JPH0649124Y2 - 耕耘装置における延長カバーの支持装置 - Google Patents

耕耘装置における延長カバーの支持装置

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JPH0649124Y2
JPH0649124Y2 JP1987019476U JP1947687U JPH0649124Y2 JP H0649124 Y2 JPH0649124 Y2 JP H0649124Y2 JP 1987019476 U JP1987019476 U JP 1987019476U JP 1947687 U JP1947687 U JP 1947687U JP H0649124 Y2 JPH0649124 Y2 JP H0649124Y2
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JP
Japan
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cover
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shaft
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JP1987019476U
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毅 涌田
真一 南
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、耕耘装置の延長カバーの支持装置に関するも
のである。
〈従来の技術〉 ロータリー耕耘装置の本体カバー(ロータリーカバー)
は、一般にメインカバーに枢支軸を介してリヤカバーを
上下回動自在に枢結してなり、耕耘作業中はリヤカバー
の遊端側を接地させて耕土表面を均平・整地すようにな
っている。そして、耕耘幅を増幅する場合に対処するた
め、通常、本体カバーに対応して本体カバーとは別体に
中折式に枢結構成された延長カバーを着脱自在に装着し
得るようになっている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 しかし、従来の延長カバー側回動支点部の支えは、本体
カバー側回動支点部の支えとは別個に設けられており、
延長カバーの取付に際しては、メインカバー及びリヤカ
バーに対する接合部を夫々ボルト止めしていたため、本
体カバー側の回動支点と延長カバー側の回動支点がずれ
易く、双方の回動支点が一旦ずれてしまうとリヤカバー
の上下動がスムーズに行なわれず、下がらなければなら
ない時にリヤカバーが下がらないで整地作用が不均一に
なる等の不都合があるばかりでなく、回動支点部の部品
点数が多くその分コストも高くならざるを得なかった。
〈問題点を解決するための手段〉 そこで本考案は、メインカバー7に枢支軸9を介してリ
ヤカバー8を上下回動自在に枢結してなる本体カバー6
の側端部に延長カバー14を着脱自在に装着し得るように
した耕耘装置1において、前記本体カバー6側の枢支軸
9を、メインカバー7の左右両側に軸芯方向に進退自在
でかつ固定可能に対向配設し、その内向き対向軸部9aを
同一軸線上に位置する如く配置構成し、かつ、該内向き
対向軸部9a,9a間に前記リヤカバー8を回動自在に支持
構成した枢支軸9,9の前記軸線に対して同芯上に延長カ
バー14側の枢支軸17を配置し、該延長カバー14側枢支軸
17の内方端に前記本体カバー6側枢支軸9の外方端に対
し回動可能に、かつ着脱自在に嵌合する凹穴21aを有す
るボス部21を延長カバー14側枢支軸17と同芯状に設ける
と共に、該ボス部21を介して延長カバー14側枢支軸17の
軸端側を本体カバー6側枢支軸9に嵌合支持させたもの
である。
〈作用効果〉 上記したように本考案は、本体カバー6側の回動支点と
延長カバー14側の回動支点が芯ずれすることなく常に一
直線上に位置することになるのでリヤカバー8の上下回
動は本体カバー6側と延長カバー14側がギクシャクする
ことなく一体となってスムーズに行われる。
そして、本体カバー6側の枢支軸9を取外すことなくそ
のまま利用して延長カバー14を取付けることができ、し
たがって、本体カバー6のみの通常耕耘と延長カバー14
を付加した広幅耕耘との切換時における延長カバー14の
着脱作業を迅速かつ容易に行うことができるばかりでな
く、延長カバー14を取外しても本体カバー6側はメイン
カバー7とリヤカバー8は連結したままの状態に保持さ
れているので、メインカバー7とリヤカバー8を枢支軸
