JP2003180470A - カウンター及びその取付構造 - Google Patents

カウンター及びその取付構造

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JP2003180470A
JP2003180470A JP2001382228A JP2001382228A JP2003180470A JP 2003180470 A JP2003180470 A JP 2003180470A JP 2001382228 A JP2001382228 A JP 2001382228A JP 2001382228 A JP2001382228 A JP 2001382228A JP 2003180470 A JP2003180470 A JP 2003180470A
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plate
counter
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fixed
bracket
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JP2001382228A
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Sadao Nakajima
定夫 中島
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、平板状のカウンター天板を、幕板を
設けることなく、壁面に取り付けることにより、外観の
優れたシンプルなカウンターを提供することを課題とす
るものである。 【解決手段】上記課題を解決するため、本発明は、カウ
ンターを支持するブラケットの一端部に設けた取付プレ
ートが、壁面を構成する壁仕上げ材により覆われて、壁
に取り付けられているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、柱、間柱、胴縁な
どの下地枠材、下地板および壁仕上げ板で構成される壁
に取付けるカウンター、およびその取付構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、壁に取付けるカウンターおよびそ
の取付構造として、多くのものが提案および実施されて
いる。例えば、特開2000−106966号公報に
は、前縁側にエプロン部、後縁側に立ち上げ部をそれぞ
れ有する断面クランク状のカウンター天板と、これを下
方から支持するブラケットとから構成されたカウンター
が開示されており、このブラケットは、壁面固定部と、
カウンター天板支持部と、これらの端部間を結ぶ補強部
とで、側面視略直角三角形状に構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなカ
ウンターは、ブラケットが比較的大きなものとなる上、
壁面への固定手段が視認し易いため、カウンター天板に
幕板を一体に、或いは、別体で設けないと、体裁の悪い
ものであった。
【0004】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、上記幕板を有しない、平板状のカウ
ンター天板を採用した場合において、外観の優れたシン
プルなカウンターおよびその取付構造を提供することを
課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、カウンターを支持するブラケットの一端
部に設けた取付プレートが、カウンターの前方から見え
ないようにして、壁面に取り付けたものであって、具体
的な構成は以下に示すとおりである。
【0006】具体的構成の1は、柱、間柱、胴縁などの
下地枠材に、壁仕上げ板を下地板を介して取付けて構成
した壁に取付けるカウンターであって、カウンターの天
板と、一端部に取付プレートを一体に設けた支持ブラケ
ット、支持ブラケットに設けた取付プレートが固着さ
れ、下地枠材に固定される保持プレートとから成るカウ
ンターである。
【0007】具体的構成の2は、カウンターの取付構造
に係るものであって、柱、間柱、胴縁などの下地枠材に
固定した保持プレートに、支持ブラケットの取付プレー
トをネジ又はボルト等により固着し、該支持ブラケット
上にカウンター天板を載置固定し、壁仕上げ板を、支持
ブラケットの取付プレートを覆うように下地板表面側に
取付けて成るカウンターの取付構造である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
