JP2554253Y2 - 移動農機の作業機操作装置 - Google Patents

移動農機の作業機操作装置

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JP2554253Y2
JP2554253Y2 JP7008591U JP7008591U JP2554253Y2 JP 2554253 Y2 JP2554253 Y2 JP 2554253Y2 JP 7008591 U JP7008591 U JP 7008591U JP 7008591 U JP7008591 U JP 7008591U JP 2554253 Y2 JP2554253 Y2 JP 2554253Y2
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弘章 山崎
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、乗用田植機や畑作管
理機等の移動農機に、防除機、施肥機、溝切機、培土
機、播種機、移植機等の作物育成管理用の対地作業機を
択一的に選択装着して、各種管理作業を行えるようにし
た移動農機の作業機操作装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、移動農機の後方に防除作業機等の
管理作業機を装着して作物の育成管理作業を行うように
したものは、例えば本出願人が特開平2─237672
号公報を提案している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の技術に示さ
れるものは、手動、自動の切換がなく運転者が常に座乗
して作業することが前提となっており、防除作業等は大
変であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本考案は、運転座席を有する走行機体の後方に昇降
機構を介して対地作業機を装着したものにおいて、前記
運転座席後部で昇降機構の上方位置における走行機体側
に走行機体並びに対地作業機を遠隔操縦あるいは無人で
駆動制御する受信装置並びにマイコン制御装置等の制御
機器を配設すると共に該制御機器の外側に前記対地作業
機を手動で駆動制御できる手動操作盤を配設したことを
特徴とするものである。
【0005】
【作用】走行機体並びに対地作業機の操作は、手動モー
ドと遠隔操縦モード及び無人運転モードの3方法が択一
的に選択可能になっている。防除作業等の開始に先立っ
て対地作業機の駆動状態を点検するに際しては、手動モ
ードに設定し運転座席後方に配設した手動操作盤の各種
手動スイッチを操作する。この時後方の対地作業機の状
態を目視して確認しながら適宜に手動操作できるので点
検作業が容易・迅速に効率良く遂行できる。点検作業を
終了して、圃場に走行機体を入れる場合は手動モードに
設定したまま従来の如く運転座席に座乗した運転者の運
転操作により乗り入れるかあるいは遠隔操縦モードに切
り換えて無線操縦により乗り入れする。圃場内で、作物
の防除作業を行う場合は遠隔操作で遠隔操縦モードから
無人運転モードに切り換えることにより走行機体の直進
運転、回行運転、並びに対地作業機の昇降作動、各種駆
動制御等全てが無人運転される。また、無人運転モード
中であっても遠隔操作で適宜に遠隔操縦モードに切り換
えることができる。
【0006】
【実施例】本考案の構成を図面に示された一実施例によ
り説明する。1は操向前輪2及び駆動後輪3を有し前部
にエンジン4を搭載した4輪駆動型の走行機体で、その
後部にはトップリンク5及びロワリンク6からなる平行
リンク7を介して防除機、施肥機、溝切機、培土機、播
種機、移植機等の作物育成管理用の対地作業機Sが択一
的に選択装着される。該対地作業機Sはトップリンク5
に連結された油圧リフト昇降機構8の昇降作動により上
下動し得るようになっている。前記走行機体1には運転
座席9が配設されており、該座席9の周囲に従来同様手
動で操作可能な操縦ハンドル10、前進、後進切換用の
走行変速レバー11、走行クラッチペタル12、左右の
操向ペタル13、14、油圧リフトレバー15等の運転
操縦部材が配設されている。前記油圧リフトレバー15
