JP2011109962A - 歩行型農作業機 - Google Patents
歩行型農作業機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011109962A JP2011109962A JP2009269654A JP2009269654A JP2011109962A JP 2011109962 A JP2011109962 A JP 2011109962A JP 2009269654 A JP2009269654 A JP 2009269654A JP 2009269654 A JP2009269654 A JP 2009269654A JP 2011109962 A JP2011109962 A JP 2011109962A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- working machine
- walking type
- machine
- rotary
- soil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Soil Working Implements (AREA)
Abstract
【課題】培土装置を作用姿勢と非作用姿勢とに容易に切り換えることが可能な歩行型農作業機を提供する。
【解決手段】エンジン3を有する機体2と、該機体2を支持する左右一対の車輪7と、該車輪7の前部に配置されたロータリ装置9と、を備える歩行型農作業機において、前記車輪7と前記ロータリ装置9との間に培土装置を備えると共に、該培土装置を切換装置により作用姿勢と非作用姿勢とに切換え可能に構成したものである。
【選択図】図1
【解決手段】エンジン3を有する機体2と、該機体2を支持する左右一対の車輪7と、該車輪7の前部に配置されたロータリ装置9と、を備える歩行型農作業機において、前記車輪7と前記ロータリ装置9との間に培土装置を備えると共に、該培土装置を切換装置により作用姿勢と非作用姿勢とに切換え可能に構成したものである。
【選択図】図1
Description
本発明は、機体を支持する車輪の前部にロータリ装置を備えた歩行型農作業機に係り、詳しくは、作業機として培土装置が備えられた歩行型農作業機に関する。
従来、歩行型の農作業機には、ロータリ耕耘装置等の作業機が駆動車輪よりも前方に配置された、フロントロータリ型のものがある。また、このような歩行型農作業機には、駆動車輪の前方に配置された前部作業機に加え、該駆動車輪よりも後方に、例えば培土装置等からなる後部作業機が配置されているものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、車軸型の歩行型農作業機では、抵抗棒近傍に成形板を取り付けることで培土作業を行うものが知られている。(例えば、特許文献2参照)。
歩行型農作業機は、比較的小さい面積の圃場で使用することに適しており、例えば趣味等で農作業を行うユーザーに適していると考えられる。このため、歩行型農作業機は、このようなユーザーにも利用しやすいように、安価で提供されることが望まれている。
しかし、上述した特許文献1のフロントロータリ型の歩行型農作業機においては、培土装置からなる後部作業機に跳ね上げ機構を備えており、それが足元が狭く運転操作がしずらいという問題があった。
また、上述した特許文献2の車軸型の歩行型農作業機では、培土作業をしない時には、成形板を取り外しておかなければならず、取外し作業が面倒であると共に、後日、再度、培土作業を行う場合にあっては、成形板を取り付けなければならないと言った煩雑な面があった。
そこで本発明は、培土装置を備えたものでありながら、後部作業機の跳ね上げ機構を不要とし、足元を広く運転操作をし易く、また、培土作業をしない時には、成形板を簡単に非作業姿勢にすることにより、培土作業の操作性を向上させることが可能な歩行型農作業機を提供することを目的とする。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、エンジンを有する機体と、該機体を支持する左右一対の車輪と、該車輪の前部に配置されたロータリ装置と、を備える歩行型農作業機において、前記車輪と前記ロータリ装置との間に培土装置を備えると共に、該培土装置を切換装置により作用姿勢と非作用姿勢とに切換え可能に構成したことを特徴とする。
請求項1に係る本発明によると、エンジンを有する機体と、該機体を支持する左右一対の車輪と、該車輪の前部に配置されたロータリ装置と、を備える歩行型農作業機において、前記車輪と前記ロータリ装置との間に培土装置を備えるにあたり、該培土装置を切換装置により作用姿勢と非作用姿勢とに切換え可能に構成したもので、培土作業を行う時と培土作業をしない時の培土板の切換えを容易に行うことができ作業性を向上させることができる。
