JP2006315167A - ボルト及びナットの共廻り防止工具 - Google Patents

ボルト及びナットの共廻り防止工具 Download PDF

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Abstract

【課題】 ボルト及びナットの締付け又は緩め作業に使用する工具を提供する。
【解決手段】 図5に示すように、L型保持具(1)の一方の底板部(1a)に、ボルト又はナットの六角対角未満の開口巾を持つ底板鰐口(1b)を設け、その底板の外側面(1e)に受け板(2)を設け、他方の保持具側壁部(1d)には、側壁の内側面(1f)に磁石(3)を装着し、側壁の外側面(1g)に一方の天板部(4a)にボルト又はナットの六角対角以上の開口巾を持つ天板鰐口(4b)を設け、他方の側壁部(4c)に長穴(4d)を設けたL型支持板(4)を蝶ボルト(5)で取付けることを特徴とするボルト又はナットの締付け及び緩め作業で用いる工具である。
【選択図】 図5

Description

本発明は、フランジや鉄板を、ボルト及びナットで締付ける場合又は締付けられたボルト及びナットを緩める場合の作業で使用する工具に関するものである。
ボルト又はナットを、スパナーやモンキーレンチ等の工具で締付け又は緩める作業では、ボルト及びナットが共に同方向に回転する(以下共廻りという)ことが多々ある。このような場合には、両手にスパナーやモンキーレンチ等の工具を持ち、一方を固定しながら共廻りを防止するか、あるいはボルト頭部又はナットの一方を、他の人にスパナーやモンキーレンチ等の工具で固定してもらい、共廻りを防止していた。
そのために、次のような問題点があった。
(イ)一人での作業では、片手による回転作業となり、比較的小さなボルトサイズに限定される。
(ロ)大きなボルトサイズの場合は、二人での作業となり生産性が低下する。
(ハ)ボルト又はナットを緩めているときに、ボルト又はナットが抜け落ちることがあり、特に高所での作業では危険を伴う。
本発明は、これらの問題点を解決するためのものである。
(イ)L型保持具の一方の底板部に、ボルト又はナットの六角対角未満の開口巾を持つ鰐口を設ける。
(ロ)前記L型保持具において、底板部の開口巾がボルト又はナットの六角対辺に嵌合することが好ましい。
(ハ)L型保持具の一方の底板部に、ボルト又はナットに嵌合する角穴を設ける。
(二)前記L型保持具において、底板部の外面にボルト又はナットの受け板を設けることが好ましい。
(ホ)前記L型保持具において、他方の側壁部の内側面に磁石を設けることが好ましい。
(ヘ)前記L型保持具の側壁部に、一方の天板部にボルト又はナットの六角対角以上の開口巾を持つ鰐口を設け、締結具で取付けられたL型支持板を設けることが好ましい。
(ト)前記締結具において、蝶ボルトを使用することが好ましい。
(チ)前記締結具において、L型保持具の側壁部に中空口を持つブッシュを設け、その中空口を自由に出入りする滑り軸の下端にストッパーを設け、ストッパーとブッシュの間にバネを設けたハンドルを使用することが好ましい。
(リ)前記L型支持板の他方の側壁部に、長穴を設けることが好ましい。
以上を特徴とするボルト又はナットの締付け及び緩め作業で用いる工具である。
大きなボルトサイズでも一人で作業ができ、さらにボルト又はナットの抜け落ちも防止することができるため、きわめて安全な作業ができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(イ)図1に示すように、L型保持具(1)の一方の底板部(1a)に、ボルト又はナットの六角対角未満の開口巾を持つ底板鰐口(1b)を設ける。
(ロ)図2に示すように、L型保持具(1)の一方の底板部(1a)に、ボルト又はナットに嵌合する角穴(1c)を設ける。
(ハ)図3及び図4に示すように、L型保持具(1)の底板の外側面(1e)にボルト又はナットが抜脱しても、落下を防止するための受け板(2)を設け、他方の保持具側壁部(1d)には、側壁の内側面(1f)にL型保持具(1)を被締結部の側面に吸着させて、落下を防止するための磁石(3)を装着し、側壁の外側面(1g)に磁石(3)の磁力低下等が発生したり、磁力の効果のない被締結部材に使用するときにも、L型保持具(1)が落下しないように、蝶ボルト(5)で取付けられたL型支持板(4)を設ける。
このときL型支持板(4)は、一方の天板部(4a)にボルト又はナットの六角対角以上の開口巾を持つ天板鰐口(4b)を設け、他方の支持板側壁部(4c)に長穴(4d)を設け、L型保持具(1)の底板部(1a)とL型支持板(4)の天板部(4a)で、被締結部の両端をつかんだ状態で支持するように取付ける。
(二)また、L型支持板(4)をL型保持具(1)の側壁の外側面(1g)に取付ける際、蝶ボルト(5)の代わりに、図5,図6,図7及び図8に示すように、バネ(7)を内装したハンドル(6)を用いてもよい。