の近傍に自動・手動切換スイッチ16が設けられてお
り、該自動・手動切換スイッチ16は手動モードMと自
動モードAのいずれかに選択切換され、自動モードAに
した場合は遠隔操作により遠隔操作モードR、無人運転
モードPのいずれかに選択切換される。
【0007】前記運転座席9の後方で前記平行リンク7
及び油圧リフト昇降機構8等からなる昇降機構の上方位
置には、受信アンテナ17を立設した無線受信装置18
及びマイコン制御装置19等の制御機器20が配設され
ており、該制御機器20は走行機体1側に固設の支持部
材21に搭載支持されている。前記無線受信装置18の
一側には後方の対地作業機Sを手動で駆動制御できる手
動操作盤22が配設されている。また、無人運転の各種
センサー類として、走行機体1の前輪2前方に作物条を
検知する方向自動センサー23、23及び枕地を検知す
る光電センサー24、24が配設され、後輪3の間に機
体の実車速を検出する車速センサー25が配設されてい
る。該車速センサー25は支持アーム25Aで上下動自
在に支持され、連動アーム25Bを介してロワリンク6
に引っ掛け係止されており、ロワリンク6の一定高さ以
上の上昇作動に連動して引き上げ上昇されるよう構成さ
れている。さらに後車軸ケース26の上方には走行機体
1の左右傾斜状態を検出する傾斜センサー27が固設さ
れている。そして、前記自動・手動切換スイッチ16を
手動モードMに設定した時には前記操縦ハンドル10〜
油圧リフトレバー15等の運転操縦部材は手動で操作可
能な状態にあり、自動モードAに設定した時は遠隔操作
により遠隔操作モードRと無人運転モードPのいずれか
が選択切換でき、遠隔操作モードRに設定した時には前
記運転操縦部材が遠隔操作により、受信アンテナ17、
無線受信装置18及びマイコン制御装置19等を介して
無線操縦される。無人運転モードPに設定した時には前
記運転操縦部材は走行機体1が有する各種センサーの検
知結果に基づいてマイコン制御装置19等を介してマイ
コンプログラムにより無人運転されるよう構成されてい
る。
【0008】28は前記平行リンク7の後端側に設けた
走行機体側ヒッチで、該走行機体側ヒッチ28に対し作
業機架台29前部に固設されている作業機側ヒッチ30
が着脱自在に連結されている。本案の実施例では対地作
業機Sの一例として薬液噴霧用の防除作業機が示してあ
り、前記作業機架台29の上面には動力噴霧器31及び
該噴霧器31を駆動する無段変速装置32が配設されて
いる。無段変速装置32は実開平2─109049号公
報のものと略々同一のものを採用しており作動カム3
3、33をアクチェータ(図示しない)により作動制御
することにより変速制御自在に構成されており、走行機
体1側からのPTO軸34の回転を受けて駆動される入
力軸35の回転を変速制御して出力軸36に出力し、動
力噴霧器31の駆動を制御するものである。37、37
は運転座席9の両側後方で走行機体1側に支持台38、
38で支持された資材タンクであり、該資材タンク3
8、38内の薬液が送液ホース39を通じて動力噴霧器
31に連通されており、該動力噴霧器31を介して後方
のブームスプレーヤー40に適宜間隙毎に配設された多
数のノズル41から防除対象の作物に向けて薬液が噴霧
されるようになっている。
【0009】ブームスプレーヤ40は、中央ブーム42
と該中央ブーム42の両端に縦方向のピン43、43を
介して折り曲げ可能に装着されたRブーム44及びLブ
ーム45とから構成されている。該中央ブーム42は前
記作業機架台29後部に固設された機体前後方向の支軸
46に回転自在に支持されており、中央ブーム42に立
設したアーム42Aと作業機架台29との間にストロー
クセンサー47Aを有するブーム傾斜用シリンダ47が
架設されていて、ブーム傾斜用シリンダ47の駆動によ
り中央ブーム42を支軸46回りに傾斜作動させブーム
スプレーヤ40をローリング制御するように構成されて
いる。そして、前記無人運転モードPに設定した時には
前記傾斜センサー27の検出結果に基づいて、ブーム傾
斜用シリンダ47を駆動制御してブームスプレーヤ40
が水平となるようローリング制御するものである。
【0010】中央ブーム42とRブーム44及びLブー
ム45との間には、それぞれRブーム格納シリンダ48
