JPH076727Y2 - 耕耘爪の取付装置 - Google Patents

耕耘爪の取付装置

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JPH076727Y2
JPH076727Y2 JP15097188U JP15097188U JPH076727Y2 JP H076727 Y2 JPH076727 Y2 JP H076727Y2 JP 15097188 U JP15097188 U JP 15097188U JP 15097188 U JP15097188 U JP 15097188U JP H076727 Y2 JPH076727 Y2 JP H076727Y2
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JP
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claw
mounting
mounting shaft
shaft
driving
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JP15097188U
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三木  博幸
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ロータリ耕耘装置等に利用される耕耘爪の取
付装置に関する。
(従来の技術) ロータリ耕耘装置においては、爪軸に固設された筒状の
爪取付ブラケット内の耕耘爪の基部を挿入して、爪取付
ブラケットに耕耘爪を着脱自在に取付けている。
この耕耘爪の取付けは、例えば、実願昭61-166416号で
開示されたものがある。これは、頭部を有する取付軸
を、爪取付ブラケットの相互に対向する対向壁及び耕耘
爪の基部に挿通し且つ取付軸の先端部を一方の対向壁か
ら突出するように設け、この取付軸の突出部に嵌脱自在
に嵌合する係合溝を有する固定具を備えると共に突出部
の固定具より先端側に係止部が設けられている。固定具
は係合溝の長手方向に沿って湾曲状に形成されており、
固定具を係合溝の長手方向にハンマー等で打込むことに
より、湾曲状とされた係合溝の両側縁部を係止部と一方
の対向壁との間に挿入係合させ、固定具の弾性力で取付
軸を先端側に付勢して一方の対向壁と取付軸の頭部とで
耕耘爪の基部を挟持状に固定している。
(考案が解決しようとする課題) 前記従来のものにあっては、耕耘中に固定具が土又は石
等に衝当することにより変形して、固定具の弾性力が低
下し、これにより、耕耘爪がガタついたり、固定具が取
付軸から外れて耕耘爪が外れる惧れがあった。
そこで本考案は、固定具が土又は石等に衝当しても、固
定具による耕耘爪の保持力が低下することのない耕耘爪
の取付装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案が前記目的を達成するための講じた技術的手段
は、爪軸10に固定した爪取付ブラケット11の相互に対向
する対向壁14a,15a間に耕耘爪12の基部を配置し、頭部2
1を有する取付軸20を対向壁14a,15a及び耕耘爪12の基部
に挿通し且つ取付軸20の先端部を一方の対向壁14aから
突出するように設け、この取付軸20の突出部22に、取付
軸心に直交する方向に嵌脱自在に嵌合する係合溝27を有
する固定具23を備えると共に係止部22bを設け、一方の
対向壁14aと取付軸20の頭部21とで耕耘爪12の基部を挟
持状に固定すべく固定具23の係合溝両側縁部24aを係止
部22bと一方の対向壁14aとの間に打込むようにした耕耘
爪の取付装置において、 前記固定具23の係合溝両側縁部24aの取付軸心方向の厚
みを打込方向後方に向けて厚くなるように形成し、一方
の対向壁14aの外面には打込み時に固定具23を打込方向
に案内すべく摺接し且つ打込まれた固定具23に当接して
固定具23の取付軸20廻りの回り止めをする規制体29を設
けた点にある。
(作用) 爪取付ブラケット11に耕耘爪12を取付けるには、爪取付
ブラケット11の対向壁14a,15a間に耕耘爪12の基部を挿
入配置した後、取付軸20を対向壁14a,15a及び耕耘爪12
の基部に挿通し、一方の対向壁14aから突出する取付軸2
0の先端部に固定具23の係合溝27を嵌合させると共に、
