JP2009005658A - 中耕散布作業機 - Google Patents

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Abstract

【課題】車体の後側に中耕除草機と防除噴霧装置装置を設けた自走式防除機の作業効率の向上。
【解決手段】走行車台の後側左右には前記操縦席の左右両側に位置するように左右薬液タンクを配設して設け、前記走行車台の後側端部に後方に延出するように設けた昇降リンク機構により中耕除草機を昇降自在に支持して設け、該中耕除草機の後方に防除噴霧装置を設けた中耕散布作業機において、散布自動スイッチと中耕除草機の昇降位置を検出する昇降センサを設け、散布自動スイッチが入り状態であって、中耕除草機が所定位置まで下降したことを昇降センサが検出すると、前記防除噴霧装置からの散布作業を開始すると共に、中耕除草機が所定位置まで上昇したことを昇降センサが検出すると、防除噴霧装置からの散布作業を停止する制御手段を設けたことを特徴とする中耕散布作業機の構成とする。
【選択図】図9

Description

本発明は、液体や粉体あるいは粒体の薬剤、肥料等を作物や圃場に散布する散布作業をしたり、中耕除草作業をする中耕散布作業機に関するものである。
中耕散布作業機において、走行車台の後部に、中耕除草機を設け、この中耕除草機の後方で散布作業を行うように構成したものは公知である(特許文献1)。
特開2005−87026号公報
前述のような構成では、旋回時において、ステアリングハンドルの操作と中耕除草機の昇降操作と防除噴霧装置の駆動停止の操作を行なわなくてはならず、操作が煩雑であると共に防除噴霧装置の駆動停止を忘れてしまっていた。このため、不要に薬液を散布したり、また、旋回後における散布の再開を忘れてしまうという不具合があった。この発明はこのような不具合を解消しようとするものである。
本発明は、上記課題を解決するために次のような技術的手段を講じた。
即ち、請求項1の発明は、走行車台(2)の前後左右両側に左右前輪(3,3)と左右後輪(4,4)を設け、前記走行車台(2)の後側部左右中央に操縦席(7)を設け、該操縦席(7)の前方にステアリングハンドル(8)を設け、前記走行車台(2)の後側左右には前記操縦席(7)の左右両側に位置するように左右薬液タンク(9,9)を配設して設け、前記走行車台(2)の後側端部に後方に延出するように設けた昇降リンク機構(11)により中耕除草機(12)を昇降自在に支持して設け、該中耕除草機(12)の後方に防除噴霧装置(A)を設けた中耕散布作業機において、散布自動スイッチ(55)と中耕除草機(12)の昇降位置を検出する昇降センサ(54)を設け、散布自動スイッチ(55)が入り状態であって、中耕除草機(12)が所定位置まで下降したことを昇降センサ(54)が検出すると、前記防除噴霧装置(A)からの散布作業を開始すると共に、中耕除草機(12)が所定位置まで上昇したことを昇降センサ(54)が検出すると、防除噴霧装置(A)からの散布作業を停止する制御手段(100)を設けたことを特徴とする中耕散布作業機としたものである。
散布自動スイッチ(55)が入り状態の場合、中耕除草機(12)が所定位置まで下降したことを昇降センサ(54)が検出すると、防除噴霧装置(A)からの散布作業を開始する。そして、中耕除草機(12)が所定位置まで上昇したことを昇降センサ(54)が検出すると、防除噴霧装置(A)からの散布作業を停止する。
請求項2の発明は、前記散布自動スイッチ(55)は、操縦席(7)近傍に配置している設定器(41)に設けたことを特徴とする請求項1に記載の中耕散布作業機としたものである。
設定器(41)の操作と共に、散布自動スイッチ(55)を操縦席(7)から操作できる。
請求項1の発明は、操作性が向上するようになる。特に、旋回時においては、ステアリングハンドル(8)の操作と中耕除草機(12)の昇降操作のみでよく、防除噴霧装置(A)の駆動停止は自動的に行われるために、防除噴霧装置(A)の散布停止を忘れてしまって、無駄な散布を行うことを防止できるようになる。また、旋回終了後において、散布作業の再開を忘れることを防止できるようになる。
請求項2の発明は、請求項1の効果に加え、設定器(41)の操作と散布自動スイッチ(55)の操作が容易となる。
以下、薬液散布及び中耕除草用の中耕散布作業機の実施の形態について説明する。
