JP3076533B2 - ロ−タリ耕耘装置の軸封構造 - Google Patents
ロ−タリ耕耘装置の軸封構造Info
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- JP3076533B2 JP3076533B2 JP09169462A JP16946297A JP3076533B2 JP 3076533 B2 JP3076533 B2 JP 3076533B2 JP 09169462 A JP09169462 A JP 09169462A JP 16946297 A JP16946297 A JP 16946297A JP 3076533 B2 JP3076533 B2 JP 3076533B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝動ケ−スの下部
に横設する耕耘駆動軸に水平爪軸筒を装着すると共に、
水平爪軸筒に対して逆転する傾斜爪軸筒を伝動ケ−スに
隣接する横脇部に配設し、水平爪軸筒に止着する耕耘爪
の土中打ち込みによる機体のダッシュ或いはスリップ現
象を、傾斜爪軸筒に止着する耕耘爪の土中打ち込みでも
って抑止しながら、同時に伝動ケ−ス下方の土壌を耕起
するように構成されたロ−タリ耕耘装置に係り、詳しく
は、傾斜爪軸筒の内部などを油封する油封構造に関する
ものである。
に横設する耕耘駆動軸に水平爪軸筒を装着すると共に、
水平爪軸筒に対して逆転する傾斜爪軸筒を伝動ケ−スに
隣接する横脇部に配設し、水平爪軸筒に止着する耕耘爪
の土中打ち込みによる機体のダッシュ或いはスリップ現
象を、傾斜爪軸筒に止着する耕耘爪の土中打ち込みでも
って抑止しながら、同時に伝動ケ−ス下方の土壌を耕起
するように構成されたロ−タリ耕耘装置に係り、詳しく
は、傾斜爪軸筒の内部などを油封する油封構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】水平爪軸筒を支持して駆動する耕耘駆動
軸に対して所定角度に傾斜する傾斜爪軸筒を、伝動ケ−
スに隣接する横脇部に配設し、それに止着する耕耘爪で
伝動ケ−ス下方の土壌を耕起処理するロ−タリ耕耘装置
においては、傾斜爪軸筒が耕耘駆動軸に対して傾斜する
軸心の回りを回転する故に傾斜爪軸筒の外がわ部は間隔
変化に追従できる撓みシ−ルで封鎖する必要があるが、
この撓みシ−ルが露出状態であると草藁の巻き付きなど
で損傷され易いため、従来の一般的な残耕処理型のロ−
タリ耕耘装置(傾斜爪軸筒が水平爪軸筒と同じ方向に回
転するロ−タリ耕耘装置)にあっては、撓みシ−ルの外
方において耕耘駆動軸に保護カバ−を嵌着固定し、その
防護カバ−の周縁部を傾斜爪軸筒の端部外周に球面摺接
させることによって撓みシ−ルの外側を被包することが
行われている(例えば、実公平3−48448号後方参
照)。
軸に対して所定角度に傾斜する傾斜爪軸筒を、伝動ケ−
スに隣接する横脇部に配設し、それに止着する耕耘爪で
伝動ケ−ス下方の土壌を耕起処理するロ−タリ耕耘装置
においては、傾斜爪軸筒が耕耘駆動軸に対して傾斜する
軸心の回りを回転する故に傾斜爪軸筒の外がわ部は間隔
変化に追従できる撓みシ−ルで封鎖する必要があるが、
この撓みシ−ルが露出状態であると草藁の巻き付きなど
で損傷され易いため、従来の一般的な残耕処理型のロ−
タリ耕耘装置(傾斜爪軸筒が水平爪軸筒と同じ方向に回
転するロ−タリ耕耘装置)にあっては、撓みシ−ルの外
方において耕耘駆動軸に保護カバ−を嵌着固定し、その
防護カバ−の周縁部を傾斜爪軸筒の端部外周に球面摺接
させることによって撓みシ−ルの外側を被包することが
行われている(例えば、実公平3−48448号後方参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の従来
装置では、水平爪軸筒を駆動する耕耘駆動軸と傾斜爪軸
とが同方向に回転するので、耕耘駆動軸に嵌着固定され
る保護カバ−の周縁部が傾斜爪軸筒に球面摺接されてい
