JPH0437366Y2 - - Google Patents
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- JPH0437366Y2 JPH0437366Y2 JP15176585U JP15176585U JPH0437366Y2 JP H0437366 Y2 JPH0437366 Y2 JP H0437366Y2 JP 15176585 U JP15176585 U JP 15176585U JP 15176585 U JP15176585 U JP 15176585U JP H0437366 Y2 JPH0437366 Y2 JP H0437366Y2
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- Japan
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- deep
- hoe
- plowing
- blade
- deep plowing
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Links
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Landscapes
- Soil Working Implements (AREA)
Description
本考案は、主として動力により上下に往復運動
して、例えば茶園畝間を深耕するのに用いられる
深耕鍬に関するものである。
して、例えば茶園畝間を深耕するのに用いられる
深耕鍬に関するものである。
例えば、茶園においては、その畝間を深耕鍬を
装備する自動深耕機により毎年8〜9月頃に深
耕、施肥する技術が知られている。この深耕鍬
は、第4図aないしcに示すように、縦方向に延
びる複数本の深耕刃体Aを所定間隔に配置し、そ
の上端部を横方向に延びる連結部材Bで連結し、
連結部材Bに設けた取付け杆Cを自動深耕機に装
着するようにし、また、自動深耕機は、前車輪お
よび後車輪を有する車体フレーム上に、エンジ
ン、変速機等を搭載し、該エンジン、変速機等に
より駆動するクランク機構を有し、このクランク
機構に上記深耕鍬を装着するようにしたもので、
このような自動深耕機は、例えば実開昭57−
82101号公報により知られている。 ところで、茶園の畝間には敷草、敷藁等が施さ
れているので、自動深耕機で深耕、施肥するとき
前記敷草、敷藁等が深耕鍬に絡みつき、これを除
去するのに作業を中断することがしばしばあり、
この問題を解決するための一つの手段として、深
耕鍬にスクレーパ状の板体を配設したものが実開
昭60−95801号公報により提案されている。
装備する自動深耕機により毎年8〜9月頃に深
耕、施肥する技術が知られている。この深耕鍬
は、第4図aないしcに示すように、縦方向に延
びる複数本の深耕刃体Aを所定間隔に配置し、そ
の上端部を横方向に延びる連結部材Bで連結し、
連結部材Bに設けた取付け杆Cを自動深耕機に装
着するようにし、また、自動深耕機は、前車輪お
よび後車輪を有する車体フレーム上に、エンジ
ン、変速機等を搭載し、該エンジン、変速機等に
より駆動するクランク機構を有し、このクランク
機構に上記深耕鍬を装着するようにしたもので、
このような自動深耕機は、例えば実開昭57−
82101号公報により知られている。 ところで、茶園の畝間には敷草、敷藁等が施さ
れているので、自動深耕機で深耕、施肥するとき
前記敷草、敷藁等が深耕鍬に絡みつき、これを除
去するのに作業を中断することがしばしばあり、
この問題を解決するための一つの手段として、深
耕鍬にスクレーパ状の板体を配設したものが実開
昭60−95801号公報により提案されている。
しかし、上記深耕鍬にスクレーパ状板体を備え
た自動深耕機においても、敷草や敷藁等はその長
さが50cm〜1mもあるので、深耕鍬への絡みつき
が緩和されたとしても、土中へのすき込みが悪
く、また、長い草、藁等が茶樹上に巻上げられる
のは防止できなかつた。
た自動深耕機においても、敷草や敷藁等はその長