以下、本発明に係る実施の形態を図1乃至図6に沿って説明する。
歩行型農作業機としての作業機1は、図1及び図2に示すように、左右一対の車輪7,7に支持された機体2と、該車輪7,7の前部に配置されたロータリ装置9等を備えて構成されている。
上記機体2は、中央上部に配置されたエンジン3と、該エンジン3の下方で前後方向に延びて配置され、エンジン3の動力を駆動車軸5及び耕耘軸6に伝達し得るトランスミッションを収納するミッションケース4とを備えている。該エンジン3の上部前方には、燃料タンク21が配置され、また右側方にはリコイルスタータ22が配置されている。
上記ミッションケース4は、上記エンジン3の下方部分において、車輪7,7を回転駆動可能に支持する駆動車軸5を左右に軸支しており、また該駆動車軸5よりも前方側に延設された部分では、複数の耕耘爪8が装着された回転体を回転駆動可能に支持する耕耘軸6を左右に軸支している。また、該耕耘軸6に対して複数の耕耘爪8を装着することにより、上記ロータリ装置9を構成しており、耕耘軸6を回転駆動することで圃場等での耕耘作業を行うことができるように構成されている。
また、ミッションケース4の前部には、ゲージ輪10が前方に向けて配置されている。
さらに、ミッションケース4の前部には、扇状に形成され、複数の係合部を有するガイド溝が設けられたプレート11が配置されており、上記ゲージ輪10は、該ゲージ輪10と一体的に移動し得るように構成されたレバー12によって上下方向に調節可能に構成されている。これにより、作業機1は、ゲージ輪10によって耕深調節等を行うことができるように構成されている。
さらに、ミッションケース4の前部には、扇状に形成され、複数の係合部を有するガイド溝が設けられたプレート11が配置されており、上記ゲージ輪10は、該ゲージ輪10と一体的に移動し得るように構成されたレバー12によって上下方向に調節可能に構成されている。これにより、作業機1は、ゲージ輪10によって耕深調節等を行うことができるように構成されている。
また、ミッションケース4の後部には、上記機体2から後部上方へ延びるようにハンドルフレーム15が固着されており、該ハンドルフレーム15の上端部に配置された回動部20を介してハンドル16が、さらに後部上方側へ延びるように配置されている。該ハンドル16は、上端部分を操縦者が把持することで作業機1の走行方向を操作し得るように構成されており、さらに上端部付近には、クラッチレバー17が配置され、操縦者が上端部分を把持する際に一緒に把持することでクラッチの入り操作となるように構成されている。なお、上記回動部20には、角度調節機構が設けられており、操縦者の体格に応じてハンドル16の高さを調整することが可能となっており、また回動部20でハンドル16を回動させ、折り畳むことにより作業機1をコンパクトにして運搬等が容易に行えるように構成されている。
また、ミッションケース4には、変速レバー18が、上記ハンドルフレーム15及びハンドル16に沿うように後部上方に延びて変速レバーガイド18Lに配置されている。該変速レバー18には、上記回動部20と略々同一の高さに脱着部18aが設けられており、上記のように運搬等によりハンドル16を折り畳む際には、邪魔にならないように該脱着部18aにおいて先端側部分を取り外すことができるように構成されている。
そして、変速レバーガイド18Lの側方には、後述する培土装置28の姿勢を作用姿勢Sから非作用姿勢Hに切換える際に、切換装置Kを保持しておく保持ブラケット18LBが設けられている。
該切換装置Kは、後述するロッドLとロッドLの中途部に溶着された上下2枚の円形状の部材LH,LLと円形状の部材LH,LLの外周から挟む二股状の保持ブラケット18LBから構成されており、培土装置の回動側28a,28bには図3に示すようにロッドLによって受けている。
変速レバーガイド18Lの側方には、図1、図4乃至図6に示すように切換装置KのロッドLの中途部Cを保持する二股状の保持ブラケット18LBが横設され、該ブラケット18LBにロッドLの中途部の外周に溶着して取り付けた上下2枚の円形上の部材LH、LLを保持ブラケット18LBの間に位置するように挿入する。
それにより、培土装置28を作用姿勢Sに保持することが可能となる。
そして、変速レバーガイド18Lの側方には、後述する培土装置28の姿勢を作用姿勢Sから非作用姿勢Hに切換える際に、切換装置Kを保持しておく保持ブラケット18LBが設けられている。
該切換装置Kは、後述するロッドLとロッドLの中途部に溶着された上下2枚の円形状の部材LH,LLと円形状の部材LH,LLの外周から挟む二股状の保持ブラケット18LBから構成されており、培土装置の回動側28a,28bには図3に示すようにロッドLによって受けている。