ても殆ど支障を生ずることはないが、耕耘駆動軸に対し
て傾斜爪軸筒が反対方向に回転するロ−タリ耕耘装置に
おいては、耕耘駆動軸と傾斜爪軸筒の背反回転により保
護カバ−の回転周速が倍加された状態になるので、上記
球面摺接部分や、傾斜爪軸筒がわの他の部材と保護カバ
−との摺接部分などが異常負荷で焼き付くといった問題
を生起する。本考案は、このような問題に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、水平爪軸筒を
支持して駆動する耕耘駆動軸に対して所定角度に傾斜す
る傾斜爪軸筒が、耕耘駆動軸とは反対方向に回転するタ
イプのロ−タリ耕耘装置であるにも拘らず、保護カバ−
と傾斜爪軸筒がわの他の部材との摺接部分に無理がかか
ることがない上に、撓みシ−ル保護機能も一層向上され
るロ−タリ耕耘装置の軸封構造を提供することにある。
装置では、水平爪軸筒を駆動する耕耘駆動軸と傾斜爪軸
とが同方向に回転するので、耕耘駆動軸に嵌着固定され
る保護カバ−の周縁部が傾斜爪軸筒に球面摺接されてい
ても殆ど支障を生ずることはないが、耕耘駆動軸に対し
て傾斜爪軸筒が反対方向に回転するロ−タリ耕耘装置に
おいては、耕耘駆動軸と傾斜爪軸筒の背反回転により保
護カバ−の回転周速が倍加された状態になるので、上記
球面摺接部分や、傾斜爪軸筒がわの他の部材と保護カバ
−との摺接部分などが異常負荷で焼き付くといった問題
を生起する。本考案は、このような問題に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、水平爪軸筒を
支持して駆動する耕耘駆動軸に対して所定角度に傾斜す
る傾斜爪軸筒が、耕耘駆動軸とは反対方向に回転するタ
イプのロ−タリ耕耘装置であるにも拘らず、保護カバ−
と傾斜爪軸筒がわの他の部材との摺接部分に無理がかか
ることがない上に、撓みシ−ル保護機能も一層向上され
るロ−タリ耕耘装置の軸封構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明におけるロ−タリ耕耘装置の軸封構造は、伝
動ケ−ス(5)の下部に横設する耕耘駆動軸(8)に水平爪
軸筒(13)を装着するとともに、水平爪軸筒に対して逆
転する傾斜爪軸筒(14)を伝動ケ−ス(5)の横脇部に配
設し、傾斜爪軸筒(14)に止着される耕耘爪(16)の土
中打ち込みでもって機体のダッシュ或いはスリップ現象
を抑止しながら伝動ケ−ス下方の土壌を耕起するロ−タ
リ耕耘装置において、前記傾斜爪軸筒(14)に動力伝達
する逆転駆動系(R)の構成部材であって前記耕耘駆動軸
(8)とは反対方向に回転する筒状体(19)を耕耘駆動軸
(8)に回動自在に被嵌して設け、該筒状体(19)の外端
部寄り部位と傾斜爪軸筒(14)の外端内径部との間に撓
みシ−ル(22)を介装し、且つ、その撓みシ−ル(22)
の外側に、前記筒状体(19)に遊転状に嵌装されて周縁
部内面(23a)が傾斜爪軸筒(14)の端部外周の球面部
(24)に外接する防護カバ−(23)を装設したものとし
ている。また、防護カバ−(23)からやや離間する外側
に防護カバ−(23)に対面する側がシ−ル面(26a)に
なったシ−ル体(26)を嵌着し、そのシ−ル面(26a)
を、傾斜爪軸筒(14)側にあって耕耘駆動軸(8)に嵌装
される部材の外端面に当接させることによって草藁の巻
付防止および傾斜爪軸筒の軸封機能が一層向上されるも
のにしている。
め、本発明におけるロ−タリ耕耘装置の軸封構造は、伝
動ケ−ス(5)の下部に横設する耕耘駆動軸(8)に水平爪
軸筒(13)を装着するとともに、水平爪軸筒に対して逆
転する傾斜爪軸筒(14)を伝動ケ−ス(5)の横脇部に配
設し、傾斜爪軸筒(14)に止着される耕耘爪(16)の土
中打ち込みでもって機体のダッシュ或いはスリップ現象
を抑止しながら伝動ケ−ス下方の土壌を耕起するロ−タ
リ耕耘装置において、前記傾斜爪軸筒(14)に動力伝達
する逆転駆動系(R)の構成部材であって前記耕耘駆動軸
