JP6153782B2 - カシメ工具 - Google Patents

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Description

本発明はカシメ工具に関する。
大型トラックやバス等の車体に対してのホイールの組み付けは、スピンドルをホイールの中心孔に通した後に、当該中心孔より大径のナットをスピンドルの先端側に締結することにより行われる。しかし、ナットをスピンドルに締め付けるだけでは、車両の走行に伴う振動や衝撃によって、ナットの締め付けが緩んでしまうおそれがある。これを防ぐため、ナット側に固定される円筒状の回転抑制部材の一部をスピンドルに形成した溝にかしめることにより、ナットの緩み止めが行われている。
従来、回転抑制部材をかしめる方法として、回転抑制部材の一部に鏨(タガネ)を当て、ハンマーで鏨を叩いて回転抑制部材の一部を食い込ませることで回転抑制部材をかしめていた。
また、スピンドルに回転抑制部材をかしめる以外の用途で用いられるカシメ工具もあり、該カシメ工具に関連する先行技術文献としては、下記の特許文献1等が挙げられる。この特許文献1には、ボルトの緩みを防止する緩み止めワッシャの折り曲げ片を容易に折り曲げることが可能なワッシャかしめ工具が示されている。
特開平7−205038号公報
上述のとおり、従来、作業者が回転抑制部材の一部に鏨を当て、ハンマーで鏨を叩くことで、かしめ作業が行われる。この時、カシメ部分の仕上がりの品質(カシメ形状)は作業者の熟練度に依存し、回り止めトルクが安定しないという問題があった。さらに、カシメ対象である回転抑制部材がホイールの奥まった箇所に配置される場合、作業者が鏨やハンマーを用いて回転抑制部材をかしめることが困難であるという問題があった。
そこで、本発明は、簡単にかしめ作業を行うことができ、カシメ形状のバラツキ発生を抑制できるカシメ工具を提供することを目的とする。
本発明に係るカシメ工具は、車両用ホイールに挿通されたスピンドルの先端側に設置されるカシメ対象部材を、スピンドルの延在方向に沿って形成された溝に対してかしめるものであって、互いに対向する第1挟持部及び第2挟持部を備え、第1挟持部は、第1挟持部から第2挟持部に向かって突出する歯部を有し、第2挟持部は、歯部と対向する把持面を有する。
本発明に係るカシメ工具によれば、第1挟持部と第2挟持部とによりカシメ対象部材を挟持し、第1挟持部の歯部によってカシメ対象部材をスピンドルの溝にかしめることができる。このとき、第2挟持部の把持面によりスピンドル又はカシメ対象部材を面接触で支持するので、把持対象に加わる単位面積当たりの力が減少することで、把持対象の変形や損傷を抑制することができる。また、このカシメ工具を用いることで、作業者が鏨やハンマーを用いることなくかしめ作業を行うことができるため、カシメ対象部材がホイールの奥まった箇所に配置される場合であっても、簡単にかしめ作業を行うことができる。さらに、カシメ対象部材を挟持しながらかしめ作業を行うことができるため、作業中にカシメ対象部材の位置がずれることなくカシメ形状のバラツキ発生を抑制することができる。
本発明に係るカシメ工具の一態様として、第1挟持部に連結される第1レバーと、第2挟持部に連結される第2レバーと、第1レバーと第2レバーとを開閉自在に連結する支軸と、を更に備えていてもよい。このカシメ工具を用いることにより、作業者は第1レバー及び第2レバーを操作することによって、カシメ対象部材を簡単にかしめることができる。これにより、カシメ対象部材がホイールの奥まった箇所に配置される場合であっても、カシメ工具を差し込んでカシメ対象部材をかしめることができるため、カシメ形状のバラツキ発生を抑制できると共に簡単にかしめ作業を行うことができる。
本発明に係るカシメ工具の一態様として、把持面は、凹曲面であってもよい。このカシメ工具を用いることで、第1挟持部と第2挟持部とによりスピンドル又はカシメ対象部材を挟持する時、把持面とスピンドル又はスピンドル外周に沿って配置されたカシメ対象部材との接触面積が増加するので、把持対象の変形や損傷をより効果的に抑制することができる。
