JPH09271209A - 作業機のカバー装置 - Google Patents

作業機のカバー装置

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Publication number
JPH09271209A
JPH09271209A JP8085395A JP8539596A JPH09271209A JP H09271209 A JPH09271209 A JP H09271209A JP 8085395 A JP8085395 A JP 8085395A JP 8539596 A JP8539596 A JP 8539596A JP H09271209 A JPH09271209 A JP H09271209A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
working machine
mounting
connecting portion
base
Prior art date
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Pending
Application number
JP8085395A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Sato
周二 佐藤
Takeshi Wakuta
毅 涌田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority to JP8085395A priority Critical patent/JPH09271209A/ja
Publication of JPH09271209A publication Critical patent/JPH09271209A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行作業機3に装着される作業機1への伝動
軸3sを覆い、簡単に着脱できる作業機のカバー装置を
提供する。 【解決手段】 走行作業機3の出力軸3sから作業機1
の入力軸6aに伝動する接続部6sの上方と側方を、下
向きコ字状のカバー91を作業機1側に固着したベース
カバー90で覆うように構成し、カバー91を押圧変形
して取付ピン9bをベースカバー90の係合孔9eより
外し、カバー91の上面に設けた取付ピン9aを支点と
してこのカバー91を回動して外すように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラクタ等の走行
作業機に装着される耕耘装置等の作業機へ伝動する伝動
軸部を覆うカバー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トラクタの後部にヒッチ機構を介
して着脱可能に装着される耕耘装置は、トラクタから延
設される出力軸と、耕耘装置の入力軸とをユニバーサル
ジョイン等の接続部を介して着脱可能に接続することに
より、ロータリ部を回転伝動するように構成されてい
る。
【0003】そして上記接続部と入力軸部分は、耕耘装
置の伝動ケース部側にボルト等の締着手段で固着された
カバー体で覆ってこの部分の作業時の泥土の付着を防止
するとともに、耕耘装置を取外したときに入力軸の露出
を防止するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、トラクタに装
着され出力軸から伝動される耕耘装置等の作業機は入力
軸の長さ及び接続部の形状等に異なる各種の作業機があ
るために、この作業機毎に製作されたカバー体を伝導ケ
ースに締着固定しているので、各カバーの取付部が共用
されておらず多数のカバー体を用意して取付けねばなら
ない等の煩雑さや接続部等のメンテナンスの際に泥土の
付着を伴った締着手段によるカバーの取外しを行なうこ
とが困難である等の問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来の問題点を解決
するための本発明の作業機のカバー装置は、走行作業機
3の出力軸3sから作業機1の入力軸6aに接続部6s
を介して伝動するとともに、該接続部6aの上方及び側
方を下向きコ字状のカバー体で覆う作業機において、前
記カバー体を、作業機1側に固着されるベースカバー9
0と、該ベースカバーに接続部6aを覆うカバー91と
の着脱部分を、上記カバー91の取付側において上カバ
ー部91aの中央部と側カバー部91b,91bの下方
部とにそれぞれ内向きに突出する取付ピン9aと9b,
9bとを設け、ベースカバー90をその上辺92の頂部
92aの両側に斜辺部92bを介して側壁93を形成す
るとともに、上記頂部92aには取付ピン9aが差込係
合される係合孔9dを設け、側壁93には取付ピン9b
が前方側から嵌挿される誘導係止面9fと受面9gとを
有する係合孔9eを設け、更にカバー91の各取付ピン
9a,9b,9bとベースカバーの各係合孔9d,9
e,9eとを係合させたカバー91のセット状態におい
て、該カバー91の両側を押圧することにより側カバー
部91bの取付ピン9bの係合を解除してカバー91を
離脱できるように構成している。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。1は本発明に係る入力軸のカバー
装置9を有する耕耘装置(作業機)であり、ヒッチ30
にトップマスト10を介して着脱可能に装着されてい
る。上記耕耘装置1は、トップマスト10を有する機体
フレーム1aに耕耘爪を有するロータリ部1Rを回転駆
動可能に横向きに支持するととともに、その上方及び後
方をロータリカバー(メインカバー)4をリヤカバー5