さが50cm〜1mもあるので、深耕鍬への絡みつき
が緩和されたとしても、土中へのすき込みが悪
く、また、長い草、藁等が茶樹上に巻上げられる
のは防止できなかつた。
そこで本考案は、深耕鍬を、その連結部材近傍
の深耕刃体間に、横方向に延び、かつ下縁に刃を
形成した切断刃を設けて構成したことを特徴とす
るものである。
の深耕刃体間に、横方向に延び、かつ下縁に刃を
形成した切断刃を設けて構成したことを特徴とす
るものである。
上記のように構成することで、本考案の深耕鍬
は、土中に打込まれる毎に圃場面に施されている
敷草や敷藁等を切断、細断して土中へのすき込み
を良好にし、また、敷草や敷藁が茶樹上に巻き上
げられることがなく、能率的で、しかも効果的な
深耕作業が行えるものである。
は、土中に打込まれる毎に圃場面に施されている
敷草や敷藁等を切断、細断して土中へのすき込み
を良好にし、また、敷草や敷藁が茶樹上に巻き上
げられることがなく、能率的で、しかも効果的な
深耕作業が行えるものである。
以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明
する。 第1図aないしdに、本考案に係る深耕鍬1を
示す。この深耕鍬1は、縦方向に延びる3本の深
耕刃体2を所定間隔に配置し、これら深耕刃体2
の上端部を横方向に延びる連結部材3によつて連
結したものである。深耕刃体2の連結部材3への
連結手段は、aのものでは、左右両端の深耕刃体
2の上端部にねじ部を設け、このねじ部を連結部
材3に貫通させてナツト2aで締付け、また、中
央の深耕刃体2においては、その上端に取付け座
2bを設けてボルト2cにより連結部材3に取付
けるようにし、それぞれ深耕刃体2を連結部材3
に対し着脱、交換可能にしたものである。また
b,cのものでは、深耕刃体2の上端と連結部材
3aとを一体的に連結したものである。連結部材
3,3aには、その中央部から上方に向け取付け
杆4,4a,4bが一体的に固着されていて後述
する自動深耕機6に装着されるようになつてい
る。 前記3本の深耕刃体2間には、連結部材3,3
a近傍に位置して横方向に延びる切断刃5,5が
固着されている。この切断刃5には、その下縁に
第1図d示すように両刃5aまたは片刃5bが形
成されている。この切断刃5は、第1図ではいず
れも水平に架設されているが、これを左右方向に
傾斜させてもよく、また、深耕刃体2に対し着脱
可能の構造にしてもよいものである。 第2図および第3図において、符号6で示す自
動深耕機6は、車体フレーム7の下方に一輪のキ
ヤスタ状の前車輪8と、前車輪8より径が大きい
左右一対の後車輪9とを装備している。後車輪9
は、車体フレーム7から斜め下方に延びる伝動ケ
ース10の下端部に車軸11を介して軸支され、
回転駆動されるものである。車体フレーム7上に
はエンジン12、変速機13が搭載され、エンジ
ン12の出力軸12aと変速機13の入力軸13
a間にはベルト伝動系14が設けられ、ベルト伝
動系14にはテンシヨンプーリ15が設けられて
いる。このテンシヨンプーリ15は、車体フレー
ム7から前方斜め上方に向け突出形成した操縦ハ
ンドル16に設けられたクラツチレバー17と、
図示しないワイヤを介して連繋されている。 前記車体フレーム7の前端部一側寄り上面にギ
ヤボツクス18が配置され、このギヤボツクス1
8はその下部後端を車体フレーム7に立設した受
台19にピン20を介して枢支され、ギヤボツク
ス18の入力軸18aとエンジン12の出力軸1
2aとの間にベルト伝動系21を設けている。前
記伝動ケース10の上端部から一側に中間軸22
を突出させ、また、車体フレーム7の後部上面に
は左右一対のクランクアーム23の基部が軸23
a,23bにより支持されており、変速機13の
出力軸13bと中間軸22との間にチエン伝動系
24、また、中間軸22と軸23bとの間にチエ
ン伝動系25をそれぞれ設けている。軸23aに
はカム26を取付け、このカム26に、前端をギ
ヤボツクス18の上部後端に枢着され、後部を車
体フレーム7に対し摺動自在に支持した連杆27
の後端に軸支されたローラ28が当接させてあ
