JP2005087020A - 部分深耕機 - Google Patents
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Abstract
【課題】適切な耕耘作業ができる部分深耕機を提供する。
【解決手段】部分深耕機1は、トラクタの走行により移動しながら圃場の深い位置の土まで耕耘するものである。部分深耕機1は、土を切削して持ち上げて反転放てきする土作業体41を備える。耕耘作業時には、土作業体41のうち圃場面上に位置する部分は、土作業体41の作業深さSの半分以上の地上高さ寸法Aを有する土逃し用空間部42に臨んで位置する。
【選択図】図1
【解決手段】部分深耕機1は、トラクタの走行により移動しながら圃場の深い位置の土まで耕耘するものである。部分深耕機1は、土を切削して持ち上げて反転放てきする土作業体41を備える。耕耘作業時には、土作業体41のうち圃場面上に位置する部分は、土作業体41の作業深さSの半分以上の地上高さ寸法Aを有する土逃し用空間部42に臨んで位置する。
【選択図】図1
Description
本発明は、適切な耕耘作業ができる部分深耕機に関するものである。
従来、走行車の走行により移動しながら圃場の深い位置の土まで耕耘する部分深耕機(チゼルプラウ)としては、例えば上端側が側方に向ってねじられた縦長状のねじり板にて構成された土作業体を備え、この土作業体で土を切削して持ち上げて側方に反転放てきするようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−322601号公報
しかしながら、上記従来の部分深耕機では、土作業体のうち圃場面上に位置する部分の前方の空間が狭いため、その狭い空間に切削土(土作業体にて圃場面上方まで持ち上げられた土)が詰まりやすく、適切な耕耘作業ができないおそれがある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、適切な耕耘作業ができる部分深耕機を提供することを目的とする。
請求項1記載の部分深耕機は、走行車の走行により移動しながら、圃場の深い位置の土まで耕耘する部分深耕機であって、土を切削して持ち上げて放てきする土作業体を備え、耕耘作業時には、前記土作業体のうち圃場面上に位置する部分は、前記土作業体の作業深さの半分以上の地上高さ寸法を有する土逃し用空間部に臨んで位置するものである。
そして、耕耘作業時に土作業体のうち圃場面上に位置する部分が土作業体の作業深さの半分以上の地上高さ寸法を有する土逃し用空間部に臨んで位置するため、切削土の詰まりが生じにくくなる。
請求項2記載の部分深耕機は、走行車の走行により移動しながら、圃場の深い位置の土まで耕耘する部分深耕機であって、走行車連結部を有する機枠と、この機枠に取り付けられ、中間部に前後方向にやや長手状の長手状部を有する連結体と、この連結体に取り付けられ、前記連結体から下方に向って突出した支持体と、この支持体に取り付けられ、土を切削して持ち上げて放てきする土作業体とを備え、耕耘作業時には、前記土作業体のうち圃場面上に位置する部分は、側面視で所定の縦横寸法を有する土逃し用空間部に臨んで位置し、前記土逃し用空間部の所定の縦寸法は、前記連結体の前記長手状部の下端と圃場面との距離であり、その縦寸法は前記土作業体の作業深さの半分以上の値であり、前記土逃し用空間部の所定の横寸法は、前記機枠の後端と前記支持体のうち前記土作業体より上方の部分の前端との距離であり、その横寸法は前記土作業体の作業深さの半分以上の値であるものである。
そして、耕耘作業時に土作業体のうち圃場面上に位置する部分が所定の縦横寸法を有する土逃し用空間部に臨んで位置するため、切削土の詰まりが生じにくくなる。
請求項3記載の部分深耕機は、請求項2記載の部分深耕機において、連結体の長手状部の下端部には、土切断刃部が形成されているものである。
そして、連結体の長手状部の下端部には土切断刃部が形成されているため、切削土の詰まりを効果的に防止することが可能となる。
請求項4記載の部分深耕機は、請求項2または3記載の部分深耕機において、連結体は、機枠に対して着脱可能となっており、前記機枠には、連結体に代えてサブソイラ用土破砕刃体を着脱可能に取り付けることが可能となっているものである。
そして、連結体に代えてサブソイラ用土破砕刃体を機枠に取り付けることができるため、部分深耕機とは別にサブソイラを用意する必要がない。
