JPH0642403Y2 - サイドドライブ形耕耘作業機 - Google Patents

サイドドライブ形耕耘作業機

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Publication number
JPH0642403Y2
JPH0642403Y2 JP1986117684U JP11768486U JPH0642403Y2 JP H0642403 Y2 JPH0642403 Y2 JP H0642403Y2 JP 1986117684 U JP1986117684 U JP 1986117684U JP 11768486 U JP11768486 U JP 11768486U JP H0642403 Y2 JPH0642403 Y2 JP H0642403Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission case
support frame
shaft
tiller
flange
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1986117684U
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English (en)
Other versions
JPS6323906U (ja
Inventor
照久 小橋
一郎 小橋
和弘 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOBASHI INDUSTRIES CO., LTD.
Original Assignee
KOBASHI INDUSTRIES CO., LTD.
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Publication date
Application filed by KOBASHI INDUSTRIES CO., LTD. filed Critical KOBASHI INDUSTRIES CO., LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、サイドドライブ形ロータリ耕耘作業機に関
し、特に耕耘軸をフランジを介して連結するようにした
耕耘作業機に関するものである。
【従来の技術】
耕耘爪を装着した耕耘軸を、サイドドライブ形式のロー
タリ耕耘装置の側部伝動ケースと側部支持枠との間に軸
支し、この耕耘軸をダウンカット方向またはアップカッ
ト方向に回転させるようにしたものが知られている。 この従来の耕耘装置においては、第4図に示すように、
側部伝動ケースAと側部支持枠(図示省略)との間に、
フランジBを介して耕耘軸Cを連結して、これを着脱可
能にすると共に、耕耘軸CのフランジB寄りに耕耘爪取
付装置(ブラケット)Dを設け、この耕耘爪取付装置D
に耕耘爪(偏心爪)Eを取付けてフランジB下方の残耕
を無くすようにしたものがある。
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の耕耘軸Cの連結構造においては、フランジB
が側部伝動ケースAに接近して設けられているので、耕
耘軸の着脱作業時にボルト・ナットの締付け、取外し等
が面倒であるうえ、耕耘爪Eに偏心爪を用いたり、長さ
の長いものを用いたりする必要がある、等の問題点があ
った。
【課題を解決するための手段】
そこで本考案は、上記問題点を解決するために、耕耘爪
11を装着する耕耘軸5を、サイドドライブ形式のロータ
リ耕耘装置の側部伝動ケース3と側部支持枠4との間に
軸支したものにおいて、 上記側部伝動ケース3と側部支持枠4を、それぞれ上部
伝動ケース3aおよび上部支持枠4aと、この上部伝動ケー
ス3aと上部支持枠4aから、段部を有して内側に突出形成
される下部伝動ケース3bおよび下部支持枠4bとで構成
し、下部伝動ケース3bおよび下部支持枠4bの軸支部にフ
ランジ6を設けて耕耘軸5を連結すると共に、下部伝動
ケース3bおよび下部支持枠4bとフランジ6との間のフラ
ンジシャフト6aに、下部伝動ケース3bおよび下部支持枠
4b部分の耕耘を行う横刃部11bが外向きの耕耘爪11を装
着する耕耘爪取付装置10を設けたことを特徴とするもの
である。
【作用】
このように構成することで、本考案は、フランジに対す
る耕耘軸の着脱操作が容易となり、また、耕耘爪も偏心
爪を用いたり長さの長い爪を用いることなくフランジの
下方を耕起することが可能となる。
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例を具体的に説明す
る。 第1図はサイドドライブ形式のロータリ耕耘作業機全体
の側面図、第2図および第3図はその要部の断面図を示
す。図において、符号1は本体フレームを兼ねる入力ギ
