JP2004337123A - 乗用管理機における噴霧装置の防泥装置 - Google Patents

乗用管理機における噴霧装置の防泥装置 Download PDF

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典弘 矢野
Norihiro Uejima
徳弘 上島
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隆徳 泉谷
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Abstract

【課題】センターブーム及びサイドブームを有する防除噴霧装置において、サイドブームの収納時に、前輪から飛散する泥が噴霧ノズル19…に付着することを防止する。
【解決手段】乗用管理機の車体端部に、センターブーム及び左右サイドブーム17,17を有する噴霧装置を昇降自在に設ける。前記サイドブーム17を車体左右両側方に沿うように収納自在に構成する。サイドブーム17,17に、同ブームの収納姿勢において少なくとも車輪3,3上方に位置する噴霧ノズル19…の下方を覆うカバー部材29,29を備える。また前記カバー部材29は、サイドブーム17に対し、前記噴霧ノズル19…の下方を覆う状態と、前記サイドブーム17を作業姿勢としたときに同ノズル19…の上位で開いた状態とに切替可能に支持する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、農作業等を行う乗用管理機の構成に関し、特にセンターブーム及び左右サイドブームを有する噴霧装置の防泥装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】
従来、車体の端部に、センターブーム及び左右サイドブームを有する噴霧装置を昇降自在に設け、前記サイドブームを車体左右両側方に直線状に伸ばした作業姿勢と、車体左右両側方に沿うように折り畳んだ収納姿勢とに切替可能に構成した乗用管理機が知られている。
【0003】
そして、このような乗用管理機では、特開平10−218037号公報に示されるように、作業時の泥の付着を防止するべく前後輪の幅内に前後方向に長い一対の支持棒を配置し、この左右の支持棒間にシートを取り付けたものが知られている。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−218037号公報(2〜3頁、2図、3図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前記乗用管理機では、その機体前部に噴霧ノズルを有するセンターブームと左右サイドブームからなる噴霧装置を備えるものであるが、散布作業後、左右サイドブームを機体の左右両側に収納した状態で圃場内を走行すると、左右の前輪から飛散した泥が左右サイドブームの噴霧ノズルに付着し、ノズル孔に詰まってしまい次の噴霧作業をする時には同ノズルの泥の除去作業をしないと散布作業ができないという不具合があった。そこで、この発明はこのような不具合を解消しようとするものである。
【0006】
【問題を解決するための手段】
この発明は、前記課題に鑑みて乗用管理機における噴霧装置を以下のように構成した。
即ち、請求項1記載の発明は、車体の端部に、センターブーム(16)及び左右サイドブーム(17,17)を有する噴霧装置を昇降自在に設け、前記サイドブーム(17,17)を車体左右両側方に直線状に伸ばした作業姿勢と、車体左右両側方に沿うように折り畳んだ収納姿勢とに切替可能に構成した乗用管理機において、
前記サイドブーム(17,17)には、同ブーム(17,17)の収納姿勢において少なくとも車輪(3,3)上方に位置する噴霧ノズル(19,19…)の下方を覆うカバー部材(29,29)を備えたことを特徴とする乗用管理機における噴霧装置の防泥装置とした。
(請求項1の作用)
以上のように構成した請求項1の発明では、サイドブーム(17,17)を収納姿勢とすると、カバー部材(29,29)により少なくとも車輪(3,3)上方に位置する噴霧ノズル(19,19…)の下方を覆う。
【0007】
