JP2019134693A - ヘッジトリマ - Google Patents

Abstract

【課題】ヘッジトリマの操作性を向上させる。【解決手段】ヘッジトリマは、ユーザが把持するハンドルを有するハウジングと、ハウジングから前方に延びる一対のシャーブレードと、ハウジングに収容されているとともに一対のシャーブレードの少なくとも一方を駆動するモータと、ハウジングに収容されているとともにモータへ供給される電力を調節する電気回路ユニットとを備える。ハンドルは、モータよりも後方において、ハウジングの上部に設けられており、電気回路ユニットは、モータよりも後方において、ハンドルの下方に配置されている。【選択図】図３

Description

本開示は、主に生垣や植木の剪定に用いられるヘッジトリマに関する。

特許文献１に、ヘッジトリマが開示されている。このヘッジトリマは、ユーザが把持するハンドルを有するハウジングと、ハウジングから前方に延びる一対のシャーブレードと、ハウジングに収容されているとともに、一対のシャーブレードを駆動するモータと、ハウジングに収容されているとともに、モータへ供給される電力を調節する電気回路ユニットとを備える。

特開２０１４−２３３７７８号公報

ヘッジトリマは、手持ち式の電動工具であり、そのサイズや重量バランスによって操作性が大きく変化する。この点を鑑み、本明細書は、ヘッジトリマの操作性を向上し得る技術を提供する。

本技術の一側面により、ヘッジトリマが開示される。このヘッジトリマは、ユーザが把持するハンドルを有するハウジングと、ハウジングから前方に延びる一対のシャーブレードと、ハウジングに収容されているとともに一対のシャーブレードの少なくとも一方を駆動するモータと、ハウジングに収容されているとともにモータへ供給される電力を調節する電気回路ユニットとを備える。ハンドルは、モータよりも後方において、ハウジングの上部に設けられており、電気回路ユニットは、モータよりも後方において、ハンドルの下方に配置されている。

上記したヘッジトリマでは、一対のシャーブレード、モータ、ハンドル及び電気回路ユニットが適切に配置されており、これによってヘッジトリマの操作性が有意に向上する。特に、電気回路ユニットは、モータよりも後方において、ハンドルの下方に配置されている。このような構成によると、電気回路ユニットの重量によってヘッジトリマが安定しやすく、ハンドルを把持するユーザがヘッジトリマを操作しやすい。

実施例のヘッジトリマ１０の外観を示す斜視図。 実施例のヘッジトリマ１０の外観を示す側面図。 実施例のヘッジトリマ１０の内部構造を示す断面図。 実施例のヘッジトリマ１０の内部構造を示す断面図であり、特に冷却風通路５６を示す。

一実施形態において、ハウジングは、第１ハウジングと、第１ハウジングに対して回転可能に接続された第２ハウジングとを有してもよい。この場合、第１ハウジングは、一対のシャーブレードを支持するとともに、前記モータを収容しているとよい。第２ハウジングは、ハンドルを有するとともに、電気回路ユニットを収容しているとよい。即ち、本明細書で開示する技術、特に、ハンドルの下方に電気回路ユニットを配置する構成については、単一のハウジングを有するヘッジトリマにも採用することができるし、二以上のハウジングを有する首振り型のヘッジトリマにも採用することができる。

上記した実施形態において、一対のシャーブレードは、第１ハウジングから前方に向かって延びているとよい。また、第２ハウジングは、第１ハウジングに対して後方に位置しているとよい。この場合、第１ハウジングに対する第２ハウジングの回転軸線は、一対のシャーブレードの長手方向（即ち、前後方向）に平行であってもよいし、角度を成してもよい。

上記した実施形態において、電気回路ユニットは、一対のシャーブレードの後方への延長線上に位置していてもよい。このような構成によると、電気回路ユニットがハウジングの底壁の近くに配置されるので、電気回路ユニットの重量によってヘッジトリマがより安定する。

