JP2014207870A - 農作業機 - Google Patents

農作業機 Download PDF

Info

Publication number
JP2014207870A
JP2014207870A JP2013085838A JP2013085838A JP2014207870A JP 2014207870 A JP2014207870 A JP 2014207870A JP 2013085838 A JP2013085838 A JP 2013085838A JP 2013085838 A JP2013085838 A JP 2013085838A JP 2014207870 A JP2014207870 A JP 2014207870A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
input shaft
joint
quick coupler
work
connecting portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013085838A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6215561B2 (ja
Inventor
村山 生夫
Ikuo Murayama
生夫 村山
博之 依田
Hiroyuki Yoda
博之 依田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Matsuyama Plow Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Matsuyama Plow Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsuyama Plow Manufacturing Co Ltd filed Critical Matsuyama Plow Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2013085838A priority Critical patent/JP6215561B2/ja
Publication of JP2014207870A publication Critical patent/JP2014207870A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6215561B2 publication Critical patent/JP6215561B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01BSOIL WORKING IN AGRICULTURE OR FORESTRY; PARTS, DETAILS, OR ACCESSORIES OF AGRICULTURAL MACHINES OR IMPLEMENTS, IN GENERAL
    • A01B59/00Devices specially adapted for connection between animals or tractors and agricultural machines or implements
    • A01B59/04Devices specially adapted for connection between animals or tractors and agricultural machines or implements for machines pulled or pushed by a tractor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01BSOIL WORKING IN AGRICULTURE OR FORESTRY; PARTS, DETAILS, OR ACCESSORIES OF AGRICULTURAL MACHINES OR IMPLEMENTS, IN GENERAL
    • A01B71/00Construction or arrangement of setting or adjusting mechanisms, of implement or tool drive or of power take-off; Means for protecting parts against dust, or the like; Adapting machine elements to or for agricultural purposes
    • A01B71/02Setting or adjusting mechanisms

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Soil Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Agricultural Machines (AREA)
  • Zoology (AREA)

