JP4015246B2 - 栽培床走行管理機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はハウス内で管理作業を行う管理機に関し、特に、微生物や病害虫等により影響を受けやすいメロン等の作物を作る為の、細長くU状に構成した栽培床内に培地を形勢して、その培地を耕耘して畝を成形する管理機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来からメロン等の微生物や病害虫等による影響を受けやすい作物を栽培するには、ハウス内の圃場を農薬によって消毒した後に、植え付け、育てていたが、地中深いところまで完全に消毒させることは難しく、虫害を受けたり、ツルガレ病、ツルワレ病、ベト病、ウドンコ病等が発生することがあった。また、近年メロンを栽培するために、畝を地表面より上方に隔離した栽培床で栽培し、病虫害の影響が少なくなるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述した地表より高くした栽培床内の土壌を耕起するには、軽量で小型の管理機を用いるのであるが、畝を形成することができなかった。また、地表より高く配置したU状床を走行させることが困難であり、隅々まで耕起することも困難となっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明はこのような課題を解消するために、次の如く構成したものである。
メロン栽培用のU状栽培床(40)を、地面に立設した支持台(41)上に載置し、該栽培床(40)の左右側壁をレールに形成し、該レール上に管理機(1)を載置すべく構成し、該左右の側壁のレールの間隔に合わせるように、管理機(1)の前後左右の四個のガイドローラ(30・30・30・30)を載置した構成において、前記管理機(1)は、エンジン(5)により耕耘用ローター(29)を駆動し、該耕耘用ローター(29)より前後の位置に、ローラ支持フレーム(32・32)を突設して横設し、該ローラ支持フレーム(32)の端部上を摺動する嵌合体(33・33)を設け、該嵌合体(33・33)により、左右のガイドローラ(30・30)の位置を決定し、該ガイドローラ(30・30・30・30)で管理機(1)を栽培床(40)上に支持し、前記エンジン(5)を載置するエンジン台(4)前部と、ミッションケース(3)後部とに把持部(43・44)を設け、前記耕耘用ローター(29)の後端上方のパイプフレーム(7)に、ハンドル(6)を支持するハンドル支持部(50)を設け、該ハンドル(6)は、左右水平方向に伸延する水平フレーム(6a)と、該水平フレーム(6a)端部より斜め後上方に突出する把手側フレーム(6b・6b)より構成し、前記ハンドル支持部(50)は、ハンドル受け体(51)と挟持体(53)と当て板(54)と回転筒(55)とボルト(56)から構成し、前記ハンドル受け体(51)は略筒状に構成し、前記パイプフレーム(7)の後端部に軸心を上下方向として固設し、該ハンドル受け体(51)の底面にはボルト挿入用の孔(51a)を開口し、該ハンドル受け体(51)の上部は開口するとともに外側に形成した縁部を、波状に形成して菊座下部(51b)を形成し、前記挟持体(53)は、正面視T字状、側面視逆U字状とし、上部を円弧部(53c)とし、両下端をプレート(53b)で連結し、該プレート(53b)の中央にネジ孔(53a)を開口し、前記ボルト挿入用の孔(51a)から挿入したボルト(56)をプレート(53b)のネジ孔(53a)に螺装し、該挟持体(53)内部に側面視円弧状の当て板(54)を挿入し、該当て板(54)と前記円弧部(53c)との間にハンドル(6)のフレーム(6 a) を挿入して挟持し、前記回転筒(55)はパイプ状の本体(55c)と、該本体(55c)の上面に水平方向に固定した受プレート(55d)と、該受プレート(55d)の下面で、本体(55c)の周囲に設けた菊座上部(55b)からなり、該受プレート(55d)の左右両端には爪(55a・55a)を突出し、中央に挿入孔(55e)を開口し、該挿入孔(55e)にプレート(53b)を嵌合し、前記爪(55a・55a)の間に前記当て板(54)を係合して回り止めとし、前記菊座上部(55b)が前記菊座下部(51b)と噛合するよう配置し、該ハンドル(6)を管理機(1)に対して、左右摺動及び上下回動、更に、突出方向を左右回動可能に挟持したものである。
