JP3166554U - 電線貫通金物締結工具 - Google Patents

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節夫 大亀
節夫 大亀
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【課題】電線貫通金物が狭い間隔で密集して設けられていても、締結部材を回転させることができる電線貫通金物締結工具を提供する。【解決手段】この電線貫通金物締結工具1は、実質的に同一平面に設けられた一対の電線貫通金物接触部材支持部材2,3と、それぞれの電線貫通金物接触部材支持部材2,3の表面から垂直に突き出た電線貫通金物接触部材4,5と、電線貫通金物接触部材支持部材2,3同士の距離を変える移動部材6と、電線貫通金物接触部材支持部材2,3に接続された柄7と、電線貫通金物接触部材支持部材2,3同士の間に形成される空間8を有する。【選択図】図1

Description

この考案は、電線貫通金物などの締結部材を着脱するための工具に関する。
略円柱状の外形を有し、その外周部に締結用工具をはめ込むための切り欠き部を有する締結部材が使用されている。たとえば、電線貫通金物のナットにこのような構造が用いられている。
電線貫通金物は、配電箱など閉鎖した容器を貫通するように電線を取り付ける場合に使われる部材である。中空状の部材で、内部に電線を通す穴と、電線を取り囲むパッキンが設けられている。配電箱など貫通するように電線を固定し、しかも水が内部に進入することを防止するようになっている。この電線貫通金物は、本体部とナットにより構成されており、それぞれにネジ部が形成されていて、着脱できるようになっている。また、本体部も2つの部分に分割されていて、やはりネジで着脱される。この電線貫通金物のナットの外周部には、複数の切り欠き部が設けられている。
このようなナットを締めたり緩めるために、フックスパナが使用されている。たとえば、特許文献1にはフックスパナの例が記載されている。このフックスパナは棒状の柄の先端部に半円状のフックが設けられていて、そのフックの先端には、内側に突き出た突起が設けられている。この突起をナットの切り欠き部に合わせ、ナットの外周に沿ってフックを取り付ける。その状態で、柄を回すことによってナットを回転させることができる。
実開平7−20263号公報
特許文献1などのフックスパナでは、フック部の内周をナットの外周に当てて押えるので、一つのフックスパナでは、それに対応する大きさのナットにしか使用することができない。したがって、複数の大きさのナットがある場合、それだけの種類のフックスパナを用意して使い分けなければならない。
また、フックスパナを使用するためには、電線貫通金物の周囲に大きな空間が必要である。そのためには、電線貫通金物同士の間隔を大きくしなければならず、多数の電線貫通金物を密集させて取り付けることができない。しかし、機器の高機能化とともに配線も複雑となり、多数の電線を密集して配置する必要が高くなりつつある。このような場合、フックスパナでは、フック部をナットに取り付けることができず、また、取り付けることができた場合でも、フック柄部を回すスペースがない。
そこで、フックスパナが使用できない場合には、ドライバの先端を切り欠き部に当ててハンマーでたたくことによりナットを回すことが考えられる。しかし、これはナットを痛めるおそれがあり、また、十分に締め付けることは困難である。
この考案は、電線貫通金物が狭い間隔で密集して設けられていても、締結部材を回転させることができる電線貫通金物締結工具を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、この考案の電線貫通金物締結工具は、実質的に同一平面に設けられた一対の電線貫通金物接触部材支持部材と、それぞれの電線貫通金物接触部材支持部材の表面から垂直に突き出た電線貫通金物接触部材と、電線貫通金物接触部材支持部材同士の距離を変える移動部材と、電線貫通金物接触部材支持部材に接続された柄と、電線貫通金物接触部材支持部材同士の間に形成される空間を有する。
この考案の電線貫通金物締結工具は、電線貫通金物接触部材支持部材および柄が電線貫通金物に干渉しないように設けられているので、電線貫通金物が狭い間隔で密集して設けられていても、ナットを回転させることができる。
電線貫通金物締結工具を示す平面図である。 同断面図である。 電線貫通金物を示す平面図である。
この考案を実施するための形態について図面に基づいて説明する。図1は電線貫通金物締結工具を示す平面図、図2は同A−A断面図、図3は電線貫通金物を示す平面図である。