(8)とは反対方向に回転する筒状体(19)を耕耘駆動軸
(8)に回動自在に被嵌して設け、該筒状体(19)の外端
部寄り部位と傾斜爪軸筒(14)の外端内径部との間に撓
みシ−ル(22)を介装し、且つ、その撓みシ−ル(22)
の外側に、前記筒状体(19)に遊転状に嵌装されて周縁
部内面(23a)が傾斜爪軸筒(14)の端部外周の球面部
(24)に外接する防護カバ−(23)を装設したものとし
ている。また、防護カバ−(23)からやや離間する外側
に防護カバ−(23)に対面する側がシ−ル面(26a)に
なったシ−ル体(26)を嵌着し、そのシ−ル面(26a)
を、傾斜爪軸筒(14)側にあって耕耘駆動軸(8)に嵌装
される部材の外端面に当接させることによって草藁の巻
付防止および傾斜爪軸筒の軸封機能が一層向上されるも
のにしている。
【0005】上記のような軸封構造が実施されたロ−タ
リ耕耘装置が稼働されると、水平爪軸筒(13)が耕耘駆
動軸(8)によって所定の方向に回転駆動されると共に、
傾斜爪軸筒(14)が逆転駆動系(R)により水平爪軸筒
(13)に対して反対の方向に回転駆動され、水平爪軸筒
(13)に止着する耕耘爪と、傾斜爪軸筒(14)に止着す
る耕耘爪の土中打ち込みでもって所定幅の耕耘が行われ
るのであり、その際、傾斜爪軸筒(14)に止着する耕耘
爪は、伝動ケ−ス下方の土中に斜めに打ち込まれて、同
部分の土壌を残耕のない状態に耕起し、且つ、水平爪軸
筒(13)に止着する耕耘爪に対して土中打ち込み方向が
反対である故に、水平爪軸筒(13)に止着する耕耘爪の
土中打ち込みによって生じる機体のダッシュ或いはスリ
ップ現象を抑止する。しかして、傾斜爪軸筒(14)の外
がわを軸封する撓みシ−ル(22)は、傾斜爪軸筒(14)
と同方向に回転する筒状体(19)と、傾斜爪軸筒(14)
の外端内径部との間に介装されているので、間隔変化に
無理なく円滑に追従し、また、その外側にあって撓みシ
−ルを保護すべく設けられた防護カバ−(23)も、傾斜
爪軸筒(14)とそれに対して同方向に回転する前記筒状
態(19)との間に介装されるので摺接部分に無理がかか
ることなく円滑に作動するのである。
リ耕耘装置が稼働されると、水平爪軸筒(13)が耕耘駆
動軸(8)によって所定の方向に回転駆動されると共に、
傾斜爪軸筒(14)が逆転駆動系(R)により水平爪軸筒
(13)に対して反対の方向に回転駆動され、水平爪軸筒
(13)に止着する耕耘爪と、傾斜爪軸筒(14)に止着す
る耕耘爪の土中打ち込みでもって所定幅の耕耘が行われ
るのであり、その際、傾斜爪軸筒(14)に止着する耕耘
爪は、伝動ケ−ス下方の土中に斜めに打ち込まれて、同
部分の土壌を残耕のない状態に耕起し、且つ、水平爪軸
筒(13)に止着する耕耘爪に対して土中打ち込み方向が
反対である故に、水平爪軸筒(13)に止着する耕耘爪の
土中打ち込みによって生じる機体のダッシュ或いはスリ
ップ現象を抑止する。しかして、傾斜爪軸筒(14)の外
がわを軸封する撓みシ−ル(22)は、傾斜爪軸筒(14)
と同方向に回転する筒状体(19)と、傾斜爪軸筒(14)
の外端内径部との間に介装されているので、間隔変化に
無理なく円滑に追従し、また、その外側にあって撓みシ
−ルを保護すべく設けられた防護カバ−(23)も、傾斜
爪軸筒(14)とそれに対して同方向に回転する前記筒状
態(19)との間に介装されるので摺接部分に無理がかか
ることなく円滑に作動するのである。
【0006】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。図1は本発明によるロ−タリ耕耘装置の左半部を
示す断面図、図2はその一部を拡大した部分図、図3は
本発明が実施された耕耘機の全体側面図である。
する。図1は本発明によるロ−タリ耕耘装置の左半部を
示す断面図、図2はその一部を拡大した部分図、図3は
本発明が実施された耕耘機の全体側面図である。
【0007】先ず、図3によって耕耘機の全体的な構成