【0005】
【本発明の実施の形態】
本発明が解決しようとする課題及び解決するための手段は以上の如くであり、次に添付の図面に示した実施例の構成を説明する。図1は本発明のメロン栽培用のU状床を耕耘する管理機の斜視図、図2は同じく側面図、図3は同じく後面図、図4は管理機の耕耘爪軸の支持構成を示すローターの後面断面図、図5は同じく後面断面図、図6はハンドル支持部50の組み立て図、図7はハンドル支持部50の側面図、図8は本発明の管理機の作業状態を示す図である。
【0006】
図1〜図3において本発明の管理機1の全体構成から説明する。エンジン5がエンジン台4上に載置され、エンジン5の上方に燃料タンクを配置し、カバー46で被装している。前記エンジン5側部より後方に伝動ケース2を突設している。前記エンジン台4後部に前低後高にミッションケース3を固設し、該ミッションケース3側部に前記伝動ケース2後部を配置し、伝動ケース2よりミッションケース3内に動力が伝達されている。前記ミッションケース3下部に後面視門型の作業機フレーム8の左右中央部が固設され、該作業機フレーム8の下部に耕耘爪軸14が横架されている。
【0007】
前記作業機フレーム8の内側に沿って側面視円弧状のカバー9が前記耕耘爪軸14を中心に回動可能に支持され、該作業機フレーム8及びカバー9は耕耘爪15・15・・・の回動軌跡の上外側を被装している。前記耕耘爪軸14の基部(左右両端)には、側面視円状のコールター20・20が左右位置調整可能に固設され、前記耕耘爪15・15・・・の回転と共に回転して耕起部分の両側の土壌を切り込む構成としている。
【0008】
また、前記ミッションケース3の後上部には、平面視逆U字状に構成した把持部43が固定され、エンジン台4前端には正面視逆U字状に構成したバンパーを兼用する把持部44が固設されている。前記把持部43は機体後部となる作業機フレーム8後端部より前方に配置し、把持部44は機体前部となるカバー9前端部より後方に配置し、把持部43と把持部44との前後間隔が短くなり、該把持部43・44を持って管理機1を持ち上げ易くして、栽培床間を容易に移動できるようにしている。
【0009】
また、前記ミッションケース3上部にハンドル6を支持するためのパイプフレーム7が立設されている。該パイプフレーム7は後上方に突出され、該パイプフレーム7後端部にハンドル支持部50が配置されている。該ハンドル支持部50にハンドル6が左右摺動及び上下回動、更に、ハンドル6の突出方向を回動可能としている。前記ハンドル支持部50は、作業機フレーム8後端部の上方に位置し、機体の全長が短くなるようにしている。
【0010】
前記ハンドル支持部50の構成は、図6、図7に示すように、受け体51と挟持体53と当て板54と回転筒55とボルト56から構成されている。前記受け体51は略筒状に構成されてパイプフレーム7後端部に軸心を上下方向となるように固設されている。該受け体51の底面にはボルト挿入用の孔51aが開口され、受け体51上部は開口するとともに外側に縁部を形勢して、その縁部を波状に形成して菊座下部51bを形成している。
【0011】
前記挟持体53は、図6、図7に示すように、正面視T字状、側面視逆U字状として、上部を円弧部53cとし、両下端をプレート53bで連結した構成としており、該プレート53の中央にネジ孔53aを開口している。該挟持体53内部に側面視円弧状の当て板54が挿入され、該当て板54と前記円弧部53cとの間にハンドル6のフレームを挿入して挟持するようにしている。
【0012】