中耕除草及び薬液散布用の中耕散布作業機1は、図1及び図2に示すように、走行車台2の前後左右両側に左右前輪3,3と左右後輪4,4が設けられていて、走行車台2の後側部に防除噴霧装置Aが設けられている。左右前輪3,3間の上方にはエンジン(図示省略)が搭載されていて、エンジン回りはボンネット6で被覆されている。走行車台2の後側部には操縦席7が設けられていて、操縦席7の前方にステアリングハンドル8が設けられている。また、ステアリングハンドル8を左右に操舵すると、左右前輪3,3及び左右後輪4,4が同時に操舵される四輪操舵に構成されている。また、走行車台2後側部における操縦席7の左右両側には、例えば直方体状の単純な構成の左右薬液タンク9,9が着脱自在に設けられている。
また、エンジンの動力は走行用伝動装置(図示せず)を経由して左右前輪3,3及び左右後輪4,4に伝達される。また、エンジンの動力は作業用伝動装置を経由して薬液噴霧用のポンプP及び後部作業機駆動用のPTO軸(図示省略)に伝達される構成である。
また、左右薬液タンク9,9全体を後輪4,4の後車軸4aよりも前方に配置し、また、タンクの前側端部を前記操縦席7の前側端部よりもやや後方に位置するようにしている。そして、走行車台2の後側左右中央部には、昇降リンク機構11を後側に向けて昇降自在に延出し、中耕除草機12を昇降するように構成している。
また、左右薬液タンク9,9を走行車台2に搭載するにあたり、走行車台2の後部左右両側から左右支持フレーム13,13を左右後輪4,4に接近するように左右両側に向けて延出し、左右支持フレーム13,13の前側部に左右補助ステップ13a,13aを取り付け、この左右支持フレーム13,13の後側部には左右タンクベース14,14を取り付け、この左右タンクベース14,14に左右薬液タンク9,9を搭載し、左右薬液タンク9,9を走行車台2から左右両側に向けてオーバーハングさせ、タンクの大容量化及び支持強度のアップを図っている。また、左右薬液タンク9,9の底部を左右タンクベース14,14で支持することにより、タンクの保護及び着脱の容易化を図っている。
また、左右薬液タンク9,9の底部を連結ホース15により連通しているので、左右薬液タンク9,9内の薬液は一体型のタンク内に貯留されていることになる。そして、ポンプPにより薬液の左右タンクの吸水及び排出を容易にし、作業効率の向上を図っている。
また、左右薬液タンク9,9の上部中央には開閉蓋付きの注水口16,16を設け、左右薬液タンク9,9のどちらからでも注水できるようにし、注水の容易化を図っている。
また、図3に示すように、左右薬液タンク9,9の下部左右両側に排水口17,17を設け、左右薬液タンク9,9のどちらからでも排水できるようにし、排水の容易化を図っている。
また、図4に示すように、操縦席7の下方には給水部及び吐出部を右外側に位置するようにポンプPを配置し、例えば右薬液タンク9の下部から給水パイプ21を経由して前記ポンプPの給水部に薬液が送られ、ポンプPから吐出した薬液は吐出ホース22により調圧装置23に送られるように構成している。
調圧装置23は安全弁23a、エアチャンバ23b及び流量制御弁23cにより構成されていて、安全弁23aからあふれた吐出薬液の一部は戻りホース24を経て右薬液タンク9の底部に還流され、沈殿した薬液を撹拌する。また、調圧装置23の流量制御弁23cから吐出した薬液は、散布コック25、第1散布ホース26、圧力調整コック27、圧力計28a付きのマニホールド28、中央散布ホース29a、左右散布ホース29b,29bに送られ、中耕除草機12の中央除草ロータリ12a,左右除草ロータリ12b,12bの後方に位置する中央散布ノズル30a,左右散布ノズル30b,30b…から散布されるように構成している。
中央除草ロータリ12a,左右除草ロータリ12b,12bについては、板材P1とP2を変形させて一部を重ねて(図3)溶接し、板材P1とP2の回転方向上手側は鋭角としている構成である。
なお、薬液タンク9の下方にはエンジンの駆動中は駆動されるライブPTO軸31を設け、ライブPTO軸31の動力がベルト伝動装置32、電磁クラッチ33を経由して前記ポンプPに伝達される。
また、図6に示すように、走行車台2の前側部に中央ブームCB及び左右サイドブームLB,RBを配設した場合には、前記マニホールド28から中央散布ホース29a、左右散布ホース29b,29bを経て中央ブーム及び左右サイドブームに薬液が送られて散布される構成である。Nはノズルである。
