JP2603383B2 - ロータリ耕耘機における耕耘カバーの取付構造 - Google Patents
ロータリ耕耘機における耕耘カバーの取付構造Info
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- JP2603383B2 JP2603383B2 JP3294594A JP29459491A JP2603383B2 JP 2603383 B2 JP2603383 B2 JP 2603383B2 JP 3294594 A JP3294594 A JP 3294594A JP 29459491 A JP29459491 A JP 29459491A JP 2603383 B2 JP2603383 B2 JP 2603383B2
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- tilling
- shaft
- fixed
- claw shaft
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
Landscapes
- Soil Working Implements (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロータリ耕耘機におけ
る耕耘カバーの取付構造に関するものである。
る耕耘カバーの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、トラクタに装着されるサイドド
ライブ式ロータリ耕耘機は、動力受入機構を内有するギ
ヤケースの左右両側にサポートアームを突設すると共
に、これらサポートアームの一方に伝動ケースを、他方
にサイドフレームを夫々固定してロータリ機枠を構成
し、前記伝動ケースとサイドフレームとの下部間に、軸
受体を介して爪軸を回転自在に支持すると共に、この爪
軸上に多数の耕耘爪を取付けて耕耘部が構成されてい
る。また、前記耕耘機には、耕耘部の上方を覆う主カバ
ーの左右両側に耕耘部の側方を覆うサイドカバーを設け
た耕耘カバー、及び爪軸と軸受体との間のシール部分を
保護する保護カバーを備えている。耕耘カバーは、サイ
ドカバーの下端部を軸受体に、爪軸軸心廻りに回動自在
に取付けて、乾田、湿田に応じて或いは耕深に応じて耕
耘カバーを前後方向に移動調整固定自在とされ、保護カ
バーは前記サイドカバーとは別個に軸受体に取付固定さ
れている。
ライブ式ロータリ耕耘機は、動力受入機構を内有するギ
ヤケースの左右両側にサポートアームを突設すると共
に、これらサポートアームの一方に伝動ケースを、他方
にサイドフレームを夫々固定してロータリ機枠を構成
し、前記伝動ケースとサイドフレームとの下部間に、軸
受体を介して爪軸を回転自在に支持すると共に、この爪
軸上に多数の耕耘爪を取付けて耕耘部が構成されてい
る。また、前記耕耘機には、耕耘部の上方を覆う主カバ
ーの左右両側に耕耘部の側方を覆うサイドカバーを設け
た耕耘カバー、及び爪軸と軸受体との間のシール部分を
保護する保護カバーを備えている。耕耘カバーは、サイ
ドカバーの下端部を軸受体に、爪軸軸心廻りに回動自在
に取付けて、乾田、湿田に応じて或いは耕深に応じて耕
耘カバーを前後方向に移動調整固定自在とされ、保護カ
バーは前記サイドカバーとは別個に軸受体に取付固定さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のものにあっ
ては、サイドカバーの取付けと保護カバーの取付けは夫
々別部品で取付けられる構造とされていて、コスト高の
要因とされている。また、サイドカバーと保護カバーと
は爪軸の軸心方向に並設されており、これが耕耘部と機
枠の左右両側との間隔を大きくする要因とされている。
ては、サイドカバーの取付けと保護カバーの取付けは夫
々別部品で取付けられる構造とされていて、コスト高の
要因とされている。また、サイドカバーと保護カバーと
は爪軸の軸心方向に並設されており、これが耕耘部と機
枠の左右両側との間隔を大きくする要因とされている。
【0004】そこで、本発明は、コスト低減を企図する
と共に、耕耘部の有効幅を広くすることができるロータ
リ耕耘機における耕耘カバーの取付構造を提供すること
を目的とする。
