JP2015223158A - 薬液散布作業車の薬液タンク - Google Patents

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矢野 典弘
Norihiro Yano
典弘 矢野
赤松 克利
Katsutoshi Akamatsu
克利 赤松
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Abstract

【課題】満タン時にも変形しない強固な薬液タンクを提供する。
【解決手段】薬液タンク9の前側左右中間部に操縦席6配設用の操縦席配設空間9aを設け、該操縦席配設空間9aに操縦席6を配設した状態で該操縦席6の前側部を開放し、左右両側及び後側部を取り囲むように構成している薬液タンク9である。そして、薬液タンク9を合成樹脂材で回転成形により製造し継ぎ目のない一体構成とし、且つ、薬液タンク9の底部近くにはタンクの外周に沿うように肉厚帯状体9bを構成する薬液散布作業車の薬液タンクとする。
【選択図】図6

Description

この発明は、薬液散布作業車の薬液タンクに関するものである。
薬液散布作業車において、薬液タンクの前側空間部に操縦席を配設し、操縦席左右両側及び後側部を取り囲むように構成している薬液タンクは、公知である(特許文献1)。
特開2013−179853号公報
本発明は、満タン時にも変形しない強固な薬液タンクを提供しようとするものである。
請求項1の発明は、薬液タンク(9)の前側左右中間部に操縦席(6)配設用の操縦席配設空間(9a)を設け、該操縦席配設空間(9a)に操縦席(6)を配設した状態で該操縦席(6)の前側部を開放し、左右両側及び後側部を取り囲むように構成している薬液散布作業車の薬液タンク(9)であって、該薬液タンク(9)を合成樹脂材で回転成形により継ぎ目のない一体構成とし、該薬液タンク(9)の底部近くにはタンクの外周に沿うように肉厚帯状体(9b)を構成していることを特徴とする薬液散布作業車の薬液タンクとする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記薬液タンク(9)の肉厚帯状体(9b)をタンク外周面側に突出し且つタンク内周面側を面一状に構成したことを特徴とする薬液散布作業車の薬液タンクとする。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記肉厚帯状体(9b)の肉厚を他の肉厚の略2倍の肉厚に構成したことを特徴とする薬液散布作業車の薬液タンクとする。
請求項1の発明によると、特許請求の範囲の項に記載の特徴構成に基づき、水漏れがなく満タン時にも変形の恐れのない強固な薬液タンク(9)の製造工程を簡素化しコストを低減しながら製造することができる。
請求項2の発明によると、請求項1の発明の前記効果に加えて、特許請求の範囲の項に記載の特徴構成に基づき、タンク容量を増やしながら薬液タンク(9)の満タン時にもタンクの変形を防止することができる。
請求項3の発明によると、請求項2の発明の前記効果に加えて、特許請求の範囲の項に記載の特徴構成に基づき、薬液タンク(9)の満タン時の変形を確実に防止することができる。
薬液散布作業車の側面図。 薬液散布作業車の正面図。 薬液散布作業車の背面図。 薬液散布作業車の平面図。 薬液散布状態の薬液散布作業車の正面図。 薬液タンクの斜視図。 薬液タンクの斜視図。 薬液タンクの斜視図。 薬液タンクの斜視図。 薬液タンクの下部の切断側面図。 走行車体,薬液タンクの斜視図。 薬液散布作業車の一部省略した平面図。 フロントアクスルケース,前輪部の切断正面図。 薬液散布作業車の背面図。 ボンネットの側面図。 ボンネットの側面図。
以下図面を参照しながら作業車両にかかわる一実施形態としての薬液散布作業車について説明する。まず、図1乃至図5に基づき本発明を備えた薬液散布作業車1の全体構成について説明する。なお、左右一対の構成部材である場合には符号Lは左側、符号Rは右側を示す。