前記回転筒55はパイプ状の本体55cと、該本体55cの上面に水平方向に固定した受プレート55dと、受プレート55dの下面で本体55cの周囲に設けた菊座上部55bからなり、該受プレート55dの左右両端には各々二個の爪55a・55aが突出され、中央に挿入孔55eが開口されている。こうして前記爪55a・55aの間に前記当て板54が位置して回り止めとなり、前記菊座上部55bが前記菊座下部51bと噛合するよう配置している。
【0013】
一方、前記ハンドル6は、図3に示すように、パイプ状のフレームを略「コ」字状に屈曲させたものであり、左右水平方向に伸延する水平フレーム6aと該水平フレーム6a端部より斜め後上方に突出する把手側フレーム6b・6bより構成されている。該把手側フレーム6bにクラッチレバー47や、アクセルレバー等が配置されている。
【0014】
このような構成において、ハンドル6を固定する場合、前記挟持体53内にハンドル6の水平フレーム6a途中部を挿入し、水平フレーム6a下部に沿って当て板54を配置し、該当て板54の両側を前記爪55a・55aの間に位置させて、プレート53bを回転筒55の挿入孔55eに挿入する。
【0015】
続いて、前記回転筒55を受け体51内に挿入して、菊座上部55bと菊座下部51bを噛合させ、前記受け体51底面の孔51aにボルト56を下方より挿入して前記挟持体53のネジ孔53aに螺合する。そして、該ボルト56を締め付けることで、挟持体53が下方に引き下げられ、一方、当て板54が上方に持ち上げられて水平フレーム6aが摺動及ぶ回動が不能となる。また、このボルト56の締め付け力によって、菊座上部55bと菊座下部51bの噛合が確実となり回転不能となる。
【0016】
そして、ボルト56を弛めれば、ハンドル6の把手側フレーム6bを持って上下に回動でき、水平フレーム6aを左右に摺動させることもできる。更に、ボルト56を弛めて前記菊座上部55bと菊座下部51bの噛合が解除できれば、ハンドル6を受け体51の軸芯を中心として回動可能となる。
【0017】
次に、エンジン5下方に配した耕耘用ローター29の構成について説明する。図3〜図5に示すように、前記作業機フレーム8のミッションケース3の左右一側(本実施例では進行方向の右側)に作業機フレーム8に沿ってL型の動力伝達ケース10が固設され、前記ミッションケース3から動力伝達ケース10を介して耕耘爪軸14を駆動できるようにしている。
【0018】
前記動力伝達ケース10下部には駆動軸12が軸支され、該駆動軸12の延長上に耕耘爪軸14が配置される。該駆動軸12上に円板状のコールター20の中心部に設けたボス部が固設されている。また、前記動力伝達ケース10と反対側の作業機フレーム8の内側に駆動軸12と同一線上に回転自在に支持軸13が設けられ、該支持軸13上にコールター20の中心部に設けたボス部が固設されている。該支持軸13と前記駆動軸12との間に耕耘爪軸14が横架固定されている。
【0019】
前記耕耘爪軸14の中央部には複数個(本実施例においては二個)のステー16・16を平行に固設して、該ステー16・16に耕耘爪15・15・・・が着脱自在に固定されている。
【0020】
また、前記耕耘爪軸14の両側には嵌合筒軸14bが爪軸14a上に外嵌固定され、該嵌合筒軸14bの外周面上の内端部にステー19を介して耕耘爪15’・15’を固定し、嵌合筒軸14b外端部に略扇状の畝立てロータ18・18を固設し、該畝立てロータ18は回転方向の後端側を内側に向けて湾曲し、外側の土を内上方に飛ばして畝を形成するようにしている。また、前記駆動軸12が多角形状に形成され、嵌合筒軸14bに摺動自在に外嵌され、栽培床40の幅に合わせられるようにして、該駆動軸12の回転が伝達される。
【0021】
よって、前記中央爪軸14a上に嵌合筒軸14b・14bが摺動自在に嵌合されて、一方(右側)の嵌合筒軸14bに駆動軸12を挿入し、他方(左側)の嵌合筒軸14bに支持軸13を挿入し、内側のボルト17・17を締め付けて嵌合筒軸14b・14bを固定する。図4に示すように嵌合筒軸14b・14bの左右幅を広くしたり、図5に示すように嵌合筒軸14b・14bの左右幅を狭くし、畝幅を調整できるようにしている。
【0022】