及びLブーム格納シリンダ49が架設されており、Rブ
ーム44及びLブーム45を中央ブーム42に対して、
中央ブーム42の延長線上の機体横方向に張り出す伸長
姿勢と、中央ブーム42に直交して機体前方側に折り曲
げられ走行機体1の側方に沿う格納姿勢とに姿勢切換自
在に構成されている。50は前記動力噴霧器31からホ
ース51を介して送液される薬液を流動制御するメイン
吐出バルブであり、該メイン吐出バルブ50はブームス
プレーヤ40全体すなわち中央ブーム42とRブーム4
4及びLブーム45の上流側に設けてあり、各ノズル4
1、41・・・からの薬液の噴出を吐出状態または停止
状態に電動モータで切換制御する。52はR吐出バル
ブ、53はL吐出バルブであり前記メイン吐出バルブ5
0の下流側に設けられてそれぞれ前記Rブーム44及び
Lブーム45に設けたノズル41からの薬液の噴出を夫
々電動モータにより吐出状態または停止状態に切換制御
する。
【0011】前記運転座席9後部で平行リンク7等昇降
機構の上方位置で左右の資材タンク37、37に囲まれ
た空間位置には前記の通り無線受信装置18が配設され
ており該無線受信装置18の一側に配設した前記手動操
作盤22には、防除作業機を手動操作できる各種のスイ
ッチ類が配設してある。まず54は前記無段変速装置3
2を変速制御できる無段変速スイッチ、55は前記Lブ
ーム格納シリンダ49を伸縮制御するLブーム格納スイ
ッチ、56は前記Rブーム格納シリンダ48を伸縮制御
するRブーム格納スイッチ、57は前記ブーム傾斜用シ
リンダ47を伸縮制御するブームスプレーヤ40の傾斜
手動スイッチ、58、59、60はそれぞれ前記L吐出
バルブ53、メイン吐出バルブ50、R吐出バルブ52
のバルブ開閉用モータの操作スイッチである。
【0012】次に前記移動農機の作業機操作装置の作用
について説明すると、前述の通り走行機体1の走行機体
側ヒッチ28には防除機、施肥機、溝切機、培土機、播
種機、移植機等の作物育成管理用の対地作業機Sが択一
的に選択装着されるようになっており、本実施例では防
除作業機が装着されている。対象作物は、水稲、野菜、
根菜、豆類等の条植え作物であり、本実施例では水稲の
育成中期防除について説明する。水田に条植えされた育
成中期の稲丈は地表より30〜50センチメートル程度
に成長しており、該水稲の条間を走行機体1の前輪2、
後輪3で走行し後方の防除作業機で防除作業を行う。枕
地での回向時にはトップリンク5及びロワリンク6から
なる平行リンク7を介して防除作業機を油圧リフト昇降
機構8の昇降作動により上昇させて回向し、回向が終了
すると該防除作業機を上昇位置から図1の実線状態に下
降させて防除作業を再開する。
【0013】そして、前記自動・手動切換スイッチ16
を手動モードMに設定した時には前記操縦ハンドル10
〜油圧リフトレバー15等の運転操縦部材は運転者が運
転座席9に座乗して手動で操作可能な状態にあり、圃場
内外の移動作業あるいは防除作業機以外の対地作業機S
を選択装着した場合の手動運転ができる。また自動モー
ドAに設定した時は遠隔操作(ラジコン操作)により遠
隔操作モードRと無人運転モードPのいずれかに選択切
換でき、遠隔操作モードRに設定した時には前記運転操
縦部材及び防除作業機の各操作部材が遠隔操作により、
受信アンテナ17、無線受信装置18及びマイコン制御
装置19等を介して無線操縦される。さらに無人運転モ
ードPに設定した時には前記運転操縦部材及び防除作業
機の各操作部材は走行機体1が有する各種センサーの検
知結果に基づいてマイコン制御装置19等を介してマイ
コンプログラムにより無人運転されるよう構成されてい
る。
【0014】走行機体1を水稲育成圃場に入れ無人運転
モードPに設定し走行並びに防除作業を開始すると、操
縦ハンドル10は方向自動センサー23の作物条検知に
より作物条に倣って操向前輪2を自動操縦し走行機体1
を直進制御する。そして枕地に到ると枕地検知用の光電
センサー24、24の検知結果により回向制御される。
その時防除作業機は防除作業を停止すると共に平行リン
ク7を介して油圧リフト昇降機構8で上昇位置にリフト
操作され、車速センサー25も平行リンク7のリフト操
作に連動して上昇する。回向終了後、走行機体1が枕地
