JP7366704B2 - ブラケット及びカウンター部の施工方法 - Google Patents

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Description

本開示はブラケット及びカウンター部の施工方法に関するものである。
特許文献1は、支持基台に取付けたブラケットに、天板を固定して支持するブラケット支持構造を開示している。このブラケット支持構造は、ブラケットの固定部に、複数のスペーサを重ねて配設することによって、スペーサの厚さを単位として、被支持部材を任意の高さに調整できる。
特開2007-130099号公報
特許文献1のブラケット支持構造は、天板をブラケットの固定部に固定するための固定用ねじを螺合した状態では、スペーサの数を変更することができない。このため、固定用ねじを螺合した後に、天板の高さを調整するためには、固定用ねじを外して、スペーサの数を変更し、再度、固定用ねじを螺合する必要があり、手間がかかる。高さ調整は、スペーサの高さ毎にしか行うことができず、スペーサの高さ寸法よりも小さい範囲での微調整ができない。
本開示は、カウンター部の高さ調整が容易であり、かつ、高さの微調整ができる技術を提供することを解決すべき課題としている。
本開示のブラケットは、壁部に固定される第1部分と、前記第1部分の上部から前記壁部に対して離れる向きに延びており、上下に貫通した第1ねじ孔と、上下に貫通し且つ前記第1ねじ孔よりも前記壁部から遠くに配置される第2ねじ孔と、を有する第2部分と、前記第1ねじ孔に螺合し、カウンター部を支持する第1ねじ部材と、前記第1部分と前記第2部分とに架け渡されるとともに外形が前記第1ねじ部材の下方に重なっており、下方から前記第1ねじ部材が見えるようにして設けられた貫通孔を有する補強部と、を備える。
一実施形態のカウンター部を備える洗面台の側面図である。 カウンター部とブラケットを示す断面図である。 カウンター部とブラケットを下方から見た下面図である。 ブラケットの分解斜視図である。 ブラケットを斜め下方から見た斜視図である。 カウンター部の高さを調整する過程を説明する説明図である。 カウンター部の高さを調整した状態を説明する説明図である。 支持部のビス止め構造の一例を説明する説明図である。 支持部のビス止め構造の別の例を説明する説明図である。
本開示のブラケットを具体化した一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。以下の説明において、前後の方向については、壁部に対して離れる向きを前方と定義する。上下の方向については、ブラケットを壁部に対して取り付けた状態における鉛直方向と定義する。左右の方向については、壁部に対して取り付けた状態のブラケットを前方から見て左側を左方、右側を右方と定義する。各図において、各方向を矢印で表す。
ブラケット20は、図1及び図2に示す洗面台10において、カウンター部11を壁部Wに取り付けるための取付部材である。洗面台10は、カウンター部11、手すり13、及びキャビネット16を備える。カウンター部11は、洗面ボウル12が設けられる部分である。手すり13は、カウンター部11の上方に設けられている。手すり13は、カウンター部11の下側に設けられた金属製の取付部材14に対して取り付けられている。取付部材14はカウンター部11の一部を構成する部材である。キャビネット16は、カウンター部11の下方に設けられる。ブラケット20は、キャビネット16の内部において、壁部Wの壁面とカウンター部11の下面との間のコーナー部に取り付けられる。ブラケット20は、カウンター部11に対して複数設けられ、左右に並んで配置されている。
ブラケット20は、本体部21、ねじ部材50,60、及び補強部70を備える。補強部70は本体部21と一体に形成されている。ねじ部材50,60は本体部21とは別体であり、本体部21に組み付けられている。ねじ部材50は第1ねじ部材に対応する。