薬液散布作業車1の走行車体2には左右一対の前輪3L,3Rと左右一対の後輪4L,4Rが設けられていて、走行車体2の前側部には防除散布装置11が取り付けられている。
なお、本実施形態の薬液散布作業車1は、図2に示すように、最低地上高Hを高くし車輪間距離(トレッド)を広く構成している。
走行車体2の左右前輪3L,3R間の上方にはボンネット5で覆われたエンジンEが搭載されている。左右前輪3L,3Rと左右後輪4L,4R間の上方には操縦席6を設け、操縦席6の前方にハンドル7が設けられている。
ハンドル7を左右に操舵すると、後述のように左右一対の前輪3L,3R及び後輪4L,4Rが同時に連動し互いに逆位相に操舵され、小回り走行ができる四輪操舵構成としている。
また、操縦席6の回りを取り囲むように薬液タンク9を着脱自在に設け、操縦席6の下方に防除ポンプ10が設けられている。
また、図4に示すように、防除散布装置11は機体前方に位置するセンター散布ブーム11cと、センター散布ブーム11cの左右両側に設けられている左右散布ブーム11L,11Rとで構成されている。
そして、防除散布装置11を昇降シリンダ15により昇降し、開閉レバー12L,12Rを操作すると夫れ夫れ単独で左右両側に突出した散布作業状態(図5に示す)と、走行車体2の両側方に沿わせた収納状態(図1〜図4に示す)とにするように構成している。
そして、薬液タンク9の薬液は防除ポンプ10により防除散布装置11に送られ、センター散布ブーム11c,左右散布ブーム11L,11Rに複数設けられている散布ノズル14,…から薬液が散布される(図1,図5参照)。
次に、図6〜図10に基づき薬液タンク9の具体構成について説明する。
薬液タンク9の前側部には操縦席配設用の操縦席配設空間9aを設け、操縦席配設空間9aに操縦席6を配設した状態では、操縦席6の前側部を開放し、操縦席6の左右両側及び後側部をタンクにより取り囲むように構成している。
薬液タンク9は合成樹脂材で構成されていて、回転成形(例えば2軸回転の惑星回転)により成形され、全体を継ぎ目のない一体構成に仕上げている。
従来の薬液タンクでは、上部薬液タンクと下部薬液タンクとに分割構成したものをリベットで固着し、接合部の内側面にコーティング材を塗布したものがある。
このような薬液タンクであると、満タン時のタンクの強度が不足し、満タン時に変形する恐れがあり、また、経年劣化による水漏れの恐れもある。
前記のように合成樹脂材で回転成形により継ぎ目のない一体構成の薬液タンク9であると、水漏れの不安がなく、製造工程を簡素化しコストの低減を図ることができる。
薬液タンク9には、タンクの底部近くに位置するように、タンクの外周に沿った帯状で肉厚の肉厚帯状体9bを構成している。そして、図10に示すように、肉厚帯状体9bはタンク外周面側では外側に突出し、タンク内周面を面一になるように構成している。
最大容量が600リットルを超える大きな薬液タンク9では、満タンになる過程で水の内圧によりタンクが膨らんで変形し、タンク蓋が閉まりにくくなったり、あるいは、タンクが隣接する部品と干渉するなどの種々の問題が発生する恐れがある。しかし、前記構成によると、これらの問題に有効に対応解決することができる。
なお、図10に示すように肉厚帯状体9bの肉厚を他の肉厚の例えば2倍になるようにしてもよい。
また、図6〜図9に示すように、薬液タンク9の前側部左右一側と後側部左右一側には上下方向の凹状の縦溝9c,…を構成し、該縦溝9c,…に液面確認用の透明ホース31,…を嵌合装着し、透明ホース31,…の下部をタンク内の薬液に連通している。
前記構成によると、薬液タンク9の縦溝9c,…に透明ホース31,…を装着することにより、タンクの強度アップを図りながら薬液の残量表示装置を構成することができる。また、透明ホース31,…がタンク表面から突出しないので、走行中に作物などが引っ掛かることもなく耐久性を高めることができる。
