JP3163118U - 交換式先端工具部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】 特にタイプやサイズの異なるさまざまなドライバービットを同一のスリーブに設けられるようにすることにより、使用するネジと対応するドライバービットを選ぶだけで簡単にねじ止め作業をできるようにした交換式先端工具部材を提供する。【解決手段】スリーブと、弾性リングと、ドライバービットとを有し、該スリーブは、内部中央に穿設される貫通孔と、前端に形成される当接端部と、後端の内周面に凹設される環状凹部とを備えるものであり、該弾性リングは、前記スリーブの環状凹部に設置されるものであり、該ドライバービットは、着脱可能に前記スリーブの貫通孔に貫設され、前記スリーブの当接端部から突出するネジ連結端部と、工具連結端部と、該ネジ連結端部と工具連結端部との間に形成されると共に、前記弾性リングと対応するように嵌合される環状の嵌合凹部とを備えることを特徴とする。【選択図】 図1
Description
本考案は、特に安定的にネジを対象物にねじ止めすることができる電動ドライバー用交換式先端工具部材に関するものである。
従来の先端工具部材は、ドライバービットと、スリーブとを含み、着脱可能に電動ドライバーに装着され、安定的にネジを対象物にねじ止めするためのものであり、その内、該ドライバービットは、細長状の棒体を呈し、前端がネジ頭部の嵌入溝と対応する一字形や十字形のドライバ端であると共に、後端が電動工具に装着される連結端であり、該連結端が断面略六角形を呈し、また、該スリーブは、該ドライバービットの両端がスリーブから突出するように該ドライバービットに環装され、且つドライバ端の近傍に固定され、前側の環状周面が当接面部となるものである。
また、従来の先端工具部材を使用する時は、ドライバービットの連結端を電動ドライバーに装着すると共に、ドライバービットのドライバ端をネジ頭部の嵌入溝に嵌合すれば、該電動ドライバーの回転により、ネジを対象物にねじ止めすることができる。さらに、この構成によれば、ネジの頭部がスリーブの内部に位置することから、ネジがスリーブに囲まれるので、安定的に回させることができる。また、スリーブの当接面部が対象物の表面に当接すると、ネジがドライバ端から離れて深くねじ止めすることができなくなることから、ネジの締めすぎによる対象物の破損を防ぐことができる。
更に、既存の先端工具部材には、例えば、台湾実用新案M372241の「締め付けスリーブ」などを有し、その「締め付けスリーブ」は、スリーブと、ドライバービットとを有し、そのうち該スリーブは、可撓性を有する素材からなり、ネジの頭部を収容するために、前端の内周面に位置決め凹部が形成される。一方、前記ドライバービットは、該スリーブを貫くように該スリーブの弾力により突出可能に一体に結合され、その前端は、該スリーブの位置決め凹部に位置すると共に、ネジ頭部の嵌入溝に嵌合され、後端は電動ドライバに取り付けられる。このように、この構成によれば、対象物にねじ止めすることができる。
しかしながら、既存の先端工具部材においては、上述したように、スリーブとドライバービットとが一体に形成されることから、サイズが決められているので、異なるサイズのネジに使用する場合には、先端工具部材を変更しなけらばならない。故に、使用者は、サイズの異なる多くの先端工具部材を用意しなければならなく、用意したとしても、使用するサイズの先端工具部材を探すのは非常に面倒であり、工具箱を携帯するのも不便であった。
また、既存の異なるタイプの先端工具部材は、前記「締め付けスリーブ」に示すように、スリーブが可撓性を有する素材からなり、着脱可能にドライバービットに環装するだけでよいが、そのスリーブを頻繁に異なるサイズのドライバービットに着脱し続けると、スリーブの弾力が徐々に衰え、使用寿命が縮まってしまうという欠点があった。
更に、既存の先端工具部材は、ネジを対象物にねじ止めする時、スリーブの当接面部が対象物に当接することにより、スリーブに収容されるネジの頭部が対象物の表面から突出することがあるから、安全性が低下するという問題があった。
