JP2583291Y2 - 垣根ユニット - Google Patents

垣根ユニット

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JP2583291Y2
JP2583291Y2 JP1993069811U JP6981193U JP2583291Y2 JP 2583291 Y2 JP2583291 Y2 JP 2583291Y2 JP 1993069811 U JP1993069811 U JP 1993069811U JP 6981193 U JP6981193 U JP 6981193U JP 2583291 Y2 JP2583291 Y2 JP 2583291Y2
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JP
Japan
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column
support
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groove
holding portion
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JP1993069811U
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JPH0738481U (ja
Inventor
正則 片山
Original Assignee
株式会社山一屋
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、垣根に関する垣根ユニ
ットに係り、特に、横棧として竹または合成樹脂製の竹
材を利用した垣根ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5〜図6に示すように、垣根ユニット
は、一般的に、厚み1mm程度の金属を筒状に成形した
支柱50に保持部60を介して横棧部材40を取り付け
ている。この取り付け方法は、支柱50及び保持部60
の適宜の位置に下孔を設け、この下孔にタッピンビスを
臨ませて締めつることにより行われている。
【0003】そして、上記の保持部60の壁面に囲繞さ
れた保持スペースに、天然の竹または合成樹脂製の竹材
40の一端を保持させている。尚、図中符号50aは支
柱に設けられた下孔の一例を示している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記に示すように、支
柱50及び保持部60に下孔を設け、さらに、この下孔
にビスを臨ませて締めつけることにより支柱50に保持
部60を取り付けているが、この作業は非常に煩わし
く、面倒であった。その上、筒状の支柱50の壁面は厚
みが薄く、これにタッピングビス等で強く締めつけると
下孔が破損してしまい再び別の場所に下孔を設けなくて
はならないこともしばしばであった。
【0005】又、横棧部材40の横方向の延長に支柱5
0及び保持部60を配置しているので、支柱50に保持
部60を取り付けると、保持部60を含めた支柱50の
幅が広くなり見た目にも良いものではなかった。
【0006】本考案は上記の欠点に鑑みてなされたもの
であって、支柱への保持部の取り付けが簡単であり、
又、保持部を取り付けた場合に、この保持部を含む支柱
の左右方向の幅が広く成らず外観的にも良い垣根ユニッ
トの提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案に係る垣根ユニットは、多角柱の筒状の支
柱と、この支柱に取り付けられる保持部と、この保持部
に保持される横棧部材とを備えて成る垣根ユニットにお
いて、保持部を、長方形の板状の中間体と、この中間体
の長辺側の一方に設けられた嵌合体と、長辺側の他方に
設けられた板状の覆い体とを備え、支柱への取り付け時
に、上記の覆い体の壁面と、支柱の壁面との間に、横棧
部材の一端を保持する保持スペースを形成し、支柱への
取り付け時に、上記の覆い体の壁面と、支柱の壁面との
間に、横棧部材の一端を保持する保持スペースを形成し
て構成する。
【0008】次に、支柱の側面に、溝を支柱の長手方向
に沿って形成し、この溝の開口部の両縁部に相対向する
係止部を突設し、上記の溝に嵌合され、且つ、係止部に
て係止される嵌合体を保持部に形成するようにしたもの
である。
【0009】
【作用】上記の目的を達成するために、本考案に係る垣
根ユニットは、支柱の側面に、溝を支柱の長手方向に沿
って形成するとともに、この溝の開口部の両縁部に相対
向する係止部を突設し、上記の溝に嵌合され、且つ、係
止部にて係止される嵌合体を保持部に形成しているの
で、この嵌合体を溝に臨ませると、保持部は外れること
なく支柱に取り付けられる。
【0010】又、保持部の嵌合体を支柱の溝に臨ませ
て、支柱に保持部を取り付けると、覆い体の壁面は支柱
の壁面と対面する位置に配置される。そして、上記のこ
の2つの壁面に囲まれて保持スペースは横棧部材の一端
を保持する。このように保持された横棧部材はその一端
が支柱と重なり合う。
【0011】
【実施例】図1は本考案の支柱を示す斜視図であり、図
2は保持部を示す斜視図である。図3、図4は使用例を
示す斜視図である。
【0012】図1から図4に示すように、垣根ユニット
は略四角柱の筒状の支柱10と、この支柱10に取り付
けられる保持部20と、この保持部20に保持される横
棧部材40とから構成されている。
【0013】支柱10にあっては、支柱10の本体は厚
み1mm程度のアルミニウムを含む合金を略四角柱の筒
体に形成している。そして、この支柱10の側面には長
手方向に沿って凹部が形成され、この凹部の開口両縁辺
を内方向に突出させて係止部を形成し、内部が開口部よ
り広い溝12が形成されている。尚、支柱10の内壁に
はビスホース11が各辺の中央付近に設けている。
【0014】保持部20にあっては、長方形の板状の中
間体22と、この中間体22の長辺側の一方に設けら
れ、溝12に対応した形状に成形された嵌合体21と、
長辺側の他方に設けられた板状の覆い体23とを備えて
構成されている。尚、横棧部材40は竹を縦割りした形
