JP6697152B1 - ダブルナット締結補助装置 - Google Patents

ダブルナット締結補助装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6697152B1
JP6697152B1 JP2020009081A JP2020009081A JP6697152B1 JP 6697152 B1 JP6697152 B1 JP 6697152B1 JP 2020009081 A JP2020009081 A JP 2020009081A JP 2020009081 A JP2020009081 A JP 2020009081A JP 6697152 B1 JP6697152 B1 JP 6697152B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nut
double
double nut
auxiliary device
fastening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020009081A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021115644A (ja
Inventor
要藏 石原
要藏 石原
山口 貴志
貴志 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TUBE WORKS CO.,LTD.
Original Assignee
TUBE WORKS CO.,LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TUBE WORKS CO.,LTD. filed Critical TUBE WORKS CO.,LTD.
Priority to JP2020009081A priority Critical patent/JP6697152B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6697152B1 publication Critical patent/JP6697152B1/ja
Publication of JP2021115644A publication Critical patent/JP2021115644A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】効率良くダブルナットを締め付けることを可能とするダブルナット締結補助装置を提供することである。【解決手段】ダブルナット締結補助装置10は、螺子山が形成された棒状の螺子部4と、螺子部4に螺合される第1ナット部1と第2ナット部3とを有するダブルナット部と、第1ナット部1と第2ナット部3との間に設けられ第1ナット部1及び第2ナット部3の対角寸法よりも大きい直径を有するワッシャ部2と、を含むダブルナット機構5を締結する際に用いるダブルナット締結補助装置10であって、ワッシャ部2が通過可能な孔部13を有する筒状の把持部12と、孔部13の下部に設けられ、第1ナット部1又は第2ナット部3を通過させてワッシャ部2を係止可能な係止部14と、係止部14の下部に設けられ、第1ナット部1又は第2ナット部3の螺子部4への螺合を規制する回転規制部16と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ダブルナット締結補助装置に関する。
従来、建設現場などにおいて、振動に対する戻り止めとしてダブルナットが用いられている。本発明に関連する技術として、例えば、特許文献1には、ボルト又はナットを締め付けるインパクトレンチ用ソケットであって、外周面に回転状態又は停止状態を判別するための指標を設けたことを特徴とするインパクトレンチ用ソケットが開示されている。
特開2002−254332号公報
ダブルナットを締め付ける手順の一例として、下ナットを締め付けた後に、上ナットを締め付け、その後、上ナットを固定して下ナットを逆回転させることがある。この際、上ナットを固定するのにメガネレンチなどで固定しつつ、下ナットをインパクトレンチなどで回転させる必要がある。
一人の作業者が締め付け作業をする際には、棒状に長く伸びたメガネレンチなどを片手で操作しながら、もう一方の手でインパクトレンチなどの電動工具を操作する必要があるため、効率良く締め付け作業を行うことができないという課題がある。
本発明の目的は、効率良くダブルナットを締め付けることを可能とするダブルナット締結補助装置を提供することである。
