JP2001088044A - 切り込み入りネジとナットにドライバー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ネジやボルトの頭頂部の外周に切り込みを３
ヶ所設ける、切り込みに専用ドライバーの先端に設けた
３本の突起部を差し込んでネジやボルトを挟む、挟み込
んだネジやボルトを目的の場所に手を添えなくても導く
ことが出来る。ネジやボルトは専用ドライバーを回すこ
とで締め付ける、締め付けたネジやボルトは頭頂部の外
周に設けた切り込み個所に依って緩みにくい。外す時も
専用ドライバーを回すことで簡単に外せ且つネジやボル
トは専用ドライバーの先端に設けた突起物に挟まれてい
るので転がり落ちることが避けられる。 【効果】 専用工具が無いと取り付け取り外しが難しい
ので管理者にとって安全性が高い、ネジやボルトは専用
ドライバーの先端に設けた突起物に挟み込んでいる為外
れ落ちにくいので作業効率が良い、取り付けたネジやボ
ルトの頭頂部の外周に設けたの切り込み個所が有る為摩
擦抵抗が増し緩みにくい。取り外したネジやボルトも専
用ドライバーの先端に設けた突起物に挟まれているので
転げ落ちることを避けることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】 この発明のネジやボルトを回す
のは、専用ドライバーを使用するので、管理者は第三者
が簡単に十円玉、又は他の金属片や市販のドライバーを
使用してもネジやボルトを回しずらいので安全性を保つ
ことが出来る。又ネジやボルトの頭頂部分を専用ドライ
バーの先端の突起物で挟み込む為ドライバーの先端より
ネジやボルトが外れ落ちにくくなり手の届かない所に使
用する際便利である。

【０００２】

【従来の技術】 ネジやボルトの頭頂部分にドライバー
の先端がちょうど収まるようにプラスかマイナスの溝が
彫り込まれている。その他六角形穴や星型の穴が彫って
あり其の穴に六角形や星型のレンチを使用するか、又は
ネジやボルトの頭頂部を六角形に成型しボックスレンチ
を使用して取り付けたり取り外したりする。ネジやボル
トが緩まないようにする為には別の緩み止めの金具や器
具を使用しなくてはならない。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】 専用ドライバーを使
用しないとネジやボルトを外すことが困難で在ればネジ
やボルトの頭頂部を管理者以外の第三者の目に触れさせ
ても安心である、従来はネジやボルトを製造する際、成
分に鉄を混ぜることで磁力を持ったドライバーとの組み
合わせでドライバーの先端にネジやボルトを保持したま
ま手を添えずにネジやボルトを締め付けることが出来る
様にしていたが、磁力の効かない物質ではドライバーの
先端にネジやボルトを保持するのが困難であったが、こ
の発明は磁力を使わないでもネジやボルトの頭頂部の外
周に設けた切り込みを、専用ドライバーの先端に設けた
突起物で挟み込んでネジやボルトを抜け落ちないように
使用するので、鉄分を含有しない材料でネジやボルトの
製造してもドライバーの先端に容易に保持できるので従
来の磁力を利用した方法と便利さは変わらないから材料
は自由に選べ、ネジやボルトを製造する際の材料の選択
肢が広がり大変便利である。別の器具を使用しないでネ
ジやボルトのみで緩み止めを出来れば作業効率が上が
る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】 この発明は専用ドライ
バーを使用しないと簡単に取り付け取り外しが困難で、
且つ磁力を使用しないでもネジやボルトをドライバーの
先端に支持出来ると云うものである。

【０００５】 まず請求項１に係るネジやボルトの頭頂
部の外周に切り込みを３ヶ所設けたことを特徴とする。

【０００６】 請求項２のプラス又はマイナスドライバ
ー用の溝が有ると十円玉や他の金属片でも簡単に締め付
け取り外しが出来てしまうが、特徴としてネジやボルト
の頭頂部の外周部に設けた３ヶ所の切り込みはそれぞれ
を結ぶ線にネジの中心点が外れているので、回す際は同
時に３ヶ所に力が懸からないと滑らかに回らず頭頂部を
壊してしまうから専用ドライバーを使用しなくてはなら
ない。

【０００７】 請求項２のネジやボルトの頭頂部の外周
に設けた切り込みに一対となる専用ドライバーの特徴と
して先端に設けた３本の突起物で、ネジやボルトの頭頂
部の切り込み部分を挟み込んで外れないようにして使用
する。