請求項1記載の部分深耕機によれば、耕耘作業時に土作業体のうち圃場面上に位置する部分が土作業体の作業深さの半分以上の地上高さ寸法を有する土逃し用空間部に臨んで位置するため、切削土の詰まりが生じにくく、適切な耕耘作業ができる。
請求項2記載の部分深耕機によれば、耕耘作業時に土作業体のうち圃場面上に位置する部分が所定の縦横寸法を有する土逃し用空間部に臨んで位置するため、切削土の詰まりが生じにくく、適切な耕耘作業ができる。
請求項3記載の部分深耕機によれば、連結体の長手状部の下端部には土切断刃部が形成されているため、切削土の詰まりを効果的に防止できる。
請求項4記載の部分深耕機によれば、連結体に代えてサブソイラ用土破砕刃体を機枠に取り付けることができるため、部分深耕機とは別にサブソイラを用意する必要がない。
本発明の部分深耕機の第1の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1および図2において、1は部分深耕機(チゼルプラウ)で、この部分深耕機1は、走行車であるトラクタ(図示せず)の後部に装着して使用する牽引式のものである。
そして、部分深耕機1は、トラクタの走行(牽引動作)により圃場を進行方向である前方に移動しながら、圃場の深い位置の土(例えば心土層の土である心土)まで耕耘する耕耘作業機である。
なお、部分深耕機1は、圃場の心土層および耕盤層を幅狭状に切削するとともにこの切削された土を圃場面(図示G)上方まで持ち上げてその圃場面上に反転放てきすることにより下層土と上層土とを混和させるもので、プラウの天地返しとサブソイラの心土破砕との両方の機能を発揮しうるものである。
部分深耕機1は、作業部振動式のもので、図示しないトラクタの後部の3点リンク部(作業機昇降支持装置)に連結された機枠2を備えている。
機枠2は、固定枠部3を有し、この固定枠部3には走行車連結部であるトラクタ連結部4が設けられている。トラクタ連結部4には、トラクタの3点リンク部が連結されている。なお、機枠2のトラクタ連結部4は、トップピン5を有するトップマスト6と、ロワピン7を有する左右一対のロワアーム8とにて構成されている。
また、固定枠部3には、トラクタ側からの動力を入力する前後方向の入力軸10が回転可能に設けられている。入力軸10には、トラクタのPTO軸がユニバーサルジョイントおよび伝動シャフト等を介して接続されている。
さらに、固定枠部3には、コルター11およびゲージ輪12がそれぞれ回転可能に設けられている。なお、ゲージ輪12は、高さ調節手段13のハンドル部14の操作により高さ調節可能となっている。
また、固定枠部3には、前後方向に長手状の振動フレーム部16が左右方向の軸17を介して上下回動可能に設けられている。そして、振動フレーム部16は、耕耘作業時には、入力軸10からの動力を伝動手段18を介して受けて軸17を中心に上下回動することにより振動する。
そして、機枠2の振動フレーム部16の後端部には、側面視で下方に向って略凹状をなす略板状の連結体(連結枠)21の前部が着脱可能に取り付けられている。連結体21は、中間部に前後方向にやや長手状で垂直面に沿った略矩形板状の長手状部23を有し、この長手状部23の下端部には先細状の土切断刃部24が一体に形成されている(図3参照)。
なお、連結体21は機枠2の振動フレーム部16に対して着脱可能となっており、その機枠2の振動フレーム部16には連結体21に代えてサブソイラ用土破砕刃体25を着脱可能に取り付けることが可能となっている。
また、連結体21の後部には、上下方向に長手状で略下半部が湾曲した略板状の支持体(ビーム)31の上端部が着脱可能に取り付けられ、この支持体31は連結体21の後部から下方に向って突出しており、耕耘作業時には支持体31の略下半部が土中を移動する。
支持体31の下端部には、圃場の土を切削して持ち上げる金属製の先端切削板であるチゼル(先金)32が取り付けられているとともに、破砕効果を上げるためのウイング33が取り付けられている。
また、支持体31の下部には、チゼル32からの土を受け入れて圃場面近傍まで持ち上げるとともに自らも圃場の土を切削して圃場面近傍まで持ち上げる略矩形板状の合成樹脂製の第1土作業体である切削板36が支持部材37を介して取り付けられている。切削板36は、支持体31に対応して湾曲した上下方向に長手状のもので、支持体31の前縁に略沿って配設されている。
