JP2002125402A - 歩行型管理機のハンドル構造 - Google Patents

歩行型管理機のハンドル構造

Info

Publication number
JP2002125402A
JP2002125402A JP2000327684A JP2000327684A JP2002125402A JP 2002125402 A JP2002125402 A JP 2002125402A JP 2000327684 A JP2000327684 A JP 2000327684A JP 2000327684 A JP2000327684 A JP 2000327684A JP 2002125402 A JP2002125402 A JP 2002125402A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
handle frame
transmission case
resistance bar
machine body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000327684A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Yamane
勉 山根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority to JP2000327684A priority Critical patent/JP2002125402A/ja
Publication of JP2002125402A publication Critical patent/JP2002125402A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Soil Working Implements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンドルフレームと抵抗棒支持パイプとを一
体化することで、部品点数の削減と製造コストの低減を
図る。 【解決手段】 歩行型管理機10は、ミッションケース
12下部の出力軸28に取付けられたロータ爪30と、
その後方からハンドルフレーム36を介して機体後方に
向けて延設されたハンドル38と、ロータ爪30の耕深
深さを調節可能な抵抗棒44とを備えていて、前記ハン
ドルフレーム36と抵抗支持パイプ46とを、機体後部
に設けられた取付基盤48に一体的に取付けている。こ
れにより、例えば取付部材にて機体側にハンドルフレー
ム36を取付け、更に後部ヒッチにて抵抗棒44を取付
けた場合に比べ、部品点数の削減と機体の軽量化が図ら
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歩行型管理機のハ
ンドル構造に関し、詳しくはハンドルフレームと耕深調
節支持部材とを単一の取付基盤に取付けた歩行型管理機
のハンドル構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種、歩行型管理機は、耕耘作業や播
種作業の他、中耕除草や中耕培土、土入れ、畝立て、マ
ルチ等の管理作業に幅広く利用されていて、例えば耕耘
作業では、出力回転軸に各種ロータを装着して該各種ロ
ータを低速で回転させると共に、後部ヒッチに耕深調節
部材としての抵抗棒を装着することにより、ハンドルの
上下操作でロータの前進力を適当に制御すると、ロータ
は耕土中に沈下して耕耘が可能となる。
【0003】すなわち、歩行型管理機は、ミッションケ
ースの下部に架設され左右方向に延びる出力軸を回転駆
動する搭載エンジンと、前記出力軸に装着されたロータ
と、後部ヒッチに装着された抵抗棒とを備え、また、前
記ミッションケース後部から後方上部に向けて、ハンド
ルフレームが突設され、該ハンドルフレームから機体後
方に向け左右ハンドルが延設されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の歩行型
管理機によると、ハンドルフレームを機体側に取付ける
取付部材と、抵抗棒を取付ける後部ヒッチとは夫々別個
に設けられていたため、機体重量が重くなると共に、部
品点数も多いため、組立性が悪いという課題があった。
【0005】本発明は、斯かる課題を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、ハンドルフレ
ームと耕深調節支持部材とを一体化することで、部品点
数の削減と製造コストの低減を図り得る歩行型管理機を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、伝動ケース(12)下部の
駆動軸(28)に取付けられた作業爪(30)と、該伝
動ケース(12)の後方からハンドルフレーム(36)
を介して機体後方に向けて延設されたハンドル(38)
と、該ハンドル(38)の操作に基づき前記作業爪(3
0)の耕深深さを調節可能な耕深調節部材(44)と、
を備えた歩行型管理機(10)において、前記ハンドル
フレーム(36)と、前記耕深調節部材(44)を支持
する耕深調節支持部材(46)とを、機体後部に設けら
れた取付基盤(48)に一体的に取付けた、ことを特徴
とする。
【0007】[作用]本発明の歩行型管理機によれば、
伝動ケース(12)の後方から突設されたハンドルフレ
ーム(36)と、耕深調節部材(44)を支持する耕深
調節支持部材(46)とを、機体後部に設けられた取付
基盤(48)に一体的に取付けているので、例えば従来
のように、先ず取付部材を介して機体側にハンドルフレ
ーム(36)を取付け、更に後部ヒッチにて耕深調節部
材(44)を取付けた場合に比し、部品点数が削減され
ると共に、機体の軽量化が図られる。
【0008】なお、上記括弧内の符号は、図面と対照す
るためのものであるが、本発明を何等限定するものでは
ない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
の形態を説明する。
【0010】図1及び図2は、本発明が適用された歩行
型管理機の外観を示すもので、この管理機10は、機体
フレームを構成するミッションケース12が上下方向に
傾斜して配設され、該ミッションケース12の上部に
は、これと一体的にエンジン14が連接されている。こ
れらミッションケース12及びエンジン14の平面視左
側面には、エンジン14の出力軸16からミッションケ
ース12の入力軸18に動力を伝達するベルト伝動装置
(図示せず)を覆うベルトカバー20が設けられてい
る。また、前記エンジン14の上部には、燃料タンク2
2が配置されていて、この燃料タンク22の給油口はキ
ャップ24にて覆われている。
【0011】前記エンジン14には、このエンジン14
から排出される排気ガスを外部に放出する排気管25及
びマフラ26が取り付けられている。この排気管25
は、エンジン14から延出され、該排気管25の終端側
には前記マフラ26が連結されていて、該マフラ26は
本実施の形態では機体左右方向に沿って横置き配置され
ている。これにより、エンジン14からの排気ガスは、
排出口27から機体左側方に向けて放出される。また、
前記ミッションケース12の下方部には、出力軸28が
機体左右方向に延設されていて、該出力軸28にはロー
タ爪30が取付けられている。このロータ爪30は、エ
ンジン14の動力で回転駆動される。
【0012】なお、エンジン14の下面側には、泥土の
上方への跳ね上がりを防止するフェンダ32が取り付け
られており、また、平面視エンジン14の右側面には、