規制体29に沿って係合溝27の長手方向の打撃力を固定具
23に加える。すると、固定具23が規制体29に摺接して案
内されながら、固定具23の係合溝両側縁部24aが取付軸2
0の突出部22に設けた係止部22bと一方の対向壁14aとの
間に打込まれる。このとき、固定具23の係合溝両側縁部
24aの取付軸心方向の厚みは打込方向後方に向けて厚く
なるように形成されているので、クサビの作用により取
付軸20が軸心方向先端側に引張られ、取付軸20の頭部21
と一方の対向壁14aとで耕耘爪12の基部が挟持状に固定
される。この固定具23の打込み状態において、固定具23
は規制体29に当接して取付軸20廻りに回り止めされる。
なお、耕耘爪12を取外すには、固定金具23と前記と逆方
向の打撃力を加えて取付軸20の突出部22より係合溝27を
離脱させれば良い。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第5図において、1はロータリ耕耘装置で、トラクタの
後方に三点リンク機構2を介して昇降自在に装着され
る。耕耘装置1は機枠3と、耕耘部4と、この耕耘部4
を覆う耕耘カバー装置5等とを備えている。
機枠3はギヤケース6から左右にサポートアーム7を一
体に突設し、左右サポートアーム7の外端にサイドフレ
ーム8、伝動ケース9を設けて門型に形成されている。
サイドフレーム8と伝動ケース9の下部間には爪軸10が
横軸廻り回転自在に支架され、この爪軸10とこれに爪取
付ブラケット11を介して取付けられた多数の耕耘爪12等
とから耕耘部4が構成されている。そして、トラクタの
PTO軸の動力が入力軸13からギヤケース6、サポートア
ーム7及び伝動ケース9にそれぞれ内蔵したギヤ、チェ
ーン等の伝動機構を介して爪軸10に伝達されて、爪軸10
が矢示A方向に回転駆動される。なお、爪軸10はギヤケ
ース6内の正逆転切換機構で正転方向Aと反矢示A方向
の逆転方向に切換駆動可能とされてもよい。
前記爪取付ブラケット11は第1図乃至第4図に示すよう
に、互いに対向する左右一対のコ字形壁体14,15を抱合
せて溶着し、爪軸10の径外方向に開口状の箱形とされて
いる。この爪取付ブラケット11の内部空間は爪挿入部16
とされ、この挿入部16に耕耘爪12の基部が挿入されて爪
軸心方向で対向する爪取付ブラケット11の対向壁14a,15
a間に配置されている。また、爪取付ブラケット11の一
方の対向壁14aには円形の挿通孔18が形成され、他方の
対向壁15aには六角形の嵌合孔17が形成され、耕耘爪12
の基部には円形の貫通孔19が形成されている。これら、
嵌合孔17、挿通孔18及び貫通孔19に取付軸20が挿通嵌合
されて耕耘爪12が抜止めされている。
取付軸20の一端側には嵌合孔17に相対回動不能に嵌合す
る六角形の頭部21を備え、他端側には対向壁14aから突
出する突出部22が形成され、突出部22の先端側には、対
向壁14a側に周方向の溝部22aが形成されることで係止部
22bが形成されている。また、溝部22aの上下面は平坦面
とされている。
対向壁14aの外面には取付軸20の係止部22bに係合して取
付軸20の抜止めをする固定具23が設けられている。固定
具23は板材より成り、打込部24と規制部25とからL字形
に形成され、打込部24には取付軸20の係止部22bが挿通
可能な大径孔部26と係止部22bが挿脱不能な係合溝27と
を有する開口28が形成されている。また、打込部24の板
厚は先端側から規制部25側にかけて且つ係合溝27の長手
方向に沿って漸次厚くなるように形成されている。そし
て、取付軸20を嵌合孔17、挿通孔18及び貫通孔19に嵌合
させた状態で、固定具23の大径孔部26を第1図仮想線で
示すように係止部22bに対応させて、固定具23を対向壁1
4aの外面に添接し、その状態で規制部25をハンマー等で
打撃することにより固定具23を係合溝27の長手方向に移
動させると、係合溝27が取付軸20の溝部22aに嵌合して
取付軸20が抜止めされる。このとき、打込部24の係合溝
27両側縁部24aが対向壁14aと係止部22aとの間に喰い込
んで、クサビの作用により耕耘爪12の基部が取付軸20の
頭部21と対向壁14aの内面との間で挟持状に締付固定さ
れる。前記固定具23を打ち込んだ際、規制部25が壁体15
に当接して固定具23の必要以上の打ち込みを防止するよ
うになっている。なお、取付軸20の係止部22bの打込部2
4と摺接する面は打込部24に対応した傾斜面とされてい