る。一方、車体フレーム7の下部にピン29,2
9を介して基端を枢支した左右一対のリンク3
0,30の先端に軸杆31を横架し、この軸杆3
1と前記クランクアーム23,23の先端に横架
した軸杆32との間に取付枠33を設け、この取
付枠33に打撃耕起部34が取付けられている。 打撃耕起部34は、その機筐35の底板中心の
縦孔に前記深耕鍬1の取付け杆4を着脱可能、か
つ若干上下動可能に装着し、図示しないが、機筐
35内に上下動するよう設けたハンマで取付け杆
4の頂部を叩打するようになつており、そのハン
マの駆動部の入力軸とギヤボツクス18内に内蔵
した傘歯車機構とを可撓管36に内装した伝動軸
(図示せず)で連繋している。この打撃耕起部3
4を囲うようにして保護枠37が設けられ、この
保護枠37から垂設した左右一対のブラケツト3
8,38にピン39,39を介して支持アーム4
0,40の基端部を枢支し、支持アーム40,4
0に板状のスクレーパ41が固着してある。この
スクレーパ41は、支持アーム40と保護枠37
間に張設されたスプリング42,42によつて前
方へ付勢され、前記深耕刃体2の後面と摺接する
ようになつている。 次に、上記実施例の作用について説明する。 自動深耕機6は、敷草、敷藁等が施され、粒状
または粉状の肥料を散布した茶園畝間に導入して
使用される。エンジン12の回転動力は、クラツ
チレバー17の操作によりテンシヨンプーリ15
によりベルト伝動系14を緊張させることで変速
機13の入力軸13aに伝達され、伝動ケース1
0を介して車軸11を回転させて後車輪9を駆動
させ、機体はハンドル16を前にして第2図の矢
印方向に前進する。この機体の前進と同時に、出
力軸13bからチエン伝動系24、中間軸22、
チエン伝動系25を介してクランクアーム23が
第2図の矢印方向に回転し、その回転に伴いリン
ク30がピン29を支点に上下動し、打撃耕起部
34、深耕鍬1はその取付枠33と一体に作動し
て深耕鍬1の深耕刃体2の先端が第2図の矢印方
向へ軌跡Rを画いて往復連続回転する。 また、クランクアーム23が上死点付近に至つ
たときから下死点に至るまでの間は、第2図のよ
うにローラ28がカム26の突出部に位置し、連
杆27を介してベルト伝動系21のベルトは緊張
保持されるから、エンジン12の出力軸12aか
らベルト伝動系21、入力軸18a、ギヤボツク
ス18内の傘歯車機構、可撓管36を介して打撃
耕起部34の機筐35の入力軸に動力伝達され、
ハンマにより深耕鍬1の取付け杆4の頂面を叩打
しながら打撃耕起部35は順次下降して、深耕鍬
1が土中に打込まれる。クランクアーム23が下
死点を通過してから上死点付近に至るまでの間は
ローラ28がカム26の凹陥部に対向して摺接す
るので、連杆27は後退してギヤボツクス18が
ピン20を中心にして第2図で時計方向へ回動し
てベルト伝動系21が緩むので、エンジン12か
ら入力軸18aへの伝動が断たれて打撃耕起部3
4におけるハンマによる深耕鍬1の打撃は停止す
る。このような動作を繰返して軌跡Rを画いて深
耕を行うのである。 また、深耕鍬1が土中に打込まれて上昇しなが
ら耕起した土壌を後方へ放てき、反転させると
き、スプリング42により前方へ付勢されている
スクレーパ41が深耕刃体2の後面に摺接し、深
耕刃体2に付着した土壌および敷草、敷藁片を強
制的に掻落す。 この深耕鍬1による深耕の際、畝間に施されて
いる敷草、敷藁等は、切断刃5により切断されて
長さが短いものとなり、散布された粒状、粉状肥
料と共に土壌中に反転、混和され、茶樹に対し土
壌の通気性、透水性、保水性を良好にし、かつ肥
料の吸収を良好にして茶樹の発育を促進する。ま
た、敷草、敷藁等が細断される結果、これらを茶
樹上に巻上げることもない。 また、深耕鍬1は、上記実施例のような打撃機
構を有する自動深耕機に限らず、打撃機構を有し
ないクランク運動のみで作動する自動深耕機、さ
らに、周知のクランク式耕耘装置にも同様に使用
できるものである。
する。 第1図aないしdに、本考案に係る深耕鍬1を
示す。この深耕鍬1は、縦方向に延びる3本の深
耕刃体2を所定間隔に配置し、これら深耕刃体2