また請求項2の発明では、前記カバー部材(29,29)は、サイドブーム(17,17)に対し、前記噴霧ノズル(19,19…)の下方を覆う状態と、前記サイドブーム(17,17)を作業姿勢としたときに同ノズル(19.19…)の上位で機体の前方または後方に開いた状態とに切替可能に支持したことを特徴とする請求項1に記載の乗用管理機における噴霧装置の防泥装置とした。
(請求項2の作用)
前記乗用管理機では、請求項1の作用に加え、サイドブーム(17,17)を作業姿勢とすると、カバー部材(29,29)で噴霧ノズル(19,19…)の上位を覆う。
【0008】
【発明の効果】
これにより、請求項1の発明では、サイドブーム(17,17)を収納姿勢としたときに、複数の噴霧ノズル(19,19…)の下方をカバー部材(29,29)により覆うので、左右の車輪(3,3)が跳ね上げた泥が噴霧ノズル(19,19…)に付着するのを防止し、前記のように作業再開時に泥除去作業の手間を必要とせず、能率的に防除噴霧作業をすることができる。
【0009】
また請求項2の発明では、請求項1の効果に加え、前記カバー部材(29,29)が噴霧作業時に散布液の浮き上がりを防止するものであるから、散布効率も高めることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
最初に、図2乃至図5により乗用管理機1の構成について説明する。
乗用管理機1は、図2に示すように、車体の前後左右に等径の車輪となる左右前輪3,3及び後輪4,4が設けられていて、ボンネット7の前方には、リンク機構を介して防除用の噴霧装置5を着脱自在且つ昇降自在に取り付けている。左右の前輪3,3間の上方にはエンジン(図示省略)が搭載されていて、エンジン(図示省略)の回りを前記ボンネット7で被覆している。左右の後輪4,4間の上方には操縦席8が設けられていて、操縦席8の前方にステアリングハンドル9が設けられている。そして、ステアリングハンドル9を左右に操舵すると、左右の前後輪3,3、4,4が同時に操舵される四輪操舵の構成である。またボンネット7後部のステアリングハンドル9下方には、速度計等を有する計器盤が設けられている。
【0011】
また、車体上方の操縦席8回りには薬液タンク11が着脱自在に取り付けられている。車体2後部の受け台12には、薬液噴霧用の防除ポンプ13が設けられていて、この防除ポンプ13は外部動力取出用のPTO軸(図示省略)を介して駆動され、同ポンプ13から吐出した薬液は夫れ夫れ独立した配管(図示省略)を経由して前記噴霧装置5を構成するセンターブーム16及び左右サイドブーム17,17に別個に圧送され、薬液が噴霧ノズル19,…から散布される構成である。
【0012】
車体前部のボンネット7の左右両側方には、平面視門形の前フレーム18を設け、この前フレーム18には、図2と図3に示すように、上下リンクアーム20,20を前方に突出するように略平行に設けていて、上下リンクアーム20,20は、昇降用アクチュエータとなる電動シリンダ26の駆動により上下回動操作される。また上下リンクアーム20,20の前端には、前ヒッチ22がピン連結されていて、この前ヒッチ22に、センターブーム16を左右方向に沿わせて取り付け、前記の通り同ブーム16に取り付けた複数の噴霧ノズル19,…から薬液を噴霧する構成となっている。
【0013】
またセンターブーム16の左右両端部には、サイドブーム17,17を縱ピン及び横ピンにより枢支連結し、このサイドブーム17,17は、サイドブーム拡開用アクチュエータとなる電動シリンダ26,26により左右両側方に直線状に伸ばした作業姿勢と、90度折り畳まれて機体の左右両側部に沿う収納姿勢とに、回動する構成となっている。
【0014】
ここで前記図3に基づき乗用管理機1の前輪3の支持構成について説明する。
前記前フレーム18の後部下方には、左右方向に配するフロントアクスルケース35の左右中間部をセンターピボットにより揺動自在に支持し、フロントアクスルケース35の左右両端部には、左右前輪ファイナルケース38,38を縦軸回りに回動できるように取り付け、同ケース38,38の下端部に前輪3,3を夫れ夫れ支架している。そして、ステアリングハンドル9を左右に回動すると、ロッド部材を介して左右前輪ファイナルケース38,38が縦軸回りに回動し、左右の前輪3,3が操舵されるように構成されている。
【0015】