本発明に係るカシメ工具の一態様として、把持面は、弾性材料から形成されていてもよい。これにより、第1挟持部と第2挟持部とにより、スピンドル又は外周に沿って配置されたカシメ対象部材を挟持する時にかかる力に応じて把持面が変形することによって、さらに把持対象の変形や損傷を抑制することができる。
本発明に係るカシメ工具の一態様として、第2挟持部に対して取り付けられ、把持面を形成する把持部材を更に備えており、把持部材は、第2挟持部に対して脱着可能に設けられていてもよい。これにより、かしめ作業により摩耗した把持部材ごと新品に交換することで、機能回復のメンテナンスをすることができる。また、摩耗した把持部材のみを交換することで、カシメ工具ごと新品と交換する必要がなくなるため、工具メンテナンスのコストダウンを図ることができる。
本発明に係るカシメ工具の一態様として、第2挟持部は、把持部材の脱着を防止する脱着防止部を更に有していてもよい。これにより、かしめ作業中等に把持部材の意図しない脱落を抑制することができる。
本発明に係るカシメ工具によれば、簡単にかしめ作業を行うことができ、カシメ形状のバラツキ発生を抑制できる。
本発明の第1実施形態に係るカシメ工具を示す平面図である。 スピンドルが車両用ホイールに挿通された状態を示す斜視図である。 図3(a)は、カシメ対象部をかしめる前の状態を示す図である。図3(b)は、カシメ対象部をかしめた時の状態を示す図である。 本発明の第2実施形態に係るカシメ工具の先端側を示す平面図である。 図5(a)は、本発明の第3実施形態に係るカシメ工具の先端側を示す平面図である。図5(b)は、図5(a)に示すVb−Vb線に沿った断面図である。 本発明の第4実施形態に係るカシメ工具の先端側を示す平面図である。 図7(a)は、第2挟持部に対して脱着可能な把持部材を示す断面図である。図7(b)は、第2挟持部及び把持部材の第1変形例を示す断面図である。図7(c)は、第2挟持部及び把持部材の第2変形例を示す断面図である。 本発明の第5実施形態に係るカシメ工具を示す平面図である。 本発明の第6実施形態に係るカシメ工具を示す平面図である。 図10(a)は、本発明の第7実施形態に係るカシメ工具を示す側面図である。図10(b)は、本発明の第7実施形態に係るカシメ工具を示す正面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明に係るカシメ工具を詳細に説明する。以下の実施形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明は以下の内容に限定されない。また、添付図面は実施形態の一例を示したものであり、カシメ工具の形態、寸法、構成の比率は図面に限定して解釈されるものではない。本発明は、その要旨の範囲内で適宜に変形して実施できる。なお、以下の説明において同一または相当要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係るカシメ工具を示す平面図である。図1に示すように、カシメ工具1は、第1レバー2、第1レバー2に対向する第2レバー3、第1挟持部5、第1挟持部5に対向する第2挟持部8、及び連結部11を有する。なお、カシメ工具1は、金属、合金、セラミックス、樹脂材料(プラスチック)などから形成されており、構成部品によって材料が適宜選択される。
第1レバー2及び第2レバー3の各々は、棒状の持ち手及び他の部品を取り付ける取付部2a,3aを有する。第1レバー2の取付部2aと第2レバー3の取付部3aとが、互いに重なった状態で支軸4に貫かれており、第1レバー2及び第2レバー3は、支軸4によって開閉自在になるように連結されている。
第1レバー2の取付部2aは、ボルト6によって第1挟持部5と連結されている。なお、ボルト6は、ねじなどの公知の連結部材に代えても良い(以下のボルトも同様)。
第2レバー3の取付部3aは、第1レバー2と同様に、ボルト7によって第2挟持部8と連結されている。このように構成されたカシメ工具1では、第1レバー2の動きに第1挟持部5が連動すると共に、第2レバー3の動きに第2挟持部8が連動する。