上記した実施形態において、電気回路ユニットは、延長線に対して傾斜するように配置されていてもよい。このような構成によると、ハウジングの前後方向のサイズを小さくすることができる。

本技術の一実施形態では、ヘッジトリマが、電気回路ユニットへ電気的に接続されているとともに、バッテリパックが着脱可能なバッテリ取付部をさらに備えてもよい。この場合、バッテリ取付部は、第２ハウジングの下部に設けられているとよい。このような構成によると、バッテリパックの重量によってヘッジトリマが安定しやすく、ハンドルを把持するユーザがヘッジトリマを操作しやすい。

本技術の一実施形態では、ヘッジトリマが、第１ハウジングに収容されているとともに、モータによって駆動される冷却ファンと、第２ハウジングに設けられた吸気口から第１ハウジング内の冷却ファンまで延びている冷却風通路をさらに備えてもよい。この場合、冷却風通路は、電気回路ユニットの少なくとも一部を収容しているとよい。このような構成によると、第１ハウジングに配置された冷却ファンによって、第２ハウジングに配置された電気回路ユニットを冷却することができる。

本技術の一実施形態では、モータがブラシレスモータであってもよい。この場合、電気回路ユニットは、ブラシレスモータに電気的に接続されたインバータ回路を有するとよい。但し、他の実施形態として、モータは、ブラシ又はその他の整流子を有する直流モータや、その他の構造を有するモータであってもよい。

以下では、本発明の代表的かつ非限定的な具体例について、図面を参照して詳細に説明する。この詳細な説明は、本発明の好ましい例を実施するための詳細を当業者に示すことを単純に意図しており、本発明の範囲を限定することを意図したものではない。また、以下に開示される追加的な特徴ならびに発明は、さらに改善されたヘッジトリマを提供するために、他の特徴や発明とは別に、又は共に用いることができる。

また、以下の詳細な説明で開示される特徴や工程の組み合わせは、最も広い意味において本発明を実施する際に必須のものではなく、特に本発明の代表的な具体例を説明するためにのみ記載されるものである。さらに、上記及び下記の代表的な具体例の様々な特徴、ならびに、独立及び従属クレームに記載されるものの様々な特徴は、本発明の追加的かつ有用な実施形態を提供するにあたって、ここに記載される具体例のとおりに、あるいは列挙された順番のとおりに組合せなければならないものではない。

本明細書及び／又は特許請求の範囲に記載された全ての特徴は、実施例及び／又はクレームに記載された特徴の構成とは別に、出願当初の開示ならびにクレームされた特定事項に対する限定として、個別に、かつ互いに独立して開示されることを意図するものである。さらに、全ての数値範囲及びグループ又は集団に関する記載は、出願当初の開示ならびにクレームされた特定事項に対する限定として、それらの中間の構成を開示する意図を持ってなされている。

図面を参照して、実施例のヘッジトリマ１０を説明する。ヘッジトリマ１０は、主に生垣や植木の剪定に用いられる園芸工具である。図１、図２に示すように、ヘッジトリマ１０は、ハウジング１２と、ハウジング１２から延びる一対のシャーブレード１４とを備える。

一対のシャーブレード１４は、ハウジング１２から前方（図２中の右方）へ直線状に延びており、その長手方向に沿って複数の刃先１４ａを有している。一対のシャーブレード１４は、互いに往復運動することにより、複数の刃先１４ａによって生垣や植木を剪定する。本実施例におけるヘッジトリマ１０では、一対のシャーブレード１４の各々が往復運動するように構成されている。しかしながら、他の実施形態では、一対のシャーブレード１４の一方のみが往復運動するように構成されていてもよい。