と共に、耕耘部の有効幅を広くすることができるロータ
リ耕耘機における耕耘カバーの取付構造を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明が前記目的を達成
するために講じた技術的手段は、ロータリ機枠7 の左右
一側に設けた伝動ケース5 と他側に設けたサイドフレー
ム6 との下部間に、軸受体12,20 を介して爪軸33を回転
自在に支架すると共に、この爪軸33上に耕耘爪35を設け
て耕耘部36を構成し、この耕耘部36の上方を覆う主カバ
ー38の左右両側に耕耘部36の側方を覆うサイドカバー39
を設けて成る耕耘カバー37を前後に回動調整自在に備え
ると共に、前記爪軸33と軸受体12,20 との間のシール部
分を保護する保護カバー29,30 を備えたロータリ耕耘機
において、前記耕耘カバー37のサイドカバー39を前記保
護カバー29,30 に固定すると共に、該保護カバー29,30
を爪軸33の軸心廻り回動自在に支持した点にある。
するために講じた技術的手段は、ロータリ機枠7 の左右
一側に設けた伝動ケース5 と他側に設けたサイドフレー
ム6 との下部間に、軸受体12,20 を介して爪軸33を回転
自在に支架すると共に、この爪軸33上に耕耘爪35を設け
て耕耘部36を構成し、この耕耘部36の上方を覆う主カバ
ー38の左右両側に耕耘部36の側方を覆うサイドカバー39
を設けて成る耕耘カバー37を前後に回動調整自在に備え
ると共に、前記爪軸33と軸受体12,20 との間のシール部
分を保護する保護カバー29,30 を備えたロータリ耕耘機
において、前記耕耘カバー37のサイドカバー39を前記保
護カバー29,30 に固定すると共に、該保護カバー29,30
を爪軸33の軸心廻り回動自在に支持した点にある。
【0006】
【作用】耕耘カバー37は、その左右両側のサイドカバー
39が保護カバー29,30 に固定されると共に保護カバー2
9,30 が爪軸33の軸心廻りに回動自在に支持されて、回
動自在な構造とされていて、取付部品を減らしてコスト
低下可能であると共に、サイドカバー39と保護カバー2
9,30 とは左右方向において同じ位置に配置でき、これ
によって耕耘部36と伝動ケース5 及びサイドフレーム6
との間隔が小さくなり、耕耘部36の有効幅が広くなる。
39が保護カバー29,30 に固定されると共に保護カバー2
9,30 が爪軸33の軸心廻りに回動自在に支持されて、回
動自在な構造とされていて、取付部品を減らしてコスト
低下可能であると共に、サイドカバー39と保護カバー2
9,30 とは左右方向において同じ位置に配置でき、これ
によって耕耘部36と伝動ケース5 及びサイドフレーム6
との間隔が小さくなり、耕耘部36の有効幅が広くなる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1及び図2において、1は三点リンク機構を介
してトラクタ後部に装着されるサイドドライブ式ロータ
リ耕耘機で、トラクタのPTO 軸に連動連結される入力軸
2 を有する中央のギヤケース3 から左右にサポートアー
ム4 が突設されると共に、一方のサポートアーム4外端
に伝動ケース5 が、他方のサポートアーム4 外端にサイ
ドフレーム6 が夫々固定されてロータリ機枠7 が主構成
されている。
する。図1及び図2において、1は三点リンク機構を介
してトラクタ後部に装着されるサイドドライブ式ロータ
リ耕耘機で、トラクタのPTO 軸に連動連結される入力軸
2 を有する中央のギヤケース3 から左右にサポートアー
ム4 が突設されると共に、一方のサポートアーム4外端
に伝動ケース5 が、他方のサポートアーム4 外端にサイ
ドフレーム6 が夫々固定されてロータリ機枠7 が主構成
されている。
【0008】ギヤケース3 の上部には左右一対のトップ
マスト8 が固着され、このトップマスト8 の下部間には
三点リンク機構のトップリンクを連結するブラケット9
が取付固定されている。また、サポートアーム4 から後
方にゲージ輪が取付けられる支持枠10が突設され、この
支持枠10とトップマスト8 との間にゲージ輪の高さ調整
手段11が設けられている。
マスト8 が固着され、このトップマスト8 の下部間には
三点リンク機構のトップリンクを連結するブラケット9