第1挟持部5は、第1レバー2と逆側の先端部に、対向する第2挟持部8に向かって突出する歯部9を有している。歯部9は、第1レバー2側から第1挟持部5の先端に向かう工具差し込み方向に沿って延在しており、その断面は三角形状をなしている(図3(a)参照)。なお、歯部9の先端は、尖っていてもよいし、丸まった形状であってもよい。また、先端が潰れた断面台形状であってもよい。
第2挟持部8は、第2レバー3と逆側の先端部に、かしめる時にカシメ対象部材等を把持する把持面10を有している。把持面10は、第2挟持部8において、第1挟持部5の歯部9と対向して形成され、カシメ工具1の正面側から見て窪んだ形状となっている(図3(a)参照)。窪んだ形状として、把持面10は凹曲面であることが好ましく、中央が最も窪んだ凹曲面であることがより好ましい。また、カシメ対象部材等の形状に沿った凹曲面であることが更に好ましい。
連結部11は、第1挟持部5及び第2挟持部8を連結する部位である。連結部11は、ボルト12によって第1挟持部5と連結されており、ボルト13によって、第2挟持部8と連結されている。
ここで、図1に、歯部9と把持面10の間の最大開口距離W1を示す。この最大開口距離W1は、カシメ対象部材の大きさによって適宜調整可能である。具体的には、第2挟持部8を形状の異なる挟持部に交換することによって、W1を調整することができる。これにより、フロントホイールとリアホイールとでカシメ対象部材の大きさが異なる場合など、カシメ対象部材の大きさに応じて、歯部9と把持面10の間の距離を適切に調整(変更)することができる。
また、図1に、開き状態におけるカシメ工具1の先端側の幅(第1挟持部5と第2挟持部8との最も離れた箇所同士の距離)W2を示す。この幅W2は、カシメ対象部材がホイールの奥まった箇所に配置されている場合であっても、かしめ作業中にホイールの他の部分などと接触しない大きさであることが好ましい。なお、図1に示すように、第1挟持部5及び第2挟持部8の幅方向端部に丸みを付けることが好ましい。これにより、かしめ作業中に第1挟持部5及び第2挟持部8がホイールや他の部分と接触した場合であっても、ホイールなどが傷ついたりすることを抑制できる。
次に、本実施形態に係るカシメ工具1を用いたかしめ作業の例について図2及び図3を参照しながら説明する。
まず、カシメ工具1を用いたかしめ作業の対象について説明する。図2は、スピンドルが車両用ホイールに挿通された状態を示す斜視図である。図2に示すように、ホイール(車両用ホイール)20に取り付けられたホイールハブ21の中心孔に、スピンドル22が挿通されている。
スピンドル22は、ホイールハブ21を回転自在に支持するものである。ホイール20から突出するスピンドル22の先端側には、ホイールハブ21の中心孔より大径のナット24が、ホイール20が脱輪しないように締結されている。スピンドル22のうちナット24よりも先端側には、スピンドル22の延在方向に沿って形成されたかしめ用の溝23が一対形成されている。一対の溝23は、スピンドル22の中心を挟むように形成されている。
ナット24の頭頂側(スピンドル22の先端側)には、ナット24の回り止めのための回転抑制部材25が、スピンドル22の先端側に設置されている。回転抑制部材25は、スピンドル22の先端付近を囲むように配置された円筒状のカシメ対象部26と、カシメ対象部26のナット24側に設けられた環状のフランジ27を有している。カシメ対象部26は、特許請求の範囲におけるカシメ対象部材に相当する。フランジ27は、ナット24の頭頂面に対して当接しており、複数のボルト28によってナット24に固定されている。なお、カシメ対象部26は、ナット24と一体化していてもよい。カシメ対象部26は、ナット24の頭頂側から突出し、スピンドル22の先端付近を囲む円筒部でもよい。この場合、回転抑制部材25は取り付けられなくてよい。
カシメ対象部26は、その一部がスピンドル22の溝23にかしめられ、かしめられた部分が溝23に掛止されることで、回転抑制部材25の回り止め、すなわち回転抑制部材25が固定されたナット24の回り止めを行うことができる。回転抑制部材25は、特許請求の範囲に記載のカシメ対象部材に相当する。なお、カシメ対象部26は筒状に限定されることはなく、スピンドル22の溝23を覆う形状を有し、その一部が溝23に対してかしめられることによってナット24の回転が抑制できる形状であればよい。この時、カシメ工具1の把持面10は、カシメ対象部26から露出するスピンドル22を把持する場合がある。
