JP3122984U - ラチェットドライバー - Google Patents

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豊久 藤本
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株式会社新亀製作所
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【課題】非常に狭い作業空間において、ビス等を捩じ込んだり緩めたりするのに使用されると共に、ボルト、ナット類の締め付けにも兼用することができるラチェットドライバーを提供する。
【解決手段】レバー1の少なくとも一端に設けたラチェット機構を有するレンチ部2に、ビット3を着脱自在に取り付けたホルダーソケット4を着脱自在に装着したものとし、このホルダーソケット4をラチェット機構により正逆回転可能なものとし、さらに前記レバー1の下側において、ホルダーソケット4の側部に早回し用の摘体5を取り付けたものとしている。
【選択図】図1

Description

この考案は、非常に狭い作業空間において、ビス等を捩じ込んだり緩めたりするのに使用されるラチェットドライバーに関するものである。
従来、この種のラチェットドライバーには、例えば図6、7に示したように、レバー21の先端部において、ビット22を着脱することのできるビットホルダー23を直角方向に軸支したものとすると共に、このビットホルダー23をラチェット機構24により正逆回転可能なものとし、さらに前記レバー21の下側において、ビットホルダー23の側部に早回し用の摘体25を取り付けたものが存在する(特許文献1)。
このように構成した従来のラチェットドライバーは、ビットホルダー23を取り付けたレバー21の先端部の高さ寸法が非常に小さいものとなるので、非常に狭い作業空間にレバー21の先端部を差し込むことができるものとなり、この狭い作業空間においてビス等を捩じ込んだり緩めたりする作業を可能なものにしたとしている。
特開平11−333740号公報(第1、3頁、第1、3図)
ところで、建築工事や電気工事等の作業現場においては、ビス等を捩じ込んだり緩めたりする作業に併せて、ボルト、ナット類の締め付け作業も頻繁に行われる。
しかしながら、上記従来のラチェットドライバーでは、非常に狭い作業空間において、ビス等を捩じ込んだり緩めたりするのに使用することができても、ボルト、ナット類の締め付けには兼用することができないという問題点を有していた。
そこで、この考案は、上記従来の問題点を解決することをその課題としており、非常に狭い作業空間において、ビス等を捩じ込んだり緩めたりするのに使用されると共に、ボルト、ナット類の締め付けにも兼用することができるラチェットドライバーを提供することを目的としてなされたものである。
そのため、この考案のラチェットドライバーは、レバー1の少なくとも一端に設けたラチェット機構を有するレンチ部2に、ビット3を着脱自在に取り付けたホルダーソケット4を着脱自在に装着したものとし、このホルダーソケット4をラチェット機構により正逆回転可能なものとし、さらに前記レバー1の下側において、ホルダーソケット4の側部に早回し用の摘体5を取り付けたものとしている。
そして、この考案のラチェットドライバーは、前記ホルダーソケット4を、角柱形状とした装着部6を有し、この装着部6の上部全周に装着溝6aが形成され、この装着溝6aにはラチェット内歯2aへの止めリング7が装着され、装着部6の下方に前記摘体5を取り付けたものとし、この装着部6から摘体5にかけてビット3の装着穴8が貫通形成されると共に、この装着穴8の下部の内周に凹溝9が形成されたものとし、さらにこの凹溝9にはビット3の止めばね10が装着されたものとしている。
さらに、この考案のラチェットドライバーは、ホルダーソケット4の装着穴8に挿入可能とした突起部11を有すると共に、各種のビット3を着脱自在に保持する保持穴12を有したビットホルダー13を付属させたものとしている。
この考案のラチェットドライバーは、以上に述べたように構成されているので、非常に狭い作業空間において、ビス等を捩じ込んだり緩めたりするのに使用されると共に、ボルト、ナット類の締め付けにも兼用することができるものとなった。
以下、この考案のラチェットドライバーの実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
この考案のラチェットドライバーは、図1、2に示したように、レバー1の少なくとも一端に設けたラチェット機構を有するレンチ部2に、ビット3を着脱自在に取り付けたホルダーソケット4を着脱自在に装着したものとし、このホルダーソケット4をラチェット機構により正逆回転可能なものとし、さらに前記レバー1の下側において、ホルダーソケット4の側部に早回し用の摘体5を取り付けたものとしている。
レバー1は、図示したものでは、両端に径の異なるレンチ部2、2を設けたものとしており、いずれか一方のレンチ部2、2に前記ホルダーソケット4が着脱自在に装着されるようにしている。そして、このレバー1は、図示したものでは、両端のレンチ部2、2の近辺を上方向または下方向に少し折り曲げて角度を持たせたものとしているが、真っ直ぐなものにしてもよいことは言うまでもない。
レンチ部2、2は、正逆回転可能としたラチェット内歯2a、2aを設けたものとしている。そして、ラチェット内歯2a、2aは、近辺に設けられたラチェット爪2b、2bとの係合具合によって正逆いずれかの方向への回転を可能としている。
ホルダーソケット4は、六角や四角等の角柱形状とした装着部6を有し、この装着部6の上部全周には装着溝6aが形成されている。そして、この装着溝6aには、ラチェット内歯2a、2aへの止めリング7が装着されている。また、装着部6の下方には、前記摘体5を取り付けたものとし、この装着部6から摘体5にかけてビット3の装着穴8が貫通形成されると共に、この装着穴8の下部の内周に凹溝9が形成されたものとし、さらにこの凹溝9にはビット3の止めばね10が装着されたものとしている。
摘体5は、側部にローレット加工をした金属材や硬質の合成樹脂材からなり、無理嵌めしたり、一体加工することにより、ホルダーソケット4の側部に取り付けたものとしている。
さらに、この考案のラチェットドライバーは、ホルダーソケット4の装着穴8に挿入可能とした突起部11を有すると共に、プラス、マイナス等の各種のビット3を着脱自在に保持する保持穴12を有したビットホルダー13を付属させたものとしている。
以上のように構成したこの考案のラチェットドライバーを使用する場合には、レバー1の中間部またはホルダーソケット4を装着していない側の一端を持って、ビス等を捩じ込んだり緩めたりする作業空間にビット3を取り付けたホルダーソケット4を装着した側の一端を入り込ませる。そして、トルクの小さいうちはレバー1を操作することなく、早回し用の摘体5を指先によって回すことにより、ビス等を捩じ込んだり緩めたりし、トルクが大きくなればレバー1を操作することにより、ビス等を捩じ込んだり緩めたりすればよい。
この考案のラチェットドライバーでは、前記早回し用の摘体5を指先によって回す場合に、レバー1の下側においてホルダーソケット4の側部に早回し用の摘体5を取り付けたものとしているため、このレバー1の一端の高さ寸法が小さくなり、しかもこの摘体5を早回しする指先はビット3を取り付けたホルダーソケット4の高さ寸法内に収まり、食み出ることがないので、ビット3を取り付けたホルダーソケット4が入り込む作業空間であれば、早回し用の摘体5を指先によって難なく回すことができるものとなる。
さらに、この考案のラチェットドライバーでは、レバー1の一端からホルダーソケット4を外せば、レンチ部2のラチェット内歯2a内にボルトの頭部(図示せず)やナット(図示せず)を嵌め込み、レバー1を操作することにより、これらボルトやナットを捩じ込んだり緩めたりすることができる。また、この考案のラチェットドライバーは、ホルダーソケット4を装着していない側の一端にもラチェット内歯2aを設けたものとしているので、このラチェット内歯2a内にボルトの頭部やナットを嵌め込み、レバー1を操作することにより、これらボルトやナットを捩じ込んだり緩めたりすることもできる。
また、この考案のラチェットドライバーでは、捩じ込んだり緩めたりするビス等の頭部に合わせてビット3を取り替えることができる。前記ビット3を取り替えるには、図5に示したように、ビットホルダー13に保持された適切なビット3を保持穴12から引き出し、このビットホルダー13の突起部11をホルダーソケット4の装着穴8に上方から挿入して、ビットホルダー13に取り付けられているビット3の上端を押さえてこのビット3を外す。そして、前記ビットホルダー13の保持穴12から引き出したビット3を、ホルダーソケット4の装着穴8に下方から挿入すればよい。
したがって、この考案のラチェットドライバーは、非常に狭い作業空間において、ビス等を捩じ込んだり緩めたりするのに使用することができると共に、ボルト、ナット類の締め付けにも兼用することができるものとなる。
この考案のラチェットドライバーの一実施形態を示しており、レバーからホルダーソケットを外した状態の斜視図である。 この考案のラチェットドライバーの一実施形態を示す側面図である。 この考案のラチェットドライバーのホルダーソケットの断面図である。 この考案のラチェットドライバーのホルダーソケットにビットを取り付けた状態を示す断面図である。 この考案のラチェットドライバーのビットホルダーの斜視図である。 従来のラチェットドライバーの一部を切り欠いて示す側面図である。 従来のラチェットドライバーの底面図である。
符号の説明
1 レバー
2 レンチ部
3 ビット
4 ホルダーソケット
5 摘体
6 装着部
7 止めリング
8 装着穴
9 凹溝
10 止めばね
11 突起部
12 保持穴
13 ビットホルダー