が取付固定されている。また、サポートアーム4 から後
方にゲージ輪が取付けられる支持枠10が突設され、この
支持枠10とトップマスト8 との間にゲージ輪の高さ調整
手段11が設けられている。
【0009】図3に示すように、伝動ケース5 の下部に
は軸受体12が設けられている。この軸受体12は、伝動ケ
ース5 内壁5aを貫通すると共に該内壁5aに固着された左
右方向の軸心を有する筒状の軸受ホルダ13と、軸受ホル
ダ13内に保持されたベアリング14と、軸受ホルダ13内
の、ベアリング14のサイドフレーム側に位置するオイル
シール15とを有して成る。そして、軸受体12には、基端
部にフランジ16を有する駆動軸17が、伝動ケース5 の外
側からオイルシール15及びベアリング14に貫挿されて、
回転自在に支持されている。この伝動軸17の先端側には
伝動ケース5 に内蔵したチェーン伝動機構のスプロケッ
ト18がスプライン嵌合されていて、ギヤケース3 の入力
軸2 から該ケース3 内のギヤ伝動機構、サポートアーム
4 内の伝動軸を経て伝動ケース5 内のチェーン伝動機構
に動力が伝達されて、駆動軸17が回転駆動されるように
なっている。また、前記オイルシール15と駆動軸17のフ
ランジ16との間にはダストカバー19が設けられている。
は軸受体12が設けられている。この軸受体12は、伝動ケ
ース5 内壁5aを貫通すると共に該内壁5aに固着された左
右方向の軸心を有する筒状の軸受ホルダ13と、軸受ホル
ダ13内に保持されたベアリング14と、軸受ホルダ13内
の、ベアリング14のサイドフレーム側に位置するオイル
シール15とを有して成る。そして、軸受体12には、基端
部にフランジ16を有する駆動軸17が、伝動ケース5 の外
側からオイルシール15及びベアリング14に貫挿されて、
回転自在に支持されている。この伝動軸17の先端側には
伝動ケース5 に内蔵したチェーン伝動機構のスプロケッ
ト18がスプライン嵌合されていて、ギヤケース3 の入力
軸2 から該ケース3 内のギヤ伝動機構、サポートアーム
4 内の伝動軸を経て伝動ケース5 内のチェーン伝動機構
に動力が伝達されて、駆動軸17が回転駆動されるように
なっている。また、前記オイルシール15と駆動軸17のフ
ランジ16との間にはダストカバー19が設けられている。
【0010】図4に示すようにサイドフレーム6 の下部
にも、軸受体20が設けられている。この軸受体20は、前
記軸受体12と略同様の構成で、軸受ホルダ21、ベアリン
グ22及びオイルシール23を有して成り、軸受ホルダ21は
サイドフレーム6 を貫通して該フレーム6 に固着されて
いる。また、軸受体12には、基端部にフランジ24を有す
る支軸25が、サイドフレーム6 内方側からオイルシール
23及びベアリング22に貫挿されて、回転自在に支持され
ている。また、オイルシール23と支軸25のフランジ24と
の間にはダストカバー26が設けられている。
にも、軸受体20が設けられている。この軸受体20は、前
記軸受体12と略同様の構成で、軸受ホルダ21、ベアリン
グ22及びオイルシール23を有して成り、軸受ホルダ21は
サイドフレーム6 を貫通して該フレーム6 に固着されて
いる。また、軸受体12には、基端部にフランジ24を有す
る支軸25が、サイドフレーム6 内方側からオイルシール
23及びベアリング22に貫挿されて、回転自在に支持され
ている。また、オイルシール23と支軸25のフランジ24と
の間にはダストカバー26が設けられている。
【0011】前記軸受ホルダ21の外端開口はキャップ体
27により閉塞され、軸受ホルダ21の左右方向外方には、
該ホルダ21を保護するプロテクタ28が設けられている。
このプロテクタ28は板材より成り、図6及び図7にも示
すように、サイドフレーム6の前後両側に上下方向に亘
って形成した突出部6aの間に位置されて、上部がサイド
フレーム6 にボルト固定され、下部がキャップ体27に接
当していて、該キャップ体27の抜止めを兼ねている。
27により閉塞され、軸受ホルダ21の左右方向外方には、
該ホルダ21を保護するプロテクタ28が設けられている。
このプロテクタ28は板材より成り、図6及び図7にも示
すように、サイドフレーム6の前後両側に上下方向に亘
って形成した突出部6aの間に位置されて、上部がサイド