次に、カシメ工具1を用いたかしめ作業の動作について説明する。図3は、カシメ工具1を用いて、カシメ対象部26をスピンドル22の溝23にかしめる作業を説明するための図である。図3(a)は、カシメ対象部26をかしめる前の状態を示す図であり、図3(b)は、カシメ対象部26をかしめた時の状態を示す図である。
まず、図3(a)に示すように、作業者は、ホイール20内にカシメ工具1を差し込み、カシメ工具1の第1挟持部5及び第2挟持部8の間に、スピンドル22が挿通されたカシメ対象部26が位置するように第1挟持部5及び第2挟持部8を配置する。このとき、第1挟持部5の歯部9の先端は、スピンドル22の溝23に対向するように配置されている。そして、第2挟持部8の把持面10は、カシメ対象部26のうち歯部9と対向する溝23の反対側の外周面に対向するように配置される。
次に、作業者は、第1レバー2及び第2レバー3を操作すると、第1レバー2及び第2レバー3の動きに連動して、歯部9及び把持面10がカシメ対象部26を挟み込むように閉まり、歯部9及び把持面10がカシメ対象部26と当接する。
さらに歯部9及び把持面10を閉めていくことで、歯部9がカシメ対象部26の一部を溝23へ押し込んでゆく。また、このときにカシメ対象部26の押し込まれる部分と逆側の部分は、把持部10によって面接触の状態で把持されている。そして、図3(b)に示すように、カシメ対象部26の一部が、溝23に掛止するように変形することでかしめられる。
その後、同様の手順で、スピンドル22の下側に設けられた溝23にもカシメ工具1を用いたかしめ作業を行う。
なお、第1レバー2及び第2レバー3の操作は、作業者が手動で行ってもよいし、圧縮空気や電動モータなどを用いて行ってもよい。圧縮空気や電動モータなどを用いる場合、必ずしも第1レバー2及び第2レバー3を用いる必要はなく、適宜他の部品を用いることができる。
以上説明した本実施形態に係るカシメ工具1によれば、第1挟持部5と第2挟持部8とによりカシメ対象部26を挟持し、第1挟持部5の歯部9によりカシメ対象部26をスピンドル22の溝23にかしめることができる。このとき、第2挟持部8の把持面10によりカシメ対象部26を把持することで、カシメ対象部26を面接触で支持する。これにより、カシメ対象部26に加わる単位面積当たりの力が減少することで、カシメ対象部26の変形や損傷を抑制することができる。なお、カシメ対象部26がスピンドル22の外周全てを覆うことなく、スピンドル22が直接把持される場合には、面接触の支持によりスピンドル22の損傷等を抑制することができる。
また、このようなカシメ工具1を用いることで、作業者が鏨やハンマーを用いることなくかしめ作業を行うことができるため、カシメ対象部材26がホイール20の奥まった箇所に配置される場合であっても、簡単にかしめ作業を行うことができる。さらに、カシメ対象部材26を挟持しながらかしめ作業を行うことができるため、作業中にカシメ対象部材26の位置がずれることなくカシメ形状のバラツキ発生を抑制することができる。
また、第1挟持部5は第1レバー2と連結され、第2挟持部8は第2レバー3と連結されており、第1レバー2及び第2レバー3は、支軸4によって開閉自在に連結されている。これにより、作業者は第1レバー2及び第2レバー3を操作することによって、カシメ対象部26を簡単にかしめることができる。さらに、カシメ対象部26がホイール20の奥まった箇所に配置される場合であっても、カシメ工具1を差し込んでカシメ対象部26をかしめることができるため、カシメ形状のバラツキ発生を抑制できると共に簡単にかしめ作業を行うことができる。
また、把持面が凹曲面である場合、第1挟持部5と第2挟持部8とによりカシメ対象部26を挟持する時、把持面10とスピンドル22外周に沿って配置された円筒状のカシメ対象部26との接触面積が増加することで、カシメ対象部26に加わる単位面積当たりの力が減少する。これにより、カシメ対象部26の変形や損傷をより効果的に抑制することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、第1実施形態に係るカシメ工具1と比べて、異なる第2挟持部を有するカシメ工具について図4を参照しながら説明する。