Claims (3)

  1. レバー(1)の少なくとも一端に設けたラチェット機構を有するレンチ部(2)に、ビット(3)を着脱自在に取り付けたホルダーソケット(4)を着脱自在に装着したものとし、このホルダーソケット(4)をラチェット機構により正逆回転可能なものとし、さらに前記レバー(1)の下側において、ホルダーソケット(4)の側部に早回し用の摘体(5)を取り付けたことを特徴とするラチェットドライバー。
  2. 前記ホルダーソケット(4)を、角柱形状とした装着部(6)を有し、この装着部(6)の上部全周に装着溝(6a)が形成され、この装着溝(6a)にはラチェット内歯(2a)への止めリング(7)が装着され、装着部(6)の下方に前記摘体(5)を取り付けたものとし、この装着部(6)から摘体(5)にかけてビット(3)の装着穴(8)が貫通形成されると共に、この装着穴(8)の下部の内周に凹溝(9)が形成されたものとし、さらにこの凹溝(9)にはビット(3)の止めばね(10)が装着されたものとしたことを特徴とする請求項1記載のラチェットドライバー。
  3. ホルダーソケット(4)の装着穴(8)に挿入可能とした突起部(11)を有すると共に、各種のビット(3)を着脱自在に保持する保持穴(12)を有したビットホルダー(13)を付属させたものとしたことを特徴とする請求項1または2記載のラチェットドライバー。
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CN108356749A (zh) * 2018-04-23 2018-08-03 贵州电网有限责任公司 一种油色谱在线监测设备的装拆装置

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