本発明は以上のような構成になっており、以下、この使用方法について図9を参照にして説明する。
(ホ)ボルト及びナットを締付けるときは、L型保持具(1)の側壁の外側面(1g)にL型支持板(4)の支持板側壁部(4c)を添わせ、その長穴(4d)から蝶ボルト(5)をL型保持具(1)の側壁の外側面(1g)にねじ込み、L型支持板(4)が上下動できるように仮固定し、L型支持板(4)を限界まで引き上げておく。
(ヘ)予め手で締付けられた六角ナット(11)の対辺に、L型保持具(1)の底板鰐口(1b)を嵌合させ、その側壁の内側面(1f)がフランジ(12a)又は(12b)の側面に当接するまでさし込み、磁石(3)によりL型保持具(1)をフランジ(12a)又は(12b)の側面に吸着させる。
(ト)L型保持具(1)の底板部(1a)とL型支持板(4)の天板部(4a)で、フランジ(12a)と(12b)の両端面をつかんだ状態で支持するようにL型支持板(4)を下動させた後、蝶ボルト(5)で固定する。
(チ)次に、スパナー(13)を六角ボルト(10)の対辺に嵌合させ、六角ボルト(10)を締付ける。このとき、六角ボルト(10)と六角ナット(11)が共廻りしても、L型保持具(1)の側壁内側の左端面(1h)がフランジ(12a)又は(12b)の側面に当たり、六角ナット(11)の回転が抑止されるため、共廻りすることなく六角ボルト(10)の締付けができる。
(リ)ボルト及びナットを緩めるときは、L型保持具(1)の側壁の外側面(1g)にL型支持板(4)の支持板側壁部(4c)を添わせ、その長穴(4d)から蝶ボルト(5)をL型保持具(1)の側壁の外側面(1g)にねじ込み、L型支持板(4)が上下動できるように仮固定し、L型支持板(4)を限界まで引き上げておく。
(ヌ)すでに締結されている六角ナット(11)の対辺に、L型保持具(1)の底板鰐口(1b)を嵌合させ、その側壁の内側面(1f)がフランジ(12a)又は(12b)の側面に当接するまでさし込み、磁石(3)によりL型保持具(1)をフランジ(12a)又は(12b)の側面に吸着させる。
(ル)L型保持具(1)の底板部(1a)とL型支持板(4)の天板部(4a)で、フランジ(12a)と(12b)の両端面をつかんだ状態で支持するようにL型支持板(4)を下動させた後、蝶ボルト(5)で固定する。
(ヲ)次に、スパナー(13)を六角ボルト(10)の対辺に嵌合させ、六角ボルト(10)を緩める。このとき、六角ボルト(10)と六角ナット(11)が共廻りしても、L型保持具(1)の側壁内側の右端面(1i)がフランジ(12a)又は(12b)の側面に当たり、六角ナット(11)の回転が抑止されるため、共廻りすることなく六角ボルト(10)を緩めることができる。
このとき、六角ボルト(10)から抜脱された六角ナット(11)は、L型保持具(1)の受け板(2)の上に乗り、L型保持具(1)をフランジ(12a)又は(12b)から離脱することで、落下することもなく取りだせる。
(ワ)L型支持板(4)をL型保持具(1)の側壁の外側面(1g)に取付ける際、蝶ボルト(5)の代わりにハンドル(6)を使用するときは、図7に示すように、L型保持具(1)に取付けられたハンドル(6)を想像線の位置に置き、L型支持板(4)の長穴(4d)を嵌入させた後、ハンドル(6)を引っ張り、90度回転させて固定する。
また、
(カ)図10及び図11に示すように、L型保持具(1)の側壁の内側面(1f)を、被締結部の側面形状に添うような形状面にすることにより、磁石(3)の吸着力が向上する。
(ナ)図12及び図13に示すように、L型保持具(1)の側壁の外側面(1g)に、L型支持板(4)の支持板側壁部(4c)が嵌合する溝部(1j)を設けることにより、L型支持板(4)の回転が抑止され、安定した上下動ができる。
第1の実施形態に係わる工具の斜視図 第2の実施形態に係わる工具の斜視図 第3の実施形態に係わる工具の斜視図 第4の実施形態に係わる工具の斜視図 第5の実施形態に係わる工具の斜視図 第6の実施形態に係わる工具の斜視図 第5の実施形態の側面図 第5の実施形態の図7におけるA−A断面の拡大図 第3の実施形態の使用状態を示す斜視図 第1の実施形態に係わる変形例の斜視図 第2の実施形態に係わる変形例の斜視図 第3の実施形態に係わる変形例の斜視図 第4の実施形態に係わる変形例の斜視図
符号の説明
1 L型保持具
1a 底板部
1b 底板鰐口
1c 角穴
1d 保持具側壁部
1e 底板の外側面
1f 側壁の内側面
1g 側壁の外側面
1h 側壁内側の左端面
1i 側壁内側の右端面
1j 溝部
2 受け板
3 磁石
4 L型支持板
4a 天板部
4b 天板鰐口
4c 支持板側壁部
4d 長穴
5 蝶ボルト
6 ハンドル
7 バネ
8 ブッシュ
9 ストッパー
10 六角ボルト
11 六角ナット
12a フランジ
12b フランジ
13 スパナー