また前記前フレーム18には、前記フロントアクスルケース35の左右両側部上方位置に、左右に突設し且つ正面視L型のブラケット41,41を取り付け、この左右ブラケット41,41の突設部下側に揺動角度調節用の調節ボルト42,42を夫れ夫れ取り付けている。尚、調節ボルト42とフロントアクスルケース35の当接部にゴム等の弾性材を介装してもよい。
【0016】
しかして、調節ボルト42,42を伸縮調節し、調節ボルト42,42の先端とフロントアクスルケース35の上端面とのすき間を調節することにより、フロントアクスルケース35の上下揺動角度を調節規制することができる。従って、乗用管理機1の作業、あるいは作業場の状態に応じてフロントアクスルケース35の上下揺動角度を適宜調節することができ、作業性能を十分発揮することができる。
【0017】
尚、通常の耕耘作業ではフロントアクスルケース35の上下揺動角度を6〜8度に設定しているが、センターブーム16及び長いサイドブーム17、17を用いて防除噴霧作業をする場合には、揺動角度を3度程度に規制することにより、サイドブーム17、17の上下方向の揺れを低減し散布精度を向上させることができる。
【0018】
次に、サイドブーム17,17の噴霧ノズル19,…に対する防泥装置について説明する。
前記サイドブーム17、17は収納姿勢では、図2の実線に示すように、車体2に対して平面視で略90度折り畳まれて機体の左右両側面に沿う状態で、且つ、後側が上り傾斜姿勢で、サイドブーム受け28,28に支持されて収納されている。
【0019】
そして、前記収納姿勢にあるサイドブーム17、17における左右前輪3,3の上方に位置する複数の噴霧ノズル19…の側方位置には、プレート状の泥付着防止カバー29,29をブーム外側壁の回動支軸P1に枢支する構成となっている。この泥付着防止カバー29,29は、サイドブーム17,17の左右外側を覆う横側面部と、噴霧ノズル19…側に屈曲し且つ同ノズル19の下面を覆う下側面部を有する構成となっている。そして、前記泥付着防止カバー29,29は前記回動支点P1回りにスプリングSを巻装し、非噴霧作業時には同カバー29の横側面部をノズル側に付勢する共に、噴霧作業時には上方に回動した状態として上部の係止ピン30で係止して、ノズル19,19の上方を覆う構成としている。
【0020】
しかして、この泥付着防止カバー29を図3の実線で示すように下方に位置すると、カバー29,29の下側面部が噴霧ノズル19…と左右の前輪3,3との間に位置し、同ノズル19,19の下方を覆う。また、泥付着防止カバー29,29を、図3の仮想線で示すように上方に回動すると、同カバー29の下側面部が噴霧ノズル19…下方の噴霧位置から退避し、ノズル19の上位前方を覆う。
【0021】
従来では、乗用管理機1で水田等の防除噴霧作業の後に、サイドブーム17、17を機体の左右両側部に収納した状態で圃場内を走行すると、左右の前輪3,3から飛散した泥がサイドブーム17、17の噴霧ノズル19…に付着し、次の防除噴霧作業開始時には噴霧ノズル19…から泥の除去作業をしないと噴霧作業ができないという不具合があった。
【0022】
しかし、前記のように構成したので、左右の泥付着防止カバー29,29を下方に回動し、同カバー29,29の下側面部をサイドブーム17,17の噴霧ノズル19…の下方位置で、左右前輪3,3の上方位置に位置させることにより、左右の前輪3,3から飛散した泥が噴霧ノズル19に付着するのを防止し、能率的に防除噴霧作業をすることができる。また、前記カバー29.29は、サイドブーム17側に取り付けるものであるから、前記のように噴霧装置5を車体に対して着脱自在に構成する場合は、これと同時に着脱できる。
【0023】
また、前記泥付着防止カバー29,29は、下端部をノズル19…側に屈曲し、この屈曲部が作業時には下側に向かうので、散布液の浮き上がりを防止するものであるから、散布効率も高めることができる。また更に、ここでは前記泥付着防止カバー29を、前記運転席8とは反対側に回動して保持する構成としているので、ノズル部の視界性を邪魔することが無く、噴霧状態を確認しながら作業する事ができる。
【0024】
また前記乗用管理機1の別形態としては、噴霧装置5を車体後部にリンク機構を介して昇降自在に設ける構成であっても良いし、泥付着防止カバー29,29をサイドブーム17の全長に亘り、更にはセンターブーム16にも備える構成でも良い。