Abstract

【課題】クイックカプラで支持したジョイントの入力軸接続部に土が付着するのを防止できる農作業機を提供する。
【解決手段】農作業機30は、トラクタ21の3点リンクヒッチ部23にクイックカプラ31を介して連結可能な機体62を備える。機体62は、ジョイント32の入力軸接続部33を支持したクイックカプラ31に連結可能な3点連結部61を有する。機体62には、前作業体73、後作業体74および鎮圧輪85を設ける。機体62のフレーム部68には、前作業体73側からの土が入力軸接続部33側に向かうことを防止する防止手段91を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、走行車に装着したクイックカプラに連結可能な農作業機に関するものである。
従来から、走行車であるトラクタの3点リンクヒッチ部(作業機昇降支持装置)への農作業機の連結を容易にするための装置として、クイックカプラ(オートヒッチ装置)が知られている(例えば特許文献1参照)。
例えば図8には、農作業機であるロータリ作業機1の3点連結部2がトラクタ3の後部の3点リンクヒッチ部4にクイックカプラ5を介して連結された状態が示されている。
このクイックカプラ5は、「4セットカプラ」と呼ばれるもので、トラクタ3の3点リンクヒッチ部4に予め装着され、かつ、トラクタ3のPTO軸6からの動力を伝達する動力伝達用のジョイント(ユニバーサルジョイント)7の入力軸接続部8を支持している。
そして、ロータリ作業機1をトラクタ3へ連結する際には、トラクタ3をバック走行によりロータリ作業機1に接近させた後、トラクタ3の3点リンクヒッチ部4を油圧装置で上昇させると、ロータリ作業機1の3点連結部2がクイックカプラ5の上部フック部5aおよび左右の下部フック部5bに係合連結されると同時に、ロータリ作業機1の入力軸10がジョイント7の入力軸接続部8に挿入接続される。
このため、作業時においては、トラクタ3のPTO軸6から出力された動力がジョイント7を介して入力軸10に入力され、この入力軸10の回転に応じてロータリ作業機1の耕耘体11が回転して耕耘作業をし、この耕耘体11の後方で整地体12が整地作業をする。
ところで、トラクタ3に装着したクイックカプラ5に連結可能な農作業機のなかに、上記のロータリ作業機1とは異なり、トラクタのPTO軸側からの動力を必要とせず、入力軸を有していない非駆動式の農作業機がある。
すなわち、そのような非駆動式の農作業機として、例えば特許文献2に記載された圃場作業機が知られている。
そして、この従来の圃場作業機は、トラクタに装着したクイックカプラに連結可能な3点連結部を有する機体と、この機体に設けられ、心土破砕作業等の農作業をする発土板等の作業体とを備えている。
特開平8−98605号公報 特開2001−299009号公報
しかしながら、上記従来の圃場作業機(農作業機)では、トラクタに装着されかつジョイントの入力軸接続部を支持したクイックカプラに対してその圃場作業機を連結して作業を行うと、作業体側からの土が、クイックカプラにて支持されたジョイントの入力軸接続部に掛かって付着する場合がある。
このような場合、作業者は、例えば圃場作業機をトラクタから取り外し、それに代えてロータリ作業機等の駆動式の農作業機を連結する際に、ジョイントの入力軸接続部の付着土を手作業で除去しなければならない。
なお、トラクタのPTO軸側からの動力を必要としない場合において、ジョイントを取り外すことも可能ではあるが、ジョイントは重量物(例えば約20kg)であり、その取り外し作業も容易ではない。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、クイックカプラにて支持されたジョイントの入力軸接続部に土が付着するのを防止できる農作業機を提供することを目的とする。
請求項1記載の農作業機は、走行車の3点リンクヒッチ部に装着されかつ動力伝達用のジョイントの入力軸接続部を支持したクイックカプラに連結可能な農作業機であって、前記クイックカプラに連結可能な3点連結部を有する機体と、この機体に設けられ、農作業をする作業体と、この作業体側からの土が前記入力軸接続部側に向かうことを防止する防止手段とを備えるものである。
請求項2記載の農作業機は、請求項1記載の農作業機において、防止手段は、機体の3点連結部がクイックカプラに連結された状態時にジョイントの入力軸接続部を覆う防止部材にて構成されているものである。
請求項3記載の農作業機は、請求項2記載の農作業機において、防止部材は、機体のフレーム部に設けられ、前記機体の3点連結部がクイックカプラに連結された状態時にジョイントの入力軸接続部の少なくとも後方部を覆うように位置するものである。
請求項4記載の農作業機は、請求項3記載の農作業機において、防止部材は、左右方向に沿った板状に形成されているものである。
請求項5記載の農作業機は、請求項3記載の農作業機において、防止部材は、前方に向かって開口する箱状に形成されているものである。
本発明によれば、作業体側からの土がジョイントの入力軸接続部側に向かうことを防止する防止手段を備えるため、クイックカプラにて支持されたジョイントの入力軸接続部に土が付着するのを防止できる。
本発明の一実施の形態に係る農作業機の側面図である。 同上農作業機の正面図である。 同上農作業機の斜視図である。 同上農作業機の部分側面図である。 同上農作業機のクイックカプラの後面図である。 本発明の他の実施の形態に係る農作業機の部分側面図である。 同上農作業機の部分正面図である。 トラクタにクイックカプラを介してロータリ作業機を連結した状態を示す側面図である。
本発明の一実施の形態について図1ないし図5を参照して説明する。
図中の21は、走行車であるトラクタで、このトラクタ21は、先端側(後端側)がタイヤ22よりも後方に位置する3点リンクヒッチ部(作業機昇降支持装置)23を後部に備えている。
3点リンクヒッチ部23は、基端側を中心として先端側が昇降するように上下回動可能な1本のトップリンク24と、基端側を中心として先端側が昇降するように上下回動可能な左右1対で2本のロワーリンク25とを有している。なお、これら3本のリンク24,25は、油圧装置(図示せず)の作動によって上下回動する。
そして、トラクタ21の後部の3点リンクヒッチ部23には、トラクタ21への農作業機30の連結を容易にするためのクイックカプラ(オートヒッチ装置)31が脱着可能に装着されている。