前記構成によると、ポンプP、吐出ホース22、調圧装置23、戻りホース24、散布コック25、第1散布ホース26、圧力調整コック27、マニホールド28、中央散布ホース29a、左右散布ホース29b,29bを共用にし、中耕除草機12の後方に位置する中央散布ノズル30a,左右散布ノズル30b,30b…から薬液を散布したり、あるいは、機体の前側に配置した中央ブーム及び左右サイドブームから薬液を散布することができ、コストの低減を図ることができる。
また、走行車台2の操縦席7とステアリングハンドル8の間にはフロア10を設け、フロア10のステアリングハンドル8の左右両側部に操作ぺダル34a,34bを設け、前記散布コック25を右薬液タンク9の前方で、且つ、フロア10から右側方に突出する位置に配設している。
また、前記散布マニホールド28を操縦席7の後方に配設し、前記散布コック25を操縦席7の右側方に配置し、散布コック25と散布マニホールド28を離して配置し、これらの間を第1散布ホース26により接続している。
また、前記ポンプPを操縦席7の下方に配設し、ポンプPの吸水口及び吐出口を右側に配置し、前記調圧装置23の安全弁23a、エアチャンバ23b、流量制御弁23c及び散布コック25を、ポンプPの吸水口及び吐出口が位置する右側に配置している。23dは流量センサである。
また、前記散布マニホールド28を操縦席7の後方に配設し、散布マニホールド28から中央散布ホース29a及び左右散布ホース29b,29bを束ねて昇降リンク機構11の側方を通して後方に延出し、中耕除草機12の中央除草ロータリ12a,左右除草ロータリ12b,12bの後方に位置する中央散布ノズル30a,左右散布ノズル30b,30b…から散布するように構成している。
また、図7及び図8に示すように、中耕除草機12の上部には左右方向に沿った中耕フレーム12cを設け、この中耕フレーム12cの中央部に中央上部ブラケット35aを介して中央除草ロータリ12aを取り付け、中耕フレーム12cの左右両側には左右上部ブラケット35b,35bを介して、左右除草ロータリ12b,12bを左右調節自在に取り付けている。
中耕フレーム12cには左右伸縮自在の伝動軸12dを設けて、中央除草ロータリ12a及び左右除草ロータリ12b,12bに動力を伝達し、これらロータリ12a,12b,12bの後方に尾輪36,…をそれぞれ設けている。
また、中央上部ブラケット35a,左右上部ブラケット35b,35bから中央延長フレーム37a,左右延長フレーム37b,37bをそれぞれ後方に向けて延出し、これら後端から中央縦フレーム38a,左右縦フレーム38b,38bをそれぞれ下方に向けて延出し、その下端部に中央散布ノズル30a,左右散布ノズル30b,30b…を取り付け、尾輪36,…の後方部位にノズルから薬液を散布するように構成している。
図2及び図4に示している41は、散布量や散布圧力等を設定する設定器である。図9には設定器41の拡大図を示している。42は表示切換スイッチであり、押す毎に液晶の矢印42aが切り換る構成である。そして、圧力又は量を選択した上で、増減スイッチ43,44を操作することで、目標の圧力や量を設定する構成である。累計表示はこれまでに散布した量の累計を表示するものである。
45は累計をリセットするスイッチである。46は散布自動スイッチであり、車速センサ48からの情報に基づき機体の車速が所定値以上になると、自動的に散布を開始するためのスイッチである。47は前記増減スイッチ43,44で設定した値を制御装置(CPU)100の記憶装置101に記憶させるためのものである。
また、前記車速センサ48からの信号が入力されると、制御装置100は流量が適正な値となるように流量制御弁23cを制御する構成としている。具体的には、標準車速に対する標準散布量を予め記憶装置101内に記憶させておき、この標準車速を基準として車速の増減に対して比例的に散布量も増減させるように構成する。
これにより、薬液が無駄になることや、散布量が多すぎるために作物や土質にも影響を与えてしまうことを防止できるようになる。また、散布量が少なすぎて薬液の効果が減少してしまうことも防止できるようになる。