本考案に係る交換可能な先端工具部材は、スリーブと、弾性リングと、ドライバービットとを有し、その内、該スリーブは、内部中央に穿設される貫通孔と、前端に形成される当接端部と、後端の内周面に凹設される環状凹部とを備え、該弾性リングは、前記スリーブの環状凹部に設置され、該ドライバービットは、着脱可能に前記スリーブの貫通孔に貫設され、前記スリーブの当接端部から突出するネジ連結端部と、工具連結端部と、該ネジ連結端部と工具連結端部との間に形成されると共に、前記弾性リングと対応するように嵌合される環状を呈する嵌合凹部とを備えるものであり、それらの構成により、タイプやサイズが異なるさまざまなドライバービットを同一のスリーブ1に設けることができる。
また、この構成によれば、前記スリーブにおける当接端部の近傍の内周面に収容凹部が形成されるので、ネジの頭部を収容することができる。
さらに、前記工具連結端部の外径は、前記スリーブの貫通孔の内径より大きいことから、前記ネジ連結端部をスリーブの貫通孔に挿入する時、工具連結端部から力を入れて圧押すると、嵌合凹部が環状凹部に設置される弾性リングと対応するように嵌めこまれる。
尚、前記弾性リングは、C字形リングであることが好ましい。
本考案に係る交換式先端工具部材は上記の課題を解決するものであることから、タイプやサイズの異なるさまざまなドライバービットを同一のスリーブに装着することが可能であるので、生産コストを節約することができる。また、スリーブの当接端部が、例えば木材質部材の表面に当接すると、更なるねじ込みが防止されるので、木材質部材を傷つけることはない。
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。尚、下記実施例は、本考案の好適な実施の形態を示したものにすぎず、本考案の技術的範囲は、下記実施例そのものに何ら限定されるものではない。
図1乃至図4に示すように、本考案に係る交換式先端工具部材は、スリーブ1と、弾性リング3と、ドライバービット2とを有し、そのうち該スリーブ1は、金属や合金からなり、内部中央に穿設される貫通孔10と、前端に形成される当接端部11と、該当接端部11の近傍の内周面に凹設される収容凹部100と、後端の内周面に凹設される環状凹部12とを備え、また、該弾性リング3は、該スリーブ1の環状凹部12に設置されるC字形リングであることが好ましい。
前記ドライバービット2は、金属や合金からなり、着脱可能に前記スリーブ1の貫通孔10に貫設され、前記スリーブ1の当接端部11から突出するネジ連結端部20と、該スリーブ1の貫通孔10の内径より大きな外径を有する工具連結端部21と、該ネジ連結端部20と工具連結端部21との間に形成されると共に、前記スリーブ1の貫通孔10の内部に位置し、前記弾性リング3と対応するように嵌合される環状の嵌合凹部22とを備えるものである。尚、前記ネジ連結端部20は、ネジの頭部と対応する一字形や、十字形、多辺形などの断面を有することが好ましく(図5乃至図7に示す)、該工具連結端部21は、多辺形の断面を有することが好ましく、該嵌合凹部22は、弾性リング3の内径よりやや小さな外径を有することが好ましい。
また、本考案に係る交換式先端工具部材は、スリーブ1とドライバービット2とを組み合せる時、該ドライバービット2のネジ連結端部20をスリーブ1の貫通孔10に挿入し、前記工具連結端部21の末端から力を入れて圧押すると、前記嵌合凹部22が環状凹部12に設置される弾性リング3に嵌め込まれ、該弾性リング3がドライバービット2に位置決めされるので、ドライバービット2とスリーブ1とを強固に結合させることができる。
図5乃至図7に示すように、本考案に係る交換式先端工具部材は、ドライバービット2が着脱可能にスリーブ1に設けられることから、タイプやサイズの異なるドライバービット2に自由に変更することができる。また、使用する時に、ネジがドライバービット2のネジ連結端部20と対応していない場合には、単に該ドライバービット2を取り外して対応する他のドライバービット2を交換するだけでよいので、使用上とても便利である。
図8に示すように、本考案に係る交換式先端工具部材を使用する時は、ネジ5と対応する適当なドライバービット2を選んでからドライバービット2をスリーブ1に装着し、該ドライバービット2は、工具連結端部21が電動工具4に連結されることにより連動すると共に、ネジ連結端部20はネジ5の頭部50の嵌合溝に嵌合され、さらに、該ネジ5は、その頭部50がスリーブ1の当接端部11に当接され、電動工具4を駆動することにより、ネジを対象物にねじ止めすることができる。