9に入れ替える等して再度連結する煩わしさがなく、し
かも、本体カバー6側の枢支軸9と延長カバー14側の枢
支軸17を別体に構成したものでありながら、リヤカバー
8の上下回動作用が極めてスムーズに行われるため、整
地作業を常に的確に行うことができるうえ、部品点数を
少なくし得てコストの削減を図ることができる等の効果
がある。
また、枢支軸9をメインカバー7の左右両側に進退自在
でかつ固定可能に配設して、かつ、その内向き対向軸部
9a,9a間にリヤカバー8を支持するようにしたので、リ
ヤカバー8の支持構成が簡単、確実であると共に、その
組み立て、分解も迅速に出来て、メンテナンス性が良好
である。
さらに、かかる枢支軸9外方端を利用して延長カバー14
側の枢支軸17を支えるようにしたので、枢支軸9は、そ
の内側でリヤカバー8を回動支持するカバー部材支持機
能とその外側で延長カバー14側枢支軸17を支持する支持
部材機能の両機能を兼備させることが可能となり、構成
を簡単にして機能の拡大化を図ることが出来る。
〈実施例〉 1は農用トラクタ2の後方に3点リンク機構(図示せ
ず)を介して上下動自在に装着されたセンタードライブ
式ロータリ耕耘装置で、2aはリフトロッド、3はギヤケ
ース、4は尾輪、5は尾輪調節ハンドルである。6はロ
ータリ耕耘装置1の本体カバーで、本体カバー6の前半
部側がフレームFと一体のメインカバー7、後半部側リ
ヤカバー8となっており、リヤカバー8はメインカバー
7に対して左右両端に設けた枢支軸9を介して上下回動
自在に枢結されている。そしてリヤカバー8は前部リヤ
カバー8aと該前部リヤカバー8aに前記同様の枢支軸10で
枢結された後部リヤカバー8bとで構成されていて、これ
らにより2段折式の本体カバー6が形成されている。11
はリヤカバー上下調節用のカムである。
ところで、上記本体カバー6側支点部の構造は第3図図
示のようになっている。即ち、枢支軸9は先端部を丸軸
部9a、中間をネジ部9b、頭部を6角部9cに形成したボル
トで構成され、メインカバー7の裏面に溶着した取付座
12にネジ込み固定されている。そして、取付座12より突
出した丸軸部9aには前端部にパイプ材13を溶着した前部
リヤカバー8aが回動自在に嵌挿されている。前部リヤカ
バー8aと後部リヤカバー8bとの支点部の構造も前記同様
である。
14は本体カバー6の左右両側にボルト15及びナット16等
を介して着脱自在に装着した延長カバーで、該延長カバ
ー14は本体カバー6に対応して延長メインカバー14a、
延長前部リヤカバー14b、延長後部リヤカバー14cからな
り、夫々枢支軸17,18を介して枢結されている。そし
て、延長カバー14側の枢支軸17,18は前記本体カバー6
側の枢支軸9,10に対して夫々同芯上に配置されており、
また、延長カバー14側の枢支軸17,18の軸端側は本体カ
バー6側の枢支軸9,10に夫々嵌合支持されている。その
支点部の具体例構造は第3図及び第4図に示されてい
る。
即ち、延長カバー14側の枢支軸17,18の外方端はブラケ
ット19を介して延長メインカバー14aに固定の筒体20に
着脱自在に嵌挿されている。一方、枢支軸17,18の内方
端には凹穴21aを有するボス部21が固定されており、該
ボス部21の凹穴21aが本体カバー6側の枢支軸9,10に回
動可能及び着脱自在に嵌合支持されている。そして、延
長前部リヤカバー14bの前端部に溶着したパイプ材22が
上記枢支軸17,18に回動自在に嵌装されている。
次に、本体カバー6に延長カバー14を取付ける際の組付
順序を説明する。先ず後部リヤカバー8bの両側に延長後
部リヤカバー14cをボルト23及びナット24で固定する。
この時枢支軸18を後部延長リヤカバー14cの前端部に溶
着したパイプ材22に挿入しておく。次に、延長前部リヤ
カバー14bを枢支軸17を介し上記同様にして延長後部リ
ヤカバー14cに枢結する。更に、同様にして延長メイン
カバー14aを延長前部リヤカバー14bに枢結する。そし
て、延長カバー14を組付けた後、延長カバー側枢支軸1
7,18のボス部21の凹穴21aを本体カバー側枢支軸9,10の
6角部9c,10cに夫々嵌合させた状態でメインカバー7と
延長メインカバー14aとをボルト15及びナット16で連結
する。延長カバー14を本体カバー6から取外す場合は上
記と逆の操作を行えばよい。このようにして本体カバー
6に延長カバー14を連結することにより、本体カバー6
側の回動支点と延長カバー14側の回動支点が芯ずれする
ことなく両者は夫々常に横一直線上に位置するようにな
るので前部リヤカバー8a,14b及び後部リヤカバー8b,14c