の上端部を横方向に延びる連結部材3によつて連
結したものである。深耕刃体2の連結部材3への
連結手段は、aのものでは、左右両端の深耕刃体
2の上端部にねじ部を設け、このねじ部を連結部
材3に貫通させてナツト2aで締付け、また、中
央の深耕刃体2においては、その上端に取付け座
2bを設けてボルト2cにより連結部材3に取付
けるようにし、それぞれ深耕刃体2を連結部材3
に対し着脱、交換可能にしたものである。また
b,cのものでは、深耕刃体2の上端と連結部材
3aとを一体的に連結したものである。連結部材
3,3aには、その中央部から上方に向け取付け
杆4,4a,4bが一体的に固着されていて後述
する自動深耕機6に装着されるようになつてい
る。 前記3本の深耕刃体2間には、連結部材3,3
a近傍に位置して横方向に延びる切断刃5,5が
固着されている。この切断刃5には、その下縁に
第1図d示すように両刃5aまたは片刃5bが形
成されている。この切断刃5は、第1図ではいず
れも水平に架設されているが、これを左右方向に
傾斜させてもよく、また、深耕刃体2に対し着脱
可能の構造にしてもよいものである。 第2図および第3図において、符号6で示す自
動深耕機6は、車体フレーム7の下方に一輪のキ
ヤスタ状の前車輪8と、前車輪8より径が大きい
左右一対の後車輪9とを装備している。後車輪9
は、車体フレーム7から斜め下方に延びる伝動ケ
ース10の下端部に車軸11を介して軸支され、
回転駆動されるものである。車体フレーム7上に
はエンジン12、変速機13が搭載され、エンジ
ン12の出力軸12aと変速機13の入力軸13
a間にはベルト伝動系14が設けられ、ベルト伝
動系14にはテンシヨンプーリ15が設けられて
いる。このテンシヨンプーリ15は、車体フレー
ム7から前方斜め上方に向け突出形成した操縦ハ
ンドル16に設けられたクラツチレバー17と、
図示しないワイヤを介して連繋されている。 前記車体フレーム7の前端部一側寄り上面にギ
ヤボツクス18が配置され、このギヤボツクス1
8はその下部後端を車体フレーム7に立設した受
台19にピン20を介して枢支され、ギヤボツク
ス18の入力軸18aとエンジン12の出力軸1
2aとの間にベルト伝動系21を設けている。前
記伝動ケース10の上端部から一側に中間軸22
を突出させ、また、車体フレーム7の後部上面に
は左右一対のクランクアーム23の基部が軸23
a,23bにより支持されており、変速機13の
出力軸13bと中間軸22との間にチエン伝動系
24、また、中間軸22と軸23bとの間にチエ
ン伝動系25をそれぞれ設けている。軸23aに
はカム26を取付け、このカム26に、前端をギ
ヤボツクス18の上部後端に枢着され、後部を車
体フレーム7に対し摺動自在に支持した連杆27
の後端に軸支されたローラ28が当接させてあ
る。一方、車体フレーム7の下部にピン29,2
9を介して基端を枢支した左右一対のリンク3
0,30の先端に軸杆31を横架し、この軸杆3
1と前記クランクアーム23,23の先端に横架
した軸杆32との間に取付枠33を設け、この取
付枠33に打撃耕起部34が取付けられている。 打撃耕起部34は、その機筐35の底板中心の
縦孔に前記深耕鍬1の取付け杆4を着脱可能、か
つ若干上下動可能に装着し、図示しないが、機筐
35内に上下動するよう設けたハンマで取付け杆
4の頂部を叩打するようになつており、そのハン
マの駆動部の入力軸とギヤボツクス18内に内蔵
した傘歯車機構とを可撓管36に内装した伝動軸
(図示せず)で連繋している。この打撃耕起部3
4を囲うようにして保護枠37が設けられ、この
保護枠37から垂設した左右一対のブラケツト3
8,38にピン39,39を介して支持アーム4
0,40の基端部を枢支し、支持アーム40,4
0に板状のスクレーパ41が固着してある。この
スクレーパ41は、支持アーム40と保護枠37
間に張設されたスプリング42,42によつて前
方へ付勢され、前記深耕刃体2の後面と摺接する
ようになつている。 次に、上記実施例の作用について説明する。 自動深耕機6は、敷草、敷藁等が施され、粒状
または粉状の肥料を散布した茶園畝間に導入して
