JP3226589U - 回転ハンドル付きスパナ - Google Patents

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定義 吉村
定義 吉村
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Abstract

【課題】ねじ込み式キャスターなどのように、横方向からしかも狭い場所などでもねじの締緩が簡単な構造で迅速かつ容易に行うことができるスパナを提供するものである。【解決手段】L型棒体の一方12に回転可能な把持部11を設け、これを回転ハンドル1とし、L型棒体の他方13の一端に、ねじを締めつける回動軸21が把持部11と平行になるようにスパナ部2を付設したことを特徴とし、これにより横方向からしかも狭い場所などでも、従来のようにスパナを持ち替えることなく連続的に回動させることができ、ねじの締緩が迅速かつ容易に行うことができる。【選択図】図1

Description

本考案は、回転ハンドル付きスパナに関するものである。
レンチ(wrench)やスパナ(open ended spanners)でボルトやナットなどを回すことによって、締め付けて固定しまたは緩めて外す作業(締緩作業)を行う際に、その締緩作業の行程が長い(締緩に多くの回動を要する)場合がある。
従来から、この回動をいかに楽に効果的に行うかという観点から種々の提案がなさている。例えば、特許文献1では、ねじ締め具の芯棒を筒内へ回転できるように挿通し、また芯棒の先端にハンドルを付設し、片方の手で筒を支えて残った手でハンドルを回すようにすることが提案されており、特許文献2では、T型ハンドルと握持筒を有する簡単な構造のねじ回し具が提案されている。また、フックボルトの締緩作業を容易にするためにハンドル構造を有す製品などもある。
しかし、これらは主にねじの縦方向から締め付けるためのハンドル構造を有しており、ねじ込み式キャスターなどのように、横方向からしかも狭い場所であってスパナで締緩作業をする必要のある場所には使用することができない。
実開昭58−160771号公報 実開平3−33072号公報 実開昭60−74957号公報
本考案は、ねじ込み式キャスターなどのように、横方向からしかも狭い場所でもねじの締緩作業が迅速かつ容易に行うことができかつ簡単な構造のスパナを提供するものである。
請求項1の考案では、L型棒体の一方に回転可能な把持部を設け、これを回転ハンドルとし、前記L型棒体の他方の一端に、ねじを締めつける回動軸が前記把持部と平行になるようにスパナ部を付設している。これにより、横方向からしかも狭い場所でもねじの締緩作業が迅速かつ容易に行うことができる。更に、請求項2の考案では、サイズの異なるナットやボルトに対応できるように、スパナ部を二面幅の異なる他のスパナに交換できる形態としている。
また、請求項3の考案では、回転ハンドルのL型棒体に両口スパナを取り付ける構造とし、通常は両口スパナとして使用し必要に応じて組み立てて回転ハンドル付スパナとして使用できる形態としている。
本考案の回転ハンドル付スパナは、手で把持部を持って回転ハンドルでスパナ部を回動させると回動面が水平に保たれるとともに、把持部が回転するため、従来のようにスパナを持ち替えることなく連続的に回動させることができる。特に、ねじ込み式キャスターなどのように、横方向からしかも狭い場所でもねじの締緩作業が迅速かつ容易に行うことができる。
図1は本考案の実施例1の回転ハンドル付スパナの全体図であって、(a)は正面図、(b)は平面図である。 図2は回転ハンドル付スパナでねじ込み式キャスターを取り付けるイメージ図である。 図3は本考案の実施例2の回転ハンドル付スパナの全体図であって、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)はA−A断面図である。 図4は本考案の実施例3の回転ハンドル付スパナの各構成部材を表したものである。 図5は本考案の実施例3の回転ハンドル付スパナの正面図である。
以下、本考案の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1は、本考案の回転ハンドル付スパナの全体的な形態を表したものであり、(a)は正面図を、(b)は平面図を表している。本考案の回転ハンドル付スパナはL型棒体の一方12にL型棒体の一方12に対して回転自在な把持部11を設け、これを回転ハンドル1とし、L型棒体の他方13の一端に、ねじを締緩する回動軸21が把持部11と平行になるようにスパナ部2を付設した構造を有している。なお、L型棒体の他方13は円柱体,多角柱体いずれであってもよい。