Claims (9)

  1. L型保持具の一方の底板部に、ボルト又はナットの六角対角未満の開口巾を持つ鰐口を設けることを特徴とする、ボルト又はナットの締付け及び緩め作業で用いる工具。
  2. 前記L型保持具において、底板部の開口巾がボルト又はナットの六角対辺に嵌合することを特徴とする請求項1記載の工具。
  3. L型保持具の一方の底板部に、ボルト又はナットに嵌合する角穴を設けることを特徴とする、ボルト又はナットの締付け及び緩め作業で用いる工具。
  4. 前記L型保持具において、底板部の外面にボルト又はナットの受け板を設けることを特徴とする請求項1〜3項のいずれかに記載の工具。
  5. 前記L型保持具において、他方の側壁部の内側面に磁石を設けることを特徴とする請求項1〜4項のいずれかに記載の工具。
  6. 前記L型保持具の側壁部に、一方の天板部にボルト又はナットの六角対角以上の開口巾を持つ鰐口を設け、締結具で取付けられたL型支持板を設けることを特徴とする請求項1〜5項のいずれかに記載の工具。
  7. 前記締結具において、蝶ボルトを使用することを特徴とする請求項6記載の工具。
  8. 前記締結具において、L型保持具の側壁部に中空口を持つブッシュを螺合し、その中空口を自由に出入りする滑り軸を持つハンドルを設け、その滑り軸の端面にストッパーを設け、ストッパーとブッシュの間にバネを装着したことを特徴とする請求項6記載の工具。
  9. 前記L型支持板の他方の側壁部に、長穴を設けることを特徴とする請求項6項記載の工具。
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