図4は、本発明の第2実施形態に係るカシメ工具の先端側を示す平面図である。図4に示すように、カシメ工具30は、互いに対向する第1挟持部5及び第2挟持部31を先端側に有する。第2挟持部31には、第1挟持部5に設けられた歯部9と対向する面に、把持部材32が取り付けられている。
把持部材32は、歯部9と対向する把持面33を有しており、第1挟持部5及び第2挟持部31がカシメ対象部材等を挟持した時に変形可能な弾性材料からなる。このような弾性材料としては、カシメ対象部材等の把持対象よりも硬度が低い材料が用いられ、例えばゴムその他の軟質の樹脂などが挙げられる。また、弾性材料にゴムを用いた場合、ゴムの摩擦力により、かしめ作業中に把持面33が把持対象から滑るのを防ぐことができる。なお、把持面33は、カシメ工具30の正面側から見て窪んだ形状となっていてもよく、凹曲面であってもよい。
以上説明した第2実施形態に係るカシメ工具30を用いることにより、第1実施形態に係るカシメ工具1と同様の効果を得ることができる。加えて、第2実施形態に係るカシメ工具30を用いることにより、カシメ対象部材を挟持する時にかかる力に応じて把持面33が変形することによって、さらに把持対象の変形や損傷を抑制できる。
(第3実施形態)
第3実施形態では、第2実施形態に係るカシメ工具30と比べて、異なる把持部材及び第2挟持部を有するカシメ工具40について図5を参照しながら説明する。
図5(a)は、本発明の第3実施形態に係るカシメ工具の先端側を示す平面図である。図5(a)に示すように、カシメ工具40は、互いに対向する第1挟持部5及び第2挟持部41を有する。第2挟持部41には、第1挟持部5に設けられた歯部9と対向するように把持部材42が、脱着可能に取り付けられている。
図5(b)は、図5(a)に示すVb−Vb線に沿った断面図である。把持部材42は、断面がコの字型の形状であり、第1挟持部5側から第2挟持部41の先端側に被さるように取り付けられている。また、把持部材42は、歯部9と対向する把持面43を有しており、弾性材料から形成されている。なお、把持面43は、カシメ工具40の正面側から見て窪んだ形状となっていてもよく、凹曲面であってもよい。
ねじ44は、把持部材42及び第2挟持部41を、カシメ工具40の正面側から見て側方から貫通して設けられ、把持部材42を第2挟持部41に固定している。把持部材42の交換時には、ねじ44を第2挟持部41及び把持部材42から取り外すことによって、把持部材42は第2挟持部41から外すことができる。なお、図5(b)では1本のねじが用いられているが、複数のねじや、ボルトなどを用いてもよい。
以上説明した第3実施形態に係るカシメ工具40を用いることにより、第1実施形態及び第2実施形態に係るカシメ工具と同様の効果を得ることができる。加えて、把持部材42は、第2挟持部41に対して脱着可能に設けられている。これにより、かしめ作業により摩耗した把持部材42ごと新品に交換することで、機能回復のメンテナンスを簡単にすることができる。また、摩耗した把持部材42のみを交換することで、カシメ工具40ごと新品と交換する必要がなくなるため、工具メンテナンスのコストダウンを図ることができる。
また、把持部材42がねじ44によって、第2挟持部41に固定されていることにより、かしめ作業中等に把持部材42の意図しない脱落を防ぐことができる。ねじ44は、特許請求の範囲に記載の把持部材42の脱落を防止する脱落防止部に相当する。
(第4実施形態)
第4実施形態では、第2実施形態及び第3実施形態に係るカシメ工具と比べて、異なる把持部材及び第2挟持部を有するカシメ工具について図6及び図7を参照しながら説明する。
図6は、本発明の第4実施形態に係るカシメ工具の先端側を示す平面図である。図6に示すように、カシメ工具50は、互いに対向する第1挟持部5及び第2挟持部51を有する。第2挟持部51には、第1挟持部5に設けられた歯部9と対向するように把持部材52が脱着可能に取り付けられている。
把持部材52は、第2挟持部51の先端に被さるように取り付けられており、弾性材料から形成されている。把持部材52は、歯部9と対向する把持面53を有している。なお、把持面53は、カシメ工具50の正面側から見て窪んだ形状となっていてもよいし、凹曲面であってもよい。