状を模造した合成樹脂製の竹材40を使用している。
【0015】引き続いて説明すると、図中符号30は蓋
であり、この蓋30にはビスを挿入する為の孔30aが
設けられている。又、図中符号35は留め部であり、こ
の留め部35は中央付近が凸面36を有し、その両縁に
溝12と嵌合する留め部嵌合体37を形成している。
【0016】垣根ユニットは以下のように組み立てられ
る。先ず、支柱10の上端より溝12に嵌合部20の嵌
合体21を臨ませながら下方に挿入し、嵌合部20を支
柱10に取り付ける。次に、蓋30に形成されている孔
30aをビスホース11と合わせ、ビスで締めつけて蓋
30を支柱10に固定する。これにより溝12の上方向
の開口部は閉じられ、保持部20は上方に抜けなくな
る。尚、蓋30は本実施例のみに必要なものではなく、
この蓋30の取り付け作業は一般的に必要である。
【0017】さらに、保持部20が下方に落ちないよう
に留め部35が所望の位置に取り付けられる。尚、留め
部35は中央に凸面36が形成させており、この凸面3
6の表面には孔35aが設けられている。孔35aにビ
スを臨ませてこのビスを締めることによりビスの先端が
溝12の内壁面を押圧して溝12に留め部35が取り付
けられる。上記のようにして保持部20が取り付けられ
ている支柱10は所定間隔に埋設され、保持部20の保
持スペースに横棧部材40が保持される。
【0018】上記のように構成された垣根ユニットによ
れば、支柱10はアルミニウムの合金を筒状に成形して
いるので、非常に軽く、又、溝12には係止部が形成さ
れているので、保持部20の嵌合体21を溝12に臨ま
せると、確実、且つ、簡単に保持部20を支柱10に取
り付けることができる。
【0019】又、中間体22を介して覆い体23が設け
られている嵌合部20を上記のように支柱10に取り付
けると、覆い体23の壁面が支柱10の壁面と対面する
位置に配置され、保持スペースが形成される。このよう
にして形成された保持スペースに横棧部材40の一端が
保持されると、横棧部材40の一端は支柱10と重なり
合い、横棧部材40の一端が支柱10を隠す。これによ
り、保持部20と支柱10とを含む見かけ上の支柱10
の幅は広くならず、外観的に良いものとなる。
【0020】尚、本実施例では四角柱の1面に溝12を
形成しているが、2面以上の各面に溝を形成しても良い
ことは勿論である。この場合は、支柱10の所望の面に
保持部20を設けることができる。又、支柱10も四角
柱に限定されるものではなく、五角柱でも良いし、又、
六角柱でも良い。
【0021】
【考案の効果】上記のように構成された垣根用ユニット
によれば、溝は開口部より内部が広く形成されているの
で、保持部の嵌合体を溝に臨ませることにより、確実、
且つ、簡単に保持部を支柱に取り付けることができる。
又、タッピングビスを使用していないので、タッピング
ビスの締めすぎによる支柱の破損を防ぐことができる。
【0022】中間体を介して覆い体が設けられている嵌
合部を支柱に取り付けると、覆い体の壁面が支柱の壁面
と対面する位置に配置され、保持スペースが形成され
る。このようにして形成された保持スペースには横棧部
材の一端が保持され、この横棧部材の一端は支柱と重な
り合い、横棧部材の一端が支柱を覆い隠すので、保持部
と支柱とを含む見かけ上の支柱の幅は広くならず、外観
的に良いものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る垣根ユニットの支柱を示す斜視図
である。
【図2】本考案に係る垣根ユニットの保持部を示す斜視
図である。
【図3】本考案に係る垣根ユニットの使用例を示す斜視
図である。
【図4】本考案に係る垣根ユニットの使用例を示す斜視
図である。
【図5】従来の垣根ユニットを示す斜視図である。
【図6】従来の垣根ユニットを示す斜視図である。
【図7】従来の垣根ユニットを示す斜視図である。
【符号の説明】
10 支柱 12 溝 20 保持部 21 嵌合体 22 中間体 23 覆い体 40 横棧部材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多角柱の筒状の支柱と、この支柱に取り
    付けられる保持部と、この保持部に保持される横棧部材
    とを備えて成る垣根ユニットにおいて、 保持部を、長方形の板状の中間体と、この中間体の長辺
    側の一方に設けられた嵌合体と、長辺側の他方に設けら
    れた板状の覆い体とを備え、支柱への取り付け時に、上
    記の覆い体の壁面と、支柱の壁面との間に、横棧部材の
    一端を保持する保持スペースを形成し、支柱への取り付
    け時に、上記の覆い体の壁面と、支柱の壁面との間に、
    横棧部材の一端を保持する保持スペースを形成して構成
    するとともに、支柱の側面に、溝を支柱の長手方向に沿
    って形成し、この溝の開口部の両縁部に相対向する係止
    部を突設し、上記の溝に嵌合され、且つ、係止部にて係
    止される嵌合体を保持部に形成したことを特徴とする垣
    根ユニット。
JP1993069811U 1993-12-27 1993-12-27 垣根ユニット Expired - Lifetime JP2583291Y2 (ja)

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JPH0738481U JPH0738481U (ja) 1995-07-14
JP2583291Y2 true JP2583291Y2 (ja) 1998-10-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0484675U (ja) * 1990-11-30 1992-07-23
JPH04122161U (ja) * 1991-04-24 1992-11-02 松下電工株式会社 フエンスと支柱との連結構造

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JPH0738481U (ja) 1995-07-14

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