より作物条間に再び進入したら方向自動センサー23の
作物条検知による自動操縦に切換える共に防除作業機並
びに車速センサー25を回向前の状態すなわち図1の実
線に示す状態に下降させ防除作業の運転を再開する。
【0015】防除作業は以下の通り制御される。防除作
業機の動力噴霧器31は無段変速装置32の駆動により
常時駆動されており、資材タンク37、37内の薬液を
ブームスプレーヤー40に常時圧送して、該ブームスプ
レーヤー40からの薬液の噴出を吐出状態または停止状
態に切換制御する。薬液の噴出はメイン吐出バルブ50
とR吐出バルブ52及びL吐出バルブにより制御され、
通常作業はメイン吐出バルブ50が切換制御される。ブ
ームスプレーヤー40からの薬液の噴出量は無段変速装
置32の回転により制御され、予め設定された一定量が
均等に散布されるよう車速センサー25により走行機体
1の実車速を検出しながら回転制御する。前輪2及び後
輪3のスリップが多い時には無段変速装置32の回転を
低速側に制御し、スリップが少ない時には無段変速装置
32の回転を高速側に制御するものであり、回向制御時
に前述の通り車速センサー25が上昇するとその直前の
回転に保持制御される。
【0016】また、ブームスプレーヤー40は傾斜セン
サー27の検知結果によりブーム傾斜用シリンダ47を
伸縮作動して水平状態に制御され作物に対し左右高さを
均等にして防除作業する。さらに、作業最終工程の条合
わせをする場合には適宜R吐出バルブ52及びL吐出バ
ルブ53を用いて条合わせ制御する。すなわち作業最終
工程の作業対象条がブームスプレーヤー40による全作
業幅より少ない場合には中央ブーム42の左右に連接さ
れているRブーム44及びLブーム45のいずれかを走
行機体1の側方に沿って折り曲げ収納すると共に折り曲
げた側のブームに対応するR吐出バルブ52及びL吐出
バルブ53のいずれかを停止状態に切換制御して、作業
幅を縮小して対応する。
【0017】前述の無人運転モードPに設定し走行並び
に防除作業を開始し、走行機体1が方向自動センサー2
3の作物条検知により作物条に倣って自動操縦される時
は、Rブーム44及びLブーム45を中央ブーム42に
対して、中央ブーム42の延長線上の機体横方向に張り
出す伸長姿勢にして全作業幅(水稲の場合約24条対
象)で防除作業をする。そして前記の如く走行機体1が
枕地に至って回向制御する時にはメイン吐出バルブ50
を停止状態に切換制御させた後、防除作業機の上昇作動
と同時あるいは上昇前にRブーム格納シリンダ48及び
Lブーム格納シリンダ49を縮小作動させて、Rブーム
44及びLブーム45を中央ブーム42に対して機体前
方側に折り曲げ走行機体1の側方に沿う格納姿勢にして
走行機体1の側方への突出量を少なくしRブーム44及
びLブーム45が畦等に接当するのを防止して枕地での
回向制御を円滑に遂行できるものである。そして回向制
御が終了した後再び自動操縦で走行並びに防除作業を再
開する時には、防除作業機を上昇位置から下降作動させ
ると同時あるいは下降後に、Rブーム格納シリンダ48
及びLブーム格納シリンダ49を伸長作動させて、Rブ
ーム44及びLブーム45を中央ブーム42の延長線上
の機体横方向に張り出す伸長姿勢に復帰させ、続いてメ
イン吐出バルブ50を吐出状態に切換制御して防除作業
を遂行する。
【0018】防除作業の概略作動は上記の通りであり、
作業の開始前には各装置の作動を確認しておく必要があ
り、本実施例では以下のように点検作業を実施する。す
なわち、前記無線受信装置18の一側に配設した前記手
動操作盤22には、防除作業機を手動操作できる各種の
スイッチ類が配設してあり運転座席9横に配設されてい
る自動、手動切換スイッチ16を手動モードMに設定し
た状態で、点検者は運転座席9から後方の防除作業機を
目視しながら各装置の作動が正常か否か確認できる。ま
ず無段変速スイッチ54を上方に切り換えると無段変速
装置32の回転作動が高速側となり下方に切換ると低速
側になり、中央に戻すとその直前の回転を保持制御する
こととなりこれら操作で作動の正常、異常を確認でき
る。同様にLブーム格納スイッチ55及びRブーム格納
スイッチ56でLブーム格納シリンダ49及びRブーム