さらに、支持体31の上部には、切削板36からの土を受け入れて圃場面上方まで持ち上げて左右いずれか一側方に反転放てきする略団扇状の合成樹脂製の第2土作業体である反転板38が支持部材39を介して取り付けられている。反転板38は、進行方向に対して一側方に傾斜した状態で支持体31の前縁に略沿って配設されている。なお図示しないが、反転板38は、側方に傾斜せず、進行方向を向いた状態に配設したものでもよい。
ここで、これら上下2分割され異なる方向を向いた2枚の板、すなわち例えば互いに上下に隣接した切削板36および反転板38にて、振動フレーム部16とともに振動しながら、チゼル32からの土を受け入れて持ち上げて側方に反転放てきするとともに圃場の土を切削して持ち上げて側方に反転放てきする縦長板状の合成樹脂製の土作業体(土作業板)41が構成されており、この土作業体41は支持部材37,39を介して支持体31にこの支持体31の前縁に沿うようにして取り付けられている。
そして、耕耘作業時には、土作業体41のうち圃場面上に位置する部分(例えば反転板38の略全体)は、土作業体41の作業深さSの半分以上の地上高さ寸法Aを有する土逃し用空間部42に臨んで位置する。すなわち例えば、部分深耕機1による耕耘作業時には、土作業体41のうち圃場面上に位置する部分は、側面視で所定の縦横寸法A,Bを有する土逃し用空間部42に臨んで位置する。
土逃し用空間部42の所定の縦寸法(地上高さ寸法である上下方向の寸法)Aは、連結体21の長手状部23の下端と圃場面との距離であり、その縦寸法Aは土作業体41の作業深さSの半分以上の値である。また、土逃し用空間部42の所定の横寸法(前後方向の寸法)Bは、機枠2の振動フレーム部16の後端と支持体31のうち土作業体41より上方の部分の前端との距離であり、その横寸法Bは土作業体41の作業深さSの半分以上の値である。
なお、所定の縦横寸法A,Bは、いずれも作業深さSの半分以上の値であることが条件であるが、作業深さSと同一の寸法が最も好ましい。所定の縦横寸法A,Bが作業深さSの半分未満になると切削土の詰まりが生じやすくなる。
次に、上記一実施の形態の作用等を説明する。
部分深耕機1を使用して耕耘作業をする場合、トラクタの3点リンク部に機枠2のトラクタ連結部4を連結することにより、トラクタの後部に部分深耕機1を装着する。
そして、トラクタの3点リンク部を作動させて部分深耕機1を下降させることにより部分深耕機1の一部を圃場の土中に差し込み、その後、トラクタの前進走行により部分深耕機1を進行方向である前方に移動させる。
部分深耕機1が前方に移動すると、圃場の土がチゼル32にて切削されて持ち上げられ、またそのチゼル32に連続した土作業体(切削板36および反転板38)41によってチゼル32からの土が圃場面上方まで持ち上げられて反転放てきされるとともに圃場の土が切削されて圃場面上方まで持ち上げられて反転放てきされる。
このとき、土作業体41の上端側の反転板38から離れた切削土(土作業体41にて圃場面上方まで持ち上げられた土)は、反転板38が臨んだ比較的広い土逃し用空間部42(つまり所定の縦横寸法A,Bの土逃し用空間部42)を介して側方にスムーズに放てきされるため、連結体21および圃場面間の土逃し用空間部42に切削土は詰まりにくく、チゼル32および土作業体41による適切な耕耘作業が維持される。
このように部分深耕機1によれば、耕耘作業時に土作業体41のうち圃場面上に位置する部分が作業深さSの半分以上の所定の縦横寸法A,Bを有する土逃し用空間部42に臨んで位置するため、切削土の詰まり(練り支え)が生じにくく、適切な耕耘作業ができ、しかも、連結体21への土付着量の軽減、トラクタの牽引抵抗の軽減等を適切に図ることができる。
また、機枠2と支持体31とを連結した連結体21の長手状部23の下端部には土切断刃部24が形成されているため、大きな土塊状の切削土が持ち上げられたとしても、その切削土は土切断刃部24にて切断されるため、土逃し用空間部42への切削土の詰まりを効果的に防止できる。
さらには、心土層および耕盤層の破砕(切削)のみを行う場合、従来の部分深耕機ではサブソイラ(専用機)を用意しなければならなかったが、部分深耕機1では、図1の2点鎖線で示すように連結体21に代えてサブソイラ用土破砕刃体25を機枠2の振動フレーム部16に取り付けることができるため、部分深耕機1とは別にサブソイラを用意する必要がなく、農家への経済的負担も軽減できる。
次に、本発明の部分深耕機の第2の実施の形態について図4を参照して説明する。
図4に示す部分深耕機1は、前記図1に示す作業部振動式のものとは異なり、作業部固定式のものである。
この作業部固定式の部分深耕機1の機枠2は、トラクタ連結部4を有するとともに、固定フレーム部51を有している。
