JP6340617B1 - 自在ビット - Google Patents
自在ビット Download PDFInfo
- Publication number
- JP6340617B1 JP6340617B1 JP2017138849A JP2017138849A JP6340617B1 JP 6340617 B1 JP6340617 B1 JP 6340617B1 JP 2017138849 A JP2017138849 A JP 2017138849A JP 2017138849 A JP2017138849 A JP 2017138849A JP 6340617 B1 JP6340617 B1 JP 6340617B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bit
- hexagonal
- grip
- hexagon socket
- socket head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Abstract
Description
比較的狭い場所で六角穴付きボルトの締め付けや取り外しを行うには、手動でなければならないことも多い。この場合に、六角穴付きボルトのビット穴に対して真っ直ぐに工具を装着して回すことが必要になる。さもないと、ボルトのビット穴の溝を潰したりボルトを曲げたりすることもある(特許文献2)。また、工具を繰り返し装着し直しながらボルトを少しずつ回していくが、工具の持ち手を回すスペースが狭いと作業性が悪い。
本発明は上記の課題を解決するために、工具に取り付けて使用する自在ビットを提供することを目的とする。
めがねレンチもしくはモンキースパナをグリップに装着し直しながら六角ビットを所定の角度ずつ回すために使用するものであって、
八角形の柱状をした上記グリップと、六角穴付きボルトのビット穴に嵌まり込む六角形の柱で構成された上記六角ビットと、上記グリップと上記六角ビットの境界に配置されて上記グリップの外接円よりも大きい外形を有するフランジとを、それぞれ同軸的に配列し一体化した自在ビット。
めがねレンチもしくはモンキースパナをグリップに装着し直しながら六角ビットを所定の角度ずつ回すために使用するものであって、
八角形の柱状をした上記グリップと、六角穴付きボルトのビット穴に嵌まり込む六角形の柱で構成された上記六角ビットとを同軸的に配列し一体化したものであって、
上記グリップと六角ビットの境界近傍には、上記グリップに装着するめがねレンチもしくはモンキースパナの上記六角ビット側の面に対して、上記同軸的に配列した軸に垂直な平面上で3点以上接する突起が設けられていることを特徴とする自在ビット。
上記六角ビットのサイズが、特定の六角穴付きボルトのビット穴のサイズと一致しているとき、この特定の六角穴付きボルトと組み合わされるナットのサイズと、上記グリップのサイズとが一致するように上記グリップのサイズを選定したことを特徴とする構成1または2に記載の自在ビット。
上記フランジのみが着磁されていることを特徴とする構成1または3に記載の自在ビット。
上記突起のみが着磁されていることを特徴とする構成1または3に記載の自在ビット。
八角グリップにめがねレンチもしくはモンキースパナをグリップに装着し直しながら六角ビットを所定の角度ずつ回して、六角穴付きボルトのねじ締め等を行うことができる。八角グリップによって、六角グリップの場合より狭い場所での作業が可能になる。
このとき、フランジや突起がレンチ28の一面に接して位置決めをするので、レンチ28を用いて自在ビットを正しい姿勢で無理なく回すことができる。さらに、六角ビットを上に向けても、フランジで自在ビットを支えるので、レンチ28を六角グリップに正しく装着した状態を保持できる。
<構成3の効果>
グリップのサイズとナットのサイズを一致させておくと、グリップにめがねレンチやモンキースパナを装着してねじ締めを行い、その工具を用いて六角穴付きボルト用のナットの締め付けを行うことができる。従って、工具交換が不要になり、作業効率を高めることができる。
<構成4と5の効果>
着磁したワッシャ等を嵌め込んで、磁力でレンチに正しい姿勢でビットを密着する構造を実現できる。
図に示すように、実施例1の自在ビット10は、六角形の柱で構成された六角グリップ12と、六角形の柱で構成された六角ビット18と、フランジ16とを備える。六角グリップ12は、めがねレンチ28を装着するためのものである。モンキースパナやボックスレンチも、六角穴付きボルト20を締め付けたり緩めたりするレンチとして全く同様に使用できるが、この実施例ではめがねレンチ28のみで説明する。
図2(a)に示すように、六角グリップ12にめがねレンチ28を装着すると、フランジ16の上面がソケットレンチ28の側面にぴったり接している。これにより、自在ビット10にはめがねレンチ28の回転力が無駄なく伝わる。
また、作業中に六角グリップ12からめがねレンチ28が外れるようなことも防ぐことができる。自在ビット10がめがねレンチ28に理想的な状態で装着されているので、六角ビット18により六角穴付きボルト20に無理な力を与えずに回転させられる。
この図の例では、実施例1の六角形の柱で構成された六角グリップ12の代わりに、八角形の柱で構成された八角グリップ14を使用する。その他の部分の構造は実施例1と全く同様である。なお、理論的には様々な多角形のグリップが採用できるように思えるが、正六角形と正八角形のグリップは、外接円を一致させておけば、既知の市販のめがねレンチをそのまま使用できる。市販の多くのめがねレンチの内側の溝が図1や図3に示すように、24個あるからである。また、12角形や24角形のグリップも製造できるが、実際には力が加わるとグリップの山が潰れてしまい役立たない。即ち、正六角形と正八角形のグリップだけがきわめて実用性の高い自在ビットを提供できることが分かった。
