JP2003052202A - 歩行型作業車 - Google Patents

歩行型作業車

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JP2003052202A
JP2003052202A JP2001244012A JP2001244012A JP2003052202A JP 2003052202 A JP2003052202 A JP 2003052202A JP 2001244012 A JP2001244012 A JP 2001244012A JP 2001244012 A JP2001244012 A JP 2001244012A JP 2003052202 A JP2003052202 A JP 2003052202A
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Japan
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holding
walk
holding portion
work vehicle
vehicle body
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Application number
JP2001244012A
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English (en)
Inventor
Masaru Uchitani
賢 打谷
Shinichi Takeda
伸一 竹田
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 抵抗棒と作業装置とが付け替えられる連結部
を備える歩行型作業車において、作業装置の連結に悪影
響が出ないようにしながら抵抗棒を格納できるようにす
る。 【解決手段】 抵抗棒11を格納するための保持部40
を、作業装置14や使用時の抵抗棒11を装着する連結
部30と分離させて車体のヒッチ部4に設けてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動自在な車軸、
及び、車体から後方向きに延出する操縦ハンドルを備え
るとともに、前記車体の後部に、作業装置と走行用接地
部材とが付け替え自在な連結部を備えている歩行型作業
車に関する。
【0002】
【従来の技術】上記歩行型作業車は、車軸に耕耘ロータ
を装着するとともに、連結部に抵抗棒を取付けることに
よって耕耘作業を行なうとか、耕耘ロータに替えて車輪
を車軸に取付けるとともに、抵抗棒に替えて培土装置を
連結部に装着することによって畝立て作業を行なうな
ど、車軸と連結部に車輪や各種の作業装置を装着して各
種の作業を行なうものである。
【0003】また、車軸に耕耘ロータを装着している
際、抵抗棒に替えて移動車輪を連結部に装着し、耕耘ロ
ータを地面から浮上させながら移動車輪によって車体を
手押し移動させることもある。
【0004】従来、連結部に作業装置を装着して、抵抗
棒や移動車輪が不要になった場合、この抵抗棒や移動車
輪を車体から分離させて保管するようになっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、保管した抵抗棒
や移動車輪を持参せずに作業に出て取りに帰る必要が生
じるとか、持ち運びする手間が掛るとかの問題が発生し
やすくなっていた。また、紛失されやすい問題もあっ
た。
【0006】従来、たとえば実開昭58−157780
号公報に示されるように、抵抗棒を使用するときに取付
ける連結部を下端側で構成し、格納時に取付ける保持部
を上端側で構成する筒部材を備え、抵抗棒を格納する
際、使用時用の連結部の直上方に位置させて保持するよ
うになったものがあった。この格納技術によると、作業
装置の連結高さを高くしていくと作業装置の取付け部が
抵抗棒に当たり、作業装置の連結高さを調節できる範囲
が狭くなるなど、作業装置の取付けに支障が出ることが
あった。
【0007】本発明の目的は、抵抗棒や移動車輪などの
走行用接地部材を、作業装置の連結に悪影響を及ぼさな
いようにしながら作業車に格納できる歩行型作業車を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1による発明の構
成、作用、効果はつぎのとおりである。
【0009】〔構成〕駆動自在な車軸、及び、車体から
後方向きに延出する操縦ハンドルを備えるとともに、前
記車体の後部に、作業装置と走行用接地部材とが付け替