そして、機枠2の固定フレーム部51には、側面視で下方に向って略凹状をなす略板状の連結体(連結枠)21の前部が着脱可能に取り付けられている。連結体21は、中間部に前後方向にやや長手状で垂直面に沿った略矩形板状の長手状部23を有し、この長手状部23の下端部には先細状の土切断刃部24が一体に形成されている。なお、連結体21は機枠2の固定フレーム部51に対して着脱可能となっており、その機枠2の固定フレーム部51には連結体21に代えてサブソイラ用土破砕刃体(図示せず)を着脱可能に取り付けることが可能となっている。
また、連結体21の後部には、前記図1に示す作業部振動式のものと同様、支持体31の上端部が着脱可能に取り付けられ、この支持体31にチゼル32、ウイング33および土作業体(切削板36および反転板38)41がそれぞれ取り付けられている。なお、図4に示す土作業体41等は、前記図1に示すものと基本的に同一である。
そして、耕耘作業時には、土作業体41のうち圃場面上に位置する部分(例えば反転板38の略全体)は、土作業体41の作業深さSの半分以上の地上高さ寸法Aを有する土逃し用空間部42に臨んで位置する。すなわち例えば、部分深耕機1による耕耘作業時には、土作業体41のうち圃場面上に位置する部分は、側面視で所定の縦横寸法A,Bを有する土逃し用空間部42に臨んで位置する。
土逃し用空間部42の所定の縦寸法(地上高さ寸法である上下方向の寸法)Aは、連結体21の長手状部23の下端と圃場面との距離であり、その縦寸法Aは土作業体41の作業深さSの半分以上の値である。また、土逃し用空間部42の所定の横寸法(前後方向の寸法)Bは、機枠2の固定フレーム部51の後端と支持体31のうち土作業体41より上方の部分の前端との距離であり、その横寸法Bは土作業体41の作業深さSの半分以上の値である。なお、所定の縦横寸法A,Bは、いずれも作業深さSの半分以上の値であることが条件であるが、作業深さSと同一の寸法が最も好ましい。所定の縦横寸法A,Bが作業深さSの半分未満になると切削土の詰まりが生じやすくなる。
そして、このような作業部固定式の部分深耕機1でも、耕耘作業時に土作業体41のうち圃場面上に位置する部分が作業深さSの半分以上の所定の縦横寸法A,Bを有する土逃し用空間部42に臨んで位置するため、練り支えが生じにくく、適切な耕耘作業ができ、連結体21への土付着量も軽減できる等、上記第1の実施の形態と同様の作用効果を奏し得る。
なお、土逃し用空間部42の効果確認のために、所定条件(長さ約70mの圃場1往復、作業深さSは約30cm、トラクタの車速は時速約5km)の下、従来の部分深耕機と部分深耕機1とを使用して耕耘作業を行い、両者の練り支え回数および連結体への土付着量を調べてみた。
その結果は、従来の部分深耕機の練り支え回数は61回で、土付着量は0.9kgであり、部分深耕機1の練り支え回数は11回で、土付着量は0.15kgであった。この結果から明らかなように、本発明の部分深耕機1では練り支えが生じにくく、連結体21への土付着量もきわめて少ない。
なお、いずれの実施の形態においても、部分深耕機1は、1つの土作業体41を備える構成には限定されず、左右位置が異なる複数(例えば左右一対、或いは3つ、4つ等)の土作業体41を備えるようなものでもよい。
また、土作業体41は、切削板36および反転板38にて構成されたものには限定されず、ねじり板或いはねじられていない板等の1枚状の板にて構成されたもの、或いは3枚以上の分割板にて構成されたもの等でもよく、また金属製のもの等でもよい。
さらに、支持体31への土作業体41の取付方法は、任意であり、土作業体41を支持体31に直接取り付けるようにしてもよい。
また、反転板38は進行方向を向いたものでもよく、土作業体41は土を切削して持ち上げて上方(土切断刃部24側)へ放てきするものでもよい。
1 部分深耕機
2 機枠
4 走行車連結部であるトラクタ連結部
21 連結体
23 長手状部
24 土切断刃部
25 サブソイラ用土破砕刃体
31 支持体
41 土作業体
42 土逃し用空間部
A 縦寸法(地上高さ寸法)
B 横寸法
S 作業深さ
2 機枠
4 走行車連結部であるトラクタ連結部
21 連結体
23 長手状部
24 土切断刃部
25 サブソイラ用土破砕刃体
31 支持体
41 土作業体
42 土逃し用空間部
A 縦寸法(地上高さ寸法)
B 横寸法
S 作業深さ
Claims (4)
- 走行車の走行により移動しながら、圃場の深い位置の土まで耕耘する部分深耕機であって、
