JP2000092902A - ロータリ作業機の草切り具 - Google Patents

ロータリ作業機の草切り具

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JP2000092902A
JP2000092902A JP10266528A JP26652898A JP2000092902A JP 2000092902 A JP2000092902 A JP 2000092902A JP 10266528 A JP10266528 A JP 10266528A JP 26652898 A JP26652898 A JP 26652898A JP 2000092902 A JP2000092902 A JP 2000092902A
Authority
JP
Japan
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shaft
claw
flange
claw shaft
rotary
Prior art date
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Pending
Application number
JP10266528A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Wakuta
毅 涌田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロータリ作業機側に容易且つ確実に取り付け
られる爪軸側への草等の巻き付きを防止するロータリ作
業機の草切り具を提供することを課題としている。 【解決手段】 圃場の耕耘作業を行う回転爪15が突設
された爪軸14における、該爪軸14の両端に固着され
て作業機のフレーム5側に回転自在に支持された支持軸
18,19との固定用のフランジ14aの一部を爪軸1
4の外周方向に延出して突出部20を形成せしめ、該突
出部20に爪軸14への草の巻き付きを防止せしめる草
切り具22を、支持軸14のフランジ14aの外周側に
位置させて支持軸18,19側に突出せしめて取り付け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はロータリ作業機の
作業中等において爪軸への草の巻き付きを防止するロー
タリ作業機の草切り具に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来トラ
クタ等に取り付けられる耕耘用のロータリ作業機には、
回転により圃場の耕耘作業を行う回転爪が突設された爪
軸が、該爪軸の両端に固着された支持軸を介して作業機
のフレーム側に回転自在に支持された構造のものが知ら
れている。そして作業機の作動中等において上記爪軸へ
の草等の巻き付きを防止する草切り具が、爪軸に設けら
れる回転爪取り付け用のホルダに回転爪と共に取り付け
られていたが、回転爪と共に取り付けるために、比較的
取り付けが困難であるとともに、回転爪の影響により取
り付けが緩みやすいという欠点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めの本発明のロータリ作業機の草切り具は、圃場の耕耘
作業を行う回転爪15が突設された爪軸14と、該爪軸
14の両端に固着され、作業機のフレーム5側に回転自
在に支持された支持軸18,19とを備え、爪軸14と
支持軸18,19とが互いの端部に形成せしめられたフ
ランジ14a,18a,19aを介して固着されたロー
タリ作業機において、上記爪軸14のフランジ14aの
一部を爪軸14の外周方向に延出して突出部20を形成
せしめ、該突出部20に爪軸14への草の巻き付きを防
止せしめる草切り具22を、支持軸14のフランジ14
aの外周側に位置させて支持軸18,19側に突出せし
めて取り付けたことを特徴としている。
【0004】
【発明の実施の形態】次に本発明の1実施形態を図面に
基づいて説明する。図1に示されるように本実施形態の
ロータリ作業機1はトラクタ等の走行機体2の後方に3
点リンクヒッチ3を介して昇降自在に連結され、圃場の
耕耘作業を行う従来同様の構造を有したものであり、図
1,図2に示されるように走行機体2側よりPTO動力
が入力されるギヤケース4からパイプフレーム6が左右
に突出して設けられているとともに、該パイプフレーム
6の一方(左)の外端部にチェーンケース7が、他方
(右)の外端部に平面視でコの字状断面をなすサイドフ
レーム8がそれぞれ一体的に設けられている。
【0005】つまりギヤケース4,パイプフレーム6,
チェーンケース7,サイドフレーム8等によりロータリ
作業機のフレーム5を構成している。一方上記チェーン
ケース7とサイドフレーム8の下部にはチェーンケース
7側のベアリング11,12及びサイドフレーム8側の
ベアリング13を保持する軸受けホルダ16,17がそ
れぞれ設けられており、ベアリング11,12にチェー
ンケース7側の支持シャフト18が、ベアリング13に
サイドフレーム8側の支持シャフト19が各回転自在に
軸支されている。
【0006】そして爪軸14の両端に両支持シャフト1
8,19がそれぞれ取り付けられており、これにより従
来同様爪軸14がサイドフレーム8とチェーンケース7
との間に回転自在に軸支されるとともに、ギヤケース4
に入力される駆動力がチェーンケース7を介して爪軸1