電線貫通金物締結工具1は、実質的に同一平面に設けられた一対の電線貫通金物接触部材支持部材2,3と、それぞれの電線貫通金物接触部材支持部材2,3の表面から垂直に突き出た電線貫通金物接触部材4,5と、電線貫通金物接触部材支持部材同士の距離を変える移動部材6と、電線貫通金物接触部材支持部材に接続された柄7と、電線貫通金物接触部材支持部材同士の間に形成される空間8を有する
この例において、電線貫通金物締結工具1はモンキーレンチに似た形状を有する。柄7の一端部には略三角形状に広がるアーム支持部9が形成されている。このアーム支持部9の第1角部9aに第1アーム2(第1の電線貫通金物接触部材支持部材)が設けられている。第1アーム2はアーム支持部9と一体に形成された固定アームである。また、アーム支持部9の第2角部9bには第2アーム3(第2の電線貫通金物接触部材支持部材)が設けられている。この第2アーム3は可動アームであり、アーム支持部9に固定されていない。移動部材6によって第1角部9aと第2角部9bの間を移動することができ、これによって第1アーム2と第2アーム3の距離を変えることができる。移動部材6は例えば、ウォームラックとギアの組合せによって構成することができる。
第1アーム2には、その表面から垂直に突き出た第1電線貫通金物係合突起4(第1の電線貫通金物接触部材)が設けられている。また、第2アーム3には第2電線貫通金物係合突起5(第2の電線貫通金物接触部材)が同様に設けられている。電線貫通金物係合突起4,5は、電線貫通金物の外周部の切り欠き部内に挿入できる大きさを有する。
つぎに、電線貫通金物締結工具の使用方法について説明する。まず、対象となる締結部材の大きさに合わせて第1アーム2と第2アーム3の距離を調整する。電線貫通金物のナットを回転させる場合、そのナットなどに設けられた切り欠き11で、円周上の向かい合った位置にある一対の間隔に合わせて、第2アーム3の位置を調整し、電線貫通金物係合突起4,5がその一対の切り欠き部11に係合できるようにする。
ついで、締結部材10の上部より電線貫通金物係合突起4,5を切り欠き部11に挿入する。柄の端部を回すことによって、締結部材10を回転させ、締付けまたは緩めることができる。
アーム2,3および柄7は締結部材10の上面よりも上に位置し、干渉しない。したがって、短い間隔で隣接する締結部材があっても、電線貫通金物締結工具1を合わせることができる。また、アーム2,3同士の間にも開口部8aを有する略コの字状のを空間8があるので、電線12にも干渉しない。柄7も十分に長くすることができ、強固に締め付けるためのトルクを確保することができる。柄7の取り付け方向も任意であり、最も作業しやすい向きを選択することができる。
移動部材6を調整するだけで、電線貫通金物係合突起4,5の距離を変えることができ、異なる大きさの締結部材に使用することができる。したがって、同じ配電箱に複数の種類の電線貫通金物が取り付けられる場合でも、1本の電線貫通金物締結工具で対応できる。
なお、この例では電線貫通金物係合突起4,5以外はほぼモンキーレンチと同じ形状であるので、電線貫通金物係合突起4,5がない側を使用することにより、六角ボルトや六角ナットを回すためのスパナとして使用することもできる。
以上の例では、電線貫通金物締結工具はモンキーレンチの形状に類似しており、一対の電線貫通金物接触部材支持部材もスパナのあご部のように形成されている。しかし、この考案の電線貫通金物締結工具は、そのような形状に限定されない。たとえば、電線貫通金物接触部材支持部材は、電線貫通金物接触部材の位置までの長さでよく、それより先の部分は省略できる。また、電線貫通金物の回転に必要なトルクに堪える太さがされば十分であり、単純な棒状、あるいは曲げ棒のような形状でもよい。
電線貫通金物の中には、図3に示すような外周部に切り欠き部を有するもののほか、六角形のナットやボルトのような形状のものもある。そのような形状の電線貫通金物に適用するために、電線貫通金物接触部材の幅(図2におけるW)を広くしてもよい。そして、その広い当たり面を六角ナットや六角ボルトの側面に接触させて、電線貫通金物を回転させることができる。
1.電線貫通金物締結工具
2,3 電線貫通金物接触部材支持部材(アーム)
4,5 電線貫通金物接触部材(係合突起)
6.電線貫通金物締結工具
7.柄
8.空間
9.アーム支持部
10.電線貫通金物(締結部材)
11.切り欠き部
12.電線

Claims (1)

  1. 実質的に同一平面に設けられた一対の電線貫通金物接触部材支持部材と、それぞれの電線貫通金物接触部材支持部材の表面から垂直に突き出た電線貫通金物接触部材と、電線貫通金物接触部材支持部材同士の距離を変える移動部材と、電線貫通金物接触部材支持部材に接続された柄と、電線貫通金物接触部材支持部材同士の間に形成される空間を有する電線貫通金物締結工具。
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