の上下回動がギクシャクすることなく極めてスムーズに
行われる。
また、延長カバー6側の枢支軸17,18の内方端にこの枢
支軸17,18と夫々同芯状に設けた凹穴21a付きボス部21を
介して延長カバー14側の枢支軸9,10の軸端側を本体カバ
ー6側の枢支軸9,10の外方端に嵌合支持させる構造なの
で、延長カバー14を取付ける際には、その都度本体カバ
ー6側の枢支軸9,10を取外すことなく、本体カバー6側
の枢支軸9,10をそのまま利用して延長カバー14を簡単か
つ迅速に取付けることができるので、本体カバー6側枢
支軸9,10を抜取って、別の共用枢支軸に差し替える等の
面倒さはない。さらに、延長カバー14を取外す場合も、
ボルト15,ナット16を外すことにより延長カバー14を簡
単に本体カバー6側から取外すことができるうえ、延長
カバー14を取外した後でもメインカバー7とリヤカバー
8は連結したままの状態に保持されるので、本体カバー
6側枢支軸9,10を再度差し込んでメインカバー7とリヤ
カバー8を連結するような煩わしさがなく、そのまま直
ちに通常の耕耘作業(延長カバー14を付けないで本体カ
バー6のみの耕耘作業)に入ることができるので作業性
が一層高められる。
しかも本体カバー6側に延長カバー14側の枢支軸17,18
の取付座を別途設けることが不要となるので従来のもの
に比較しカバー回動支点部の部品点数を少なくすること
ができる。
尚、上記本実施例では2段折れ式の本体カバーについて
説明してが、本考案は1段折れ式の本体カバーについて
も同様に採用し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を装備したロータリ耕耘装置の側面図、
第2図は同上の平面図第3図は要部の側面、第4図は要
部の側面図、第5図は延長カバーの分解斜視図である。 図中、1は耕耘装置、6は本体カバー、7はメインカバ
ー、8はリヤカバー、9,10は本体カバー側の枢支軸、14
は延長カバー、17,18は延長カバー側の枢支軸、21はボ
ス部、21aは凹穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】メインカバー7に枢支軸9を介してリヤカ
    バー8を上下回動自在に枢結してなる本体カバー6の側
    端部に延長カバー14を着脱自在に装着し得るようにした
    耕耘装置1において、前記本体カバー6側の枢支軸9
    を、メインカバー7の左右両側に軸芯方向に進退自在で
    かつ固定可能に対向配設し、その内向き対向軸部9aを同
    一軸線上に位置する如く配置構成し、かつ、該内向き対
    向軸部9a,9a間に前記リヤカバー8を回動自在に支持構
    成した枢支軸9,9の前記軸線に対して同芯上に延長カバ
    ー14側の枢支軸17を配置し、該延長カバー14側枢支軸17
    の内方端に前記本体カバー6側枢支軸9の外方端に対し
    回動可能に、かつ着脱自在に嵌合する凹穴21aを有する
    ボス部21を延長カバー14側枢支軸17と同芯状に設けると
    共に、該ボス部21を介して延長カバー14側枢支軸17の軸
    端側を本体カバー6側枢支軸9に嵌合支持させたことを
    特徴とする耕耘装置における延長カバーの支持装置。
JP1987019476U 1987-02-13 1987-02-13 耕耘装置における延長カバーの支持装置 Expired - Lifetime JPH0649124Y2 (ja)

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JP1987019476U JPH0649124Y2 (ja) 1987-02-13 1987-02-13 耕耘装置における延長カバーの支持装置

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JPS63127305U JPS63127305U (ja) 1988-08-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS56160402U (ja) * 1980-04-28 1981-11-30
JPS5912005U (ja) * 1982-07-16 1984-01-25 オムロン株式会社 傾斜角検出器

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JPS63127305U (ja) 1988-08-19

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