本体部21は、図2及び図3に示すように、壁部Wに固定される第1部分30と、第1部分30の上部35から前方に延びている第2部分40とを有する。本体部21は、側方から見て、L字状の部材である。第1部分30は、後面を壁面に接触させて壁部Wに固定される。第2部分40は、上方にカウンター部11が載置される。
第1部分30は、図2及び図4に示すように、それぞれ前後に貫通する3つの第1ビス孔31,32を有する。第1ビス孔31は、第1部分30の下部に配置されている。第1部分30は、第2部分40に連なる部分の下側に、左右に張り出した拡幅部33を有する。第1ビス孔32は、拡幅部33における左右両側にそれぞれ配置されている。第1部分30は、第1ビス孔31,32に挿通された第1ビス37,38によって、下部と上部が壁部Wに固定される。第1ビス37は、固定用ビスに対応する。
第2部分40は、それぞれ上下に貫通したねじ孔41,42を有する。ねじ孔41は、第2部分40における後部に配置されている。ねじ孔41は、第1ねじ孔に対応する。ねじ孔42は、第2部分40における前部に配置されている。ねじ孔42は、第2ねじ孔に対応する。ねじ孔41,42は、ねじ溝を有する。
ねじ部材50は、図2に示すように、ねじ孔41に対して上下に移動自在に螺合し、カウンター部11の後部においてカウンター部11を支持する。ねじ部材60は、ねじ孔42に対して上下に移動自在に螺合し、カウンター部11の前部においてカウンター部11を支持する。ねじ部材50は、軸部51及び支持部55を有する(図4参照)。ねじ部材60も、同様にして、軸部51及び支持部55を有する。ねじ部材60において、ねじ部材50と同様の構造については、その説明を一部省略する。
軸部51は、ねじ山を有し、ねじ孔41に螺合する。軸部51は、ねじ孔41に螺合した状態において、一方向へ回転操作することによってねじ孔41に対して上方に移動し、逆方向へ回転操作することによってねじ孔41に対して下方に移動する。軸部51は、回転量に応じて、上下に無段階に移動する。
軸部51は、支持部55がカウンター部11に固定された状態において、回転可能である。軸部51は、支持部55から独立して回転するように構成されている。軸部51の上部52は、段付き形状をなし、小径となった部分が支持部55に形成された挿入孔56に回転自在に挿入される。軸部51は、下部に下方から回転操作するための被操作部53を有する。被操作部53は、すりわり形状をなし、下方から工具を嵌め込み、回転操作できるように構成されている。
支持部55は、軸部51の上部52に設けられ、カウンター部11を支持する。支持部55は、中央部に下方に凹んだ形状をなす凹部59を有し、凹部59の中心に挿入孔56を有する。支持部55は、軸部51に設けられた段差面と、座金54との間に挿入孔56の孔縁が保持されるようにして、軸部51に組み付けられる。支持部55を軸部51に組み付ける方法は、特に限定されない。例えば、軸部51を挿入孔56に挿入し、軸部51に座金54を通し、軸部51の上端をかしめることによって、組み付ける方法を例示できる。
支持部55は、図8及び図9に示すように、平面視長方形状の板材によって構成されている。支持部55は、長手寸法が第2部分40の左右の幅寸法よりも長く、長手方向両端部が第2部分40から左右両側にそれぞれ張り出すようにして配置される。支持部55は、軸部51の軸心Xを中心とした同一円周上に6つの第2ビス孔57を有する。第2ビス孔57はビス孔の一例である。支持部55は、挿入孔56を挟んで両側に3つずつ第2ビス孔57を有する。挿入孔56に対して一方側に配置された3つの第2ビス孔57は、挿入孔56を中心とした同一円周上に等間隔に配置され、他方側に配置された3つの第2ビス孔57も同様にして等間隔に配置されている。支持部55は、挿入孔56を挟んで両側に位置する一対の第2ビス孔57,57に挿通された第2ビス58,58によって、カウンター部11に固定される。
第2ビス58,58を挿通する第2ビス孔57,57は、第2部分40に対して最も左側に位置する第2ビス孔57と、第2部分40に対して最も右側に位置する第2ビス孔57である。具体的には、第2ビス58,58を挿通する第2ビス孔57,57は、第2部分40に対する支持部55の配置に応じて選択される。図9に示すように、一部の第2ビス孔57が第2部分40とカウンター部11との間に位置した場合には、その他の第2ビス孔57に第2ビス58を挿通する。第2ビス58,58は、タッピングビスであり、カウンター部11における取付部材14に直接ねじ込まれる。
