JPH0753442Y2 - ロータリ耕耘装置 - Google Patents
ロータリ耕耘装置Info
- Publication number
- JPH0753442Y2 JPH0753442Y2 JP1988063501U JP6350188U JPH0753442Y2 JP H0753442 Y2 JPH0753442 Y2 JP H0753442Y2 JP 1988063501 U JP1988063501 U JP 1988063501U JP 6350188 U JP6350188 U JP 6350188U JP H0753442 Y2 JPH0753442 Y2 JP H0753442Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- front cover
- cover
- rotary
- engaging
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Soil Working Implements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はロータリ耕耘装置において、爪軸の上方を覆う
ロータリカバー前部に設けられた前カバーに関する。
ロータリカバー前部に設けられた前カバーに関する。
ロータリ耕耘装置による耕起作業の一つとして、耕耘爪
をアッパーカット回転して畑作地の土起し作業を行う場
合があり、この場合、掘り起こされた土を前方に飛び散
らすことなくロータリカバー内面に沿って後方に導くた
めに、ロータリカバーの前部に前カバー（５）を備えて
いる。（第４図又は実開昭59-110506号公報参照） 〔考案が解決しようとする課題〕 前記従来構造では前カバー（５）を比較的厚肉のゴムプ
レートで構成して、下方に垂れ下げた使用状態と、上方
にめくり上げた開放姿勢とに切換可能としており、下方
に垂れ下げた使用状態においては第４図に示すように、
前カバー（５）の前部をスプリング（14）で内側に引っ
張り寄せてガイドカバーに係合固定しておくような構造
が用いられている。
をアッパーカット回転して畑作地の土起し作業を行う場
合があり、この場合、掘り起こされた土を前方に飛び散
らすことなくロータリカバー内面に沿って後方に導くた
めに、ロータリカバーの前部に前カバー（５）を備えて
いる。（第４図又は実開昭59-110506号公報参照） 〔考案が解決しようとする課題〕 前記従来構造では前カバー（５）を比較的厚肉のゴムプ
レートで構成して、下方に垂れ下げた使用状態と、上方
にめくり上げた開放姿勢とに切換可能としており、下方
に垂れ下げた使用状態においては第４図に示すように、
前カバー（５）の前部をスプリング（14）で内側に引っ
張り寄せてガイドカバーに係合固定しておくような構造
が用いられている。
しかしながら、アッパーカット回転による土起し作業時
には掘り起される土が前カバー内面に激しく衝突するの
で、大きい土塊が強力に衝突したような場合に、前記構
造であると前カバーが前後に激しく動いてしまい、時に
は係合が外れてしまうことがあった。
には掘り起される土が前カバー内面に激しく衝突するの
で、大きい土塊が強力に衝突したような場合に、前記構
造であると前カバーが前後に激しく動いてしまい、時に
は係合が外れてしまうことがあった。
ここで、本考案は前述のような状況に着目して成された
ものであり、アッパーカット回転による土起し作業中で
の前カバーのバタツキや不測な外れを防止することを目
的としている。
ものであり、アッパーカット回転による土起し作業中で
の前カバーのバタツキや不測な外れを防止することを目
的としている。
本考案の特徴はロータリ耕耘装置において、耕耘爪を備
えた爪軸の上方を覆うロータリカバーの前部にゴム製の
前カバーを取り付け、この前カバーの前部に、この前カ
バーとほぼ同幅の支持杆を取り付けて、前記支持杆の両
端に係合部を設けると共に、前カバーの垂れ下り使用状
態において前記係合部に係合し前カバー前部の前後方向
への移動を阻止する第１係止部を左右の側板に備え、前
カバーのめくり上げ状態において前記係合部に係合して
固定する第２係止部を備え、前記支持杆に、その支持杆
の長手方向に沿う横長のハンドルを連設してあることに
あり、その作用及び効果は次の通りである。
えた爪軸の上方を覆うロータリカバーの前部にゴム製の
前カバーを取り付け、この前カバーの前部に、この前カ
バーとほぼ同幅の支持杆を取り付けて、前記支持杆の両
端に係合部を設けると共に、前カバーの垂れ下り使用状
態において前記係合部に係合し前カバー前部の前後方向
への移動を阻止する第１係止部を左右の側板に備え、前