クイックカプラ31は、図1、図4および図5等に示されるように、トラクタ21の3点リンクヒッチ部23に装着されかつ動力伝達用のジョイント(ユニバーサルジョイント)32の入力軸接続部33を支持するものである。
つまり、クイックカプラ31は、「4セットカプラ」と呼ばれるもので、トラクタ21の3点リンクヒッチ部23に予め装着され、かつ、トラクタ21のPTO軸26からの動力を伝達するジョイント32の後端部の入力軸接続部33を支持している。
ここで、クイックカプラ31は、略三角形状をなすフレーム部36を備えている。フレーム部36の上部には、農作業機30の上部ピン64と係脱可能に係合する上部フック部37が設けられている。フレーム部36の下部の左右両側には、農作業機30の下部ピン66と係脱可能に係合する下部フック部38が設けられている。
また、フレーム部36の下部の中央部には、互いに離間対向する左右1対の支持板39にて構成された支持部40が設けられ、この支持部40によってジョイント32の入力軸接続部33が支持されている。
さらに、フレーム部36には、下部フック部38の凹部分38a内からの下部ピン66の抜け出しを規制するロック状態および下部フック部38の凹部分38a内からの下部ピン66の抜け出しを許容するロック解除状態となるピンロック41が回動可能に設けられている。このピンロック41は、操作レバー42の操作によってロック状態およびロック解除状態に選択的に切り換えられる。
ジョイント32は、図1、図4および図5等に示されるように、軸方向に伸縮可能な軸状の動力伝達手段である。この軸状のジョイント32は、軸方向一端部である後端部に短円柱状の入力軸接続部33を備えている。
入力軸接続部33は、両端面が開口した円筒状の筒状部材46と、この筒状部材46の外周側に固着されたコ字状の左右1対の軸取付部材47と、この各軸取付部材47に取り付けられクイックカプラ31の支持板39にて支持された左右方向の軸部材48と、筒状部材46の内周側にベアリング49を介して回転可能に設けられた入力軸接続部材50とを有している。
この入力軸接続部材50には、トラクタ21のPTO軸26側からの動力を必要とする駆動式の農作業機、すなわち例えば図8に示すロータリ作業機1が有しているスプライン軸状の入力軸10が嵌脱可能に挿入接続されるスプライン孔状の接続用孔部51が形成されている。
なお、農作業機30は、トラクタ21のPTO軸26側からの動力を必要としない非駆動式のものであり、入力軸接続部材50の接続用孔部(入力軸嵌合孔部)51に接続可能な入力軸を有していない。
また、ジョイント32は、軸方向他端部である前端部にPTO軸接続部52を備え、このPTO軸接続部52は軸接続部材53にて構成され、この軸接続部材53にトラクタ21のPTO軸26が解除可能に接続されている。この軸接続部材53は、インナーシャフトおよびアウターシャフト等からなる伸縮可能でかつ屈曲可能な伝動シャフト部55を介して入力軸接続部材50に接続されている。この伝動シャフト部55は、円筒状の安全カバー56にて覆われている。なお、ジョイント32の重量は例えば約20kgである。
農作業機30は、図1ないし図3等に示されるように、トラクタ21の3点リンクヒッチ部23に装着されかつジョイント32の入力軸接続部33を支持したクイックカプラ31に連結可能な牽引作業機である。そして、この農作業機30は、クイックカプラ31を介してトラクタ21に連結された状態でトラクタ21の前進走行により圃場を前方(進行方向)に移動しながら、農作業である耕耘作業をする。
農作業機30は、クイックカプラ31に連結可能でかつその連結を解除可能な3点連結部61を前部に有する機体62を備えている。
3点連結部61は、上部支持板63と、この上部支持板63に取り付けられクイックカプラ31の上部フック部37と係脱可能に係合する上部ピン64と、左右の下部支持板65と、この各下部支持板65に取り付けられクイックカプラ31の下部フック部38と係脱可能に係合する下部ピン66とを有している。
また、機体62は、円筒状のヒッチパイプ67からなる左右方向長手状のフレーム部68を有し、このフレーム部68の左右両側に下部支持板65が取り付けられ、これら両下部支持板65には逆V字状の取付ヒッチ69の下端部が固定連結されている。さらに、機体62は、前後に互いに離間対向する左右方向長手状の前フレーム部71および後フレーム部72を有している。
前フレーム部71には、農作業である耕耘作業(粗起し作業)をする複数(例えば3つ)の作業体である前作業体73が左右方向に間隔をおいて並設されている。同様に、後フレーム部72には、農作業である耕耘作業(粗起し作業)をする複数(例えば3つ)の後作業体74が左右方向に間隔をおいて並設されている。
前作業体73は、圃場の土中に所定深さで挿入された状態で前方に移動しながら、圃場の土を切削して持ち上げて左右いずれか一側方(例えば左側方)へ反転放てきするものである。
この前作業体73は、上端部が前フレーム部71に取り付けられた上下方向長手状で湾曲状の支持アーム76を有している。支持アーム76の下端部には、圃場の土を切削して持ち上げる板状のチゼル77が設けられている。支持アーム76の下部には、チゼル77からの土および自ら切削した土を圃場面上方まで持ち上げて左側方へ反転放てきする板状の反転板78が設けられている。また、支持アーム76の下端部には、圃場の土を切削する板状のウイング79が設けられている。
後作業体74は、圃場の土中に所定深さで挿入された状態で前方に移動しながら、圃場の土を切削して持ち上げて左右いずれか他側方(例えば右側方)へ反転放てきするものである。
この後作業体74は、上端部が後フレーム部72に取り付けられた上下方向長手状で湾曲状の支持アーム81を有している。支持アーム81の下端部には、圃場の土を切削して持ち上げる板状のチゼル82が設けられている。支持アーム81の下部には、チゼル82からの土および自ら切削した土を圃場面上方まで持ち上げて右側方へ反転放てきする板状の反転板83が設けられている。また、支持アーム81の下端部には、圃場の土を切削する板状のウイング84が設けられている。
また、機体62の後端部には、複数の後作業体74の後方で、圃場から受ける力で回転しながら鎮圧作業をする鎮圧輪85が回転可能に設けられている。この鎮圧輪85は、左右方向に間隔をおいて並んだ複数の支持板86と、これら複数の支持板86にて支持された左右方向長手状の複数の鎮圧棒87とを有している。