例について説明する。図1は、本発明のカウンターを構
成する支持ブラケット2と、保持プレート3およびその
支持部材である下地枠材4を示す分解斜視図であり、図
2は、本発明のカウンター取付構造の縦断面図、図3は
同水平断面図を示すものである。なお、以下、本明細書
において「前側」「前方」などは、図1の右下側、図2
の右側を意味し、「後側」「後方」などは、図1の左上
側、図2の左側を意味するものである。
【0009】支持ブラケット2は、角パイプ状のブラケ
ット本体21と、その後端部に一体に設けた取付プレー
ト22とから成っている。前端部側は、パイプの底面が
上方に傾斜し、前端においてパイプの上面と一体になっ
て閉じたテーパ状に形成されている。
【0010】取付プレート22には、後述する保持プレ
ート3に、ネジ又はボルト26等で固着するための孔2
3が4つ設けてあり、孔23の断面形状は、ボルト26
の頭部が取付プレート22の表面から突出しないよう、
少なくとも前面側が拡径している皿状に窪んだ丸孔とな
っている。
【0011】そして、取付プレート22の厚みは、下地
板5と同じか、下地板5より薄くされている。これによ
り、壁仕上げ板6に特段の加工をしなくても、簡単に取
付プレート22を覆うことができる。
【0012】いっぽう、ブラケット本体21の上面に
は、カウンター天板1を下側からビス27で固定するた
めの小孔24が前後各2個ずつ設けてあり、ブラケット
本体21の下面には、ビス27の頭部やドライバーを挿
通可能な孔25が、小孔24に対応する位置にそれぞれ
設けてある。
【0013】このように、小孔24を2個ずつ設けて、
カウンター天板1をブラケット本体21上で連接してい
るが、単にカウンター天板1をブラケット2に取付ける
だけであれば、小孔24や孔25は前後各1個であって
もよい。また、小孔24に代えて、図3に点線で示すよ
うな長孔24’を設ければ、カウンター天板1の長手方
向取付位置の微調整が可能である。
【0014】下地枠材4は、それぞれ、角パイプ状の柱
(間柱)41、胴縁42、補助柱43、補助横枠44を
溶接、或いは、図示しないアングル材などの連結金具に
より組み立て、後述する保持プレート3の取付用開口部
を形成したものである。
【0015】なお、補助柱43、補助横枠44の代わり
に、縦材と横材とをL形に連結したL形補助枠を柱(間
柱)41と胴縁42の連結部付近に取付けて、保持プレ
ート3の取付用開口部を形成してもよい。また、下地枠
材4を構成する各部材は、角パイプ状である必要はな
く、チャンネル材やアングル材など、公知の各種型材を
使用することができる。
【0016】保持プレート3は、矩形の平板部31の上
下縁からそれぞれ後方に水平取付片32、そして上下離
間方向に垂直取付片33を一体に連設したものである。
平板部31の中央には、作業者が手を差し込んで施工作
業を行うことができる程度の開口部34を設けてある。
【0017】この開口部34を設けることにより、下地
枠材4の後側に作業空間が無く、かつ、予め下地板5が
取付けられているような作業環境においても、保持プレ
ート3の下地枠材4に対する取付作業を前面側から行う
ことが可能となる。この取付作業を後側から行うことが
できる場合には、このような開口部34を設けなくても
よい。
【0018】平板部31には、ボルト26の挿通孔35
を形成してあり、その後面にはナット36が溶接などに
より取付けられている。水平取付片32および垂直取付
片33には、それぞれ複数の小孔38が設けてあり、こ
の小孔38を通して、支持枠材4にボルト37やビスな
どを取付けることにより、保持プレート3を支持枠材4
に固定する。
【0019】この固定部は図で示すとおり、胴縁42や
補助横材44の上下面であっても、または図示しない胴
縁42や補助横材44の後側であってもよい。或いは、
その両方に固定してもよい。また、小孔38は、水平取
付片32か垂直取付片33の何れか一方だけに設けるも
のであってもよい。
【0020】カウンター天板1は、支持ブラケット2上
に固定される人造大理石の平板である。図に示すもの
は、壁面に接する部分に立ち上がり部を設けていない
が、カウンター天板1に洗面器を埋設して洗面台として
使用する場合などには、防水上の観点などから立ち上が
り部を設けた方が好ましい。なお、素材としては、人造
大理石のほか、天然大理石、その他石材、繊維補強合成
樹脂材、集成材など、使用目的や外観に配慮して適宜の
ものを使用することができる。
【0021】図5は、下地枠材4と下地板5(5a〜5
d)との関係を示すものである。各下地板5a〜5c
は、その縁部を、柱(間柱)41に固定している。支持
