JP2017043315A - 作業車両の車輪の泥落し装置 - Google Patents

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二宮 浩二
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Abstract

【課題】本発明は、アクスルケースの左右両側から下方に延出する左右縦アクスルケースを備えた最低地上高を高くした作業車両において、車輪操舵用の車輪操舵柱と車輪の泥落しガードをコンパクトに構成し、取り付け作業の容易な車輪泥落し装置を提供する。【解決手段】走行車体に左右方向に沿うように配設しているアクスルケースであって、左右縦アクスルケースの上端部に左右縦車軸回りに操舵回動するように軸支している左右ナックルアームに左右車輪操舵柱を取り付けて左右縦アクスルケースの左右外側面に沿うように下方に延出し、該左右車輪操舵柱の下端部を操向軸ケースに取り付け、左右車輪操舵柱には該左右車輪操舵柱の前後両側及び左右外側面を前後に分割構成している前後ガードで覆うように取り付けることを特徴とする。【選択図】図6

Description

この発明は、作業車両の車輪の泥落し装置に関するものである。
作業車両において、車輪に付着した泥を掻き落とす泥掻体を有する排泥部材と、この排泥部材を支持する支持部材とを備えた泥落し装置であって、排泥部材は、車輪の回転に伴い撓みと形状復元とを繰り返す弾性体を備えたものは、公知である(特許文献1)。
特開2007−55579号公報
本発明は、アクスルケースの左右両側から下方に延出する左右縦アクスルケースを備えた最低地上高を高くした作業車両において、車輪操舵用の車輪操舵柱と車輪の泥落しガードをコンパクトに構成し、取り付け作業の容易な車輪泥落し装置を提供しようとするものである。
請求項1の発明は、走行車体(2)に左右方向に沿うように配設しているアクスルケース(32)と、該アクスルケース(32)に軸架している車軸(33)と、アクスルケース(32)の左右両側部から下方に延出している左右縦アクスルケース(34,34)と、該左右縦アクスルケース(34,34)に軸架されていて車軸(33)から動力の伝達される左右縦車軸(38,38)と、左右縦アクスルケース(34,34)の下端に左右縦車軸(38,38)回りに操向するように支架している左右操向軸ケース(39,39)と、左右操向軸ケース(39,39)に支架している左右車輪(3,3)を備えた最低地上高の高い作業車両において、
左右縦アクスルケース(34,34)の上端部に左右縦車軸(38,38)回りに操舵回動するように軸支している左右ナックルアーム(40,40)に左右車輪操舵柱(44,44)を取り付けて左右縦アクスルケース(34,34)の左右外側面に沿うように下方に延出し、該左右車輪操舵柱(44,44)の下端部を操向軸ケース(39,39)に取り付け、
左右車輪操舵柱(44,44)には該左右車輪操舵柱(44,44)の前後両側及び左右外側面を前後に分割構成している前後ガード(51,52)で覆うように取り付けることを特徴とする作業車両の車輪泥落し装置である。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記左右車輪(3,3)の前側から左右両側に作物を分草し後方に案内する分草ガード(56)を前記左右車輪操舵柱(44,44)に取り付けたことを特徴とする作業車両の車輪泥落し装置である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2のいずれかの発明において、前記左右車輪(3,3)の左右内側面を泥付着防止板(58)により閉鎖したことを特徴とする作業車両の車輪泥落し装置である。
請求項1の発明によると、左右縦アクスルケース(34,34)と左右車輪(3,3)間の上側ほど左右幅広の空間部に左右車輪操舵柱(44,44),前後ガード(50,50)をコンパクトにまとめながら、前後ガード(51,52)により左右車輪(3,3)の左右内側面に付着し持ち上げられる泥を掻き落とし、左右車輪操舵柱(44,44)と左右車輪(3,3)間の泥の詰まりを防止し、左右車輪(3,3)の走行,操舵を円滑にすることができる。また、左右車輪操舵柱(44,44)の前後両側及び左右外側面を囲むガードを前後ガード(51,52)に分割構成したので、縦アクスルケース(34)と前輪(3)の間の狭い空間部への組み付け作業を縦アクスルケース(34)の前後から容易に行うことができる。