また、図1、図2に示すように、前記カバー9の左右側端部の後部側に側面視扇型の側部カバー25が固設され、該側部カバー25の後下部に土漏れ防止板26が螺合され、土漏れ防止板26後部が前記コールター20より後下方に突出され、耕耘爪15・15・・・等で耕起した土が外側に飛び出すことを防いでいる。
【0023】
また、図1〜図3に示すように、前記ミッションケース3後下部よりカバー9に沿って支持体31を突設し、該支持体31下部にローラ支持フレーム32の左右方向中央部が固設されている。該ローラ支持フレーム32の左右端部にガイドローラ30が左右位置調整可能に取付けられている。即ち、ローラ支持フレーム32は側面視四角形状のフレームとし、該ローラ支持フレーム32左右端部がカバー9側部より更に外側に突出され、端部に嵌合体33が摺動自在に嵌合されている。嵌合体33の上面には左右位置決め用の止めボルト34が螺合され、該ボルト34端部をローラ支持フレーム32上面に押し付けることで、嵌合体33が固定される。更に、図1に示すように、ローラ支持フレーム32に前記カバー後端部で畝成形板27・27が左右対称に固定され、機体の進行にともなわれて畝成形板27・27で畝立成形している。該畝成形板27・27は左右取付け位置を調整でき、成形する畝の幅に合わせられるようにしている。但し、畝成形板27・27の代わりに他のアタッチメントを装着することもできる。
【0024】
前記嵌合体33の後面には、アーム35を介して筒体36が固設され、該筒体36には上下に軸芯を有する上下調整軸37が摺動自在に挿入され、筒体36後面に上下位置決め用のノブネジ38が螺合され、該ノブネジ38を締め付けて上下調整軸37を固定する。
【0025】
前記上下調整軸37下部にはU型の枢支体39上部が固設され、枢支体39下部に左右方向に軸芯を有するガイドローラ30が回転自在に枢支される。よって、前記左右止めボルト34を緩めることで嵌合体33が摺動可能となり、ガイドローラ30を前記カバー9より外側に突出したローラ支持フレーム32の幅内において左右に摺動でき、止めボルト34を締めつけガイドローラ30の左右位置を決定する。前記ノブネジ38を緩め、筒体36内を上下調整軸37を上下に摺動させることで、ガイドローラ30の支持高さが調整される。
【0026】
また、前記カバー9前部にもローラ支持フレーム32が横設され、該ローラ支持フレーム32左右端部に、前記同様の嵌合体33・33が左右に摺動自在に外嵌され、該嵌合体33前面に筒体36が固設され、該筒体36内の上下調整軸37下部に枢支体39を固設し、該枢支体39を介してガイドローラ30が枢支され、機体の前部に左右二個のガイドローラ30・30が配置される。
【0027】
このように構成した前記管理機1を栽培床40上に置いて、作業するようにしている。前記栽培床40は、地面に立設した支持台41上に載置され、地面より隔離した上方に配置させて地中の微生物等による病虫害をうけないようにしている。また、図8に示すように、支持台41の高さをかえ、左右の複数の栽培床40が段状に配置されている。
【0028】
そして、前記栽培床40の左右側壁上部は外側に屈曲されて、レールを形成し、管理機1を載置するようにしている。この左右の側壁の間隔に合わせるように、ローラ支持フレーム32端部上を嵌合体33・33を摺動し、左右のガイドローラ30・30の位置を決定している。また、前記栽培床40の深さに合わせて上下調整軸37を摺動させて、管理機1の高さを調整している。よって、前記栽培床40の左右側壁上部に管理機1の四個のガイドローラ30・30・30・30を載置し、管理機1が栽培床40上に載置され、耕耘爪15・15・・・等を土内の適正位置まで突入させている。
【0029】
そして、前記ハンドル支持部50のボルト56を緩め、栽培床40の側方を歩いて作業する作業者に合わせてハンドル6を側方に摺動させたり、周方向に回動し、さらに栽培床40の高さと作業者の身長に合わせてハンドル6を上下に回動させて、栽培床40の側方からの操縦し易くしている。また、ハンドル6を摺動及び回動等させて、ハンドル6の突出方向を変えて操作しても、ハンドル6を介して機体側に力が加わっても、このハンドル支持部50が耕耘用ローター後部であるカバー9上方であり、前後のガイドローラ30・30の内側にあるので、機体の姿勢が崩れることがなく、安定して栽培床40上を走行させ、栽培床40内の土を耕起し、機体を前進しながら畝を成形するのである。