え自在な連結部を備えている歩行型作業車において、前
記走行用接地部材を格納のために保持させる保持部を、
前記連結部と分離させて前記車体又は車体の艤装部材に
備えてある。
【0010】〔作用〕走行用接地部材の格納用の保持部
を連結部と分離させて車体又は艤装部材に備えてあるか
ら、抵抗棒などの走行用接地部材を保持部に装着すれ
ば、連結部に装着した作業装置の高さ調節などの障害物
になるなど、作業装置の連結部に対する連結に悪影響が
出ないようにしながら、車体や艤装部材に保持させられ
る。
【0011】〔効果〕従って、走行用接地部材を作業車
の車体や艤装部材に格納しておいて、特別に持ち運びす
る手間を掛けないで楽に作業箇所に持参するとか、持参
忘れを防止することができる。その割には、作業装置を
極力広い範囲にわたって高さ調節できるなど支障なく連
結できる。
【0012】請求項2による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0013】〔構成〕請求項1による発明の構成におい
て、前記保持部を、前記操縦ハンドルの基部付近に配置
してある。
【0014】〔作用〕走行用接地部材を格納するのに、
操縦ハンドルの基部付近に位置させて、走行用接地部材
が外側に突出しくいようにしながら、かつ、連結部に装
着する作業装置のためのスペースや作業者が追従して歩
行するためのスペースを極力広く確保しながら格納でき
るものである。
【0015】〔効果〕従って、走行用接地部材を作業車
に格納できる割には、外側に突出しにくいとともに追従
歩行のスペースを広く確保できて容易に操縦できる。さ
らに、連結する作業装置のためのスペースを広く確保
し、大型の作業装置を連結するとか、作業装置の操作部
を容易に操作することが可能になる。
【0016】請求項3による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0017】〔構成〕請求項1又は2による発明の構成
において、前記保持部が、保持孔によって前記走行用接
地部材を保持するように構成してある。
【0018】〔作用〕走行用接地部材を保持部に装着す
るのに、保持孔に挿入することによって装着できるもの
である。
【0019】〔効果〕走行用接地部材を保持孔に挿入す
るだけで操作簡単に保持部に装着して格納できる。
【0020】請求項4による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0021】〔構成〕請求項3による発明の構成におい
て、前記保持部に、走行用接地部材の保持孔に対する回
り止めを行なう回止め手段を備えてある。
【0022】〔作用〕走行用接地部材を保持部に装着す
ると、回止め手段によって回り止めされて駆動振動や走
行振動などで振れ動くことを防止しながら格納できる。
【0023】〔効果〕保持孔に挿入するだけで操作簡単
に格納できる割には、振れ動きにくいように安定よく格
納できる。
【0024】請求項5による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0025】〔構成〕請求項1〜4のいずれか1項によ
る発明の構成において、前記保持部を、前記連結部を備
える車体部分を構成するヒッチ部材によって構成してあ
る。
【0026】〔作用〕保持部をヒッチ部材によって構成
し、保持部を構成する専用の部材を不要にしながら保持
部を構成したものである。
【0027】〔効果〕ヒッチ部材を利用して保持部を構
成し、走行用接地部材を車体に安価に格納できる。
【0028】請求項6による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0029】〔構成〕請求項5による発明の構成におい
て、前記保持部が前記連結部より前側に位置している。
【0030】〔作用〕保持部を連結部より後側に配置し
てヒッチ部材の車体前後方向長さがあまり長くならない
ようにすると、前記連結部が車体前方側に位置すること
になり、作業装置の着脱操作が行ないにくくなるなどの
問題が発生する。ところが、保持部が連結部よりも前側
に位置するものだから、連結部を作業装置の着脱が行な
いやすい位置に配置しながら、ヒッチ部材に備えさせる
車体前後方向長さを極力短くしながらヒッチ部材によっ
て保持部を構成できる。
【0031】〔効果〕従って、ヒッチ部材を利用して保
持部を構造簡単及び安価に構成できる割には、作業装置
の着脱を行ないやすくしながら、ヒッチ部材の前後長さ
を極力短くして極力コンパクトに得られる。