補強部70は、図4及び図5に示すように、第1部分30と第2部分40とに架け渡されている。詳細には、補強部70は、第1部分30の下部と第2部分40の前部とに斜めに架け渡されている。補強部70は、桟とも称される部分である。
補強部70は、図3に示すように、外形がねじ部材50,60の下方に重なっている。具体的には、補強部70は、ねじ部材50の下方に左壁部71及び右壁部72を有し、ねじ部材60の下方に筒壁部75を有する。左壁部71は、第1ビス37に対して左側に位置する壁部である。右壁部72は、第1ビス37に対して右側に位置する壁部である。左壁部71と右壁部72は、互いに対向するようにして設けられ、その間の領域がねじ部材50の下方に重なる。筒壁部75は、円筒状をなし、その内側の領域がねじ部材60の下方に重なる。
左壁部71と右壁部72は、第1部分30の左右両縁から前方に立ち上がるようにして設けられている。左壁部71と右壁部72は、前端部がねじ部材50の軸部51よりも前方において互いに連なる。左壁部71と右壁部72は、前方から見て、第1ビス孔31に挿通される第1ビス37が見えるようにして設けられている。具体的には、左壁部71及び右壁部72の下面は、後端部において第1ビス37の下方に位置し、前端部において第1ビス37の上方に位置する傾斜面である(図2参照)。
補強部70は、図3に示すように、貫通孔73及び貫通孔76を有する。貫通孔73は、下方からねじ部材50が見えるようにして設けられている。貫通孔73は、「下方からねじ部材が見えるようにして設けられた貫通孔」の一例である。本願において、「下方からねじ部材が見える」構成は、鉛直方向における真下からねじ部材が見える構成に限られず、鉛直方向に対して斜め下方からねじ部材が見える構成も含む。貫通孔73は下方から工具を挿通して、ねじ部材50を回転操作できるように構成されている。貫通孔76も同様にして下方からねじ部材60が見えるようにして設けられている。貫通孔76は下方から工具を挿通して、ねじ部材60を回転操作できるように構成されている。
貫通孔73は、左壁部71と右壁部72の間に形成されている。詳細には、貫通孔73は、左壁部71、右壁部72、及び第1部分30に囲まれるようにして下方から見て二等辺三角形状に形成されている。貫通孔73は、左壁部71と右壁部72の間に形成される角部の直ぐ後方に、ねじ部材50の軸部51が見えるようにして設けられている。このような構成によって、左壁部71と右壁部72の間に形成される角部をガイドとして工具を貫通孔73に挿入し、ねじ部材50を回転操作することができる。
貫通孔76は、筒壁部75の内側に形成されている。詳細には、貫通孔76は、下方から見て、円形状をなし、その中心にねじ部材60の軸部51が見えるようにして設けられている。このような構成によって、筒壁部75の位置を目安として工具を貫通孔76に挿入し、ねじ部材60を回転操作することができる。
カウンター部11の施工方法は、ねじ部材50,60を備えるブラケット20によってカウンター部11を壁部Wに取り付ける方法である。カウンター部11の施工方法では、壁部Wにブラケット20を固定し、ねじ部材50の上部とねじ部材60の上部を所定の高さ上方に突出させ、ブラケット20の上方にカウンター部11を載置し、カウンター部11の高さを仮に調整し、ねじ部材50及びねじ部材60の各々をカウンター部11に対して固定し、カウンター部11の高さを調整する。
壁部Wにブラケット20を固定する手順では、壁部Wの所定の位置に第1部分30を配置し、第1ビス孔31,32に第1ビス37,38をそれぞれ挿通し、壁部Wに対してねじ込む。この際、左壁部71と右壁部72の間において、第1ビス37を前方から回転操作する。第1ビス37が壁部Wに対してねじ込まれた状態において、第1ビス37の頭部は第1部分30から前方に突出する。第1ビス37の頭部は、ねじ部材50の軸部51よりも後方に位置しているため、貫通孔73によってねじ部材50の軸部51を下方から回転操作する際に邪魔にならない。