請求項2の発明によると、稲などの作物を分草ガード(56)で左右に分草し左右車輪(3,3)の前方からボス部上方まで分離案内し、作物の泥の付着を防止することができる。また、前後ガード(51,52)と分草ガード(56)を共に取り付けると、前後ガード(51,52)による左右車輪(3,3)の泥の掻き落とし効果と、分草ガード(56)による作物の分草案内効果の相乗により、作物への泥の付着をより一層抑制することができる。
請求項3の発明によると、泥付着防止板(58)により左右車輪(3,3)の左右内側面への泥の詰まりを防止することができる。また、泥付着防止板(58)による左右車輪(3,3)への泥付着抑制効果、前後ガード(51,52)による左右車輪(3,3)の泥掻き落し効果、及び、分草ガード(56)による作物の左右分草案内効果の相乗により、作物への泥付着抑制効果をより一層高めることができる。
薬液散布作業車の側面図。 薬液散布作業車の作業状態を示す平面図。 薬液散布作業車の一部省略した平面図。 薬液散布作業車の前側部の切断平面図。 薬液散布作業車の前側部の切断背面図。 前輪部の側面図、正面図。 前輪部の平面図、前後ガードの正面図,背面図、平面図。 前輪部の側面図、前後ガードの正面図,平面図。 前輪部の側面図、正面図。 前輪部の平面図。 前輪部の側面図、正面図。 前輪部の平面図、前輪の正面図、分解状態の正面図。 防除散布装置の正面図、平面図。 薬液散布作業車の斜視図。 薬液散布装置のブロック図。
前記技術思想に基づいて具体的に構成された実施の形態について以下図面を参照しつつ説明する。
まず、図1〜図3に基づき本発明を備えた作業車両の全体構成について説明する。なお、機体の前進方向を基準として前後左右と記載している。
薬液の散布作業車1の走行車体2には左右一対の前輪3,3と左右一対の後輪4,4が設けられていて、走行車体2の前側部には防除散布装置11が取り付けられている。
なお、本実施形態の薬液散布作業車1は、最低地上高を高くし車輪間距離(トレッド)を広く構成している。
走行車体2の左右前輪3,3間の上方にはボンネット5で覆われたエンジンEが搭載されている。左右前輪3,3と左右後輪4,4間の上方には操縦席6を設け、操縦席6の前方にハンドル7が設けられている。
ハンドル7を左右に操舵すると、左右一対の前輪3,3及び後輪4,4が同時に関連して連動し互いに逆位相に操舵され、小回り走行ができる四輪操舵構成としている。
また、操縦席6の回りを取り囲むように薬液タンク9を配設し、薬液タンク9の下方に防除ポンプ10が設けられている。
また、図2に示すように、防除散布装置11は機体前方に位置するセンター散布ブーム11Cと、センター散布ブーム11Cの左右両側に設けられている左右散布ブーム11L,11Rとで構成されている。
そして、防除散布装置11を昇降シリンダ15により昇降し、左右開閉レバー(図示省略)を操作すると,それぞれ単独で左右両側に突出した散布作業状態と、走行車体2の左右両側方に沿う収納状態とに変更できる構成である。
薬液タンク9の薬液は防除ポンプ10により防除散布装置11に送られ、センター散布ブーム11C,左右散布ブーム11L,11Rに複数設けられている散布ノズル14,…から薬液が散布される。
図3に示すように、エンジン動力はクラッチハウジング(図示省略)内の主クラッチ(図示省略)を経由してミッションケース21上側部の前後方向に沿う変速入力軸(図示省略)に伝達され、変速入力軸(図示省略)の後端部に軸心一致状態で連結しているPTO伝動軸(図示省略)を経てPTO軸(図示省略)に伝達され、ベルト伝動装置(図示省略)を経て前記防除ポンプ10に動力が伝達される。
ミッションケース21に伝達された動力は第1の変速装置である3段の副変速装置(図示省略)で変速され、次いで、主変速装置(図示省略)で変速され、前輪出力軸23を経由して左右前輪3,3に伝達され,後輪出力軸24を経由して左右後輪4,4に伝達される。
次に、図3〜図5に基づき左右前輪3,3の伝動構成及び操舵向構成について説明する。なお、左右後輪4,4も左右前輪3,3と同様に構成されている。
走行車体2の前側下部にはフロントアクスルケース32が左右方向に沿うように配設され、図4に示すように、フロントアクスルケース32の左右中央部のボス部32aに前輪出力軸23から前輪動力が伝達され、前輪デフ機構25,前輪伝動装置を経由し左右前輪3,3に伝達される。