ヤボックスで、このギヤボックス1には前方に突出する
図示省略した入力軸に、図示しないトラクタのPTO軸か
ら回転動力が伝達される。ギヤボックス1から左右両側
に中空状の横フレーム2,2が張出しており、このうちの
一方は伝動ケースを兼ねている。横フレーム2,2の側端
部には側部伝動ケース3および側部支持枠4が装着され
ている。 側部伝動ケース3は、上部伝動ケース3aと下部伝動ケー
ス3bとからなり、また、側部支持枠4は、上部支持枠4a
と下部支持枠4bとからなり、下部伝動ケース3bと下部支
持枠4bとは、それぞれ上部伝動ケース3aと上部支持枠4a
に対し、段部を有して内側に突出するように連結、接続
している。この下部伝動ケース3bと下部支持枠4bの下部
間には耕耘軸5がフランジ6を介して連結されている。 この耕耘軸5は、横フレーム2内に貫挿された伝動軸か
ら上部伝動ケース3aに伝動され、上部伝動ケース3a内に
設けたチエン伝動系7によって下部伝動ケース3bに伝動
し、下部伝動ケース3bでは上部ギヤ8とこれに噛合う下
部ギヤ9によって回転動力が伝達されてアップカット方
向に回転するようになっている。 上記フランジ6の側部伝動ケース3および側部支持枠4
側のフランジシャフト6aには、耕耘爪取付装置であるブ
ラケット10が設けられ、このブラケット10に横刃部11b
を外向きにした耕耘爪11が取付けられる。また、耕耘軸
5には、上記同様のブラケットを介して多数の耕耘爪1
1,11…が取付けられるが、この耕耘爪11は、縦刃部11a
の先端部の一側に直角に近くL字形に屈曲して横刃部を
11bを形成し、この横刃部11bに円弧状の滑らかなすくい
面12を形成したものである。 耕耘軸5に耕耘爪11を装着した耕耘ロータの上方にシー
ルドカバー13が設けられ、シールドカバー13の後部にエ
プロン14が、また、耕耘ロータの左右両側の側部伝動ケ
ース3および側部支持枠4にはサイドカバー15および幅
サイドカバー16が取付けられている。エプロン14の後方
には、ゲージホイール17が上下動調節可能に設けられて
いる。 また、ギヤボックス1および横フレーム2,2には、図示
しないトラクタの3点リンクヒッチ機構により作業機が
昇降可能に装着されるヒッチ機構が装着されている。 上記側部伝動ケース3および側部支持枠4に固着された
サイドカバー15の前側下部は、側面視で排絡性を有する
前傾状に傾斜した傾斜部15aを形成し、この傾斜部15a
に、排わら機構である排わらディスク18,18が設けられ
ている。この排わらディスク18は、機体の進行に伴って
その接地抵抗で回転しながらわら稈や雑草を切断し、ま
た、土中に埋込んで側部伝動ケース3および側部支持枠
4にわら稈や雑草がひっかかって詰ることがないように
作用するものである。 このような構成のサイドドライブ形アップカット耕耘作
業機は、耕耘軸5をアップカット方向に回転させ、耕耘
軸の軸心Oが地表面近くから下方に位置されて耕耘作業
を行う。耕耘爪11では、その横刃部11bに円弧状の滑ら
かなすくい面12が形成されているので、耕耘された土壌
は、耕耘爪の回転領域内の底部に残ることなく耕耘ロー
タの上方を通り、シールドカバー13に案内されて後方に
投てきされ、エプロン14によって均平される。 このとき、下部伝動ケース3bおよび下部支持枠4bの下方
は、フランジシャフト6aに取付けられた横刃部11bを外
向きにした耕耘爪10によって残耕なく耕耘される。ま
た、フランジ6と側部伝動ケース3および側部支持枠4
との間隙が広いので、耕耘軸5のフランジ6に対する着
脱操作は容易に行える。 また、圃場面に散在するわら稈や雑草のうち、側部伝動
ケース3および側部支持枠4前側のものは、排わらディ
スク18によって切断され、あるいは土中に埋込まれ、耕
耘ロータ前側のものと共に耕耘ロータで後方に投てきさ
れ、耕耘ロータにより後方に投てきされる耕土により埋
没される。 なお、上記実施例では、アップカット形式のものについ
て説明したが、ダウンカット形式のものについても同様
に実施できるものである。
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のサイドドライブ形(ロー
タリ)耕耘作業機によれば、側部伝動ケース3と側部支
持枠4を、それぞれ上部伝動ケース3aおよび上部支持枠
4aと、この上部伝動ケース3aと上部支持枠4aから、段部
を有して内側に突出形成される下部伝動ケース3bおよび
下部支持枠4bとで構成し、下部伝動ケース3bおよび下部
支持枠4bの軸支部にフランジ6を設けて耕耘軸5を連結
すると共に、下部伝動ケース3bおよび下部支持枠4bとフ
ランジ6との間のフランジシャフト6aに、下部伝動ケー
ス3bおよび下部支持枠4b部分の耕耘を行う横刃部11bが
外向きの耕耘爪11を装着する耕耘爪取付装置10を設けた
ので、フランジ6と下部伝動ケース3bおよび下部支持枠
4bとの間隙が広くなって、耕耘軸5の着脱操作が容易に