土を切削して持ち上げて放てきする土作業体を備え、
耕耘作業時には、前記土作業体のうち圃場面上に位置する部分は、前記土作業体の作業深さの半分以上の地上高さ寸法を有する土逃し用空間部に臨んで位置する
ことを特徴とする部分深耕機。 - 走行車の走行により移動しながら、圃場の深い位置の土まで耕耘する部分深耕機であって、
走行車連結部を有する機枠と、
この機枠に取り付けられ、中間部に前後方向にやや長手状の長手状部を有する連結体と、
この連結体に取り付けられ、前記連結体から下方に向って突出した支持体と、
この支持体に取り付けられ、土を切削して持ち上げて放てきする土作業体とを備え、
耕耘作業時には、前記土作業体のうち圃場面上に位置する部分は、側面視で所定の縦横寸法を有する土逃し用空間部に臨んで位置し、
前記土逃し用空間部の所定の縦寸法は、前記連結体の前記長手状部の下端と圃場面との距離であり、その縦寸法は前記土作業体の作業深さの半分以上の値であり、
前記土逃し用空間部の所定の横寸法は、前記機枠の後端と前記支持体のうち前記土作業体より上方の部分の前端との距離であり、その横寸法は前記土作業体の作業深さの半分以上の値である
ことを特徴とする部分深耕機。 - 連結体の長手状部の下端部には、土切断刃部が形成されている
ことを特徴とする請求項2記載の部分深耕機。 - 連結体は、機枠に対して着脱可能となっており、
前記機枠には、連結体に代えてサブソイラ用土破砕刃体を着脱可能に取り付けることが可能となっている
ことを特徴とする請求項2または3記載の部分深耕機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003321655A JP2005087020A (ja) | 2003-09-12 | 2003-09-12 | 部分深耕機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003321655A JP2005087020A (ja) | 2003-09-12 | 2003-09-12 | 部分深耕機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005087020A true JP2005087020A (ja) | 2005-04-07 |
Family
ID=34453278
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003321655A Pending JP2005087020A (ja) | 2003-09-12 | 2003-09-12 | 部分深耕機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005087020A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
RU204465U1 (ru) * | 2020-07-20 | 2021-05-26 | федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Волгоградский государственный аграрный университет" (ФГБОУ ВО Волгоградский ГАУ) | Рабочий орган почвообрабатывающего орудия |
RU2782348C1 (ru) * | 2021-09-20 | 2022-10-26 | федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Волгоградский государственный аграрный университет" (ФГБОУ ВО Волгоградский ГАУ) | Рабочий орган почвообрабатывающего орудия |
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2003
- 2003-09-12 JP JP2003321655A patent/JP2005087020A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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