自在ビット10を八角グリップ14に代えた場合には、狭い場所での作業が容易になる。即ち、六角穴付きボルト20が取り付けられる場所が狭いと、めがねレンチ28を回すときにそのアームがぶつかって六角穴付きボルト20を大きく回せないことがある。六角グリップ12を回すときには、図4(c)に示す破線の角度まで回さないと、めがねレンチ28を装着し直せない。しかし、八角グリップ14に代えると、図4(c)に示す角度αだけ回せば、めがねレンチ28を装着し直せる。
上記のフランジ16は、例えば、柱状をした六角グリップ12の外側に突出した突起30等に置き換えることができる。その突起30は六角グリップ12と六角ビット18の境界付近にあればよい。そして、めがねレンチ28の六角ビット18側に向いた側面に対して、六角ビット18の軸に垂直な平面上で3点以上接する構造のものであればよい。即ち、突起はいくつ設けても構わない。
既知の六角ビット18で、図6(a)に示すような、先端に球形ヘッド34を設けたものがある。これは、図の(a)に示すようにどの横断面をとっても6角形をしている。これを図の(b)に示すように六角穴付きボルト20の六角穴に装着して、六角ビット18を傾けた状態で六角穴付きボルト20を回すことができる。本発明の自在ビット10に設けた六角ビット18の先端にも、このような球形ヘッド34を設けることができる。
12 六角グリップ
14 八角グリップ
16 フランジ
18 六角ビット
20 六角穴付きボルト
22 ビット穴
24 雄ねじ部
26 ナット
28 めがねレンチ
30 突起
32 角穴
34 球形ヘッド
Claims (5)
- めがねレンチもしくはモンキースパナをグリップに装着し直しながら六角ビットを所定の角度ずつ回すために使用するものであって、
八角形の柱状をした上記グリップと、六角穴付きボルトのビット穴に嵌まり込む六角形の柱で構成された上記六角ビットと、上記グリップと上記六角ビットの境界に配置されて上記グリップの外接円よりも大きい外形を有するフランジとを、それぞれ同軸的に配列し一体化した自在ビット。 - めがねレンチもしくはモンキースパナをグリップに装着し直しながら六角ビットを所定の角度ずつ回すために使用するものであって、
八角形の柱状をした上記グリップと、六角穴付きボルトのビット穴に嵌まり込む六角形の柱で構成された上記六角ビットとを同軸的に配列し一体化したものであって、
上記グリップと六角ビットの境界近傍には、上記グリップに装着するめがねレンチもしくはモンキースパナの上記六角ビット側の面に対して、上記同軸的に配列した軸に垂直な平面上で3点以上接する突起が設けられていることを特徴とする自在ビット。 - 上記六角ビットのサイズが、特定の六角穴付きボルトのビット穴のサイズと一致しているとき、この特定の六角穴付きボルトと組み合わされるナットのサイズと、上記グリップのサイズとが一致するように上記グリップのサイズを選定したことを特徴とする請求項1または2に記載の自在ビット。
- 上記フランジのみが着磁されていることを特徴とする請求項1または3に記載の自在ビット。
- 上記突起のみが着磁されていることを特徴とする請求項1または3に記載の自在ビット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017138849A JP6340617B1 (ja) | 2017-07-18 | 2017-07-18 | 自在ビット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017138849A JP6340617B1 (ja) | 2017-07-18 | 2017-07-18 | 自在ビット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6340617B1 true JP6340617B1 (ja) | 2018-06-13 |
JP2019018282A JP2019018282A (ja) | 2019-02-07 |
Family
ID=62555226
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017138849A Active JP6340617B1 (ja) | 2017-07-18 | 2017-07-18 | 自在ビット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6340617B1 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06190739A (ja) * | 1992-11-02 | 1994-07-12 | Snap On Tools Corp | 駆動ソケット内で摩擦によって保持されるビット |
JP3122984U (ja) * | 2006-04-20 | 2006-06-29 | 株式会社新亀製作所 | ラチェットドライバー |
JP2010167531A (ja) * | 2009-01-22 | 2010-08-05 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | レンチ工具 |