また一方、農作業機30は、図1ないし図4に示されるように、機体62にジョイント32の入力軸接続部33の少なくとも後方部を覆うように設けられ、農作業である耕耘作業の際に前作業体73側からの土(前作業体73によって跳ね上げられた土)がジョイント32の入力軸接続部33側に向かうことを防止する防止手段91を備えている。
防止手段91は、機体62の3点連結部61のピン64,66がクイックカプラ31のフック部37,38に連結された状態時に、クイックカプラ31の支持部40によって支持されたジョイント32の入力軸接続部33を覆う金属製の1つの防止部材92のみで構成されている。
そして、防止部材92は、機体62のフレーム部68の左右方向中央部上側に固定的に立設され、機体62の3点連結部61がクイックカプラ31に連結された状態時にはジョイント32の入力軸接続部33の少なくとも後方部を覆うように位置する。
ここで、土飛び防止部材である防止部材92は、前作業体73側からの土が入力軸接続部33側に向かって飛散するのを防止するもので、例えば左右方向に沿った矩形板状に形成され、その下端部が機体62のフレーム部68に溶接等により固着されている。
この防止部材92は、鉛直状に位置する第1板部93と、この第1板部93の上端部に一体に連設され前上がり傾斜状に位置する第2板部94とにて構成されている。
そして、図4から明らかなように、機体62の3点連結部61がクイックカプラ31に連結された状態時には、防止部材92は、ジョイント32の入力軸接続部33の後方近接位置にこの入力軸接続部33の後面と対向して位置している。
このため、前作業体73側からの土は、防止部材92に当たり、ジョイント32の入力軸接続部33側へは飛散せず、入力軸接続部33の接続用孔部51内に入り込まない。なお、防止部材92は、入力軸接続部33の後面全体を覆う大きさのものであり、その縦寸法および横寸法は入力軸接続部33の外径寸法よりも大きい。
次に、農作業機30の作用等を説明する。
まず、農作業機30をクイックカプラ31を介してトラクタ21の3点リンクヒッチ部23へ連結する際には、トラクタ21をバック走行により農作業機30に接近させた後、3点リンクヒッチ部23を油圧装置で上昇させると、農作業機30の3点連結部61のピン64,66がクイックカプラ31のフック部37,38に係合連結されるとともに、ジョイント32の入力軸接続部33の後方部が防止部材92にて覆われる。
そして、農作業機30による作業の際には、圃場において、トラクタ21の前進走行により農作業機30を前方に移動させると、作業体73,74が耕耘作業をし、その後方で鎮圧輪85が鎮圧作業をする。
このとき、前作業体73によって反転放てきされた土の一部が、ジョイント32の入力軸接続部33側へ向かおうとするが、その土は、防止手段91である防止部材92に当たって飛び方向が変わる。その結果、前作業体73側からの土は、ジョイント32の入力軸接続部33の接続用孔部51内に入り込むことがない。
そして、このような農作業機30によれば、前作業体73側からの土がジョイント32の入力軸接続部33側に向かうことを防止する防止手段91を備えるため、前作業体73側からの土が入力軸接続部33に掛からず、クイックカプラ31にて支持されたジョイント32の入力軸接続部33の接続用孔部51に土が入り込んで付着するのを防止できる。よって、作業者は、重いジョイント32を取り外す必要もなく、また駆動式の農作業機を連結する際に接続用孔部51内の付着土を除去する必要もなく、作業者の負担を軽減できる。
また、防止手段91は、機体62の3点連結部61がクイックカプラ31に連結された状態時にジョイント32の入力軸接続部33を覆う板状の防止部材92にて構成されているため、きわめて簡単な構成であるにも拘わらず、前作業体73側からの土がジョイント32の入力軸接続部33側に向かうことを適切に防止でき、ジョイント32の入力軸接続部33の接続用孔部51に土が入り込んで付着するのを適切に防止できる。
なお、農作業機30の防止部材(土飛び防止部材)92は、左右方向に沿った板状に形成されたものには限定されず、例えば図6および図7に示すように、前方に向かって開口する箱状に形成されたものでもよい。
この箱状の防止部材92は、例えば前面が開口しかつ後面が閉鎖した円筒状に形成され、その下端部が機体62のフレーム部68に溶接等により固着されている。
つまり、この防止部材92は、外径寸法が入力軸接続部33の外径寸法よりも大きな円筒状の筒状部101と、この筒状部101の後端部に固設された円板状の板状部102とを有している。
そして、機体62の3点連結部61がクイックカプラ31に連結された状態時には、防止部材92は、ジョイント32の入力軸接続部33の後方部とこの入力軸接続部33の後端部外周面の周囲部とを覆うように位置する。
すなわち、図6に示されるように、ジョイント32の入力軸接続部33の後端部が、箱状の防止部材92内に挿入されて収納される。このため、この箱状の防止部材92によって、前作業体73側からの土がジョイント32の入力軸接続部33の接続用孔部51に入り込んで付着するのをより一層適切に防止できる。
なお、箱状の防止部材92は、円筒状には限定されず、例えば四角筒状等の角筒状でもよく、また、板状の防止部材92も、矩形板状には限定されず、例えば円形板状等でもよい。
また、いずれの実施の形態においても、防止部材92が農作業機側の機体62に固着された構成について説明したが、例えば防止部材92が機体62に脱着可能に設けられた構成や、防止部材92が機体62に位置調整可能に設けられた構成等でもよい。
さらに、防止部材92の材質は、金属には限定されず、例えば合成ゴム或いは合成樹脂等でもよい。
また、農作業機30の作業体は、土作業をする前作業体73には限定されず、土をジョイント32の入力軸接続部33側に向けて飛ばすようなものであれば、その種類は問わず、例えば心土破砕作業をするサブソイラ等でもよい。
21 走行車であるトラクタ
23 3点リンクヒッチ部
30 農作業機
31 クイックカプラ
32 ジョイント
33 入力軸接続部
61 3点連結部
62 機体
68 フレーム部
73 作業体である前作業体
91 防止手段
92 防止部材

Claims (5)

  1. 走行車の3点リンクヒッチ部に装着されかつ動力伝達用のジョイントの入力軸接続部を支持したクイックカプラに連結可能な農作業機であって、
    前記クイックカプラに連結可能な3点連結部を有する機体と、
    この機体に設けられ、農作業をする作業体と、
    この作業体側からの土が前記入力軸接続部側に向かうことを防止する防止手段と
    を備えることを特徴とする農作業機。
  2. 防止手段は、機体の3点連結部がクイックカプラに連結された状態時にジョイントの入力軸接続部を覆う防止部材にて構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の農作業機。
  3. 防止部材は、機体のフレーム部に設けられ、前記機体の3点連結部がクイックカプラに連結された状態時にジョイントの入力軸接続部の少なくとも後方部を覆うように位置する
    ことを特徴とする請求項2記載の農作業機。
  4. 防止部材は、左右方向に沿った板状に形成されている
    ことを特徴とする請求項3記載の農作業機。
  5. 防止部材は、前方に向かって開口する箱状に形成されている
    ことを特徴とする請求項3記載の農作業機。
JP2013085838A 2013-04-16 2013-04-16 農作業機 Active JP6215561B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013085838A JP6215561B2 (ja) 2013-04-16 2013-04-16 農作業機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013085838A JP6215561B2 (ja) 2013-04-16 2013-04-16 農作業機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014207870A true JP2014207870A (ja) 2014-11-06
JP6215561B2 JP6215561B2 (ja) 2017-10-18