54は昇降センサであり、中耕除草機12に昇降位置を検出するポジションセンサである。昇降センサ54の取付位置は、図7に示している。そして、中耕除草機12が下降すると防除噴霧装置A、即ち、中央散布ノズル30a,左右散布ノズル30b,30bから自動的に散布する構成とし、中耕除草機12が所定高さまで上昇すると、自動的に散布を停止するように構成してもよい。防除噴霧装置Aからの散布の開始と停止については、前述したポンプPの駆動と停止により行うようにする。これにより、操作性が向上するようになる。従来においては、旋回時において、ステアリングハンドル8の操作と中耕除草機の昇降操作と防除噴霧装置Aの駆動停止の作業と共に、周囲の状況、例えば畦との接触防止の監視が必要であったために、操作が非常に面倒なものとなっていた。また、防除噴霧装置Aの散布停止を忘れてしまい、無駄な散布を行っていたが、このような不具合を防止できるようになる。
また、ステアリングハンドル8を所定回転以上操作して、明らかに旋回動作と認識される場合においては、自動的に中耕除草機12を上昇させるとともに、防除噴霧装置Aの噴霧を停止するように構成してもよい。もちろん、ステアリングハンドル8を操作して、略直進と認識されると、自動的に中耕除草機12を下降させると共に、防除噴霧装置Aの噴霧作業を再開するようにする。
また、図4に示している57は、中耕除草機12を昇降するために昇降レバーであるが、この昇降レバーの基部に昇降レバー57の位置を検出する昇降レバーセンサ57aを設け、この昇降レバーセンサ57aが入り状態、即ち、中耕除草機12を上昇させる側に操作すると、自動的に散布を停止させるように構成してもよい。
これらの機能を作動させるためのスイッチは散布自動スイッチ55であるが、前記設定器41に設けてもよいし、別の場所に設けてもよい。例えば、操縦席7の後方等である。これにより、操縦席7からの操作性が向上するようになる。
設定器41に設けている56は、バックアップスイッチである。このバックアップスイッチ56を入り状態にすると、変速機構が後進状態になると、自動的に中耕除草機12が上昇すると共に、散布も自動的に停止するように構成している。これにより、操作性が向上すると共に、不必要な散布が行われるのを防止できるようになる。
図10に示すように、前記設定器41は、プレート49を介して右側の薬液タンク9に取り付けるように構成する。もちろん、左側の薬液タンク9に取り付けるように構成してもよい。また、左右どちらの薬液タンク9,9に対しても取付可能に構成してもよい。この場合、プレート49をL型にしておいて、ボルト50で取り付ける構成であるが、薬液タンク9,9にはボルトタップ用の肉厚のリブを構成して、薬液タンクに穴が開かないようにすることはもちろんである。
前述した図4に示しているように、マニホールド28には圧力計(圧力センサ)28aを一体的に設けており、流量センサ23dも一体的に設けている構成である。また、流量制御弁23cもマニホールド28と一対的に構成してもよい。これにより、メンテナンス時や組立時においてマニホールド28を着脱することで、圧力計(圧力センサ)28a、流量センサ23d、流量制御弁23cも一緒に着脱することになるので、メンテンナンス性や組立性が向上するようになる。
前述のごとく、中央散布ノズル30a,左右散布ノズル30b,30bに対しては、中央散布ホース29a及び左右散布ホース29b,29bから薬液を送る構成であるが、該中央散布ホース29a及び左右散布ホース29b,29bの基端部には,中央散布コック51a,左右散布コック51b,51bを設ける構成とする。
しかも、これらの中央散布コック51a,左右散布コック51b,51bは、操縦席7の後方であって、運転者は操縦席7に座った状態で後方を振り向いて、中央散布コック51a,左右散布コック51b,51bを操作できる構成としている。
これにより、中央散布コック51a,左右散布コック51b,51bの操作性が向上するようになる。また、作業の状況に応じて中央散布コック51a,左右散布コック51b,51bを各々独立的に操作することで、中央散布ノズル30a,左右散布ノズル30b,30bから独立的に散布されるようになり、圃場条件の適応性が向上するようになる。
図8に示しているLは、中耕除草機12の中央除草ロータリ12a及び左右除草ロータリ12b,12bのそれぞれの幅を示している。そして、この幅Lに対して、中央散布ノズル30a,左右散布ノズル30b,30bが外に出ない配置としている。