ここで、本明細書では、一対のシャーブレード１４の長手方向を前後方向と定め、ハウジング１２から一対のシャーブレード１４に向かう方向を前方とし、一対のシャーブレード１４からハウジング１２に向かう方向を後方とする。また、前後方向に垂直であって、一対のシャーブレード１４の複数の刃先１４ａが位置する平面に平行な方向を左右方向と定める。そして、前後方向及び左右方向に垂直な方向を上下方向と定め、ハウジング１２から一対のシャーブレード１４に向かう方向を下方とし、ハウジング１２から一対のシャーブレード１４に向かう方向を下方とし、一対のシャーブレード１４からハウジング１２からに向かう方向を上方とする。

ハウジング１２には、前方ハンドル１６と後方ハンドル１８とが設けられている。前方ハンドル１６はハウジング１２の前部に位置しており、後方ハンドル１８はハウジング１２の後部に位置している。前方ハンドル１６と後方ハンドル１８は、ユーザによって把持されるように構成されている。ヘッジトリマ１０は、手持ち式の電動工具であり、通常、ユーザは、左手で前方ハンドル１６を把持し、右手で後方ハンドル１８を把持することによって、ヘッジトリマ１０を操作する。一例ではあるが、前方ハンドル１６は、前後方向に対して角度を成す面に沿って延びており、後方ハンドル１８は、前後方向及び上下方向に平行な平面（即ち、左右方向に垂直な平面）に沿って延びている。

前方ハンドル１６には、第１駆動スイッチ２０が設けられており、後方ハンドル１８には、第２駆動スイッチ２２が設けられている。また、後方ハンドル１８には、ロックスイッチ２４が設けられている。ヘッジトリマ１０は、第１駆動スイッチ２０と第２駆動スイッチ２２の両者が同時に操作されている間に限って、一対のシャーブレード１４を駆動するように構成されている。また、第２駆動スイッチ２２は、通常、ロックスイッチ２４によって機械的にロックされており、ロックスイッチ２４が操作されている間に限って、その操作が許可されるように構成されている。これらの構成により、ヘッジトリマ１０は、ユーザが前方ハンドル１６と後方ハンドル１８との両者を把持していなければ、一対のシャーブレード１４の駆動が禁止されるように構成されている。

図３に示すように、ヘッジトリマ１０は、モータ２６をさらに備える。モータ２６は、ハウジング１２に収容されており、一対のシャーブレード１４を駆動する。この点に関して、モータ２６は、クランクカム２８を介して一対のシャーブレード１４に接続されており、一対のシャーブレード１４の各々を往復運動させるように構成されている。なお、他の実施形態として、モータ２６は、一対のシャーブレード１４の一方のみを駆動するように構成されていてもよい。本実施例におけるモータ２６は、特に限定されないが、ブラスレスモータである。モータ２６の回転軸は、一対のシャーブレード１４の長手方向に垂直であって、上下方向に延びている。

ヘッジトリマ１０は、電気回路ユニット３０と、バッテリ取付部３２とをさらに備える。電気回路ユニット３０は、ハウジング１２に収容されており、モータ２６へ供給される電力を調節する。例えば、ユーザが第１駆動スイッチ２０及び第２駆動スイッチ２２を操作すると、電気回路ユニット３０はモータ２６への電力供給を開始し、第１駆動スイッチ２０及び第２駆動スイッチ２２の操作が解除されると、電気回路ユニット３０はモータ２６への電力供給を中止する。また、電気回路ユニット３０は、モータ２６へ供給される電力を調整することによって、モータ２６の回転速度を変更することができる。

バッテリ取付部３２は、バッテリパック３４へ着脱可能に構成されており、取り付けられたバッテリパック３４を電気回路ユニット３０へ電気的に接続する。これにより、バッテリパック３４からの電力は、電気回路ユニット３０を介してモータ２６へ供給される。本実施例では、モータ２６がブラスレスモータであることから、電気回路ユニット３０はインバータ回路３１を有する。インバータ回路３１は、バッテリ取付部３２とモータ２６との間へ電気的に設けられており、バッテリパック３４からの直流電力を交流電力に変換して、モータ２６へ供給する。