本発明に係るダブルナット締結補助装置は、螺子山が形成された棒状の螺子部と、前記螺子部に螺合される第1ナット部と第2ナット部とを有するダブルナット部と、前記第1ナット部と前記第2ナット部との間に設けられ前記第1ナット部及び前記第2ナット部の対角寸法よりも大きい直径を有するワッシャ部と、を含むダブルナット機構を締結する際に用いるダブルナット締結補助装置であって、前記ワッシャ部が通過可能な孔部を有する筒状の把持部と、前記孔部の下部に設けられ、前記第1ナット部又は前記第2ナット部を通過させて前記ワッシャ部を係止可能な係止部と、前記係止部の下部に設けられ、前記第1ナット部又は前記第2ナット部の前記螺子部への螺合を規制する回転規制部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係るダブルナット締結補助装置において、前記把持部は、軸方向に沿ったスリットが形成されていることが好ましい。
また、本発明に係るダブルナット締結補助装置において、前記把持部の孔部は、前記第1ナット部及び前記第2ナット部を螺合させることが可能なインパクトレンチのソケットの外形に沿った形状を有し、前記ソケットを収納可能な構造を有することが好ましい。
また、本発明に係るダブルナット締結補助装置において、前記第1ナット部及び前記第2ナット部は六角ナットであり、前記回転規制部は、前記六角ナットを嵌合させるための六角又は十二角の凹凸形状を有することが好ましい。
本発明によれば、効率良くダブルナットを締め付けることが出来る。
本発明に係る実施形態のダブルナット締結補助装置を示す斜視図である。 本発明に係る実施形態において、ダブルナット締結補助装置の平面図と、ダブルナット機構の側面図と、ソケットの側面図、平面図及び底面図である。 本発明に係る実施形態のダブルナット締結補助装置にダブルナット機構を装着し、その後、ソケットを装着している様子を示す図である。
以下に、本発明に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、全ての図面において同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、本文中の説明においては、必要に応じそれ以前に述べた符号を用いるものとする。
図1は、本発明に係る実施形態のダブルナット締結補助装置10を示す斜視図である。図2は、ダブルナット締結補助装置10の平面図と、ダブルナット機構5の側面図と、ソケット6の側面図、平面図及び底面図である。
図3は、ダブルナット締結補助装置10にダブルナット機構5を装着し、その後、ソケット6を装着している様子を示す図である。
ダブルナット機構5は、螺子部4と、第1ナット部と第2ナット部3とを有するダブルナット部7と、ワッシャ部2とを備えている。
螺子部4は、螺子山(螺子溝)が形成された棒状の金属製部材であり、第1ナット部1と第2ナット部3が螺合される棒部材である。
ダブルナット部7は、螺子部4に螺合される第1ナット部1と第2ナット部3とを有する。第1ナット部1及び第2ナット部3は、六角形状の外形を有する金属製のナットである。
ワッシャ部2は、第1ナット部1と第2ナット部3との間に設けられ、第1ナット部1及び第2ナット部3の対角寸法よりも大きい直径を有する円状の金属製の板部材である。
ここでは、第1ナット部1又は第2ナット部3は、電動インパクトレンチ(不図示)で自動的に螺合するものとして説明するが、もちろん、手動で螺合させてもよい。
電動インパクトレンチは、電気や圧縮空気を動力源として内蔵されたモータを回転させ、内蔵されたハンマーを回転させる。ハンマーはソケット6が接続された軸に、回転方向に打撃(インパクト)を与える。
この打撃により先端に取り付けられたソケット6などが回転し、第1ナット部1又は第2ナット部3を回すことができ、ソケット6が接続された軸は常にインパクトを受けながら回転しているため、大きなトルクをかけることができる。
ソケット6は、電動インパクトレンチに装着して、第1ナット部1又は第2ナット部3を回転させるための金属製の円筒部材である。ソケット6は、図2(c)に示されるように、底面部6B側には、第1ナット部1又は第2ナット部3を嵌合させるための六角形状の孔部を有しており、天井面部6T側には、電動インパクトレンチに連結するための四角形状の孔部を有する。
ダブルナット締結補助装置10は、ダブルナット機構5を締結する際に用いる金属製の装置である。ダブルナット締結補助装置10は、把持部12と、係止部14と、回転規制部16とを備えている。
把持部12は、ワッシャ部2が通過可能な孔部13を有する筒状部材である。把持部12の側面には、軸方向に沿ったスリット15が形成されている。このため、図2(a)に示されるように、把持部12の平面視は、略C字形状を有している。