【0030】
【発明の効果】
以上のように構成したので、本発明は次のような効果を奏するものである。
請求項1記載の如く、メロン栽培用のU状栽培床(40)を、地面に立設した支持台(41)上に載置し、該栽培床(40)の左右側壁をレールに形成し、該レール上に管理機(1)を載置すべく構成し、該左右の側壁のレールの間隔に合わせるように、管理機(1)の前後左右の四個のガイドローラ(30・30・30・30)を載置した構成において、前記管理機(1)は、エンジン(5)により耕耘用ローター(29)を駆動し、該耕耘用ローター(29)より前後の位置に、ローラ支持フレーム(32・32)を突設して横設し、該ローラ支持フレーム(32)の端部上を摺動する嵌合体(33・33)を設け、該嵌合体(33・33)により、左右のガイドローラ(30・30)の位置を決定し、該ガイドローラ(30・30・30・30)で管理機(1)を栽培床(40)上に支持し、前記エンジン(5)を載置するエンジン台(4)前部と、ミッションケース(3)後部とに把持部(43・44)を設けたので、前後の把持部の間隔が短く、機体を持ち上げ易くなっている。よって、栽培床間を移動する場合に機体を容易に載せることができ、作業能率が向上される。
【0031】
また、前記耕耘用ローター(29)の後端上方のパイプフレーム(7)に、ハンドル(6)を支持するハンドル支持部(50)を設け、該ハンドル(6)は、左右水平方向に伸延する水平フレーム(6a)と、該水平フレーム(6a)端部より斜め後上方に突出する把手側フレーム(6b・6b)より構成し、前記ハンドル支持部(50)は、ハンドル受け体(51)と挟持体(53)と当て板(54)と回転筒(55)とボルト(56)から構成し、前記ハンドル受け体(51)は略筒状に構成し、前記パイプフレーム(7)の後端部に軸心を上下方向として固設し、該ハンドル受け体(51)の底面にはボルト挿入用の孔(51a)を開口し、該ハンドル受け体(51)の上部は開口するとともに外側に形成した縁部を、波状に形成して菊座下部(51b)を形成し、前記挟持体(53)は、正面視T字状、側面視逆U字状とし、上部を円弧部(53c)とし、両下端をプレート(53b)で連結し、該プレート(53b)の中央にネジ孔(53a)を開口し、前記ボルト挿入用の孔(51a)から挿入したボルト(56)をプレート(53b)のネジ孔(53a)に螺装し、該挟持体(53)内部に側面視円弧状の当て板(54)を挿入し、該当て板(54)と前記円弧部(53c)との間にハンドル(6)のフレーム(6 a) を挿入して挟持し、前記回転筒(55)はパイプ状の本体(55c)と、該本体(55c)の上面に水平方向に固定した受プレート(55d)と、該受プレート(55d)の下面で、本体(55c)の周囲に設けた菊座上部(55b)からなり、該受プレート(55d)の左右両端には爪(55a・55a)を突出し、中央に挿入孔(55e)を開口し、該挿入孔(55e)にプレート(53b)を嵌合し、前記爪(55a・55a)の間に前記当て板(54)を係合して回り止めとし、前記菊座上部(55b)が前記菊座下部(51b)と噛合するよう配置し、該ハンドル(6)を管理機(1)に対して、左右摺動及び上下回動、更に、突出方向を左右回動可能に挟持したので、ハンドルを左右に回動させても、安定して支持でき、このハンドル支持部が耕耘用ローター後部であるカバー上方であり、前後のガイドローラの内側にあるので、支持部が障害物に当たることがなく保護される。
【0032】
