JPH0745122Y2 - 排藁装置 - Google Patents

排藁装置

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JPH0745122Y2
JPH0745122Y2 JP1988055762U JP5576288U JPH0745122Y2 JP H0745122 Y2 JPH0745122 Y2 JP H0745122Y2 JP 1988055762 U JP1988055762 U JP 1988055762U JP 5576288 U JP5576288 U JP 5576288U JP H0745122 Y2 JPH0745122 Y2 JP H0745122Y2
Authority
JP
Japan
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claw
tilling
seat
straw
plate
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988055762U
Other languages
English (en)
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JPH01163902U (ja
Inventor
一雅 村木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOBASHI INDUSTRIES CO., LTD.
Original Assignee
KOBASHI INDUSTRIES CO., LTD.
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Publication date
Application filed by KOBASHI INDUSTRIES CO., LTD. filed Critical KOBASHI INDUSTRIES CO., LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、ロータリ耕耘装置における耕耘爪基部、爪座
および耕耘軸への藁稈等の絡みつき、巻付きを防止する
ようにした排藁装置に関するものである。
【従来の技術】
耕耘軸の軸周に爪座を介して耕耘爪を装着し、耕耘軸、
爪座および耕耘爪基部の回転前側に排藁板を設けた排藁
装置が、例えば実公昭40−13616号公報(第1先行技
術)、実開昭62−142201号公報(第2先行技術)、実開
昭63−2408号公報(第3先行技術)、実開昭63−9804号
公報(第4先行技術)等により知られている。 上記第1先行技術のものは、耕耘軸および爪座の前側に
排藁板を固着した構成である。上記第2先行技術のもの
は、耕耘軸、爪座、耕耘爪基部の前側に排藁金具を着脱
可能に設けたものである。上記第3先行技術のものは、
爪座の前後位置に、耕耘軸、爪座、耕耘爪基部の前側お
よび後側に張出す排塵部を固着したものである。上記第
4先行技術のものは、耕耘爪の基部から爪座および耕耘
軸の前側に延びる延長部を形成したものである。
【考案が解決しようとする課題】
上記各先行技術のものは、それぞれ藁稈等の耕耘爪基部
および耕耘軸への絡みつき、巻付きを防止する効果はあ
ったが、第1先行技術および第3先行技術のものでは、
排塵板または排塵部を固着しているので他の爪座に用い
ることができず汎用性がなかった。 また、各先行技術とも、排塵板、排藁金具、排塵部、延
長部が板状で耕耘軸と直交する方向に延びているだけな
ので、耕耘軸と平行(機体の進行方向と直交)状態に存
在する藁稈、雑草等が爪基部、爪座に絡みつき、耕耘軸
に巻付くのを防止して土中にすき込んだりすることがで
きるが、藁稈等が耕耘軸と直交するように存在すると、
絡みつき、巻付つきが防止できないため、耕耘爪基部、
爪座に絡みつき、耕耘軸に巻付いて次第に土も付着して
太くなり、遂には耕耘作業が不能となる問題点があっ
た。 本考案は上記の課題を解決すべくなされたもので、藁稈
等が耕耘軸と直交するように存在していてもこれを処理
できるようにした排藁装置を提供することを目的とす
る。
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本願考案は、耕耘軸1の軸
周に爪座2を介して耕耘爪3を装着し、耕耘軸1、爪座
2および耕耘爪3基部の回転前側に垂直方向に延びる板
状の排藁板5を、爪座2および耕耘爪3基部の回転方向
中心部前側に位置させ、かつその外周縁を耕耘爪3の排
絡線にほぼ沿った形状とし、排藁板5と一体的に形成し
た取付部6を爪座2の外周に沿わせ、その先端部に形成
した挿通孔6aを介して爪座2に対して耕耘爪3と同軸に
着脱可能に設けた排藁装置において、 上記排藁板5の基端部の左右両側に一体的に固着され、
耕耘軸1および爪座2の前側を覆い藁稈等を土中に押え
込む円弧状の押え込み部7を設けたことを特徴とするも
のである。
【作用】
上記の構成により本考案は、耕耘する圃場面に散在する
藁稈等が、耕耘軸1と平行なものはもとより、直交する
ようにして存在するものでも、これらを排藁板5および
押え込み部7により押え込んで処理し、耕耘爪3の基
部、爪座2への絡みつき、耕耘軸1への巻きつきを防止
する。また、押え込み部7は排藁板5と共に着脱され
る。
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例について説明す
る。 第1図において、符号1はロータリ耕耘装置の耕耘軸
で、この耕耘軸1の軸周面には、耕耘軸1の軸心と直交
する方向に突出する爪座2が設けられている。この爪座
2は、従来周知のものと同様に、ボックス状に形成され
て耕耘爪3の基部3aを嵌挿してボルト・ナット4で固定
するようにしたものである。 上記爪座2および耕耘爪基部3aの幅方向中心部の耕耘軸
1の回転方向(矢印)前側には垂直方向に延びる板状の
排藁板5が配設され、その外周縁を耕耘爪3の排絡線に
沿った形状としている。この排藁板5の基端部には、後
方に突出して爪座2の外周面に沿って屈曲し、上記ボル
