JP6794331B2 - 手持式作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、手持式作業機に関する。
従来、生け垣や植木を均一に刈り込む手持式作業機であるヘッジトリマーとして、以下の特許文献1に記載のものが知られている。この特許文献1に記載のヘッジトリマーは、機体の前部に枝葉等を切取る切断刃(切取り刃)を備えると共に、機体の後部に作業者が握るリヤハンドル(ハンドル)を備え、リヤハンドルの前部に、非作業位置から作業位置までスイング可能(揺動可能)なスロットルレバーと、このスロットルレバーを必要なときにスイング不可能にするスロットル固定レバーと、を有し、機体に搭載した原動機により切断刃を駆動しつつ、原動機の出力をスロットルレバーで調整しながら枝葉等を切取るようになっている。
このようなヘッジトリマーでは、作業性を向上すべく、刈り込み位置に応じてリヤハンドルが回動可能に構成されている。すなわち、リヤハンドルは、機体から延出した軸部に対して回動可能に連結されている一方で、このリヤハンドルに対してはリヤハンドルの回動を止めるための係止機構が設けられている。係止機構を操作する操作部は、リヤハンドルの後部に押圧タイプのスイッチとして設けられており、この操作部の操作(押圧)により、係止機構が後方へ移動してリヤハンドルの係止が解除されリヤハンドルの回動が可能となると共に、係止解除と同時にスロットル固定レバーがロックされ、スロットルレバーの操作が禁止されるようになっている。また、スロットルレバーの操作中にあっては、スロットル固定レバーが係止機構に係合して操作部がロックされ、リヤハンドルの回動操作が禁止されるようになっている。
このように、特許文献1を始めとしたヘッジトリマーにあっては、リヤハンドル回動時のスロットルレバーの操作規制、及び、スロットルレバー操作時のリヤハンドルの回動規制を行う構成を採用しており、安全性の向上を図っている。
特開2005−160303号公報
ここで、リヤハンドルを回動操作するにあたっては、リヤハンドルの後部の操作部を押すため、リヤハンドルの前部のスロットルレバーを握っている手を、リヤハンドルの後部へ握り直す必要がある。このように、リヤハンドルを回動する度に、リヤハンドルを握り直すことは、しっかり保持すべきリヤハンドルを一度ルーズにすることであり、ヘッジトリマーを滑って落としてしまう可能性がある。その結果、操作部が何かに衝突して押圧力が作用し、意図しないリヤハンドルの回動が生じる虞がある。
また、最近にあっては、リヤハンドルをほぼ握り直さずにリヤハンドルの回動操作が可能なヘッジトリマーも見かけるようになってきているが、このようなヘッジトリマーにあっても、操作部を何かの拍子でぶつけたり、意図せず押してしまったり等の単なる押圧力で、意図せずにリヤハンドルの回動が生じる虞がある。
本発明は、このような課題を解決するために成されたものであり、意図しないリヤハンドルの回動を著しく低減できるヘッジトリマーを始めとした手持式作業機を提供することを目的とする。
本発明による手持式作業機は、機体(3)と、機体(3)に搭載された駆動源(1)と、機体(3)の前部に突出するように設けられ駆動源(1)により駆動されて被切断物を切断する切断刃(4)と、機体(3)の後部に回動可能に連結され作業者により握られるリヤハンドル(7)と、具備し、リヤハンドル(7)は、作業者により操作されて回動し駆動源(1)の出力を調整するスロットルレバー(13)と、リヤハンドル(7)の回動を止めロックするためロックレバー(25)と、備えた手持式作業機(100)であって、リヤハンドル(7)は、ロックレバー(25)及びスロットルレバー(13)に作用する回転レバー(15)を備え、回転レバー(15)の回動操作により、スロットルレバー(13)の回動操作が規制されると共に、ロックレバー(25)によるリヤハンドル(7)に対するロックが解除されることを特徴としている。