図7(a)は、第2挟持部51に対して脱着可能な把持部材52を示す断面図である。第2挟持部51には、先端側に突出して形成された柱状の挿入部55が設けられている。柱状の挿入部55は、工具差し込み方向に延在する部位である。この挿入部55に対して把持部材52の貫通孔54が挿入されることにより、第2挟持部51に対して把持部材52が取り付けられる。把持部材52の交換時には、挿入部55から把持部材52を引き抜いて取り外すことができる。
また、図7(b)は、第2挟持部及び把持部材の第1変形例を示す断面図である。図7(b)に示すように、第2挟持部61には、先端側に突出して形成された柱状の挿入部65が設けられている。挿入部65の先端部には、把持部材62の脱落を防止する脱落防止部として機能する爪部65aが形成されている。
この挿入部65に対して把持部材62の貫通孔64が挿入されることにより、第2挟持部61に対して把持部材62が取り付けられる。このとき、把持部材62は、挿入部65の爪部65aによって掛止され、把持部材62は挿入部65から簡単に脱落しなくなる。これにより、かしめ作業中等に把持部材62の意図しない脱落を防ぐことができる。また、把持部材62の交換時には、挿入部65から把持部材62を取り外すこともできる。
図7(c)は、第2挟持部及び把持部材の第2変形例を示す断面図である。図7(c)に示すように、第2挟持部71には、先端側に突出して形成された柱状の挿入部75が設けられている。挿入部75の側面には、雄ねじ部75aが形成されている。
把持部材72は、把持面73及び歯部9の先端の延在方向に沿って貫通する貫通孔74を有する。また、この貫通孔74に沿って、挿入部75の雄ねじ部75aが螺合される雌ねじ部72aが設けられている。
この挿入部75に対して把持部材72の貫通孔74が挿入されることにより、第2挟持部71に対して把持部材72が取り付けられる。なお、把持部材72の貫通孔74には、把持部材72の脱落を防止する脱落防止部として機能する雌ねじ部72aが設けられている。挿入部75の雄ねじ部75aが雌ねじ部72aに螺合され、把持部材72が第2挟持部71に取り付けられることにより、かしめ作業中等に把持部材72の意図しない脱落を防ぐことができる。
以上説明した第4実施形態に係るカシメ工具50によれば、第1実施形態乃至第3実施形態に係るカシメ工具と同様の効果を得ることができる。加えて、図7(b)に示す第1変形例及び図7(c)に示す第2変形例によれば、かしめ作業中等に把持部材62、72の意図しない脱落を抑制することができる。
(第5実施形態)
第5実施形態に係るカシメ工具について、図8を参照しながら説明する。図8は、本発明の第5実施形態に係るカシメ工具を示す平面図である。図8に示すように、カシメ工具80は、第1レバー81、第2レバー82、第1挟持部84、及び第2挟持部86を有している。第1レバー81及び第2レバー82は、支軸83によって開閉自在に連結されており、第1挟持部84及び第2挟持部86は、支軸88によって開閉自在に連結されている。
カシメ工具80は、開閉の支点となる支軸83及び支軸88を有しており、二重のてこ構造となっている。具体的には、第1レバー81及び第2レバー82の持ち手の先端部が第1力点となり、支軸83が第1支点となり、ボルト85及び87が第1作用点となる。また、ボルト85及び87が第2力点となり、支軸88が第2支点となり、第1挟持部84の歯部9及び第2挟持部の把持面89が第2作用点となる。つまり、第1レバー81及び第2レバー82の持ち手の先端部に力を加えた時、支軸83を支点としてボルト85及び87のそれぞれに、てこの原理に基づいた力が加わる。そして、ボルト85及び87に加えられた力は、支軸88を支点として、第1挟持部84の歯部9及び第2挟持部86の把持面89のそれぞれに、てこの原理に基づいた力が加わることとなる。