なお、走行車体2の後側下部にもリヤーアクスルケース,後輪デフ機構,後車軸が同様に構成され、ミッションケース21で変速された後輪動力が後輪出力軸24から伝達される。
フロントアクスルケース32には左右前車軸33,33を軸架し、フロントアクスルケース32の左右両側に左右縦フロントアクスルケース34,34を正面視で下側ほど左右両側に広がるように傾斜状に配設されている。左右前車軸33,33の左右両端から左右ベベルギヤを経由して左右縦フロントアクスルケース34,34に軸架されている左右縦前車軸38,38に動力が伝達される。
左右縦フロントアクスルケース34,34の下端には、左右縦前車軸38,38回りに左右操向軸ケース39,39が操行自在に支架され、左右操向軸ケース39,39には左右前輪軸39a,39aを軸架し、左右前輪軸39a,39aのボス部に左右前輪3,3を着脱自在に取り付けている。
左右縦フロントアクスルケース34,34の上端部にナックルアーム40,40及び従動ナックルアーム40a,40aを縦前車軸38回りに回動自在に軸支している。フロントアクスルケース32の中央部前側にブラケットを介して操舵シリンダ41を左右方向に沿うように取り付け、操舵シリンダ41の左右ピストンロッド41L,41Rの両側部は左右タイロッド42L,42Rを介して左右ナックルアーム40,40にピン連結している。
また、左右従動ナックルアーム40a,40aに左右前後タイロッド43L,43Rの前端をピン連結し、左右前後タイロッド43L,43Rの後端を左右後輪ナックルアーム51L,51Rにピン連結している。しかして、左右前輪3,3が左向きに操向されると、前後タイロッド43,43を介して左右後輪4,4が右向きに操向され、四輪操舵状態となり小回り旋回ができる。
次に、図6及び図7に基づき左右前輪3,3の泥落し装置について説明する。なお、左右後輪4,4の泥落し装置も同様に構成されている。
走行車体2の前側部に前記フロントアクスルケース32,前輪軸33,左右縦フロントアクスルケース34,34、左右縦前車軸38,38、操向軸ケース39,39、左右前輪3,3を備え、最低地上高を例えば500mm以上に高くした農用作業車両において、
左右縦フロントアクスルケース34,34の上端部に左右縦前車軸38,38回りに操向回動するように支架している左右ナックルアーム40,40に左右車輪操舵柱44,44を左右縦フロントアクスルケース34,34の左右外側面に沿うように取り付け、左右車輪操舵柱44,44の下端部を操向軸ケース39,39に取り付けている。
左右車輪操舵柱44,44の上側部左右両側部を囲むように前後ガード51,52を取り付けている。
前ガード51は、上下に長い前側板51a(車輪操舵柱44の前側部を覆う)と、前側板51aに折り曲げ接続している上下に長い側板51b(車輪操舵柱44の左右側部を覆う)と、前側板51aと側板51bの上端部を閉鎖状に接続する上側板51cで構成し、ブラケット53を介して左右車輪操舵柱44,44の上下中間部に取り付けている。
後ガード52は、上下に長い後側板52a(車輪操舵柱44の後側面を覆う)と、後側板52aに折り曲げ接続している上下に長い側板52b(車輪操舵柱44の左右側面を覆う)と、後側板52aと側板52bの上端部を閉鎖状に接続する上側板52cで構成し、ブラケット53を介して左右車輪操舵柱44,44に取り付けている。
前記構成によると、左右縦フロントアクスルケース34,34と左右前輪3,3間に左右車輪操舵柱44,44及び前後ガード50,50をコンパクトにまとめて配設することができ、前後ガード51,52により左右前輪3,3の前後両側から持ち上げられる泥を掻き落とすことができる。
また、前後ガード51,52に分割構成し、左右車輪操舵柱44,44に前後から別々に取り付けることにより、縦フロントアクスルケース34と前輪3の狭い所への組み付け作業が容易になる。
また、後ガード52だけを車輪操舵柱44に取り付けると、部品点数を少なくしながら、前進走行時左右前輪3,3の持ち上げる泥を掻き落とすことができる。
また、前ガード51だけを車輪操舵柱44に取り付けると、部品点数を少なくしながら、後進走行時の左右前輪3,3の持ち上げる泥を掻き落すことができる。