ここで、リヤハンドル(7)を回動させるための操作部が、従来技術のような押ボタンのようなタイプでは、意図しない押圧力が作用した場合でも、リヤハンドル(7)のロックが解除される虞があるが、本発明によれば、回転レバー(15)が回動操作されることにより、ロックレバー(25)に作用し、ロックレバー(25)によるリヤハンドル(7)のロックが解除される。ここで、回転レバー(15)が、リヤハンドル(7)のロックを解除し得るように回動操作されるには、一般的に、回転レバー(15)のロック解除方向への回動を、ある程度し続ける必要があるため、何かとの衝突や意図しない単なる押圧力では同方向への回転を与え続けるのは難しい。従って、従来技術に比して、意図しないリヤハンドル(7)の回動を著しく低減できる。そして、このような回転レバー(15)の回動操作によって、駆動源(1)の出力を調整するスロットルレバー(13)に作用し、スロットルレバー(13)の回動操作を規制しつつ、リヤハンドル(7)を回動操作でき、信頼性及び安全性を高めることができる。
また、回転レバー(15)は、ロックレバー(25)をロックさせているロック位置(R)から非ロック位置側に回動したとき、スロットルレバー(13)の増速側への回動を阻止する第1の当接部(52)と、スロットルレバー(13)が低速位置から増速側へ回動した位置にあるとき、回転レバー(13)の非ロック位置側への回動を阻止する第2の当接部(53)と、を備え、スロットルレバー(13)は、回転レバー(15)の第1の当接部(52)が当接するスロットルレバー側の第1の当接部(50)と、回転レバー(15)の第2の当接部(53)が当接するスロットルレバー側の第2の当接部(51)と、を備えているのが好ましい。
このような手持式作業機(100)によれば、リヤハンドル(7)を回動すべく、回転レバー(15)がロック位置(R)から非ロック位置側に回動したとき、回転レバー(15)の第1の当接部(52)がスロットルレバー(13)の第1の当接部(50)に当接し、スロットルレバー(13)の増速側への回動を阻止でき、第1の当接部(50,52)によりスロットルレバー(13)の回動操作を規制できる。その結果、スロットルレバー(13)の回動操作を規制しつつ、リヤハンドル(7)を回転できる。また、スロットルレバー(13)が低速位置から増速側へ移動した位置にあるとき、スロットルレバー(13)の第2の当接部(51)が回転レバー(15)の第2の当接部(53)に当接し、回転レバー(15)の非ロック位置側への回動を阻止できる。その結果、スロットルレバー(13)操作時のリヤハンドル(7)の回動を規制できる。
また、当接部(50、51,52,53)は、各々円弧状であると、当接がスムーズに連続し円滑な動作が可能となる。
また、ロックレバー(25)は、リヤハンドル(7)に回動可能に連結され、ロックレバー(25)と回転レバー(15)とは、ロッド(30)により連結され、ロッド(30)の一端側はロックレバー(25)の一端側に回転自在に連結されると共に、ロッド(30)の他端側は、回転レバー(15)に形成された長孔(29)に遊嵌配置され、回転レバー(15)が非ロック位置側に回動すると、ロッド(30)の他端側が長孔(29)端に突き当たる前に、第1の当接部(50,52)同士が当接するのが好ましい。
このような手持式作業機(100)によれば、第1の当接部(50,52)同士によりスロットルレバー(13)の回動操作が規制がされてからロックレバー(25)が回動を始めるため、より安全性を高めることができる。
また、リヤハンドル(7)のグリップ部(12)の下側にスロットルレバー(13)を、グリップ部(12)の上側に、スロットルレバー(13)の操作を可能とするためのセーフティレバー(14)をそれぞれ配置し、リヤハンドル(7)の上部のセーフティレバー(14)の前側に回転レバー(15)を配置するのが好ましい。
このような手持式作業機(100)によれば、スロットルレバー(13)、セーフティレバー(14)、回転レバー(15)がリヤハンドル(7)の前部、後部に分散されておらず、概ね前部に集められているため、配置がコンパクトとなり操作性を向上できる。特に、従来技術では、ロック解除を行う操作部がリヤハンドルの後部に設けられているため、これに比して大幅に操作性に優れている。
また、回転レバー(15)の横に、駆動源(1)を停止するための停止スイッチ(16)を設けた構成であると、配置が一層コンパクトとなり操作性を一層向上できる。
このように本発明によれば、意図しないリヤハンドルの回動を著しく低減でき、信頼性及び安全性を高めることができる手持式作業機を提供できる。