変速レバーガイド18Lの側方には、図1、図4乃至図6に示すように切換装置KのロッドLの中途部Cを保持する二股状の保持ブラケット18LBが横設され、該ブラケット18LBにロッドLの中途部の外周に溶着して取り付けた上下2枚の円形上の部材LH、LLを保持ブラケット18LBの間に位置するように挿入する。
それにより、培土装置28を作用姿勢Sに保持することが可能となる。
さらに、ミッションケース4には、メインカバー26とリヤカバー27とからなるロータリカバー25が固定され、上記ロータリ装置9の上部から後部を覆うように配置されており、該ロータリ装置9により跳ね上げられた泥土がエンジン3や操縦者にかからないように構成されている。また、リヤカバー27には、後述する培土装置28が取り付けられている。
該培土装置28は、図2乃至図3に示すように、培土装置28の中途に設けられた軸Gに対して下方側が前述した切換装置KのロッドLの前方への回動操作によって、作用姿勢Sから非作用姿勢Hに切り換えることができる。
ロータリカバー25上には、図1、図4乃至図6に示すようにロッドLの中途部を保持する二股状の保持ブラケット25Bが立設され、該ブラケット25BにロッドLの中途部に外周に溶着して取り付けた上下2枚の円形上の部材LH、LLを保持ブラケット25B間に位置するように挿入する。
それにより、培土装置28をミッションケース4下方近傍まで回動させた姿勢に保持することが可能となる。
該培土装置28は、図2乃至図3に示すように、培土装置28の中途に設けられた軸Gに対して下方側が前述した切換装置KのロッドLの前方への回動操作によって、作用姿勢Sから非作用姿勢Hに切り換えることができる。
ロータリカバー25上には、図1、図4乃至図6に示すようにロッドLの中途部を保持する二股状の保持ブラケット25Bが立設され、該ブラケット25BにロッドLの中途部に外周に溶着して取り付けた上下2枚の円形上の部材LH、LLを保持ブラケット25B間に位置するように挿入する。
それにより、培土装置28をミッションケース4下方近傍まで回動させた姿勢に保持することが可能となる。
次に、培土装置28について、図3に沿って説明する。
培土装置28は、図3に示すように、軸Gを中心に回動する部分には中央部分の平面部28aと左右両側方部分の後方への曲面部28bとを有する金属製の部材によって全体を台形状に構成されている。該曲面部28bは、全体が長方形からなる板状の部材の下方側の両端部となる角部が後方側となるように曲げ加工することにより形成される。また、培土装置28は、上方側中央部分にミッションケース4の突出部分の形状に合わせた切り欠き部28cが形成されており、該切り欠き部28cの両側方部分において、上記ミッションケース4に取り付けられたロータリカバー25のリヤカバー27にボルト29によって取り付けられている。
さらに、培土装置28は、図1及び図2に示すように、平面部28aがリヤカバー27を延長するように取り付けられており、下方になるにつれて後方側となる傾斜状に配置されている。これにより、作業機1が耕耘作業を行う場合には、ロータリ装置9によって耕耘された泥土は、該培土装置28によって左右側方又は下方に寄せられ、作業機1の走行に大きな抵抗となることなく、うね立てを行うことができる。
またこの際、図3に示すように、培土装置28の幅方向の長さhは、車輪7,7間の距離Hよりも小さくなるように構成されており、非作用姿勢で上方収納して車輪間に入るように構成している。
なお、培土装置28は、板状部材を曲げ加工して形成するように説明したが、これに限らず、例えば正面図が図3に示すように下方になるにつれて幅方向の長さが小さくなるように形成された板上部材であっても本発明を適用することができる。また、培土装置28は、金属製の部材によって形成されるように説明したが、例えば硬質ゴム等によって形成されたものであっても本発明を適用することができる。
以上のように本発明に係る作業機1は、培土装置28が車輪7,7とロータリ装置9との間に備えられているので、培土装置28を備えたものでありながら、該培土装置28を切換装置Kにより作用姿勢Sと非作用姿勢Hとに切換え可能に構成したことにより、簡単な構成によって、培土作業を行う時と培土作業をしない時の培土板の切換えを容易に行うことができ作業性を向上させることができる。
1 歩行型農作業機(作業機)
2 機体
3 エンジン
7 車輪
9 ロータリ装置
25 ロータリカバー
28 培土装置
K 切換装置
2 機体
3 エンジン
7 車輪
9 ロータリ装置
25 ロータリカバー
28 培土装置
K 切換装置
Claims (1)