行えるようになる。また、下部伝動ケース3bおよび下部
支持枠4bに接近する部分の耕耘作業が偏心爪や長さの長
い爪を用いることなく、長さの短い通常の耕耘爪11で行
うことができ、耕耘作業機を軽量に構成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すサイドドライブ形ロー
タリ耕耘作業機全体の側面図、第2図は同要部の横断平
面図、第3図は側部伝動ケースおよび耕耘軸の部分断面
図、第4図は従来の側部伝動ケースおよび耕耘軸の部分
背面図である。 1……ギヤボックス、2……横フレーム、3……側部伝
動ケース、3a……上部伝動ケース、3b……下部伝動ケー
ス、4……側部支持枠、4a……上部支持枠、4b……下部
支持枠、5……耕耘軸、6……フランジ、6a……フラン
ジシャフト、7……チエン伝動系、8……上部ギヤ、9
……下部ギヤ、10……ブラケット、11……耕耘爪、11a
……縦刃部、11b……横刃部、12……すくい面、13……
シールドカバー、14……エプロン、15……サイドカバ
ー、16……副サイドカバー、17……ゲージホイール、18
……排わらディスク、O……耕耘軸の軸心。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 石田 和弘 岡山県岡山市中畦684番地 小橋工業株式 会社内 (56)参考文献 実開 昭60−49701(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】耕耘爪(11)を装着する耕耘軸(5)を、
    サイドドライブ形式のロータリ耕耘装置の側部伝動ケー
    ス(3)と側部支持枠(4)との間に軸支したものにお
    いて、 上記側部伝動ケース(3)と側部支持枠(4)を、それ
    ぞれ上記伝動ケース(3a)および上部支持枠(4a)と、
    この上部伝動ケース(3a)と上部支持枠(4a)から、段
    部を有して内側に突出形成される下部伝動ケース(3b)
    および下部支持枠(4b)とで構成し、下部伝動ケース
    (3b)および下部支持枠(4b)の軸支部にフランジ
    (6)を設けて耕耘軸(5)を連結すると共に、下部伝
    動ケース(3b)および下部支持枠(4b)とフランジ
    (6)との間のフランジシャフト(6a)に、下部伝動ケ
    ース(3b)および下部支持枠(4b)部分の耕耘を行う横
    刃部(11b)が外向きの耕耘爪(11)を装着する耕耘爪
    取付装置(10)を設けたことを特徴とするサイドドライ
    ブ形耕耘作業機。
JP1986117684U 1986-07-31 1986-07-31 サイドドライブ形耕耘作業機 Expired - Lifetime JPH0642403Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986117684U JPH0642403Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31 サイドドライブ形耕耘作業機

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986117684U JPH0642403Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31 サイドドライブ形耕耘作業機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6323906U JPS6323906U (ja) 1988-02-17
JPH0642403Y2 true JPH0642403Y2 (ja) 1994-11-09

Family

ID=31003424

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986117684U Expired - Lifetime JPH0642403Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31 サイドドライブ形耕耘作業機

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JP (1) JPH0642403Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6049701U (ja) * 1983-09-13 1985-04-08 井関農機株式会社 耕耘軸の取付装置

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JPS6323906U (ja) 1988-02-17

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