本発明の実施形態に係る手持式作業機を示す側面図である。 図1の平面図である。 図1中のリヤハンドル内を拡大して示す側面図である。 図3のIV-IV矢視図である。 リヤハンドルが回動され固定される位置を示す背面図である。 図3中の回転レバーを示す側面図である。 図3中のスロットルレバーを示す側面図である。 スロットルレバーを回動操作しフルスロットルのときのリヤハンドル内の状態を示す動作説明図である。 回転レバーをロック位置から回動操作し始めたときのリヤハンドル内の状態を示す動作説明図である。 回転レバーを回動操作し終えロックレバーのロックが解除されリヤハンドルの回転可能状態を示す動作説明図である。
以下、本発明に係る手持式作業機の好適な実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明において、上下、前後、左右等の方向を表す語は、手持式作業機を使用する作業者を基準とした方向を表すものとし、作業者にとり前方(切断刃側)を「前」と定める。
図1は、本発明の実施形態に係る手持式作業機を示す側面図、図2は、平面図、図3は、リヤハンドル内を拡大して示す側面図、図4は、図3のIV-IV矢視図、図5は、リヤハンドルが回動され固定される位置を示す背面図、図6は、回転レバーを示す側面図、図7は、スロットルレバーを示す側面図、図8は、スロットルレバーを回動操作しフルスロットルのときのリヤハンドル内の状態を示す動作説明図、図9は、回転レバーをロック位置から回動操作し始めたときのリヤハンドル内の状態を示す動作説明図、図10は、回転レバーを回動操作し終えロックレバーのロックが解除されリヤハンドルの回転可能状態を示す動作説明図である。
図1及び図2に示すように、手持式作業機は、ここでは、ヘッジトリマーであり、このヘッジトリマー100は、エンジン(駆動源)1を搭載しギヤケース2を含む機体3を備え、機体3の前部には、左右方向(図2の上下方向)に突出し前後方向に多数が並設された切断刃(刃物)4が設けられる。切断刃4は、エンジン1の回転運動がギヤケース2内のギヤにより往復運動に変換されて往復動し、生け垣や植木等の被切断物を均一に刈り込むようになっている。切断刃4より後方で機体3の前部には、上方を跨ぐように逆U字形状を成し、作業者の一方の手で握られるフロントハンドル(サブハンドル)5が連結されている。また、機体3の後部には、リヤハンドル取り付けフレーム6が連結されており、リヤハンドル取り付けフレーム6の後端に対して、作業者の他方の手で握られると共に、種々の操作が行われるリヤハンドル(メインハンドル)7が、回動可能に連結されている。
リヤハンドル7は、半割にした左右のリヤハンドル半割ケース8,9を合わせて組み立てられており、側面視略矩形環状に構成される。リヤハンドル7は、図3に示すように、その円筒状の先端部10が、機体3から延出したリヤハンドル取り付けフレーム6の後部内に進入し、リヤハンドル取り付けフレーム6の後部内で内側に円環状に張り出す円環状の支持部11に対して、回動可能且つ軸線方向移動不能に連結される。
リヤハンドル7には、上部のグリップ部12の下側にスロットルレバー13が配置され、グリップ部12の上側に、セーフティレバー14が配置されている。また、リヤハンドル7には、上部のセーフティレバー14の前側に、回転レバー15が配置され、回転レバー15の左横に、エンジンを停止するための停止スイッチ16が配置されている(図1及び図2参照)。
スロットルレバー13は、エンジン1の出力を調整するためのものであり、側面視略への字状を呈している(図7参照)。スロットルレバー13は、その折曲部が軸17に回動可能に軸支されている。軸17を囲繞するように捩りコイルバネ18が配置され、捩りコイルバネ18の付勢力により、スロットルレバー13の一端側(後端側)は、初期状態では、グリップ部12から下方へ突出し、作業者の親指以外の指で握るのが可能とされている。スロットルレバー13において軸17より上部には、側面視略への字状を呈する凸部が設けられている。への字を構成する一端側(図示左側)は、多少内側に円弧状にへこむ第1の当接部50を構成し、への字を構成する他端側(図示右側)は、多少外側へ円弧状に膨らむ第2の当接部51を構成している。また、スロットルレバー13の下端には、エンジン1のキャブレターに接続され、リヤハンドル7の先端部10を通してリヤハンドル7内に進入したスロットルワイヤ33の一端が回転可能に連結されている。そして、スロットルレバー13の後部側の上部には、セーフティレバー14の下端部に対向しスロットルレバー13の操作を規制するための凸部19が突設されている。