カバーのめくり上げ状態において前記係合部に係合して
固定する第２係止部を備え、前記支持杆に、その支持杆
の長手方向に沿う横長のハンドルを連設してあることに
あり、その作用及び効果は次の通りである。
前述のように構成して、前カバーを垂れ下り使用状態と
し前カバーの係合部を側板の第１係止部に係合させてお
くと、前カバー前部の前後への動きが止められる共に、
前カバーの後部がロータリカバーに連結されているので
前カバー全体としてのバタツキが抑えられるのである。
又、前カバーを上方にめくり上げて前カバーの係合部を
第２係止部に係合させることにより、前カバーをめくり
上げ状態で固定しておくことができるのである。
し前カバーの係合部を側板の第１係止部に係合させてお
くと、前カバー前部の前後への動きが止められる共に、
前カバーの後部がロータリカバーに連結されているので
前カバー全体としてのバタツキが抑えられるのである。
又、前カバーを上方にめくり上げて前カバーの係合部を
第２係止部に係合させることにより、前カバーをめくり
上げ状態で固定しておくことができるのである。
そして、前カバーの前部に、この前カバーとほぼ同幅の
支持杆を取り付けて、前記支持杆に長手方向に沿う横長
のハンドルを連設してあるから、前カバーを補強できる
と共に、使い勝手をよくすることができる。
支持杆を取り付けて、前記支持杆に長手方向に沿う横長
のハンドルを連設してあるから、前カバーを補強できる
と共に、使い勝手をよくすることができる。
従って、前カバーをバタツキ及び外れなく垂れ下り使用
状態に保持しながら、アッパーカット回転による土起し
作業が良好に行え、前カバーの耐久性を向上でき、しか
も、作業性を向上させることができるようになるのであ
る。
状態に保持しながら、アッパーカット回転による土起し
作業が良好に行え、前カバーの耐久性を向上でき、しか
も、作業性を向上させることができるようになるのであ
る。
以下、本考案の実施例であるロータリ耕耘装置につい
て、図面に基づいて説明する。
て、図面に基づいて説明する。
第３図に示すように耕耘爪（１）を備えた爪軸（２）の
上面がロータリカバー（３）で覆われると共に、ロータ
リカバー（３）後端の左右軸芯（P1）周りに上下揺動自
在に後カバー（４）及びレーキ（15）が取り付けられて
いる。
上面がロータリカバー（３）で覆われると共に、ロータ
リカバー（３）後端の左右軸芯（P1）周りに上下揺動自
在に後カバー（４）及びレーキ（15）が取り付けられて
いる。
次にロータリカバー（３）の前部に取り付けられるゴム
製の前カバー（５）について詳述すると、第１図及び第
２図に示すように前カバー（５）の後部がロータリカバ
ー（３）の前部にボルト（６）で連結されると共に、前
カバー（５）の前部には支持杆（７）がアングル部材
（８）を介してボルト連結されている。そして、この支
持杆（７）にはハンドル（９）が固定されると共に、左
右両端にはピンに円板を溶接したような係合部（10）が
設けられている。
製の前カバー（５）について詳述すると、第１図及び第
２図に示すように前カバー（５）の後部がロータリカバ
ー（３）の前部にボルト（６）で連結されると共に、前
カバー（５）の前部には支持杆（７）がアングル部材
（８）を介してボルト連結されている。そして、この支
持杆（７）にはハンドル（９）が固定されると共に、左
右両端にはピンに円板を溶接したような係合部（10）が
設けられている。
これに対して、左右の側板（11）の前部下方には、上方
に開放して上方から挿抜可能なフック状の第１係止部
（12）が設けられているのであり、前記支持杆（７）の
左右両端の係合部（10）を第２図の実線で示すように、
左右の第１係止部（12）に上方より係入しておくことに
より、前カバー（５）前部の前後方向（第２図において
左右方向）へのバタツキが抑えられるのである。
に開放して上方から挿抜可能なフック状の第１係止部
（12）が設けられているのであり、前記支持杆（７）の
左右両端の係合部（10）を第２図の実線で示すように、
左右の第１係止部（12）に上方より係入しておくことに
より、前カバー（５）前部の前後方向（第２図において
左右方向）へのバタツキが抑えられるのである。
又、左右の側板（11）の上部にもフック状の第２係止部
（13）が設けられており、前カバー（５）を第２図の二
点鎖線で示すように上方にめくり上げて、支持杆（７）
の係合部（10）を第２係止部（13）に係入しておけば、
前カバー（５）をめくり上げ状態で固定しておくことが
できるのである。
（13）が設けられており、前カバー（５）を第２図の二
点鎖線で示すように上方にめくり上げて、支持杆（７）
の係合部（10）を第２係止部（13）に係入しておけば、