また、前後ガード51,52を車輪操舵柱44の上側部に取り付け左右縦フロントアクスルケース34の上部を左右両側から覆い、前後ガード51,52を前輪3の外周部内側に対向配置し且つ上端部が前輪3の上端よりも上方へ突出するように構成し、更に、前輪3の左右内側面と前後ガード51,52の側面との間に正面視で上側ほど広い空間を形成しているので、左右前輪3,3の泥の上方への持ち上げを抑制しながら掻き落とすことができ、操舵シリンダ41,ナックルアーム40への泥の付着を効果的に防止することができる。
前後ガード51,52を同一形状に構成しておくと、前後ガード51,52を前後入れ換えることにより左右の部品を共用化でき、部品点数を少なくすることができる。
また、図8に示すように、前後ガード51,52を構成するにあたり、側板51bに対して前側板51aを左右内側ほど前側に位置するように平面視傾斜状に接続し、また、側板52bに対して後側板52aを左右内側ほど後側に位置するように平面視傾斜状に接続すると、前輪3から前後に掻き落とした泥を縦フロントアクスルケース34から前後に遠ざかるように案内放出し、縦フロントアクスルケース34への泥の付着を防止することができる。
次に、図9及び図10に基づき前輪3の分草ガード56について説明する。
車輪操舵柱44には分草ガード56を取り付け、前輪3の前側部を覆っている。この分草ガード56は、前輪3のボス部3aの上方部位から前輪3の左右内側面に沿って水平状に前側に延出している細い棒の内側分草棒56aと,前輪3の左右外側面に沿うように同様に構成している外側分草棒56bと、内側分草棒56aと外側分草棒56bの前端を接続する屈曲接続部56cとで構成し、内側分草棒56aの基部を車輪操舵柱44に取り付け、外側分草棒56bの先端を自由端としている。
そして、内側分草棒56aと外側分草棒56bの前端から順次左右両側に広がり、次いで、順次左右中央寄りに狭くなりながら前輪3のボス部3aの上方まで作物を分草案内するようにしている。
前記構成によると、稲などの作物を屈曲接続部56cで左右に分草し内側分草棒56aと外側分草棒56bで左右両側に分草しながら前輪3の左右両側に案内し、作物の泥の付着を抑制することができる。
また、前後ガード51,52と分草ガード56を同時に取り付けると、前後ガード51,52による前輪3の泥の掻き落とし作用、及び、分草ガード56の分草案内作用により、作物への泥付着をより一層抑制することができる。
次に、図11及び図12に基づき前輪3の泥付着防止構成について説明する。
前輪3は、側面視円環状のボス部3aと、ボス部3aから所定角度毎に延出している複数のスポーク3b,…と、スポーク3b,…の端部に取り付けているリム3cと、リム3cに取り付けているゴムタイヤ3dで構成している。スポーク3b,…は正面視で外周側ほど左右内側に傾斜している基端部と、放射方向に延出している先端部とで屈曲した構成としている。
ボス3aの外周部とスポーク3b,…の内周部に取り付けている取付板3eに、泥付着防止板58を取り付けて前輪3の左右内側面を閉鎖し、前輪3の左右内側面の泥の詰まりを防止している。
そして、前後ガード51,52、分草ガード56及び泥付着防止板58を同時に取り付けると、泥付着防止版58による前輪3への泥付着抑制効果、及び、前後ガード51,52による前輪3の泥の掻き落とし効果の相乗と相まって、分草ガード56の作物の左右分草案内作用をより円滑にすることができる。
次に、図13に基づき防除散布装置11の他の実施形態について説明する。
機体前方に位置するセンター散布ブーム11Cの左右両側に左右散布ブーム11L,11Rを配設するにあたり、センター散布ブーム11Cの左右両側端の少し後側部位に左右散布ブーム11L,11Rの内側端部を配設し、縦軸回りに回動自在に取り付け、薬液散布作業車の旋回半径を小さくしている。
中央散布フレーム11aに中央散布ブーム11Cを取り付け、中央散布フレーム11aの左右両端から後方へ延長するように連接している左右後方延長部材11b,11bに左右散布フレーム11d,11dの基部を縦軸11e,11e回りに回動自在に取り付け、左右散布フレーム11d,11dに左右散布ブーム11L,11Rを取り付けている。
左右散布ブーム11L,11Rには所定間隔毎に下方に向けて散布する散布ノズル14,…を所定間隔毎に配設し、左右散布ブーム11L,11Rをの左右両端には左右両側に向けて斜め下向きに散布する散布ノズル14aを配設し、左右散布幅を拡大している。