セーフティレバー14は、スロットルレバー13の操作を可能とするためのものであり、側面視略U字を横にした形状を呈している。セーフティレバー14は、その折曲部が軸20に回動可能に軸支されている。セーフティレバー14の一端側となる上部の下側には、捩りコイルバネ18の一端が係止され、捩りコイルバネ18の付勢力により、セーフティレバー14の上部且つ後部は、初期状態では、グリップ部12から上方へ突出し、作業者の手の平で握るのが可能とされている。このセーフティレバー14の他端側となる下部の下端21は、スロットルレバー13の凸部19が対向し、スロットルレバー13の操作を規制するものとなっている。
回転レバー15は、スロットルレバー13の操作を規制しつつ、リヤハンドル7の回動を可能とする一方で、スロットルレバー13の操作時のリヤハンドル7の回動を規制可能とするためのものであり、幅方向に貫通する空洞を複数有する側面視略円板状を呈し、その中心部が軸23に回動可能に軸支されている。回転レバー15には、軸23を囲繞するように捩りコイルバネ24が配置されている。回転レバー15の上部には、リヤハンドル7外へ突出する操作部22が設けられている。回転レバー15の下部には、図6に示すように、側面視略逆V字状に切り欠いた凹部が設けられている。逆V字を構成する後側(図示右側)は、多少内側に円弧状にへこむ第2の当接部53を構成し、この第2の当接部53の後端に続く回転レバー15の外側へ膨らむ円弧状の外周面が第1の当接部52を構成する。この回転レバー15の第1の当接部52が、スロットルレバー側の第1の当接部50と対応し、回転レバー15の第2の当接部53が、スロットルレバー側の第2の当接部51と対応する。また、回転レバー15の第1、第2の当接部52,53より内側には、外周面に沿うような長孔29が開口されている。
そして、図3に示すように、回転レバー15にあっては、捩りコイルバネ24の付勢力により、初期状態では、操作部22はロック位置Rに位置し、この状態で、回転レバー15の第1、第2の当接部52,53の交点と、スロットルレバー13の第1、第2の当接部50,51の交点とが近接する状態となっている。
回転レバー15の下方、且つ、スロットルレバー13の前方には、ロックレバー25が配置されている。ロックレバー25は、リヤハンドル7の回動を止めロックするためのものであり、側面視略V字を呈しさらにV字の後端から上方へ直線状に延びる延在部26を有している。ロックレバー25のV字と延在部26との間の部分は、軸27に回動可能に軸支されている。ロックレバー25の延在部26と回転レバーの長孔29との間にはロッド30が配置され、ロッド30の一端側は延在部26に回転可能に軸支され、他端側41は長孔29内に位置している。初期状態では、ロッド30の他端側41は長孔29内の左端に位置している。
また、軸27を囲繞するように捩りコイルバネ28が配置され、捩りコイルバネ28により、ロックレバー25は図示時計回りに付勢され、ロックレバー25の先端部31が、リヤハンドル取り付けフレーム6に設けられ、図4に示すように、ほぼ上半分に5等配された係止溝32の何れか所望の1つに進入して係止されロック状態となっている。すなわち、リヤハンドル7は、初期状態では、回転不能になっている。
このような構成のヘッジトリマー100を用いて作業を行う場合、先ず、セーフティレバー14を握り当該セーフティレバー14を軸20を支点として回動させ、セーフティレバー14の下端21を、スロットルレバー13の凸部19の対向位置から外すと共に、スロットルレバー13を握り低速から増速させていき作業を行う。なお、図8〜図10においては、図が煩雑になるのを避けるために、捩りコイルバネ18,24,28等は省略されている。