【0032】請求項7による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0033】〔構成〕請求項1〜6のいずれか1項によ
る発明の構成において、前記保持部を、前記走行用接地
部材を前記操縦ハンドルの直下に位置させて保持するよ
うに構成してある。
【0034】〔作用〕保持部は走行用接地部材を操縦ハ
ンドルの直下に位置させて保持するものだから、走行用
接地部材が操縦ハンドルの直下のスペースに収容され、
格納状態にある走行用接地部材のために作業車全体が複
雑かつ不自然な形状になることを防止しながら格納でき
る。
【0035】〔効果〕走行用接地部材を格納しても、作
業車全体が比較的簡素な形状のものになって取り扱いな
どが有利に行なえる。
【0036】請求項8による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0037】〔構成〕請求項1〜4のいずれか1項によ
る発明の構成において、前記保持部を、前記連結部を備
える車体部分を構成するヒッチ部材とは各別の部材によ
って構成して前記ヒッチ部材に付設してある。
【0038】〔作用〕保持部をヒッチ部材とは別の部材
で構成してヒッチ部材に付設してあるものだから、保持
部をヒッチ部材の側面など任意の部位に任意の姿勢で付
設し、走行用接地部材を連結部の近くに任意の姿勢で保
持させながらて格納できる。
【0039】〔効果〕走行用接地部材を連結部の近くに
格納しておいて、使用する時には迅速に連結部に装着で
きる。その割には、保持部をヒッチ部材の側面など任意
の部位に任意の姿勢で付設し、走行用接地部材を適切な
位置に適切な姿勢で格納できる。
【0040】請求項9による発明の構成、作用、効果は
つぎのとおりである。
【0041】〔構成〕請求項1〜7のいずれか1項によ
る発明の構成において、前記走行用接地部材が抵抗棒で
あるとともに両端部のうち、前記連結部に取付ける方の
一端部のみで前記保持部に対して装着自在に構成してあ
る。
【0042】〔作用〕抵抗棒は、一端側で連結部に取付
け、他端側で接地することにより、車体に走行抵抗を付
与するように作用するものである。そして、接地する方
の端部には摩滅や変形が発生しやすい。これにより、両
端部のうち、接地する方の一端部で保持部に装着するよ
うに構成すると、保持部に装着した際、摩滅や変形に起
因するガタ付きや入り込み不足が発生しやすくなる。こ
れに対し、連結部に取付ける方の一端部のみで保持部に
装着するものであるから、上記した連結トラブルを回避
しながら保持部に装着できる。
【0043】〔効果〕従って、接地側に摩滅や変形が発
生しても、保持部にガタ付きや入り込み不足などがない
ように適切に連結し、振動で騒音が出たり外れたりする
ことがないように安定よく格納できる。
【0044】請求項10による発明の構成、作用、効果
はつぎのとおりである。
【0045】〔構成〕請求項1による発明の構成におい
て、前記保持部を、走行用接地部材の両端側を各別に支
持する一対の支持部材を備えて構成してある。
【0046】〔作用〕走行用接地部材が長尺物の場合で
も、両端側を支持部材によって支持させた状態にして格
納できるものである。
【0047】〔効果〕長尺型の走行用接地部材であって
も、両端側が支持されて振動で外れにくいとかガタ付き
にくいように安定よく格納できる。
【0048】請求項11による発明の構成、作用、効果
はつぎのとおりである。
【0049】〔構成〕請求項1による発明の構成におい
て、前記保持部を、走行用接地部材の中間部のみを支持
する一つの支持部材を備えて構成してある。
【0050】〔作用〕走行用接地部材の中間部のみを支
持部材によって支持させれば保持できるものである。
【0051】〔効果〕走行用接地部材を格納するに当
り、中間部のみを支持部材に装着するだけで操作簡単に
保持させられる。
【0052】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1に示すよう
に、左右一対の車軸1を下端部に回動自在に備えている
走行及び作業用の伝動ケース2と、この伝動ケース2の
上端側に位置するエンジン搭載部2aに取付けたリコイ
ルスタータ式のエンジン3と、前記伝動ケース2の上端
側の後部から後向きに延出しているヒッチ部材4とによ
って車体を構成するとともに、エンジン3の回転出力を
伝動ケース2の内部に位置する伝動機構(図示せず)に
よって左右の車軸1に伝達するように構成し、伝動ケー
ス2の下端部から前記ヒッチ部材4の前端側を貫通して
車体の後方及び上方向きに延出する操縦ハンドル5、エ
ンジン3の上方や側方などを覆うエンジンカバー6、左