使用される。エンジン12の回転動力は、クラツ
チレバー17の操作によりテンシヨンプーリ15
によりベルト伝動系14を緊張させることで変速
機13の入力軸13aに伝達され、伝動ケース1
0を介して車軸11を回転させて後車輪9を駆動
させ、機体はハンドル16を前にして第2図の矢
印方向に前進する。この機体の前進と同時に、出
力軸13bからチエン伝動系24、中間軸22、
チエン伝動系25を介してクランクアーム23が
第2図の矢印方向に回転し、その回転に伴いリン
ク30がピン29を支点に上下動し、打撃耕起部
34、深耕鍬1はその取付枠33と一体に作動し
て深耕鍬1の深耕刃体2の先端が第2図の矢印方
向へ軌跡Rを画いて往復連続回転する。 また、クランクアーム23が上死点付近に至つ
たときから下死点に至るまでの間は、第2図のよ
うにローラ28がカム26の突出部に位置し、連
杆27を介してベルト伝動系21のベルトは緊張
保持されるから、エンジン12の出力軸12aか
らベルト伝動系21、入力軸18a、ギヤボツク
ス18内の傘歯車機構、可撓管36を介して打撃
耕起部34の機筐35の入力軸に動力伝達され、
ハンマにより深耕鍬1の取付け杆4の頂面を叩打
しながら打撃耕起部35は順次下降して、深耕鍬
1が土中に打込まれる。クランクアーム23が下
死点を通過してから上死点付近に至るまでの間は
ローラ28がカム26の凹陥部に対向して摺接す
るので、連杆27は後退してギヤボツクス18が
ピン20を中心にして第2図で時計方向へ回動し
てベルト伝動系21が緩むので、エンジン12か
ら入力軸18aへの伝動が断たれて打撃耕起部3
4におけるハンマによる深耕鍬1の打撃は停止す
る。このような動作を繰返して軌跡Rを画いて深
耕を行うのである。 また、深耕鍬1が土中に打込まれて上昇しなが
ら耕起した土壌を後方へ放てき、反転させると
き、スプリング42により前方へ付勢されている
スクレーパ41が深耕刃体2の後面に摺接し、深
耕刃体2に付着した土壌および敷草、敷藁片を強
制的に掻落す。 この深耕鍬1による深耕の際、畝間に施されて
いる敷草、敷藁等は、切断刃5により切断されて
長さが短いものとなり、散布された粒状、粉状肥
料と共に土壌中に反転、混和され、茶樹に対し土
壌の通気性、透水性、保水性を良好にし、かつ肥
料の吸収を良好にして茶樹の発育を促進する。ま
た、敷草、敷藁等が細断される結果、これらを茶
樹上に巻上げることもない。 また、深耕鍬1は、上記実施例のような打撃機
構を有する自動深耕機に限らず、打撃機構を有し
ないクランク運動のみで作動する自動深耕機、さ
らに、周知のクランク式耕耘装置にも同様に使用
できるものである。
以上説明したように、本考案の深耕鍬は、複数
本の深耕刃体間に切断刃を配設したから、深耕鍬
が土中に打込まれるとき、耕起面に施されている
敷草、敷藁等を切断、細断して土中にすき込むこ
とができ、有機肥料としての効果を早め、土壌の
排水性、保水性、通気性を向上して作物の増収を
図ることができる。また、長い敷草、敷藁等を切
断しながら深耕するから、敷草、敷藁等が深耕鍬
に絡つて作物上に巻上げられることがなく、機械
を停止することなく能率的な深耕作業を行うこと
ができる。
本の深耕刃体間に切断刃を配設したから、深耕鍬
が土中に打込まれるとき、耕起面に施されている
敷草、敷藁等を切断、細断して土中にすき込むこ
とができ、有機肥料としての効果を早め、土壌の
排水性、保水性、通気性を向上して作物の増収を
図ることができる。また、長い敷草、敷藁等を切
断しながら深耕するから、敷草、敷藁等が深耕鍬
に絡つて作物上に巻上げられることがなく、機械
を停止することなく能率的な深耕作業を行うこと
ができる。
第1図は本考案に係る深耕鍬を示すもので、a
ないしcはそれぞれ異つた実施例の正面図、dは
切断刃の断面図、第2図は深耕鍬を装着した自動
深耕機の側面図、第3図は同平面図、第4図aな
いしcは従来の深耕鍬のそれぞれ異つた形状を示
す正面図である。 1……深耕鍬、2……深耕刃体、2a,2c…
…ナツト、2b……取付け座、3,3a……連結
部材、4,4a,4b……取付け杆、5……切断
刃、5a……両刃、5b……片刃、6……自動深