ト・ナット4により耕耘爪3と同心状に締付けられて固
定される挿通孔6aを有する取付部6が排藁板5と一体的
に設けられ、また、取付部6の前側で、排藁板5の基端
部の左右両側には押え込み部7が一体的に設けられてい
る。 この押え込み部7は、第2図および第3図にも示すよう
に、側面形状において回転方向に対し耕耘爪3の排絡線
にほぼ沿う円弧状に弯曲し、爪座2および耕耘軸1の前
側を覆って左右方向に広幅のもので、圃場面に散在する
藁稈等を土中に押え込んで排藁板5、爪座2への絡みつ
きおよび耕耘軸1への巻きつきを防止する働きをするも
のである。 このような構成の排藁装置においては、耕耘軸1に対し
て爪座2、取付部6、ボルト・ナット4を介して耕耘爪
3、排藁板5、押え込み部7を取付け、耕耘軸1を第1
図の矢印方向に回転させて耕耘作業を行う。 耕耘作業は主として耕耘爪3によって行われるが、この
耕耘作業時に、圃場表面に散在している藁稈、堆肥、雑
草等は、耕耘軸1と平行に存在するものは主として排藁
板5により切断されたり、土中に押え込まれたりして処
理される。排藁板5で処理されなかった藁稈等で、特に
耕耘軸1と直交する状態で圃場面に存在する藁稈等は、
押え込み部7により土中に押し込まれる。 この排藁板5および押え込み部7による藁稈等の処理に
より、藁稈等が爪座2、耕耘爪基部3aに絡みついたり、
耕耘軸1に巻きついたりするのが防止され、能率的で所
要動力の少い耕耘作業が行われる。また、排藁板5およ
び押え込み部7は、その外周縁が耕耘爪3排絡線とほぼ
等しく弯曲して形成されているから、排藁等を無理なく
土中に埋没させられる。
【考案の効果】
以上説明したように本考案の排藁装置は、以下のような
効果を奏することができる。 .排藁板の外周縁を耕耘爪の排絡線にほぼ沿う形状と
したので、藁稈等を抵抗少く処理できる。 .押え込み部と共に排藁板を爪座に対し着脱可能とし
たので、どのようなロータリ耕耘装置にも装着できて汎
用性がある。 .排藁板の基端部の左右両側に押え込み部を設けたの
で、排藁板で処理できなかった耕耘軸と直交する方向に
存在する藁稈等を処理して、藁稈等の耕耘爪基部、爪座
への絡みつき、および耕耘軸への巻きつきを確実に防止
して、耕耘負荷の少い能率的な耕耘作業を実施すること
ができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の要部を示す側面図、第2図は同平面
図、第3図は同背面図である。 1……耕耘軸、2……爪座、3……耕耘爪、3a……耕耘
爪基部、4……ボルト・ナット、5……排藁板、6……
取付部、6a……挿通孔、7……押え込み部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】耕耘軸(1)の軸周に爪座(2)を介して
    耕耘爪(3)を装着し、耕耘軸(1)、爪座(2)およ
    び耕耘爪(3)基部の回転前側に垂直方向に延びる板状
    の排藁板(5)を、爪座(2)および耕耘爪(3)基部
    の回転方向中心部前側に位置させ、かつその外周縁を耕
    耘爪(3)の排絡線にほぼ沿った形状とし、排藁板
    (5)と一体的に形成した取付部(6)を爪座(2)の
    外周に沿わせ、その先端部に形成した挿通孔(6a)を介
    して爪座(2)に対して耕耘爪(3)と同軸に着脱可能
    に設けた排藁装置において、 上記排藁板(5)の基端部の左右両側に一体的に固着さ
    れ、耕耘軸(1)および爪座(2)の前側を覆い藁稈等
    を土中に押え込む円弧状の押え込み部(7)を設けたこ
    とを特徴とする排藁装置。
JP1988055762U 1988-04-25 1988-04-25 排藁装置 Expired - Lifetime JPH0745122Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988055762U JPH0745122Y2 (ja) 1988-04-25 1988-04-25 排藁装置

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JP1988055762U JPH0745122Y2 (ja) 1988-04-25 1988-04-25 排藁装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01163902U JPH01163902U (ja) 1989-11-15
JPH0745122Y2 true JPH0745122Y2 (ja) 1995-10-18

Family

ID=31281664

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JP1988055762U Expired - Lifetime JPH0745122Y2 (ja) 1988-04-25 1988-04-25 排藁装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006320210A (ja) * 2005-05-17 2006-11-30 Matsuyama Plow Mfg Co Ltd 農作業機

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4416642Y1 (ja) * 1965-04-07 1969-07-18
JPS5555335Y2 (ja) * 1975-08-14 1980-12-22
JPS5716668Y2 (ja) * 1976-10-12 1982-04-07
JPS62142201U (ja) * 1986-03-01 1987-09-08
JPS639804U (ja) * 1986-07-02 1988-01-22

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JPH01163902U (ja) 1989-11-15

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