について説明すると、ミッションケ−スから前方に延出
するフレ−ムにエンジン(1)を搭載し、エンジン(1)の
動力をミッションケ−ス内の伝動機構を経てミッション
ケ−ス下部に支承する車軸に伝達し、車軸に嵌着する車
輪(2)を駆動して走行するように構成され、ミッション
ケ−スから後延する操縦ハンドル(3)の手元部において
運転操作できるように構成されている。そして、ミッシ
ョンケ−スの後部にロ−タリ耕耘装置(4)が装備されて
いる。
について説明すると、ミッションケ−スから前方に延出
するフレ−ムにエンジン(1)を搭載し、エンジン(1)の
動力をミッションケ−ス内の伝動機構を経てミッション
ケ−ス下部に支承する車軸に伝達し、車軸に嵌着する車
輪(2)を駆動して走行するように構成され、ミッション
ケ−スから後延する操縦ハンドル(3)の手元部において
運転操作できるように構成されている。そして、ミッシ
ョンケ−スの後部にロ−タリ耕耘装置(4)が装備されて
いる。
【0008】ロ−タリ耕耘装置(4)は、前記ミッション
ケ−スに着脱自在に連設される伝動ケ−ス(5)と、伝動
ケ−ス(5)を主体として枠組形成された耕耘機枠(6)の
後尾部に設置されるゲ−ジホイル装置(7)等で構成され
ている。そして、伝動ケ−ス(5)の下端部には、進行方
向に対して直交する耕耘駆動軸(8)が水平横向きに支架
され、該耕耘駆動軸(8)を、ミッションケ−スのPTO
部に連動連結して伝動ケ−ス(5)内に収容構成される正
転駆動系(F)でもって正転方向(反時計方向)に駆動す
るようになっている。なお、正転駆動系(F)は、ミッシ
ョンケ−スのPTO部からの動力を受ける受動軸に嵌着
されたスプロケット(9)と、前記耕耘駆動軸(8)の中央
部に楔着されたスプロケット(10)とにチエン(11)を
掛回して構成されている。
ケ−スに着脱自在に連設される伝動ケ−ス(5)と、伝動
ケ−ス(5)を主体として枠組形成された耕耘機枠(6)の
後尾部に設置されるゲ−ジホイル装置(7)等で構成され
ている。そして、伝動ケ−ス(5)の下端部には、進行方
向に対して直交する耕耘駆動軸(8)が水平横向きに支架
され、該耕耘駆動軸(8)を、ミッションケ−スのPTO
部に連動連結して伝動ケ−ス(5)内に収容構成される正
転駆動系(F)でもって正転方向(反時計方向)に駆動す
るようになっている。なお、正転駆動系(F)は、ミッシ
ョンケ−スのPTO部からの動力を受ける受動軸に嵌着
されたスプロケット(9)と、前記耕耘駆動軸(8)の中央
部に楔着されたスプロケット(10)とにチエン(11)を
掛回して構成されている。
【0009】図1にみられるように、耕耘駆動軸(8)
は、伝動ケ−ス(5)から左右に突出して設けられるが、
それらの突出部は、伝動ケ−ス(5)の左右両脇部に装設
されるホルダ−(12)の中心孔部を通って更に外方に突
出され、その突出部に水平爪軸筒(13)が着脱自在に嵌
装固定されるとともに、前記ホルダ−(12)の傾斜外径
部に傾斜爪軸筒(14)が回転自在に軸受装備されてい
る。そして、水平爪軸筒(13)の外周に耕耘爪(15)・・
が所定配列で止着され、また、傾斜爪軸筒(14)の外周
にも所定数の耕耘爪(16)・・が所定配列で止着されてセ
ンタ−ドライブ型のロ−タリ耕耘装置に構成されてい
る。
は、伝動ケ−ス(5)から左右に突出して設けられるが、
それらの突出部は、伝動ケ−ス(5)の左右両脇部に装設
されるホルダ−(12)の中心孔部を通って更に外方に突
出され、その突出部に水平爪軸筒(13)が着脱自在に嵌
装固定されるとともに、前記ホルダ−(12)の傾斜外径
部に傾斜爪軸筒(14)が回転自在に軸受装備されてい
る。そして、水平爪軸筒(13)の外周に耕耘爪(15)・・
が所定配列で止着され、また、傾斜爪軸筒(14)の外周
にも所定数の耕耘爪(16)・・が所定配列で止着されてセ
ンタ−ドライブ型のロ−タリ耕耘装置に構成されてい
る。
【0010】ホルダ−(12)の傾斜外径部に軸受支持さ