ねじ部材50の上部とねじ部材60の上部を所定の高さ上方に突出させる手順では、下方からねじ部材50,60を回転操作し、ねじ部材50,60の上部を所定の高さ上方に突出させる。この手順は、ねじ部材50,60をカウンター部11に対して固定する前に行われる。この手順に先立って、ねじ部材50,60は、軸部51と支持部55が組み付けられ、ねじ孔41,42に螺合されている。施工者は、貫通孔73に工具を挿入し、工具を用いてねじ部材50の軸部51を回転させて所定の位置まで上下に移動させる。同様にして、施工者は、工具を用いてねじ部材60の軸部51を回転させて所定の位置まで上下に移動させる。このようにして、ねじ部材50の上部とねじ部材60の上部を、第2部分40から所定の高さ上方に突出させる。「所定の高さ」は、後の手順において、軸部51を上下の何れにも高さを調整できるように設定されている。
ブラケット20の上方にカウンター部11を載置する手順では、ねじ部材50の支持部55にカウンター部11における後部を載せ、ねじ部材60の支持部55にカウンター部11における前部を載せる。カウンター部11は、予め手すり13と取付部材14が取り付けられた状態となっていてもよい。
カウンター部11の高さを仮に調整する手順では、ねじ部材50とねじ部材60の各々を上下に移動させ、カウンター部11の上面が水平になるように調整する。この手順は、ねじ部材50,60をカウンター部11に対して固定する前に行われる。
ねじ部材50及びねじ部材60の各々をカウンター部11に対して固定する手順では、図8及び図9に示すように、支持部55における所定の第2ビス孔57,57に第2ビス58,58をそれぞれ挿通して、カウンター部11に対してねじ込む。
カウンター部11の高さを調整する手順では、ねじ部材50とねじ部材60の各々を上下に移動させ、カウンター部11の上面が水平になるように調整する。この手順は、ねじ部材50,60をカウンター部11に対して固定した後に行われる。カウンター部11の高さを調整する手順では、下方からねじ部材50,60を回転操作し、ねじ部材50,60を上下に移動させる。具体的には、施工者は、貫通孔73に工具を挿入し、工具を用いてねじ部材50の軸部51を回転させて、ねじ部材50の軸部51を上下に移動させる(図6参照)。この際、支持部55がカウンター部11を支持する高さを高くする場合には、軸部51をねじ孔41に対して上方に移動させ、支持部55がカウンター部11を支持する高さを低くする場合には、軸部51をねじ孔41に対して下方に移動させる。軸部51の回転操作は、ねじ部材50,60のうちブラケット20の後方に位置するねじ部材50に対して行われる。このため、例えば、側方から軸部51を回転操作するような施工方法では、カウンター部11、ブラケット20の第1部分30、及び補強部70等が工具の回動軌跡内に入って、施工の邪魔になる可能性がある。これに対し、本施工方法では、貫通孔73に工具を挿入して下方からねじ部材50の軸部51を回転操作するから、カウンター部11、ブラケット20の第1部分30、及び補強部70が施工の邪魔にならず、簡便にカウンター部11の施工をすることができる。同様にして、施工者は、工具を用いてねじ部材60の軸部51を上下に移動させ、支持部55がカウンター部11を支持する高さを調整する。
以上説明したように、本実施形態のブラケット20によれば、貫通孔73に工具を挿入し、ねじ部材50を上下に移動させて、カウンター部11の高さを調整することができる。このため、ねじ部材50をカウンター部11に対して固定した状態であってもカウンター部11の高さを調整することができ、カウンター部11の高さ調整が容易である。本実施形態のブラケット20によれば、スペーサ等を用いて高さ調整する構成に比して、高さの微調整ができる。
本実施形態のブラケット20によれば、補強部70が左壁部71及び右壁部72を有するから、壁部がある側から第1ビス37が見えにくく、見栄えがよい。