ここで、スロットルレバー13が低速位置から増速側へ移動した位置にあるとき(図3から図8へ移行するときで図8ではフルスロットルの状態を示している)、スロットルレバー13の外側へ円弧状に膨らむ第2の当接部51は回転レバー15の内側へ円弧状にへこむ第2の当接部53に当接する。従って、スロットルレバー13により、回転レバー15の非ロック位置側(時計回り)への回動を阻止でき、リヤハンドル7の回動を規制できる。
ここで、作業者がリヤハンドル7を回転させる場合には、セーフティレバー14から手を離し、回転レバー15の操作部22を図8に示すロック位置Rから、非ロック位置側(時計回り)へ回動する。
すると、図9に示すように、回転レバー15の外側へ円弧状に膨らむ第1の当接部52が、スロットルレバー13の内側へ円弧状にへこむ第1の当接部50に当接する。従って、スロットルレバー13の増速側への回動を阻止でき、スロットルレバー13の回動操作を規制できる。作業者は、回転レバー15をさらに同方向へ回動することにより、図10に示すように、第1の当接部50,52の当接部分がより増える。
これと同時に、ロッド30の他端側41は長孔29内の左端から右端に移動することになり、右端に達すると、ロッド30が前側へ押し出され、ロックレバー25が軸27を支点とし反時計回り回動する。
すると、図4に示すロックレバー25の先端部31が、図10に示すように、係止溝32から外れる。従って、作業者は、リヤハンドル7を回転させ、操作部22から手を離すことによって、捩りコイルバネ28の付勢力により、別の係止溝32に係止させ、図5に示す5箇所のうちの所望の位置にリヤハンドル7をセットすることができる。
このように、本実施形態によれば、回転レバー15が回動操作されることにより、ロックレバー25に作用し、ロックレバー25によるリヤハンドル7のロックが解除されるようになっている。ここで、回転レバー15が、リヤハンドル7のロックを解除し得るように回動操作されるには、一般的に、回転レバー15のロック解除方向への回動を、ある程度し続ける必要があるため、何かとの衝突や意図しない単なる押圧力では同方向への回転を与え続けるのは難しい。従って、従来技術に比して、意図しないリヤハンドル7の回動を著しく低減できるようになっている。そして、このような回転レバー15の回動操作によって、エンジン1の出力を調整するスロットルレバー13に作用し、スロットルレバー13の回動操作を規制しつつ、リヤハンドル7を回動操作でき、信頼性及び安全性を高めることができる。
また、リヤハンドル7を回動すべく、回転レバー15がロック位置Rから非ロック位置側に回動したとき、回転レバー15の第1の当接部52がスロットルレバー13の第1の当接部50に当接し、スロットルレバー13の増速側への回動を阻止でき、第1の当接部50,52によりスロットルレバー13の回動操作を規制できる。その結果、スロットルレバー13の回動操作を規制しつつ、リヤハンドル7を回転できる。また、スロットルレバー13が低速位置から増速側へ移動した位置にあるとき、スロットルレバー13の第2の当接部51が回転レバー15の第2の当接部53に当接し、回転レバー15の非ロック位置側への回動を阻止できる。その結果、スロットルレバー13操作時のリヤハンドル7の回動を規制できる。
また、第1の当接部50,52、第2の当接部51,53は、各々円弧状のため、当接がスムーズに連続し円滑に動作するようになっている。
また、回転レバー15が非ロック位置側に回動すると、ロッド30の他端側41が長孔29の右端に突き当たる前に、第1の当接部50,52同士が当接するため、第1の当接部50,52同士によりスロットルレバー13の回動操作が規制がされてからロックレバー25が回動を始めることになり、より安全性を高めることができる。
また、リヤハンドル7のグリップ部12の下側にスロットルレバー13が、グリップ部12の上側に、スロットルレバー13の操作を可能とするためのセーフティレバー14がそれぞれ配置され、リヤハンドル7の上部のセーフティレバー14の前側に回転レバー15が配置されているため、リヤハンドル7の前部、後部に分散されておらず、概ね前部に集められている。このため、配置がコンパクトとなり操作性を向上できる。特に、従来技術では、ロック解除を行う操作部がリヤハンドルの後部に設けられているため、これに比して大幅に操作性に優れている。