【0025】
次に図4に基づいて前記サイドブーム受け28,28の構成について説明する。
薬液タンク11の下部横側面には薬液の吐出する切替コック31を設け、前記防除ポンプ13から吐出した薬液を切替コック31を経由して前記センターブーム16及びサイドブーム17、17に供給するように構成している。薬液タンク11における切替コック31の上方位置外周部には、鉄板製の支持帯32を巻き付け、この支持帯32の後側部にサイドブーム受け28,28を着脱自在に取り付けている。
【0026】
サイドブーム受け28,28は、薬液タンク11の左右両側面に接近して上方に延出されている左右のアーム部28a,28aと、左右のアーム部28a,28aの上端部に取り付けられている背面視凹状の受部28b,28bとにより形成され、前記左右アーム部28a,28aの下端部を前記支持帯32の左右両側部にボルトナットで固着し、左右受部28a,28aの上端部間を連結ロッド33で連結している。
【0027】
尚、ここでは、薬液タンク11に支持帯32を巻き付けてサイドブーム受け28,28の支持部を構成しているが、薬液タンク11の支持部相当箇所を肉厚に一体成形し、サイドブーム受け28,28を取り付けるように構成しても良い。
次に、図6と図7に基づき前記乗用管理機1に連結する他の作業機の一例として、ロータリカルチ作業機について説明する。
【0028】
カルチ作業機43は、左右中間部に、本機から動力の伝達される伝動ケース44を左右方向中間部に設け、伝動ケース44の後部に左右方向に沿うようにフレーム45を設け、このフレーム45の中央部にセンターロータリ47aを取り付け、フレーム45の左右両側部には左右ロータリ47b,47bを左右方向に移動自在に設けている。
【0029】
そして、センターロータリ47a及び左右ロータリ47b,47bは、ロータリ伝動ケース48、ロータリ伝動ケース48の下部に設けた複数の耕耘爪49…、ロータリ伝動ケース48の中途部に取り付けた耕耘フレーム50、耕耘装置49を被覆する耕耘カバー51等により構成している。
【0030】
前記伝動ケース44には作業伝動軸52を軸架して、作業伝動軸52とセンターロータリ47a及び左右ロータリ47b,47bのロータリ伝動ケース48,48の動力入力部とをスプライン嵌合し、作業伝動軸52からロータリ伝動ケース48に動力を伝達し、センターロータリ46及び左右ロータリ47,47の耕耘装置49,49…に動力を伝達するように構成している。
【0031】
また前記伝動ケース44には、ベベルギヤ55,56を内装する調節ケース53を取り付け、調節ケース53には左右両側部から突出するように左・右調節軸54,54を軸架し、調節ハンドル55と前記べベルギヤ群56,56により左右調節軸54,54を回転可能に構成し、左右調節軸54,54の端部と左・右ロータリ47,47に取り付けられている調節パイプ57,57とをねじ嵌合して、調節ハンドル55の操作により左右ロータリ47,47をフレーム45に沿って左右方向に移動調節できるように構成している。
【0032】
しかして、調節ハンドル55を正転あるいは逆転することにより、センターロータリ46を基準にして左・右ロータリ47,47の間隔を迅速に調節することができる。また、例えば、実開1994−60303号公報のように左・右カルチベータに夫れ夫れ左右方向調節用の調節ハンドルを設けて、センターカルチベータに対して左右カルチの条間調節をするものに比較して構成を簡単化することができる。
【0033】
次に、前記センターロータリ46の昇降調節構成について説明する。伝動ケース44の後部には左右方向に沿うようにフレーム45を設け、このフレーム45の中央部にセンターロータリ46を取り付け、このセンターロータリ46のみを上下に回動調節できるように構成している。
【0034】
そして、センターロータリ46は、ロータリ伝動ケース48、ロータリ伝動ケース48の下部に設けた耕耘装置49、ロータリ伝動ケース48の中途部に取り付けた耕耘フレーム50、耕耘装置49を被覆する耕耘カバー51により構成されていて、センターロータリ46のロータリ伝動ケース48は作業伝動軸52を中心として上下に回動自在に構成している。
【0035】