右車軸1の上方を各別に覆うフェンダー本体7aと左右
のフェンダー本体7aの前端側どうしを連結している連
結部とで成るフェンダー7、車体の前端側を支持する固
定ハンドルに兼用のフロントバンパー8などを車体に備
えさせて、車体の後方を追従歩行しながら操縦ハンドル
5によって操縦するように歩行型作業車を構成してあ
る。
【0053】この歩行型作業車は、図1に示すように、
左右の車軸1に耕耘ロータ10を一体回動自在に装着す
るとともにヒッチ部材4の後端部に抵抗棒11を取付け
て、車軸1で駆動される左右の耕耘ロータ10によって
車体を走行させながら地面を耕耘していくように歩行型
耕耘機を構成するとか、図2に示すように、左右の車軸
1に車輪13を一体回動自在に装着するとともにヒッチ
部材4の後端部に前記抵抗棒11に替えて培土装置14
を装着して、車軸1によって駆動される左右の車輪13
によって車体を走行させ、これによって牽引される培土
装置14によって耕耘後の畝立作業をしていくように歩
行型畝立て機を構成したりするものであり、詳しくは、
次の如く構成してある。
【0054】図1、図3、図4などに示すように、操縦
ハンドル5は、前記伝動ケース2の下端側に前端が連結
ボルトによって連結し、中間部が前記ヒッチ部材4に溶
接によって連結している丸パイプ材で成る基端側ハンド
ル杆5aと、この基端側ハンドル杆5aの後端部に、調
節ねじ21及び22を有するハンドル角調節機構20を
介して前端側が連結し、後端部にグリップ部5cを備え
ている左右一対の先端側ハンドル杆5bとによって構成
してある。
【0055】ハンドル角調節機構20は、基端側ハンド
ル杆5aのブラケット座部5dに車体上下向きの軸芯P
1まわりで回動自在に連結しているハンドルブラケット
23と、このハンドルブラケット23を前記ブラケット
座部5dに対して回動調節した位置で固定する前記調節
ねじ21と、左右一対の先端側ハンドル杆5bの前端側
を前記ハンドルブラケット23に車体横向きの軸芯P2
まわりで回動調節自在に連結している前記調節ねじ22
とによって構成してある。すなわち、調節ねじ21を緩
めて左右の先端側ハンドル杆5bを軸芯P1まわりで揺
動操作することによって、左右のグリップ部5cの車体
に対する位置を車体横方向に変更できるようにし、調節
ねじ22を緩めて左右の先端側ハンドル杆5bを軸芯P
2まわりで揺動操作することによって、左右のグリップ
部5cの車体に対する高さを変更できるようにしてい
る。
【0056】図4などに示すように、左右の先端側ハン
ドル杆5bの中間部どうしを連結している連結バー26
に、エンジン3の停止操作に使用するスイッチ27を支
持させてある。このスイッチ27は、図5に示す取付け
構造によって取付けてある。すなわち、連結バー26に
一端側が連結している板金製のスイッチ取付けブラケッ
ト28にスイッチ27の取付け部27aを締付け固定し
てある。連結バー26を覆う樹脂製カバー29の前記ス
イッチ取付けブラケット28と前記取付け部27aとの
間に位置させたカバー部分29aを共締めする状態で締
め付け固定してある。
【0057】図6、図7などに示すように、前記ヒッチ
部材4を構成する左右一対の板金部材の後端部どうしの
間に挟まり込むように配置するとともに左右の板金部材
に溶接によって連結されるように構成した車体上下向き
の筒部材により、前記抵抗棒11及び前記培土装置14
を着脱するための連結部30を構成してある。
【0058】すなわち、抵抗棒11の一端側に備えられ
ている図9の如き取付け部11aを前記連結部30に下
方から挿入し、図8に示すように、連結部30に備えら
れている車体横向きのピン孔31と、抵抗棒11の取付
け部11aに備えられている複数個のピン孔32から選
択した一つのピン孔32とにわたって着脱自在な抜止め
ピン33を装着することにより、抵抗棒11を装着でき
る。
【0059】図2に示すように、培土装置14の前端側
に備えられている取付け軸15を前記連結部30に下方
から挿入し、連結部30の前記ピン孔31と、前記取付
け軸15に備えられている複数個のピン孔34から選択
した一つのピン孔34とにわたって前記抜止めピン33
を装着することにより、培土装置14を装着できる。
【0060】図6、図7などに示すように、前記ヒッチ
部材4の前記連結部30より車体前方側亜に分離した部
位に、抵抗棒格納用の保持部40を設けてある。この保
持部40は、ヒッチ部材4を構成している左右一対の板
金部材それぞれの上端側における車体横向きの横辺部に
設けた切欠きと、前記左右一対の板金部材それぞれの車