で覆っている。そして図3に示すように、機体フレーム
1aの中央部には2本のツールバー11をトップマスト
10に設けたハンドル付の調節ネジ杆11aによって取
付高さを調節可能とするように枢支して後方に向けて突
出している。
【0007】そして上記2本のツールバー11の後端部
には施肥機或いは転輪等の他の作業機(不図示)を取付
支持可能な断面多角形(図面では4角形)の支持杆11
bを横向きに設けている。上記ロータリカバー4は、ロ
ータリ部1Rの上方を覆う天板カバー40をその両サイ
ドを覆う主サイドカバー41,41とを一体的に形成
し、機体フレーム1aの左右両端に垂下させて固定した
チェンケース(伝動ケース)42と支持板43(図8)
で形成される門型の枠内で互いの接合部を取付けてい
る。
【0008】そして、ロータリカバー4の天板カバー4
0の後端部にはリヤカバー5を回動可能に軸支するとと
もに、このリヤカバー5の両サイドを覆う副サイドカバ
ー45を上記主サイドカバー41の後端部に取付けて延
設している。上記耕耘装置1は、機体の中間部に前記ト
ップマスト10(図3)を固着するとともにチェンケー
ス42へ伝動する伝導ケース6(図4)を設置してお
り、この伝導ケース6の前部から継手部が形成された入
力軸6aを所定長さに突設し、この入力軸6aに走行機
体3の後部から自接継手を介して延出された出力軸3s
の端部に接続部6s設けて着脱可能に設けて連結するこ
とにより、ロータリ部1Rを回転伝動するように構成す
るとともに、上記接続部6aの上方及び側方を伝導ケー
ス6の前面に設けた後述するカバー装置9で覆ってい
る。
【0009】7はスタンド装置で、図2、図8で示され
るように支持板43の部分にスタンド作用姿勢と格納姿
勢とに切換可能に構成されており、側面視で上記支持板
43と略同形状に形成されたスタンド部70(図8)の
下部を、ロータリ軸4aを外方に延設して形成された枢
軸部4bに切換機構8を介して回動可能に支持されてい
る。
【0010】上記切換機構8はスタンド部70の支筒7
1に係合方向にスプリング72で付勢される係止ピン7
3の先端を、図8−Bに示す枢軸部4bに穿設した格納
凹部4cに係合させた位置においてはスタンド部70が
格納姿勢に維持されるとともに、上記係止ピン73を引
き抜いてスタンド部70を回動させてこの係止ピン73
を略90°ずらして穿設したスタンド凹部4dに係合さ
せると、このスタンド部70は図3に示すように他端部
に形成した接地部75を地面に接地状態に固定すること
ができる。
【0011】この状態において耕耘装置1を前記出力軸
3sと伝動ケース6より突出している入力軸6aを接続
部6sから分離させて、走行機体3のヒッチ30(図
3)から外したとき、ロータリ部1Rが接地することに
伴ってロータリ部1Rとスタンド部70の両者で耕耘装
置1を安定よく立姿勢に維持することができるように構
成している。
【0012】また、上記接続部6sの上方及び両側方は
耕耘装置1の伝導ケース6に固着したベースカバー90
(図4〜7)に対し着脱可能に取着されるカバー91か
らなる下向きコ字状のカバー装置9で開閉可能に覆われ
ている。即ち、上記ベースカバー90はその上辺92の
頂部92aの両側に下り傾斜させた斜辺部92bと垂下
形成させた側壁93とを一体的に、肉厚な剛性を有する
板状体で構成している。他方、カバー91は上カバー9
1aの両側に一体的に垂下させた側カバー91bとによ
り断面コ字状に形成し、その前方への突出長さは図4に
示すように前接続部6sを覆う長さとし、肉薄な可撓性
を有する板状体で構成している。
【0013】そして、上記カバー91の上カバー91a
の中央部及び側カバー91bの下端部には、カバー内方
に所定長さに突出する取付ピン9aと9b,9bをそれ
ぞれ嵌挿させる係合孔9dと9e,9e(切欠き部)と
が開設されて、ベースカバー90とカバー91との係合
セット状態においては、頂部92aの両側に上カバー9
1aと斜辺部92bとの間にセット間隙sを形成するよ
うにしている。
【0014】また、上記中央の係合孔9dは丸孔形状で
取付ピン9aを差込み係合するようにしているが、両側
の係合孔9e,9eは図6に示すように前方に向けて上
下方向に拡開する誘導係止面9fと、受面9gとを形成
されて、カバー91の中央に設けた取付ピン9aをベー
スカバー91の係合孔9dに係合させた状態においてこ
の取付ピン9aを支点として矢印方向にカバー91を回
動させると、他の取付ピン9b,9bは上記誘導係止面
9fと係合孔9eで形成される下向きの凸部9h部分で
抜け止めを行なわれながら、良好に係合されてカバーの
セット状態を形成することができる。
【0015】尚、上記セット状態においては、カバー9
1自体の弾性力によって変形し、凸部9hを乗り越えた
状態で係合孔9eに押接して係合状態となるので、機体
の振動等によるガタつきを防止し、これに伴い騒音等の
発生をネジ止め等の締着機構を用いることなく、簡単な
嵌め込み手段によって良好に抑制することができる。以
上のように構成したので、耕耘装置1の接続部6s(図
4)は、カバー装置9によってその周囲を良好に覆うこ
とができ、耕耘作業を円滑に行なうことができる。
【0016】また、耕耘装置1の離脱時等又は接続部6
sのメンテナンスを要する場合等において、カバー91
をベースカバー90から取外したいときは、図5に示す
ようにカバー91の両側を上方から押圧しながら係合ピ
ン9aを支点とし、セット方向とは逆向きに回動さるせ
と、取付ピン9b,9bはカバー91の上辺91aがセ
ット間隙s内でカバー自体の弾力性に抗して変形するの
で、その変形分、取付ピン9b,9bは下動(図6参
照)して前記凸部9hより外れ、これをを乗り越えて係
合孔9e,9eとの係合を解除することができる。