フレーム6 にボルト固定され、下部がキャップ体27に接
当していて、該キャップ体27の抜止めを兼ねている。
【0012】両軸受体12,20 間には爪軸33が配置され、
この爪軸33の左右両端はフランジ34を介して、駆動軸1
7、支軸25のフランジ16,24 に取付固定されていて、爪
軸33が伝動ケース5 とサイドフレーム6 の下部間に回転
駆動自在に支架されている。また、爪軸33上には多数の
耕耘爪35が取付固定されており、この耕耘爪35と爪軸33
とで耕耘部36が構成されている。
この爪軸33の左右両端はフランジ34を介して、駆動軸1
7、支軸25のフランジ16,24 に取付固定されていて、爪
軸33が伝動ケース5 とサイドフレーム6 の下部間に回転
駆動自在に支架されている。また、爪軸33上には多数の
耕耘爪35が取付固定されており、この耕耘爪35と爪軸33
とで耕耘部36が構成されている。
【0013】また、前記両軸受体12,20 には、草の巻付
き、泥の付着等を防止して、シール部を保護する保護カ
バー29,30 が夫々設けられている。これら保護カバー2
9,30は左右方向の軸心を有する筒状に形成され、左右方
向内方側が、駆動軸17、支軸25のフランジ16,24 より若
干大きい径大に形成されて径大部29a,30a とされ、左右
方向外端部には径方向内方に屈曲された嵌合部29b,30b
が形成されている。この嵌合部29b,30b は、軸受ホルダ
13,21 に外嵌固定されたリング状のブッシュ31,32 の外
周側に形成した周溝31a,32a に摺動自在に嵌合されてい
て、各保護カバー29,30 が爪軸33の軸心廻りに回動自在
に支持されている。なお、前記ブッシュ31,32 は樹脂等
の弾性体から成り、該ブッシュ31,32 を弾性変形させて
嵌合部29b,30b を周溝31a,32a に嵌合できるようになっ
ている。
き、泥の付着等を防止して、シール部を保護する保護カ
バー29,30 が夫々設けられている。これら保護カバー2
9,30は左右方向の軸心を有する筒状に形成され、左右方
向内方側が、駆動軸17、支軸25のフランジ16,24 より若
干大きい径大に形成されて径大部29a,30a とされ、左右
方向外端部には径方向内方に屈曲された嵌合部29b,30b
が形成されている。この嵌合部29b,30b は、軸受ホルダ
13,21 に外嵌固定されたリング状のブッシュ31,32 の外
周側に形成した周溝31a,32a に摺動自在に嵌合されてい
て、各保護カバー29,30 が爪軸33の軸心廻りに回動自在
に支持されている。なお、前記ブッシュ31,32 は樹脂等
の弾性体から成り、該ブッシュ31,32 を弾性変形させて
嵌合部29b,30b を周溝31a,32a に嵌合できるようになっ
ている。
【0014】前記保護カバー29,30 には耕耘部36を覆う
耕耘カバー37が取付けられている。耕耘カバー37は、耕
耘部36の上方を覆う主カバー38と、この主カバー38の左
右両側に設けられて耕耘部36の側方を覆うサイドカバー
39と、主カバー38の後端部に上下回動自在に取付けられ
た後部カバー40と耕耘部36の前上部を覆う前部カバー41
とを備えて成る。
耕耘カバー37が取付けられている。耕耘カバー37は、耕
耘部36の上方を覆う主カバー38と、この主カバー38の左
右両側に設けられて耕耘部36の側方を覆うサイドカバー
39と、主カバー38の後端部に上下回動自在に取付けられ
た後部カバー40と耕耘部36の前上部を覆う前部カバー41
とを備えて成る。
【0015】左右のサイドカバー39は、前上部カバー42
と、前下部カバー43と、後カバー44とから成る。前上部
カバー42の上部は主カバー38の端部に固着され、下部内
面側には前下部カバー43の上部が重合されてその前後部
がボルト固定されている。また、前下部カバー43上部の
前後中途部には係合片45が切り起しにより形成されてい
て、この係合片45の内面側に前上部カバー42が差し込ま
れている。前下部カバー43の下面前後中途部は円弧状に
形成され、その円弧部が保護カバー29,30 の径大部29a,
30a 背面に溶着されていて、耕耘カバー37が保護カバー
29,30 を介して爪軸33の軸心廻りに回動可能に支持され
ている。また、後カバー44は前上部カバー42及び前下部