る。また、固定具23を打ち込む際、固定具23は第1図中
矢印Bで示す爪軸10の耕耘方向(正転方向A又は逆転方
向)前方側から後方側に打ち込むのが好ましい。
対向壁14aの爪軸径外方向外端には固定具23の打込部24
に当接して回り止めをする帯板状の規制体29が固定具23
の打込方向に固着(壁体15に一体形成されてもよい)さ
れている。また、固定具23の打込部24を規制体29に沿わ
せて打ち込むことにより、固定具23がその打込時に打込
方向に案内される。
なお、固定具23には第6図に示すように、規制部25を形
成しなくても良い。また、第7図に示すように、固定具
23を爪軸径内方向に打ち込むようにしても良く、その
際、規制体29は固定具23に沿って爪軸径内方向に配置さ
れる。この場合、固定具23により耕耘爪12の保持は、耕
耘爪12の正転方向又は逆転方向どちらでも良好である。
また、係合溝は第7図仮想線で示すように、固定具11の
打込方向前方に向けて開放状であっても良い。
(考案の効果) 本考案によれば、取付軸20の係止部22bと爪取付ブラケ
ット11の一方の対向壁14aとの間に打込まれる固定具23
の係合溝両側縁部24aの取付軸心方向の厚みを、打込方
向後方に向けて厚くなるように形成したので、クサビの
作用により、耕耘爪12の基部が取付軸20の頭部21と一方
の対向壁14aとで強固に挟持固定され、耕耘中、固定具2
3が土又は石等に衝当しても、前記頭部21と対向壁14aと
での挟持による耕耘爪12の保持力が低下することがな
い。また、固定具23はその打込時に、打込まれた固定具
23の取付軸20廻りの回り止めをする規制体29に摺接して
打込方向に案内されるので、固定具23の打込作業が良好
に行われ、打込み後は固定具23の回り止めがなされ、固
定具23の打込み姿勢を確実に保持できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は要部の分解斜視
図、第2図は同正面図、第3図は第2図III-III線矢視
断面図、第4図は第2図IV-IV線矢視断面図、第5図は
ロータリ耕耘装置の全体側面図、第6図及び第7図は他
の例を示す要部の断面図及び正面図である。 10……爪軸、11……爪取付ブラケット、12……耕耘爪、
14a……対向壁、15a……対向壁、20……取付軸、21……
頭部、22……突出部、22b……係止部、23……固定具、2
4a……両側縁部、27……係合溝、29……規制体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】爪軸(10)に固定した爪取付ブラケット
    (11)の相互に対向する対向壁(14a)(15a)間に耕耘
    爪(12)の基部を配置し、頭部(21)を有する取付軸
    (20)を対向壁(14a)(15a)及び耕耘爪(12)の基部
    に挿通し且つ取付軸(20)の先端部を一方の対向壁(14
    a)から突出するように設け、この取付軸(20)の突出
    部(22)に、取付軸心に直交する方向に嵌脱自在に嵌合
    する係合溝(27)を有する固定具(23)を備えると共に
    係止部(22b)を設け、一方の対向壁(14a)と取付軸
    (20)の頭部(21)とで耕耘爪(12)の基部を挟持状に
    固定すべく固定具(23)の係合溝両側縁部(24a)を係
    止部(22b)と一方の対向壁(14a)との間に打込むよう
    にした耕耘爪の取付装置において、 前記固定具(23)の係合溝両側縁部(24a)の取付軸心
    方向の厚みを打込方向後方に向けて厚くなるように形成
    し、一方の対向壁(14a)の外面には打込み時に固定具
    (23)を打込方向に案内すべく摺接し且つ打込まれた固
    定具(23)に当接して固定具(23)の取付軸(20)廻り
    の回り止めをする規制体(29)を設けたことを特徴とす
    る耕耘爪の取付装置。
JP15097188U 1988-11-18 1988-11-18 耕耘爪の取付装置 Expired - Lifetime JPH076727Y2 (ja)

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JPH0270604U JPH0270604U (ja) 1990-05-29
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