れて、耕耘駆動軸(8)の軸心に対し一定角度に傾斜する
軸心の回りを回転する傾斜爪軸筒(14)は、逆転駆動系
(R)によって耕耘駆動軸(8)とは反対の方向に回転駆動
されるようになっている。逆転駆動系(R)は、伝動ケ−
ス(5)内において正転駆動系(F)から動力を得るように
設けられたギア(17)と、それに常時噛合する逆転ギア
(18)と、逆転ギア(18)に一体的に形成された筒状体
(19)と、筒状体(19)の外端部寄り部位に楔着される
駆動ギア(20)と、傾斜爪軸筒(14)の内径部に形設さ
れて前記駆動ギア(20)が常時噛合する内歯ギア部(2
1)とによって構成されている。そして、逆転ギア(1
8)と一体の筒状体(19)は、耕耘駆動軸(8)に自由回
転状態で被嵌支持し、且つホルダ−(12)の内径部に軸
受支持して設けられ、軸心方向の外端部が、前記駆動ギ
ア(20)を楔着する部位よりも更に外方に延出されてい
る。
れて、耕耘駆動軸(8)の軸心に対し一定角度に傾斜する
軸心の回りを回転する傾斜爪軸筒(14)は、逆転駆動系
(R)によって耕耘駆動軸(8)とは反対の方向に回転駆動
されるようになっている。逆転駆動系(R)は、伝動ケ−
ス(5)内において正転駆動系(F)から動力を得るように
設けられたギア(17)と、それに常時噛合する逆転ギア
(18)と、逆転ギア(18)に一体的に形成された筒状体
(19)と、筒状体(19)の外端部寄り部位に楔着される
駆動ギア(20)と、傾斜爪軸筒(14)の内径部に形設さ
れて前記駆動ギア(20)が常時噛合する内歯ギア部(2
1)とによって構成されている。そして、逆転ギア(1
8)と一体の筒状体(19)は、耕耘駆動軸(8)に自由回
転状態で被嵌支持し、且つホルダ−(12)の内径部に軸
受支持して設けられ、軸心方向の外端部が、前記駆動ギ
ア(20)を楔着する部位よりも更に外方に延出されてい
る。
【0011】前記逆転駆動系(R)における筒状体(19)
の外端寄り部位の外径と、傾斜爪軸筒(14)の外端部内
径との間には撓みシ−ル(22)が介装され、さらに、そ
の外側部位には、撓みシ−ル(22)の外方を被包する防
護カバ−(23)が、筒状体(19)に内径孔を嵌装し、且
つ外周縁部を前記傾斜爪軸筒(14)の端部外周の球面部
(24)に外接させて装備されている。なお、前記球面部
(24)は、耕耘駆動軸(8)の軸心と傾斜爪軸筒(14)の
軸心との交点を中心とする球面の一部として形成されて
いる。
の外端寄り部位の外径と、傾斜爪軸筒(14)の外端部内
径との間には撓みシ−ル(22)が介装され、さらに、そ
の外側部位には、撓みシ−ル(22)の外方を被包する防
護カバ−(23)が、筒状体(19)に内径孔を嵌装し、且
つ外周縁部を前記傾斜爪軸筒(14)の端部外周の球面部
(24)に外接させて装備されている。なお、前記球面部
(24)は、耕耘駆動軸(8)の軸心と傾斜爪軸筒(14)の
軸心との交点を中心とする球面の一部として形成されて
いる。
【0012】防護カバ−(23)は、図2の拡大図にみら
れるように、断面形状が皿状となるように形成し、さら
に、耕耘駆動軸(8)の軸心に対して直交する平板部(2
3a)の中心部を内方に凸に膨出させ、その膨出部の中
心に開設する中心孔を前記筒状体(19)の延出端部に遊
嵌し、その外側において筒状体(19)に外嵌するC型止
め輪(25)によって抜け止めして装されている。また、
平板部(23a)に連なる周縁部の内面(23b)は、傾斜
爪軸筒(14)の端部外周の球面部(24)に対応する曲率
の彎曲面に形成されて、球面部(24)に摺接されてい
る。
れるように、断面形状が皿状となるように形成し、さら
に、耕耘駆動軸(8)の軸心に対して直交する平板部(2
3a)の中心部を内方に凸に膨出させ、その膨出部の中
心に開設する中心孔を前記筒状体(19)の延出端部に遊
嵌し、その外側において筒状体(19)に外嵌するC型止
め輪(25)によって抜け止めして装されている。また、
平板部(23a)に連なる周縁部の内面(23b)は、傾斜