- エンジンを有する機体と、該機体を支持する左右一対の車輪と、該車輪の前部に配置されたロータリ装置と、を備える歩行型農作業機において、前記車輪と前記ロータリ装置との間に培土装置を備えると共に、該培土装置を切換装置により作用姿勢と非作用姿勢とに切換え可能に構成したことを特徴とする歩行型農作業機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009269654A JP2011109962A (ja) | 2009-11-27 | 2009-11-27 | 歩行型農作業機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009269654A JP2011109962A (ja) | 2009-11-27 | 2009-11-27 | 歩行型農作業機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011109962A true JP2011109962A (ja) | 2011-06-09 |
Family
ID=44232792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009269654A Pending JP2011109962A (ja) | 2009-11-27 | 2009-11-27 | 歩行型農作業機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011109962A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012000049A (ja) * | 2010-06-16 | 2012-01-05 | Yanmar Co Ltd | 管理機 |
JP2014161313A (ja) * | 2013-02-27 | 2014-09-08 | Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd | 歩行型管理機 |
JP2015008679A (ja) * | 2013-06-28 | 2015-01-19 | 井関農機株式会社 | 歩行型耕耘機 |
-
2009
- 2009-11-27 JP JP2009269654A patent/JP2011109962A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012000049A (ja) * | 2010-06-16 | 2012-01-05 | Yanmar Co Ltd | 管理機 |
JP2014161313A (ja) * | 2013-02-27 | 2014-09-08 | Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd | 歩行型管理機 |
JP2015008679A (ja) * | 2013-06-28 | 2015-01-19 | 井関農機株式会社 | 歩行型耕耘機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5868280B2 (ja) | 歩行型管理機 | |
JP6134423B2 (ja) | 耕耘作業機 | |
JP2011109962A (ja) | 歩行型農作業機 | |
JP5280221B2 (ja) | 歩行型農作業機 | |
JP2012187064A (ja) | 農作業機の延長整地板回動装置 | |
JP4965476B2 (ja) | 管理機 | |
JP2006217814A (ja) | ロータリ耕耘装置 | |
JP2014018177A (ja) | 歩行型の車軸管理機 | |
JP6204754B2 (ja) | 農作業機 | |
JP5671380B2 (ja) | 農作業機の延長整地板回動装置 | |
JP2014023450A (ja) | 歩行型農作業機 | |
JP2005073636A (ja) | 農作業機 | |
JP5343906B2 (ja) | 電動耕耘機 | |
JP2008161061A (ja) | 耕耘機 | |
JP5111187B2 (ja) | 農作業機 | |
JP2015223094A (ja) | 作業車両 | |
JP2018000121A (ja) | 歩行型畝跨ぎ耕耘機 | |
JP4202983B2 (ja) | 管理機 | |
JP2006187255A (ja) | 歩行型農作業機 | |
JP2008237095A (ja) | 歩行型管理機 | |
JP2008035826A (ja) | 農用トラクタ | |
JP5419283B2 (ja) | 農作業機 | |
JP2013192481A (ja) | 代掻き作業機 | |
JP2007267628A (ja) | 耕耘機 | |
JP5705039B2 (ja) | 農作業機 |