また、薬液タンク9の左右両側下側部には前後方向に沿うように且つ左右後輪4L,4Rを接近調節したときに嵌まり込む後輪用凹部9d,9dを構成している。しかして、左右後輪4L,4Rの車間距離が狭く且つ大径車輪の場合には後輪用凹部9d,9dに嵌まり込むことができ、車両構成をコンパクトにしながらタンクの容量アップを図ることができる。
また、薬液タンク9の後側部の左右両側下部,左右中央上部に移動輪取付用凹部9e,…を構成し、移動輪32の支持部32aを移動輪取付用凹部9e,…に嵌合装着し取り付けるようにしている。
前記構成によると、移動輪32をコンパクトに構成し、薬液タンク9の後側部を移動輪32,…により支持し楽に移動させることができる。また、タンクの後側部の強度アップを図ることができる。
また、薬液タンク9の後側上面の左右中央に円形の給水口9fを設け、円形のタンク蓋33で閉鎖するようにしている。給水口9fをタンク上面より低くし、タンク上面における給水口9fの左右両側部,前側部には給水口9fの周囲から外周に向かうほど上り傾斜の傾斜面を構成して傾斜面の上端をタンク上面に接続している。そして、給水口9fの後側部のタンク上面を低くして給水口9fと同じ高さとして開放した構成とし、給水口9fから溢れた水がタンク後側部から流下するようにし、タンクの給水口9f回りの強度アップを図り、給水時の薬液の操縦席6側への零れを防止している。
また、薬液タンク9の右側前側部には薬液操作空間9gを設けている。この薬液操作空間9gは、タンク右前側面9hと、タンク右側突出側板9iと、タンク右側下部から前方に突出するタンク下部突出部9jとで構成され、上側が開放されている。薬液操作空間9gにボックス状のブーム操作部34を配設している。しかして、薬液タンク9の操縦席6の近くにブーム操作部34を配設することができ、薬液散布操作が容易になる。
次に、図11に基づき走行車体2への薬液タンク9の搭載構成について説明する。
走行車体2の後側部には操縦席フレーム41を上側に突出するように設け、該操縦席フレーム41の上側に操縦席6を配設している。走行車体2の後側部には上側面の平坦な左右タンク搭載フレーム2a,2aを左右両側に延出するように取り付け、左右タンク搭載フレーム2a,2aに薬液タンク9を搭載している。そして、左右タンク搭載フレーム2a,2aはタンク搭載状態の平面視で薬液タンク9の左右両側部よりも左右両側に突出し、後側部はタンク後端よりも後側に突出し、薬液タンク9の左右前側部よりも前側に突出するように構成している。左右タンク搭載フレーム2a,2aの前側部左右両側に左右ステップ42,42(図1に示す)を取り付けている。
前記構成によると、走行車体2の薬液タンク9の搭載部分を強固に構成し、凹凸のある圃場を走行する場合にもタンクの横ズレを防止し走行直進性を高めながら、薬液散布作業車1が万一横転した際の安全性を高めることができる。
また、走行車体2,左右タンク搭載フレーム2a,2aに対して薬液タンク9を後側に移動させることにより取外すことができる。そして、薬液タンク9を取外し、走行車体2の後部のヒッチに各種作業機を取り付け種々の作業をすることができる。
また、走行車体2の後側部における操縦席フレーム41の下方には防除ポンプ搭載フレーム43を一体的に取り付け、防除ポンプ搭載フレーム43に防除ポンプ11を搭載し、防除ポンプ11へのベルト伝動装置などによる駆動構成を容易にしている。
次に、図12〜図14に基づき薬液散布作業車1の操舵構成について説明する。
ハンドル7を左右に操舵すると、後述のように左右一対の前輪3L,3R及び後輪4L,4Rが同時に連動し互いに逆位相に操舵され、小回り走行ができる四輪操舵構成としている。