把持部12の孔部13は、第1ナット部1及び第2ナット部3を螺合させることが可能な電動インパクトレンチのソケット6の外形に沿った円柱形状を有し、ソケット6を収納可能な構造を有する。すなわち、孔部13の直径は、ソケット6の本体部6Hの直径に比べて若干大きい径に設定されている。
係止部14は、孔部13の下部に設けられ、第1ナット部1又は第2ナット部3を通過させてワッシャ部2を係止可能な部位である。係止部14は、回転規制部16の天井面によって構成されており、詳細な説明は後述する。
回転規制部16は、係止部14の下部に設けられ、第1ナット部1又は第2ナット部3の螺子部4への螺合回転を規制する。
回転規制部16は、第1ナット部1及び第2ナット部3の六角ナットを嵌合させるための六角又は十二角の凹凸形状を有するが、ここでは、十二角の凹凸形状を有するものとして説明する。
回転規制部16の六角の凹凸形状は、第1ナット部1及び第2ナット部3の外形である六角形と一致しているため、第1ナット部1又は第2ナット部3と嵌合させることで回転方向の動きをしっかりと規制することができる。
これに対し、十二角の凹凸形状は、六角の倍の凹凸が形成されているため、第1ナット部1及び第2ナット部3を挿入しやすく、かつ、嵌合させることで、第1ナット部1及び第2ナット部3の回転を規制できる。
図2(a)に示されるように、回転規制部16の十二角の凹凸形状は、孔部13の外径よりも内径側に形成されており、凹凸を形成する壁部が突設されている。当該壁部の天井面がワッシャ部2を係止可能な部位である係止部14として機能する。
続いて、上記構成のダブルナット締結補助装置10の作用について説明する。図2(b)に示されるダブルナット機構5において、ダブルナット部7を締め付ける際にダブルナット締結補助装置10を準備する。
具体的には、図3(a)に示されるように、ユーザの一方の手8aで、ダブルナット締結補助装置10の把持部12を握り、ダブルナット機構5の螺子部4を把持部12の孔部13に通過させて、第2ナット部3を回転規制部16の六角の凹凸形状に嵌合させる。
このとき、ワッシャ部2が係止部14に係合され、第2ナット部3は、回転規制部16と嵌合するため、第2ナット部3の回転が規制される。しかしながら、第1ナット部1は、第1ナット部1の対角寸法よりも大きい直径の孔部13に収容されているため、第1ナット部1は回転可能なフリーな状態となっている。
その後、ユーザの他方の手8bで、電動インパクトレンチのソケット6を手に取り、図3(b)に示されるように、ソケット6の底面部6B側から孔部13に挿入する。
そして、ソケット6の底面部6Bの六角形状の孔部を第1ナット部1に嵌合させる。このとき、ソケット6の天井面部6Tは、把持部12から突出した状態となっている。次に、電動インパクトレンチとソケット6の天井面部6Tとを接続させて、電動インパクトレンチを作動させる。
電動インパクトレンチの作動により、ソケット6が回転すると、ソケット6の底面部6Bに嵌合する第1ナット部1が回転する。このとき、第2ナット部3は、回転規制部16により回転が規制されているので、第1ナット部1と第2ナット部3とを有するダブルナット部7をしっかりと締め付けることが出来る。
従来、ダブルナットを締め付ける際に、一人の作業者が締め付け作業をするために、棒状に長く伸びたメガネレンチなどを片手で操作しながら、もう一方でインパクトレンチなどの電動工具を操作する必要があるため、効率良く締め付け作業を行えないという課題があった。また、一人で難しい場合は、二人の作業者で締め付けを行う必要があった。
しかしながら、ダブルナット締結補助装置10によれば、一人の作業者(ユーザ)が一方の手8aで把持部12を持ちながら、他方の手8bで電動インパクトレンチを操作するだけで締め付けることができる。これにより、効率良く締め付けることができるという顕著な効果を奏する。
なお、ダブルナット締結補助装置10は、把持部12にスリット15が形成されているため、図3(a)(b)に示されるように、ダブルナット機構5とソケット6を装着する際に視認することができ、効率良く装着することができるが、スリット15は必須の構成ではなく、スリット15が無くても上記のように効率良く締め付けを行えるという効果を発揮する。
1 第1ナット部、2 ワッシャ部、3 第2ナット部、4 螺子部、5 ダブルナット機構、6 ソケット、6B 底面部、6T 天井面部、7 ダブルナット部、8a,8b 手、10 ダブルナット締結補助装置、12 把持部、13 孔部、14 係止部、15 スリット、16 回転規制部。