格納シリンダ48を伸縮制御してブームの折り畳み格納
及び伸長作動を確認できる。さらに、傾斜手動スイッチ
57によりブーム傾斜用シリンダ47を伸縮制御できブ
ームスプレーヤ40の傾斜作動状態を確認できる。ま
た、58、59、60の各バルブ操作スイッチにより、
L吐出バルブ53、メイン吐出バルブ50、R吐出バル
ブ52のバルブ切換制御動作が確認できる。そして、こ
れらの点検作業は後方の防除機の各装置部分を目視して
確認しながら適宜に手動操作が可能であり容易・迅速に
効率良く遂行できる。
【0019】尚、本案実施例では対地作業機Sとして薬
液を噴霧する防除機を装着したもので説明したが、粉
条、粒状の薬剤を散布する動力散布器を装着しても良
く、また資材タンク37に肥料を入れて施肥機を装着し
施肥管理作業車としても良い。さらに溝切機、培土機、
播種機、移植機等の作物育成管理用の対地作業機Sを択
一的に選択装着して、作物の育成状態に応じた各種の管
理作業を行うことが可能であり、これら作業機の作動確
認も同様に効率良く遂行できる。
【0020】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、運転座席
を有する走行機体の後方に昇降機構を介して対地作業機
を装着したものにおいて、前記運転座席後部で昇降機構
の上方位置における走行機体側に走行機体並びに対地作
業機を遠隔操縦あるいは無人で駆動制御する受信装置並
びにマイコン制御装置等の制御機器を配設すると共に該
制御機器の外側に前記対地作業機を手動で駆動制御でき
る手動操作盤を配設したことにより、走行機体並びに対
地作業機の操作を、手動モードと遠隔操縦モード及び無
人運転モードの3方法のいずれかが選択でき作業状態に
応じて任意に能率良く管理作業が遂行できる。また、防
除作業等の開始に先立って対地作業機の駆動状態を点検
するに際しては、手動モードに設定し運転座席後方に配
設した手動操作盤の各種手動スイッチを操作する。この
時後方の対地作業機の状態を目視して確認しながら適宜
に手動操作できるので点検作業が容易・迅速に効率良く
遂行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】防除作業機を装着した移動農機の側面図であ
る。
【図2】防除作業機を装着した移動農機の平面図であ
る。
【図3】防除作業機を装着した移動農機の要部の背面図
である。
【図4】防除作業機を搭載支持した作業機架台の斜視図
である。
【図5】防除作業機を搭載支持した作業機架台の側面図
である。
【図6】防除作業機を搭載支持した作業機架台の平面図
である。
【図7】手動操作盤のスイッチパネル正面図である。
【図8】防除作業機の駆動並びに薬液流動回路を示す作
用説明図である。
【符号の説明】
1 走行機体 7 平行リンク 8 油圧リフト昇降機構 9 運転座席 18 無線受信装置 19 マイコン制御装置 22 手動操作盤 S 対地作業機(防除作業機)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転座席を有する走行機体の後方に昇降
    機構を介して対地作業機を装着したものにおいて、前記
    運転座席後部で昇降機構の上方位置における走行機体側
    に走行機体並びに対地作業機を遠隔操縦あるいは無人で
    駆動制御する受信装置並びにマイコン制御装置等の制御
    機器を配設すると共に該制御機器の外側に前記対地作業
    機を手動で駆動制御できる手動操作盤を配設したことを
    特徴とする移動農機の作業機操作装置
JP7008591U 1991-08-06 1991-08-06 移動農機の作業機操作装置 Expired - Lifetime JP2554253Y2 (ja)

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KR101940196B1 (ko) * 2017-07-12 2019-01-18 주식회사 바로텍시너지 수동 및 자동 변속이 가능한 원격 무인 방제기 및 이를 위한 원격 조종 시스템

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