走行車体2の前後方向中間部にはミッションケース17が配設されていて、ミッションケース17の前側上部の変速入力軸(図示省略)には主クラッチ(図示省略)を経由してエンジン動力が伝達される。変速入力軸(図示省略)の後側部に軸心一致状態で軸架されているPTO軸(図示省略)から防除ポンプ10駆動用の防除動力が取り出される。
変速入力軸(図示省略)の走行動力は第1変速装置である3段の副変速装置(図示省略),第2変速装置である前進,後進,高低2速の主変速装置(図示省略)で変速される。変速動力は前輪走行伝動軸19F,後輪走行伝動軸19Rを経由し左右前輪3L,3R、左右後輪4L,4Rに伝達される。
走行車体2の前側下部にはフロントアクスルケース21Fが左右方向に沿うように配設されていて、フロントアクスルケース21Fの左右両側部には左右前輪伝動軸22F,22Fが軸架されている。フロントアクスルケース21Fの左右両側部には縦前輪入力軸23F,23Fの内装している左右縦フロントアクスルケース24F,24Fが正面視で下側ほど左右外側に広がるように傾斜状に延設されている。そして、フロントアクスルケース21Fの左右中央部の前輪デフ機構25Fには前記走行伝動軸19Fから前輪動力が伝達され、左右前輪伝動軸22F,22Fを経由して左右縦前輪入力軸23F,23Fに伝達される。
左右縦フロントアクスルケース24F,24Fの下端部には、左右縦前輪入力軸23F,23F回りに左右前輪操向ケース25F,25Fが操向自在に支架され、左右前輪操向ケース25F,25Fに左右前輪3,3が支架されている。
左右縦フロントアクスルケース24F,24Fの上端部をフロントアクスルケース21Fの上側面よりも上方へ突出させ、左右縦フロントアクスルケース24F,24Fの上側突出部に左右縦前輪入力軸23F,23F回りに回動するように左右前輪ナックルアーム26F,26Fを軸支し、左右前輪ナックルアーム26F,26Fと左右前輪操向ケース25F,25Fを左右操向棒30L,30Rにより連結し一体回動するように構成している。
また、フロントアクスルケース21Fの中央部前側にブラケットを介して前輪操舵シリンダ27Fを左右方向に沿うように取り付け、前輪操舵シリンダ27Fの左右ピストンロッド27Fa,27Faの左右両側部を左右前輪タイロッド28F,28Fを介して左右前輪ナックルアーム26F,26Fの一端にピン連結している。
また、走行車体2の後側にはリヤーアクスルケース21Rが左右方向に沿うように配設されていて、リヤーアクスルケース21Rの左右両側部には左右後輪伝動軸22R,22Rが軸架されている。リヤーアクスルケース21Rの左右両側部には縦後輪入力軸23R,23Rの内装している左右縦リヤーアクスルケース24R,24Rが正面視で下側ほど左右外側に広がるように傾斜状に下方に延設されている。
そして、リヤーアクスルケース21Rの左右中央部の後輪デフ機構25Rには前記走行伝動軸19Rから後輪動力が伝達され、左右後輪伝動軸22R,22Rを経由して左右縦後輪入力軸23R,23Rに伝達される。
左右縦リヤーアクスルケース24R,24Rの下端部には、左右縦後輪入力軸23R,23R回りに左右後輪操向ケース25R,25Rが操向自在に支架され、左右後輪操向ケース25R,25Rには左右後輪4R,4Rが支架されている。
左右縦リヤーアクスルケース24R,24Rの上端部をリヤーアクスルケース21Rの上側面よりも上方へ突出させ、左右縦リヤーアクスルケース24R,24Rの上側突出部に左右縦後輪入力軸23R,23R回りに回動するように左右後輪ナックルアーム26R,26Rを軸支している。左右後輪ナックルアーム26R,26Rと左右後輪操向ケース25R,25Rを左右操向棒30L,30Rにより連結し一体回動するように構成している。
また、リヤーアクスルケース21Rの中央部後側にブラケットを介して後輪操舵シリンダ27Rを左右方向に沿うように取り付け、後輪操舵シリンダ27Rの左右ピストンロッド27Ra,27Raの左右両側部を左右後輪タイロッド28R,28Rにより左右後輪ナックルアーム26R,26Rの一端にピン連結されている。