さらにまた、回転レバー15の横に、エンジン1を停止するための停止スイッチ16が配意されているため、配置が一層コンパクトとなり操作性を一層向上できる。
以上、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば、上記実施形態においては、駆動源をエンジンとしているが、電気モータ等であっても良く、また、充電タイプに対しても適用できる。また、上記実施形態においては、特に好ましいとして、手持式作業機をヘッジトリマーとしているが、他の手持式作業機であっても勿論良い。
1…エンジン(駆動源)、3…機体、4…切断刃、7…リヤハンドル、12…グリップ部、13…スロットルレバー、15…回転レバー、14…セーフティレバー、16…停止スイッチ、25…ロックレバー、29…長孔、30…ロッド、41…ロッドの他端側、50…スロットルレバーの第1の当接部、51…スロットルレバーの第2の当接部、52…回転レバーの第1の当接部、53…回転レバーの第2の当接部、100…ヘッジトリマー(手持式作業機)、R…ロック位置。

Claims (4)

  1. 機体(3)と、機体(3)に搭載された駆動源(1)と、前記機体(3)の前部に突出するように設けられ前記駆動源(1)により駆動されて被切断物を切断する切断刃(4)と、前記機体(3)の後部に回動可能に連結され作業者により握られるリヤハンドル(7)と、具備し、前記リヤハンドル(7)は、作業者により操作されて回動し前記駆動源(1)の出力を調整するスロットルレバー(13)と、前記リヤハンドル(7)の回動を止めロックするためロックレバー(25)と、備えた手持式作業機(100)であって、
    前記リヤハンドル(7)は、前記ロックレバー(25)及び前記スロットルレバー(13)に作用する回転レバー(15)を備え、
    前記回転レバー(15)の回動操作により、前記スロットルレバー(13)の回動操作が規制されると共に、前記ロックレバー(25)による前記リヤハンドル(7)に対するロックが解除され
    前記回転レバー(15)は、前記ロックレバー(25)をロックさせているロック位置(R)から非ロック位置側に回動したとき、前記スロットルレバー(13)の増速側への回動を阻止する第1の当接部(52)と、前記スロットルレバー(13)が低速位置から増速側へ回動した位置にあるとき、前記回転レバー(15)の非ロック位置側への回動を阻止する第2の当接部(53)と、を備え、
    前記スロットルレバー(13)は、前記回転レバー(15)の第1の当接部(52)が当接するスロットルレバー側の第1の当接部(50)と、前記回転レバー(15)の第2の当接部(53)が当接するスロットルレバー側の第2の当接部(51)と、を備え
    前記ロックレバー(25)は、前記リヤハンドル(7)に回動可能に連結され、
    前記ロックレバー(25)と前記回転レバー(15)とは、ロッド(30)により連結され、
    前記ロッド(30)の一端側は前記ロックレバー(25)の一端側に回転自在に連結されると共に、前記ロッド(30)の他端側は、前記回転レバー(15)に形成された長孔(29)に遊嵌配置され、前記回転レバー(15)が非ロック位置側に回動すると、前記ロッド(30)の他端側が前記長孔(29)端に突き当たる前に、第1の当接部(50,52)同士が当接することを特徴とする手持式作業機(100)。
  2. 前記当接部(50、51,52,53)は、各々円弧状であることを特徴とする請求項記載の手持式作業機(100)。
  3. 前記リヤハンドル(7)のグリップ部(12)の下側にスロットルレバー(13)を、グリップ部(12)の上側に、スロットルレバー(13)の操作を可能とするためのセーフティレバー(14)をそれぞれ配置し、前記リヤハンドル(7)の上部の前記セーフティレバー(14)の前側に前記回転レバー(15)を配置したことを特徴とする請求項1又は2記載の手持式作業機(100)。
  4. 前記回転レバー(15)の横に、駆動源(1)を停止するための停止スイッチ(16)を設けたことを特徴とする請求項記載の手持式作業機(100)。
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