【０００８】 請求項３のネジやボルトの頭頂部の外周
に設けた切り込みを入れることでネジやボルトを取り付
ける際、切り込み個所が食い込み摩擦抵抗が増しネジは
緩みにくくなり別の器具を使用しなくすむ。

【０００９】

【作用】 この発明はネジやボルトの頭頂部に従来のプ
ラスやマイナス溝の代わりにネジやボルトの頭頂部の外
周に切り込みを入れることで専用ドライバーを使用しな
いとネジやボルトの取り付け取り外しが困難にした事で
ある。専用ドライバー先端には３本の突起物を設け、こ
の突起物でネジやボルトの頭頂部を挟み込む為、磁力を
利用しなくてもネジやボルトをドライバーの先端に支持
することが出来る。これはネジの材質が鉄を含む金属に
以外の非磁性体の金属やプラスチック、陶器でもネジを
作ることが出来製造の際使用材料の範囲は広がる。ネジ
やボルトの頭頂部の外周に切り込みを入れることでネジ
止めをする際、切り込み個所が食い込み摩擦抵抗が増し
ネジは緩みにくい。

【００１０】

【実施例】 以下この発明の実施例を図について説明す
る。図１は、ネジの真上から見た図で、図１−２、図２
―２はネジやボルトの頭頂部、図１−３、図２―３は頭
頂部の切り込み部分、図２―１はネジやボルトの本体、
図２―４はネジ山である。

【００１１】 図１−３は請求項１のネジやボルトの頭
頂部に設けた切り込み部分である。この切り込み個所が
摩擦抵抗を増し緩み止めになる。

【００１２】 図４は専用ドライバー横面図、図４―５
は専用ドライバー本体、図４―６は請求項３の専用ドラ
イバー先端に設けた３本の突起物であるこの突起物をネ
ジやボルトの頭頂部に設けられた３ヶ所の切り込みに差
し挟んで、回すことでネジやボルトを取り付けたり取り
外したりする、図３―７図４―７は専用ドライバー先端
部分である。

【００１３】 図５はネジやボルトを専用ドライバーの
先端に設けた突起物をはさみ込んだところの図、図５―
３の切り込みに図５―６の突起物が挟み込まれ、突起物
に挟まれたネジやボルトは外れにくくなる。

【００１４】

【発明の効果】 以上述べたように、この発明は専用ド
ライバーを使用しなくてはネジやボルトを取り付け取り
外しの際困難で、他の金属片ではネジやボルトの頭頂部
を壊して取れなくなる為管理者としては安全性が高い、
ネジやボルトの取り付け取り外しの際は専用ドライバー
先端に設けた突起物にネジやボルトの頭頂部の切り込み
を挟み込んで使用する為ネジやボルトが外れ落ちにく
く、ネジやボルトを目的の場所に手を添えなくても確実
の据え付ける事が出来る。且つネジやボルトの頭頂部に
切り込み個所がある為締め付けたネジが緩み難い。

【００１５】

【図面の簡単な説明】

【図１】 この発明のネジやボルトの真上から見た図で
ある。

【図２】 この発明のネジやボルトの横面図である。

【図３】 この発明の専用ドライバーの底面図である。

【図４】 この発明の専用ドライバーの横面図である。

【図５】 この発明のネジやボルトに専用ドライバーを
使用した図である。

【符号の説明】

１ ネジやボルト本体 ２ ネジやボルトの頭頂部 ３ ネジやボルトの頭頂部の切り込み部分 ４ ネジ山 ５ 専用ドライバー ６ 専用ドライバーの先端突起物 ７ 専用ドライバーの先端 ８ 専用ドライバーの握り

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ネジやボルトの頭頂部にプラス又はマイ
   ナスドライバー用の溝の代わりに、ネジやボルトの頭頂
   部の外周にネジを回す為の切り込みを設けたのを特徴と
   する。
2. 【請求項２】 請求項１のネジやボルトを使用する際
   は、ネジやボルトの頭頂部の外周に設けた切り込みに差
   し込む突起物を有する一対の専用ドライバーを特徴とす
   る。専用ドライバー先端には、３本の突起物が有りこの
   突起物をネジやボルトの頭頂部に有る切り込みに挿し込
   んでネジやボルトを回すことを特徴とする。
3. 【請求項３】 請求項１のネジやボルトの頭頂部に設け
   た切り込みの特徴として取り付けた際摩擦抵抗が増し緩
   みにくい。