JP5234843B2 - 爪交換工具 - Google Patents
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Description
本発明は上記問題点に鑑み、異なる種類のロータリ耕耘機の耕耘爪の交換にも使用できる汎用性の高い爪交換工具を提供することを目的とする。
請求項2においては、請求項1の発明において、つの部(14)の先端側に爪ブラケット(3)の爪挿入孔(17)に挿入される挿入部(16)が設けられるものである。
請求項4においては、請求項1〜3の発明において、角筒形状の工具取っ手部(13)の先端部に板状の取付基部(18)が固着され、取付基部(18)の一方につの部(14)が延長突設され、取付基部(18)の他方側に接当部(15)が設けられるものである。
請求項3によれば、工具取っ手部の基端側に爪ブラケットの爪挿入孔に挿入される挿入部が設けられているので、挿入部を耕耘爪が取付けられていない爪ブラケットの爪挿入孔に挿入することによっても、耕耘爪の爪ブラケットのナットをメガネレンチ等の工具で弛めたり締め付けたりする際の反力により、爪軸が回転するのを防ぐことができ便利である。
請求項5によれば、接当部の先端部を爪ブラケットを囲むように折り返しがあるので、爪交換工具に横向きの力がかかったとしても外れにくいものである。
図1において、トラクタの後部に装着されるロータリ耕耘機1は爪軸2を備える。爪軸2上には多数の爪ブラケット3が軸方向及び周方向に離れて配置されている。この爪ブラケット3は爪軸2に対して軸心方向に直交する方向に突出状に溶接されている。
この爪ブラケット3は左右側壁3aと回転方向の前後側壁3bを有し、内部に爪挿入孔17を有する角筒状に形成され、なた爪等の耕耘爪5が取付けられている。
耕耘爪5の先端側は左右方向の一方側又は他方側に屈曲しており、耕耘爪5の先端側が屈曲した側とは反対側にボルト7の頭部側が配置され、耕耘爪5の先端側が屈曲した側にナット8が爪ブラケットの外面に配置されている。これら屈曲方向の異なる耕耘爪と爪ブラケット3は、適宜爪軸上に配置されている。また、ボルト7の頭部は爪ブラケット3に形成した六角孔部等に嵌合されて廻り止めされている。
図1〜図7において、爪交換工具12は鉄又はアルミ合金等の金属により構成され、角筒形状の工具取っ手部13の先端部に取付基部18が設けられ、この取付基部18にロータリ耕耘機1の爪軸2の外周面に接当するつの部14と、爪ブラケット3につの部14の反対側から接当する接当部15とが設けられ、工具取っ手部13の基端側に爪ブラケット3の爪挿入孔17に挿入される挿入部16が設けられている。
上記実施の形態によれば、ロータリ耕耘機1の耕耘爪5を交換するために、耕耘爪5の爪ブラケット3のナット8をメガネレンチ等10で弛める場合、爪交換工具12の工具取っ手部13を把持して、取付基部18を爪ブラケット3の左右側壁3aに沿わして、前上部のつの部14を爪軸2の外周面に上側から接当し、前下部の接当部15を爪ブラケット3に下側から接当し、この状態で、メガネレンチ10の先端部をナット8に嵌合して、メガネレンチ10の取っ手側を下側に回動すればよく、ナット8を弛める際の反力により爪軸2が回転するのを爪交換工具12で防ぐことができ、ナット8をスムーズに弛めることができる。
また、隣接する爪ブラケット3に耕耘爪5が取付けられていないものがあれば、その隣接爪ブラケット3の爪挿入孔17に工具取っ手部13の基端側の挿入部16を挿入することによって、耕耘爪5取付け側の爪ブラケット3のナット8をメガネレンチ10等の工具で締弛の反力に抗することができ、爪軸2が回転するのを防ぐことができる。
図8は他の実施形態を示し、爪ブラケット3の爪挿入孔17に挿入される挿入部16が、工具取っ手部13の基端側に代えてつの部14の先端側に設けられている。その他の点は前記実施形態と同様の構成である。
なお、前記実施形態では、工具取っ手部13は角筒材で形成されているが、これに代え、中実の角棒材でも、丸棒で形成してもよい。工具取っ手部13と取付基部18とつの部14とを1枚の平板を切り抜いて形成し、接当部15を折曲片15bのない1枚板で形成したり、取付基部18をL字状に折曲して接当部15を形成したりしてもよい。また、挿入部16は工具取っ手部13と一体的に形成してもよい。
2 爪軸
3 爪部ラケット
12 爪交換工具
14 つの部
15 接当部
16 挿入部
18 取付基部
17 爪挿入孔
Claims (5)
- 工具取っ手部(13)の先端部に、ロータリ耕耘機(1)の爪軸(2)の外周面に接当するつの部(14)と、爪軸に固着された爪ブラケット(3)につの部(14)の反対側から接当する接当部(15)とが設けられていること特徴とする爪交換工具。
- つの部(14)の先端側に爪ブラケット(3)の爪挿入孔(17)に挿入される挿入部(16)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の爪交換工具。
- 工具取っ手部(13)の基端側端部に爪ブラケット(3)の爪挿入孔(17)に挿入される挿入部(16)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の爪交換工具。
- 角筒形状の工具取っ手部(13)の先端部に板状の取付基部(18)が固着され、取付基部(18)の一方につの部(14)が延長突設され、取付基部(18)の他方側に接当部(15)が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の爪交換工具。
- 接当部(15)は更にその先端部を爪ブラケット(3)を囲むように折り返しがあることを特徴とする請求項4に記載の爪交換工具。
Priority Applications (1)
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JP2010182917A JP5234843B2 (ja) | 2010-08-18 | 2010-08-18 | 爪交換工具 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2010182917A JP5234843B2 (ja) | 2010-08-18 | 2010-08-18 | 爪交換工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2012039917A JP2012039917A (ja) | 2012-03-01 |
JP5234843B2 true JP5234843B2 (ja) | 2013-07-10 |
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Family Applications (1)
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JP2010182917A Active JP5234843B2 (ja) | 2010-08-18 | 2010-08-18 | 爪交換工具 |
Country Status (1)
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-
2010
- 2010-08-18 JP JP2010182917A patent/JP5234843B2/ja active Active
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