爪軸筒(14)の端部外周の球面部(24)に対応する曲率
の彎曲面に形成されて、球面部(24)に摺接されてい
る。
【0013】(26)は、耕耘駆動軸(8)に嵌着される水
平爪軸筒(13)の内端面と、筒状体(19)の外端面との
間に介装されるシ−ル体であり、防護カバ−(23)から
やや離間して耕耘駆動軸(8)に嵌着され、内側のシ−ル
面(26a)によって、前記筒状体(19)と耕耘駆動軸
(8)との嵌合部を密封する。また、(27)は傾斜爪軸筒
の内端がわを軸封するオイルシ−ル、(28)は水平爪軸
筒を耕耘駆動軸に固定するボルトである。
平爪軸筒(13)の内端面と、筒状体(19)の外端面との
間に介装されるシ−ル体であり、防護カバ−(23)から
やや離間して耕耘駆動軸(8)に嵌着され、内側のシ−ル
面(26a)によって、前記筒状体(19)と耕耘駆動軸
(8)との嵌合部を密封する。また、(27)は傾斜爪軸筒
の内端がわを軸封するオイルシ−ル、(28)は水平爪軸
筒を耕耘駆動軸に固定するボルトである。
【0014】なお、図面において、左半部のみが示され
ている水平爪軸筒は、ロ−タリ耕耘装置がセンタ−ドラ
イブ型である場合には、伝動ケ−スの左右両側に必ず装
設されるものであり、傾斜爪軸筒も一般的には伝動ケ−
スの左右両脇部に対称的に設けられ、両傾斜爪軸筒が共
に水平爪軸筒に対して逆転駆動するように設けられる
が、一方の傾斜爪軸筒のみを水平爪軸筒に対して逆転駆
動し、他方を水平爪軸筒と同方向に回転駆動するように
構成することもでき、また、場合によっては、傾斜爪軸
筒を伝動ケ−スの左右両側に設けず、いずれか一方の側
のみに設けて水平爪軸筒に対して逆転駆動するようにも
できる。さらに、傾斜爪軸筒とその軸封構造は、センタ
−ドライブ型のロ−タリ耕耘装置に限らず、必要があれ
ば、サイドドライブ型ロ−タリ耕耘装置のサイド伝動ケ
−ス下方を残耕処理する装置としても採用することがで
きる。
ている水平爪軸筒は、ロ−タリ耕耘装置がセンタ−ドラ
イブ型である場合には、伝動ケ−スの左右両側に必ず装
設されるものであり、傾斜爪軸筒も一般的には伝動ケ−
スの左右両脇部に対称的に設けられ、両傾斜爪軸筒が共
に水平爪軸筒に対して逆転駆動するように設けられる
が、一方の傾斜爪軸筒のみを水平爪軸筒に対して逆転駆
動し、他方を水平爪軸筒と同方向に回転駆動するように
構成することもでき、また、場合によっては、傾斜爪軸
筒を伝動ケ−スの左右両側に設けず、いずれか一方の側
のみに設けて水平爪軸筒に対して逆転駆動するようにも
できる。さらに、傾斜爪軸筒とその軸封構造は、センタ
−ドライブ型のロ−タリ耕耘装置に限らず、必要があれ
ば、サイドドライブ型ロ−タリ耕耘装置のサイド伝動ケ
−ス下方を残耕処理する装置としても採用することがで
きる。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明におけるロ−タリ
耕耘装置の軸封構造は、伝動ケ−ス(5)に横設する耕耘
駆動軸(8)に水平爪軸筒(13)を装着すると共に、水平
爪軸筒に対して逆転する傾斜爪軸筒(14)を伝動ケ−ス
(5)の横脇部に配設し、傾斜爪軸筒(14)に止着される
耕耘爪(16)の土中打ち込みでもって機体のダッシュ或
いはスリップ現象を抑止しながら伝動ケ−ス下方の土壌
を耕起するロ−タリ耕耘装置において、前記傾斜爪軸筒
(14)に動力伝達する逆転駆動系(R)の構成部材であっ
て前記耕耘駆動軸(8)とは反対方向に回転する筒状体
(19)を耕耘駆動軸(8)に回動自在に被嵌して設け、該
筒状体(19)の外端部寄り部位と傾斜爪軸筒(14)の外
端内径部との間に撓みシ−ル(22)を介装し、且つ、そ
の撓みシ−ル(22)の外側に、前記筒状体(19)に遊転
状に嵌装されて周縁部内面(23a)が傾斜爪軸筒(14)
の端部外周の球面部(24)に外接する防護カバ−(23)
を装設したものであるから、水平爪軸筒(13)を支持し
て同軸筒(13)を駆動する耕耘駆動軸(8)に対して所定