【0017】次いで、取付ピン9aを係合孔9dとの差
込係合を解くことにより、カバー91をワンタッチ状に
簡単に取外すことができる。このように構成されたカバ
ー装置9は、走行機体3との接続部の異なる状況毎に長
さの異なる数種のカバーと着脱交換することができ、簡
単なセット部(連結部)の構成をもって廉価に製作する
ことができる。
【0018】
【発明の効果】本発明は上記のように構成したことによ
り以下の効果を奏する。請求項1の発明により、ベース
カバー90に形成された係合孔9d,9e,9eに取付
ピン9a,9b,9bを介して係合状態に組付けセット
されたカバー91は、所定長さに形成されて作業機1の
入力軸6a及び接続部6sを騒音等を防止した状態で良
好に覆うことができる。そしてこのカバー91を取外し
たいときは、このカバー91の両側は押圧することによ
り取付ピン9b,9bと係合孔9e,9eとの係合を解
除することができて簡単に取外すことができる。
【0019】またカバー91の着脱を在来のもののよう
に締着手段を設けない簡単な構成で行なうことができる
ので、入力軸6aの長さの異なる作業機において、取付
部の構成を共通化させながらカバー91を変えるだけで
良好に覆うことができるカバー装置を簡単な構成で提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】トラクタの後部に耕耘装置を装着した状態を示
す側面図である。
【図2】図1の耕耘装置を取外した状態を示す左側面図
である。
【図3】図2の右側面図である。
【図4】入力軸の連結部分に設けたカバー装置の取付状
態を示す側面図である。
【図5】図4のカバー装置の正面図である。
【図6】カバー装置の作用を示す側面図である。
【図7】カバー装置を構成するカバーの斜視図である。
【図8】(A)はスタンド装置の正断面図、(B)はス
タンド装置の取付基部の側面図であり、(C)は(B)
のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 耕耘装置(作業機) 3 走行作
業機(トラクタ) 3s 出力軸 6 伝導ケ
ース 9 カバー装置 9a,9b 取付ピ
ン 9d,9e 係合孔 9f 誘導
係止面 9g 受面 90 ベー
スカバー 91 カバー 92 上辺 92a 頂部 93 側壁 91b 側カバー部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行作業機3の出力軸3sから作業機1
    の入力軸6aに接続部6sを介して伝動するとともに、
    該接続部6aの上方及び側方を下向きコ字状のカバー体
    で覆う作業機において、 前記カバー体を、作業機1側に固着されるベースカバー
    90と、該ベースカバーに接続部6aを覆うカバー91
    との着脱部分を、上記カバー91の取付側において上カ
    バー部91aの中央部と側カバー部91b,91bの下
    方部とにそれぞれ内向きに突出する取付ピン9aと9
    b,9bとを設け、ベースカバー90をその上辺92の
    頂部92aの両側に斜辺部92bを介して側壁93を形
    成するとともに、上記頂部92aには取付ピン9aが差
    込係合される係合孔9dを設け、側壁93には取付ピン
    9bが前方側から嵌挿される誘導係止面9fと受面9g
    とを有する係合孔9eを設け、更にカバー91の各取付
    ピン9a,9b,9bとベースカバーの各係合孔9d,
    9e,9eとを係合させたカバー91のセット状態にお
    いて、該カバー91の両側を押圧することにより側カバ
    ー部91bの取付ピン9bの係合を解除してカバー91
    を離脱できるように構成したことを特徴とする作業機の
    カバー装置。
JP8085395A 1996-04-08 1996-04-08 作業機のカバー装置 Pending JPH09271209A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8085395A JPH09271209A (ja) 1996-04-08 1996-04-08 作業機のカバー装置

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JP8085395A JPH09271209A (ja) 1996-04-08 1996-04-08 作業機のカバー装置

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JP8085395A Pending JPH09271209A (ja) 1996-04-08 1996-04-08 作業機のカバー装置

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JP (1) JPH09271209A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010124785A (ja) * 2008-11-28 2010-06-10 Iseki & Co Ltd トラクタの作業機連結装置
JP2014207870A (ja) * 2013-04-16 2014-11-06 松山株式会社 農作業機
JP2015221008A (ja) * 2014-05-22 2015-12-10 松山株式会社 農作業機

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JP2014207870A (ja) * 2013-04-16 2014-11-06 松山株式会社 農作業機
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