ここで、カシメ工具80の第1レバー81又は第2レバー82の持ち手の先端部から支軸83までの距離をX1、支軸83からボルト85又は87までの距離をX2、連結部材85又は87から支軸88までの距離をY1、支軸88から歯部9又は把持面89までの距離をY2とし、第1レバー81又は第2レバー82の持ち手の先端部に加えられる力をG1とする。すると、連結部材85又は87に加えられる力G2は、てこの原理に基づいてG2=G1×(X1/X2)となる。そして、歯部9又は把持面89に加えられる力G3は、てこの原理に基づいてG3=G2×(Y1/Y2)=G1×(X1/X2)×(Y1/Y2)となる。従って、二重のてこ構造を用いることで、第1レバー81又は第2レバー82の持ち手の先端部に加えられる力に対して、歯部9または把持面89に加えられる力がより大きくなる。また、X1及びY1の距離が長く、X2及びY2の距離が短いほど、歯部9及び把持面89に加えられる力がさらに大きくなる。
以上説明した第5実施形態に係るカシメ工具80によれば、第1実施形態に係るカシメ工具と同様の効果を得ることができることに加えて、より小さな力でかしめ作業が可能となる。
(第6実施形態)
第6実施形態に係るカシメ工具について、図9を参照しながら説明する。
図9は、本発明の第6実施形態に係るカシメ工具を示す平面図である。図9に示すように、カシメ工具90は、第1レバー91、第2レバー92、第1挟持部94、及び第2挟持部96を有する。第1挟持部94及び第2挟持部96には間隔変更機構100が設けられている。第1レバー91は第1挟持部94にのみ連結され、第2レバー92は第2挟持部96にのみ連結されている。
間隔変更機構100は、第1挟持部92の歯部9と第2挟持部96の把持面99との間隔を変更(調節)するための機構である。間隔変更機構100は、第1挟持部92と第2挟持部96を開閉自在に連結する支軸101と、第1挟持部92に設けられた長孔状の溝102からなり、溝102内の支軸101の位置によって歯部9と把持面99との間隔を定めることができる。支軸101は、例えばボルトとナットにて構成される。ボルト及びナットには手で回転させるためのつまみ(羽根)がそれぞれ設けられていることが好ましい。この場合、ナットを緩めることでボルトが溝102内を移動自在となり、ナットを締めてボルトの位置を固定することで、歯部9と把持面99との間隔を変更する。なお、溝102は第2挟持部96に設けても構わない。
以上説明した第6実施形態に係るカシメ工具90によれば、第1実施形態に係るカシメ工具と同様の効果を得ることができる。加えて、第1挟持部92の歯部9と第2挟持部95の把持面97との間隔を簡単に変更することができるため、例えばフロントホイールとリアホイールとでカシメ対象部材の大きさが異なる場合など、カシメ対象部材の大きさに応じて、歯部9と把持面97の間の距離を適切に調整(変更)することができる。
(第7実施形態)
第7実施形態に係るカシメ工具について、図10を参照しながら説明する。図10(a)は、本発明の第7実施形態に係るカシメ工具を示す側面図である。また、図10(b)は、本発明の第7実施形態に係るカシメ工具の正面図である。図10(a)に示すように、カシメ工具110は、本体部111、ねじ部112、ハンドル113、第1挟持部114、及び第2挟持部115を有する。
本体部111は、各隅が丸められており、正面に向かって開口した箱形状に組まれた部位である。また、本体部111の上部には、ねじ部112が挿通されるための貫通孔が設けられている。
ねじ部112は、本体部111の上部に設けられた貫通孔から挿通され、本体部111内を通って本体部111の下部に至っている。ねじ部112は、本体部111によって回転自在に支持されている。
ねじ部112の上部には、ハンドル113が取り付けられている。そして、ハンドル113が回転する動きに応じてねじ部112が回転する。なお、ねじ部112は、作業者が手動で回してもよいし、圧縮空気や電動モータを用いて回してもよい。または、ねじ部112の頭部を六角柱形状や四角柱形状にし、ラチェットやインパクトドライバなどの工具を取り付け可能としてもよい。
第1挟持部114は、工具差し込み方向に沿って延在するバー形状の部位である。第1挟持部114の基端側には、ねじ部112が挿通される貫通孔が形成されており、この貫通孔内のネジ溝に対してねじ部112が螺合することにより、本体部111に対して第1挟持部114が支持されている。第1挟持部114の基端側は、本体部111内でねじ部112と直交するように取り付けられている。