Claims (4)

  1. 螺子山が形成された棒状の螺子部と、
    前記螺子部に螺合される第1ナット部と第2ナット部とを有するダブルナット部と、
    前記第1ナット部と前記第2ナット部との間に設けられ前記第1ナット部及び前記第2ナット部の対角寸法よりも大きい直径を有するワッシャ部と、
    を含むダブルナット機構を締結する際に用いるダブルナット締結補助装置であって、
    前記ワッシャ部が通過可能な孔部を有する筒状の把持部と、
    前記孔部の下部に設けられ、前記第1ナット部又は前記第2ナット部を通過させて前記ワッシャ部を係止可能な係止部と、
    前記係止部の下部に設けられ、前記第1ナット部又は前記第2ナット部の前記螺子部への螺合回転を規制する回転規制部と、
    を備えることを特徴とするダブルナット締結補助装置。
  2. 請求項1に記載のダブルナット締結補助装置において、
    前記把持部は、軸方向に沿ったスリットが形成されていることを特徴とするダブルナット締結補助装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のダブルナット締結補助装置において、
    前記把持部の孔部は、前記第1ナット部及び前記第2ナット部を螺合させることが可能なインパクトレンチのソケットの外形に沿った形状を有し、前記ソケットを収納可能な構造を有することを特徴とするダブルナット締結補助装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のダブルナット締結補助装置において、
    前記第1ナット部及び前記第2ナット部は六角ナットであり、
    前記回転規制部は、前記六角ナットを嵌合させるための六角又は十二角の凹凸形状を有することを特徴とするダブルナット締結補助装置。
JP2020009081A 2020-01-23 2020-01-23 ダブルナット締結補助装置 Active JP6697152B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020009081A JP6697152B1 (ja) 2020-01-23 2020-01-23 ダブルナット締結補助装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020009081A JP6697152B1 (ja) 2020-01-23 2020-01-23 ダブルナット締結補助装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6697152B1 true JP6697152B1 (ja) 2020-05-20
JP2021115644A JP2021115644A (ja) 2021-08-10

Family

ID=70682413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020009081A Active JP6697152B1 (ja) 2020-01-23 2020-01-23 ダブルナット締結補助装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6697152B1 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021115644A (ja) 2021-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO1999028076A1 (fr) Outil
KR101524698B1 (ko) 태엽 스프링의 복원력을 이용한 드라이버 공구
JP6697152B1 (ja) ダブルナット締結補助装置
KR100758324B1 (ko) 나사부품 체결용 공구
JP6936948B1 (ja) ダブルナット締結補助装置
US6626069B1 (en) Leverage adapter for use in combination with an elongated hand tool
JPH0718530Y2 (ja) ラチェットスパナを利用した交換自在なボックススパナ
KR20060112297A (ko) 렌치 홀더
KR102066877B1 (ko) 기능성 소켓
JPH0871931A (ja) 管継手締結用工具及びその工具を備えたソケットレンチ
JPH08141921A (ja) ラチェット機構付きソケットレンチ用手回しリング
KR20200143219A (ko) 기능성 소켓
RU2200654C2 (ru) Ключ-мультипликатор
JP3142377U (ja) フックネジ、ヒートン等及び六角ボルト、コーチネジ等兼用の回転工具用治具
JPH08252774A (ja) 手持ち工具
KR200245902Y1 (ko) 고속 소켓렌치
JPH0634945Y2 (ja) レンチ取扱い用治具
JP2020028945A (ja) ドライバー
JP3226589U (ja) 回転ハンドル付きスパナ
JP2007136651A (ja) ソケットレンチ。
JP2571295Y2 (ja) サイドハンドル
JPH0432309U (ja)
JP2017159415A (ja) トルクドライバ
JPH09150373A (ja) 工 具
JP3037398U (ja) ソケットレンチ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200123

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20200123

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20200228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200324

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20200403

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200403

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20200403

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6697152

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R154 Certificate of patent or utility model (reissue)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R154

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250