本実施例のヘッジトリマ１０では、後方ハンドル１８が、モータ２６よりも後方において、ハウジング１２の上部に設けられている。そして、電気回路ユニット３０は、モータ２６よりも後方において、後方ハンドル１８の下方に配置されている。このような構成によると、電気回路ユニット３０の重量によってヘッジトリマ１０が安定しやすく、後方ハンドル１８を把持するユーザがヘッジトリマ１０を操作しやすい。また、後方ハンドル１８の下方には、ハウジング１２の内部に大きな空間が存在しているので、ハウジング１２のサイズを増大させることなく、比較的に大型の電気回路ユニット３０を収容することができる。

加えて、電気回路ユニット３０がモータ２６よりも後方に配置されていると、モータ２６よりも前方においてハウジング１２のサイズを小さくすることができる。ハウジング１２のうち、一対のシャーブレード１４の近くに位置する部分のサイズが小さいと、ヘッジトリマ１０を使用するユーザは、ハウジング１２に遮られることなく、一対のシャーブレード１４を視認しやすい。

本実施例におけるハウジング１２は、特に限定されないが、第１ハウジング４０と第２ハウジング５０とを備える。第２ハウジング５０は、第１ハウジング４０に対して回転可能に接続されている。この点に関して、図３に示すように、第２ハウジング５０には、筒状に形成されたシャフト部５２が設けられており、第１ハウジング４０には、シャフト部５２が挿入されたシャフト受入孔４２が設けられている。これにより、第２ハウジング５０は、シャフト部５２の中心軸Ｘを回転軸として、第１ハウジング４０に対して回転可能に構成されている。一例ではあるが、シャフト部５２の中心軸Ｘ（即ち、第１ハウジング４０に対する第２ハウジング５０の回転軸）は、一対のシャーブレード１４の長手方向（即ち、前後方向）に対して僅かに傾いている。

通常、第１ハウジング４０に対する第２ハウジング５０の回転は、第２ロックスイッチ３８によって禁止されている。即ち、ユーザが第２ロックスイッチ３８を操作すると、第１ハウジング４０に対する第２ハウジング５０の回転が許容され、ユーザが第２ロックスイッチ３８の操作を解除すると、第１ハウジング４０に対する第２ハウジング５０の回転が禁止される。ユーザは、第１ハウジング４０に対する第２ハウジング５０の角度を変更することで、例えば生垣の剪定する面に応じて、一対のシャーブレード１４の向きを調整することができる。

第１ハウジング４０は、一対のシャーブレード１４を支持するとともに、モータ２６を収容している。詳しくは、一対のシャーブレード１４は、第１ハウジング４０の下部に取り付けられている。第２ハウジング５０は、後方ハンドル１８を有するとともに、電気回路ユニット３０を収容している。なお、前方ハンドル１６については、第１ハウジング４０に取り付けられており、第１ハウジング４０の上方を環状に延びている。しかしながら、他の実施形態として、ハウジング１２は、単一のハウジングのみで構成されていてもよい。本明細書で開示する技術、特に、電気回路ユニット３０を後方ハンドル１８の下方に配置する構成は、単一のハウジングを有するヘッジトリマにも採用することができるし、二以上のハウジングを有する首振り型のヘッジトリマにも採用することができる。

特に限定されないが、一対のシャーブレード１４は、第１ハウジング４０から前方に向かって延びている。また、第２ハウジング５０は、第１ハウジング４０に対して後方に位置している。即ち、第１ハウジング４０と第２ハウジング５０は、概して前後方向に並んで位置している。そして、前述したように、第１ハウジング４０に対する第２ハウジング５０の回転軸（即ち、シャフト部５２の中心軸Ｘ）は、一対のシャーブレード１４の長手方向（即ち、前後方向）に対して角度を成している。但し、他の実施形態として、第１ハウジング４０に対する第２ハウジング５０の回転軸は、前後方向に平行であってもよい。