Family

ID=51902629

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013085838A Active JP6215561B2 (ja) 2013-04-16 2013-04-16 農作業機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6215561B2 (ja)

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50138721U (ja) * 1974-05-04 1975-11-14
JPS5663627U (ja) * 1979-10-22 1981-05-28
JPS6485003A (en) * 1987-09-26 1989-03-30 Matsuyama Kk Device for transmitting power of tractor to working machine
JPH0898605A (ja) * 1994-10-03 1996-04-16 Iseki & Co Ltd トラクタのクイックヒッチ装置
JPH09271209A (ja) * 1996-04-08 1997-10-21 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 作業機のカバー装置
JP2004050948A (ja) * 2002-07-19 2004-02-19 Seirei Ind Co Ltd 乗用作業車の動力取出機構
JP2005006518A (ja) * 2003-06-17 2005-01-13 Matsuyama Plow Mfg Co Ltd オートヒッチ装置
JP2006158285A (ja) * 2004-12-07 2006-06-22 Yanmar Co Ltd 作業機取付装置
JP2007230305A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Iseki & Co Ltd 作業車のガードフレーム
JP2010094038A (ja) * 2008-10-14 2010-04-30 Sugano Farm Mach Mfg Co Ltd 粗耕起作業機
US20120151892A1 (en) * 2010-12-08 2012-06-21 Agco Corporation Swivel drawbar hitch

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50138721U (ja) * 1974-05-04 1975-11-14
JPS5663627U (ja) * 1979-10-22 1981-05-28
JPS6485003A (en) * 1987-09-26 1989-03-30 Matsuyama Kk Device for transmitting power of tractor to working machine
JPH0898605A (ja) * 1994-10-03 1996-04-16 Iseki & Co Ltd トラクタのクイックヒッチ装置
JPH09271209A (ja) * 1996-04-08 1997-10-21 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 作業機のカバー装置
JP2004050948A (ja) * 2002-07-19 2004-02-19 Seirei Ind Co Ltd 乗用作業車の動力取出機構
JP2005006518A (ja) * 2003-06-17 2005-01-13 Matsuyama Plow Mfg Co Ltd オートヒッチ装置
JP2006158285A (ja) * 2004-12-07 2006-06-22 Yanmar Co Ltd 作業機取付装置
JP2007230305A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Iseki & Co Ltd 作業車のガードフレーム
JP2010094038A (ja) * 2008-10-14 2010-04-30 Sugano Farm Mach Mfg Co Ltd 粗耕起作業機
US20120151892A1 (en) * 2010-12-08 2012-06-21 Agco Corporation Swivel drawbar hitch

Also Published As

Publication number Publication date
JP6215561B2 (ja) 2017-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5961465B2 (ja) 連結装置
US3115190A (en) Rotary tiller
JP6215561B2 (ja) 農作業機
JP6320168B2 (ja) 農作業機
JP6204754B2 (ja) 農作業機
JP4360200B2 (ja) 移動農機の薬剤散布装置
US11691468B2 (en) Equal angle hitch
JP6782960B2 (ja) スタンド装置
JP5054415B2 (ja) 動力取出し部を有した砕土作業機
JP6151066B2 (ja) 農作業機
KR102304887B1 (ko) 트랙터 엔진 탈거용 지지장치
JP2013063078A (ja) 農作業機
JP3540707B2 (ja) 農作業機
JP6851612B2 (ja) 農作業機
JP2010239875A (ja) コルター装置
JP5094160B2 (ja) 農作業機
JP6320175B2 (ja) 農作業機
JP5737800B2 (ja) 農作業機
JP4133661B2 (ja) 農作業機
JP5890958B2 (ja) 農作業機
JP2016220649A (ja) 農作業機
JPH019361Y2 (ja)
JP2022167550A (ja) トラクタ
JP2018196366A (ja) 草刈作業機
JP2005087020A (ja) 部分深耕機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161019

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161207

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170524

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170817

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20170824

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170913

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170921

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6215561

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250