本実施形態のブラケット20によれば、左壁部71と右壁部72の間に貫通孔73が形成されているから、補強部70を簡易な構成にできる。
本実施形態のブラケット20では、軸部51は、支持部55がカウンター部11に固定された状態において、回転可能である。このため、支持部55でカウンター部11を支持した状態において、軸部51を回転してカウンター部11の位置を調整し易い。
本実施形態のブラケット20によれば、支持部55が軸部51の軸心Xを中心とした同一円周上に6つの第2ビス孔57を有するから、支持部55が回転して、1つの第2ビス孔57が第2部分40とカウンター部11との間に位置した場合であっても、他の2つの第2ビス孔57を利用して支持部55をカウンター部11にビス止めすることができる。
本実施形態のカウンター部11の施工方法によれば、ねじ部材50,60をカウンター部11に対して固定した状態において、ねじ部材50,60を上下に移動させ、カウンター部11の高さを調整するから、カウンター部11の高さ調整が容易である。本実施形態のカウンター部11の施工方法によれば、スペーサ等を用いて高さ調整する施工方法に比して、高さの微調整ができる。
本実施形態のカウンター部11の施工方法によれば、カウンター部11の高さを調整する手順において、下方からねじ部材50,60を回転操作するから、カウンター部11の高さ調整がより容易である。
本実施形態のカウンター部11の施工方法によれば、ねじ部材50の上部とねじ部材60の上部を所定の高さ上方に突出させる手順において、下方からねじ部材50,60を回転操作するから、ねじ部材50,60を容易に所定の高さ上方に突出させることができる。
<他の実施形態>
本開示は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本開示の技術的範囲に含まれる。
(1)ブラケットは、ねじ部材50とねじ部材60のうちねじ部材50のみを有していてもよい。ブラケットは、貫通孔73と貫通孔76のうち貫通孔73のみを有していてもよい。
(2)ブラケットは、左壁部及び右壁部の一方のみを有していてもよい。ブラケットは、左壁部及び右壁部の双方を有していなくてもよい。
(3)それ以外にも、ブラケットの構成は適宜変更可能である。例えば、ブラケットは本体部と補強部が別体に設けられ、締結部材によって締結されていてもよい。
(4)ねじ部材の構成は適宜変更可能である。例えば、軸部は、支持部と供回りするように構成されていてもよい。支持部は、1つのビス孔のみを有する構成や、2つのビス孔のみを有する構成であってもよい。
(5)カウンター部の構成は適宜変更可能である。例えば、手すりが設けられていない洗面台においては、カウンター部とブラケットの間に取付部材を有しなくてもよい。そのような構成において、第2ビスは、木ねじであり、木製のカウンターに直接ねじ込まれてもよい。
(6)カウンター部の施工方法は、少なくともカウンター部の高さを調整する手順を有していれば、他の手順を有していなくてもよく、他の手順を上記実施形態と異なる手順によって行ってもよい。例えば、ねじ部材50の上部とねじ部材60の上部を所定の高さ上方に突出させる手順は、ねじ部材50,60を上方から回転操作して、軸部を下方に移動させて行ってもよい。
(7)洗面台はキャビネットを備えなくてもよい。カウンター部は洗面台以外に用いられてもよい。
11…カウンター部、20…ブラケット、30…第1部分、35…上部、37…第1ビス(固定用ビス)、40…第2部分、41,42…ねじ孔、50…ねじ部材(第1ねじ部材)、51…軸部、52…上部、55…支持部、57…第2ビス孔(ビス孔)、60…ねじ部材(第2ねじ部材)、70…補強部、71…左壁部、72…右壁部、73,76…貫通孔、W…壁部、X…軸

Claims (8)

  1. 壁部に固定される第1部分と、
    前記第1部分の上部から前記壁部に対して離れる向きに延びており、上下に貫通した第1ねじ孔と、上下に貫通し且つ前記第1ねじ孔よりも前記壁部から遠くに配置される第2ねじ孔と、を有する第2部分と、
    前記第1ねじ孔に対して螺合し、カウンター部を支持する第1ねじ部材と、