ねじの締緩作業は、把持部11を手でにぎりスパナ部2をナットやボルトヘッドに嵌合させて、ナットやボルトヘッドを支点として、回動方向22に回動させる。この時、把持部11がL型棒体の一方12に対して回転し、常に一定の方向を向くようになるので、手を持ち替えることなく連続して回動させることができる。また、本考案は基本的にはスパナであるので、ナットまたはボルトヘッドの横方向からしかも狭い場所でもねじの締緩作業が迅速かつ容易に行うことができる。
例えば、ねじ込み式キャスターの取り付け作業を次のように行うことができる。
図2は、本考案の回転ハンドル付スパナを使用して、ねじ込み式キャスターの取り付け作業を行う様子を表したイメージ図である。ねじ込み式の場合、ステム62にねじが切ってあり直接ねじ込み取り付ける。図2のようにキャスター6を上にし、把持部11を手でにぎりスパナ部2を横方向からボルトヘッド(六角部61)に嵌合させて、回転ハンドル1をねじの締め付け方向に回動させると、六角部61が支点となり回動面が水平に保たれ、かつ、上記したように把持部11がL型棒体の一方12に対して回転し、常に一定の方向を向くようになるので、手を持ち替えることなく連続してクルクルと六角部61を回動させることができ、ねじの締め付けを迅速かつ容易に行うことができる。
実施例2は、サイズの異なるナットやボルトに対応できるように、スパナ部を二面幅の異なる他のスパナに交換できる構造としたものである。
図3は、本実施例のスパナ部2が二面幅の異なるスパナに交換可能な嵌合部3を有する回転ハンドル付きスパナの全体的な形態を表したものであり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)はA−A断面図を表している。本実施例では、図3に示すようにL型棒体の他方13を円柱体としその先端部に四角柱体の凸部14を付設し、スパナ部2に、凸部14に嵌合する凹部31を有する嵌合部3を設けている。ねじの締緩作業に必要な二面幅の付属スパナに交換し、ねじを締緩する回動軸21が把持部11と平行になるように嵌合させて取り付けることにより、サイズの異なるナットやボルトのねじの締緩作業が実施例1と同様に行うことができる。
なお、L型棒体の他方13は本実施例では円柱体としているが多角柱体であってもよい。また、嵌合部3については、本実施例に示す他、付属具の交換に従来から用いられている構造とすることもできる。
実施例3は、回転ハンドル1のL型棒体の他方13に両口スパナ4を取り付けた構造を有する回転ハンドル付きスパナである。
図4は両口スパナを取り付ける前の各部材の状態を表し、図5は取り付け後の正面図を表している。本実施例では両口スパナ4の取り付けはねじ止めとしている。このため、L型棒体に透孔15を、両口スパナ4には透孔43を穿っている。二面幅の小さいスパナ41を使用する場合は、回転ハンドル1のL型棒体の他方13の先端が二面幅の小さいスパナ41の方向になるように、かつ、ねじを締緩する回動軸21が把持部11と平行になるように小ねじ53とナット51でねじ止めする。二面幅の大きいスパナ42を使用する場合は、回転ハンドル1のL型棒体の他方13の先端が二面幅の大きいスパナ42の方向になるように、かつ、ねじを締緩する回動軸21が把持部11と平行になるようにねじ止めする。これにより、サイズの異なるナットやボルトにも対応でき、ねじの締緩作業が実施例1と同様に行うことができる。
本実施例では、回転ハンドル1のL型棒体の他方13に両口スパナ4を取り付けるのに最良の形態として、ねじ止めの場合を示したが、取り付けについてはバンドによるものなど回転ハンドル1が両口スパナ4に緊締に固定できまた取り外しが容易なものであればよい。
1 回転ハンドル
2 スパナ部
3 嵌合部
4 両口スパナ
5 取り付けねじ
6 キャスター
11 把持部
12 L型棒体の一方
13 L型棒体の他方
14 凸部
15 棒体の透孔
21 回動軸
22 回動方向
31 凹部
41 二面幅の小さいスパナ
42 二面幅の大きいスパナ
43 両口スパナの透孔
51 ナット
52 ワッシャー
53 小ねじ
61 六角部
62 ステム

Claims (3)

  1. ねじの締め付け具であって、L型棒体の一方に回転可能な把持部を設け回転ハンドルとし、前記L型棒体の他方の一端に、ねじを締めつける回動軸が前記把持部と平行になるようにスパナ部を付設したことを特徴とする回転ハンドル付きスパナ。
  2. 前記スパナ部が二面幅の異なるスパナに交換可能な嵌合部を有することを特徴とする請求項1記載の回転ハンドル付きスパナ。
  3. 前記L型棒体の一方に回転可能な前記把持部を設け回転ハンドルとし、前記L型棒体の他方に両口スパナを前記回動軸が前記把持部と平行になるように取り付けて構成されることを特徴とする回転ハンドル付きスパナ。
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