JP2011056653A (ja) * | 2009-09-10 | 2011-03-24 | Noboru Watanabe | ラチェットレンチのアダプター |
-
2017
- 2017-07-18 JP JP2017138849A patent/JP6340617B1/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06190739A (ja) * | 1992-11-02 | 1994-07-12 | Snap On Tools Corp | 駆動ソケット内で摩擦によって保持されるビット |
JP3122984U (ja) * | 2006-04-20 | 2006-06-29 | 株式会社新亀製作所 | ラチェットドライバー |
JP2010167531A (ja) * | 2009-01-22 | 2010-08-05 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | レンチ工具 |
JP2011056653A (ja) * | 2009-09-10 | 2011-03-24 | Noboru Watanabe | ラチェットレンチのアダプター |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019018282A (ja) | 2019-02-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6564678B1 (en) | Combination of tool kits | |
US10974373B2 (en) | Ratcheting wrench | |
CN201841520U (zh) | 一种扭力扳手维修工具 | |
KR200441373Y1 (ko) | 렌치의 탭 연결구 | |
JP6340617B1 (ja) | 自在ビット | |
US11103982B2 (en) | Wrench structure | |
JP2008207285A (ja) | ネジ締め補助具 | |
CN103659736A (zh) | 一种多功能五金工具 | |
CN203696860U (zh) | 一种可拆卸转矩扳手 | |
JP3122984U (ja) | ラチェットドライバー | |
CN102672645A (zh) | 一种套筒扳手 | |
JP3163118U (ja) | 交換式先端工具部材 | |
KR20060110998A (ko) | 스크류 | |
CN211136948U (zh) | 一种套筒扳手 | |
JP3120762U (ja) | オフセット型ドライバ | |
US20130091994A1 (en) | Drive Tool Capable of Being Coupled at Multiple Angles | |
KR20180104378A (ko) | 협소한 공간에서 사용가능한 만능 렌치 | |
JP2020028945A (ja) | ドライバー | |
CN221211501U (zh) | 一种用于拆卸电机控制器的新型扳手 | |
JP3142377U (ja) | フックネジ、ヒートン等及び六角ボルト、コーチネジ等兼用の回転工具用治具 | |
JP2007136651A (ja) | ソケットレンチ。 | |
CN220463697U (zh) | 一种多功能扳手 | |
JP3148481U (ja) | ナット | |
CN201080953Y (zh) | 防盗螺栓螺母 | |
JP3112542U (ja) | 両頭式ラチェット工具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171110 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171110 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20171110 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20171208 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171221 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180215 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180404 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180418 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180419 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20180418 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20180418 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6340617 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |