JPH033707Y2 - - Google Patents

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JPH033707Y2
JPH033707Y2 JP2338487U JP2338487U JPH033707Y2 JP H033707 Y2 JPH033707 Y2 JP H033707Y2 JP 2338487 U JP2338487 U JP 2338487U JP 2338487 U JP2338487 U JP 2338487U JP H033707 Y2 JPH033707 Y2 JP H033707Y2
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anchor
inspection port
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groove
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JP2338487U
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【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、例えば床点検口等のアンカー装置
に関する。
〈従来の技術〉 従来の床点検口は、第5図に示す如く、点検口
の蓋4を支持する支持枠3が、上面を床面に揃え
て配設される。
上記支持枠3には、外側面の高さ中央部に開口
した係合溝31が形成され、この係合溝31にア
ンカー部材34を取付けて、床コンクリートに対
し固定している。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところが、従来の支持枠3に対するアンカーの
取付けは、アンカーの上端部に屈曲形成した取付
部35を支持枠3の係合溝31に係合して上下溝
壁32の内側に引掛け、取付部35にネジ軸36
を設けて、先端を対応する支持枠の壁面33に締
付け加圧することによつて、突張り固定してい
る。ところが、突張り固定の場合、ネジ軸36を
強く締めると、ネジ軸36先端が枠面を押し変形
させる許りでなく、蓋4の開閉に支障を期す等の
問題があつた。
〈問題点を解決するための手段〉 上記の目的を達成するための、この考案の手段
を説明すると、この考案のアンカー装置は、外側
面の上下に対向するアンカー係合溝が形成され、
上縁を床面に揃えて埋設される固定部材と、上端
部に上部アンカー係合溝へ係合する支え部、適所
に下部アンカー係合溝の溝壁を挟持する止具が配
設され、固定部材に取付けられるアンカー部材と
から構成したものである。
〈作用〉 上記の構成によると、固定部材の係合溝に対
し、アンカー部材の上端部に形成した支え部を係
合し、アンカー部材本体と止具にて下部係合溝の
溝壁を挟持することにより、アンカー装置を構成
できる。止具を強く締付けた場合、係合溝壁を強
く挟持するのみのため、従来のような枠の変形が
なく、所期の目的を達成した実用上の効果を奏す
る。
〈実施例〉 第1図、第2図は床点検口において、床面に固
定される支持枠1aと、この支持枠1aに適合し
た蓋1bを示し、上記支持枠1aに本考案にかか
るアンカー装置を適用している。
本考案は、前記支持枠1aである床固定部材1
と、この固定部材1に取付けられるアンカー部材
2とからなる。
固定部材1は、フオーミング加工により成形さ
れた枠材を平面矩形に枠組みしたもので、内側に
は蓋1bの支承部11が形成され、外側には、縁
壁12の端部を下向きに屈曲して溝壁を形成する
と共に、下壁13の端部を上向きに屈曲して、上
下に対向するアンカー係合溝14,15を形成し
ている。アンカー部材2は、適当幅の金属板を以
てなすアンカー部材本体21に止具25を配設し
たもので、アンカー部材本体21は、固定部材1
の縦幅に合わせてく字状に屈曲し、上端部に、上
部係合溝14へ係合する支え部22、屈曲部23
には、下部係合溝壁の下面を受止める止片24が
切起し加工により形成され、屈曲部23の少し上
方にネジ孔26を穿け、その内側に止め板27を
ネジ軸28により支持している。止め板27の一
端には、直角に曲げた加圧用または突張り用のフ
ランジ29が形成されている。
然して、固定部材1にアンカー部材を取付ける
場合、予め、アンカー部材本体21のネジ孔26
にネジ軸38を捻込み、本体21の内側へ止め板
27を支持し、止め板27のフランジ29を上端
に位置させる。次いで、アンカー部材の支え部2
2を上部係合溝14に係合し、下部係合溝15の
溝壁16を止め板27の下端とアンカー部材本体
21との間に係合した後、ネジ軸を締付けるとき
(第2図)、止め板27はネジ軸28によつて本体
21に引き付けられ、フランジ29の突張りによ
つて止め板27の下端が溝壁16を加圧挟持し、
これにより、本体21の支え部22が上部係合溝
14の溝壁の内側に弾圧し、固定する。
第3図は、止め板27のフランジ29を下部に
位置させた使用例を示すもので、この場合、止め
板27はアンカー本体21と平面的に対応し、そ
の間に溝壁16を挟持し、固定する。
〈考案の効果〉 この考案は上記の如く、外側面の上下に対向す
るアンカー係合溝が形成され、上縁を床面に揃え
て埋設される固定部材と、上端部に上部アンカー
係合溝へ係合する支え部、適所に下部アンカー係
合溝の溝壁を挟持する止具が配設され、固定部材
に取付けられるアンカー部材にてアンカー装置を
構成したから、止具を強く締付けた場合、アンカ
ー係合溝の溝壁が挟持されるのみで、枠面にネジ
軸が突張る従来装置のような枠の変形がない等、
考案目的を達成した効果を有す。
【図面の簡単な説明】
第1図は床点検口における支持枠と蓋の平面
図、第2図は第1図中−線断面図、第3図は
アンカー装置の正面図、第4図は−線断面
図、第5図は従来例を示す断面図である。 1……固定部材、14,15……アンカー係合
溝、2……アンカー部材、25……止具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 外側面の上下に対向するアンカー係合溝が形
    成され、上縁を床面に揃えて埋設される固定部
    材と、上端部に上部アンカー係合溝へ係合する
    支え部、適所に下部アンカー係合溝の溝壁を挟
    持する止具が配設され、固定部材に取付けられ
    るアンカー部材とから成る点検口等のアンカー
    装置。 固定部材が、床点検口における蓋の嵌まる外
    枠材である実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の点検口等のアンカー装置。 アンカー部材の止具が、アンカー部材本体
    と、この本体にビス止めされた止め板にて構成
    されている実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の点検口等のアンカー装置。
JP2338487U 1987-02-18 1987-02-18 Expired JPH033707Y2 (ja)

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JP2338487U JPH033707Y2 (ja) 1987-02-18 1987-02-18

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JPS63132038U JPS63132038U (ja) 1988-08-30
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JP2021130996A (ja) * 2020-02-21 2021-09-09 ナカ工業株式会社 床点検口及び床点検口の施工方法

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JPS63132038U (ja) 1988-08-30

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