前カバー（５）をめくり上げ状態で固定しておくことが
できるのである。
又、前記第２係止部（13）は側板（11）ではなくロータ
リカバー（３）の前部に設けるような構造としてもよ
い。
リカバー（３）の前部に設けるような構造としてもよ
い。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
図面は本考案に係るロータリ耕耘装置の実施例を示し、
第１図はロータリ耕耘装置の前部付近の斜視図、第２図
はロータリ耕耘装置前部付近の縦断側面図、第３図はロ
ータリ耕耘装置を連結した状態での農用トラクタ後部の
側面図、第４図は従来例におけるロータリ耕耘装置の前
部付近の縦断側面図である。 （１）……耕耘爪、（２）……爪軸、（３）……ロータ
リカバー、（５）……前カバー、（７）……支持杆、
（９）……ハンドル、（10）……係合部、（11）……側
板、（12）……第１係止部、（13）……第２係止部
第１図はロータリ耕耘装置の前部付近の斜視図、第２図
はロータリ耕耘装置前部付近の縦断側面図、第３図はロ
ータリ耕耘装置を連結した状態での農用トラクタ後部の
側面図、第４図は従来例におけるロータリ耕耘装置の前
部付近の縦断側面図である。 （１）……耕耘爪、（２）……爪軸、（３）……ロータ
リカバー、（５）……前カバー、（７）……支持杆、
（９）……ハンドル、（10）……係合部、（11）……側
板、（12）……第１係止部、（13）……第２係止部
Claims (1)
- 【請求項１】耕耘爪（１）を備えた爪軸（２）の上方を
覆うロータリカバー（３）の前部にゴム製の前カバー
（５）を取り付け、この前カバー（５）の前部に、この
前カバー（５）とほぼ同幅の支持杆（７）を取り付け
て、前記支持杆（７）の両端に係合部（10）を設けると
共に、前カバー（５）の垂れ下り使用状態において前記
係合部（10）に係合し前カバー（５）前部の前後方向へ
の移動を阻止する第１係止部（12）を左右の側板（11）
に備え、前カバー（５）のめくり上げ状態において前記
係合部（10）に係合して固定する第２係止部（13）を備
え、前記支持杆に、その支持杆（７）の長手方向に沿う
横長のハンドル（９）を連設してあるロータリ耕耘装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988063501U JPH0753442Y2 (ja) | 1988-05-14 | 1988-05-14 | ロータリ耕耘装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988063501U JPH0753442Y2 (ja) | 1988-05-14 | 1988-05-14 | ロータリ耕耘装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01168103U JPH01168103U (ja) | 1989-11-27 |
| JPH0753442Y2 true JPH0753442Y2 (ja) | 1995-12-13 |
Family
ID=31289001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988063501U Expired - Lifetime JPH0753442Y2 (ja) | 1988-05-14 | 1988-05-14 | ロータリ耕耘装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0753442Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6173266B2 (ja) * | 2014-06-30 | 2017-08-02 | 株式会社クボタ | 歩行型作業機 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62128705U (ja) * | 1986-02-04 | 1987-08-14 | ||
| JPH0626082Y2 (ja) * | 1986-06-05 | 1994-07-20 | 株式会社クボタ | 正逆転ロ−タリ耕耘機のカバ−装置 |
-
1988
- 1988-05-14 JP JP1988063501U patent/JPH0753442Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01168103U (ja) | 1989-11-27 |
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