ブラケット2を取付ける位置の下地板5dは、その角部
が、補助柱43と補助横枠44に沿って切り欠いてあ
り、その切り欠き縁部を、補助柱43と補助横枠44に
固定している。
【0022】図6は、下地枠材4と、壁仕上げ材6(6
a〜6d)との関係を示すものである。ブラケット本体
2が貫通する位置にある壁仕上げ材6c,6dは、その
角部が、ブラケット本体2の断面の大きさの半分に相当
する切り欠きが設けられている。これにより、支持ブラ
ケット2の取付板22は、各壁仕上げ材6a〜6dの隅
部により覆われることになる。
【0023】以上、本発明を図面に示す実施例に基づい
て説明したが、以下に記載する構成も採用することがで
きる。
【0024】ブラケット本体21として、図4(a)に
示すように、その前端部に合成樹脂製の端部キャップ2
8を取付けたものとすることもでき、このような構成で
あれば、支持ブラケット2の製作をより簡単に行うこと
ができる。
【0025】ブラケット本体21の下面に形成した孔2
5は、通常、視認できない位置にあるので、特に塞ぐ必
要はないが、図4に示すように、合成樹脂製キャップ2
9で塞いでもよい。なお、このブラケット本体21に形
成した小孔および孔は、長孔としてあり、上記キャップ
29は小判形の底面を有するものである。ブラケット本
体21の断面形状は、少なくとも上面が水平面となって
いればよく、例えば、両側面から底面までを半円状の断
面としたものや、逆二等片三角形状の断面としたもので
もよい。
【0026】保持プレート3を胴縁42および補助横枠
44に固定したが、柱(間柱)41および補助柱43に
固定してもよく、或いはこれらの全てに固定してもよ
い。また、保持プレート3は、垂直取付片33を省略し
たものでもよく、更には、水平取付片32も省略したフ
ラットプレートとし、その周縁を下地枠材4の後側に固
定するものでも、本発明の所期の目的は達成することが
できる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
外観のすぐれたシンプルなカウンターおよびその取付構
造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す分解斜視図
【図2】本発明の実施例を示す縦断面図
【図3】同上の水平断面図
【図4】(a)本発明の他の実施例を示す、壁面に対し
て直角方向の縦断面図 (b)同上の、壁面に対して平行方向の縦断面図
【図5】下地枠材と下地板との関係を示す正面図
【図6】下地枠材と壁仕上げ材との関係を示す正面図
【符号の説明】
1 カウンター天板 2 支持ブラケット 21 ブラケット本体 22 取付板 3 保持プレート 4 下地枠材 41 柱(間柱) 42 胴縁 43 補助柱 44 補助横枠 5(5a〜5d) 下地板 6(6a〜6d) 壁仕上げ材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】柱、間柱、胴縁などの下地枠材に、壁仕上
    げ板を下地板を介して取付けて構成した壁に取付けるカ
    ウンターであって、 カウンター天板と、一端部に取付プレートを一体に設け
    た、カウンター天板の下面を受ける支持ブラケットと、
    支持ブラケットの取付プレートが固着され、上記下地枠
    材固定される保持プレートとにより構成されて成ること
    を特徴とする、カウンター。
  2. 【請求項2】請求項1記載のカウンターの取付構造であ
    って、 柱、間柱、胴縁などの下地枠材に固定した保持プレート
    に、支持ブラケットの取付プレートをネジ又はボルト等
    により固着し、支持ブラケット上にカウンター天板を載
    置固定し、壁仕上げ板を支持ブラケットの取付プレート
    を覆うように下地板表面側に取付けたことを特徴とす
    る、カウンターの取付構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007120835A (ja) * 2005-10-27 2007-05-17 Daikin Ind Ltd エアコン置台用ベースフレームにおけるエアコンの防振取付構造およびこの構造を用いたエアコン室外機の壁面置台
JP2021078649A (ja) * 2019-11-18 2021-05-27 株式会社Lixil ブラケット及びカウンター部の施工方法
JP2021105301A (ja) * 2019-12-26 2021-07-26 株式会社Lixil 取付け構造

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