伝動ケース44のマスト58とセンターロータリ46のフレーム45との間には昇降調節装置59を設けている。この昇降調節装置59は次のように構成されている。フレーム50の後端部に下端部が枢支されている調節ロッド60、調節ロッド60の長手方向に沿って多数構成されている調節孔61,…、調節ロッド60にに巻付け装着しているスプリング62、調節孔61,…に挿通する係止ピン63,63、伝動ケース44の後部に上下回動自在に枢支されている支承アーム64、支承アーム64の先端部に左右方向の軸部で軸支されている支持体65、前記調節ロッド60を支持する支持体65の孔部65a、支承アーム64とマスト58との間に連結されている伸縮調節装置66、伸縮調節装置66を伸縮調節する調節ハンドル67により構成されている。
【0036】
しかして、センターロータリ46でロータリ作業をする場合には、調節ロッド60における支持体65の上下両側にスプリング62、62を装着し、係止ピン63,63でスプリング62,62を所定圧力に調節し、ハンドル67により伸縮調節装置66を伸長し、センターロータリ46を下方に回動する。すると、この状態では、ロータリ伝動ケース48の上下回動を支承アーム64側の支持体65の上下両側に位置する調節スプリング62,62により規制し、耕耘装置49を所定高さに弾圧保持しながら耕耘作業をすることができる。
【0037】
また、センターロータリ46を上方に回動し、左・右ロータリ47,47の二連耕耘作業をする場合には、調節ロッド60の上端部の調節孔61に係止ピン63を係止し、調節ロッド60における支持体65の上方位置にスプリング62,62を変更装着し、調節ハンドル67により伸縮調節装置66を短縮調節し、センターロータリ46を上方の非作業位置に回動させる。すると、調節ロッド60における支承アーム64側の支持体65の下側にはスプリング62,62がないので調節ロッド60を楽に上方に回動できて、センターロータリ46を上方位置に回動し、左・右ロータリ47,47の二連耕耘作業状態に切り替えることができる。
【0038】
前記のように構成したので、二連耕耘作業及び三連耕耘作業の切替を迅速に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】防泥カバー及び噴霧ノズルの一部断面図。
【図2】乗用管理機の全体側面。
【図3】乗用管理機の平面図。
【図4】乗用管理機の前部拡大図。
【図5】薬液タンクの背面図。
【図6】カルチ作業機の側面図。
【図7】カルチ作業機の背面図。
【符号の説明】
1 乗用管理機
2 車体
3 前輪
4 後輪
5 防除噴霧装置
7 ボンネット
8 運転席
9 ステアリングハンドル
11 薬液タンク
16 センターブーム
17 サイドブーム
19 噴霧ノズル
20 上下リンクアーム
29 泥付着防止カバー

Claims (2)

  1. 車体の端部に、センターブーム(16)及び左右サイドブーム(17,17)を有する噴霧装置を昇降自在に設け、前記サイドブーム(17,17)を車体左右両側方に直線状に伸ばした作業姿勢と、車体左右両側方に沿うように折り畳んだ収納姿勢とに切替可能に構成した乗用管理機において、
    前記サイドブーム(17,17)には、同ブーム(17,17)の収納姿勢において少なくとも車輪(3,3)上方に位置する噴霧ノズル(19,19…)の下方を覆うカバー部材(29,29)を備えたことを特徴とする乗用管理機における噴霧装置の防泥装置。
  2. 前記カバー部材(29,29)は、サイドブーム(17,17)に対し、前記噴霧ノズル(19,19…)の下方を覆う状態と、前記サイドブーム(17,17)を作業姿勢としたときに同ノズル(19.19…)の上位で開いた状態とに切替可能に支持したことを特徴とする請求項1に記載の乗用管理機における噴霧装置の防泥装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007222027A (ja) * 2006-02-21 2007-09-06 Kioritz Corp タイヤ後方散布装置
JP2014230523A (ja) * 2013-05-29 2014-12-11 井関農機株式会社 薬液散布車両

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