体上下方向に沿う縦辺部の内面側に抵抗棒11の取付け
部11aを支持する湾曲面が出来るように前記縦辺部に
設けた屈曲部4aとで成り、操縦ハンドル5の基部とし
ての前記基端側ハンドル杆5aの付近に位置する保持孔
41を備えており、前記連結部30から取外した抵抗棒
11を保持孔41によって保持して格納するように構成
してある。
【0061】図9に示す如く抵抗棒11の途中に位置す
る屈曲点11bから前記取付け部11aが位置する方の
端までの長さL1より、作用部11cが位置する方の端
までの長さL2の方が長いこと、保持部40の保持孔4
1が基端側ハンドル杆5aに沿う方向の軸芯を有する向
きの孔であること、保持孔41から前記ハンドル角調節
機構20の調節ねじ21までの距離などに起因し、抵抗
棒11を前記取付け部11aが位置する方の端から保持
孔41に挿入することはできるが、図9に示す如く作用
部11cの方の端から保持孔41に挿入しようとして
も、取付け部11aの方が前記ハンドル角調節機構20
の調節ねじ21に当って作用部11cが保持孔41に沿
う姿勢にならなくて作用部側を保持孔41に挿入できな
い。これにより、保持部40は、抵抗棒11をこれの両
端部のうちの取付け部11aが位置する方の一端部のみ
で装着することを可能にしているとともに、抵抗棒11
を操縦ハンドル5の基端側ハンドル杆5の直下に位置さ
せて保持する。
【0062】すなわち、培土装置14を装着するなど、
抵抗棒11を使用しない場合、図2に示すように、抵抗
棒11の取付け部11aが位置する方の端部を保持孔4
1に挿入するだけで抵抗棒11を車体のヒッチ部に備え
てある前記保持部40に格納できる。そして、この格納
状態では、抵抗棒11が格納位置から横外向きに突出し
にくくなるとともに操縦ハンドル5の下方に作業装置を
位置させるためのスペースを極力広く形成するように、
抵抗棒11の取付け部側が操縦ハンドル5の基端側ハン
ドル杆5aの直下にこの基端側ハンドル杆5aに沿って
位置する状態になる。
【0063】〔第2実施形態〕図10は、別の実施形態
を備える保持部40を示し、この保持部40は、ヒッチ
部材4を構成している板金部材の横辺部に備えさせた平
坦面で成る係止部42を備えてある。この係止部42
は、保持孔41に挿入された抵抗棒11の一部分に存在
する平坦部11dに係合し、この係合によって抵抗棒1
1の保持孔41に対する回り止めを行なうように構成し
てある。
【0064】すなわち、抵抗棒11を保持部40に格納
した際、抵抗棒11が保持部40に対して回転して作用
部11c側が格納位置から横外向きに突出する事態が発
生しないように、係止部42によって回り止めされるよ
うにしてある。
【0065】〔第3実施形態〕図11は、さらに別の実
施形態を備える保持部40を示し、この保持部40は、
ヒッチ部材4の一方の横側面側に固定された保持孔41
を有する筒体で成り、ヒッチ部材4とは各別の部材によ
って構成してある。その割には、抵抗棒11を第1実施
形態及び第2実施形態を備える保持部40と同様に操縦
ハンドル5の基端側ハンドル杆5aの付近に位置させて
格納する。
【0066】〔第4実施形態〕図12は、さらに別の実
施形態を備える保持部40を示し、この保持部40は、
前記フェンダー7の上面側に備えてあるとともに、左右
のフェンダー本体7aの一方の前端側と後端側とに別れ
て位置する一対のばね板製の支持部材43による挟持に
よって抵抗棒11を保持して格納するように構成してあ
る。
【0067】すなわち、抵抗棒11の一端側を一方の支
持部材43に、他端側を他方の支持部材43にそれぞれ
装着することにより、抵抗棒11を両端側が支持部材4
3によって保持されるようにして格納できる。
【0068】〔第5実施形態〕図13は、さらに別の実
施形態を備える保持部40を示し、この保持部40は、
前記フロントバンパー8に備えてあるとともに、フロン
トバンパー8に取付けブラケット44を介して取付けて
ある一つのばね板製の支持部材43による挟持によって
抵抗棒11を保持して格納するように構成してある。
【0069】すなわち、抵抗棒11の中間部のみを支持
部材43に装着することにより、抵抗棒11を中間部が
支持部材43によって保持されるようにして格納でき
る。
【0070】〔別実施形態〕上記実施形態の如く係止部
42を採用する他、保持部40に格納された抵抗棒11
に摩擦抵抗を与えることによって格納状態の抵抗棒11
の回り止めを行なう構成などを採用して実施してもよい
のであり、これらを総称して回止め手段42と呼称す
る。
【0071】この種歩行型作業車の場合、車軸1に耕耘
ロータ10を取付け、連結部30に移動車輪を装着し、