耕機、7……車体フレーム、8……前車輪、9…
…後車輪、10……伝動ケース、11……車輪、
12……エンジン、12a……出力軸、13……
変速機、13a……入力軸、13b……出力軸、
14,21……ベルト伝動系、15……テンシヨ
ンプーリ、16……操縦ハンドル、17……クラ
ツチレバー、18……ギヤボツクス、18a……
入力軸、19……受台、20,29,39……ピ
ン、22……中間軸、23……クランクアーム、
23a,23b……軸、24,25……チエン伝
動系、26……カム、27……連杆、28……ロ
ーラ、30……リンク、31,32……軸杆、3
3……取付枠、34……打撃耕起部、35……機
筐、36……可撓管、37……保護枠、38……
ブラケツト、40……支持アーム、41……スク
レーパ、42……スプリング。
ないしcはそれぞれ異つた実施例の正面図、dは
切断刃の断面図、第2図は深耕鍬を装着した自動
深耕機の側面図、第3図は同平面図、第4図aな
いしcは従来の深耕鍬のそれぞれ異つた形状を示
す正面図である。 1……深耕鍬、2……深耕刃体、2a,2c…
…ナツト、2b……取付け座、3,3a……連結
部材、4,4a,4b……取付け杆、5……切断
刃、5a……両刃、5b……片刃、6……自動深
耕機、7……車体フレーム、8……前車輪、9…
…後車輪、10……伝動ケース、11……車輪、
12……エンジン、12a……出力軸、13……
変速機、13a……入力軸、13b……出力軸、
14,21……ベルト伝動系、15……テンシヨ
ンプーリ、16……操縦ハンドル、17……クラ
ツチレバー、18……ギヤボツクス、18a……
入力軸、19……受台、20,29,39……ピ
ン、22……中間軸、23……クランクアーム、
23a,23b……軸、24,25……チエン伝
動系、26……カム、27……連杆、28……ロ
ーラ、30……リンク、31,32……軸杆、3
3……取付枠、34……打撃耕起部、35……機
筐、36……可撓管、37……保護枠、38……
ブラケツト、40……支持アーム、41……スク
レーパ、42……スプリング。
Claims (1)
- 縦方向に延びる複数本の深耕刃体を所定間隔に
配置し、その上端部を横方向に延びる連結部材で
連結した深耕鍬において、前記連結部材近傍の深
耕刃体間に、横方向に延び、かつ下縁に刃を形成
した切断刃を設けたことを特徴とする深耕鍬。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15176585U JPH0437366Y2 (ja) | 1985-10-03 | 1985-10-03 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15176585U JPH0437366Y2 (ja) | 1985-10-03 | 1985-10-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6260103U JPS6260103U (ja) | 1987-04-14 |
JPH0437366Y2 true JPH0437366Y2 (ja) | 1992-09-02 |
Family
ID=31069132
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15176585U Expired JPH0437366Y2 (ja) | 1985-10-03 | 1985-10-03 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0437366Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-10-03 JP JP15176585U patent/JPH0437366Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6260103U (ja) | 1987-04-14 |
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