また、前記ハンドル支持部を、ハンドル受け体と、該受け体に回動可能に挿入する回転筒より構成し、ハンドルを左右摺動及び上下回動可能に挟持したことによって、栽培床の側方を歩いて作業する作業者に合わせてハンドルを側方に摺動させたり、回動して、さらに栽培床の高さと作業者の身長に合わせてハンドルを上下に回動させることができ、栽培床の側方からこの管理機を操縦し易くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のメロン栽培用のU状栽培床を耕耘する管理機の斜視図である。
【図2】 同じく側面図である。
【図3】 同じく後面図である。
【図4】 管理機の耕耘爪軸の支持構成を示すローターの後面断面図である。
【図5】 同じく後面断面図である。
【図6】 ハンドル支持部50の組み立て図である。
【図7】 ハンドル支持部50の側面図である。
【図8】 本発明の管理機の作業状態を示す図である。
【符号の説明】
1 管理機
3 ミッションケース
4 エンジン台
5 エンジン
7 パイプフレーム
9 カバー
30 ガイドローラ
40 栽培床
43・44 把持部
50 ハンドル支持部
51 受け体
53 挟持体
55 回転筒

Claims (1)

  1. メロン栽培用のU状栽培床(40)を、地面に立設した支持台(41)上に載置し、該栽培床(40)の左右側壁をレールに形成し、該レール上に管理機(1)を載置すべく構成し、該左右の側壁のレールの間隔に合わせるように、管理機(1)の前後左右の四個のガイドローラ(30・30・30・30)を載置した構成において、前記管理機(1)は、エンジン(5)により耕耘用ローター(29)を駆動し、該耕耘用ローター(29)より前後の位置に、ローラ支持フレーム(32・32)を突設して横設し、該ローラ支持フレーム(32)の端部上を摺動する嵌合体(33・33)を設け、該嵌合体(33・33)により、左右のガイドローラ(30・30)の位置を決定し、該ガイドローラ(30・30・30・30)で管理機(1)を栽培床(40)上に支持し、前記エンジン(5)を載置するエンジン台(4)前部と、ミッションケース(3)後部とに把持部(43・44)を設け、 前記耕耘用ローター(29)の後端上方のパイプフレーム(7)に、ハンドル(6)を支持するハンドル支持部(50)を設け、該ハンドル(6)は、左右水平方向に伸延する水平フレーム(6a)と、該水平フレーム(6a)端部より斜め後上方に突出する把手側フレーム(6b・6b)より構成し、前記ハンドル支持部(50)は、ハンドル受け体(51)と挟持体(53)と当て板(54)と回転筒(55)とボルト(56)から構成し、前記ハンドル受け体(51)は略筒状に構成し、前記パイプフレーム(7)の後端部に軸心を上下方向として固設し、該ハンドル受け体(51)の底面にはボルト挿入用の孔(51a)を開口し、該ハンドル受け体(51)の上部は開口するとともに外側に形成した縁部を、波状に形成して菊座下部(51b)を形成し、前記挟持体(53)は、正面視T字状、側面視逆U字状とし、上部を円弧部(53c)とし、両下端をプレート(53b)で連結し、該プレート(53b)の中央にネジ孔(53a)を開口し、前記ボルト挿入用の孔(51a)から挿入したボルト(56)をプレート(53b)のネジ孔(53a)に螺装し、該挟持体(53)内部に側面視円弧状の当て板(54)を挿入し、該当て板(54)と前記円弧部(53c)との間にハンドル(6)のフレーム(6 a) を挿入して挟持し、前記回転筒(55)はパイプ状の本体(55c)と、該本体(55c)の上面に水平方向に固定した受プレート(55d)と、該受プレート(55d)の下面で、本体(55c)の周囲に設けた菊座上部(55b)からなり、該受プレート(55d)の左右両端には爪(55a・55a)を突出し、中央に挿入孔(55e)を開口し、該挿入孔(55e)にプレート(53b)を嵌合し、前記爪(55a・55a)の間に前記当て板(54)を係合して回り止めとし、前記菊座上部(55b)が前記菊座下部(51b)と噛合するよう配置し、該ハンドル(6)を管理機(1)に対して、左右摺動及び上下回動、更に、突出方向を左右回動可能に挟持したことを特徴とする栽培床走行管理機。
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