エアクリーナ34が設けられている。
【0013】一方、前記ミッションケース12の後部か
ら、斜め後部上方に向けてハンドルフレーム36が突設
され、更に該ハンドルフレーム36から後方に向けて左
右ハンドル38,38が延設されている。この左右ハン
ドル38,38の左ハンドル38の握り部には、クラッ
チレバー40が設けられ、また右ハンドル38の握り部
には、スロットルレバー42が設けられている。
【0014】更に、機体後部には、耕深調節部材として
の抵抗棒44が略々下方に向けて突設されていて、この
抵抗棒44を地中に没入することで機体がみだりに移動
するダッシングを防止すると共に、ロータ爪30による
耕深量を調節できるようになっている。
【0015】本実施の形態では、前記ハンドルフレーム
36と、耕深調節部材44を支持する耕深調節支持部材
とを、機体後部に設けられた取付基盤に一体的に取付け
たものである。
【0016】図3(a)(b)において、中空円筒状の
ハンドルフレーム36と、抵抗棒44を支持する中空円
筒状の抵抗棒支持パイプ46とが、ボルトによりミッシ
ョンケース12の後部に設けられた取付基盤48に一体
的に取付けられている。すなわち、ハンドルフレーム3
6と取付基盤48とは溶接により一体固定され、更に取
付基盤48と抵抗棒支持パイプ46とが溶接により一体
固定されている。また、取付基盤48とミッションケー
ス12とは、前記ミッションケース12に形成された3
箇のボルト穴50a〜50c(図1参照)と、これに対
応して取付基盤48に形成された3箇のボルト穴52a
〜52cとをボルト固定して、ハンドルフレーム36と
抵抗棒支持パイプ46とが一体的に締結されている。
【0017】そして、ハンドルフレーム36の後端部に
取付けられたブラケット37を介してハンドル38が固
定され、また、抵抗棒支持パイプ46の中空円筒部に抵
抗棒44が挿入されて、抵抗棒支持パイプ46に形成さ
れた位置決め孔46aと抵抗棒44に形成された位置決
め孔44aとにピン(図示せず)が挿入されて、抵抗棒
44の取付け長さの調節が行われる。このように、ハン
ドルフレーム36と抵抗棒支持パイプ46とを、取付基
盤48に一体的に取付けたことで、従来よりも部品点数
が削減され、製造コストが低減される。
【0018】図4は、ミッションケース12からロータ
爪30への動力伝達経路を示す図である。
【0019】同図において、ミッションケース12に
は、入力プーリ56を介してエンジン14の回転駆動力
を入力する入力軸18と、該入力軸18と離間して略々
平行に配置された中間変速軸60と、該中間変速軸60
に伝達された駆動力を前述したロータ爪30に出力する
出力軸28とが回転可能に軸装されている。前記入力軸
18には、入力スプロケット59が固定され、また、中
間変速軸60には夫々大径及び小径の中間スプロケット
61,62が固定されていると共に、出力軸28には出
力スプロケット65が固定されていて、これらのスプロ
ケット59,61間には第1のチエン66が巻回され、
また、スプロケット62,65間には第2のチエン68
が巻回されている。
【0020】次いで、作用について説明する。
【0021】作業を始めるに際し、左手で左ハンドル3
8を握ると共に手元のクラッチレバー40を操作して主
クラッチを切断した状態で、図示しないリコイルスター
タを引いて、エンジン14をスタートさせる。すると、
エンジン14の出力軸16の回転は、ミッションケース
12の入力プーリ56を介して入力軸18に伝達され、
該入力軸18から第1のチエン66を介して中間変速軸
60に伝達され、更に、該中間変速軸60から第2のチ
エン68を介して出力軸28に伝達されて、ロータ爪3
0が回転駆動される。
【0022】ところで、管理機10では、走行車輪を備
えていないため、エンジン14のスタートと同時に主ク
ラッチを入れると、ロータ爪30が回転して、いわゆる
ダッシングにより機体は圃場の地表面を勝手に移動して
しまい、該ロータ爪30による耕耘作業はできなくなる
ので、まず左右ハンドル38を下方に強く押し付けて機
体後部の取付基盤48に装着された抵抗棒44を地中に
挿入する。この抵抗棒44を支持する抵抗棒支持パイプ
46は、ハンドルフレーム36と共に前記取付基盤48
に一体的に溶接固定されているので、従来のように、先
ず取付部材を介して機体側にハンドルフレーム36を取
付け、更に後部ヒッチにて抵抗棒44を取付けた場合に
比して部品点数が削減され、かつ機体重量も軽量化され
る。
【0023】なお、管理機10による作業は、前記抵抗
棒44をある程度地中に押し込むことで、機体に抵抗を
付与しながら、ロータ爪30の回転により耕耘作業が行
われる。そして、抵抗棒44を地中に深く押し込めば、
深い耕耘作業ができ、また、抵抗棒44を地中に軽く押
し込めば、浅い耕耘作業が可能となる。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、機体フレ
ームと、耕深調節部材を支持する耕深調節支持部材と
を、機体後部に設けられた取付基盤に一体的に取付けた
ことで、部品点数が削減され、製造コストを低減するこ
とができる。また、部品点数が削減されることに伴な
い、機体が軽量化されると共に、組付性が向上して作業
工数が削減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された歩行型管理機の側面図であ
る。
【図2】同上の平面図である。
【図3】(a)はハンドルフレームと抵抗棒支持パイプ
とを一体化した状態の側面図、(b)はその部分断正面
図である。
【図4】本実施の形態における歩行型管理機の伝動系の
断正面図である。
【符号の説明】
10 管理機 12 ミッションケース 14 エンジン 18 入力軸(トランスミッション) 28 出力軸(トランスミッション) 30 ロータ爪 36 ハンドルフレーム 38 ハンドル 44 抵抗棒 46 抵抗棒支持パイプ 48 取付基盤 50a,50b,50c ボルト穴 52a,52b,52c ボルト穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝動ケース下部の駆動軸に取付けられた
    作業爪と、該伝動ケースの後方からハンドルフレームを
    介して機体後方に向けて延設されたハンドルと、該ハン
    ドルの操作に基づき前記作業爪の耕深深さを調節可能な
    耕深調節部材と、を備えた歩行型管理機において、 前記ハンドルフレームと、前記耕深調節部材を支持する
    耕深調節支持部材とを、機体後部に設けられた取付基盤
    に一体的に取付けた、 ことを特徴とする歩行型管理機のハンドル構造。
JP2000327684A 2000-10-26 2000-10-26 歩行型管理機のハンドル構造 Pending JP2002125402A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000327684A JP2002125402A (ja) 2000-10-26 2000-10-26 歩行型管理機のハンドル構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000327684A JP2002125402A (ja) 2000-10-26 2000-10-26 歩行型管理機のハンドル構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002125402A true JP2002125402A (ja) 2002-05-08