次に、図14及び図15に基づき薬液タンク9へのジェットポンプ71を利用した給水構成について説明する。
薬液タンク9の底部と防除ポンプ10の吸入部を給水ホース61で接続し、給水ホース61の中途部にはサクション手段73を設け、サクション手段73の始端側に排水コック75を設けている。
防除ポンプ10の吐出側に吐出ホース62を接続し、吐出ホース62の終端側にアンロードホース64を接続し薬液タンク9に還流可能にし、吐出ホース62の終端側を圧力調整部63に接続している。
圧力調整部63の始端側に撹拌コック付の撹拌ホース65を接続し、終端側を薬液タンク9に接続している。圧力調整部63の中途部に圧力調整弁66を設け、圧力調整弁66の高圧余水を戻しホース67経由で薬液タンク9に戻し、圧力調整部63の終端側に開閉コック経由で高圧ホース68,…を接続し、防除散布装置11のセンター散布ブーム11C、左右散布ブーム11L,11Rに薬液を圧送している。
撹拌ホース65の終端側に切換コック70を設け、切換コック70を介してジェットポンプ71の第1ホース71aの終端側を接続し、第2ホース71bの終端側を開口部から薬液タンク9に投入している。切換コック70には切換検出用のコック位置検出スイッチ72を設けている。
給水ホース61の中途部に排水コック75及びサクション手段73を配設し、防除ポンプ10を電磁クラッチ77経由で駆動可能にしている。
薬液タンク9にバケツ1杯程度の少量の液体が残っている状態で、切換コック70を切換え撹拌ホース65と第1ホース71aを連通状態に切り換える。コック位置検出スイッチ72が切換コック70の連通検出をすると、コントローラ(図示省略)の指令により電磁クラッチ77経由で防除ポンプ10が駆動される。
しかして、薬液タンク9の残存液体は給水ホース61,サクション手段73を経て防除ポンプ10,吐出ホース62,圧力調整部63に流れる。次いで、圧力調整部63から圧力液体が撹拌ホース65の終端側を経由して第1ホース71aに流れジェットポンプ71が駆動され、第2ホース71bを経て薬液タンク9に給水される。
前記構成によると、切換コック70の閉鎖切換え操作に関連して電磁クラッチ77を経由して防除ポンプ10を自動的に駆動し、ジェットポンプ71を利用し薬液タンク9に迅速に給水することができる。
2 走行車台
3 車輪
32 アクスルケース
33 車軸
34 縦アクスルケース
38 縦車軸
39 操向軸ケース
40 ナックルアーム
41 操舵シリンダ
44 車輪操舵柱
51 前ガード
52 後ガード
56 分草ガード
58 泥付着防止板

Claims (3)

  1. 走行車体(2)に左右方向に沿うように配設しているアクスルケース(32)と、該アクスルケース(32)に軸架している車軸(33)と、アクスルケース(32)の左右両側部から下方に延出している左右縦アクスルケース(34,34)と、該左右縦アクスルケース(34,34)に軸架されていて車軸(33)から動力の伝達される左右縦車軸(38,38)と、左右縦アクスルケース(34,34)の下端に左右縦車軸(38,38)回りに操向するように支架している左右操向軸ケース(39,39)と、左右操向軸ケース(39,39)に支架している左右車輪(3,3)を備えた最低地上高の高い作業車両において、
    左右縦アクスルケース(34,34)の上端部に左右縦車軸(38,38)回りに操舵回動するように軸支している左右ナックルアーム(40,40)に左右車輪操舵柱(44,44)を取り付けて左右縦アクスルケース(34,34)の左右外側面に沿うように下方に延出し、該左右車輪操舵柱(44,44)の下端部を操向軸ケース(39,39)に取り付け、左右車輪操舵柱(44,44)には該左右車輪操舵柱(44,44)の前後両側及び左右外側面を前後に分割構成している前後ガード(51,52)で覆うように取り付けることを特徴とする作業車両の車輪泥落し装置。
  2. 請求項1の発明において、前記左右車輪(3,3)の前側から左右両側に作物を分草し後方に案内する分草ガード(56)を前記左右車輪操舵柱(44,44)に取り付けたことを特徴とする作業車両の車輪泥落し装置。
  3. 請求項1又は請求項2のいずれかの発明において、前記左右車輪(3,3)の左右内側面を泥付着防止板(58)により閉鎖したことを特徴とする作業車両の車輪泥落し装置。
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