また、本考案によれば、前記ドライバービット2のネジ連結端部20は、スリーブ1の当接端部11から突出することから、ネジ5の頭部50を木材質部材の対象物における表面6にねじ込むことができ、ネジ5の頭部50の木材質部材の表面6からの突出を防ぐので、ねじ止めを精確に行うことができると共に、安全性も上昇させることができる。
さらに、スリーブ1の当接端部11が木材質部材の表面6に接触すると、ねじ止めが停止し、ネジ5とネジ連結端部20とが離間するので、ネジ5が木材質部材の表面6に深くねじ込まれることによる木材質部材の亀裂などを防止することができる。使用上非常に便利であり、生産コストも抑えることができる。
本考案は上記の構成を有することから、タイプやサイズの異なるさまざまなドライバービットを同一のスリーブに装着することが可能であるので、生産コストを節約することができる。また、スリーブの当接端部が、例えば木材質部材の表面に当接すると、更なるねじ込みが防止されるので、木材質部材を傷つけることはない。
1 スリーブ
10 貫通孔
100 収容凹部
11 当接端部
12 環状凹部
3 弾性リング
2 ドライバービット
20 ネジ連結端部
21 工具連結端部
10 貫通孔
100 収容凹部
11 当接端部
12 環状凹部
3 弾性リング
2 ドライバービット
20 ネジ連結端部
21 工具連結端部
Claims (5)
- 内部中央に穿設される貫通孔と、前端に形成される当接端部と、後端の内周面に凹設される環状凹部とを備えるスリーブと、
前記スリーブの環状凹部に設置される弾性リングと、
前記スリーブの当接端部から突出するネジ連結端部と、工具連結端部と、該ネジ連結端部と工具連結端部との間に形成されると共に、前記弾性リングと対応するように嵌合される環状の嵌合凹部とを備え、着脱可能に前記スリーブの貫通孔に貫設されるドライバービットとを有することを特徴とする交換式先端工具部材。 - 前記スリーブにおける当接端部の近傍の内周面に収容凹部が凹設されることを特徴とする請求項1に記載の交換式先端工具部材。
- 前記工具連結端部の外径は、前記スリーブの貫通孔の内径より大きいことを特徴とする請求項1または2に記載の交換式先端工具部材。
- 前記弾性リングがC字形リングであることを特徴とする請求項3に記載の交換式先端工具部材。
- 前記弾性リングがC字形リングであることを特徴とする請求項1または2に記載の交換式先端工具部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010004815U JP3163118U (ja) | 2010-07-16 | 2010-07-16 | 交換式先端工具部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010004815U JP3163118U (ja) | 2010-07-16 | 2010-07-16 | 交換式先端工具部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3163118U true JP3163118U (ja) | 2010-09-30 |
Family
ID=54865850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010004815U Expired - Fee Related JP3163118U (ja) | 2010-07-16 | 2010-07-16 | 交換式先端工具部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3163118U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108789251A (zh) * | 2017-04-26 | 2018-11-13 | 株式会社牧田 | 电动螺丝刀 |
CN111015570A (zh) * | 2019-12-12 | 2020-04-17 | 上海空间推进研究所 | 用于空间推进系统具有导向机构的旋具装置 |
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2010
- 2010-07-16 JP JP2010004815U patent/JP3163118U/ja not_active Expired - Fee Related
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