Family

ID=18804657

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000327684A Pending JP2002125402A (ja) 2000-10-26 2000-10-26 歩行型管理機のハンドル構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002125402A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006129770A (ja) * 2004-11-05 2006-05-25 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 歩行型作業機
JP2007040324A (ja) * 2005-07-29 2007-02-15 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 歩行型農作業機
CN104350822A (zh) * 2014-11-11 2015-02-18 重庆华世丹机械制造有限公司 旋耕刀深度调节机构

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006129770A (ja) * 2004-11-05 2006-05-25 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 歩行型作業機
JP4485912B2 (ja) * 2004-11-05 2010-06-23 三菱農機株式会社 歩行型作業機
JP2007040324A (ja) * 2005-07-29 2007-02-15 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 歩行型農作業機
CN104350822A (zh) * 2014-11-11 2015-02-18 重庆华世丹机械制造有限公司 旋耕刀深度调节机构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4567949A (en) Soil tilling machine with transmission having three drive trains
JP2002125402A (ja) 歩行型管理機のハンドル構造
JP2003111502A (ja) 管理機
JP2657347B2 (ja) 耕耘機
JPH1042603A (ja) 正逆転耕耘装置
JP3997350B2 (ja) 歩行型耕耘機
JP2001322572A (ja) 歩行型移動農機
JP4240434B2 (ja) 管理機
JP4125468B2 (ja) 歩行型移動農機
KR200176250Y1 (ko) 경운기를 이용한 마늘 수확장치
JP3990572B2 (ja) フロントロータリ式作業機
JPH09107707A (ja) 同軸正逆転作業機
JP2002220070A (ja) 歩行型移動農機
JP3082137B2 (ja) 耕耘作業機
JP2005237344A (ja) 歩行型耕耘機
JP3595259B2 (ja) ロータリ耕耘機
JP2540097B2 (ja) 前進即耕型歩行トラクタ
JPH051216Y2 (ja)
JP2724305B2 (ja) 耕耘機における耕耘爪取付装置
JP2506739Y2 (ja) 畦シ―ト張り機
JP3420454B2 (ja) 歩行型耕耘機
JP2001190101A (ja) フロントロータリ耕耘部支持装置
JPH1042605A (ja) ロータリ耕耘爪
JPH0781450A (ja) 歩行型移動農機
JP2001163070A (ja) 乗用農作業機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050128

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060912

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070227

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070703