JP3478188B2 - 壁面の出隅部へのブラケットの取り付け構造 - Google Patents

壁面の出隅部へのブラケットの取り付け構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は壁面のコーナ部の出
隅部に手摺り用のブラケットを取り付ける構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図8に示すように玄関部1にベン
チ2等を設け、壁がせり出た場合などの出隅部3に手摺
り4を取り付ける際、従来は以下の2つの方法が取られ
ていた。図8で5は土間、6は上がり框、Xは手摺りを
取り付ける箇所である。
【0003】その1つは図9(a)に示すように出隅部
3に面取り7を形成し、ブラケット8の基部の取り付け
座9を面取り7に当接して取り付けビスで面取り7にブ
ラケット8を取り付け、手摺り4をブラケット8に支持
していた。
【0004】また他の1つは図9(b)に示すようにブ
ラケット8′の基部に略L字状の取り付け板9′を一体
に設け、取り付け板9′を出隅部3に当接して取り付け
板9′から取り付けビスを出隅部3に打入してブラケッ
ト8′を取り付け、ブラケット8′に手摺り4を支持し
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
の前者にあっては、出隅部3に面取り7を特別に加工し
なければならなくて施工に手間がかかるという問題があ
り、また上記従来例の後者にあっては、L字状の取り付
け板9′を有する特別なブラケット8′を用意して施工
しなければならないという問題があった。
【0006】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、出隅部でもブラケットを容易に取り付けることが
できると共に特別なブラケットを用いないでも取り付け
ることができる壁面の出隅部へのブラケットの取り付け
構造を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の請求項1の壁面の出隅部へのブラケットの取
り付け構造は、壁面10のコーナ部の出隅部3に出隅用
スペーサ11の背面の略V字状の切欠凹部12を嵌合
し、手摺り4を取り付けるブラケット8の基部の取り付
け座9の背面を出隅用スペーサ11の前面に重ね、取り
付け座9から出隅用スペーサ11を介して壁面10の出
隅部3に取り付けビス13を打入して成ることを特徴と
する。上記のように出隅用スペーサ11を介して取り付
けることで出隅部3に取り付ける場合も通常のブラケッ
ト8を用いて安定よく取り付けることできる。このため
従来のように面取り7を設けたりする必要がなく施工性
がよいと共に従来のように特別なブラケット8′を用意
する必要がない。
【0008】また本発明の請求項2の壁面の出隅部への
ブラケットの取り付け構造は、出隅用スペーサ11の前
面とブラケット8の取り付け座9の背面とを凹凸嵌合に
より位置決めして成ることを特徴とする。出隅用スペー
サ11に対してブラケット8を簡単に位置決めして取り
付けることができると共に出隅用スペーサ11を介して
もブラケット8を確実に取り付けることができる。
【0009】また本発明の請求項3の壁面の出隅部への
ブラケットの取り付け構造は、取り付け座9の取り付け
ビス13を挿通する取り付け穴14は出隅部の中心に向
けて取り付けビス13が打ち込めるように傾斜穴にした
ことを特徴とする。出隅部3の中心部に取り付けビス1
3を打ち込んで取り付けることでブラケット8を強固に
取り付けることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図7により本発明
の実施の形態を説明する。ブラケット8は基部に取り付
け座9を有し、先端に手摺り4を取り付けて支持するも
のである。図2、図4、図6の例のブラケット8はエン
ド部用ブラケット8aであり、手摺り4の長手方向の端
部を先端の端部支持部15に嵌合してビス等の固着具で
支持するものである。図1、図3、図7の例のブラケッ
ト8は中間部用ブラケット8bであり、手摺り4の長手
方向の端部の手前の外面を外面支持部16に嵌合してビ
ス等の固着具で支持するものである。
【0011】このブラケット8を壁面10のコーナー部
の出隅部3に取り付けるときに用いる出隅用スペーサ1
1は図5に示すように前面を前壁17で閉塞せる有底円
柱状に形成されており、背面側には平面から見て略V字
状になる切欠凹部12を設けてある。この略V字状にな
る切欠凹部12の両縁12aの交差角度αは壁面10の
出隅部3の角度に合わせて直角である。出隅用スペーサ
11の前壁17の外面には位置決め用の突起18を複数
個(本例の場合4個)突設してあり、さらに前壁17に
は取り付けビス13を挿通する複数個(本例の場合6
個)のビス挿通穴19を穿孔してある。上記6個のビス
挿通穴19のうち2つのビス挿通穴19aはエンド部用
ブラケット8aを取り付けるためのものであり、残りの
4つのビス挿通穴19bは中間部用ブラケット8bを取
り付けるためのものである。
【0012】ブラケット8の基部の取り付け座9の背面
には上記突起18と嵌合し得る凹部20を複数個(本例
の場合4個)凹設してあり、取り付け座9には取り付け
ビス13を挿通する取り付け穴14を穿孔してある。エ
ンド部用ブラケット8aの場合、ビス挿通穴19aと対
応する位置で2個の取り付け穴14aを穿孔してあり、
中間部用ブラケット8bの場合、ビス挿通穴19bと対