角度に傾斜する傾斜爪軸筒(14)が、耕耘駆動軸(8)と
は反対方向に回転するタイプのロ−タリ耕耘装置である
にも拘らず、防護カバ−(23)は傾斜爪軸筒(14)のみ
と共回り状態で回転することとなって、他の部材と防護
カバ−(23)の摺接部分に無理がかかることがなくて耐
久性良好に保護機能を発揮する。
耕耘装置の軸封構造は、伝動ケ−ス(5)に横設する耕耘
駆動軸(8)に水平爪軸筒(13)を装着すると共に、水平
爪軸筒に対して逆転する傾斜爪軸筒(14)を伝動ケ−ス
(5)の横脇部に配設し、傾斜爪軸筒(14)に止着される
耕耘爪(16)の土中打ち込みでもって機体のダッシュ或
いはスリップ現象を抑止しながら伝動ケ−ス下方の土壌
を耕起するロ−タリ耕耘装置において、前記傾斜爪軸筒
(14)に動力伝達する逆転駆動系(R)の構成部材であっ
て前記耕耘駆動軸(8)とは反対方向に回転する筒状体
(19)を耕耘駆動軸(8)に回動自在に被嵌して設け、該
筒状体(19)の外端部寄り部位と傾斜爪軸筒(14)の外
端内径部との間に撓みシ−ル(22)を介装し、且つ、そ
の撓みシ−ル(22)の外側に、前記筒状体(19)に遊転
状に嵌装されて周縁部内面(23a)が傾斜爪軸筒(14)
の端部外周の球面部(24)に外接する防護カバ−(23)
を装設したものであるから、水平爪軸筒(13)を支持し
て同軸筒(13)を駆動する耕耘駆動軸(8)に対して所定
角度に傾斜する傾斜爪軸筒(14)が、耕耘駆動軸(8)と
は反対方向に回転するタイプのロ−タリ耕耘装置である
にも拘らず、防護カバ−(23)は傾斜爪軸筒(14)のみ
と共回り状態で回転することとなって、他の部材と防護
カバ−(23)の摺接部分に無理がかかることがなくて耐
久性良好に保護機能を発揮する。
【0016】また、防護カバ−(23)に対面する内側面
がシ−ル面(26a)になったシ−ル体(26)を、防護カ
バ−(23)からやや離間する外側において耕耘駆動軸
(8)に嵌着し、そのシ−ル面(26a)を傾斜爪軸筒(1
4)がわにあって耕耘駆動軸(8)に嵌装される部材の外
端面に当接させて設置する場合は、耕耘駆動軸(8)とそ
れに嵌装される部材の嵌合部もが良好に密封される上、
シ−ル体(26)と防護カバ−(23)とが相対に反対方向
へ回転することで草藁の巻付が阻止される。
がシ−ル面(26a)になったシ−ル体(26)を、防護カ
バ−(23)からやや離間する外側において耕耘駆動軸
(8)に嵌着し、そのシ−ル面(26a)を傾斜爪軸筒(1
4)がわにあって耕耘駆動軸(8)に嵌装される部材の外
端面に当接させて設置する場合は、耕耘駆動軸(8)とそ
れに嵌装される部材の嵌合部もが良好に密封される上、
シ−ル体(26)と防護カバ−(23)とが相対に反対方向
へ回転することで草藁の巻付が阻止される。
【図1】本発明によるロ−タリ耕耘装置の左半部を示す
断面図である。
断面図である。
【図2】図1の一部を拡大した部分図である。
【図3】本発明が実施された耕耘機の全体側面図であ
る。
る。
F 正転駆動系 R 逆転駆動系 5 伝動ケ−ス 8 耕耘駆動軸 13 水平爪軸筒 14 傾斜爪軸筒 16 傾斜爪軸筒に止着される耕耘爪 22 撓みシ−ル 23a 防護カバ− 26 シ−ル体 26a シ−ル面
Claims (2)
- 【請求項1】 伝動ケ−ス(5)の下部に横設する耕耘駆
動軸(8)に水平爪軸筒(13)を装着すると共に、水平爪
軸筒に対して逆転する傾斜爪軸筒(14)を伝動ケ−ス
(5)の横脇部に配設し、傾斜爪軸筒(14)に止着される
耕耘爪(16)の土中打ち込みでもって機体のダッシュ或
いはスリップ現象を抑止しながら伝動ケ−ス下方の土壌
を耕起するロ−タリ耕耘装置において、前記傾斜爪軸筒
(14)に動力伝達する逆転駆動系(R)の構成部材であっ
て前記耕耘駆動軸(8)とは反対方向に回転する筒状体
(19)を耕耘駆動軸(8)に回動自在に被嵌して設け、該
筒状体(19)の外端部寄り部位と傾斜爪軸筒(14)の外
端内径部との間に撓みシ−ル(22)を介装し、且つ、そ