この移動車輪を接地させて耕耘ロータ10が地面から浮
き上がるようにし、この状態で手押し移動させることに
よって車体を移動させることがある。従って、抵抗棒1
1を格納するための保持部40に替え、移動車輪を格納
するための保持部を備える場合にも本発明は適用でき
る。よって、抵抗棒11、移動車輪を総称して走行用接
地部材11と呼称する。
【0072】培土装置14に替えてマルチなど各種の装
置を連結部30に連結する作業車にも本発明は適用でき
る。従って、培土装置14、マルチなどを総称して作業
装置14と呼称する。
【0073】上記実施形態に示した如く保持部40をフ
ェンダー7に備えたり、フロントバンパー8に備える
他、エンジンカバー6などに備えて実施しても本発明の
目的は達成できる。従って、フェンダー7、フロントバ
ンパー8、エンジンカバー6などを総称して艤装部材
7,8と呼称する。
【図面の簡単な説明】
【図1】歩行型作業車の耕耘機構成状態での側面図
【図2】歩行型作業車の畝立て機構成状態での側面図
【図3】ハンドル角調節機構の側面図
【図4】ハンドル角調節機構の平面図
【図5】スイッチ取付け部の断面図
【図6】ヒッチ部材の側面図
【図7】ヒッチ部材の平面図
【図8】連結部の断面図
【図9】抵抗棒の説明図
【図10】別の実施形態を備える保持部の平面図
【図11】更に別の実施形態を備える保持部を示し、
(イ)は、側面図、(ロ)は、平面図
【図12】更に別の実施形態を備える保持部の平面図
【図13】更に別の実施形態を備える保持部の平面図
【符号の説明】
1 車軸 4 ヒッチ部材 7,8 艤装部材 11 走行用接地部材 14 作業装置 30 連結部 40 保持部 41 保持孔 42 回止め手段 43 支持部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B033 AA07 AB01 DA04 EC03 EC05 2B041 AA06 AB04 AC01 AC07 CA03 CA13 CB01

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動自在な車軸、及び、車体から後方向
    きに延出する操縦ハンドルを備えるとともに、前記車体
    の後部に、作業装置と走行用接地部材とが付け替え自在
    な連結部を備えている歩行型作業車であって、 前記走行用接地部材を格納のために保持させる保持部
    を、前記連結部と分離させて前記車体又は車体の艤装部
    材に備えてある歩行型作業車。
  2. 【請求項2】 前記保持部を、前記操縦ハンドルの基部
    付近に配置してある請求項1記載の歩行型作業車。
  3. 【請求項3】 前記保持部が、保持孔によって前記走行
    用接地部材を保持するように構成してある請求項1又は
    2記載の歩行型作業車。
  4. 【請求項4】 前記保持部に、走行用接地部材の保持孔
    に対する回り止めを行なう回止め手段を備えてある請求
    項3記載の歩行型作業車。
  5. 【請求項5】 前記保持部を、前記連結部を備える車体
    部分を構成するヒッチ部材によって構成してある請求項
    1 〜4のいずれか1項に記載の歩行型作業車。
  6. 【請求項6】 前記保持部が前記連結部より前側に位置
    している請求項5記載の歩行型作業車。
  7. 【請求項7】 前記保持部を、前記走行用接地部材を前
    記操縦ハンドルの直下に位置させて保持するように構成
    してある請求項1〜6のいずれか1項に記載歩行型作業
    車。
  8. 【請求項8】 前記保持部を、前記連結部を備える車体
    部分を構成するヒッチ部材とは各別の部材によって構成
    して前記ヒッチ部材に付設してある請求項1〜4のいず
    れか1項に記載の歩行型作業車。
  9. 【請求項9】 前記走行用接地部材が抵抗棒であるとと
    もに両端部のうち、前記連結部に取付ける方の一端部の
    みで前記保持部に対して装着自在に構成してある請求項
    1〜7のいずれか1項に記載の歩行型作業車。
  10. 【請求項10】 前記保持部を、走行用接地部材の両端
    側を各別に支持する一対の支持部材を備えて構成してあ
    る請求項1記載の歩行型作業車。
  11. 【請求項11】 前記保持部を、走行用接地部材の中間
    部のみを支持する一つの支持部材を備えて構成してある
    請求項1記載の歩行型作業車。
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