カバー43にボルト固定されている。
と、前下部カバー43と、後カバー44とから成る。前上部
カバー42の上部は主カバー38の端部に固着され、下部内
面側には前下部カバー43の上部が重合されてその前後部
がボルト固定されている。また、前下部カバー43上部の
前後中途部には係合片45が切り起しにより形成されてい
て、この係合片45の内面側に前上部カバー42が差し込ま
れている。前下部カバー43の下面前後中途部は円弧状に
形成され、その円弧部が保護カバー29,30 の径大部29a,
30a 背面に溶着されていて、耕耘カバー37が保護カバー
29,30 を介して爪軸33の軸心廻りに回動可能に支持され
ている。また、後カバー44は前上部カバー42及び前下部
カバー43にボルト固定されている。
【0016】なお前記後部カバー40の中途部は均平圧付
与手段46によって支持され、前部カバー41はサポートー
ム4 に固着したブラケットにボルト固定されていて、前
方からの衝撃によって上方へ回動するようになってい
る。前記耕耘カバー37は調整機構47によって、回動調整
固定自在とされている。調整機構47は、支軸48を介して
トップマスト8 に回動自在に支持されたレバー49と、こ
のレバー49に設けた係止ピン50と、この係止ピン50が係
脱自在に係合する複数の係合凹部51を有する係止板52
と、前記支軸48に固定されたアーム53と、このアーム53
に枢支連結されると共に主カバー38後上面に設けたブラ
ケット54に枢支連結された連結リンク55とを備えて成
る。そして、前記係止ピン50を係止板52の係合凹部51に
選択的に係合することで耕耘カバー37の回動が規制さ
れ、レバー49に設けたプッシュボタン56を押すことで係
止ピン50が係合凹部51から離脱し、この状態でレバー49
を回動させることによって耕耘カバー37が爪軸33の軸心
廻りに前後に回動するようになっており、乾田、湿田に
対応或いは耕深に対応できるようになっている。
与手段46によって支持され、前部カバー41はサポートー
ム4 に固着したブラケットにボルト固定されていて、前
方からの衝撃によって上方へ回動するようになってい
る。前記耕耘カバー37は調整機構47によって、回動調整
固定自在とされている。調整機構47は、支軸48を介して
トップマスト8 に回動自在に支持されたレバー49と、こ
のレバー49に設けた係止ピン50と、この係止ピン50が係
脱自在に係合する複数の係合凹部51を有する係止板52
と、前記支軸48に固定されたアーム53と、このアーム53
に枢支連結されると共に主カバー38後上面に設けたブラ
ケット54に枢支連結された連結リンク55とを備えて成
る。そして、前記係止ピン50を係止板52の係合凹部51に
選択的に係合することで耕耘カバー37の回動が規制さ
れ、レバー49に設けたプッシュボタン56を押すことで係
止ピン50が係合凹部51から離脱し、この状態でレバー49
を回動させることによって耕耘カバー37が爪軸33の軸心
廻りに前後に回動するようになっており、乾田、湿田に
対応或いは耕深に対応できるようになっている。
【0017】なお、前記保護カバー29,30 は伝動ケース
5 、サイドフレーム6 から筒体を突設してそれに支持さ
せるようにしてもよく、また、ブッシュ31,32 を回動さ
せるようにしてもよく適宜設計変更可能である。
5 、サイドフレーム6 から筒体を突設してそれに支持さ
せるようにしてもよく、また、ブッシュ31,32 を回動さ
せるようにしてもよく適宜設計変更可能である。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、耕耘カバー37のサイド
カバー39を保護カバー29,30 に固定し、該保護カバー2
9,30 を爪軸33の軸心廻りに回動自在に支持したので、
取付部品を減らしてコスト低下を図ることが可能である
と共に、耕耘部36と伝動ケース5及びサイドフレーム6
との間隔を小さくできて、耕耘部36の有効幅を広くする
ことができる。
カバー39を保護カバー29,30 に固定し、該保護カバー2
9,30 を爪軸33の軸心廻りに回動自在に支持したので、
取付部品を減らしてコスト低下を図ることが可能である
と共に、耕耘部36と伝動ケース5及びサイドフレーム6