応する位置で4個の取り付け穴14bを穿孔してある。
この取り付け穴14bは背面側程中心に向かうように傾
斜した傾斜穴となっている。
【0013】しかして壁面10の出隅部3にブラケット
8を取り付ける場合、出隅用スペーサ11の切欠凹部1
2を出隅部3に嵌合し、出隅用スペーサ11の前壁17
の外面にブラケット8の取り付け座9の背面を当接する
と共に突起18と凹部20とを凹凸嵌合してブラケット
8を位置決めし、取り付け座9の取り付け穴14から取
り付けビス13をビス挿通穴19を介して出隅部3に打
入してブラケット8を出隅部3に取り付ける。このよう
に出隅用スペーサ11を介してブラケット8を取り付け
るために出隅部3であってもブラケット8を安定よく取
り付けることができる。また出隅用スペーサ11の前壁
17の突起18と凹部20とが凹凸嵌合してブラケット
8が位置決めされ、ブラケット8を取り付けるとき取り
付けが容易になると共にブラケット8が確実に取り付け
られる。エンド部用ブラケット8aを取り付けるときは
取り付け穴14aからビス挿通穴19aを介して出隅部
3に取り付けビス13が打入され、中間部用ブラケット
8bを取り付けるときは取り付け穴14bからビス挿通
穴19bを介して出隅部3に取り付けビス13が打入さ
れる。このとき取り付け穴14bは傾斜穴となっている
ので、取り付けビス13が図1に示すように出隅部3の
中心線Cに向けて打入され、ブラケット8の取り付けが
一層確実になる。また中間部用ブラケット8bを取り付
けた状態で取り付け座9の前面側には図7に示すように
キャップ21が被嵌され、取り付けビス13が見えない
ように仕舞われる。
【0014】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明は、壁面のコー
ナ部の出隅部に出隅用スペーサの背面の略V字状の切欠
凹部を嵌合し、手摺りを取り付けるブラケットの基部の
取り付け座の背面を出隅用スペーサの前面に重ね、取り
付け座から出隅用スペーサを介して壁面の出隅部に取り
付けビスを打入しているので、出隅用スペーサを介して
取り付けることで出隅部に取り付ける場合も通常のブラ
ケットを用いて安定よく取り付けることできるものであ
り、従来のように面取りを設けたりすることなく施工性
がよいと共に従来のように特別なブラケットを用意する
必要がないものである。
【0015】また本発明の請求項2の発明は、出隅用ス
ペーサの前面とブラケットの取り付け座の背面とを凹凸
嵌合により位置決めしているので、出隅用スペーサに対
してブラケットを簡単に位置決めして取り付けることが
できると共に出隅用スペーサを介してもブラケットを確
実に取り付けることができるものである。
【0016】また本発明の請求項3の発明は、取り付け
座の取り付けビスを挿通する取り付け穴は出隅部の中心
に向けて取り付けビスが打ち込めるように傾斜穴にした
ので、出隅部の中心部に取り付けビスを打ち込んで取り
付けることでブラケットを強固に取り付けることができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例のブラケットを取り
付けた状態の断面図である。
【図2】同上のエンド部用ブラケットを取り付ける状態
を示す分解斜視図である。
【図3】同上の中間部用ブラケットを取り付ける状態を
示す分解斜視図である。
【図4】同上のエンド部用ブラケットと出隅用スペーサ
とを拡大した斜視図である。
【図5】同上の出隅用スペーサを示し、(a)は平面
図、(b)は正面図、(c)は側面図、(d)は(a)
のA−A線断面図、(e)は(a)のB−B線断面図で
ある。
【図6】(a)は同上の出隅用スペーサにエンド部用ブ
ラケットを接合した状態の正面図、(b)はエンド部用
ブラケットの取り付け座の背面図である。
【図7】(a)は同上の出隅用スペーサに中間部用ブラ
ケットを接合した状態の正面図、(b)は中間部用ブラ
ケットの取り付け座の背面図である。
【図8】手摺りを取り付ける玄関部を示す斜視図であ
る。
【図9】(a)は一従来例の手摺りの取り付け状態を示
す斜視図、(b)は他の従来例の手摺りの取り付け状態
を示す斜視図である。
【符号の説明】
3 出隅部 4 手摺り 8 ブラケット 11 出隅用スペーサ 12 切欠凹部 13 取り付けビス 14 取り付け穴

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面のコーナ部の出隅部に出隅用スペー
    サの背面の略V字状の切欠凹部を嵌合し、手摺り取り
    付けるブラケットの基部の取り付け座の背面を出隅用ス
    ペーサの前面に重ね、取り付け座から出隅用スペーサを
    介して壁面の出隅部に取り付けビスを打入して成ること
    を特徴とする壁面の出隅部へのブラケットの取り付け構
    造。
  2. 【請求項2】 出隅用スペーサの前面とブラケットの取
    り付け座の背面とを凹凸嵌合により位置決めして成るこ
    とを特徴とする請求項1記載の壁面の出隅部へのブラケ
    ットの取り付け構造。
  3. 【請求項3】 取り付け座の取り付けビスを挿通する取
    り付け穴は出隅部の中心に向けて取り付けビスが打ち込
    めるように傾斜穴にしたことを特徴とする請求項1また
    は請求項2記載の壁面の出隅部へのブラケットの取り付
    け構造。
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