第1挟持部114の先端側には、本体部111の下部方向に向かって突出する歯部9が形成されている。このような構成により、ねじ部112の回転に応じて、第1挟持部114は、上下に移動する。
第2挟持部115は、本体部111の下部から工具差し込み方向に沿って延在する長尺の部位である。第2挟持部115は、第1挟持部114の歯部9と対向する面に把持面10を有する。なお、第2挟持部115は、本体部111の一部でもよい。
以上説明した第6実施形態に係るカシメ工具110によれば、ハンドル113を回転させることにより、第1挟持部114及び第2挟持部115の間隔が変化する。つまり、ハンドル113を回転させることで、カシメ対象部材を第1挟持部114の歯部9及び第2挟持部115の把持面10で挟持し、歯部9によってかしめることができる。これにより、作業者が鏨やハンマーを用いることなく、安全にかしめ作業を行うことができる。また、カシメ対象部材が奥まった箇所に配置される場合でも、簡単にかしめ作業を行うことができる。さらに、握力の弱い作業者がかしめ作業を行う場合でも、容易にかしめ作業を行うことができる。なお、カシメ工具110は、第1実施形態に係るカシメ工具1と同様の把持面10を有しているため、該把持面10について同様の効果を得ることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、本実施形態に係るカシメ工具は、必ずしも車両用ホイールに挿通されたスピンドルの先端側に設置されるカシメ対象部材を、該スピンドルの延在方向に沿って形成された溝に対してかしめるためだけに用いられるものではなく、他の用途に利用可能である。
また、本発明のカシメ工具は、上述した各実施形態に記載されている事項を適宜組み合わせることが可能である。
1…カシメ工具、2…第1レバー、3…第2レバー、4…支軸、5…第1挟持部、8…第2挟持部、9…歯部、10…把持面、20…車両用ホイール、21…ホイールハブ、22…スピンドル、23…溝、24…ナット、25…回転抑制部材、26…カシメ対象部(カシメ対象部材)、32、42、52、62、72…把持部材、44…ねじ(脱落防止部)、55、65、75…挿入部、65a…爪部(脱落防止部)、72a…雌ねじ部(脱落防止部)、75a…雄ねじ部(脱落防止部)、100…間隔変更機構、102…溝、111…本体部、112…ねじ部、113…ハンドル。

Claims (6)

  1. 車両用ホイールに挿通されたスピンドルの先端側に設置されるカシメ対象部材を、前記スピンドルの延在方向に沿って形成された溝に対してかしめるカシメ工具であって、
    互いに対向する第1挟持部及び第2挟持部を備え、
    前記第1挟持部は、前記第1挟持部から前記第2挟持部に向かって突出し、断面三角形状又はとがった形状を呈する歯部を有し、
    前記第2挟持部は、前記歯部と対向する把持面を有することを特徴とするカシメ工具。
  2. 前記第1挟持部に連結される第1レバーと、
    前記第2挟持部に連結される第2レバーと、
    前記第1レバーと前記第2レバーとを開閉自在に連結する支軸と、を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のカシメ工具。
  3. 前記把持面は、凹曲面であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のカシメ工具。
  4. 前記把持面は、弾性材料から形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のカシメ工具。
  5. 前記第2挟持部に対して取り付けられ、前記把持面を形成する把持部材を更に備え、
    前記把持部材は、前記第2挟持部に対して脱着可能に設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のカシメ工具。
  6. 前記第2挟持部は、前記把持部材の脱落を防止する脱落防止部を有することを特徴とする請求項5に記載のカシメ工具。
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