畦の谷部に水分や肥料分が溜まり易いので、雑草は畦の谷部に多く茂っている場合が多く、従来は中央散布ノズル30a,左右散布ノズル30b,30bが雑草と干渉することがあったが、前述のような構成とすることで、中央除草ロータリ12a及び左右除草ロータリ12b,12bの除草完了後の位置を中央散布ノズル30a,左右散布ノズル30b,30bが通過することになるので、ノズルと雑草が干渉するのを防止できるようになり、ノズルが保護されるようになる。
図11は、中央散布ノズル30a,左右散布ノズル30b,30bの噴霧角度を示しており、外側、即ち作物方向に向かってθの角度を有している。これにより、作物の根元に存在する雑草の除草効果が増大するようになる。もちろん、薬液は作物に影響のないものとしている。特に、大豆の場合は有効である。
また、Lは中央除草ロータリ12a及び左右除草ロータリ12b,12bの除草幅であるが、L1を中央散布ノズル30a,左右散布ノズル30b,30bから噴霧される除草剤による除草幅となるように略分割してもよい。
このように、除草区域を明確にすることで、除草剤の使用量を最小限にすることができ、低コストで高い精度の除草が可能となる。
図12は、中央除草ロータリ12a及び左右除草ロータリ12b,12bのそれぞれの除草幅を変更可能としている構成である。図に示している実施例では、中央除草ロータリ12aの幅L2を狭く構成し、左除草ロータリ12bの幅L3を広くする構成としているが、通常は全ての中央除草ロータリ12a及び左右除草ロータリ12b,12bの幅を狭くするか、又は広くするかのどちらか一方である。
これは、作物によって畦間がことなるためであり、土壌条件でも異なる場合が多いからである。
このような場合において、図12に示すように、中央散布ノズル30a,左右散布ノズル30b,30bのそれぞれの角度を変更可能に構成している。この角度の変化は、フレキシブル蛇腹52部分で行なうようにする。
図13は、左側の散布ノズル30bの図であるが、左散布ホース29bの終端部のT型ノズル53にナット54を設け、このナット54を緩めることでノズル30bを上方に回動させるようにする。これにより、ノズル30bを使用しないときには、ノズル30bが障害物と干渉するのを防止できて破損を防止できるようになる。
中央散布ノズル30aと右側の散布ノズル30bについても同様に構成している。
中耕散布作業機の側面図 中耕散布作業機の平面図 中耕散布作業機の背面図 中耕散布作業機の平面図 中耕散布作業機の正面図 中耕散布作業機の一部の側面図 中耕散布作業機の後部の側面図 中耕散布作業機の背面図 中耕散布作業機の設定器のブロック図 中耕散布作業機の一部の平面図 中耕散布作業機の平面図 中耕散布作業機の一部の背面図 中耕散布作業機の一部の背面図
符号の説明
A 防除噴霧装置
1 中耕散布作業機
2 走行車台
3 左右前輪
4 左右後輪
4a 後車軸
7 操縦席
8 ステアリングハンドル
9 左右薬液タンク
11 昇降リンク機構
12 中耕除草機
41 設定器
54 昇降センサ
55 散布自動スイッチ
100 制御手段(CPU)

Claims (2)

  1. 走行車台(2)の前後左右両側に左右前輪(3,3)と左右後輪(4,4)を設け、前記走行車台(2)の後側部左右中央に操縦席(7)を設け、該操縦席(7)の前方にステアリングハンドル(8)を設け、前記走行車台(2)の後側左右には前記操縦席(7)の左右両側に位置するように左右薬液タンク(9,9)を配設して設け、前記走行車台(2)の後側端部に後方に延出するように設けた昇降リンク機構(11)により中耕除草機(12)を昇降自在に支持して設け、該中耕除草機(12)の後方に防除噴霧装置(A)を設けた中耕散布作業機において、散布自動スイッチ(55)と中耕除草機(12)の昇降位置を検出する昇降センサ(54)を設け、散布自動スイッチ(55)が入り状態であって、中耕除草機(12)が所定位置まで下降したことを昇降センサ(54)が検出すると、前記防除噴霧装置(A)からの散布作業を開始すると共に、中耕除草機(12)が所定位置まで上昇したことを昇降センサ(54)が検出すると、防除噴霧装置(A)からの散布作業を停止する制御手段(100)を設けたことを特徴とする中耕散布作業機。
  2. 前記散布自動スイッチ(55)は、操縦席(7)近傍に配置している設定器(41)に設けたことを特徴とする請求項1に記載の中耕散布作業機。
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