との間隔を小さくできて、耕耘部36の有効幅を広くする
ことができる。
【図1】ロータリ耕耘機の背面図である。
【図2】ロータリ耕耘機の側面図である。
【図3】伝動ケース下部側の背面断面図である。
【図4】サイドフレーム下部側の背面断面図である。
【図5】図2のA−A線矢視断面図である。
【図6】サイドフレームの平面断面図である。
【図7】サイドフレーム下部の側面図である。
1 ロータリ耕耘機 5 伝動ケース 6 サイドフレーム 7 ロータリ機枠 12 軸受体 20 軸受体 29 保護カバー 30 保護カバー 33 爪軸 35 耕耘爪 36 耕耘部 37 耕耘カバー 38 主カバー 39 サイドカバー
Claims (1)
- 【請求項1】 ロータリ機枠(7) の左右一側に設けた伝
動ケース(5) と他側に設けたサイドフレーム(6) との下
部間に、軸受体(12)(20)を介して爪軸(33)を回転自在に
支架すると共に、この爪軸(33)上に耕耘爪(35)を設けて
耕耘部(36)を構成し、この耕耘部(36)の上方を覆う主カ
バー(38)の左右両側に耕耘部(36)の側方を覆うサイドカ
バー(39)を設けて成る耕耘カバー(37)を前後に回動調整
自在に備えると共に、前記爪軸(33)と軸受体(12)(20)と
の間のシール部分を保護する保護カバー(29)(30)を備え
たロータリ耕耘機において、 前記耕耘カバー(37)のサイドカバー(39)を前記保護カバ
ー(29)(30)に固定すると共に、該保護カバー(29)(30)を
爪軸(33)の軸心廻り回動自在に支持したことを特徴とす
るロータリ耕耘機における耕耘カバーの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3294594A JP2603383B2 (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | ロータリ耕耘機における耕耘カバーの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3294594A JP2603383B2 (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | ロータリ耕耘機における耕耘カバーの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05130801A JPH05130801A (ja) | 1993-05-28 |
JP2603383B2 true JP2603383B2 (ja) | 1997-04-23 |
Family
ID=17809790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3294594A Expired - Lifetime JP2603383B2 (ja) | 1991-11-11 | 1991-11-11 | ロータリ耕耘機における耕耘カバーの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2603383B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5030202B2 (ja) * | 2006-07-21 | 2012-09-19 | ヤンマー株式会社 | 耕耘軸の支持構造 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63138002U (ja) * | 1987-03-03 | 1988-09-12 | ||
JPH0740802B2 (ja) * | 1987-04-10 | 1995-05-10 | 井関農機株式会社 | ロ−タリ耕耘装置 |
JPS6443601U (ja) * | 1987-09-10 | 1989-03-15 |
-
1991
- 1991-11-11 JP JP3294594A patent/JP2603383B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05130801A (ja) | 1993-05-28 |
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