本実施例では、電気回路ユニット３０は、一対のシャーブレード１４の後方への延長線上に位置している。このような構成によると、電気回路ユニット３０が第２ハウジング５０の底壁５０ａの近くに配置され、電気回路ユニット３０の重量によってヘッジトリマ１０がより安定する。加えて、電気回路ユニット３０は、延長線に対して傾斜するように配置されている。このような構成によると、ハウジング１２（特に、第２ハウジング５０）の前後方向のサイズを小さくすることができる。なお、本実施例における電気回路ユニット３０は、概して平板状の外形を有している。一対のシャーブレード１４の後方への延長線上には、バッテリ取付部３２に取り付けられたバッテリパック３４も位置しており、電気回路ユニット３０は、一対のシャーブレード１４とバッテリパック３４との間に位置している。

本実施例では、バッテリ取付部３２が、第２ハウジング５０の下部に設けられている。このような構成によると、バッテリパック３４の重量によってヘッジトリマ１０が安定しやすく、後方ハンドル１８を把持するユーザがヘッジトリマ１０を操作しやすい。ここで、バッテリ取付部３２は、バッテリパック３４をスライド可能に受け入れるように構成されている。そして、バッテリ取付部３２におけるバッテリパック３４のスライド方向は、一対のシャーブレード１４の長手方向に対して垂直であって、左右方向に平行である。通常、スライド式のバッテリパック３４は、スライド方向におけるサイズが大きい。従って、バッテリ取付部３２におけるバッテリパック３４のスライド方向が、一対のシャーブレード１４の長手方向に対して垂直であると、ヘッジトリマ１０の前後方向のサイズを小さくすることができる。

図３、図４に示すように、本実施例のヘッジトリマ１０は、冷却ファン３６をさらに備える。冷却ファン３６は、第１ハウジング４０に収容されており、モータ２６によって駆動される。冷却ファン３６は、モータ２６の出力シャフト２６ａに固定されており、冷却ファン３６による冷却風は主にモータ２６を冷却する。加えて、本実施例のヘッジトリマ１０は、第２ハウジング５０に設けられた吸気口５４から第１ハウジング４０内の冷却ファン３６まで延びる冷却風通路５６をさらに備える（図４参照）。この冷却風通路５６内には、電気回路ユニット３０の少なくとも一部が収容されている。このような構成によると、第１ハウジング４０に配置された冷却ファン３６によって、第２ハウジング５０に配置された電気回路ユニット３０を冷却することができる。第２ハウジング５０にファンやそれを駆動するモータを設ける必要がないので、ヘッジトリマ１０の重量の増大や重量バランスの悪化を避けることができる。

一例ではあるが、第２ハウジング５０の吸気口５４は、第２ハウジング５０の底壁５０ａに設けられており、電気回路ユニット３０に近くに位置している。吸気口５４の数や大きさについては、特に限定されない。また、冷却風通路５６は、第２ハウジング５０のシャフト部５２の内部を通って、第１ハウジング４０の内部へと続いている。即ち、シャフト部５２は筒状であり、シャフト部５２の内部を貫通する貫通孔が、冷却風通路５６の一部を構成している。

一般に、電気回路ユニット３０は、第１ハウジング４０に収容されることが好ましく、それによって、電気回路ユニット３０をモータ２６の近くに配置することができる。しかしながら、電気回路ユニット３０が第１ハウジング４０に収容されていると、第１ハウジング４０のサイズを小型化することが難しい。第１ハウジング４０は、一対のシャーブレード１４を支持しており、一対のシャーブレード１４の近くに位置している。そのことから、第１ハウジング４０のサイズが大きいと、ヘッジトリマ１０を使用するユーザは、第１ハウジング４０に遮られて、一対のシャーブレード１４を視認し難い。この点に関して、本実施例のヘッジトリマでは、電気回路ユニット３０が第２ハウジング５０に収容されているので、第１ハウジング４０のサイズを小さくすることができる。ユーザは、一対のシャーブレード１４を視認しやすく、ヘッジトリマ１０を操作しやすい。