の撓みシ−ル(22)の外側に、前記筒状体(19)に遊転
状に嵌装されて、周縁部内面(23a)が傾斜爪軸筒(1
4)の端部外周の球面部(24)に外接する防護カバ−(2
3)を装設してあることを特徴とするロ−タリ耕耘装置
の軸封構造。 - 【請求項2】 伝動ケ−ス(5)の下部に横設する耕耘駆
動軸(8)に水平爪軸筒(13)を装着すると共に、水平爪
軸筒に対して逆転する傾斜爪軸筒(14)を伝動ケ−ス
(5)の横脇部に配設し、傾斜爪軸筒(14)に止着される
耕耘爪(16)の土中打ち込みでもって機体のダッシュ或
いはスリップ現象を抑止しながら伝動ケ−ス下方の土壌
を耕起するロ−タリ耕耘装置において、前記傾斜爪軸筒
(14)に動力伝達する逆転駆動系(R)の構成部材であっ
て前記耕耘駆動軸(8)とは反対方向に回転する筒状体
(19)を耕耘駆動軸(8)に回動自在に被嵌して設け、該
筒状体(19)の外端部寄り部位と傾斜爪軸筒(14)の外
端内径部との間に撓みシ−ル(22)を介装し、且つ、そ
の撓みシ−ル(22)の外側に、前記筒状体(19)に遊転
状に嵌装されて、周縁部内面(23a)が傾斜爪軸筒(1
4)の端部外周の球面部(24)に外接する防護カバ−(2
3)を装設するとともに、この防護カバ−(23)に対面
する側がシ−ル面(26a)になったシ−ル体(26)を、
防護カバ−(23)からやや離間する外側において耕耘駆
動軸(8)に嵌着し、このシ−ル面(26a)を傾斜爪軸筒
(14)がわにあって耕耘駆動軸(8)に嵌装される部材の
外端面に当接させてあるロ−タリ耕耘装置の軸封構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09169462A JP3076533B2 (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | ロ−タリ耕耘装置の軸封構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09169462A JP3076533B2 (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | ロ−タリ耕耘装置の軸封構造 |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19932697A Division JP2909448B2 (ja) | 1997-07-08 | 1997-07-08 | ロ−タリ耕耘装置の軸封構造 |
JP09199325A Division JP3076536B2 (ja) | 1997-07-08 | 1997-07-08 | ロ−タリ耕耘装置の軸封構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1052102A JPH1052102A (ja) | 1998-02-24 |
JP3076533B2 true JP3076533B2 (ja) | 2000-08-14 |
Family
ID=15887028
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09169462A Expired - Fee Related JP3076533B2 (ja) | 1997-06-10 | 1997-06-10 | ロ−タリ耕耘装置の軸封構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3076533B2 (ja) |
-
1997
- 1997-06-10 JP JP09169462A patent/JP3076533B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1052102A (ja) | 1998-02-24 |
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