4に入力され、爪軸14が回転駆動される構造となって
いる。
【0007】このとき両支持シャフト18,19の爪軸
14側の端部及び爪軸14の両端部にはそれぞれフラン
ジ14a,18a,19aが設けられており、爪軸14
と支持シャフト18,19との固定は、図3に示される
ように爪軸14側のフランジ14aと支持シャフト1
8,19側のフランジ18a,19aをボルト21等に
より固定することで着脱自在に行われる。
【0008】そして爪軸14には従来同様回転により圃
場の耕耘作業を行う回転爪15が、爪軸14の外周に設
けられた爪ホルダ10を介して複数取り付けられてお
り、爪軸14の回転により回転爪15が圃場の耕耘作業
を行うように構成されている。なお図3はサイドフレー
ム8側の支持シャフト19(フランジ19a)と爪軸1
4(フランジ14a)との固定状態を示している。
【0009】一方図3,図4に示されるように爪軸14
側のフランジ14aは、その一部が爪軸14の外周方向
に延出して突出部20が形成せしめられており、該突出
部20は支持シャフト19又は18のフランジ19a又
は18aの外側(外周側)に突出している。そして該突
出部20にはフランジ14aの内側面から支持シャフト
19又は18側に突出せしめて、爪軸14への草の巻き
付きを防止せしめる草切り具となる草切りボルト22
が、突出部に螺合せしめられると共にフランジ14aの
外側面に設けられたナット23により固定されて取り付
けられている。
【0010】なお上記チェーンケース7及びサイドフレ
ーム8の軸受けホルダ16,17は内側(爪軸14側)
が開口しており、該開口側から支持シャフト18,19
が挿入されているが、軸受けホルダ16,17の開口部
に支持シャフト18,19のフランジ18a,19aが
所定の嵌合誤差で回転自在に挿入されている。そして上
記草切りボルト22は軸受けホルダ16,17の外周側
に位置しており、爪軸14の回転により軸受けホルダー
16,17の外周を回動するように構成されている。
【0011】以上に示される構造によりロータリ作業機
1の作動中爪軸14が回転することにより、草切りボル
ト22が軸受けホルダ16,17の外周を回動し、圃場
内に残る草等を切り、爪軸14側への草の巻き付き等を
防止するとともに、軸受けホルダ16,17と支持シャ
フト18,19のフランジ18a,19aとの隙間から
の上記草等の軸受けホルダ16,17内への侵入が防止
される。
【0012】このとき上記草切りボルト22は回転爪1
5とは独立して、爪軸14のフランジ14a側に取り付
けられているため、取り付けに回転爪15の影響を受け
ず、これにより草切りボルト22の緩みが少なく、草切
りボルト22が爪軸14側から容易に外れることはな
い。また回転爪15とは無関係に草切りボルト22が取
り付けられるため、草切りボルト22の着脱が容易であ
り、さらに草切り具としてボルトが使用されるため、構
造が簡単であり、またコストも安い。なお草切りボルト
22を支持シャフト18,19のフランジ18a,19
a側に設けるように構成しても良い。
【0013】
【発明の効果】以上のように構成される本発明の構造に
よれば、爪軸のフランジに固定された草切り具が爪軸の
回転にともなって回転し、これにより草切り具が圃場内
に残る草等を切り、爪軸側への草の巻き付き等を防止す
るが、該草切り具が爪軸と支持軸とを固定するフランジ
側に設けられているため、回転爪側に設けられているも
のに比較して取り付けの緩み等の発生が少なく、容易に
外れることがないという効果の他、着脱が容易であり且
つ構造がシンプルであるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ロータリ作業機の要部側面図である。
【図2】ロータリ作業機の要部背面部分断面図である。
【図3】チェーンケース側の軸受けホルダ部分の要部部
分断面図である。
【図4】チェーンケース側の爪軸端部部分の斜視図であ
る。
【符号の説明】
5 フレーム 14 爪軸 14a フランジ 15 回転爪 18 支持シャフト(支持軸) 18a フランジ 19 支持シャフト(支持軸) 19a フランジ 20 突出部 22 草切りボルト(草切り具)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圃場の耕耘作業を行う回転爪(15)が
    突設された爪軸(14)と、該爪軸(14)の両端に固
    着され、作業機のフレーム(5)側に回転自在に支持さ
    れた支持軸(18),(19)とを備え、爪軸(14)
    と支持軸(18),(19)とが互いの端部に形成せし
    められたフランジ(14a),(18a),(19a)
    を介して固着されたロータリ作業機において、上記爪軸
    (14)のフランジ(14a)の一部を爪軸(14)の
    外周方向に延出して突出部(20)を形成せしめ、該突
    出部(20)に爪軸(14)への草の巻き付きを防止せ
    しめる草切り具(22)を、支持軸(14)のフランジ
    (14a)の外周側に位置させて支持軸(18),(1
    9)側に突出せしめて取り付けたロータリ作業機の草切
    り具。
JP10266528A 1998-09-21 1998-09-21 ロータリ作業機の草切り具 Pending JP2000092902A (ja)

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