上記の技術的見地に基づいて、本明細書が開示するヘッジトリマ（１０）は、一対のシャーブレード（１４）と、一対のシャーブレードの少なくとも一方を駆動するモータ（２６）と、一対のシャーブレードを支持するとともにモータを収容している第１ハウジング（４０）と、第１ハウジングに対して回転可能に取り付けられているとともに、ユーザによって把持されるハンドル（１８）を有する第２ハウジング（５０）と、第２ハウジングに収容されているとともに、モータへ供給される電力を調節する電気回路ユニット（３０）とを備える。

１０：ヘッジトリマ
１２：ハウジング
１４：シャーブレード
１６：前方ハンドル
１８：後方ハンドル
２６：モータ
２８：クランクカム
３０：電気回路ユニット
３１：インバータ回路
３２：バッテリ取付部
３４：バッテリパック
３６：冷却ファン
３８：第２ロックスイッチ
４０：第１ハウジング
４２：シャフト受入孔
５０：第２ハウジング
５０ａ：第２ハウジングの底壁
５２：シャフト部
５４：吸気口
５６：冷却風通路
Ｘ：シャフト部５２の中心軸

Claims (8)

1. ユーザが把持するハンドルを有するハウジングと、
   前記ハウジングから前方に延びる一対のシャーブレードと、
   前記ハウジングに収容されているとともに、前記一対のシャーブレードの少なくとも一方を駆動するモータと、
   前記ハウジングに収容されているとともに、前記モータへ供給される電力を調節する電気回路ユニットと、を備え、
   前記ハンドルは、前記モータよりも後方において、前記ハウジングの上部に設けられており、
   前記電気回路ユニットは、前記モータよりも後方において、前記ハンドルの下方に配置されている、
   ヘッジトリマ。
2. 前記ハウジングは、第１ハウジングと、前記第１ハウジングに対して回転可能に接続された第２ハウジングとを有し、
   前記第１ハウジングは、前記一対のシャーブレードを支持するとともに、前記モータを収容しており、
   前記第２ハウジングは、前記ハンドルを有するとともに、前記電気回路ユニットを収容している、請求項１に記載のヘッジトリマ。
3. 前記一対のシャーブレードは、前記第１ハウジングから前方に向かって延びており、
   前記第２ハウジングは、前記第１ハウジングに対して後方に位置している、請求項２に記載のヘッジトリマ。
4. 前記電気回路ユニットは、前記一対のシャーブレードの後方への延長線上に位置している、請求項３に記載のヘッジトリマ。
5. 前記電気回路ユニットは、前記延長線に対して傾斜するように配置されている、請求項４に記載のヘッジトリマ。
6. 前記電気回路ユニットへ電気的に接続されているとともに、バッテリパックが着脱可能なバッテリ取付部をさらに備え、
   前記バッテリ取付部は、前記第２ハウジングの下部に設けられている、請求項２から５のいずれか一項に記載のヘッジトリマ。
7. 前記第１ハウジングに収容されているとともに、前記モータによって駆動される冷却ファンと、
   前記第２ハウジングに設けられた吸気口から、前記第１ハウジング内の前記冷却ファンまで延びており、前記電気回路ユニットの少なくとも一部を収容する冷却風通路と、をさらに備える、請求項２から６のいずれか一項に記載のヘッジトリマ。
8. 前記モータは、ブラシレスモータであり、
   前記電気回路ユニットは、前記ブラシレスモータに電気的に接続されたインバータ回路を有する、請求項１から７のいずれか一項に記載のヘッジトリマ。

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