    前記第1部分と前記第2部分とに架け渡されるとともに外形が前記第1ねじ部材の下方に重なっており、下方から前記第1ねじ部材が見えるようにして設けられた貫通孔を有する補強部と、を備え
    前記補強部は、前記第1ねじ部材の下方に、互いに対向するようにして設けられた左壁部及び右壁部を有し、
    前記貫通孔は、前記左壁部と前記右壁部の間に形成されている、ブラケット。
  2. 壁部に固定される第1部分と、
    前記第1部分の上部から前記壁部に対して離れる向きに延びており、上下に貫通した第1ねじ孔と、上下に貫通し且つ前記第1ねじ孔よりも前記壁部から遠くに配置される第2ねじ孔と、を有する第2部分と、
    前記第1ねじ孔に対して螺合し、カウンター部を支持する第1ねじ部材と、
    前記第1部分と前記第2部分とに架け渡されるとともに外形が前記第1ねじ部材の下方に重なっており、下方から前記第1ねじ部材が見えるようにして設けられた貫通孔を有する補強部と、を備え、
    前記第1部分は、固定用ビスによって前記壁部に固定され、
    前記補強部は、前記固定用ビスに対して左側に位置する左壁部及び前記固定用ビスに対して右側に位置する右壁部の少なくとも一方を有するブラケット。
  3. 前記補強部は、前記左壁部及び前記右壁部の双方を有し、前記左壁部と前記右壁部の間に前記貫通孔が形成されている請求項2に記載のブラケット。
  4. 壁部に固定される第1部分と、
    前記第1部分の上部から前記壁部に対して離れる向きに延びており、上下に貫通した第1ねじ孔と、上下に貫通し且つ前記第1ねじ孔よりも前記壁部から遠くに配置される第2ねじ孔と、を有する第2部分と、
    前記第1ねじ孔に対して螺合し、カウンター部を支持する第1ねじ部材と、
    前記第1部分と前記第2部分とに架け渡されるとともに外形が前記第1ねじ部材の下方に重なっており、下方から前記第1ねじ部材が見えるようにして設けられた貫通孔を有する補強部と、を備え、
    前記第1ねじ部材は、前記第1ねじ孔に螺合する軸部と、前記軸部の上部に設けられ、前記カウンター部を支持する支持部とを有し、
    前記軸部は、前記支持部が前記カウンター部に固定された状態において、回転可能であるブラケット。
  5. 壁部に固定される第1部分と、
    前記第1部分の上部から前記壁部に対して離れる向きに延びており、上下に貫通した第1ねじ孔と、上下に貫通し且つ前記第1ねじ孔よりも前記壁部から遠くに配置される第2ねじ孔と、を有する第2部分と、
    前記第1ねじ孔に対して螺合し、カウンター部を支持する第1ねじ部材と、
    前記第1部分と前記第2部分とに架け渡されるとともに外形が前記第1ねじ部材の下方に重なっており、下方から前記第1ねじ部材が見えるようにして設けられた貫通孔を有する補強部と、を備え、
    前記第1ねじ部材は、前記第1ねじ孔に螺合する軸部と、前記軸部の上部に設けられ、前記カウンター部を支持する支持部とを有し、
    前記支持部は、前記軸部の軸心を中心とした同一円周上に少なくとも3つのビス孔を有するブラケット。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のブラケットを用いて、前記カウンター部を前記壁部に取り付けるカウンター部の施工方法であって、
    前記第1ねじ部材を前記カウンター部に対して固定した状態において、前記第1ねじ部材を上下に移動させ、前記カウンター部の高さを調整することを含むカウンター部の施工方法。
  7. 下方から前記第1ねじ部材を回転操作し、前記第1ねじ部材を上下に移動させることを含む請求項6に記載のカウンター部の施工方法。
  8. 前記第1ねじ部材を前記カウンター部に対して固定する前に、下方から前記第1ねじ部材を回転操作し、前記第1ねじ部材の上部を所定の高さ上方に突出させることを含む請求項6及び請求項7のいずれか1項に記載のカウンター部の施工方法。
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