバンド(28)は、環状径が縮小方向に付
勢された帯体であり、その一端(28a)を支持ピン
(29)に回動可能に軸支し、他端(28b)を屈曲端
部として形成したことを特徴とする動力作業機用制動装
置。 - 【請求項2】 前記制動装置(30)は、バンド操作機
構(40)を備え、該バンド操作機構(40)は、偏心
カム(41)と、該偏心カム(41)と一体でかつ該偏
心カム(41)を軸心として回動するアームリンク(4
2)と、を備え、前記偏心カム(41)を前記ブレーキ
バンド(28)の屈曲端(28b)に当接回動すること
で、前記ブレーキバンド(28)の環状径を変更して、
前記ブレーキドラム(27)への前記ブレーキバンド
(28)による制動の制御を行うことを特徴とする請求
項1に記載の動力作業機用制動装置。 - 【請求項3】 内燃エンジン(11)と、該内燃エンジ
ン(11)のクランク軸(23)に連結された遠心クラ
ッチ(24)と、作業部(13)と、を備えた動力作業
機(10)用であって、前記遠心クラッチ(24)のク
ラッチドラム(24c)に連結された伝動軸(25)
と、該伝動軸(25)に固定されたブレーキドラム(2
7)と、該ブレーキドラム(27)に巻回されるブレー
キバンド(28)とを備えた動力作業機用制動装置(3
0)であって、 前記ブレーキバンド(28)は、環状
径が縮小方向に付勢された帯体であり、一端(28a)
を支持ピン(29)に回動可能に固定し、他端(28
b)を屈曲端として形成したことを特徴とする動力作業
機用制動装置。 - 【請求項4】 前記制動装置(30)は、バンド操作機
構(40)を備え、該バンド操作機構(40)は、偏心
カム(41)と、該偏心カム(41)と一体でかつ該偏
心カム(41)を軸心として回動するアームリンク(4
2)と、を備え、前記偏心カム(41)を前記ブレーキ
バンド(28)の屈曲端(28b)に当接回動すること
で、前記ブレーキバンド(28)の環状径を変更して、
前記ブレーキドラム(27)への前記ブレーキバンド
(28)の制動の制御を行うことを特徴とする請求項3
に記載の動力作業機用制動装置。 - 【請求項5】 前記アームリンク(42)は、前記内燃
エンジン(11)のスロットル弁(CV)に連動連結さ
れると共に、スロットルレバー(20a)にも連動連結
され、該スロットルレバー(20a)を回動操作するこ
とで、前記アームリンク(42)を回動させて、前記制
動装置(30)による制動の制御と前記スロットル弁
(CV)の開度の調節とを連動せしめて行うことを特徴
とする請求項4に記載の動力作業機用制動装置。 - 【請求項6】 前記ブレーキバンド(28)は、その環
状径を縮小することで、前記ブレーキドラム(27)に
摩擦接触して該ブレーキドラム(27)を制動し、その
環状径を拡大することで摩擦接触を解除して制動を解除
することを特徴とする請求項2又は5に記載の動力作業
機用制動装置。 - 【請求項7】 前記ブレーキバンド(28)による前記
ブレーキドラム(27)の制動は、前記遠心クラッチ
(24)がクラッチアウト時に行われることを特徴とす
る請求項5に記載の動力作業機用制動装置。 - 【請求項8】 前記ブレーキバンド(28)が、その弾
性復元力により環状径が縮小方向に付勢された板ばねよ
りなることを特徴とする請求項1乃至7いずれか一項に
記載の動力作業機用制動装置。
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