また、左右前輪ナックルアーム26F,26Fの他端に左右前後タイロッド29L,29Rの前端をピン連結し、左右前後タイロッド29L,29Rの後端を左右後輪ナックルアーム26R,26Rにピン連結している。
しかして、左右前輪3L,3Rが左向きに操向されると、左右前後タイロッド29L,29Rを介して左右後輪4L,4Rが右向きに操向され、四輪操舵状態となり小回り旋回ができる。
また、走行車体2には前輪走行伝動軸19Fを介してフロントアクスルケース21Fがローリング自在に軸支され、後輪走行伝動軸19Rを介してリヤーアクスルケース21Rがローリング自在に軸支され、フロントアクスルケース21Fの前側に前輪操舵シリンダ27Fが支持され、リヤーアクスルケース21Rの後側に後輪操舵シリンダ27Rが支持されている。そして、リヤーアクスルケース21Rの前側近傍に操縦席6が設けられているので、オペレータの操縦席6の乗り心地を良くし、リヤー操舵シリンダ27Rのメンテナンス性を高めている。
次に、図15,図16に基づきボンネット5の取付構成について説明する。
走行車体2の前側部にはエンジンEを搭載し、走行車体2におけるエンジンEの左右両側に左右前側ボンネットフレーム51F,51F,左右後側ボンネットフレーム51R,51Rを立設し、左右前側ボンネットフレーム51F,51Fにボンネット5を取り付けるにあたり、ブラケットを介して開閉自在に取り付けている。
走行車体2のエンジンEの後方にステアリングポスト52を後上り傾斜状に立ち上げてハンドル7を取り付け、ステアリングポスト52の上部に取り付けているステアリングカバー53に操作パネル54を取り付けている。
左右前側ボンネットフレーム51,51にはボンネット5の前側ブラケット5aを前後,上下に微調整可能にボルト締結5b,5bしている。左右後側ボンネットフレーム51R,51Rの上部とステアリングカバー53の上部との間を、調整穴付きの左右連結板54,54を介して前後,上下に微調整可能にボルト締結54a,54aしている。しかして、部品点数を少なくしながらボンネット5を前後,上下に微調整することができる。
また、マフラー55をエンジンEに取り付けた後にボンネット5を組に付けるようにしている。しかして、マフラー55を取り付けた後にボンネット5を上下、前後に微調整しながら取り付けることができ、ボンネット5の取付調整作業を簡単化することができる。
また、ステアリングポスト52に取り付けているステアリングカバー53の前側部については、左右連結板54,54を介して左右後側ボンネットフレーム51R,51Rに前後,上下微調整可能にボルト締結54a,54aしているので、組立て誤差が大きい場合にも容易に間隙調整をすることができる。
6 操縦席
9 薬液タンク
9a 操縦席配設空間
9b 肉厚帯状体

Claims (3)

  1. 薬液タンク(9)の前側左右中間部に操縦席(6)配設用の操縦席配設空間(9a)を設け、該操縦席配設空間(9a)に操縦席(6)を配設した状態で該操縦席(6)の前側部を開放し、左右両側及び後側部を取り囲むように構成している薬液散布作業車の薬液タンク(9)であって、該薬液タンク(9)を合成樹脂材で回転成形により継ぎ目のない一体構成とし、該薬液タンク(9)の底部近くにはタンクの外周に沿うように肉厚帯状体(9b)を構成していることを特徴とする薬液散布作業車の薬液タンク。
  2. 請求項1の発明において、前記薬液タンク(9)の肉厚帯状体(9b)をタンク外周面側に突出し且つタンク内周面側を面一状に構成したことを特徴とする薬液散布作業車の薬液タンク。
  3. 請求項2の発明において、前記肉厚帯状体(9b)の肉厚を他の肉厚の略2倍の肉厚に構成したことを特徴とする薬液散布作業車の薬液タンク。
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